
目次
東和エンジ株式会社 代表取締役 妹尾 隆博 様
東和エンジ株式会社様は、広島県安芸郡府中町に本社を置き、“人と設備の安全”をテーマに、工場内における日常点検から保全工事、既存設備の撤去、新設工事、生産設備の現場などのあらゆるプラント工事の計画から施工まで幅広く手掛けておられます。
産業のインフラを支えることで、日々の当たり前を支えている。
エネルギーの安定供給に必要不可欠な存在である企業様です。
今回、どのような経緯や理由でシナジーに依頼されたのか、どのように採用成功につながったのか、お伺いしてきました。
シナジーとの出会いのきっかけとご契約いただいた経緯を教えてください。
2018年5月に当社の代表取締役に新たに就任いたしました。
就任してまもなく、知り合いの方から、“面白くて、熱い経営者がいるから1度話をしてみないか”と打診がありました。
就任して間もない時だったこともあって、良いご縁になればと思い、シナジーの樽本社長とお話をさせていただきました。事業や経営に関する情報交換を行う中で、シナジーさんの伴奏型の採用支援のサービスを知りました。採用活動を強化したいと考えていたこともあり、せっかくのご縁だったので、依頼することにしました。
シナジーのサービスを導入される前の採用活動の状況や課題は何でしたか?
元々、縁故採用メインで採用活動をしていました。
以前は、そこまで人数を増やす形ではなかったので、そのやり方で間に合っていたのですが、規模の拡大と内製化を進めていきたいという想いがあり、これまでより多く採用していく必要がありました。
そこでシナジーさんに採用活動を手伝っていただくことで、これらの課題を解決しようと考えました。
ハローワークの採用活動から支援がスタート
どのようにプロジェクトが進んでいきましたか?
まずはハローワークを有効活用することで、採用強化を図っていきました。
私をはじめ、社員へのヒアリング、実際に働く現場も見学してもらい、求める人物像を明確にしていただき、魅力的な求人に仕上げていただきました。
また、それだけではなく、ハローワークの職員の方へ求人を認知してもらう活動も行いました。
実際に、求職担当の職員の方へご挨拶に伺い、より具体的に当社のことを知ってもらう活動です。
そうすることで、当社のことを覚えてもらえるだけでなく、求人では伝えきれない魅力を伝えることができました。
また、ハローワークの方が、当社の見学にも来てくださり、ピックアップ求人としてハローワーク所内に掲示していただくことができました。
無料で使えるハローワークで、ここまで色々な取組みができると知らなかったですし、これらの取組みの甲斐もあり、多くの応募を獲得し、採用に繋げることができました。
そこから継続的にお付き合いが続いている要因は何でしょうか?
ハローワークを活用した採用支援をきっかけに、シナジーさんへ色々なことを依頼するようになりました。
採用はもちろんですが、社員教育や育成のサポート、例えば、社員との面談を定期的にしてもらったり、当社だけでなく、関連会社の採用のサポートもしてもらっています。
シナジーさんは、私が伝えた課題などに対して、様々な視点でアイデアや意見を出し、提案してくれます。
また、それを形にできるまで伴奏してくれます。
他の会社だと、ある程度決まった型やマニュアルがあり、決まった形でしか進んでいかないと思いますが、シナジーさんは、1つの課題に対して柔軟に、様々な角度で動いてくれるので、そこは他社にない点だと感じています。
今では1(イチ)伝えるだけで、大体のことは理解してくれるので、とても助かっています。
やはり、2018年からお付き合いが始まり、これまでコミュニケーションをとる中で、当社や私のことを深く理解してくれているからこそ、そのような関係性になれているのだと思います。
定期的に、シナレッジ(シナジーのニュースレター)やぐっとレター(メルマガ)も送られてくるのですが、毎回読ませていただいて、新しい発見や気づきをくれるので、いつも楽しみにしています。
そのような学びも含めて、今でも継続的にお付き合いをさせてもらっています。
採用や社員育成などで重要視されていることはありますか?
選考中はもちろん、入社後も、ワクワク感を持って、チャレンジできる会社だと思ってもらえることですかね。
そのために、意見が言いやすい環境づくりは意識して行なっています。
言わされ仕事ではなく、自分で考えて仕事してもらう余地を作ったり、仕事に関する改善案や意見は積極的に言ってもらうようにしています。
例えば、オフィスのレイアウトやオフィス家具も、社員が働きやすいように自分たちで決めてもらうようにしています。
また、過去の事例や経験にとらわれずに、今の世代の考えに合わせた会社組織にしようと心がけています。
そのために、積極的に社員の話は聞くようにしていますし、シナジーさんから話を聞いたりやニュース等で、積極的に最近のトレンドを集めるようにしています。
社員とのコミュニケーションは仕事の場だけでは、どうしても会話が偏りがちになるのですが、時折プライベートでの交流も行うことで、様々な話が聞けるように意図的にしていたりします。
今後のビジョンや会社としての想いをお聞かせください。
当社の仕事は、人前に立つ仕事ではないので、あまり目立ちにくいのですが、産業のインフラを支え、当たり前にエネルギーが供給される基盤を作っているとても重要な仕事です。
そんな素晴らしい仕事をしている社員が、さらに今よりも仕事に対して誇りに想い、もっと仕事を楽しみ、どんどん挑戦していけるような会社にしていければと思っています。
また、社会や地域に対しての責任や貢献活動ももっと行いたいです。
ここ数年、特に意識し始めたのですが、小学校や地域などに対して、少しでも役に立てればと思い、協賛や広告、寄贈など、なるべく話があればお受けするようにしています。
本社を構える府中町を始め、さらに社会や地域に対して様々な形で貢献、お役に立てる会社にできるように精進していければと思います。