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株式会社シナジーは「人材派遣・紹介」や「製造業請負業務」「特定技能人材紹介」など幅広いサービスを通じて、地元広島の数多くの方々に就業機会を創出してきました。
シナジーLabo
SYNERGY LABO
外国人採用、興味はあるけど進まない…企業が直面する「5つの足踏み理由」と現実的な打破策
人手不足をなんとかしたいけれど、 外国人採用はハードルが高い気がする……」 「予算は? 通勤は? 誰が教える? 課題を考えると、結局『今はまだ早い』となってしまう。」 人手不足が深刻化する中で、外国人材は非常に有力な選択肢です。 しかし、未知の領域への不安から検討が止まってしまうケースは少なくありません。 本記事では、多くの企業様が抱える 「5つの足踏み理由」に対し、大がかりな投資をせずに 解決できる「現実的なヒント」を解説します。 はじめに:知っておきたい! 外国人採用の基本用語 検討を進める上で避けて通れないのが専門用語です。 まずはこの2つだけ押さえておけば大丈夫です。 特定技能1号とは? 深刻な人手不足を解消するために作られた在留資格(ビザ)です。 現場で即戦力として働くことが認められており、 介護、建設、外食など12の産業分野で受け入れが可能です。 登録支援機関とは? 「特定技能」の外国人を雇う際、企業には 生活面などの支援を行う義務がありますが、自社ですべて行うのは大変です。 そこで、企業に代わって支援業務を請け負う専門機関(国への登録が必要)を指します。 弊社のような支援機関を活用することで、事務負担を大幅に軽減できます。 1. 壁①:予算・費用面のハードル(「高い」「損したくない」) 【よくあるお悩み】 「紹介料などの初期費用がネックで、なかなか踏み切れない。」 【解決のヒント:『目先の支払額』ではなく『1人あたりの単価』で比較する】 初期費用だけで判断せず、「1年間のトータルコスト」を 日本人派遣スタッフと比較してみましょう。 日本人派遣: 時給1,500円+手数料。 年間で約300万〜400万円の「掛け捨て」の経費となります。 外国人正社員: 初期費用が発生しても、月給+管理費で運用できます。 2年目以降は派遣利用よりも大幅にコストが 下がり、数年スパンで見れば数百万円単位のコスト削減につながるケースがほとんどです。 万が一の早期離職に備えた「返金規定(リファンド)」を 設けている紹介会社を選ぶことで、リスクを最小限に抑えた検討が可能です。 2. 壁②:通勤・移動手段の問題(「送迎ができない」) 【よくあるお悩み】 「立地が悪く、既存スタッフによる送迎も負担が大きくて無理。」 【解決のヒント:大がかりな外注ではなく、身近な『道具』と『工夫』で解決】 送迎バスを出したり、外部委託したりする必要はありません。もっとシンプルに解決できます。 電動アシスト自転車の活用 駅から数キロ圏内であれば、電動自転車の支給が最も現実的です。 駐輪場代を含めても低コストで、本人の自由度も高まります。 「近隣アパート」の借り上げ 職場まで徒歩・自転車圏内の一般アパートを会社名義で1室借りるだけです。 本人が家賃を負担する仕組みにすれば、 会社の固定費負担はほぼ「入居時の諸経費」のみで済み、送迎の手間もゼロになります。 3. 壁③:採用ニーズが当面ない・充足している(「今じゃなくていい」) 【よくあるお悩み】 「今は人が足りている。来年度も追加の予定はない。」 【解決のヒント:『1人目』を今入れることで、3年後の欠員リスクを回避する】 「今は大丈夫」な時こそ、準備のチャンスです。 日本人の若手採用が年々難化する中、 欠員が出てから慌てて検討しても、ビザ申請や教育には数ヶ月かかります。 充足している今、 「外国人材の受け入れノウハウ」という社内資産を 作っておくことで、将来の急な離職による現場崩壊を防ぐことができます。 4. 壁④:意思決定プロセスが遅い(「上司が首を縦に振らない」) 【よくあるお悩み】 「担当者は前向きだが、上司の判断待ちで止まっている。」 【解決のヒント:上司の不安を解消する『客観的な材料』を揃える】 上司が慎重になるのは、判断基準となる「他社事例」や 「リスク対策」が見えないからです。 「他社はどうしているか?」 「言葉の壁はどう乗り越えるか?」といった 上長が気にするポイントを1枚にまとめた比較表やQ&A資料を活用しましょう。 私たちが社内説明用の資料作成をサポートすることも可能です。 5. 壁⑤:要件(経験・職種適性)の壁(「即戦力が欲しい」) 【よくあるお悩み】 「資格や経験が必要な職種なので、未経験の外国人は難しい。」 【解決のヒント:『経験』より『マインド』。教育は動画で効率化】 「経験者を探して半年空席にする」よりも、 「意欲ある若者を3ヶ月で自社色に育てる」ほうが長期的にはプラスです。 最近では、作業風景をスマホで撮った「動画マニュアル」 を見せることで、未経験の外国人材が驚くほど早く仕事を覚える事例が増えています。 外国人採用の「気になる」を解消! 5つのQ&A Q1:初期費用をかけても、すぐに辞めて(失踪して)しまいませんか? A: 現在の「特定技能」は、不当な扱いや ミスマッチがなければ失踪のリスクは極めて低い仕組みです。 弊社では事前の丁寧な面談と、入国後の定期的なサポートで定着を支援しています。 Q2:日本語が通じないと、現場が混乱しませんか? A: 特定技能の資格を得るには、一定レベルの日本語試験に合格する必要があります。 日常会話は概ね可能です。ま た、現在は翻訳アプリや動画マニュアルも充実しており、 「言葉の壁」によるトラブルは想像以上に少なくなっています。 Q3:送迎ができない場合、自転車通勤以外に方法はありますか? A: 職場から徒歩・自転車圏内の一般アパートを会社で借り上げるのが最も確実です。 本人が家賃を払う形にすれば、会社のコスト負担は初期費用のみで済みます。 Q4:紹介料以外に、月々かかる費用はありますか? A: 一般的に「登録支援機関」への委託費(月額2〜3万円程度)が発生します。 これは、複雑な書類作成や本人への定期面談を代行するための、円滑な運用のための必要経費です。 Q5:不採用になった場合でも費用は発生しますか? A: 弊社は「完全成功報酬型」ですので、採用が決まるまでは費用は発生しません。 まずは候補者のプロフィールを見ることから始めてもリスクはありません。 まとめ:まずは「自社ならどうなるか」のシミュレーションから 外国人採用は、 決して「高くて難しいもの」ではありません。 ちょっとした工夫と、長期的な視点を持つことで、安定した戦力確保の柱となります。 「今の派遣費用と比べるといくら浮くのか?」といった、 具体的な数字の確認から始めてみませんか? [no_toc]
藤原 幹雄
不便な土地にこそ「最強の絆」が宿る――特定技能外国人が地方・離島で定着する「逆転のパラドックス」
地方、山間部、離島。 交通の便が不自由な場所にある企業様が、 外国人採用を検討する際、必ずといっていいほど直面する葛藤があります。 「こんな不便な場所、外国人はすぐに嫌になって辞めてしまうのではないか?」 「病院も銀行も遠い。日本に来てまで、こんな不便な思いをさせるのは申し訳ない」 「都会のように遊ぶ場所もない。彼らにとって魅力がないはずだ」 地域のことを真実、大切に思われているからこそ、 こうした慎重なご意見が出てきます。 しかし、多くの現場を見てきたプロの視点から あえて申し上げたいのは、「日本人が思う不便」と 「外国人が感じる不便」には、大きなギャップがあるという事実です。 私たちは「ないもの」ばかりに目を向けがちですが、 彼らの視点に立つと、そこには都会にはない「豊かさ」が見えてきます。 今回は、公的な統計データと現場の実例から、 なぜ「不便な土地」が彼らにとっての「理想郷」になり得るのか、その本質を深掘りします。 1. 私たちの「不便」と、彼らが母国で過ごした「日常」の差 まず、彼らが日本に来る前にどのような環境で過ごしていたのかを、今一度想像してみてください。 私たちが「不便で申し訳ない」と思う環境も、 彼らの母国での暮らしと比較すると、実は驚くほど恵まれたインフラなのです。 「人生初の病院」が日本という現実 特定技能の申請のために健康診断へ行った際、 「人生で初めて病院に行った」と話す候補者がいます。 彼らの母国の村では病院まで数日がかりと いうことも珍しくなく、予防のために通院する習慣自体がない地域も多いためです。 初めて見る医療機器や、清潔な病院の待合室に、彼らは大きな安心感を抱きます。 蛇口から水が出る「奇跡」を共有する 国土交通省の資料(※1)によると、 世界で「蛇口の水をそのまま飲める国」は、日本を含めわずか15カ国程度しかありません。 彼らの母国では、水は「買うもの」か、 あるいは「何時間もかけて汲みに行き、煮沸して使うもの」が常識です。蛇口をひねれば透明で安全な水が24時間出る。 これは、世界基準で見れば極めて付加価値の高い、贅沢な環境なのです。 この「当たり前の価値」を彼らに伝えるだけで、地方の評価は一変します。 2. 【データが示す】外国人が直面する「不便さ」の真実 「立地が悪いから選ばれない」という不安を 解消するために、出入国在留管理庁の大規模調査(※2)を精査してみましょう。 ここには、日本人が見落としがちな「不便の正体」が隠されています。 困っている内容 回答比率(複数回答) 本質的な課題 言葉の壁(行政・医療の手続き) 45.7% 場所に関わらず直面する最大の課題 生活費・物価の高さ(お米や水) 38.2% 支出の多い都会ほど深刻な悩みとなる ゴミの分別・生活ルールの複雑さ 30.1% 立地に関係なく発生する不便 各種契約(通信・住居)の難しさ (実態調査より) 自力でのネット契約は都会でも困難 この統計が証明しているのは、 外国人の「本当の不便」は、物理的な距離ではなく「制度やコミュニケーションの壁」にあるということです。 特にWi-Fiについては、日本の複雑な契約体系 (クレジットカード必須、日本語での難解なやり取り)が最大の壁となります。 都会に住んでいても「自力での契約」は極めて困難で、 結果的にネット難民になる若者が少なくありません。 逆に、企業様が寮に最初からWi-Fiを 完備してあげるだけで、その場所が離島であっても、 彼らにとっては「都会の誰よりも快適なネット環境がある、最高に便利な住まい」に変わるのです。 3. 「都会の刺激」が「定着」を約束しない統計的理由 もちろん、新しい出会いや刺激を求めるバイタリティのある方が多いのは否定できません。 しかし、誰もが都会の喧騒を求めているわけではないことを知っておく必要があります。 経済的合理性:彼らは「何のために」日本に来るのか 彼らの多くは、母国の家族へ少しでも多く送金し、 将来自分の家を建てる、あるいは家族を支えるという強い目的を持っています。 地方自治体が実施した意識調査(※3)を 分析すると、地方居住者の約7割が「支出を抑えられ、貯金ができている」と回答しています。 家賃が安く、不必要な誘惑が少ない地方は、 「最短期間で最大の貯金をしたい」という意志を持つ真面目な層にとって、極めて合理的な選択肢なのです。 「名前」で呼ばれる関係性が生む定着率 都会のドライな労働市場では、彼らは 「替えのきく一人」になりがちで、より高い時給の場所へ流動します。 しかし、複数の自治体の実態調査(※3)を 比較検討すると、 「近所に助けてくれる人がいる」と回答した 割合は、地方居住者が65%を超えるのに対し、 都会では28%まで低下するという統計的な有意差が確認されています。 この「居場所がある」という実感こそが、離職を防ぐ最大のブレーキとなります。 4. プロが教える「不便な土地」の魅力をメリットに変える伝え方 面接や求人票で、自社の立地をどうアピールすべきか。 その具体策を、さらに深掘りしてご紹介します。 ① 「経済的メリット」を具体的にイメージさせる 「都会はペットボトルの水も、野菜も、お米も、すべてが高いです。 でもここは、水は蛇口からそのまま飲めて、 近所の農家さんから新鮮な野菜やお米をお裾分けしてもらえることも多い。 都会の若者より、あなたのほうが毎月5万円多く貯金できます。 その5万円を5年間貯めれば、母国の家をリフォームできますよ」 ② 「孤独」への不安を「徹底した伴走」で消す 「うちは小規模だからこそ、社長もスタッフも全員があなたの名前を呼びます。 あなたが風邪を引いた時、誰にも頼れない都会の ワンルームマンションで一人で寝ているのと、 私たちがすぐ病院に付き添い、お粥を作るこの環境と、どちらが安心ですか? 私たちはあなたを一人にしません」 ③ 「不便を解消する仕組み」を語る 「確かにコンビニまでは距離があります。だから、 週に一度は私たちの車で買い出しに行きましょう。 欲しいものはネットで買えば翌日には届きます。 何より、寮には最新のWi-Fiを入れています。 母国の家族と24時間、顔を見て話せるようにしてありますから、寂しくはありませんよ」 5. 結論:不便さは「信頼」を築く最高の資産です 「綺麗事だ」と思われるかもしれません。 しかし、不便な場所だからこそ、 日本人スタッフも「わざわざ遠いところまで来てくれた」 という感謝を抱きやすく、それが手厚いサポートに繋がります。 彼らが本当に求めているのは、24時間のコンビニでは なく、言葉が通じない不安の中で、目を見て話せる「あなた」という存在です。 この「不便さを補い合い、共に暮らすプロセス」こそが、 都会では決して築けない「一生ものの恩義」と「圧倒的な定着率」を生むのです。 日本人が当たり前だと思っている 「安全な水」「静かな環境」「お裾分けの文化」。 これらは、彼らにとって世界に誇れる最高の環境です。 「うちの会社でも、こんな絆を作れるだろうか?」 その問いと自信が、 次世代の強い組織作りの第一歩になります。 出典・参考資料 (※1) 国土交通省「令和4年版 日本の水資源の現況」 (※2) 出入国在留管理庁「令和4年度 在留外国人に対する基礎調査 報告書」 (※3) 広島県「令和5年度 広島県外国人住民実態調査 報告書」等の複数自治体による比較分析データを基に構成 [no_toc]
藤原 幹雄
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広報シナジー
新卒採用を成功に導く「選考課題」の活用法
選考課題の目的と背景 面接だけで学生の本当の能力を見極めることは困難です。 短時間の面接では、コミュニケーションスキルが 高い学生ほど「できる人」に見えてしまい、 本質的な論理的思考力や課題解決力、主体性といった仕事で必要な能力を正確に測ることができません。 そこで弊社では4次選考において選考課題を導入しています。 これは学生の企業理解を深めると同時に、 実際の仕事で求められる能力を見極めるための実践的な取り組みです。 社員へのヒアリング、情報の整理と分析、 プレゼンテーションという一連のプロセスは、まさに入社後の業務そのものです。 具体的な進め方 学生には「シナジーの仕事のやりがいとは」 「自身の強みをどう活かせるか」 「会社の課題と解決策」といったテーマを提示します。 重要なのは、インターネット検索だけでは答えが出ない内容にすることです。 学生は弊社の社員2名にヒアリングを行い、 その内容をもとに考察をまとめ、 4次選考でパワーポイントを使って10分間発表します。 このプロセスで、積極的に社員にアプローチできるか、 抽象的な情報を具体的 に落とし込めるか、 論理的に整理して伝えられるかといった、仕事で本当に必 要な能力が浮き彫りになります。 メリット この取り組みにより、面接では見えにくい実務能力を評価できます。 コミュニケーション力、情報収集力、分析力、 プレゼンテーション力といった、入社後に活躍できる人材かどうかを総合的に判断できるのです。 また学生側にとっても、実際の社員と 深く対話することで企業理解が進み、入社後のミスマッチを防ぐことができます。 真剣に取り組んだ学生ほど、仕事の魅力や価値に気づき、入社意欲が高まる効果もあります。 注意点 課題の難易度設定が重要です。 適切なレベルに設定し、評価基準を明確にして面接官全員で共有しておく必要があります。 また、学生の負担を考慮した適切な期間設定や、 ヒアリングに協力する社員の選定と事前説明も丁寧に行うことが、この取り組みを成功させる鍵となります。 選考課題は、面接だけでは見極めにくい実務能力を評価できる有効な手法です。 社員へのヒアリングから分析、 プレゼンテーションまでの一連のプロセスを通じて、学生の本質的な力を見極めることができます。 同時に学生側も企業理解が深まり、入社後のミスマッチを防ぐことができます。 弊社では、適切な難易度設定と明確な評価基準を設けることで、採用の質を高める手法として活用しております! [no_toc]
樋野 竜乃介
お客様の事例
CUSTOMER'S VOICE
言葉の壁、文化の違い…「懸念」よりも「現状打破」を選んだ理由。 リハビリ特化型デイサービスが、未知の“特定技能”に踏み切るまで。
WANICO合同会社様は、広島市西区に拠点を置き、通所介護(デイサービス)事業所「レッツ倶楽部 井口台」を運営されており、地域における高齢者の自立支援・介護予防に取り組まれている企業様です。 要支援・要介護認定を受けた方を対象に、リハビリに特化したサービスを提供し、住み慣れた地域でその人らしい生活を続けていくための支援を行っておられます。 デイサービスにおける入浴ニーズの高まりや、高齢者の自立支援において重要となる「歩行」に着目し、「レッツ倶楽部」では歩行訓練と入浴支援を重視したプログラムを導入。半日型と1日型の2つの事業形態を備え、1日型事業所ではIADL(手段的日常生活動作訓練)を通じて、日常生活の“これがしたい”を実現する支援を行っています。 今回は初めての外国人採用をどのような経緯でシナジーに依頼されたのか、受入れ前の不安と受入れ後の感想などを伺ってきました。 特定技能外国人の受け入れを検討されたきっかけは何でしたか? もともと私自身が、外国人材の活用には興味を持っていました。 そのような中で、シナジーさんから施設へ連絡があり、資料を送ってもらったことがきっかけです。 実は、私とシナジーの小濱部長が以前からの知り合いであったこともあり、そこからは商談、面接までとんとん拍子に話が進みました。 背景としては、他の介護施設様と同様に人材不足が大きな課題となっており、求人広告なども活用して採用活動は行っていたものの、年々採用が難しくなってきている状況がありました。 受け入れ前にどのような課題や不安がありましたか? 正直に言うと、日本語でのコミュニケーションについては不安がありましたし、 文化や風習の違いについても心配はありました。 ただ、スタッフが不足している状況の中で、「不安があるからやらない」という選択をしている余裕もなく、外国人材の活用に踏み切った、というのが実際のところです。 外国人材の受け入れに対して、社内ではどのような意見がありましたか? 日本人スタッフからは、強い不安の声は特にありませんでした。 それよりも、「どの国籍の方が来るのか」「どんな人が来るのか」といった前向きな興味を持っているスタッフが多かった印象です。 採用活動において重視していることはありますか?(日本人・外国人を問わず) 明るく、楽しく働けること、そして大人数の中でもしっかりと業務に向き合えることを重視しています。 今回入社した特定技能外国人の2名についても、その点を大切にしながら採用しました。 実際に初めて特定技能外国人を受け入れてみて、いかがでしたか? 実際に受け入れてみると、やはり課題はありました。 例えば、業務内容を説明した際に、雰囲気的には分かったような反応をしたり、「分かりました」と返事はするものの、実際には十分に理解できていないケースがありました。 事前にシナジーから聞いてはいましたが、実際にそうした場面に直面することで、改めて実感しました。 受け入れ後、当初の不安や課題はどのように変化しましたか? 説明の仕方については、今でも難しさを感じる場面があります。 アプリを使って説明したり、できるだけ分かりやすい言葉を選んで伝えるように心がけていますが、こちらが「どう伝えれば良いのか分からない」と感じることもあります。 また、日本語特有の言い回しも課題です。 例えば「うまくやっていこう」といった表現を、外国語でどう伝えれば良いのか分からず、日本語のニュアンスが伝わりにくいと感じることもあります。 リハビリ特化型のデイサービスという特性上、元気な利用者様が多く、会話のキャッチボールは欠かせません。 「調子はどう?」といった簡単な会話はできるようになってきましたが、会話のやり取りについては、今後さらにレベルアップしていってほしいと考えています 特定技能外国人の方は、現在どのような業務を担当されていますか? 主に、移動時の介助やトレーニングの指導を担当しています。 また、将来的に送迎ができるように、時間を見つけて運転の練習もしております。 受け入れ後、職場にどのような良い影響がありましたか? 職場全体の雰囲気は、明るくなったと感じています。 施設のスタッフと一緒に観光や買い物に行ったり、飲み会に参加したりと、プライベートでも交流があり、楽しんでいる様子が見られます。 先日は宮島にも行きましたが、普段は大人しい印象の外国人スタッフも、とても喜んでいました。 もう一人はとても気さくでお酒も好きなため、飲み会の最後まで付き合うこともあり、人間関係はとても良好だと感じています。 教育やOJT、生活面で工夫されていることはありますか? できるだけ分かりやすい言葉で伝えること、そしてアプリなどのツールを活用しながら指導を行っています。 また、2人それぞれで成長のスピードが異なるため、共通して行う業務と、個別に担当する業務を分け、本人たちが働きやすい環境づくりを意識しています。 今後の展望について教えてください。 今のところは、まず入社した2名を一人前に育てることを最優先に考えています。 現時点では、すべての業務を完璧にこなせているわけではありませんが、将来的には送迎まで含めて、安心して任せられる状態を目指しています。 課題はありますが、この3か月で非常に成長していることは間違いありません。 これから特定技能外国人の受け入れを検討している企業様へメッセージをお願いします。 受け入れがうまくいくかどうかは、施設や会社の考え方が大きく影響すると思います。 外国人材に対して興味があり、スタッフが協力的に関われる企業であれば、外国人採用は非常に有効な選択肢の一つになるとおもいます。
WANICO合同会社 様
大事なのは人対人。 初めての外国人スタッフがもたらした予想外の変化。
株式会社ティエラ様は山口県岩国市に本社を置き 『介護付き有料老人ホーム ティエラ』 『サービス付き高齢者向け住宅 結埜音』 を運営されており、地域における高齢者介護、支援事業の一旦を担っておられる企業様です。 『ホテルで過ごすような上質のおもてなしと、住み慣れた家と同じような温かい家庭らしさ、その二つの要素を融合させたケア』をコンセプトに安心と上質の暮らしを入居様にご提供すると共に、デイサービスセンター「通い」「宿泊」「訪問」の3つのサービスで在宅生活を支援する小規模多機能ホームの設備も充実しております。 今回は初めての外国人採用をどのような経緯でシナジーに依頼されたのか、受入れ前の不安と受入れ後の感想などを伺ってきました。 シナジーのサービスを導入される前の採用活動の状況や課題は何でしたか? 新卒採用(高校、専門、大学)、ハローワークを中心とした中途採用活動など、日本人の採用は積極的に行ってきました。以前までは、採用できていた手法でも、年々採用活動に苦戦するようになり、人手不足や人材の高齢化が問題として出てくるようになりました。 介護全体のイメージとして、とても辛い仕事という印象をもたれている事もあり、実際には当社がそのような環境でなくても、イメージを払拭することが難しく、どうすれば良いか頭を悩ませていました。 シナジーとの出会いのきっかけとご契約いただいた経緯を教えてください。 地元の岩国市の専門学校様で介護福祉系の学科が募集の停止となるなど、日本人の採用が難しくなる中で、外国人の採用を検討し始めました。 シナジーさん以外にも複数の会社から話を聞きましたが、たまたま知り合いの会社様で外国人を雇用しておりましたので、そちらに相談してみましたところご紹介されたこともあり、シナジーさんへ依頼することにしました。 シナジーのサービスに対して、印象的だったことはありますか? こまめに連絡してくださり、フォローがとても手厚かったです。 初めての外国人の受け入れだったため、不安なことがとても多かったですが、シナジーさんがいるからこそ、安心して受け入れに向けて進むことができました。 市役所や銀行の手続き、生活面のサポートなど、そのあたりもサポートしてもらえるので、大変助かっています。 外国の方を初めて受入れられていかがでしたか? 現在、入社して約1ヶ月半経過しました。 現在、まだ研修期間中ではありますが、とても一生懸命頑張ってくれており、真面目で、勉強熱心です。 受け入れる前は、そもそも言葉が通じるのか、文化的な違いで、苦労することはないのか、 スタッフはもちろん、入居者の方に受け入れてもらえるのか、とても心配していました。 入居者の方とはこれから関係性を築いていくのでまだ分からない部分はありますが、コミュニケーションは想像以上に円滑に取れています。 伝えたことは理解して動いてくれます。勉強も熱心にしてくれていて、資格取得に向けて現在、一緒に勉強を頑張っているところです。 受け入れにあたり意識したことはありますか? 異国に来る外国の方が、不安に感じないように、安心して快適に過ごしてもらえるようにしています。 自分が外国に行く立場だとして、不安に感じないような受け入れはどのようなものか、想像しながら、準備を進めました。 まず、入国の前に、住居を用意しました。 新しく自社で物件を建て、家具や生活必需品など、準備しました。 実際に住んでみないと何が必要か分からなかったので、自分が実際に暮らしてみて、必要だと感じたものを追加で購入していきました。 入国後は、観光地を案内したり、携帯を手配したり、とにかく日本の生活に慣れてもらって、安心して過ごせるように寄り添っています。 現在は日本語の勉強を付き添って見ていて、相談に乗っていますね。 まずは、私が彼女たちと打ち解け、1番の相談相手になれればと思い、接してきたのですが、そのような存在になれているのではないかと思います。 実際に受け入れられてみて、どのような成果がありましたか? スタッフの教育や伝え方が洗練されたことです。 これまでであれば、日本人に対してのコミュニケーションだったので、 潜在的にニュアンスで伝わるだろうと思い、フワッと伝えることが多かったです。 そのため、十分に伝わらないことや微妙に認識の齟齬が生まれることがありました。 外国の方に教えることになり、丁寧に教育やコミュニケーションを行うようになり、 スタッフが誰に対しても分かりやすく教育や指示を行えるようになったと感じています。 全く想像もしていない成果でしたが、今後、当社においてとても意味のある成果になりました。 採用活動において重要視していることはありますか? 人対人の仕事になりますので、しっかりとコミュニケーションが取れる方を採用しています。 挨拶ができる、目を見て会話をする、当たり前のことですが、当たり前のことがしっかりとできる方に来ていただきたいです。 入社していただいた方には、できるだけ手厚くフォローするようにしています。 基本的には、先輩社員がマンツーマンでついて、OJTを通じて教えていきます。 3ヶ月かけてOJTでじっくりと伝えていきます。 また、資格が取れるまでは生活支援をメインに行い、定期的に上司との面談を行う中で、スタッフが感じていることをしっかりと把握できる体制を整えております。 今後のビジョンを教えてください。 他の業界でもそうですが、人手不足が今後、1番の重要な課題になっていきます。 介護業界もDX化を進め、業務の効率化をしていかなければいけません。 当社もいち早く電子カルテなどを取り入れ、対応してきました。 ただ、介護はあくまで人対人の仕事です。 新しいツールは上手く活用しながら、人対人のサービスには今後もしっかりと力を入れていきます。 そのために教育はもちろんですが、今いるスタッフを大事にし、働きやすさ、働きがい両方を持てる職場づくりをしていきたいです。 そして、多くの方に当社で働いてよかった、働きたいと言ってもらえるようにしていければと思います。
株式会社ティエラ 様
「人が続かない」からの脱却。初めての外国人採用で見えた、“定着する職場”のヒント
会社概要 広島市中心部、本川町電停のすぐそばに店舗を構える「MAISON RABELAIS(メゾン・ラブレ)」様は、まるでパリの街角を思わせる上質な空間と、ひとつひとつ丁寧に作られたスイーツで多くの人々を魅了する洋菓子店です。 厳選した素材と確かな技術で作られたお菓子には、“誰かを喜ばせたい”という想いが込められており、訪れる人の心をあたたかく満たしてくれます。 そんな「MAISON RABELAIS(メゾン・ラブレ)」様では、2025年春、初めての外国人スタッフとしてインドネシア出身のエカさんを迎え入れられました。文化や言語の壁など、初めての受け入れにあたっては不安もあったとのことですが、今では社内の雰囲気に新しい風を吹き込む存在として、大切な仲間の一人となっています。 今回は、外国人採用に踏み切ったきっかけや、実際に受け入れてみて感じたことなどを、代表の谷川社長様に伺いました。 有限会社メゾン・ラブレ様 インスタグラムはこちらから 今回、特定技能外国人を受け入れることにしたきっかけは何だったのでしょうか? 洋菓子業界では、若手が短期間で離職する傾向が強く、2〜3年で辞めてしまうケースがほとんどです。 当店も同様で、せっかく育てても続かない現実に悩んでいました。 「人が足りない」よりも、「定着しない」が一番の課題だったんです。そんなとき、叔父から「特定技能という制度がある」と聞き、シナジーさんのセミナーに参加したのが始まりです。 制度についての知識は全くありませんでしたが、丁寧なサポートと「いい人がいれば」という気持ちで、前向きに検討を始めました。 洋菓子業界ではまだ導入例が少ない中、早めに経験しておくことも学びになると感じ、採用に踏み切りました。 最初はどんな不安がありましたか? 最初は不安だらけでした。 部屋の手配、ご飯、宗教的な配慮、保険の手続き…日本人を雇うのとは全く違うことばかりで、「何から準備を始めればいいのか分からない」という状態でした。 想像がつかず、漠然としたハードルの高さがあり、「やってみてダメならそのときに考えよう」という割り切りも必要だったと思います。 それでも、シナジーさんが丁寧に流れを説明してくれたことで、少しずつ前に進めるようになりました。「流れに乗るように進んだ」という表現が近いかもしれません。 結果的に、良いご縁があり、エカさんと出会えたことで不安は少しずつ和らいでいきました。 受け入れ時の職場の反応はいかがでしたか? スタッフの中には、「外国人が来るの?」と驚いた人もいたと思います。 言葉や文化の違いへの不安や、「日本人ではダメなのか」という疑問もあったはずです。 特に、外国人と一緒に働いた経験がない人には戸惑いが大きかったでしょう。 私自身、海外で修行してきた経験があるため、「世界の人と協力して働ける職場をつくりたい」という思いがあり、外国人を受け入れる旨をスタッフにも伝えました。 何より、エカさんが明るくて協調性がある人だったこともあり、徐々に自然な形で職場に馴染んでいきました。 最初の壁を乗り越えるには、やはり「この人と一緒にやっていく」とみんなが意識することが大事なんだと実感しています。 日本人に限らず、採用で重要視することは何ですか? 採用時に一番重視しているのは“性格”です。 技術や経験は後から育てられる部分もありますが、人柄は簡単に変えられるものではありません。 とくに素直で前向きな人は、指示に対して柔軟に対応できますし、わからないことを「わからない」と言える素直さはとても大切です。 洋菓子店の現場はスピード感や協調性も求められるため、性格が職場の空気に大きく影響します。 実際、エカさんは明るくて前向きな姿勢が周囲にも良い影響を与えています。 だからこそ、最終的には「この人と一緒に働きたい」と思える人かどうかが、採用における一番の基準になっています。 実際に働いてもらって感じたことは何ですか? エカさんが入社してまず驚いたのは、その馴染みの早さです。 年齢が近い若手スタッフとの関係もスムーズで、自然にチームの一員として溶け込んでいきました。 最初は、お祈りや食事など宗教面の配慮も必要で、スタッフに丁寧に説明し理解してもらいましたが、大きな混乱もなく受け入れが進みました。 さらに、彼女の働き方が周囲に良い影響を与えています。 たとえば、「終わったら帰る」「必要があれば残る」というメリハリのある働き方が、日本人スタッフにも働き方を見直すきっかけになりました。 無意識の“空気を読む文化”に縛られすぎず、健全な距離感で働く姿勢は、今の若手にとっても良い手本になっています。 不安はどう変わっていきましたか? 文化や言語の違いに対する不安はありましたが、実際にエカさんが働き始めてからは、そういった不安は徐々に解消されていきました。 本人が前向きに取り組んでくれているのが何よりの理由だと思います。 洋菓子の仕事は毎日違う業務があり、スタッフ構成によっても日々の役割が変わるため、単調にならず、彼女にとっても刺激と思います。 いろんな作業を覚えながら、自分なりにやりがいを見つけてくれている印象です。 今では「不安」よりも「どこまで伸びてくれるのか」という“期待”の方が大きく、今後の成長が楽しみな存在になっています。 エカさんの技術や仕事ぶりについてはいかがでしょうか エカさんは、日本での製造業経験があったため、現場でのルールや働き方には比較的スムーズに慣れてくれました。 洋菓子の技術はまだこれから学んでいく部分が多いですが、指導したことを素直に実践する力があります。 現在はゼリーやプリンの製造、生菓子の仕上げ、品出しなどの業務を担当しています。 今後は根気も必要なケーキ作りの作業などにも関わってもらう予定です。 手先の器用さや集中力が求められる作業にも挑戦してもらいながら、経験を重ねてもらっています。 まだ伸び代は大きいですが、何より真面目に取り組む姿勢があり、今後がとても楽しみです。 特定技能生に対して教育で意識していることはありますか? 日本語でのコミュニケーションにはまだ不安もありますが、伝え方を工夫すれば十分に意思疎通は可能だと感じています。 特に意識しているのは、曖昧な言い方を避けることです。 「〜してもらえると嬉しい」「できれば〜」といった日本人特有の遠回しな表現は使わず、「これはOK」「これはダメ」「こうして」と、明確に伝えるようにしています。 「いいよ」がYESなのかNOなのかは、文化によって解釈が違う場合もありますので、言葉の選び方や単語での確認も大切にしています。 文化の違いがあるからこそ、「分かりやすく伝える工夫」が教育ではとても重要だと実感しています。 今後の外国人採用については、どんな風に考えられていますか? 現状では、日本人スタッフも安定しており、すぐに次の外国人採用を検討しているわけではありません。 人手が足りている今、無理に増やす必要はないと考えています。 ただし、将来的に人員が減ったり、状況が変われば、再び採用することもあると思います 国籍に関係なく、良い人がいれば受け入れたい」というスタンスは変わっていません。 また、良いご縁があればまたお願いしたいという気持ちはあります。 これから外国人受け入れを検討している企業へ一言よろしくお願いいたします。 初めて外国人を採用する際には、たくさんの不安がありました。 言葉の壁や文化の違い、実際に一緒に働けるのかという心配もありました。 でも、それ以上に「やってみないと分からない」という想いが後押しになりました。 外国人採用は、ある意味「出会い」だと思っています。 恋愛と同じで、最初からうまくいくとは限りませんが、相性が良ければかけがえのない存在になる。 だからこそ、「やってみてから考える」くらいの柔軟な姿勢で踏み出してほしいと思います。 実際に受け入れてみて、「不安よりも喜びの方が大きい」と感じました。 新しい視点や価値観が職場に入り、結果としてみんなが成長できる。そんな経験を、ぜひ一社でも多くの企業にしていただきたいです。
有限会社メゾン・ラブレ 様