出入国在留管理庁は自民党の外国人労働者等特別委員会で、
特定技能2号に関する対象拡大を提案しました。
特定技能2号とは、1号より熟練した技能が必要で
「特定技能2号評価試験」という試験に合格することで
移行できる在留資格です。
1号との主な違いは以下のようになっています。
現行では「建設」「造船」の2分野のみで
2号への移行可能です。
また「介護」分野に限っては介護福祉士の資格取得により
就労ビザ自体を「介護」に変更することができます。
特定技能は2024年4月で制度創設から5年を迎え、
特定技能1号での在留期間が上限に達する
外国人労働者が出てきます。
通算3年以上特定技能として働く外国人へのアンケート調査によると、
1号期間満了後は2号への移行を希望し、
また移行可能な制度変更を希望する人も一定数います。
技能実習制度廃止というニュースも耳にしますが、
今後の外国人労働者の活用に関しては
これから数年で大きな変化が起こりそうなので、
しっかりアンテナを張っておく必要があります。
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