経営の教科書などには
経営の四大資源として
ヒト・モノ・カネ・情報
と書いてあります
もともと経営の3大要素
と言われていた
ヒト・モノ・カネ
最近では情報も足して
4大要素なんて言われますけれど
と言われたものです
たしかに情報は
大切なのでしょうけれど
今はインターネットで
かなりのことが分かる時代です
昔は情報を
持っているか
持っていないか
というのが大切な経営資源
だっとのでしょうが
今の時代はGoogleで
多くの情報を知ることが
できます
お金については
環境が変わったと感じます
昔は起業するのに
300万円とか
1000万円を貯めなければ
会社を作れませんでしたし
創業間もないベンチャーが
お金を借りることは
随分と難しかったかもしれません
今は、小額資本で会社はつくれますし
事業計画をしっかりとしておけば
意外と国やVCなどから投資を受ける
ことも不可能ではなく
融資も受けやすい状況です
あとモノですが
昔はモノづくりには設備投資が
非常に大きく初期投資が随分と
必要でした
それが今では、3Dプリンターなど
比較的簡単に小ロットでモノが
つくれたりしますし
ネット系のビジネスにおいては
かなりのものが無料で使えます
例えば、これからはAIで
あらゆるものが進化していく
といわれていますが
そのAIですらGoogleが
無償で公開をしています
最先端のAIを搭載した商品が
Google以外でも開発できるわけです
モノも結局のところ
唯一無二の差別化した
競争源泉になりうるモノ以外は
お金が姿をかえたものでしたか
ありません
そう考えると
社会にでて20年近くなりますが
現代の経営資源の4大要素は
ヒト、ヒト、ヒト、ヒト
だといえます
今日は商工会議所青年部の
県外研修で北九州に行ってきました
その朝一番に行ったのが
TOTOミュージアム
このTOTOミュージアムは
1917年に設立された
TOTOのものづくりへの想いや
製品の進化を建物を使って表現しています
採用という視点から考えると
とても素晴らしいツールです
何が素晴らしいかというと
様々なことがストーリーで語られており
TOTOが
何をしようとして
どんな困難があり
これから何をしようとしているのかが
明確に伝わってきます
志が生まれた理由や
商品開発に何年もかったことや
マーケットが出来上がるまで
陶器で食器をつくり
収益をあげしのいできた歴史を伝えています
採用するのも
顧客を見つけ出すのも感動
というものは大切です
私たちが
「プロジェクトX」を見て感動するのは
そこに完成に至るまでの
紆余曲折があるからです
あれが開発しました
はい、すぐできて利益がでました
という話だと
誰も感動なんてしません
リスクをかえりみず
苦労して苦労してやっとひとつのものを
開発したというところに感動するのです
今日TOTOミュージアムで
気づいたのは
発明したことにではなく
発明できなかった時間や苦労に
私たちは感動し
心を動かされているということ
そのストーリーひとつひとつに
社会から何を任されようとして
何をなして行こうかという
想いが伝わってくるのが
TOTOミュージアムの優れている
点だといえます
やはり大手は表現上手で
素敵なひとも集まってきますが
私たちも今している苦労を
いつか誰かの心を動かすための
糧にしていきましょう
経営資源は
ヒト、ヒト、ヒト、ヒトの時代
どれほど素晴らしいものでも
心は行動と表現なくしては
見ることができません
ぐっとくる会社は、表現じょうず
しっかり苦労したことも表現していきましょう
─── ぐっとくる会社を、もっと。 ───
株式会社シナジー
〜2017ホワイト企業アワード受賞〜
〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜
~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~
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