経営者向け
2020/02/08 (土)
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未来予測

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平成が終わって

令和が始まりました。

 

残念ながらこのまま行くと

日本に明るい未来は

やって来ないようです。

 

こんな予想はハズれたほうが

いいに決まっていますが

著名な人たちがいろいろな

シミュレーションをしてみても、

日本経済が悪くなる以外の

方向性は見えないといいます。

 

それでも、

やはり未来予測は

簡単ではないようです。

 

想像を超える技術革新が

何をどう変えていくのか。

 

それらを見通していくのは

大変難しい作業だといいます。

 

最近は、色々な方からの

相談にのることが増えました。

 

「漠然と会社の未来をどうしたいか

ということが今ひとつ固まらない」

 

「複雑な時代だからこそ

何が成功するかなんて

わからないじゃないですか。」

 

そう思っている経営者は

意外と多いようです。

 

多くの人は「未来予測は難しい」

といいますが、本当にそうなのでしょうか。

 

実は、

短期的な予測よりも

長期的な未来予測の方が随分と簡単です。

 

短期的に見れば、ある取り組みが

成功するか、失敗するかは

偶然性に影響を受けてしまいます。

 

長期的に考えた場合、その取り組みが

「本質的に必要なこと」であれば

取り組んだ期間が長ければ長いほど

上手くいく確率は上がります。

 

今日、歯磨きをしなくても

明日、歯が一本もなくなる

なんてことはありませんし

 

毎月、歯医者で予防治療に通い

定期的に指導を受けたからといって

短期間で大きな変化があるわけでは

ありません。

 

しかし、長い期間で見れば

とても予測は簡単になります。

 

40年後もどうやったら

自分の健康な歯で生活できるか

と考えた場合

 

現時点で本質的にやるべきことは

丁寧な歯磨きと、予防治療に通う

ということになるわけです。

 

まず、1つ目が

「今、自分達が何をやりたいのか。

どうなりたいのか」を、明確にする。

 

そして、2つ目が

 

やりたいことに向けて

情報を整理し、アイデアを加味し、

自分たちが必要としているものを具現化する。

 

やるべきことを考え、

やるべきことを、実行する。

                 ということ。

 

とても当たり前なのですが

私たちが本質的にやるべきことを、

やり続けているかどうか。

 

その延長線で考えれば

未来予測は意外と簡単なものです。

 

わかってないな。

忙しくて、本質的にやるべきことを

やり続けることができないのだよ。

 

そういった声が

聞こえてきそうですが、

 

人は自分が何を望んでいるのか、

何を欲しているのか、

自分が分かっていない場合

とても多いものです。

 

だから、

自分にむけて

 

どんな課題を抱えているのか。

何を解決したいのか。

徹底的に聞いてあげないといけません。

 

「私が求めていたのはこれだったのか」

と、自分に気づかせてあげる。

 

ここを真剣に考えていないと

無尽蔵にある、

できるなら、やらないよりは

やったらいいことに振り回されて

時間がなくなるわけです。

 

自分たちの理想の未来は、

しつこいくらい自分に問いかける。

 

考えないといけないけれども、時間がない。

考えているけれども、未来像がまとまらない。

 

自分の役割は

そういう時に、一緒に考える仕事。

 

自社の強みは何か。

売るべき商品は何か。

どういう人材を採用すべきか。

どうやって販売するのか。

 

考えないといけないけれども、時間がない。

考えているけれども、いいアイデアが浮かばない。

 

自分の役割は

そういう時に、一緒に考える仕事。

 

明確に言葉にはできないが、何となく感じている課題感。

心のどこかで欲している渇望感。

それにピタリと当てはまる言葉を準備する。

 

みんな、忙しくて

自分自身のことを

自分のやるべきことを

真剣に考える時間を取れていないわけです。

 

自分でも気がついていない、自分自身の本質。

そこに辿り着くことが出来れば、

人生はかなり成功に近づいたと言えるのではないでしょうか。

 

ここが長期的な未来予測の方が

随分と簡単だと考える理由なのです。

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この記事を書いた人
『ぐっとくる会社を、もっと。』を、ブランドスローガンに中小企業を活性化させる活動をしているが、自社でも財団法人次世代普及機構が主催する2017『ホワイト企業アワード』の制度部門で大賞を受賞している。
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