SYNERGY

シナジー活動記
2020/02/22 (土)
杉原里志

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”社員と思いを共有する。”

”同じビジョンのもとに行動する。”

 

言うのは簡単ですが、実際にやるのは想像以上に難しいものです。

 

社員にも社長やリーダーの思いに共感し、

自分でも実行してみようという意思はあります。

 

しかし、実際に何をやればいいのか想像がついていない。

そこまでは振り切る自信がない。

 

目の前にやらなければならないことがたくさんある。

そういった理由で行動できていないことが多いわけです。

 

社長やリーダーの思いが市場に伝わらない最大の理由は、

社員の行動が変わらないことが原因です。

 

その最大の理由は、社長やリーダーの「思い」に魅力がないこと。

その次の理由は、それが「言葉」として整理されていないこと。

そして最後は、それが市場に対して、明確に「宣言」されていないことです。

 

魅力的なビジョン・明確な言葉の2つくらいあれば、

ビジョンの共有は十分だと思うかもしれません。

 

しかし、実際にはこれだけで組織が変わることはありません。

というよりも、社員の行動が変わらないのです。

 

私達がビジョン共有を目的にしてお客さんから仕事を受けるときには、

必ずエピソードを共有します。

 

お客さんに怒鳴られた話とか、夜中に呼び出されて大変だったとか、納期の問題で1ヶ月くらい家にさえ帰れなかったとか。

カッコいい話ばかりではありません。

 

その出来事の背景には「お客さんへの思い」とか「納期へのこだわり」とか

「絶対に妥協できないという気持ち」などが隠されています。

 

それは決して華やかな話しや歴史を変えるような出来事ではないのですが、

そういったエピソードには、本当に大切にすべき思いが込められていたりします。

 

若い社員にはただ、「ウチは技術を大切にしてたのだよ」とか

「納期を守り続きてきたから今があるのだ」と言われても、正直ピンとこない。

 

何を大切にしてきたということは、何かを犠牲にしてきたという歴史です。

 

やってきたこと、やってこなかったこと。

なぜこの仕事を受けて、あの仕事は受けなかったのか。

 

そこに今まで大切にしてきたこだわりや思いが詰まっていたりします。

 

言葉にして明確にするとともに、ちょっとしたエピソードをまとめておくことで、

なぜそれが大切なのかを社員と共有する大切なツールになっていきます。

 

社員からすれば、社長の昔話はたいてい古臭く、聞くのさえ面倒なもの。

 

でも、この価値観を大切にしているのだ、という会社の思いに直結しているエピソードを言葉にしてまとめておくと、社員も理解して、

行動を変えやすくなります。

 

何にこだわっているのかを伝えるためのエピソードを、ぜひ集めて、言葉にしてみてください。

 

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この記事を書いた人
1978年 広島生まれ 株式会社シナジー 取締役 地方中小企業の新卒採用を支援するスカウト型イベントを展開中。小さな会社の採用を成功させるには、「採用力」を高める前に、競争力のあるビジネスモデル、企業力が必要と実感し、社長の学校「プレジデントアカデミー」を広島で開校。自身も「経営の12分野」メソッドを組織に浸透させるための企業研修のガイドを行っている。 『ぐっとくる会社を、もっと。』を、ブランドスローガンに中小企業を活性化させる活動をしているが、自社でも財団法人次世代普及機構が主催する2017『ホワイト企業アワード』の制度部門で大賞を受賞している。
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