シナジー活動記
2021/05/15 (土)
小濱亮介

中小企業の考えておく人事制度の5つのルール

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昔、とある大物政治家がこんなことを言っていました。

「世の中は白と黒ばかりではない。

敵と味方ばかりではない。

その間にある中間地帯が一番広い。

そこを取り込めなくてどうする。

真理は常に中間にある」

 

「テキトーにやっておく」というのは

「手を抜いていい加減にやる」という意味で

使われることが多いです。

 

ただ「テキトー(適当)」を辞書で引くと

「ある状態や目的などに、

ほどよく当てはめること」とあります。

 

人事制度も同じで

何が「テキトー」なのかを

社長自身の頭で考えることが

中間の真理に近づくのではないかと思います。

 

人事制度は教科書やセオリー通りに

真面目に取り組めば

常に複雑かつ難解なものになっていきます。

 

たくさんの会社で

人事制度の取組みを見てきました。

とても苦労されている姿を見てきました。

その中で共通することを

書かせていただければと思います。

自社固有の「テキトー」にたどり着くための

ルールだと認識いただければと思います。

 

【ルール1】目に見えない部分を見る努力をする

経営をするに当たり「目に見えるもの」と

「目に見えないもの」があります。

実は見える部分や把握できる部分より、

見えない部分が大切であることが多いです。

見えるところも大事ですが、

見えない部分(裏側・深層)を

見る努力をする必要があります。

 

【ルール2】人事の常識を忘れ、自分の頭で考える

世の中にある人事制度の

教科書的なものをまずは疑いましょう。

まずは自分の頭で考えて制度構築していきましょう。

中小企業には論理だけでは語れない

複雑な関係性があると思います。

どこかでうまくいっている「手法」は

自社には当てはまりにくいことを

前提に考えましょう。

 

【ルール3】シンプルは常に善、複雑は常に悪

より正確性を求めるがゆえに、

専門家は複雑なことをするのを好みます。

しかし複雑なものであればあるほど、

現場への浸透は難しくなります。

シンプルなものがベストです。

 

【ルール4】現場の人間同士がぶつかり合って真剣な対話をする

組織で起こる問題の大半が

コミュニケーション不足に起因しているといえます。

人事問題に限らず経営問題は、

みんながありたい姿を共有し

問題点を見える化し、

状況を知る人同士が真剣かつ腹を割って

対話することで局面を打開できます。

対話することなく制度を構築することはできません。

まずは対話しましょう。

 

【ルール5】制度・ルールを考える際、人間の本性に重きをおく

制度やルールを考える際は常に

人間の本性を大切にする方がうまくいきます。

人間の本性とは喜びや悲しみ、

快不快について理解して

物事を進めるということです。

 

人間が持っている良心を引き出し、

喜びの獲得や痛みの緩和に向けた

制度設計することをおすすめします。

 

以上の5つルールにのっとり

自社の評価制度の構築をおすすめします。

 

コンサルタントを入れれば

出来上がるかもしれませんが、

会社の成果には繋がりにくいかもしれません。

経営者が真剣に向き合い

本気で制度構築する姿勢を

社員に見てもらうことが必要です。

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この記事を書いた人
2010年、新卒でシナジーに入社し、人材サービス事業に従事する。製造業への派遣を主に、生産性の高い業務請負への切替え、総務部門が求めるリフォーム工事まで広い範囲をワンストップで対応する。制約の厳しい製造業において現場を熟知し負担を減らす徹底した提案には、顧客の信頼も高くファンも多い。情報が不足しがちな総務を集めた「総務研究会」を定期的に開催し、総務が手動する良い会社づくりを支援している。
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