経営者向け
2021/11/15 (月)
乾 恵

採用は採用の専門家に任せたほうが確率があがります。

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採用のお仕事をしていると
中途採用と新卒採用が良いかと聞かれることが多いです。

そのときにお伝えしているのが、
どちらにもメリット、デメリットがあるということです。

もちろん会社の置かれた状況や内情は様々です。
その場で「御社は中途採用ですよ」とお答えすることもありますが、
やはり会社の状況や業界の状況がわからないことには
なかなかお答えしにくいところです。

多くの会社は中途採用を行っており、そこで応募も来なくなったので
新卒採用を行おうということで始められることが多い気がします。

新卒市場は現在100万人にいかないくらいの規模ですが、
転職市場は400万人くらいになります。

数だけでは圧倒的に新卒の方が厳しいというのがわかると思います。
そのため、「中途がイマイチだから新卒で」というパターンでの
新卒採用はほとんどがうまくいきません。

特に高卒の新卒を始めるということで相談を受けることが多いですが、
高卒採用はとても時間がかかります。

大卒は費用と時間をかければある一定の成果は出ると思います。
しかし多くの会社は費用と時間をかけないまま、
「むずかしい」と別の方法を考えています。

確かに採用においての時間やお金のロスは非常に大きいものです。
採用できていれば受注できる仕事の機会損失や採用にかける求人コストなど、
成果が出ずに振り返るとゾッとすることも多々あります。
(なので目を背けてしまうんですが・・・)

それぞれの業種業態や会社規模によって
向き不向きは当然あります。

すべてを実践することができれば、採用の確度も上がってきますが、
中小企業にはそのお金も時間もないため、
なかなか採用活動だけに注力することはできません。

最終的に、会社の雰囲気がまだ採用するには
至っていないという結論に至り、社員教育や社内文化の改革に
力を入れられることもあります。

それも時間や費用的にも厳しいので
自分たちの会社では採用は難しいと諦めてしまいます。

故にちゃんと専門家に相談をして、
自社を俯瞰してもらって
どんな採用手法が適切かを検討する必要があります。

中途が良いか、新卒が良いか、外国人人材が良いか、
パートタイムが良いか、アルバイトが良いか。

はたまた、今は採用を辞め、
生産性向上のためのIT投資が良いか。

自社にとって何が正解かは分からないですが、
しっかりと全体を俯瞰して専門家に相談することを
おすすめしています。

そこを整理して良い仮仮説を立て実行していく。
採用はそれに尽きると思います。

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