SYNERGY

杉原活動記
2019/07/08 (月)
杉原里志

申し訳ございません。給料は安くしています。

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私が小学生の頃に比べると
プロ野球選手の年俸は
随分高くなりました。

 

 

当時1億円プレイヤーなんて
3冠王3回も取った
落合 博満 選手くらいです。

 

現在のプロ野球を見ると
1億円以上のプレイヤーは
毎年70~90人はいます。

 

昔はトレード以外移籍という
方法がありませんでした。

 

現在ではFA制度を利用し
移籍時には比較的高額な
年俸が提示されるようになり

その頃から市場原理が
プロ野球にも働くようになり
徐々に年俸は上がりはじめました。

 

そのため近年では
1億円プレイヤーは
珍しくなくなりました。

 

1億円プレイヤーは
活躍している選手としての
ひとつの目安という感じでしょうか。

 

その中で気になるのが
1億円以上のプレイヤーに

どのポジションでも守れて
足が早くて代走の切り札になる
ユーティリティ系の選手は
ひとりも入っていないということ。

 

試合の後半に守備固めや
代走の切り札として
最後の1点をもぎ取ったり
守り切る役割を担う
いぶし銀な存在感を持つ選手。

 

玄人ファンになると
そういった選手の良さをしっかり
見つけ出し、評価し、大切さを説き
ウンチクに味わいを醸し出す。

 

そういった味付けの選手です。

 

長いペナントレースを戦うには
そういった選手は
役には立つし必要だけれども

1億円プレイヤーに
1人もいないことをみると

高額な年俸を支払ってまでは
在籍させる必要はないという
ことなのでしょう。

 

話は変わりますが、、

少々複雑でもPCの
細かい設定は自分でする。

 

ドメイン取得も
メールサーバーの管理も

メモリの増設だって
グラボの取替だって自分でする。

 

ジャッキアップして
タイヤ交換もするし

多少のシステムであれば
セットアップもある程度する。

 

昔、事務機器の担当者さんから
こういったのは○円でできますよ。
と、言われて

この程度の仕事を社外に
出している会社があるのか、、

もったいないお金の使い方するな、、
と、真剣に思っていました。

 

自分でやるほうが安い。
真剣にそう思っていました。

 

社外に委託するのは
できない会社がすることであり

自社で何でもできるのが
一番いい。

 

なんたって
お金が出ていかないのだから。

 

そう信じて社会に出てずっと
仕事をしてきました。

 

自社の不得意なことは任せ
自社の得意なことに集中する
コア・コンピタンス経営なんて

仕事が欲しい営業マンが
発注してもらうための
方便として使っている
単なるウリ文句だと考えていました。

 

だって、自分でやった方が
明らかに安いわけですから。

 

技術的にできないから
発注するのは仕方がない。

 

でも、がんばればできることを
発注するのは怠慢。

 

世の中は決して甘くないのだ。

 

やればできることにお金を使う
なんてことはあってはいけない。

 

社会に出て15年くらい
真剣にそう考えていました。

 

なぜ、そう思ったのか。

元々、残業代が出ない
働き方をずっとしてきました。

 

朝8時には仕事を始め
夜10時に定時を迎え
2時間残業して24時に会社を出る。

 

長時間労働だとは知っていましたが
少なくともそれが自分の普通でした。

 

しかし。
しかし、冷静に考えれば。

 

自分でやるほうが安いというのは

自分の時間価値は
必ず発注した金額より低いと
言っていることと同じことです。

 

 

5,000円!?
高いな、、

俺なら2,500円でできる!
なんて思っていたものです。

 

自分で雑務をやっているときは
会社や自分自身の専門性も
磨かれません。

 

雑務に追われれば
専門性はいつまでも
高くはなりません。

 

振り返ってみれば
これまで随分と
自分がやらなくても済んだ
雑務に時間を費やしてきました。

 

今までの日本では
年功序列的な要素や
正社員という要素で
価値と収入の繋がりは
緩やかでした。

 

プロ野球という
価値と収入が顕著に
現れる世界では
すでに実証されているように

ユーティリティプレイヤーは
チームにこそ必要ではあるけども
査定は決して高くありません。

 

ユーティリティプレイヤーが
悪いわけではありません。

 

経営者自らが
ユーティリティプレイヤーになり
必死にお金を節約している会社も
少なくはありません。

 

ユーティリティプレイヤーの
社長や管理者は真面目で
遅くまで働いていたりします。

 

そういう会社は
自前主義文化になり
社員やパートを雇い
あれもこれもやろうとします。

 

人あまりの時代は
これでも良かったでしょう。

 

今は人不足の時代。

 

専門性は高まらない。
専門性が低いから安くなる。
安いから、人も集まらない。

 

いざ入社しても
やることたくさんあるから
ストレスで人が定着しない。
管理は複雑になる。

 

こういった問題を
解決するには

自分たちが何で高い価値を
提供するかをちゃんと
決めるしかありません。

 

自分自身が
高い価値を提供することに
こだわること。

 

自分がやるほうが安いと
勘違いしないこと。

 

たったこれだけのことに
気づくのに15年以上
かかったわけです。

 

「自分(たち)でやるほうが安い。」
と、社員に説明する。

 

それは、
「自分(たち)の時給は安い」
と社員に啓蒙しているようなもの。

 

 

なかなか、後悔です^^;

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この記事を書いた人
1978年 広島生まれ 株式会社シナジー 取締役 地方中小企業の新卒採用を支援するスカウト型イベントを展開中。小さな会社の採用を成功させるには、「採用力」を高める前に、競争力のあるビジネスモデル、企業力が必要と実感し、社長の学校「プレジデントアカデミー」を広島で開校。自身も「経営の12分野」メソッドを組織に浸透させるための企業研修のガイドを行っている。 『ぐっとくる会社を、もっと。』を、ブランドスローガンに中小企業を活性化させる活動をしているが、自社でも財団法人次世代普及機構が主催する2017『ホワイト企業アワード』の制度部門で大賞を受賞している。
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