その他ノウハウ
2018/03/07 (水)
乾 恵

教科書で、西郷隆盛を好きになれるか

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毎週日曜日は
NHKの大河ドラマ
西郷(せご)どん
を観るようにしています。

 

 

 

なかなか観れない週も多く
録画に頼ることが多いのですが
以前よりも気楽に見逃すことが
できる時代になりました。

 

 

 

 

深夜の新日本プロレスの
録画に失敗して切なかった
中学生時代が不憫で仕方ありません。

 

 

 

全日本プロレスは
0時半くらいからなのですが
新日本プロレスは
2時とかなので
中学生が起きておくには
大変でしたが深夜にやっているのも
どこからしら魅力だったんですかね。

 

西郷(せご)どんに戻りまして

 

 

西郷(せご)どんとは
西郷隆盛の愛称です。

 

 

西郷隆盛は
薩摩の貧しい下級武士の生まれ。

 

 

両親を早くに亡くし家計を補うため
役人の補佐として働くのですが

 

 

困った人を見ると放っておけず
自分の給金も弁当も全部与え
西郷家はますます貧乏になり
家族はあきれかえるのですが
西郷は気にしません。

 

 

多感な青年期を経て
三度の結婚、二度の島流し…。

 

 

極貧の下級武士に
すぎなかった素朴な男は

 

 

南国奄美で愛に目覚め
勝 海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い
揺るぎなき「革命家」へと覚醒し 
やがて明治維新を成し遂げます。

 

 

素顔は、脇は甘く、愚直でうかつ。
彼に出会ったものは皆、
西郷が好きになります。

 

 

絵になるというか
波乱万丈というか

 

 

でも、こういった物語を通じて
人はドキドキしたりワクワクしたり

 

自分を重ねて

 

 

「やっぱそうだよね」と
共感してみたり
「よし!がんばろう!」と
励まされたり
心を動かされます。

 

 

 

 

 

以前も書きましたが
学校の授業で教科書を読んで
西郷隆盛や坂本龍馬が
大好きになることはありません。

 

 

そこにあった人々の思いや
うまくいかなかった
苦労や挫折を乗り越えて

 

 

大きな偉業を成し遂げたり
する物語があるからこそ
心を動かされるわけです。

 

 

会社説明会をする企業が
私たちの会社はこうです!
と、結果だけ伝えても

 

 

教科書を読んで
知るだけになってしまいます。

 

 

経営理念を
スローガンとして伝えて
入社を求めるのではなく

 

 

理解して
入社してもらうのでもなく

 

 

どうすれば
共感してくれる
共鳴してくれる様な同志に
出会うことができるのでしょう。

 

 

それは会社にある物語を通じて
どういった未来を目指して
どういった思いをして
どういった挫折をして
ここまで来たかを伝えていくことで

 

 

共感を得られたり
共鳴してくれる同志に
たどり着くわけです。

 

 

最初は同志なのではなく
ちょっとした
共感が入り口かもしれません。

 

 

しかし共感を積み重ねることで
それは共感から共鳴になり
最後はお互い無くてはならない
存在になっていく。

 

 

そういった同志を
みつけるためには

 

 

私たちのミッションは
○○です。

 

 

というスローガンだけで
いきなり心を鷲掴みにされる
なんてことは無いので

 

 

西郷どんのように
物語を通じて伝えていくことで
共感者を徐々に育てていく
ことが必要になります。

 

 

スローガンも大切ですが
そこにどういった
物語があったかを

伝えていくことこそ

 

 

同志を見つけるための
手段になりえるわけです。

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