シナジー活動記
2018/03/26 (月)
シナジー 広報

情緒や風味を一度おいて

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KJ法という思考を整理する
方法があります。

 

有名な手法なので
一度はやったことあるよ
という人はとても多いのでは
ないでしょうか。

 

まずは、そのテーマに対して
自分の考えをカードに書き出す。

 

 

 

カード化された多くの
意見・アイディアをグループ化し

 

 

論理的に整序して問題解決の道筋を
つけていくための手法がKJ法です。

 

 

細やかな流れを省くと
ザッとこんな感じです。

 

 

私はこのKJ法が
とても苦手でした。

 

 

このKJ法で出てきたアイデアや
意見はグルーピングされてしまい
1つのカテゴリにくくられ
タイトルが付けられていきます。

 

 

 

そこに付けられるタイトルが
さっぱりしているというか
たんぱくというか

 

 

 

本来頭のなかには確かに
漂っていたはずの味わいのある
雰囲気が削ぎ落とされてしまう
感覚がどうにもやるせなく
好きになれなかったわけです。

 

 

そういった言葉の味わいを
そこなってしまうことで

 

 

間違った解釈をされないように
文字にすることを避けていた
時期もありました。

 

 

そうやってKJ法を
避けてみたりすることで
思考を言語化することを
避けていたわけです。

 

 

しかし会社を運営するということは
誰かとの「関わり」をつくる活動です。

 

 

関わる人を増やし
関わる人との関係をより良く築く。

 

 

そのためには
自分の思いを人に
伝えなければなりません。

 

 

物事を考えていくとき
物事を人に伝えて協力を求めるとき
文字がなければ上手く伝わりません。

 

 

関わりを特定の誰かにだけであれば
それでも十分に事足りていましたが
関わる人を増やしていく中では
それは避けて通ることができません。

 

 

考えるときにはそこに
確かに存在していた風味や
味わいみたいなものは一旦置いて
明確に言語化していく。

 

 

これは、つまりこういうことだな。
そうなると、こういう仮説が立つ。

 

 

と、淡白だけれども
誰が見ても理解できる言葉にして
考えていくことで多くの人を
巻き込んでいくことができます。

 

 

コミュニケーションに表現力は
欠かすことのできない要素なので
しっかりと磨いていかなければ
いけませんが

 

 

その答えに行き着く言葉や意味は
簡潔な方が組み立てやすくなります。

 

 

芸術家やアーティストでもない限り

 

「俺の思っていることって
 ちょっと表現しにくいんだよね」

 

といって

 

 

思考を整理できなかったり
相手に伝えることができないのは
とても勿体無いことです。

 

 

自分自身もそうですし
言葉にすることができない
イメージのようなものは
誰しもが多く持っていると思います。

 

 

それを言語化していくための
努力をしていかなければ
イメージを言葉にして伝えていく
ということができなくなります。

 

 

ふわっとしたイメージは

 

 

一度言語化して
自分自身に取り込むことによって
自己認識が進んでいくものです。
 
 

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この記事を書いた人
『ぐっとくる会社を、もっと。』を、ブランドスローガンに中小企業を活性化させる活動をしているが、自社でも財団法人次世代普及機構が主催する2017『ホワイト企業アワード』の制度部門で大賞を受賞している。
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