シナジー活動記
2018/05/22 (火)
シナジー 広報

有効求人倍率4倍を超えて、雇用創出を考える意味はあるのか

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どこもかしこも人手不足です。

 

 

東広島の有効求人倍率は
3月に3.71倍と落ち着きましたが
  昨年12月 4.09
  今年    1月 4.36
            2月 4.29
ずっと4倍を超えています。

 

そう考えると
単純な人手のかかる
雇用創出はこの地域に
今求められていることではなく
単純に人材という貴重な資源を
奪う行為に見えます。

 

あらためて
雇用創出には何が必要でしょう?

 

私たちもときどき
行政の仕事(公共事業)を
受託して行います。

 

これは私たちの
雇用創出でしょうか。

 

おそらく
私たちがやらなくても
私たち以外の企業がやります。

 

いうならば私たちが
雇用を生み出したのではなく
行政が雇用を生み出したに
過ぎません。

 

よく、選挙で公共事業を多く出し
雇用を創出するといった公約を
耳にすることがあります。

 

これは理にかなっていて
こういった仕事を自社で
採択して雇用をしても
我々が雇用を創出したとは
どこか言いにくくあります。

 

よくよく考えてみると
雇用を創出するというのは
随分と大変なことです。

 

日本が今のような
経済大国になったのも
この街に雇用があるのも

今は大きくなった会社が
世界に向けて勝負し

切った張ったの世界で
命がけの戦いを海外企業と
渡り合ってきたからだと
気づかされます。

 

雇用創出という観点で見れば
私たちのような小さな会社は
そういう土台の上で
ゆるゆるやっているだけのように
思えてしまうこともあります。

 

もちろん小さいことが悪いわけ
ではありませんし否定する
わけではありません。

 

ただ、この街に雇用を創出する
と考えたときに、自分たちが
関わったからこそ生まれた
この地域の雇用というものが
いったどれほどなのか。

 

ご近所の会社から奪っただけの
雇用でしかないのであれば
それはこの地域に対する
雇用創出になるのでしょうか

 

そう考えると
優秀な起業家は
小さく留まるのではなく
もっと社会のためになるよう
全力を尽くして

あらたな雇用を創出する
事業をしてもっと地域に
活力を育むような事業を
しかけていってもいいのかも
しれません。

 

有効求人倍率3〜4のこの街に
雇用創出が本当に意味があるか
まだ答えは出ていませんけれど

少なくとも、本当の意味での
雇用創出に繋がる仕事を
自分達ができるようになるのかは
しっかりと向き合って
行きたいところです。

 

 

─── ぐっとくる会社を、もっと。 ───

株式会社シナジー
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この記事を書いた人
『ぐっとくる会社を、もっと。』を、ブランドスローガンに中小企業を活性化させる活動をしているが、自社でも財団法人次世代普及機構が主催する2017『ホワイト企業アワード』の制度部門で大賞を受賞している。
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