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2018/06/20 (水)
杉原里志

酒まつりで考えさせられること

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3年前に地元で行われる
国内最大の日本酒イベント
「酒まつり」の本部の運営を
担当させてもらいました。

 

 

人口7万7千人の街に
(市だと約20万人)
2日間で約25万人が訪れる。

 

10月の3連休になれば
まさに、街はお祭り騒ぎです。

 

酒まつりがもたらす
経済波及効果は30億円を
超えると地元の観光協会が
発表しました。

 

それまでは酒都を冠とする
東広島市の地域文化醸成と
地域活性化の一翼をになって
いるという認識はありましたが

あらためてイベントを行う
価値が見直されました。

 

まあ、素直にその額どおり
ではないにしても
肌感覚的にも
経済効果はあるだろうという
実感はあります。

 

さて、今年はどうなるのでしょう。

 

既に昨年から継続的な
課題の調整は進められ

この4月には新しい実行委員会が
立ち上がっています。

 

3年前…

本部を担当していた
自分は悩んでいました。

 

このお祭りの調整に
ムダなものが多すぎる

 

なぜ、調整にここまで
時間がかかるのか

 

そして、何よりも本部にいても
全体が把握しきれないほどの
組織単位の多さ

その人たちを招集して
行われる数の多い会議

そして、参加招集しても
参加か不参加かさえ
返ってこない日々

実行委員会に役を背負って
参加してもらうのだからこそ
責任感を持って活動してほしい。

 

本部にいれば
自然とそう思います。

 

でも、酒まつり実行委員会の
事務局をしている人から
言われました。

 

「参加の連絡は
「FAX」「HP」「電話」「メール」
使えるものはすべて使うんよ。」

 

「あらゆる手段を用いて
人を巻き込むことをしないと。」

 

当時はまだ「働き方改革」という
言葉は無かったかもしれませんが
随分効率が悪く

自分自身の手間も
事務局の手間も
減りません。

 

もう少し効率をあげようと
改善活動の一環として
グループウェアの
Cybozuを導入してみました。

 

担当者の連絡先を入力して
全員分のアカウントを作って
運用を開始しました。

 

多くの人の出欠確認が楽になり
情報通知、決済業務が楽になる。

 

そう思って導入しましたが
実行委員会に参加している
メンバーからは

まったくの無反応。

 

使ってくれたのは
当時の実行委員長と
自分くらいでした。

 

それなら、LINEで十分です。

 

参加する全員が、若ければ
参加する全員が
もっと責任感が強ければ
きっとうまくいく。

 

そういうことでは
ありません。

 

今でも思い出すのが
この言葉

 

「参加の連絡は
「FAX」「HP」「電話」「メール」
使えるものはすべて使うんよ。」

 

「あらゆる手段を用いて
人を巻き込むことをしないと。」

 

当時はさすがに
「そうはいってもちょっと効率が悪いし」
「便利な方法は探せばあるんじゃ…」

 

そう思っていました。

 

このポジションをやってみれば
多くの人がそう感じるかもしれません。

 

ただ、参加してくれている
人たちは責任者とはいえ
ボランディアです。

 


年齢も、ポジションも

参加している動機も
責任の重さも

それぞれみんな違います。

 

でも、自分自身が
一生懸命になると

 

やる人はやるし
やらない人はやらない

しっかりと責任をもって
やる人でやればいい。

 

つい、そういった
思考になってしまいがちです。

 

でも、そうではない。

 

放っておいてもやってくれる人
はもちろんありがたいが
それだけでは大きなものは
動かすことができません。

 

放っておいたら
徐々に離れていってしまう
そんな可能性のある人達を

いかに、同志として巻き込み
共犯者にして、責任をもって
もらうきっかけを生み出すのか。

 

とても大変でも、面倒くさくても

電話したり
再度メールしてみたり
しっかりと参加の有無を確認して

参加できなければ
「調整がついたら参加して下さいね」
と、フォローしていく。

 

ちょっとした効率よりも
手間を掛けて巻き込んでいくことで
多くの人が離れていかないことの
大切さに気づかせてもらいました。

 

ある団体だったら
未だにメールもFAXも使わず
電話で参加確認をするそうです。

 

先人は知っている
のかもしれません。

 

そういったちょっとした
コミュニケーションを駆使して
放って置くと温度が
下がってしまいそうな人たちを
強力な仲間に変える方法。

 

やる気のあるメンバーだけで
やるのもいいですが

いかに利益を追求することを
しない団体において
参加を促すことが重要なことか。

 

考えさせられる
いい経験でした。

 

今年も酒まつりに
向けて動いています。

 

効率を求めるのではなく
効果をどう出すか。

 

あたりまえですが
人の心は効率ではない。

 

ちょっとした煩わしさを
織り交ぜていくことが
成果に変わるんですよね。

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この記事を書いた人
1978年 広島生まれ 株式会社シナジー 取締役 地方中小企業の新卒採用を支援するスカウト型イベントを展開中。小さな会社の採用を成功させるには、「採用力」を高める前に、競争力のあるビジネスモデル、企業力が必要と実感し、社長の学校「プレジデントアカデミー」を広島で開校。自身も「経営の12分野」メソッドを組織に浸透させるための企業研修のガイドを行っている。 『ぐっとくる会社を、もっと。』を、ブランドスローガンに中小企業を活性化させる活動をしているが、自社でも財団法人次世代普及機構が主催する2017『ホワイト企業アワード』の制度部門で大賞を受賞している。
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