一度自社に問い合わせを頂いた方や、フロント商品を購入
もしくはお試し利用等をして頂いた方を
本購入まで定期的にフォローする活動が見込客フォローです。
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ではなぜ、定期的なフォロー活動が必要なのかと言いますと、
お客さんは自社のことをすぐに忘れてしまうからです。
こちらのグラフにあるように、人は覚えてから1日で7.8割忘れてしまいます。
日々の生活で様々な情報が溢れている中で
たった1度や2度問い合わせた商品・サービスのことなんてすぐ忘れてしまいます。
自社のことをお客さんの記憶に残すために効果的なのが
何度も思い出してもらうこと。
そこで定期的な見込客フォローが必要になるのです。
さて、メルマガは数ある見込客フォローツールの中でも、
インターネットが普及した当初からあるテッパンのツールです。
メルマガはチラシのように印刷コストがかからず、大量に送ることができる反面
保有しているメールアドレスの数までしか送ることができないという特徴があります。
そのため、どれだけ顧客リストを充実させるかが成功の鍵になります。
まず大前提としてメルマガを始めるためには
①顧客リストを作ることと②メールシステムを導入することの2つが必要です。
それぞれ説明いたします。
①顧客リストをきちんとつくる
まず、顧客リストをきちんと作る必要があります。
先ほど説明した通り、メルマガマーケティングの一番の財産は
メールリストです。
しかし、意外とメールアドレスを管理できている会社は少ないです。
名刺をもらった担当者だけがメールアドレスを知っていて社内に情報共有されていなかったり、
あるいは情報の更新がきちんと行われていなかったりということがあります。
メルマガの反響を増やすためにはきちんとメールリストを作成し、更新する必要があります。
②メールシステムを導入する
一般的なメーラーのメーリングリスト機能によってメルマガを配信しても良いですが、
きちんと反応率を管理するためにはメルマガのシステムを導入した方が、
機能が豊富で効果をあげやすくなります。
メルマガで成果を出すために押さえておくべき5つの指標について後半で説明するので、
これを参考にメルマガシステムの導入を検討してください。
最近のメルマガシステムは競争が激しくなっており、低価格でも開封率測定機能や
ステップメール機能など機能が充実しているメルマガシステムが数多くリリースされています。
【指標1】保有アドレス数
単純に送信先が増えるので効果も高まりやすくなります。
アドレスを増やすことも重要ですが、きちんと顧客リストとして
登録するところまで行う必要があります。
【指標2】解約率・不達率
お客さんのメールボックスはある意味ではプライベート空間です。
必要ない情報が何度も送られてきたらメルマガを解約したり
迷惑メールに登録したりしたくなるのは当然です。
解約率が高い場合は、その情報はリスト内のお客さんに
求められていないということです。
リストやメールの内容をみかえしましょう。
【指標3】開封率
メールを開いてもらえなければ意味がないですよね。
ですがメールを送るライバルも多いので、
メールを開いてさえもらえないことは意外とよくあります。
開封率が低い原因はメールのタイトルにあるので、
つい中身を見たくなるようなタイトルをつけましょう。
【指標4】クリック率
メールから自社の商品ページ等に誘導することが主な目標かと思いますが、
URLのクリック率が低いということはメールの中身が魅力的ではなかったと言えます。
【指標5】コンバージョン率
メール内のURLをクリックした方がその後商品を購入したり、資料請求をしたりなど、
期待した行動をとってくれた割合をコンバージョン率といいます。
クリックしてくれているのにコンバージョンが低い場合は
メールの内容とリンク先の内容が合っていなかったり、
期待したものではなかったと感じられている可能性があります。
リンク先のページとメールの内容をうまくマッチさせましょう。
以上のように見込客フォローの効果を高めるためには
地道な改善が必要なことがわかります。
しかしここに時間を使いすぎるのも考えものです。
見込客フォローは自動で回るように仕組み化することが継続の鍵になります。
ぜひ御社にあったフォローの方法と仕組みづくりを検討してみてください。
弊社で毎月開催している
社長の学校「プレジデントアカデミー」の今月9月のテーマは
「見込客フォロー」です。
自社の商品・サービスに興味を持ってくれたお客さんや、
何度か取引のあったお客さんから購入に導く仕組みを構築します。
少しでも気になった方はこちらのページを御覧ください。
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