無料求人サイト「おすすめランキング5」〜無料で掲載できる求人サイト5選〜

乾 恵
「採用を行いたいけどあまりコストをかけられない・・・」
「採用活動に慣れるまでは一旦無料のものを試したい・・・」
「無料で使える求人サイトのうちどれが自社に適しているか分からない・・・」
というようなお悩みをお持ちではありませんか。
採用は会社における投資の中でもハイリスク・ハイリターン。
失敗すると多額のお金や時間を浪費してしまうため
適切な採用手法をしっかり吟味したいですよね。
本記事では、
これまで数千社の中小企業の採用をご支援してきた私達の経験を元に、
無料で使える求人サイトの有効性やメリット・デメリットについて紹介し
その中で中小企業におすすめのものを5つ紹介します
また、無料求人サイト以外にも無料で使える採用手法や
そのような無料のものでも成果を最大限高める方法についてお伝えします。
目次
1.無料求人サイトとは?
ハローワークなどの公的機関やリクルートのような民間企業が提供する
無料で求人情報を掲載できるインターネットページのことを指します。
求人をインターネットで掲載するとなると
タウンワークやマイナビなどの
有料のものをイメージされる方も多いと思いますが
こういった掲載サービスの中には実は無料で使えるものが数多くあります。
無料で使える背景としては、有料のプランに移行してもらうための
お試し利用という位置づけで無料にしているところが多いです。
無料で使ってみて成果が出ると感じられたら
有料プランに移行してみてもよいのではないでしょうか。
無料求人サイトのメリット・デメリット
そんな無料求人サイトにもメリットとデメリットがあり、
自社の状況によっては使わないほうが良いケースもありますので
ここで確認をしてみてください。
🔺メリット①採用コストを抑えることができる
無料求人サイトの一番のメリットは無料で使えてコストを抑えられる点です。
🔺メリット②露出先を増やすことができる
無料で使える分、複数の求人サイトに求人を出すことができます。
求職者によって使う求人サイトも異なるので
数を増やせばそれだけ見つけてもらえるチャンスも増えます。
また、1人の求職者に自社の求人情報を複数回見てもらえる可能性が上がるので
自社のことを覚えてもらえる可能性も高まります。
🔺メリット③自社サイトの評価を上げることができる
直接的には採用に関係ないのですが、
自社サイトのリンクが複数の求人サイトに載ることで
自社サイトの評価を上げることができます。
評価が上がれば、Googleで検索された際に
上位表示される可能性が高まります。
🔻デメリット①求人を見てもらえる可能性が低い
無料求人サイトは求人掲載をするハードルが低い分、
様々な企業が求人を出しています。
そのため、自社の求人が他社の求人に埋もれてしまい
見てもらえない可能性が高いです。
また、無料求人サイトの多くは
有料プランを使うことで上位表示されやすくなる仕様になっているので
求人を見てもらうことが難しいと言えます。
🔻デメリット②求人の作成にサポートがつかない
求人サイトの有料サービスでは、そのサイトの管理会社が
求人についてアドバイスをしてくれることがありますが、
無料の場合は基本的にはありません。
自社のノウハウだけで求人のPDCAを回す必要があるので
場合によっては成果が全く出ずに手間ばかりかかってしまうこともあります。
🔻デメリット③求人を魅力的に作りづらい
無料であるがゆえに、使える機能が限られていることがあります
例えば写真は1枚だけしか掲載できないという場合や
求人の構成が決まっていて、自社のアピールしたい部分を
書くスペースがないということもあります。
求人サイトを選定するときには、どれくらい自由に求人をデザインできるか
確認することをおすすめします。
そのほかの求人方法との比較を含めた【採用メソッド完全比較ガイド】を無料でプレゼントしているので、ぜひ参考にしてください。
2.中小企業におすすめな
無料求人サイトランキング5
ここからは無料で使える求人サイトのうち
中小企業におすすめものをランキング形式で5つ紹介します。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介します
また、どういう企業に向いているかも紹介します。
おすすめ無料求人サイト5位:求人ボックス
求人ボックスとは、カカクコムが提供する求人検索エンジンです。
求人検索エンジンとは求人版のGoogleだと思って頂ければ
イメージしやすいかと思います。
インターネット内にある様々な求人情報を集めてきて
例えば利用者が「広島」「営業職」という風に調べた場合に
該当の求人が表示されるという仕組みになっています。
求人検索エンジンで代表的なものと言えばこの後紹介する
Indeedがあげられます。
求人ボックスはIndeedと比べると
ユーザー数や求人数では劣ってしまいますが、
有料掲載を行った場合のコストが求人ボックスのほうが低いことが多いです。
👉求人ボックスのここがすごい
・他の求人媒体に掲載した情報が求人ボックスにも自動的に掲載されるので
露出先が増える。
・様々な求人情報が集約されており、ユーザー数は年々増加傾向にある
・同じく求人検索エンジンのIndeedと比較するとコスト面で勝る
👉求人ボックスがおすすめな企業
求人ボックスは無料で使える求人サイトではありますが、
有料掲載を使って低コストで採用を行いたい企業におすすめです。
無料で使いたいという場合は、求人ボックスよりも先に、
他の求人媒体で求人作成を行うことをおすすめします。
というのも、他の求人媒体に載せた求人が
求人ボックスにも自動的に無料で掲載されるので
求人ボックスに直接求人を出すよりも、他の求人媒体で求人作成をして
ついでに載せてもらえば一石二鳥というわけです。
おすすめ無料求人サイト4位:Airワーク
第4位は株式会社リクルートジョブスが提供している求人サイト
「Airワーク採用管理」です。
採用ホームページを10分で作成。
求人掲載から採用管理まで0円で。
というキャッチコピーの通り、
80種類あるデザインテンプレートから選んで、
採用ホームページを無料で作れるサービスです。
👉Airワークのここがすごい
・80種類もあるデザインテンプレートを選ぶだけで
簡単に採用ホームページを作ることができる。
・求人情報が「Indeed」「求人ボックス」「Googleしごと検索」などの
求人検索エンジンに自動的に掲載される
・応募者の管理機能がついているので、応募から選考状況の管理ができたり
Airワークから応募者にメッセージを送ることができる。
👉Airワークがおすすめな企業
Airワークは自社の採用ページがない会社に特におすすめです。
とある調査によると、求人に興味を持った求職者の約90%が
その求人の企業のホームページや採用ページを調べると言われています。
つまり、現代の採用においては採用ページを持つことが必須と言えます。
ただ、自社の採用ページを作るには数10万円〜100万円近くのお金や
数ヶ月間の時間がかかります。
まだ自社の採用ページを作るのは難しいという場合に
AIrワークを自社の採用ホームページとして代用できます。
おすすめ無料求人サイト3位:engage
engage(エンゲージ)はエン・ジャパン株式会社が提供する
無料求人サイトです。
4位のAirワークとサービス内容が似ており
デザインテンプレートから採用サイトを作ることができます。
また、Indeedや求人ボックスにも自動掲載されますし、
応募者の管理もできます。
Airワークとの違いと言えばスカウトメール送信機能がついている点です。
スカウトメールというのは、サイトに登録している求職者の中から
自社の採用ターゲットに近い人物に向けて、直接メッセージを送ることができる
という機能です。
求人サイトが基本的に応募を待つことしかできなかったのに対して
スカウトメールは能動的に狙った求職者にアプローチができますから
メールの文面次第では大きな効果を発揮するでしょう。
ただ、無料で使用する場合は、1週間に10通までという制限があります。
まずは試しに無料で使ってみて、効果が出るようであれば
有料プランに変更することも可能です。
👉engageのここがすごい
・デザインテンプレートを選ぶだけで
簡単に採用ホームページを作ることができる。
(Airワークが80種類あるのに対してengageは10種類)
・求人情報が「Indeed」「求人ボックス」「Googleしごと検索」などの
求人検索エンジンに自動的に掲載される
・応募者の管理機能がついているので、応募から選考状況の管理ができたり
engageから応募者にメッセージを送ることができる。
・スカウトメール機能を使えば狙った求職者に直接オファーをすることができる。
👉engageがおすすめな企業
engageは自社の採用ページがない会社におすすめで、
求職者にスカウトメールで直接オファーを送りたい
という企業にもおすすめです。
Airワークとの使い分けとしては
採用ページのデザインの自由度に差がありますので
会社のブランドイメージを損なわず、
思ったような採用ページを作りたい場合はAirワークを選ぶとよいでしょう。
スカウトメール機能を使ってみたいという場合は
engageをおすすめします。
おすすめ無料求人サイト2位:Indeed
求人検索エンジンといえばIndeedというくらい
求人サイトの中でも特に勢いがあるのがIndeedです。
求人ボックスのところでも説明しましたが
求人検索エンジンとはweb上に存在する求人情報を一つの場所に集めて
検索できるようにしているサービスです。
Indeedも求人ボックスと同様に掲載方法は2種類あり
Indeedに求人を直接掲載する方法と
自社の求人サイトや、engage等で作った求人情報を
Indeedにクローリングしてもらう方法があります。
どちらの方法でも無料で掲載することができるので
インターネットを使って採用活動をする場合は
まずはIndeedに載せてみることをおすすめします。
※Indeed社は求人の直接投稿を推奨しており
今後も直接投稿に対するサービスが拡充していくことが予測されます。
👉Indeedのここがすごい
・Indeedは利用者数の多さが最大の強みです。
月間アクセスは2000万人を超えると言われているほどです。
・他の求人媒体に掲載した情報がIndeedにも自動的に掲載されるので
露出先が増える。
・SEOに強く、Googleで求人を検索すると
多くの場合Indeedが1番上に表示される
👉Indeedがおすすめな企業
中小企業から大手企業まで幅広い層におすすめな求人サイトです。
有料掲載をする場合も、
クリック課金型(広告を開かれた分だけ費用を払う仕組み)なので
中小企業でもコストを調整しながら使うことができます。
おすすめ無料求人サイト1位:〇〇〇〇
ハローワークインターネットサービス
映えある第1位はハローワークインターネットサービスです。
ハローワークインターネットサービスとは
厚生労働省が運営する、就職支援・雇用促進のためのサイトで、
求職者と企業を結びつけるための機関「ハローワーク」が
提供している無料求人サイトです。
👉ハローワークインターネットサービスのここがすごい
・ハローワークに来所する求職者とインターネットで求人を探す
求職者両方に認知できる。
(インディードやグーグルしごと検索などの求人検索エンジンにも掲載される。)
・オンライン自主応募により、
ハローワークを通さずに求職者と直接やりとりができる
・労働条件によっては助成金が活用できる
👉ハローワークインターネットサービスがおすすめな企業
未経験の若い人材や資格職を採用したい企業におすすめです。
また、オンラインの求人認知ができているが、オフラインの求人認知が
できていない企業、求人の露出先を増やしていきたい企業におすすめです。
👉【成功事例ダウンロード】募集に成功した求人
ここまで読んでいただいた皆様には
弊社がお手伝いさせていただいた企業で
実際に採用ターゲットから応募が来た求人の成功事例を
特別にプレゼントいたします。
3.無料求人サイトの他に
無料で採用を行える方法
無料求人サイトの他にも、無料で採用を行う方法があります。
今回は代表的な3つの方法
①紹介・②学校訪問・③SNSについて紹介いたします。
①紹介
「リファラル」と呼ばれることもある採用の方法です。
社員に知り合いを紹介してもらうこともできますし
自社のお客様や、参加している経済団体の知り合いなどから
紹介してもらうこともできます。
社内紹介制度を作って、
紹介してくれた社員に報酬を支払って紹介を促すこともできます。
ただ、報酬を紹介料として支払うと
有料職業紹介にあたり法律違反になってしまうので
給与の一部として支払う必要があります。
社内紹介制度を導入する場合は一度、社労士に相談することをおすすめします。
②学校訪問
大学、専門学校、高校など種類は様々ですが
学校を訪問することで自社の求人を学内掲示してもらったり
直接教授や先生に紹介してもらうという方法です。
専攻科目や学部や偏差値などで、狙いを絞ってアプローチができるところが
学校訪問の一番のメリットです。
大学や専門学校の場合はキャリアセンターに求人票を提出して
学内の求人情報に載せてもらうことができます。
高校の場合は、進路指導室に求人を提出します。
一人一社制という制度があり、学生は一社しか選考を受けることができないので
選考を受けてもらえればほぼ内定受諾をしてもらえるという一方
そもそも選考を受けてもらえる可能性が低いので
いかに学校の先生と関係性を作って信頼を高めておくかがポイントになります。
③SNS
インスタグラム、TwitterなどのSNSを活用して
求人応募をもらうという比較的新しい採用手法です。
SNSは無料で始めることができて
フォロワーと直接メッセージの交換をしたり
情報をシェアできるというメリットがある反面
定期的な投稿が必要だったり
フォロワーを増やすために投稿する内容を工夫したりと
担当者の手間が大きいというデメリットがあります。
SNSはホームページなどに貼り付けて
すでに自社に興味がある人に対して
ブランドイメージを高めてもらうという
使いかたが一般的でしたが
最近ではSNSから直接求人の応募が来るケースも
増えてきています。
採用ターゲットに合わせて
使用するSNSを変えたり
(新卒や若者の中途採用はインスタがおすすめ)
投稿内容やプロフィールを事前に設計することが
成功する鍵になります。
そのほかの求人方法との比較を含めた【採用メソッド完全比較ガイド】を無料でプレゼントしているので、ぜひ参考にしてください。
4.無料の採用方法の効果を高める
2つのポイント
無料求人サイトのような無料の手法であっても
これから紹介する2つのポイントを押さえていれば
応募を獲得する可能性を高めることができます。
募集を始める前に
必ずチェックをしてください。
①採用設計
有料無料に限らず、求人を出しておけば応募が来るということは
よほど給料が高くて福利厚生が良い場合以外
ほとんどありえません。
おそらくこの記事を読んでいる方は給料や福利厚生は平均的でも
応募をしてもらう方法はないものかと考えているかと思います。
求人の効果を高めるためにはまず、
自社が採用したい人物の理想像を明確にすること、言い換えれば
「採用ターゲットの明確化」が必要になります。
釣りをイメージして頂けるとわかりやすいのですが
例えばマグロを釣りに行くのに川で釣り糸を垂らす人はいませんよね?
採用でいえば、採用ターゲットが見ていないところに
求人を出してしまっているということです。
また別の例で言えば
マグロを釣るのに小さな虫を餌に使わないですよね?
その餌が大好きな魚なら絶好の餌と言えますが
そうでなければ見向きもしないでしょう。
採用でいえば、採用ターゲットが魅力を感じないような
求人を出してしまっているということです。
それでは見向きもされません。
採用設計のポイントは以下の4つです。
1:採用目的を言語化する
2:仕事内容を言語化する
3:採用ターゲットに必要な要素を言語化する(ロールモデルの共通点を探る)
4:採用ターゲットへアピールできることを言語化する
採用設計1:採用目的を言語化する
採用設計で一番初めに行うのは
採用目的を言語化することです。
そもそもなぜ採用をする必要があるのでしょうか?
この問に明確に答えられない場合
もしかしたら採用が必要ないのかもしれません。
理想の未来を実現するために必要なことは何か?
と考えた中で採用が必要だとすれば
いつまでに、何の仕事をする人を、何名採用すべきかを設計しましょう。
採用設計2:仕事内容を言語化する
これから採用される人に任せる仕事を言語化します。
例えば、1日の仕事のスケジュールや、営業であれば案件の進め方だったり
社内や社外で関わる人や関わり方についてなど
求職者が分かるレベルまで言語化しましょう。
言語化ができたら求職者が魅力的に感じるように
表現を工夫していきます。
イメージは、求職者が見てワクワクするような表現で
短く分かりやすくすることが重要です。
採用設計3:採用ターゲットに必要な要素を言語化する
(ロールモデルの共通点を探る)
続いては自社が求める人物像を言語化していきます。
言語化する上で有効な手段が、自社の社員、
特にロールモデルになるような優秀な社員の共通点を探っていきます。
趣味、特技、家族構成、学生時代の部活、
周りからの印象、今の仕事を選んだ理由、
壁に当たった経験や乗り越えた方法など
聞き込みを行って、共通する部分を探します。
このようにすることで
自社で活躍しているメンバーの共通点が分かり
同時に採用における理想の人物像が浮かび上がります。
採用設計4:採用ターゲットへアピールできることを言語化する
理想の人物像が仕事を選ぶ上でどこを見ているのか
どんな情報が書いてあると応募をしたくなるのか
採用ターゲットを元に妄想を膨らませながら
PRポイントを言語化していきます。
②経営の強化
どんなに緻密な採用設計を行って適切な募集をかけても
そもそも良い会社でなければ人は集まりません。
私達シナジーは、中小企業の課題の根幹に採用があると考え
これまで様々なお客様の採用の課題を解決してまいりました。
採用ができないと悩む企業の中にはそもそも経営状態が悪く、
社員にとって働きやすい環境が整っていない会社も数多くありました。
働きたいと思ってもらえる環境が整っていなければ
どんなに採用手法を工夫しても採用に失敗してしまいます。
そのためにはまず経営を強化することが必要だと気づいたのです。
ただ経営を強化すると言っても、経営でやるべきことは多岐にわたるため
1つ1つ勉強していったら時間はいくらあっても足りません。
また、経営における有効な手段は時代とともに有効でなくなったり
最新情報が次々に現れたりと、様々な情報で溢れています。
こういった情報に踊らされないために
私たちがまず最初にオススメしているのは
「経営の基礎基本を理解すること」です。
経営の基礎基本を理解した上で経営を勉強すれば
情報の海に溺れてしまうことを防ぐことができます。
また、
世の中で新たに生まれてくる情報が経営において
どの部分のことを指しているのかが分かります。
経営の要素をバラバラに学ぶよりも、
基礎基本を理解した上で学ぶことで学習も短時間で済みます。
経営の基礎基本を理解する時に、私たちがオススメしているのが
「経営の12分野」というものです。
経営に必要な様々な要素を、ギュッと12の要素に凝縮してお伝えしております。
良い人材から選ばれる会社になるように
経営のレベルを上げましょう。
まとめ
無料求人サイトについて
中小企業におすすめなベスト5を紹介しました。
ランキング形式にはなっていますが、あくまで汎用性が高く、
まずは使ったほうがいいというおすすめの順番で決めていますので
業種や求める人物像によって有効な求人サイトが変わるということは
意識して頂ければと思います。
また、どんな採用手法についても
採用設計と経営強化は避けては通れない要素です。
採用を始める前に、働きたいと思ってもらえるような会社づくりができているか
見つめ直してみてください。
弊社では採用手法や求人の作り方
その他採用にまつわる様々な面でご相談に乗っておりますので
気になることがありましたらお気軽にお問い合わせください。

執筆者
乾 恵

賃金上昇の波を乗りこなす!中小企業が生き残るための「付加価値経営」への転換
賃金上昇の波を乗りこなす!中小企業が生き残るための「付加価値経営」への転換 最低賃金の上昇が続き、政府は2030年までに1500円を目指す目標を掲げているため、多くの中小企業が、物価高騰と相まって賃金を払えないという現実に直面しているのではないでしょうか。 賃上げができず利益構造が低迷すると、社員のモチベーションも下がり、人が離れていくという悪循環に陥り、最終的に会社が潰れてしまう(倒産・廃業)可能性があります。 この厳しい状況を乗り越えるには、企業として賃上げに対し全力で取り組む覚悟を持ち、経営体制を根本から改革するしかありません。 解決策は、社内の改善改革を通じて、自社の商品やサービスに付加価値をつけ、顧客にそのメリットを訴求し、価格交渉を進めることです。 中小企業だからこそ、経営者が数字や現金の状況を把握し、変革を恐れる社員の感情に流されず、社長が本気でやることを社内に伝えることが重要です。 外部環境の変化は避けられないため、外国人労働力といった安易な解決策ではなく、この賃上げを前提に仕組みそのものを変えていく必要があります。 この変化を「しんどい」と捉えるのではなく、ピンチをチャンスと捉え、本来の目的である「お客様に喜んでもらう/社会に貢献する」という事業の本質を見失わないことが重要です。 経営理念に立ち返り、この大きな挑戦を楽しみながら、地域や社会を良くしていくステップを踏み出しましょう。 この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!

小濱亮介

早期退職の根本原因は「面接の腹の探り合い」!新卒のギャップをなくす中小企業の採用戦略
早期退職の根本原因は「面接の腹の探り合い」!新卒のギャップをなくす中小企業の採用戦略 最近、新卒社員が退職代行を使って会社を辞める事例がニュースなどで話題になりました。 入社してわずか3日や1日で、希望する配属先でなかったり、会社の雰囲気が違ったりといった入社時とのギャップを理由に辞めるケースも散見されます。 採用面接が、学生に「いい会社だ」と思われたい企業と、内定が欲しい学生との間で行われる「腹の探り合い」の時間になっていることが、早期退職の大きな原因です。 企業側は、このギャップをなくす努力をしなければなりません。 特に中小企業の採用は、システマチックにできるものではなく、「人と人」の繋がりが重要です。 面接では、学生に「本当の自分」で話してもらうよう促し、お互いが本音ベースで話すことが大切です。 また、選考フェーズを多く設けるだけでなく、学生の弱点をストレートに伝え、入社前に克服すべきことを明確にすることもギャップの予防になります。 さらに、内定後に企業イベントへの参加やアルバイトを通じて入社前に社員の半分以上と交流してもらうことで、会社が目指す未来を深く理解してもらい、ミスマッチを大幅に減らせます。 採用活動には、営業活動と同じくらいの熱量をかけて、経営者や人事が真剣に取り組む必要があります。 作り込んだアピールではなく、相手目線に立って本音でぶつかり合う姿勢こそが、中小企業が求める人材を獲得し、共に成長していくための鍵となります。 この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!

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若手が「なりたくない」管理職!残業代なしの責任職を「最高の挑戦」に変える方法 若手の77%が管理職になりたくないと回答する時代、あなたの会社でも次世代リーダー育成に悩んでいませんか。 彼らがマネージャーを避けるのは、責任が重すぎる、自由がないと感じるだけでなく、何よりも現職の管理職が「大変そう」で「ワクワクしていない」姿を見ているからです。 管理職の役割は、夜遅くまで残る「日本の悪い象徴」になることではありません。 むしろ、いかにチームの生産性を高め、部下が残業しない仕組みを作るか「頭を使う」ことが管理職の仕事です。 管理職の多くは残業代がつかない裁量労働制ですが、これは仕事を早く終わらせるほど自分の時間を確保できるというメリットにもつながります。 負荷を乗り越えた達成感こそが成長の実感とやりがいを生み、管理職は、誰かに頼るのではなく組織全体を設計する「最高の挑戦」であるべきです。 私たちは、ネガティブなイメージに惑わされず、まず目の前の仕事に熱狂し、負荷を成長の糧と捉えるべきです。 管理職自身がワクワクし、視野を広げ、挑戦し続けることで、次世代が「なりたい」と思える新しいリーダー像を確立しましょう。 この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!

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頑張ったのに給料が上がらない?成果と報酬のズレをなくす「給与評価制度」の作り方
頑張ったのに給料が上がらない?成果と報酬のズレをなくす「給与評価制度」の作り方 「成果を出したのに給料が上がらない」と感じ、仕事へのモチベーションが下がってしまった経験はありませんか。 自己評価が高い社員と、会社が求める成果にズレがあるために、結果的に会社を辞めてしまうケースも少なくありません。 多くの企業が「これが本当に正解か」と悩みながら、評価制度のPDCAを回しているのが現状です。 まず、社員に認識していただきたいのは、給料とは仕事をして顧客からの評価を得て、その後の売上(利益)から発生するものであるという大前提です。 会社としてすべきは、社員が「どうすれば自分の給料が上がるのか」が明確になるよう、評価制度をきっちりと仕組み化することです。 特にMBO(目標管理)においては、上司と現場がずれないよう、成果目標を必ず数値化して握り合うことが重要です。 中小企業であっても、この仕組みを整えることで、まるでゲームのように「クリアしたら上がる」という見える化が達成でき、業務への取り組みやすさが劇的に向上します。 給与体系が明確になればなるほど、社員一人ひとりの働くモチベーションは高まります。 私たちは、自分の頑張り(自己評価)だけでなく、他者や市場からの評価を念頭に置き、成長のステップを明確にすべきです。 ぜひ、給与の体制を見直し、社員が前向きに頑張れる組織へと変革を遂げましょう。 この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!

小濱亮介

就活早期化に勝つ!中小企業が「大学1年生から」優秀な学生を確保する泥臭い戦略
就活早期化に勝つ!中小企業が「大学1年生から」優秀な学生を確保する泥臭い戦略 就職活動の早期化が止まらず、規定の6月解禁より前の11月から企業が活動を始めるケースが増えています。 新卒採用市場は完全な売り手市場であり、学生は選択肢の多さから迷い、企業側も優秀な労働力確保に焦りを感じているのではないでしょうか。 特にリソースが少ない中小企業にとっては、長期戦となる採用活動において、投資や継続的なフォローが難しいという現実もあります。 採用を成功させるためには、解禁時期に囚われず、まず自社が「どんな人に来て欲しいか」というペルソナ(求める人物像)を明確にすることが不可欠です。 そして、そのペルソナが「参加したい」と思えるインターンシップやオープンカンパニーを企画し、入社後のカルチャーギャップを事前に狭めていくことが重要です。 媒体にお金をかけるよりも、中小企業こそ大学1年生などの早期から学生との接点を泥臭く取り、関係性を作ることが成功の鍵となります。 どこで接点が生まれるかわからないため、経営者や採用担当者自らが積極的にスカウトのような形で声をかけ、継続的に関心を持ってもらう方法もあります。 採用の成功の鍵は、コストをかけることではなく、学生との関係性の構築にあります。 受け身の採用を捨て、常に自社に合った人材との接点を模索し、コストをかけずに採用を成功させる泥臭い動きをスタートさせましょう。 この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!

小濱亮介

AIを使わないと成長は止まる!生産性を劇的に上げる業務別AI活用術
AIを使わないと成長は止まる!生産性を劇的に上げる業務別AI活用術 ChatGPTなどAIの利用者数は増加していますが、遊びや簡単な作業でしか使えず、実際の業務で「使いこなせない」と感じている方が多いのではないでしょうか。 日本人には「完璧なものじゃないと使えない」という意識があり、そのレッテルが業務効率化のチャンスを逃しているかもしれません。 しかし、AIを導入しなければ、仕事の生産性を上げることはもはや不可能だとされています。 当社の事例として、社内ナレッジを一瞬で検索・文章化できるNotion AIを活用し、情報探索を劇的に効率化しています。 Notion AIはクローズドな社内情報から生成するため、情報管理の面でも利点があります。 また、ChatGPTを使ってExcelの関数作成やVBAコードを生成し、手動では手間のかかる作業を一瞬で処理しています。 さらに、スライド生成にはGammaなどのAIも活用可能です。 AIは、これまで無理だとされてきた業務を、爆発的なスピードと効率で処理することを可能にします。 AIを使わないと、企業としても個人としても成長が見込めない時代はすぐそこまで来ています。 私たちは、その仕事が自分でやらなければならないことなのかということを常に疑い、AIで代替できないかを考えるべきです。生産性の壁を打ち破り、次の時代の働き方を手に入れましょう。 この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!

小濱亮介

経営者が語るべき「挑戦の旗」!100億円企業を目指すためのミッションと数字の設定
経営者が語るべき「挑戦の旗」!100億円企業を目指すためのミッションと数字の設定 多くの経営者が、会社を大きくしたい、良い人材を採用したいと考えているものの、具体的に「どこを目指したらいいか分からない」と悩んでいるのではないでしょうか。 目指すべき方向が不明確なままだと、社員をどこに導けばいいかも分からず、会社自体が彷徨ってしまいがちです。 経営者にとって最も重要な仕事は、自分たちがここを目指すんだという「ミッション(旗)」を掲げることです。 例えば、当社では「あらゆる人と組織に元気のきっかけを作り出す」というミッションのもと、分かりやすい指標として2045年に売上100億円を目指すという目標を定めています。 売上、経常利益、粗利、自価総額など何でも良いので、自分たちが目指したい姿を数字でプロットして設定することが非常に重要です。 なぜなら、目標を数字で設定することで、現状との差が明確になり、どう行動すべきかという意思決定の基準がすべて明確になるからです。 この「挑戦の旗」を掲げることが、社員やお客さんに対して、会社が社会に対してどのような貢献をするのかという社会的な意義を示すメッセージとなります。 まずは、経営者自身が目指したい姿を数字化し、会社を次の成長へと導く「挑戦の旗」を掲げ、組織を力強く牽引していきましょう。 この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!

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好きより得意を選べ!社員が輝き、成果を出す「適材適所」配置戦略 多くの企業が、せっかく採用した人材が部署で力を発揮できず、適切な場所に配置できているか悩んでいるのではないでしょうか。 また、「好きなことを仕事にすべき」という風潮がありますが、環境が変わると「好き」は変わりやすく、必ずしも継続しやすいとは限りません。 配置転換は、経営において非常に重要な戦略であり、一歩間違えると組織の成長を大きく阻害してしまう可能性があります。 人材配置で重要なのは、先に仕事や場所を決めてから人に合わせる「書適材」(ジョブ型)という考え方です。 個人にとっては、変わりやすい「好き」よりも、「得意なこと」をやり続ける方が、成果によって認められ、やがて「好き」に変わるタイミングが訪れるため、得意なことを伸ばすべきです。 特に中小企業では、人事や経営陣と現場の距離が近いという強みを活かし、なぜその部署・ポジションなのかという目的と、成長して欲しい部分を本人に丁寧に伝えるコミュニケーションが不可欠です。 また、現場と経営の情報を融合させるため、中間管理職との連携(コミュニケーション)を重視する必要があります。 配置転換は、会社の成長のための重要な戦略の一つであり、私たちは、社員の成長と会社の成長という軸で、苦手な部分も含め正直に本人に伝えていく姿勢が求められます。 適切な配置と意図の共有を通じて、人材を真に輝かせ、組織全体の成長を加速させましょう。 この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!

小濱亮介

人が流出する地方で勝つ!中小企業が「転職潜在層」を惹きつける戦略
人が流出する地方で勝つ!中小企業が「転職潜在層」を惹きつける戦略 あなたの会社も、都心への人材流出が止まらず、採用競争の激化に頭を抱えていませんか。 特に広島のように転出超過が続く地域では、オンラインでの情報格差が広がり、魅力的な都心企業と比較され、自社の魅力が埋もれてしまいがちです。 コロナ禍以降、オンライン面接が容易になったことで、地方企業にとって優秀な労働力の確保は以前にも増して難しい状況です。 この状況で勝つには、まず「誰が欲しいか」を明確にするペルソナ設定が必須です。 名前や休日行動、行動特性(例:明るいとはどんな行動か)まで具体的に決め、その人に響くスカウト文や求人情報を作成することが、中小企業が求める「来て欲しい1人」を採用するための戦略です。 また、企業の「顔」であるホームページを毎日更新し、InstagramやTikTokなどのSNSで露出を増やすことも、企業を知るハードルを下げる上で重要です。 転職潜在層は全国に900万人いると言われており、適切なアプローチで彼らにリーチすることが可能です。 外部への効果的な魅力発信と同時に、会社自体の「ぐっとくる」魅力を内部から作り上げること。この両輪を回し、地域の中小企業を盛り上げ、採用を成功させましょう。 この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!

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「AI時代の1on1」育てる上司が知るべき、人の感情の見抜き方
「AI時代の1on1」育てる上司が知るべき、人の感情の見抜き方 ChatGPTなどAI技術が進展する中、1on1の準備から実行、記録までをAIに任せるケースが増えてきました。 しかし、上司の皆さんは、AIがどれだけ進化しても対話における「違和感」や「感情」は読み取れないと感じていませんか。 1on1は論理的な言葉だけで済むものではなく、部下の感情が必ず出てくるからです。 そこでAIを「育てる道具」ではなく、「支える道具」として活用することが重要です。 例えば、NotionのAIミーティングを利用すれば、議事録の作成をAIに任せることで、上司は記録に集中せず部下との会話に専念できます。 私が上司として最も大切にしているのは、部下の話している姿や目線を観察し、「今どう思っているか」を把握することです。 目的は、部下が目指す方向と会社が目指す方向のすり合わせをし、ズレが生じないようにすることです。 指示をするのではなく、問いを投げかけて部下の考えを聞き出すことで、大きなズレがない限り「まずやってみよう」と後押しします。 また、仕事の話だけでなく、「最近どう?」とプライベートな目標(結婚のための貯蓄計画など)を聞くことも、話しやすい雰囲気を作る上で有効です。 後輩を育てるのは、依然として人の仕事です。 1on1とは、部下に「働く意味」や「頑張れる活力」を生み出す環境を作るための重要な手法の一つです。 AI時代だからこそ、機械には真似できない上司の「聞く力」を磨き、組織の成長を加速させていきましょう。 この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!

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賃金上昇の波を乗りこなす!中小企業が生き残るための「付加価値経営」への転換 最低賃金の上昇が続き、政府は2030年までに1500円を目指す目標を掲げているため、多くの中小企業が、物価高騰と相まって賃金を払えないという現実に直面しているのではないでしょうか。 賃上げができず利益構造が低迷すると、社員のモチベーションも下がり、人が離れていくという悪循環に陥り、最終的に会社が潰れてしまう(倒産・廃業)可能性があります。 この厳しい状況を乗り越えるには、企業として賃上げに対し全力で取り組む覚悟を持ち、経営体制を根本から改革するしかありません。 解決策は、社内の改善改革を通じて、自社の商品やサービスに付加価値をつけ、顧客にそのメリットを訴求し、価格交渉を進めることです。 中小企業だからこそ、経営者が数字や現金の状況を把握し、変革を恐れる社員の感情に流されず、社長が本気でやることを社内に伝えることが重要です。 外部環境の変化は避けられないため、外国人労働力といった安易な解決策ではなく、この賃上げを前提に仕組みそのものを変えていく必要があります。 この変化を「しんどい」と捉えるのではなく、ピンチをチャンスと捉え、本来の目的である「お客様に喜んでもらう/社会に貢献する」という事業の本質を見失わないことが重要です。 経営理念に立ち返り、この大きな挑戦を楽しみながら、地域や社会を良くしていくステップを踏み出しましょう。 この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!

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早期退職の根本原因は「面接の腹の探り合い」!新卒のギャップをなくす中小企業の採用戦略 最近、新卒社員が退職代行を使って会社を辞める事例がニュースなどで話題になりました。 入社してわずか3日や1日で、希望する配属先でなかったり、会社の雰囲気が違ったりといった入社時とのギャップを理由に辞めるケースも散見されます。 採用面接が、学生に「いい会社だ」と思われたい企業と、内定が欲しい学生との間で行われる「腹の探り合い」の時間になっていることが、早期退職の大きな原因です。 企業側は、このギャップをなくす努力をしなければなりません。 特に中小企業の採用は、システマチックにできるものではなく、「人と人」の繋がりが重要です。 面接では、学生に「本当の自分」で話してもらうよう促し、お互いが本音ベースで話すことが大切です。 また、選考フェーズを多く設けるだけでなく、学生の弱点をストレートに伝え、入社前に克服すべきことを明確にすることもギャップの予防になります。 さらに、内定後に企業イベントへの参加やアルバイトを通じて入社前に社員の半分以上と交流してもらうことで、会社が目指す未来を深く理解してもらい、ミスマッチを大幅に減らせます。 採用活動には、営業活動と同じくらいの熱量をかけて、経営者や人事が真剣に取り組む必要があります。 作り込んだアピールではなく、相手目線に立って本音でぶつかり合う姿勢こそが、中小企業が求める人材を獲得し、共に成長していくための鍵となります。 この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!

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頑張ったのに給料が上がらない?成果と報酬のズレをなくす「給与評価制度」の作り方 「成果を出したのに給料が上がらない」と感じ、仕事へのモチベーションが下がってしまった経験はありませんか。 自己評価が高い社員と、会社が求める成果にズレがあるために、結果的に会社を辞めてしまうケースも少なくありません。 多くの企業が「これが本当に正解か」と悩みながら、評価制度のPDCAを回しているのが現状です。 まず、社員に認識していただきたいのは、給料とは仕事をして顧客からの評価を得て、その後の売上(利益)から発生するものであるという大前提です。 会社としてすべきは、社員が「どうすれば自分の給料が上がるのか」が明確になるよう、評価制度をきっちりと仕組み化することです。 特にMBO(目標管理)においては、上司と現場がずれないよう、成果目標を必ず数値化して握り合うことが重要です。 中小企業であっても、この仕組みを整えることで、まるでゲームのように「クリアしたら上がる」という見える化が達成でき、業務への取り組みやすさが劇的に向上します。 給与体系が明確になればなるほど、社員一人ひとりの働くモチベーションは高まります。 私たちは、自分の頑張り(自己評価)だけでなく、他者や市場からの評価を念頭に置き、成長のステップを明確にすべきです。 ぜひ、給与の体制を見直し、社員が前向きに頑張れる組織へと変革を遂げましょう。 この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!

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