先日、リクルートマネジメントソリューションズが、
2023年卒の大学生の就職活動調査の結果を先日リリースしました。
それによると、学生の志望度が最も高まる場面は”面接”でした。
学生の志望度に最も影響を及ぼすプロセスは、
コロナ禍前からずっと「面接」が1位です。
面接との会話を通して会社の魅力や自分が働く姿をイメージし、
結果として志望度が上がるのではないかと思います。
また2023年卒の採用活動では、コロナ禍前の2020年卒と
同じレベルで「先輩社員との接触」が増加しました。
コロナ禍でオンライン採用が一般化する中、
徐々にオンラインとリアルを組み合わせて行う
ハイブリッド採用が主流になり、対面での採用活動が
増えてきたことが背景にあるのではないかと思います。
そのため面接の中で学生の見極めを行うことも重要ですが、
同時に自社の魅力づけ、志望度を高めるために
どのような面接を行うべきか考えていく必要がありそうです。
ただ多くの企業様から「内定辞退や選考辞退が多い」
というお悩みをよく伺います。
これは、魅力づけで他社に負けていることが原因と思われますが、
面接を行う前に志望度を高めることができれば、
辞退数も減っていくのではないかと思います。
では、どうやって面接前に志望度を高めるのかですが、
”情報発信”をすることで自社の志望度をあげることが有効です。
情報発信というとSNSがよく取り上げられますが、
手法はSNSだけではありません。
例えば、エントリーした学生に対して社内報を毎月送ったり、
HPのブログに自社の紹介や社員紹介の記事を書いたりすることも、
有効な情報発信の手法です。
情報発信をする上で最も大事なことは、
その情報を受け取った学生が自社に興味を持ち、
入社したいと感じるものにすることです。
そのためには、どのようなことを取り上げて、
どのように伝えるのが良いか考える必要があります。
ぜひ、面接の前に学生の志望度を高め、
入社してくれる学生を1名でも増やすための
ヒントになれば嬉しいです。
経営や採用のお役立ち情報をお届けします。
シナジーメルマガ『ぐっとレター』に登録