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特定技能外国人の定着率アップ!働きやすい職場作りのコツ

藤原 幹雄

藤原 幹雄

公開日2024.12.20

少子高齢化が進む日本において、外国人労働者の採用は
労働力不足を補うために有効な解決策として
注目されています。しかし、多くの企業が
外国人労働者の受け入れに
不安を抱えているのも事実です。

その中でも特に定着率への懸念が挙げられるなか、
成功している企業ではさまざまな工夫を重ねることで、
外国人労働者が安心して働ける環境を整えています。

この記事では、特定技能外国人の採用と
定着を成功させるために有効な取り組みと
ポイントをそれぞれご紹介します。

 

特定技能外国人を受け入れた企業が成功している具体的な取り組み

 

まずは、特定技能外国人の定着を促す
具体的な取り組み事例を、5つご紹介します。


1. 充実した日本語サポート体制

特定技能外国人が職場にスムーズに馴染むためには、
日本語のサポートが欠かせません。
特に仕事中に分からない言葉があっても、
遠慮して「聞きにくい」と感じる外国人は少なくありません。

採用に成功している企業では、
次のような日本語サポートを取り入れています。

・日常業務の中での日本語教育
1日10分程度の短時間でも、専門用語や
日本語の基本的なフレーズを教える機会を
設けることで、効果的にサポートできます。

・日本語学習アプリやeラーニングの活用
自宅学習をサポートするために、
学習ツールを紹介する方法も有効です。
建設業界であれば、国交省が推奨するアプリも活用できます。

こうした取り組みによって、日本語能力が向上すると、
職場でのコミュニケーションがスムーズになり、
業務ミスが減少します。また、一体感が生まれ、
外国人労働者が孤立しにくくなる効果も期待できます。

外国人労働者を受け入れる際に
特に注意すべきなのは、孤立を防ぐこと
です。
孤立は早期退職の大きな原因の一つであり、
受け入れる側が「相手の様子を見よう」と
一歩引いてしまうことで、
かえって距離が広がることがあります。

だからこそ、日本人従業員のほうから
積極的に話しかける姿勢が重要
です。
話しかけることで、外国人労働者は
「自分はこのグループの一員なんだ」と実感し、
職場に対する愛着が湧きます。
このような働きかけは、外国人労働者の
定着率向上や早期退職の防止につながります。


2. 文化交流の促進

お互いの文化を理解し合う機会を設けることで、
外国人労働者と日本人従業員の距離が縮まります。
うまくいっている企業は、定期的に
さまざまなイベントを開催しています。
具体的には、バーベキューやカラオケ大会、
ボーリングや、外国人従業員が母国の料理を紹介する会などです。

日本で働く外国人の満足度には
職場によってかなりの差があります。
定期的にコミュニケーションをとっている企業だと、
仕事がオフの日にも日本の生活を
満喫している外国人が多い
です。その一方で、
あまりそういった工夫がない企業のスタッフだと、
休日に何をしたか尋ねても「掃除してた」とか
「家で寝てた」と答えるような人もいます。

お金を稼ぐために来日しているといっても、
仕事以外の生活を楽しむことは非常に大事です。
お互いの理解を深めるような活動が
職場の一体感を高め、定着率の向上につながることでしょう。


3. 生活のサポート

たとえ会社で住居を用意しなくても、
制度上外国人の雇用は可能です。
しかし、会社で寮を用意してあげるほうが、
外国人からすれば働きやすいでしょう。

また、特定技能では5年という期限があるため、
多くの外国人は家具家電を買いたがりません。
そのため、家具や家電付きの寮も喜ばれます。
先日、転職したばかりの特定技能外国人に
転職先の様子を聞いた際も、
家賃の割にいろんなものが揃っていることを
話題にしていました。

そのほか、地域のゴミ出しルールや
交通機関の利用方法を説明するなど、
生活面での細やかな支援も重要です。
また、何年も日本に住んでいると
ホームシックになる人もいるため、
彼らの母国の食材が手に入るお店を
紹介することも喜ばれています。


4. キャリアパスの提示とスキルアップの支援

特定技能外国人が将来の展望を持てるよう、
明確なキャリアパスを提示することが重要です。

私たちサポート機関にも「どうすれば給料が上がる?」
といった相談がよく寄せられます。
ところが、経営者やサポート機関と
「スキルアップをして給料もアップさせたい」
という話をしていても、その話し合いの場に
現場のスタッフや先輩がいることはほぼありません。
結果として現場のスタッフとギャップが生まれて、
給料が良いよその会社に行きたくなるケースもあります。

また、外国人が日本で長期間働きたい場合、
特定技能2号という選択肢があります。
特定技能1号の5年間が終了する前に
2号の資格を取ると、半永久的に日本で働けるのです。

2号の要件には、管理者としての経験が必要です。
そのため、たとえば3年目で転職してしまうと、
転職先で残り2年のあいだに管理者の経験を積む
ハードルは高くなります。そのため、入社当初から
育成計画を立てていくことは、
一つのキーポイントになると言えるでしょう。

特定技能外国人の育成計画を早めに立てて、
昇給の条件や具体的なスキルアップ計画を
適切なメンバー間で共有することで、
モチベーションを維持し、長期的な雇用に
つなげることができます。


5. 定期的なフォローアップと相談窓口

外国人労働者が困ったときに気軽に相談できる
環境を作っておくことは、トラブルの未然防止に
欠かせません。定期面談のみならず、
雑談を通じた日常的なコミュニケーションを
心がけることで、労働者が自ら問題を
話しやすい雰囲気を作ることができます。

企業にとって最も避けたいのは、
急な退職の申し出です。事前に悩みを相談できる
環境を作れていれば、本人の悩みごとや
希望を受けて状況を改善する余地が生まれ、
職場の混乱を防ぐことにつながります。


特定技能外国人に選ばれる職場になるためのポイント


特定技能外国人に選ばれる職場には、
いくつかの共通点があります。ここでは、
選ばれる職場になるための
具体的なポイントを7つに分けてご紹介します。


1. 働きやすい環境の職場

外国人労働者は、決められたことを
正確に遂行する能力が高い一方、あいまいな指示には
戸惑うことがあります。
職場のルールや
業務内容を明文化
し、わかりやすく伝えることで、
安心して仕事に取り組める環境を作りましょう。
母国語でのマニュアルや資料を用意することは、
「受け入れられている」と感じてもらうためにも有効です。


2. 生活のサポート

住まいや家電の提供など、生活面でのサポートは
外国人労働者が職場を選ぶ際の大きな決め手になります。
可能なのであれば「家具や家電付きの住居を
用意しています」といった情報は、
募集の際に前面に押し出すのがオススメです。
こういったサポートがあることで、
入社後の満足度がぐっと上がり、
長く働いてもらえる職場づくりにもつながります。


3. 明確な雇用条件


7つの中でも一番大事なポイントは
「明確な雇用条件」です。「入社前に聞いていた
条件が違う」という事態は、外国人労働者の
モチベーションを一気に下げてしまいます。
短期で辞める方の理由で一番多いのが
「条件違い」なのです。
給与や休日などの条件は
事前に正確に伝え、採用後も約束を守ることが重要
です。

条件が守られている職場は、
SNSを通してコミュニティ内で
良い評判が広がります。
逆に、条件違いが続く職場は離職率が高くなり、
新たな採用も難しくなってしまいます。


4. 安心できる環境づくり

外国人労働者が最も不安を感じるのは、
職場での差別やトラブルです。残念ながら、
いじめが原因で職場環境が悪化する例もあります。
外国人が安心して働ける職場を作るためにも、
コミュニケーションを促し、
トラブルを未然に防ぐ仕組みを整えましょう。


5. 日本語サポートの充実

「簡単な日本語を教えます」「業務に必要な
フレーズを学べます」といった日本語サポートを
提供することで、外国人労働者にとって
働きやすい職場となります。
日本語能力がアップすることは、
コミュニケーションを円滑にして
業務ミスを減らすだけでなく、職場全体の
一体感を高める効果もあります。


6. 職場の魅力発信

SNSを活用して職場の雰囲気や
従業員の声を発信して、外国人労働者に
職場の魅力を伝えましょう。
給料が高い企業よりも、SNSで惹かれた会社を
選ぶ人もいます。応募前に、
彼らが具体的なイメージを持てるような
情報発信が効果的です。


7. コミュニティの形成と地域連携

外国人労働者が孤立しないよう、
コミュニティを作ることも重要です。
同郷の仲間同士でつながる場を提供したり、
職場内でイベントを開催することで、
労働者同士の絆が深まります。

また、会社としての行事でなくとも、
地域行事や地元のサークル活動を紹介して
地域社会への溶け込みをサポートすることも
効果的です。地域と連携し、
職場以外でも安心して過ごせる環境を
整えることが長期的な定着につながります。

外国人に選ばれる企業は、働きやすい環境と
明確な条件を整え、交流文化や
生活サポートを充実させています。
信頼関係を見据え、長く働きたいと思える
職場づくりを目指しましょう。


外国人採用はシナジーにお任せください!


外国人労働者の採用は、人材不足に悩む
日本企業にとって重要な選択肢です。
株式会社シナジーでは、特定技能などの制度を
活用して外国人を採用したい企業様をサポートしています。

ぜひお気軽にお問い合わせください!

藤原 幹雄

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経営者向け

広島県奨学金返済支援制度で、若手人材との出会いを広げませんか?

人材確保が難しくなる今、企業にとって 「魅力ある採用条件づくり」がますます重要です。 その中で注目されているのが奨学金返済支援制度。 広島県も補助金を用意し導入を強く後押ししています。 学生の半数以上が奨学金を利用 現在、大学生の55%、専門学校生の60%以上が奨学金を利用。 平均借入額は約310万円、理系や医療系では500万円超に達するケースもあります。 返済は平均14〜15年、毎月1.5万円前後が長く続き、 結婚や住宅購入など人生の大きな節目に影響を与えています。 こうした現実から、奨学金返済の負担を和らげる制度は 若手にとって大きな安心材料となり、企業が寄り添う姿勢を示す有効な手段になっています。 制度導入のメリット 就職先選びの際、8割以上の学生が制度を魅力的と回答 従業員の9割以上が福利厚生として重要と認識 7割以上が「従業員を大切にする会社」と評価 制度導入は、採用力強化・従業員満足度向上・定着率アップにつながります。 不公平感への懸念も、福利厚生の一選択肢としたり、対象者に採用リクルーターを任せるなどで解消可能です。 2つの制度形態 企業の方針や運用のしやすさに応じて選択できます。 1.代理返済方式 会社が直接、奨学金を返済 法人税の損金算入や賃上げ促進税制の対象 従業員には非課税扱い、社会保険料にも含まれずメリット大 2.返済支援手当方式 会社が手当を支給し、従業員が返済に充当 毎月だけでなく、ボーナス時まとめ払いも可能 広島県の補助金でさらに導入しやすく 令和7年度から「広島奨学金返済支援制度導入企業応援補助金」がスタート。 中小企業にとって大きな追い風となります。 補助率は従来の1/3から2/3へ拡充、さらに人的資本開示企業なら3/4まで補助 補助上限撤廃で高額奨学金にも対応可能 3年間まとめて交付決定で安心感大 対象は広島県内に本社を置く中小企業で、県内勤務の入社1年目の従業員。 (新卒・中途いずれも可) 2年目以降の支援は企業負担となります。 申請のコツ 7月末までに申請 → 4月分に遡って補助対象 9月まで → 新卒の返済開始(10月)に間に合う 11月まで → 冬のボーナス一括支給にも対応 翌年度から導入予定なら2月27日までの申請で2・3年目も補助対象に さらに、一般企業枠は申請3回までですが、 人的資本開示企業枠を満たせば補助率アップ&回数制限なしとなります。 まとめ 奨学金返済支援制度は、単なる福利厚生ではなく 「企業がどんな人材と共に成長していくか」 を示す戦略です。 広島県の補助金を活用して導入することで、 採用活動の強化だけでなく、若手が安心して働ける環境づくりにもつながります。 詳細は「わーくわくネットひろしま」や 「人的資本経営ひろしま」をご確認の上、ぜひ早めの導入をご検討ください。 [no_toc]

広島県奨学金返済支援制度で、若手人材との出会いを広げませんか?

樋野 竜乃介

2025.10.25
【お知らせ】人材総合サービス「まるっと人事」の商標登録が完了しました!
お知らせ

【お知らせ】人材総合サービス「まるっと人事」の商標登録が完了しました!

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 このたび、弊社が提供しております人材総合サービス「まるっと人事」が、2025年10月17日付で特許庁に商標として登録されましたことをご報告いたします。 これにより、「まるっと人事」が弊社の公式なサービスであることが認められました。 今回の登録を機に、ブランド価値の向上に努めるとともに、皆様により一層安心してサービスをご利用いただけますよう、スタッフ一同、サービスの品質向上に誠心誠意取り組んでまいります。 今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。 人材総合サービス「まるっと人事」について 「まるっと人事」は、採用・定着・派遣・外国人・業務委託まで、「人」に関するあらゆるお悩みを、企業ごとのニーズに合わせて最適な形でご提案・解決するサービスです。 このようなお悩みは「まるっと人事」が解決します! 採用しても、なかなか社員が定着しない 急な欠員が出てしまい、現場の業務が止まってしまう 外国人材の採用に興味はあるが、ノウハウがなく不安 社員の定着率が悪く、評価制度の見直しも必要だと感じている 清掃や製造など、特定の業務を丸ごと外部に委託したい 採用活動に専念できる担当者が社内にいない 「まるっと人事」3つの特長 ワンストップで対応 採用戦略から定着支援、外国人材の紹介、業務委託まで、人事に関するあらゆる課題に一括で対応可能です。 広島県を中心とした地域密着のサポート 地域に根差しているからこそ、各企業の文化や特性を深く理解し、丁寧できめ細やかな支援を実現します。 柔軟なカスタマイズ対応 企業の業種や規模に応じて、最適なプランを柔軟に設計。中小企業の皆様にもご利用しやすい価格で、経営の戦略パートナーとして実務レベルまでサポートします。   人材に関するお悩みやご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 [→ お問い合わせフォームはこちら]https://www.kk-synergy.co.jp/contact-service/

【お知らせ】人材総合サービス「まるっと人事」の商標登録が完了しました!

小濱亮介

2025.10.24
賃金上昇の波を乗りこなす!中小企業が生き残るための「付加価値経営」への転換
採用担当者向け
経営者向け

賃金上昇の波を乗りこなす!中小企業が生き残るための「付加価値経営」への転換

賃金上昇の波を乗りこなす!中小企業が生き残るための「付加価値経営」への転換   最低賃金の上昇が続き、政府は2030年までに1500円を目指す目標を掲げているため、多くの中小企業が、物価高騰と相まって賃金を払えないという現実に直面しているのではないでしょうか。 賃上げができず利益構造が低迷すると、社員のモチベーションも下がり、人が離れていくという悪循環に陥り、最終的に会社が潰れてしまう(倒産・廃業)可能性があります。   この厳しい状況を乗り越えるには、企業として賃上げに対し全力で取り組む覚悟を持ち、経営体制を根本から改革するしかありません。 解決策は、社内の改善改革を通じて、自社の商品やサービスに付加価値をつけ、顧客にそのメリットを訴求し、価格交渉を進めることです。 中小企業だからこそ、経営者が数字や現金の状況を把握し、変革を恐れる社員の感情に流されず、社長が本気でやることを社内に伝えることが重要です。 外部環境の変化は避けられないため、外国人労働力といった安易な解決策ではなく、この賃上げを前提に仕組みそのものを変えていく必要があります。   この変化を「しんどい」と捉えるのではなく、ピンチをチャンスと捉え、本来の目的である「お客様に喜んでもらう/社会に貢献する」という事業の本質を見失わないことが重要です。 経営理念に立ち返り、この大きな挑戦を楽しみながら、地域や社会を良くしていくステップを踏み出しましょう。   この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!  

賃金上昇の波を乗りこなす!中小企業が生き残るための「付加価値経営」への転換

小濱亮介

2025.10.14
早期退職の根本原因は「面接の腹の探り合い」!新卒のギャップをなくす中小企業の採用戦略
採用担当者向け
経営者向け

早期退職の根本原因は「面接の腹の探り合い」!新卒のギャップをなくす中小企業の採用戦略

早期退職の根本原因は「面接の腹の探り合い」!新卒のギャップをなくす中小企業の採用戦略   最近、新卒社員が退職代行を使って会社を辞める事例がニュースなどで話題になりました。 入社してわずか3日や1日で、希望する配属先でなかったり、会社の雰囲気が違ったりといった入社時とのギャップを理由に辞めるケースも散見されます。 採用面接が、学生に「いい会社だ」と思われたい企業と、内定が欲しい学生との間で行われる「腹の探り合い」の時間になっていることが、早期退職の大きな原因です。   企業側は、このギャップをなくす努力をしなければなりません。 特に中小企業の採用は、システマチックにできるものではなく、「人と人」の繋がりが重要です。 面接では、学生に「本当の自分」で話してもらうよう促し、お互いが本音ベースで話すことが大切です。 また、選考フェーズを多く設けるだけでなく、学生の弱点をストレートに伝え、入社前に克服すべきことを明確にすることもギャップの予防になります。   さらに、内定後に企業イベントへの参加やアルバイトを通じて入社前に社員の半分以上と交流してもらうことで、会社が目指す未来を深く理解してもらい、ミスマッチを大幅に減らせます。 採用活動には、営業活動と同じくらいの熱量をかけて、経営者や人事が真剣に取り組む必要があります。 作り込んだアピールではなく、相手目線に立って本音でぶつかり合う姿勢こそが、中小企業が求める人材を獲得し、共に成長していくための鍵となります。   この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!  

早期退職の根本原因は「面接の腹の探り合い」!新卒のギャップをなくす中小企業の採用戦略

小濱亮介

2025.10.14
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