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広島県で起業を成功させるために必要な3ステップ 起業を志してから成功までの道のり

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公開日2021.02.26

広島 起業 成功までの道のり

広島で起業を成功させたい!

広島で起業をしたい!と思っても
具体的に何を準備すれば良いのか
どんな手続きが必要なのか
そもそも何で起業したらいいのか
悩んでいるうちに
時間があっという間に過ぎていく

そんな体験をしたことはありませんか

本記事では
起業を思い立ったところから
実際に成功させるまでに
必要なことについて

①起業をする前
②起業をするとき
③起業をしてから軌道に乗せるまで
この3つの段階に分けて紹介いたします。

起業を志すみなさまが
途中で挫折すること無く
夢を実現してもらえればと思います。

広島 起業 成功イメージ

広島で起業をする前に確認すること

起業をするぞと決心したはいいものの
実際に起業をするまでに何が必要なのか
整理できていない方も多いと思います。

起業をするまでに
確認しなければいけないことを
順番に見ていきましょう。

起業をするメリットを確認する

 

そもそもあなたが起業を志す
理由は何でしょうか?

様々な想いがあると思いますが
起業のメリットデメリットを確認して
覚悟が決まったら次のステップに進みましょう。

起業のメリット

 

起業の第一のメリットは
自由になれるということです。
事業内容時間の使い方
お金の使い方全て自由です。
備品を買うのに
稟議書を書く必要はありません。

そして次に大きなメリットは
事業で出た利益が
全て自分のものになります。

つまり頑張って稼いだ分が
そのまま結果として返ってくるので
やりがいも非常に大きいです。

起業のデメリット

 

起業にはデメリットもあります。
一番のデメリットは
すべて自分の責任になることです。

自由を得た代わりに
時間の使い方もお金の使い方も
すべて自分の判断になるため
プレッシャー
緊張感は非常に大きいです。

また、利益が出なかった場合の
補償がありません
会社員であれば固定給が支払われますが
起業をしていれば稼げなかった分は
そのまま自分に返ってきます。

広島で起業 メリット・デメリット

何の事業で起業をするのか決める

 

メリットデメリットを確認して尚
起業をしたいというあなたは
次のステップです。
どんな事業で起業するか考えましょう。

事業を選ぶ方法としては
①自分のやりたいことから選ぶ
②自分が得意なことから選ぶ
③前職の経験を活かす
④フランチャイズ契約で始める

という方法があります。

ただし、どの方法を選ぶとしても
「その事業は社会に必要とされているか」
ということを念頭に置く必要があります。

経営とは、誰かに必要とされて始めて
対価(お金)をもらうことができます。

自分の事業が社会にどう必要とされるか
どんな社会問題を解決できるか
考えてみましょう。

 

起業する前に準備するもの

 

【資格】

何の事業を始めるかによって
準備するものは異なります。
その代表的なものが「資格」です。

自分がやりたいと思っていることは
資格が必要なのかそうでないのか
調べてみましょう。

日本の資格・検定
>>>https://jpsk.jp/

【仲間/従業員】

事業を複数名で行う予定なら
スタッフや協力者などが必要になります。
起業をする前に予め声をかけておきましょう。

また新たに従業員を探す場合は
無料で使えるSNSや
オンラインサロンの参加者なんかも
おすすめです。

 

【資金】

続いては
どんな事業にも共通で必要な資金です。

まずはどんな費用がかかるか
すべて確認してみましょう。

・起業手続き費用
(個人事業主は0円、株式会社は30万円)

・オフィス
・光熱費
・設備や備品
・スタッフの採用費、人件費
・税理士や労務士などの顧問料
・自分の生活費
・勉強、資格取得費

 

【資金調達6つのルート】

起業に必要な資金を
調達するルートとして

以下の6つが考えられます。

①自己資金
最初から人のお金をアテにしてはいけません。
出来得る限り貯金をしておきましょう。
以下は自己資金が足りないときに利用する
という風に考えておきましょう。

②日本政策金融公庫
日本政策金融公庫は政府が100%出資している
政府系金融機関です。
起業支援や中小企業の事業支援を行っており、
無担保・無保証人で利用できます。

③投資家/エンジェル
収益性ではなく、あなたの事業に惚れている人から
支援をしてもらう方法です。
最近ではインターネットでお金を募る
クラウドファンディングも注目されています。

④信用金庫
銀行の中では最も小さな会社に好意的です。
民間の金融機関に頼むならまずはここです。

⑤VC(ベンチャーキャピタル)
株式を購入してもらって
出資を受ける方法です。
返済義務はありませんが
出資者に経営権が発生するため
自主権を喪失します。

⑥友人や家族
最終手段と考えてください。

起業資金 イメージ

広島で起業を支援している団体

 

上記の他にも自治体によっては、
起業支援として助成金や補助金
交付しているところもあります。
自治体によって必要な条件が異なりますので
条件を確認した上で必要な書類を集めましょう。
ここでは広島県で利用できる
起業支援団体を3つ紹介します。

①広島商工会議所

広島 研修 商工会議所

起業支援といえば一番始めに思いつくのが
商工会議所かと思います。

広島商工会議所は起業する人への
サポートが手厚く
様々なサービスを受けられます。

例えば
・相談窓口で無料相談
・低金利の融資制度
・会報誌へのチラシ同封サービス
・創業塾の開催

などなどです。

設立から歴史も古く
支援の実績が多いのも特徴です。

広島商工会議所のサービスは
無料で受けられるものも多いです。
融資等のサービスは
入会することで利用することができます。

会員年会費は
個人で12,000円
法人で16,000円です。

広島商工会議所はこちら
>>>https://www.hiroshimacci.or.jp/
event/

②ひろしま創業サポートセンター

広島の起業支援団体 「ひろしま創業サポートセンター」

公共財団法人
ひろしま産業振興機構が
運営を務める支援団体で

これから起業をする人や
起業をしてから1年以内の人が対象になります。

創業サポーターと呼ばれる専門家に
経営や創業に関することが
無料で相談ができたり

経営に関する
セミナー・イベントに参加できます。

またオンラインでの相談も可能です。

ひろしま創業サポートセンターでの
相談やセミナー等のイベントは
全て無料です。

創業サポーターによる
経営相談は計24時間まで
無料です。

対象者がこれから起業する人
開業して1年以内の人
事業転換をする人向けなので

これらの条件に当てはまる人が
おすすめになります。

弁護士や公認会計士などの
士業サポーターが多く在籍しているので
財務法律など専門家の意見が欲しい方に
特にオススメです。

ひろしま創業サポートセンターはこちら
>>>https://www.hiwave.or.jp/hsusc/

 

③広島市中小企業支援センター

広島中小企業支援センター

公共財団法人
広島市産業振興センターが運営する支援団体で
経営に関する相談以外にも
様々なサービスを行っているのが特徴です。

経営支援アドバイザーの派遣
障害者経営支援アドバイザーの派遣
創業資金の融資制度

などなどです。

サービスによって費用は異なりますが
窓口での相談は無料です。

支援アドバイザーの派遣は
◯回目まで無料、
◯回目以降有料

のように、回数によって費用が異なります。

セミナーは無料のものから
1回1000円(税込)くらいのものが
ほとんどです。

窓口相談にとどまらず、
派遣も行っているのが大きな特徴です。
起業して間もない方もおすすめですが
起業してしばらく経った方にも
おすすめです。

また個別商店・里山開発・工場の運営
など業種によってはピンポイントに
アドバイスを貰えるところもあるので
該当する業種の方には特におすすめです

広島中小企業支援センターはこちら
>>>https://www.assist.
ipc.city.hiroshima.jp/index.html

広島 起業の支援

広島で起業をするときに確認すること

ここまでで起業するまでの準備が整いました。
この章では起業をするために必要な
手続きや流れを紹介します。

起業に必要な手続き

 

起業をするときには
税務署法務局などへ
届け出を出す必要があります。

個人事業主の場合

①個人事業の開業・廃業等届出書の提出
(青色申告を適用しない場合は不要)
②所得税の青色申告承認申請書
(従業員を雇わない場合は不要)
③給与支払事務所等の開設の届出

以上の届出が必要です。
全て税務署に提出しましょう。

広島の税務署所在地
>>>https://www.nta.go.jp/about/
organization/hiroshima/location/
hiroshima.htm

法人の場合

①定款の認証
②定款の提出
③設立登記
④法人設立届出書
⑤健康保険・厚生年金保険加入の手続き
⑦給与支払い事務所等の開設届出

以上の届出が必要です。
法人として会社を設立する場合、
公証人役場で「定款の認証」を受けます。

定款の認証を受けたら、
「定款」と「設立登記申請書」を法務局に提出し、
登記を行う必要があります。

 

広島の法務局所在地
>>>http://houmukyoku.moj.go.jp
/hiroshima/static/click_map01.html

 

最初のお客様

 

企業は手続きを行っただけでは成り立ちません
実際に自分の商品・サービスを利用する
お客様がいて成り立ちます。

始めは知り合いや
知り合いの知り合いといった
自分の人脈をたどる方も多いと思います。

起業して数カ月間は来て頂けるように
声をかけておきましょう。

そこからは口コミやSNSなど
集客・マーケティング活動が始まります。

広島で起業 サポート イメージ

広島で起業をしてから軌道に乗せるまでに確認すること

起業をすることがゴールではありません。
むしろスタートです。

ここから経営を安定化させるために
様々なことを行わないといけません。

経営を軌道に乗せるまでに必要なことを
確認していきましょう。

経営について学ぶ

 

起業をするまでと実際に経営をするのでは
必要な知識は異なります。
そのため、経営に関して学びを深め
実践していく必要があります。

経営を学ぶには
3つの方法があります。

①本や動画で学ぶ

 

まずひとつ目に上げられるのが
いわゆる独学です。
本を購入したり、You Tubeなどで
経営について学習します。

この方法の良いところはコストが低く
また自由に学ぶことができる点です。

反面、情報が多すぎて
どこから学べば良いのか分からなかったり
自由であるがために
勉強を疎かにしてしまうなどの
欠点もあります。

広島で研修・セミナー

②コンサルティングを依頼する

 

続いての方法は
経営やその分野に特化した
コンサルタントを利用する方法です。

コンサルタントはその道のプロですので
期待した成果や
ソリューションを提示してくれるでしょう。

ただ、費用はとても高く
起業してすぐでは
手が出ないことがほとんどです。

また、ノウハウがあまり自社に貯まらない
という
欠点もあります。

 

③研修・セミナーで学ぶ

 

独学とコンサルティングの間にあたります。
研修プログラムや
経営セミナーで学ぶという方法です。

良い点は学習の時間が
圧倒的に短くて済む点です。
独学に比べると
必要な情報がまとまっているので
無駄なく学習ができます。

費用は独学に比べると高くなります。
しかし、学習の時間を短縮できると考えると
結果的に安くつくケースも多いです。
3つの方法の中で一番オススメの方法です。

 

広島県内で
研修を受けられる場所は
こちらの記事をご参考にしてください。

広島県でおすすめな研修会社(団体)5選 〜地元広島にある魅力的な研修 あなたはいくつ知っていますか?

 

経営に必要な3つの力

 

経営について学ぶ前に
そもそも経営に必要な要素とは何か
確認していきましょう。

経営はお客様との関係性をいかに
作り上げていくかが成功の鍵になります。

関係性をつくるためには
自社の商品・サービスに
愛着を持ってもらう方法(商品力)
あなた自身の信用の力や
魅力で応援してくれる人を増やす方法(営業力)
2つの道があります。

この2つに加えて
会社を維持管理する管理力
経営に必要な3つの力になります。

「商品力」「営業力」「管理力」
の3つです。

これら3つをどうやって身につけていくか
もっと詳しく知りたい方は
こちらのページを御覧ください
>>>https://www.kk-synergy.co.jp
/president-academy/

 

まとめ

広島県で起業を志してから
軌道に乗せるまでの道のりについて
紹介いたしました。

それぞれの段階で必要な情報
準備するものが必要であると
ご理解いただけたかと思います。

本記事を読んでいただいた皆さまには
ぜひ自分がどの段階にいて
何をするべきなのか
その都度その都度確認して
本記事を起業のマイルストーンのように
使って頂ければと幸いです。

 

その中で経営について学びたい
ということがありましたら
弊社サービス「プレジデントアカデミー」
利用を
ご検討ください。

ぐっとくる会社がもっと
この広島の地に増えることを願っています。

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2025.11.01
広島県奨学金返済支援制度で、若手人材との出会いを広げませんか?
キャリア採用
シナジー活動記
新卒採用(大卒・高卒)
経営者向け

広島県奨学金返済支援制度で、若手人材との出会いを広げませんか?

人材確保が難しくなる今、企業にとって 「魅力ある採用条件づくり」がますます重要です。 その中で注目されているのが奨学金返済支援制度。 広島県も補助金を用意し導入を強く後押ししています。 学生の半数以上が奨学金を利用 現在、大学生の55%、専門学校生の60%以上が奨学金を利用。 平均借入額は約310万円、理系や医療系では500万円超に達するケースもあります。 返済は平均14〜15年、毎月1.5万円前後が長く続き、 結婚や住宅購入など人生の大きな節目に影響を与えています。 こうした現実から、奨学金返済の負担を和らげる制度は 若手にとって大きな安心材料となり、企業が寄り添う姿勢を示す有効な手段になっています。 制度導入のメリット 就職先選びの際、8割以上の学生が制度を魅力的と回答 従業員の9割以上が福利厚生として重要と認識 7割以上が「従業員を大切にする会社」と評価 制度導入は、採用力強化・従業員満足度向上・定着率アップにつながります。 不公平感への懸念も、福利厚生の一選択肢としたり、対象者に採用リクルーターを任せるなどで解消可能です。 2つの制度形態 企業の方針や運用のしやすさに応じて選択できます。 1.代理返済方式 会社が直接、奨学金を返済 法人税の損金算入や賃上げ促進税制の対象 従業員には非課税扱い、社会保険料にも含まれずメリット大 2.返済支援手当方式 会社が手当を支給し、従業員が返済に充当 毎月だけでなく、ボーナス時まとめ払いも可能 広島県の補助金でさらに導入しやすく 令和7年度から「広島奨学金返済支援制度導入企業応援補助金」がスタート。 中小企業にとって大きな追い風となります。 補助率は従来の1/3から2/3へ拡充、さらに人的資本開示企業なら3/4まで補助 補助上限撤廃で高額奨学金にも対応可能 3年間まとめて交付決定で安心感大 対象は広島県内に本社を置く中小企業で、県内勤務の入社1年目の従業員。 (新卒・中途いずれも可) 2年目以降の支援は企業負担となります。 申請のコツ 7月末までに申請 → 4月分に遡って補助対象 9月まで → 新卒の返済開始(10月)に間に合う 11月まで → 冬のボーナス一括支給にも対応 翌年度から導入予定なら2月27日までの申請で2・3年目も補助対象に さらに、一般企業枠は申請3回までですが、 人的資本開示企業枠を満たせば補助率アップ&回数制限なしとなります。 まとめ 奨学金返済支援制度は、単なる福利厚生ではなく 「企業がどんな人材と共に成長していくか」 を示す戦略です。 広島県の補助金を活用して導入することで、 採用活動の強化だけでなく、若手が安心して働ける環境づくりにもつながります。 詳細は「わーくわくネットひろしま」や 「人的資本経営ひろしま」をご確認の上、ぜひ早めの導入をご検討ください。 [no_toc]

広島県奨学金返済支援制度で、若手人材との出会いを広げませんか?

樋野 竜乃介

2025.10.25
【お知らせ】人材総合サービス「まるっと人事」の商標登録が完了しました!
お知らせ

【お知らせ】人材総合サービス「まるっと人事」の商標登録が完了しました!

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 このたび、弊社が提供しております人材総合サービス「まるっと人事」が、2025年10月17日付で特許庁に商標として登録されましたことをご報告いたします。 これにより、「まるっと人事」が弊社の公式なサービスであることが認められました。 今回の登録を機に、ブランド価値の向上に努めるとともに、皆様により一層安心してサービスをご利用いただけますよう、スタッフ一同、サービスの品質向上に誠心誠意取り組んでまいります。 今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。 人材総合サービス「まるっと人事」について 「まるっと人事」は、採用・定着・派遣・外国人・業務委託まで、「人」に関するあらゆるお悩みを、企業ごとのニーズに合わせて最適な形でご提案・解決するサービスです。 このようなお悩みは「まるっと人事」が解決します! 採用しても、なかなか社員が定着しない 急な欠員が出てしまい、現場の業務が止まってしまう 外国人材の採用に興味はあるが、ノウハウがなく不安 社員の定着率が悪く、評価制度の見直しも必要だと感じている 清掃や製造など、特定の業務を丸ごと外部に委託したい 採用活動に専念できる担当者が社内にいない 「まるっと人事」3つの特長 ワンストップで対応 採用戦略から定着支援、外国人材の紹介、業務委託まで、人事に関するあらゆる課題に一括で対応可能です。 広島県を中心とした地域密着のサポート 地域に根差しているからこそ、各企業の文化や特性を深く理解し、丁寧できめ細やかな支援を実現します。 柔軟なカスタマイズ対応 企業の業種や規模に応じて、最適なプランを柔軟に設計。中小企業の皆様にもご利用しやすい価格で、経営の戦略パートナーとして実務レベルまでサポートします。   人材に関するお悩みやご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 [→ お問い合わせフォームはこちら]https://www.kk-synergy.co.jp/contact-service/

【お知らせ】人材総合サービス「まるっと人事」の商標登録が完了しました!

小濱亮介

2025.10.24
賃金上昇の波を乗りこなす!中小企業が生き残るための「付加価値経営」への転換
採用担当者向け
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賃金上昇の波を乗りこなす!中小企業が生き残るための「付加価値経営」への転換

賃金上昇の波を乗りこなす!中小企業が生き残るための「付加価値経営」への転換   最低賃金の上昇が続き、政府は2030年までに1500円を目指す目標を掲げているため、多くの中小企業が、物価高騰と相まって賃金を払えないという現実に直面しているのではないでしょうか。 賃上げができず利益構造が低迷すると、社員のモチベーションも下がり、人が離れていくという悪循環に陥り、最終的に会社が潰れてしまう(倒産・廃業)可能性があります。   この厳しい状況を乗り越えるには、企業として賃上げに対し全力で取り組む覚悟を持ち、経営体制を根本から改革するしかありません。 解決策は、社内の改善改革を通じて、自社の商品やサービスに付加価値をつけ、顧客にそのメリットを訴求し、価格交渉を進めることです。 中小企業だからこそ、経営者が数字や現金の状況を把握し、変革を恐れる社員の感情に流されず、社長が本気でやることを社内に伝えることが重要です。 外部環境の変化は避けられないため、外国人労働力といった安易な解決策ではなく、この賃上げを前提に仕組みそのものを変えていく必要があります。   この変化を「しんどい」と捉えるのではなく、ピンチをチャンスと捉え、本来の目的である「お客様に喜んでもらう/社会に貢献する」という事業の本質を見失わないことが重要です。 経営理念に立ち返り、この大きな挑戦を楽しみながら、地域や社会を良くしていくステップを踏み出しましょう。   この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!  

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小濱亮介

2025.10.14
早期退職の根本原因は「面接の腹の探り合い」!新卒のギャップをなくす中小企業の採用戦略
採用担当者向け
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早期退職の根本原因は「面接の腹の探り合い」!新卒のギャップをなくす中小企業の採用戦略

早期退職の根本原因は「面接の腹の探り合い」!新卒のギャップをなくす中小企業の採用戦略   最近、新卒社員が退職代行を使って会社を辞める事例がニュースなどで話題になりました。 入社してわずか3日や1日で、希望する配属先でなかったり、会社の雰囲気が違ったりといった入社時とのギャップを理由に辞めるケースも散見されます。 採用面接が、学生に「いい会社だ」と思われたい企業と、内定が欲しい学生との間で行われる「腹の探り合い」の時間になっていることが、早期退職の大きな原因です。   企業側は、このギャップをなくす努力をしなければなりません。 特に中小企業の採用は、システマチックにできるものではなく、「人と人」の繋がりが重要です。 面接では、学生に「本当の自分」で話してもらうよう促し、お互いが本音ベースで話すことが大切です。 また、選考フェーズを多く設けるだけでなく、学生の弱点をストレートに伝え、入社前に克服すべきことを明確にすることもギャップの予防になります。   さらに、内定後に企業イベントへの参加やアルバイトを通じて入社前に社員の半分以上と交流してもらうことで、会社が目指す未来を深く理解してもらい、ミスマッチを大幅に減らせます。 採用活動には、営業活動と同じくらいの熱量をかけて、経営者や人事が真剣に取り組む必要があります。 作り込んだアピールではなく、相手目線に立って本音でぶつかり合う姿勢こそが、中小企業が求める人材を獲得し、共に成長していくための鍵となります。   この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!  

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小濱亮介

2025.10.14
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若手が「なりたくない」管理職!残業代なしの責任職を「最高の挑戦」に変える方法   若手の77%が管理職になりたくないと回答する時代、あなたの会社でも次世代リーダー育成に悩んでいませんか。 彼らがマネージャーを避けるのは、責任が重すぎる、自由がないと感じるだけでなく、何よりも現職の管理職が「大変そう」で「ワクワクしていない」姿を見ているからです。   管理職の役割は、夜遅くまで残る「日本の悪い象徴」になることではありません。 むしろ、いかにチームの生産性を高め、部下が残業しない仕組みを作るか「頭を使う」ことが管理職の仕事です。 管理職の多くは残業代がつかない裁量労働制ですが、これは仕事を早く終わらせるほど自分の時間を確保できるというメリットにもつながります。 負荷を乗り越えた達成感こそが成長の実感とやりがいを生み、管理職は、誰かに頼るのではなく組織全体を設計する「最高の挑戦」であるべきです。   私たちは、ネガティブなイメージに惑わされず、まず目の前の仕事に熱狂し、負荷を成長の糧と捉えるべきです。 管理職自身がワクワクし、視野を広げ、挑戦し続けることで、次世代が「なりたい」と思える新しいリーダー像を確立しましょう。   この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!  

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小濱亮介

2025.10.14
頑張ったのに給料が上がらない?成果と報酬のズレをなくす「給与評価制度」の作り方
採用担当者向け
経営者向け

頑張ったのに給料が上がらない?成果と報酬のズレをなくす「給与評価制度」の作り方

頑張ったのに給料が上がらない?成果と報酬のズレをなくす「給与評価制度」の作り方   「成果を出したのに給料が上がらない」と感じ、仕事へのモチベーションが下がってしまった経験はありませんか。 自己評価が高い社員と、会社が求める成果にズレがあるために、結果的に会社を辞めてしまうケースも少なくありません。 多くの企業が「これが本当に正解か」と悩みながら、評価制度のPDCAを回しているのが現状です。   まず、社員に認識していただきたいのは、給料とは仕事をして顧客からの評価を得て、その後の売上(利益)から発生するものであるという大前提です。 会社としてすべきは、社員が「どうすれば自分の給料が上がるのか」が明確になるよう、評価制度をきっちりと仕組み化することです。 特にMBO(目標管理)においては、上司と現場がずれないよう、成果目標を必ず数値化して握り合うことが重要です。 中小企業であっても、この仕組みを整えることで、まるでゲームのように「クリアしたら上がる」という見える化が達成でき、業務への取り組みやすさが劇的に向上します。   給与体系が明確になればなるほど、社員一人ひとりの働くモチベーションは高まります。 私たちは、自分の頑張り(自己評価)だけでなく、他者や市場からの評価を念頭に置き、成長のステップを明確にすべきです。 ぜひ、給与の体制を見直し、社員が前向きに頑張れる組織へと変革を遂げましょう。   この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!  

頑張ったのに給料が上がらない?成果と報酬のズレをなくす「給与評価制度」の作り方

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2025.10.14
就活早期化に勝つ!中小企業が「大学1年生から」優秀な学生を確保する泥臭い戦略
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就活早期化に勝つ!中小企業が「大学1年生から」優秀な学生を確保する泥臭い戦略   就職活動の早期化が止まらず、規定の6月解禁より前の11月から企業が活動を始めるケースが増えています。 新卒採用市場は完全な売り手市場であり、学生は選択肢の多さから迷い、企業側も優秀な労働力確保に焦りを感じているのではないでしょうか。 特にリソースが少ない中小企業にとっては、長期戦となる採用活動において、投資や継続的なフォローが難しいという現実もあります。   採用を成功させるためには、解禁時期に囚われず、まず自社が「どんな人に来て欲しいか」というペルソナ(求める人物像)を明確にすることが不可欠です。 そして、そのペルソナが「参加したい」と思えるインターンシップやオープンカンパニーを企画し、入社後のカルチャーギャップを事前に狭めていくことが重要です。   媒体にお金をかけるよりも、中小企業こそ大学1年生などの早期から学生との接点を泥臭く取り、関係性を作ることが成功の鍵となります。 どこで接点が生まれるかわからないため、経営者や採用担当者自らが積極的にスカウトのような形で声をかけ、継続的に関心を持ってもらう方法もあります。   採用の成功の鍵は、コストをかけることではなく、学生との関係性の構築にあります。 受け身の採用を捨て、常に自社に合った人材との接点を模索し、コストをかけずに採用を成功させる泥臭い動きをスタートさせましょう。   この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!  

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小濱亮介

2025.10.14
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AIを使わないと成長は止まる!生産性を劇的に上げる業務別AI活用術   ChatGPTなどAIの利用者数は増加していますが、遊びや簡単な作業でしか使えず、実際の業務で「使いこなせない」と感じている方が多いのではないでしょうか。 日本人には「完璧なものじゃないと使えない」という意識があり、そのレッテルが業務効率化のチャンスを逃しているかもしれません。   しかし、AIを導入しなければ、仕事の生産性を上げることはもはや不可能だとされています。 当社の事例として、社内ナレッジを一瞬で検索・文章化できるNotion AIを活用し、情報探索を劇的に効率化しています。   Notion AIはクローズドな社内情報から生成するため、情報管理の面でも利点があります。 また、ChatGPTを使ってExcelの関数作成やVBAコードを生成し、手動では手間のかかる作業を一瞬で処理しています。 さらに、スライド生成にはGammaなどのAIも活用可能です。 AIは、これまで無理だとされてきた業務を、爆発的なスピードと効率で処理することを可能にします。   AIを使わないと、企業としても個人としても成長が見込めない時代はすぐそこまで来ています。 私たちは、その仕事が自分でやらなければならないことなのかということを常に疑い、AIで代替できないかを考えるべきです。生産性の壁を打ち破り、次の時代の働き方を手に入れましょう。   この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!  

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2025.10.14
経営者が語るべき「挑戦の旗」!100億円企業を目指すためのミッションと数字の設定
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経営者が語るべき「挑戦の旗」!100億円企業を目指すためのミッションと数字の設定

経営者が語るべき「挑戦の旗」!100億円企業を目指すためのミッションと数字の設定   多くの経営者が、会社を大きくしたい、良い人材を採用したいと考えているものの、具体的に「どこを目指したらいいか分からない」と悩んでいるのではないでしょうか。 目指すべき方向が不明確なままだと、社員をどこに導けばいいかも分からず、会社自体が彷徨ってしまいがちです。   経営者にとって最も重要な仕事は、自分たちがここを目指すんだという「ミッション(旗)」を掲げることです。 例えば、当社では「あらゆる人と組織に元気のきっかけを作り出す」というミッションのもと、分かりやすい指標として2045年に売上100億円を目指すという目標を定めています。 売上、経常利益、粗利、自価総額など何でも良いので、自分たちが目指したい姿を数字でプロットして設定することが非常に重要です。 なぜなら、目標を数字で設定することで、現状との差が明確になり、どう行動すべきかという意思決定の基準がすべて明確になるからです。   この「挑戦の旗」を掲げることが、社員やお客さんに対して、会社が社会に対してどのような貢献をするのかという社会的な意義を示すメッセージとなります。 まずは、経営者自身が目指したい姿を数字化し、会社を次の成長へと導く「挑戦の旗」を掲げ、組織を力強く牽引していきましょう。   この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!  

経営者が語るべき「挑戦の旗」!100億円企業を目指すためのミッションと数字の設定

小濱亮介

2025.10.14

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2025.11.01
広島県奨学金返済支援制度で、若手人材との出会いを広げませんか?
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広島県奨学金返済支援制度で、若手人材との出会いを広げませんか?

人材確保が難しくなる今、企業にとって 「魅力ある採用条件づくり」がますます重要です。 その中で注目されているのが奨学金返済支援制度。 広島県も補助金を用意し導入を強く後押ししています。 学生の半数以上が奨学金を利用 現在、大学生の55%、専門学校生の60%以上が奨学金を利用。 平均借入額は約310万円、理系や医療系では500万円超に達するケースもあります。 返済は平均14〜15年、毎月1.5万円前後が長く続き、 結婚や住宅購入など人生の大きな節目に影響を与えています。 こうした現実から、奨学金返済の負担を和らげる制度は 若手にとって大きな安心材料となり、企業が寄り添う姿勢を示す有効な手段になっています。 制度導入のメリット 就職先選びの際、8割以上の学生が制度を魅力的と回答 従業員の9割以上が福利厚生として重要と認識 7割以上が「従業員を大切にする会社」と評価 制度導入は、採用力強化・従業員満足度向上・定着率アップにつながります。 不公平感への懸念も、福利厚生の一選択肢としたり、対象者に採用リクルーターを任せるなどで解消可能です。 2つの制度形態 企業の方針や運用のしやすさに応じて選択できます。 1.代理返済方式 会社が直接、奨学金を返済 法人税の損金算入や賃上げ促進税制の対象 従業員には非課税扱い、社会保険料にも含まれずメリット大 2.返済支援手当方式 会社が手当を支給し、従業員が返済に充当 毎月だけでなく、ボーナス時まとめ払いも可能 広島県の補助金でさらに導入しやすく 令和7年度から「広島奨学金返済支援制度導入企業応援補助金」がスタート。 中小企業にとって大きな追い風となります。 補助率は従来の1/3から2/3へ拡充、さらに人的資本開示企業なら3/4まで補助 補助上限撤廃で高額奨学金にも対応可能 3年間まとめて交付決定で安心感大 対象は広島県内に本社を置く中小企業で、県内勤務の入社1年目の従業員。 (新卒・中途いずれも可) 2年目以降の支援は企業負担となります。 申請のコツ 7月末までに申請 → 4月分に遡って補助対象 9月まで → 新卒の返済開始(10月)に間に合う 11月まで → 冬のボーナス一括支給にも対応 翌年度から導入予定なら2月27日までの申請で2・3年目も補助対象に さらに、一般企業枠は申請3回までですが、 人的資本開示企業枠を満たせば補助率アップ&回数制限なしとなります。 まとめ 奨学金返済支援制度は、単なる福利厚生ではなく 「企業がどんな人材と共に成長していくか」 を示す戦略です。 広島県の補助金を活用して導入することで、 採用活動の強化だけでなく、若手が安心して働ける環境づくりにもつながります。 詳細は「わーくわくネットひろしま」や 「人的資本経営ひろしま」をご確認の上、ぜひ早めの導入をご検討ください。 [no_toc]

広島県奨学金返済支援制度で、若手人材との出会いを広げませんか?

樋野 竜乃介

2025.10.25
【お知らせ】人材総合サービス「まるっと人事」の商標登録が完了しました!
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【お知らせ】人材総合サービス「まるっと人事」の商標登録が完了しました!

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 このたび、弊社が提供しております人材総合サービス「まるっと人事」が、2025年10月17日付で特許庁に商標として登録されましたことをご報告いたします。 これにより、「まるっと人事」が弊社の公式なサービスであることが認められました。 今回の登録を機に、ブランド価値の向上に努めるとともに、皆様により一層安心してサービスをご利用いただけますよう、スタッフ一同、サービスの品質向上に誠心誠意取り組んでまいります。 今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。 人材総合サービス「まるっと人事」について 「まるっと人事」は、採用・定着・派遣・外国人・業務委託まで、「人」に関するあらゆるお悩みを、企業ごとのニーズに合わせて最適な形でご提案・解決するサービスです。 このようなお悩みは「まるっと人事」が解決します! 採用しても、なかなか社員が定着しない 急な欠員が出てしまい、現場の業務が止まってしまう 外国人材の採用に興味はあるが、ノウハウがなく不安 社員の定着率が悪く、評価制度の見直しも必要だと感じている 清掃や製造など、特定の業務を丸ごと外部に委託したい 採用活動に専念できる担当者が社内にいない 「まるっと人事」3つの特長 ワンストップで対応 採用戦略から定着支援、外国人材の紹介、業務委託まで、人事に関するあらゆる課題に一括で対応可能です。 広島県を中心とした地域密着のサポート 地域に根差しているからこそ、各企業の文化や特性を深く理解し、丁寧できめ細やかな支援を実現します。 柔軟なカスタマイズ対応 企業の業種や規模に応じて、最適なプランを柔軟に設計。中小企業の皆様にもご利用しやすい価格で、経営の戦略パートナーとして実務レベルまでサポートします。   人材に関するお悩みやご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 [→ お問い合わせフォームはこちら]https://www.kk-synergy.co.jp/contact-service/

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小濱亮介

2025.10.24
賃金上昇の波を乗りこなす!中小企業が生き残るための「付加価値経営」への転換
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賃金上昇の波を乗りこなす!中小企業が生き残るための「付加価値経営」への転換

賃金上昇の波を乗りこなす!中小企業が生き残るための「付加価値経営」への転換   最低賃金の上昇が続き、政府は2030年までに1500円を目指す目標を掲げているため、多くの中小企業が、物価高騰と相まって賃金を払えないという現実に直面しているのではないでしょうか。 賃上げができず利益構造が低迷すると、社員のモチベーションも下がり、人が離れていくという悪循環に陥り、最終的に会社が潰れてしまう(倒産・廃業)可能性があります。   この厳しい状況を乗り越えるには、企業として賃上げに対し全力で取り組む覚悟を持ち、経営体制を根本から改革するしかありません。 解決策は、社内の改善改革を通じて、自社の商品やサービスに付加価値をつけ、顧客にそのメリットを訴求し、価格交渉を進めることです。 中小企業だからこそ、経営者が数字や現金の状況を把握し、変革を恐れる社員の感情に流されず、社長が本気でやることを社内に伝えることが重要です。 外部環境の変化は避けられないため、外国人労働力といった安易な解決策ではなく、この賃上げを前提に仕組みそのものを変えていく必要があります。   この変化を「しんどい」と捉えるのではなく、ピンチをチャンスと捉え、本来の目的である「お客様に喜んでもらう/社会に貢献する」という事業の本質を見失わないことが重要です。 経営理念に立ち返り、この大きな挑戦を楽しみながら、地域や社会を良くしていくステップを踏み出しましょう。   この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!  

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