働き方改革関連法案の施行から5年が経ちました。
世の中の状況も5年前に比べて
大きく変わったのではないかと思います。
ここ5年で企業の残業に対する考え方は大きく変わりました。
先日、日本経済新聞でプラチナ企業が最強だという記事を見ました。
よく”働きやすさ”と”働きがい”について対比される構図があります。
日本経済新聞が国内最大の口コミサイトにある社員の投稿を分析し、
AIを利用して2300社の労働環境と業績を
それぞれの企業ごとに調査しました。
まずは分類分けをして、その分類分けのあとに
ホワイト企業とモーレツ企業
どちらのほうが経営という目線で良いかを更に調査したそうです。
結果、ホワイト企業が負け、モーレツ企業が勝ちました。
売上の増加や株価純資産倍率も
ホワイト企業よりモーレツ企業のほうが良い数値が出たそうです。
更に、プラチナ企業においては
モーレツ企業よりよい経営数字を叩き出しているということです。
プラチナ企業の社員は離職率も非常に低く、
会社の数字も非常に上がっているということで、
すべての企業がプラチナ企業を目指すべきと言えます。
プラチナ企業には
メルカリや味の素、サイボウズなどが選ばれていました。
その中でIT系のサイボウズは、
20年前は離職率が約30%でしたが、現在は3%と
大いに改善されていることがわかります。
働きやすさを高めながら、働きがいも高めていく
ということは中小企業は難しいかもしれません。
「これをやればプラチナ企業を目指せる」というものも、
それぞれ業種や業態によっても違うと思います。
プラチナ企業の取組や経営者の考え方を学ぶことで
そのエッセンスを取り入れれば、プラチナ企業を目指すことも
できるのではないかと思います。
そして、会社も社員もどちらも良くなるビジネスモデルを創ることで、
社会に貢献できる企業になるのではないかと思います。
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