経営者向け
2018/05/20 (日)
乾 恵

幸せな社員は、労働生産性3割増し

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シナジーに入社する社員には
基本長時間通勤を避けるよう
会社近くに引っ越しを前提としています。

 

それには科学的な根拠があります。

 

米世論調査会社
ギャロップ社が実施した
通勤時間と幸福度の関係性を
の結果をご存知でしょうか。

 

通勤時間と幸福度

 

実は
働く側も
雇用する側も

その関係性を意外と軽視しています。

 

入社前、多くの人は
長時間になる通勤距離を
あまり深く考えていません。

 

むしろ、働いている本人ですら
その関係性を重要視していません。

 

なのですが、実際の調査結果は

通勤時間が20分増えた場合
幸福度の低下を相殺するためには
収入を40%増やす必要がある

といった大きな関係性があることが
わかっています。

 

また、イギリスの国家統計局の調査で
「通勤者に比べて、在宅ワーカーは幸福度が高い」
といった調査結果も存在しており

通勤時間が伸びることで
幸福度が相対的に下がる
といった傾向が明確にあります。

 

「いや、自分は関係ないく満足!」
といった人もいるでしょう。

 

万人がそうだとは言いません。
統計的そうなので
多くの人が基本的には
そういった心理なのでしょう。

川上から川下へ水が流れるように
川下から川上へ泳ぐことはできますが
明らかに効率が悪いだけです。

 

その幸福度を補填するために
結果的にお給料に固執したり
幸福度が相対的に下がりやすい

そういった傾向が出やすくなると
仮定しています。

 

 

幸せな社員は創造性3
労働生産性1.3

日本国内でも
アメリカでも調査されている
社員の幸福度と労働生産性

社員の幸福度と
労働生産性は密接な関係が
あると調査結果が出ています。

 

 

シンプルにいうと
社員の幸福度が高いと
労働生産性は1.3倍高いし
創造性も3倍も高い。

 

調査結果が疑わしいとき
調査結果を反対から眺める
といったことを自分はよくします。

 

裕福な家庭の子供は
学力が高い
といった様な有名な調査結果
があります。

 

その様な場合であれば
学力が高い子供の親も
学力が高く
親の学力が結果的に
収入格差につながっている

といったようなカタチで
疑ってみます。

 

このカタチは逆説も有力であり
双方向で相乗効果がありそうです。

 

今回のように
こういったカタチで考えると

直感的でしかありませんが

これは、労働生産性が高い
企業を逆から眺めて
労働生産性が高いから
社員が幸せなのだといった
ことではないだろうと思えます。

 

そう考えるならば

 

幸福度が上がる取り組み

   ↓

幸福度向上

   ↓

創造性・生産性向上

   ↓

効率化・時短

 

こういった流れが正しくなります。

 

話は戻りますが
労働生産性を高めるためには
幸せを感じてもらいやすい
社員を以下に増やすかが
とても重要なのだといえます。

 

幸せだから生産性があがる。

そう考えるならば
優秀だけれども
社内の幸福度を何かしら
下げてしまいやすい人を
入社させないことは
労働生産性を高めるために
とても必要なことかもしれません。

 

通勤距離が長い人を
あまり採用しない理由は
会社の幸福度と生産性に
何かしら影響があるからですので
事前にご理解くださいね。

 

 

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