第二新卒の採用を成功させる方法【採用担当者向け採用のヒント】
乾 恵

「若い人材がほしいけど新卒の学生からなかなか応募が来ない。
いっそ第二新卒を採用したい」
「社会人経験を少しでも積んだ若い人材を採用したい」
このように思っても
「第二新卒の人材をどこから集めたら良いのか?」
「第二新卒の人材から応募してもらうためには何をすればいいのか?」
とお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、近年注目されている第二新卒について
第二新卒のそもそもの定義から
具体的に採用をする方法をご紹介します。
目次
1.第二新卒採用の定義は?
いつまでが第二新卒に含まれるのか?
第二新卒という言葉には実は明確な定義が存在しません。
そのため企業によって以下のような様々な定義があります。
①学校を卒業して企業に就職してから勤続年数1〜3年の求職者
(中卒、高卒、高専卒、大卒等全て含まれる)
②学校を卒業後、一度も正社員として就職したことがない人
(既卒者と呼ばれることもある)
③25歳以下の求職者全般
多くの企業で採用している定義は①の定義なので
本記事では第二新卒者=学校を卒業して一度どこかの企業に就職した後、
3年未満で転職を希望している人を指すこととします。
つまり、一度は正社員として社会人経験がある若者ということです。
2.第二新卒者の特徴
第二新卒採用は新卒採用と中途採用の中間点
採用には大きくわけて新卒採用と中途採用の2つがあります。
新卒採用はまだ社会人経験がない学生を一から育て上げていくことになるため、
求職者のポテンシャル(素質や潜在能力)に期待して採用を行います。
一方中途採用はすでに社会人経験や同業種での経験をしている者を
空いたポジションや新しくできたポジションに入れるために採用することが多いので
求職者の経験やスキルに期待して採用を行うという特徴があります。
第二新卒採用は定義の上では中途採用に該当しますが
先述した通り、社会人経験が3年未満の人材を採用することになるので
経験やスキルは即戦力として期待できるレベルではないことが多いです。
そのため、どちらかというとポテンシャルに期待をして採用を行うことになります。
社会人の基礎能力は身についている
第二新卒者は新卒採用で一度就職をしているので
新人社員研修やマナー研修といった研修をすでに受けたことのある人が多いです。
すなわち、新卒の学生と比べると社会人の基礎能力が身についていると言えます。
基礎的な教育にかける時間を減らし
すぐに本業の教育に移ることができるので教育コストを削減できます。
また、新卒の学生と比較して、第二新卒者は仕事がどういうものか
実際に経験しているため会社に対して変な期待や
幻想を持って面接に来ることも少ないでしょう。

3.第二新卒を採用する企業側のメリット
第二新卒を採用するメリット①
柔軟で適応力が高く即戦力の場合もある
多くの中途採用者にあるように、
長く社会経験を積んでいると、スキル・営業力が期待できる一方で
前の会社での習慣やプライドが邪魔となることも
少なくありません。
それが理由となって、経験豊富な中途を採用しても
新しい会社の文化に上手く馴染めず、活躍できないケースもあります。
その点、社会には出ているものの、
一社目の影響をそれほど強く受けていない第二新卒は、
柔軟性や適応力が高いケースが多いです。
また、大手などの人材はしっかりと会社の教育を受けており、
基本的なビジネススキルを身につけており、知識も豊富なため、
即戦力として活躍してくれる傾向にあります。
第二新卒を採用するメリット②
内定後すぐに入社できる
新卒採用の場合は、一般的に入社時期が4月となり、
新卒採用活動を始めてから入社まで期間が空いてしまうため、
すぐに人手不足を解消したい場合には不向きです。
その点、第二新卒は入社までの期間が短いため、
企業側のタイミングに合わせて、
若年層の人材を企業に入社することが可能となります。
とくに、最近では4月の忙しいタイミングで新卒者を大量に入社させるより、
6月や9月などの新しい期が始まるというタイミングで
若者の採用を希望する企業も増えてきました。
anaや富士通、三菱電機などの大手企業でも秋の採用活動を取り入れており、
基本的なビジネススキルを備えている第二新卒者の需要が高まるでしょう。
第二新卒を採用するメリット③
低コストで若年層が採用できる
第二新卒の採用活動は入社までの期間が短いため、
新卒採用に比べ低コストで若年層を採用することができる採用手法です。
新卒の就職活動中には大企業にしか目を向けなかった人も
社会人経験をする中で職種や環境を重視した結果、
中小企業やベンチャー企業に入社するというケースもよくあります。
研修コストなど費用面だけでなく、
中小企業の側から見ると、新卒のときには出会えなかった
優秀な人材を採用できる機会にもなるでしょう。

4.第二新卒を採用する企業側のデメリット
第二新卒を採用するデメリット①
経験・スキルは新卒とほぼ変わらない場合がある
第二新卒は、基本的なビジネススキルがあるとは言え、
知識の面でいうとまだまだ浅い場合が多いでしょう。
中途採用の採用基準はスキルやそれまでの経験ですが、
第二新卒者の場合は売り込みができるほどのスキルを
持っていることは多くありません。
そのため、新卒採用と同じポテンシャル採用の意味合いが強く、
即戦力を求める場合には適しないことがあります。
第二新卒の場合、現時点の能力ではなく
5年後など中長期的にみて、
企業に貢献してくれる人材なのか見分ける必要があります。
第二新卒を採用するデメリット②
前職と比較してしまう傾向がある
第二新卒は、少なくとも1つの企業は経験した上で入社するため、
良くも悪くも前にいた企業とさまざまな面で比較しまう人もいます。
これは第二新卒に限ったことではなく、転職者には良く起こる現象です。
ただ中途採用に比べ、
第二新卒者は前の企業の文化に染まり切っていない人も多く、
フレッシュさも備えているため、
新卒採用と同じように環境に溶け込むことができる人も多いでしょう。
5.第二新卒採用において注意するべきポイント
①前職の退職理由を明確にする
第二新卒が今までマイナスのイメージをもたれていた要因のひとつが、
離職するまでの早さではないでしょうか。
同じ会社で長年務めることが良しとされた文化が変わってきたとはいえ、
早期で離職するには何かしら理由があってからのことです。
採用選考時には、「前職をやめる(やめた)理由」
「何が原因で、どうしていきたいのか」など、
退職理由を明確に聞き出し、しっかり向き合うことが大切です。
そこがクリアにならなければ、
また短期間で離職することにもなりかねません。
②入社後の教育にこだわる
第二新卒は、一度社会人を経験している反面、
一般的な中途採用で入社した転職者とは異なり、
能力や経験に大きな期待はできません。
キャリア採用のような即戦力とはならないことを念頭に入れ、
採用する際は新卒採用者の延長に近い区別で考えると良いでしょう。
入社後の教育も「できて当たり前」と期待値が高く持ってしまうと、
過度なプレッシャーになりかねません。
これからの企業成長に繋がるポテンシャル重視で採用したことを忘れず、
入社後の教育も中途採用よりも手厚くするようにしましょう。
そのため、第二新卒者を採用する前には、
自社の教育制度がしっかりと整っているのか確認する必要があります。
早期離職につながってしまうことになりかねないので、
改善しておきたいポイントです。

6.第二新卒者を採用する方法
以上のようなメリットデメリットを持つ第二新卒者について
具体的に採用をする方法をご紹介します。
①第二新卒者をどこから集めたら良いか?
人材募集の方法は様々なものがありますが、
第二新卒者は25.6歳未満の若者ということで
ある程度仕事探しの傾向があります。
◯スマホでググる
現代では、特に若い人は困ったことがあればまずスマホで検索をします。
仕事探しについても、Googleを使って
希望する条件や業種を検索窓に入れて検索をします。
そのため、大手ナビサイトや転職サイトを使うよりもまず
Googleの検索で上位に出てくる「Indeed」や「Googleしごと検索」といった
求人検索エンジンを活用する人が増えてきました。
◯転職エージェントを利用する
転職エージェントとは我々企業の視点から見ると人材紹介会社です。
一方求職者から見ると、転職の相談相手です。
転職エージェントでは
求職者とエージェントがオンラインやリアルで1対1面談を行い
求人の紹介だけではなく希望条件の整理や職務経歴書の添削・提出
面接対策など転職に必要なことを多角的にサポートしています。
求職者側はこのサービスを無料で使うことができるので
近年若者を中心に人気を集めてきています。
求職者から見ると無数にある求人の山から自分で探した求人より
求人のプロが一緒に選んでくれた求人のほうが
安心感があるというわけです。
費用は成功報酬型が多く、
想定年収の30%〜35%が報酬の相場です。
◯ハローワークを活用する
意外なことかもしれませんが、
若者もハローワークに行き、仕事を探すことが結構あります。
広島県労働局の調査によると、新規求職者の人数が一番多いのは20代です。
Uターンで地元に帰ってくる若者が
親の紹介でハローワークに行くというケースが多いようです。
また、失業保険の手続きのためにハローワークへ行く若者も多いです。
失業保険を受給するにはハローワークで手続きをする必要があり、
また月2回以上の求職活動をしていることが条件になるので
手続きと合わせてハローワークで仕事を探すパターンが多いのです。
ハローワークは無料で使えるので
コストの面でもかなりお得に採用ができます。
【ダウンロード可】募集に成功した求人事例
ここまで読んでいただいた方に
ハローワークで実際に採用に成功した求人の事例を
プレゼントさせて頂きます。
ぜひ第二新卒採用にご活用ください。
②第二新卒人材に選んでもらうための経営の強化
第二新卒人材も中途採用と同じく会社を一社以上経験していますので
前職と比較してしまうケースはよくあります。
比較されるものとしては
「勤務条件」
給与・休日・通勤時間・評価制度等
「社風」
職場の人間関係・社内イベント等
「福利厚生」
寮・社宅・産休・育休等
「スキル」
資格の取得支援・社内研修・メンター制度等
これらを求職者は念入りにチェックしています。
どれも一朝一夕で用意できるものではありません。
会社の経営がうまく回っていればいるほど
社員が働きやすい良い会社になれるのです。
私達は良い人材から選ばれるためには
良い会社でなければならないと考えています。
売り手市場で優秀な人材を奪い合う現代では
魅力的ではない会社には誰も来てくれないのです。
そのため、一見遠回りのようですが
社員からも求職者からも良い会社と言ってもらえるように
まずは経営全体を基礎から見直していく必要があると考えます。
経営には採用・育成等人の管理を行うチームビルディングを含めて
押さえるべき12の分野があります。
弊社ではこの12の分野を強化するための
セミナーを開催していますので
ご興味のある方は資料をご請求ください。
*経営に必要不可欠な12の要素 イメージ図
まとめ
第二新卒採用は新卒採用と中途採用両方の特徴を併せ持つ
今注目を浴びている採用方法です。
新卒採用では都会の大手企業を目指していた学生も
違和感を覚えて地元中小企業に帰ってくるというケースもあります。
実は第二新卒採用で有利になるのは
名前が有名な企業というよりも
有名ではないものの、働きやすかったりやりがいがあるような
隠れ優良企業の方です。
若者の採用=新卒採用とこだわらず
第二新卒採用も選択肢の一つに入れてみてください。
この記事に関する感想や質問についてはこちら!
https://www.kk-synergy.co.jp/contact/contactform/
執筆者
乾 恵
経営マガジン”ぐっとシナレッジforEXECUTIVE vol.156″を発行しました!
こちらからダウンロードしていただけます! 202512_ぐっとシナレッジ.pdf
広報シナジー
【採用のプロが推す】採用課題解決の特効薬!
『広島県採用手法向上ハンズオン支援補助金』徹底解説 貴社の採用活動は順調でしょうか? 特に新卒採用においては、 「良いインターンシップが実施できない」 「内定辞退に悩まされている」といった、 専門的なノウハウが求められる課題が多く聞かれます。 そこで今月は、広島県内の中小企業の皆様の採用力を 確かなものにするための、強力な支援策 「広島県採用手法向上ハンズオン支援補助金」をご紹介します! 補助金の概要と目的 この補助金は、広島県が、県内中小企業等の採用力向上 を図り、主に新卒大学生の県内就職を促進することを目的に開始したものです。 県が登録したコンサルタント事業者の支援を受け、 自社の採用手法を構築・向上させる事業に対し、その経費の一部を補助します。 対象企業: 広島県内に本社等を有し 、 新卒の採用実績(過去3年間)と採用計画(今後3年間)を持つ中小企業等が対象です。 補助率・上限:補助対象経費の1/2を補助し 、上限は40万円です。 どのようなことができるのか?(ハンズオン支援の内容) この補助金の最大の特長は、 「ハンズオン(伴走)支援」の名が示す通り、 単なる費用補助ではなく、プロのコンサルタントによる実践的なノウハウ提供が受けられる点です。 支援内容は、貴社の課題に応じて以下の3つのプログラムから選択できます。 ●インターンシップ充実プログラム プログラムの作成・実施、採用リクルーターの育成 、 実施後の応募へのつなげ方など、インターンシップを核とした一連の流れを構築します。 ●内定辞退抑制プログラム 内定者つなぎ止め企画の作成・実施、 内定辞退防止のためのリクルーター育成など、定着に向けた手厚いフォロー体制を築きます。 ●総合支援プログラム 上記2つに加え、採用ターゲット・ペルソナの明確化、 相互理解が深まる採用選考面接の作成や 面接官の育成、採用基準の作成など、総合的な採用体制のブラッシュアップを図ります。 特に、採用ターゲットの設定から内定者フォローに 至るまで、新卒採用に必要なあらゆる要素をプロの視点で構築できる点が、この支援の大きな強みです。 活用するメリットと得られる成果 メリット1 新卒採用のノウハウを確実に入手できる 「何から手を付けて良いかわからない」という状態から 脱却し、専門家が持つ最新の採用トレンドや成功事例に基づいた、自社に合った採用戦略を構築できます。 これにより、試行錯誤の時間を大幅に削減し、採用成功の確度を向上できます。 メリット2 企業の負担軽減と実行のスピードアップ この補助金は、なんとコンサルタント事業者が申請手続きを行う仕組みになっています。 煩雑な行政手続きの手間が大幅に軽減されるため、 企業様は採用活動の実行に集中でき、スピード感を持って採用力を強化できます。 また、補助によりコスト負担も半減します。 メリット3 若手人材の獲得と定着率の向上 インターンシップから内定フォローまで、 一貫して専門的な支援を受けることで、 単なる採用成功だけでなく、相互理解が深まった状態での入社が実現しやすくなります。 結果として、若手人材の獲得と定着率の向上という、採用における二大目標の達成に大きく貢献します。 最後にーー私たちシナジーにお任せください! この度、皆様に朗報です。 弊社シナジーは、 この「広島県採用手法向上ハンズオン支援補助金」 の対象となるコンサルタントとしての認定を正式に受けております。 補助金の活用を成功させるには、事業計画の精度が非常に重要です。 弊社では、認定コンサルタントとして、 補助金の申請代行から、貴社に最適なプログラムの 立案、実行に至るまで、トータルで貴社をサポートいたします。 新卒採用を成功させ、企業成長を加速させるこのチャンスをぜひ活用しませんか? まずは、お気軽にシナジーにご相談ください。 貴社に最適な活用プランをご提案させていただきます。 [no_toc]
樋野 竜乃介
採用メディア「RecUp」に弊社が紹介されました!
この度、採用メディア「RecUp」の特集企画「採用コンサルタントが厳選!今注目のおすすめ企業特集」に弊社が掲載されましたのでお知らせいたします。 ■ 掲載記事はこちら「採用コンサルタントが厳選!今注目のおすすめ企業特集」https://recup.delight21.co.jp/archives/793 ぜひ記事をご覧いただけますと幸いです。
広報シナジー
経営マガジン”ぐっとシナレッジforEXECUTIVE vol.155″を発行しました!
こちらからダウンロードしていただけます! 202511_ぐっとシナレッジEX
広報シナジー
広島県奨学金返済支援制度で、若手人材との出会いを広げませんか?
人材確保が難しくなる今、企業にとって 「魅力ある採用条件づくり」がますます重要です。 その中で注目されているのが奨学金返済支援制度。 広島県も補助金を用意し導入を強く後押ししています。 学生の半数以上が奨学金を利用 現在、大学生の55%、専門学校生の60%以上が奨学金を利用。 平均借入額は約310万円、理系や医療系では500万円超に達するケースもあります。 返済は平均14〜15年、毎月1.5万円前後が長く続き、 結婚や住宅購入など人生の大きな節目に影響を与えています。 こうした現実から、奨学金返済の負担を和らげる制度は 若手にとって大きな安心材料となり、企業が寄り添う姿勢を示す有効な手段になっています。 制度導入のメリット 就職先選びの際、8割以上の学生が制度を魅力的と回答 従業員の9割以上が福利厚生として重要と認識 7割以上が「従業員を大切にする会社」と評価 制度導入は、採用力強化・従業員満足度向上・定着率アップにつながります。 不公平感への懸念も、福利厚生の一選択肢としたり、対象者に採用リクルーターを任せるなどで解消可能です。 2つの制度形態 企業の方針や運用のしやすさに応じて選択できます。 1.代理返済方式 会社が直接、奨学金を返済 法人税の損金算入や賃上げ促進税制の対象 従業員には非課税扱い、社会保険料にも含まれずメリット大 2.返済支援手当方式 会社が手当を支給し、従業員が返済に充当 毎月だけでなく、ボーナス時まとめ払いも可能 広島県の補助金でさらに導入しやすく 令和7年度から「広島奨学金返済支援制度導入企業応援補助金」がスタート。 中小企業にとって大きな追い風となります。 補助率は従来の1/3から2/3へ拡充、さらに人的資本開示企業なら3/4まで補助 補助上限撤廃で高額奨学金にも対応可能 3年間まとめて交付決定で安心感大 対象は広島県内に本社を置く中小企業で、県内勤務の入社1年目の従業員。 (新卒・中途いずれも可) 2年目以降の支援は企業負担となります。 申請のコツ 7月末までに申請 → 4月分に遡って補助対象 9月まで → 新卒の返済開始(10月)に間に合う 11月まで → 冬のボーナス一括支給にも対応 翌年度から導入予定なら2月27日までの申請で2・3年目も補助対象に さらに、一般企業枠は申請3回までですが、 人的資本開示企業枠を満たせば補助率アップ&回数制限なしとなります。 まとめ 奨学金返済支援制度は、単なる福利厚生ではなく 「企業がどんな人材と共に成長していくか」 を示す戦略です。 広島県の補助金を活用して導入することで、 採用活動の強化だけでなく、若手が安心して働ける環境づくりにもつながります。 詳細は「わーくわくネットひろしま」や 「人的資本経営ひろしま」をご確認の上、ぜひ早めの導入をご検討ください。 [no_toc]
樋野 竜乃介
【お知らせ】人材総合サービス「まるっと人事」の商標登録が完了しました!
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 このたび、弊社が提供しております人材総合サービス「まるっと人事」が、2025年10月17日付で特許庁に商標として登録されましたことをご報告いたします。 これにより、「まるっと人事」が弊社の公式なサービスであることが認められました。 今回の登録を機に、ブランド価値の向上に努めるとともに、皆様により一層安心してサービスをご利用いただけますよう、スタッフ一同、サービスの品質向上に誠心誠意取り組んでまいります。 今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。 人材総合サービス「まるっと人事」について 「まるっと人事」は、採用・定着・派遣・外国人・業務委託まで、「人」に関するあらゆるお悩みを、企業ごとのニーズに合わせて最適な形でご提案・解決するサービスです。 このようなお悩みは「まるっと人事」が解決します! 採用しても、なかなか社員が定着しない 急な欠員が出てしまい、現場の業務が止まってしまう 外国人材の採用に興味はあるが、ノウハウがなく不安 社員の定着率が悪く、評価制度の見直しも必要だと感じている 清掃や製造など、特定の業務を丸ごと外部に委託したい 採用活動に専念できる担当者が社内にいない 「まるっと人事」3つの特長 ワンストップで対応 採用戦略から定着支援、外国人材の紹介、業務委託まで、人事に関するあらゆる課題に一括で対応可能です。 広島県を中心とした地域密着のサポート 地域に根差しているからこそ、各企業の文化や特性を深く理解し、丁寧できめ細やかな支援を実現します。 柔軟なカスタマイズ対応 企業の業種や規模に応じて、最適なプランを柔軟に設計。中小企業の皆様にもご利用しやすい価格で、経営の戦略パートナーとして実務レベルまでサポートします。 人材に関するお悩みやご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 [→ お問い合わせフォームはこちら]https://www.kk-synergy.co.jp/contact-service/
小濱亮介
賃金上昇の波を乗りこなす!中小企業が生き残るための「付加価値経営」への転換
賃金上昇の波を乗りこなす!中小企業が生き残るための「付加価値経営」への転換 最低賃金の上昇が続き、政府は2030年までに1500円を目指す目標を掲げているため、多くの中小企業が、物価高騰と相まって賃金を払えないという現実に直面しているのではないでしょうか。 賃上げができず利益構造が低迷すると、社員のモチベーションも下がり、人が離れていくという悪循環に陥り、最終的に会社が潰れてしまう(倒産・廃業)可能性があります。 この厳しい状況を乗り越えるには、企業として賃上げに対し全力で取り組む覚悟を持ち、経営体制を根本から改革するしかありません。 解決策は、社内の改善改革を通じて、自社の商品やサービスに付加価値をつけ、顧客にそのメリットを訴求し、価格交渉を進めることです。 中小企業だからこそ、経営者が数字や現金の状況を把握し、変革を恐れる社員の感情に流されず、社長が本気でやることを社内に伝えることが重要です。 外部環境の変化は避けられないため、外国人労働力といった安易な解決策ではなく、この賃上げを前提に仕組みそのものを変えていく必要があります。 この変化を「しんどい」と捉えるのではなく、ピンチをチャンスと捉え、本来の目的である「お客様に喜んでもらう/社会に貢献する」という事業の本質を見失わないことが重要です。 経営理念に立ち返り、この大きな挑戦を楽しみながら、地域や社会を良くしていくステップを踏み出しましょう。 この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!
小濱亮介
早期退職の根本原因は「面接の腹の探り合い」!新卒のギャップをなくす中小企業の採用戦略
早期退職の根本原因は「面接の腹の探り合い」!新卒のギャップをなくす中小企業の採用戦略 最近、新卒社員が退職代行を使って会社を辞める事例がニュースなどで話題になりました。 入社してわずか3日や1日で、希望する配属先でなかったり、会社の雰囲気が違ったりといった入社時とのギャップを理由に辞めるケースも散見されます。 採用面接が、学生に「いい会社だ」と思われたい企業と、内定が欲しい学生との間で行われる「腹の探り合い」の時間になっていることが、早期退職の大きな原因です。 企業側は、このギャップをなくす努力をしなければなりません。 特に中小企業の採用は、システマチックにできるものではなく、「人と人」の繋がりが重要です。 面接では、学生に「本当の自分」で話してもらうよう促し、お互いが本音ベースで話すことが大切です。 また、選考フェーズを多く設けるだけでなく、学生の弱点をストレートに伝え、入社前に克服すべきことを明確にすることもギャップの予防になります。 さらに、内定後に企業イベントへの参加やアルバイトを通じて入社前に社員の半分以上と交流してもらうことで、会社が目指す未来を深く理解してもらい、ミスマッチを大幅に減らせます。 採用活動には、営業活動と同じくらいの熱量をかけて、経営者や人事が真剣に取り組む必要があります。 作り込んだアピールではなく、相手目線に立って本音でぶつかり合う姿勢こそが、中小企業が求める人材を獲得し、共に成長していくための鍵となります。 この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!
小濱亮介
若手が「なりたくない」管理職!残業代なしの責任職を「最高の挑戦」に変える方法
若手が「なりたくない」管理職!残業代なしの責任職を「最高の挑戦」に変える方法 若手の77%が管理職になりたくないと回答する時代、あなたの会社でも次世代リーダー育成に悩んでいませんか。 彼らがマネージャーを避けるのは、責任が重すぎる、自由がないと感じるだけでなく、何よりも現職の管理職が「大変そう」で「ワクワクしていない」姿を見ているからです。 管理職の役割は、夜遅くまで残る「日本の悪い象徴」になることではありません。 むしろ、いかにチームの生産性を高め、部下が残業しない仕組みを作るか「頭を使う」ことが管理職の仕事です。 管理職の多くは残業代がつかない裁量労働制ですが、これは仕事を早く終わらせるほど自分の時間を確保できるというメリットにもつながります。 負荷を乗り越えた達成感こそが成長の実感とやりがいを生み、管理職は、誰かに頼るのではなく組織全体を設計する「最高の挑戦」であるべきです。 私たちは、ネガティブなイメージに惑わされず、まず目の前の仕事に熱狂し、負荷を成長の糧と捉えるべきです。 管理職自身がワクワクし、視野を広げ、挑戦し続けることで、次世代が「なりたい」と思える新しいリーダー像を確立しましょう。 この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!
小濱亮介
頑張ったのに給料が上がらない?成果と報酬のズレをなくす「給与評価制度」の作り方
頑張ったのに給料が上がらない?成果と報酬のズレをなくす「給与評価制度」の作り方 「成果を出したのに給料が上がらない」と感じ、仕事へのモチベーションが下がってしまった経験はありませんか。 自己評価が高い社員と、会社が求める成果にズレがあるために、結果的に会社を辞めてしまうケースも少なくありません。 多くの企業が「これが本当に正解か」と悩みながら、評価制度のPDCAを回しているのが現状です。 まず、社員に認識していただきたいのは、給料とは仕事をして顧客からの評価を得て、その後の売上(利益)から発生するものであるという大前提です。 会社としてすべきは、社員が「どうすれば自分の給料が上がるのか」が明確になるよう、評価制度をきっちりと仕組み化することです。 特にMBO(目標管理)においては、上司と現場がずれないよう、成果目標を必ず数値化して握り合うことが重要です。 中小企業であっても、この仕組みを整えることで、まるでゲームのように「クリアしたら上がる」という見える化が達成でき、業務への取り組みやすさが劇的に向上します。 給与体系が明確になればなるほど、社員一人ひとりの働くモチベーションは高まります。 私たちは、自分の頑張り(自己評価)だけでなく、他者や市場からの評価を念頭に置き、成長のステップを明確にすべきです。 ぜひ、給与の体制を見直し、社員が前向きに頑張れる組織へと変革を遂げましょう。 この内容についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。 シナジー公式YouTubeチャンネルにて こちらのブログの内容をもっと詳しく発信中!
小濱亮介
この記事に関連する記事
RELATED
経営マガジン”ぐっとシナレッジforEXECUTIVE vol.156″を発行しました!
こちらからダウンロードしていただけます! 202512_ぐっとシナレッジ.pdf
広報シナジー
【採用のプロが推す】採用課題解決の特効薬!
『広島県採用手法向上ハンズオン支援補助金』徹底解説 貴社の採用活動は順調でしょうか? 特に新卒採用においては、 「良いインターンシップが実施できない」 「内定辞退に悩まされている」といった、 専門的なノウハウが求められる課題が多く聞かれます。 そこで今月は、広島県内の中小企業の皆様の採用力を 確かなものにするための、強力な支援策 「広島県採用手法向上ハンズオン支援補助金」をご紹介します! 補助金の概要と目的 この補助金は、広島県が、県内中小企業等の採用力向上 を図り、主に新卒大学生の県内就職を促進することを目的に開始したものです。 県が登録したコンサルタント事業者の支援を受け、 自社の採用手法を構築・向上させる事業に対し、その経費の一部を補助します。 対象企業: 広島県内に本社等を有し 、 新卒の採用実績(過去3年間)と採用計画(今後3年間)を持つ中小企業等が対象です。 補助率・上限:補助対象経費の1/2を補助し 、上限は40万円です。 どのようなことができるのか?(ハンズオン支援の内容) この補助金の最大の特長は、 「ハンズオン(伴走)支援」の名が示す通り、 単なる費用補助ではなく、プロのコンサルタントによる実践的なノウハウ提供が受けられる点です。 支援内容は、貴社の課題に応じて以下の3つのプログラムから選択できます。 ●インターンシップ充実プログラム プログラムの作成・実施、採用リクルーターの育成 、 実施後の応募へのつなげ方など、インターンシップを核とした一連の流れを構築します。 ●内定辞退抑制プログラム 内定者つなぎ止め企画の作成・実施、 内定辞退防止のためのリクルーター育成など、定着に向けた手厚いフォロー体制を築きます。 ●総合支援プログラム 上記2つに加え、採用ターゲット・ペルソナの明確化、 相互理解が深まる採用選考面接の作成や 面接官の育成、採用基準の作成など、総合的な採用体制のブラッシュアップを図ります。 特に、採用ターゲットの設定から内定者フォローに 至るまで、新卒採用に必要なあらゆる要素をプロの視点で構築できる点が、この支援の大きな強みです。 活用するメリットと得られる成果 メリット1 新卒採用のノウハウを確実に入手できる 「何から手を付けて良いかわからない」という状態から 脱却し、専門家が持つ最新の採用トレンドや成功事例に基づいた、自社に合った採用戦略を構築できます。 これにより、試行錯誤の時間を大幅に削減し、採用成功の確度を向上できます。 メリット2 企業の負担軽減と実行のスピードアップ この補助金は、なんとコンサルタント事業者が申請手続きを行う仕組みになっています。 煩雑な行政手続きの手間が大幅に軽減されるため、 企業様は採用活動の実行に集中でき、スピード感を持って採用力を強化できます。 また、補助によりコスト負担も半減します。 メリット3 若手人材の獲得と定着率の向上 インターンシップから内定フォローまで、 一貫して専門的な支援を受けることで、 単なる採用成功だけでなく、相互理解が深まった状態での入社が実現しやすくなります。 結果として、若手人材の獲得と定着率の向上という、採用における二大目標の達成に大きく貢献します。 最後にーー私たちシナジーにお任せください! この度、皆様に朗報です。 弊社シナジーは、 この「広島県採用手法向上ハンズオン支援補助金」 の対象となるコンサルタントとしての認定を正式に受けております。 補助金の活用を成功させるには、事業計画の精度が非常に重要です。 弊社では、認定コンサルタントとして、 補助金の申請代行から、貴社に最適なプログラムの 立案、実行に至るまで、トータルで貴社をサポートいたします。 新卒採用を成功させ、企業成長を加速させるこのチャンスをぜひ活用しませんか? まずは、お気軽にシナジーにご相談ください。 貴社に最適な活用プランをご提案させていただきます。 [no_toc]
樋野 竜乃介
採用メディア「RecUp」に弊社が紹介されました!
この度、採用メディア「RecUp」の特集企画「採用コンサルタントが厳選!今注目のおすすめ企業特集」に弊社が掲載されましたのでお知らせいたします。 ■ 掲載記事はこちら「採用コンサルタントが厳選!今注目のおすすめ企業特集」https://recup.delight21.co.jp/archives/793 ぜひ記事をご覧いただけますと幸いです。
広報シナジー
経営マガジン”ぐっとシナレッジforEXECUTIVE vol.155″を発行しました!
こちらからダウンロードしていただけます! 202511_ぐっとシナレッジEX
広報シナジー


