SYNERGY

杉原活動記
2018/01/22 (月)
杉原里志

働きやすさの追求には、限界がある。

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入社後活躍のためには
社員の職場への満足が必要です。

 

満足がしているからこそ社員は
定着をして長期的に活躍をして
くれます。

 

しかし、日本人の職場への満足度は
世界との様々な比較調査でみると
最低レベルであると報告されています。

 

NHK放送文化研究所が1993年から
参加している国際比較調査グループ
ISSPの2005年の調査では

 

日本で働く人たちの仕事の満足度は
世界32カ国と地域中28位という低さでした。

 

2015年の調査では
世界ランキングは周知されていませんが

 

2005年の満足度合計が73%から
2015年では60%に下がっていることから
相変わらず世界最低レベルであると
推測することはできます。

 

その他にも
日本で働く人たちの会社や
仕事に対する満足度は
世界的に見て低くなっている
という調査が後を立ちません。

 

 

 

なぜ、満足度が低いのか

 

昨今の職場への満足度を
向上させるための企業施策の特徴は
ダイバーシティの進展もあり
働きやすさを重視している
ことにあります。

 

産前産後の休暇
育休、介護休暇を
取りやすいようにしたり

 

テレワークの推進や出勤時間を
フレキシブルにしたりする動き
などが目立ちます。

 

 

企業は、働きやすさ
高めることによって

 

職場への満足
高めようとしています。

 

しかし、働きやすさで本当に
職場への満足を高めることは
できるでしょうか。

 

実は調査によると、
一見恵まれていそうな方々も
職場への満足を感じられていない
という背景があります。

 

職場の高い満足度は
一言で言うと

働く人たちが働きがい
感じられているかどうかです。

 

残念ながら、今の日本では
多くの人が働きがい
得られていないと推測されます。

 

働きがいとは
人のために動く喜びを感じられること

 

自分が懸命に働くことで
誰かの役に立つ。

 

喜んでもらえる。

 

さまざまな人に感謝され
よりよい世の中をつくっていくことに
つながっていると実感できる。

 

仲間とともに
失敗を悔やしがったり
ともに成果を喜び合える。

 

また、子どもたちに胸を張って
誇れる仕事であると言える。

 

こういったことが働きがい
へとつながります。

 

これらは全て人と人との関係性の中で
コミュニケーションを通じて
得られるもの。

 

ですので、働きがいは1人で
黙々と働くだけでは得にくいも
のだと言えます。

 

今、職場で
働きがいが失われています。

 

政府を上げて働き方改革が叫ばれ
長時間労働が問題視されていますが
雇用や労働の量の議論に終始し

 

こういった雇用や労働の質
つまり働きがいについての議論は
なされていないのではないのが現状です。

 

ここまで話してきたように
働く人にとって、大事なことは
働きがいです。

 

各企業が働きがいについて
もっと真剣に議論をしていかなければ
ならないタイミングだといえます。

 

働きやすさは不満を防ぐことに
役立ちます。

 

しかし、働きやすさをいくら
増やしても満足感にはつながりません。

 

とはいえ、働きやすさ
高まっていくことは一般的には
良いと考えられていると思います。

 

働きやすさが高まることは
悪いことではありません。

 

しかし、働きやすさばかりに
注目すると、経営の視点、個人の視点
両方から不具合が出てきます。

 

まず、経営の視点ですと

 

残業時間が減る
在宅勤務がOKになる
休日が増える
フレックスタイム制が導入される

 

待遇面が良くなることは
社員にとって一見嬉しいことです。

 

しかし、人間は一度貰うと
その瞬間は嬉しくとも
すぐにそれが当たり前になります。

 

当たり前になるとそれだけでは
物足りなくなり
もっともっと欲しくなります。

 

また保有効果が働くため
一度上げた待遇を下げることは
反発が強くなるので困難を極めます。

 

経営層としては離職防止・定着のため
に良かれと思い待遇面を改善したのに
もっともっとと求められ

 

それに応えなければまた
不満となってしまうのです。

 

その不満を解消するために
待遇改善を繰り返していたら
企業の成長は間違いなく
阻害されてしまいます。

 

 

結論

人はどういう時に成長をし
手応えを感じるのでしょうか。

 

それは、自分の強みや持ち味を活かし
やったことのない仕事に
あえてチャレンジをして
達成して認められた時です。

 

ところが

 

休日を増やし
残業時間を減らし
厳しいことは言わない

 

というぬるま湯状態だけでは
このような仕事にチャレンジ出来る
機会が減ってしまいます。

 

単純に業務時間が圧縮されることにより
出来る仕事だけをやることが優先されますし
上司は要望度を上げることが
できなくなるからです。

 

つまり「働きやすさ」を求めすぎると
成長の機会を失うので

 

働きやすさ」をある程度高めたら
働きがい」をしっかりと提供する
ことが大切になってきます。

 

───   ぐっとくる会社を、もっと。   ───

株式会社シナジー
〜2017ホワイト企業アワード受賞〜
〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜
〜2018日経アソシエ 働きがいのある企業100に選出〜

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この記事を書いた人
1978年 広島生まれ 株式会社シナジー 取締役 地方中小企業の新卒採用を支援するスカウト型イベントを展開中。小さな会社の採用を成功させるには、「採用力」を高める前に、競争力のあるビジネスモデル、企業力が必要と実感し、社長の学校「プレジデントアカデミー」を広島で開校。自身も「経営の12分野」メソッドを組織に浸透させるための企業研修のガイドを行っている。 『ぐっとくる会社を、もっと。』を、ブランドスローガンに中小企業を活性化させる活動をしているが、自社でも財団法人次世代普及機構が主催する2017『ホワイト企業アワード』の制度部門で大賞を受賞している。
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