シナジー活動記
2018/01/24 (水)
シナジー 広報

人口増減マップ

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生涯年収は、新卒で就職した年の
景気に左右されるといいます。

 

就職を希望する大卒者の内定率が
非常に悪かったのは

 

現在、30代後半~40代前半の世代。

 

ちょうどロストジェネレーションと呼ばれる
39歳の杉原の世代ですね。

 

当時は「氷河期世代」と呼ばれており
現在でも未婚率も高く
将来への懸念から節約志向も強い世代。

 

一方、ここ数年、大卒者の就職状況は
劇的に改善傾向にあり、複数の企業から
内定を得る学生も珍くありません。

 

自分の世代ではエントリー80社で
採用1社なんていう話も多かったもの
なんていうと完全におじさんのやっかみ
みたいにしか聞こえませんね。

 

英語が得意な学生の間では
最初から海外就職を目指す話も耳に
するようになりましたし

 

待遇や給与水準が悪い日本企業には
関心を示さないという話もききます。

 

地方創生を支援する国の情報サービス
として、”まち・ひと・しごと創生本部”
というところが内閣府にあります。

 

地方自治体向けですが
様々な取り組みを情報面・データ面から
支援するため、平成27年4月21日から
「地域経済分析システム
(RESAS(リーサス))」の提供を開始
されています。

 

「RESAS」(リサース)の人口マップから
2014年の「新卒者就職・就学」の
人口移動データをみると

 

就職による流入数から
流出数を差し引いた「純流入」は

 

東京都、茨城県、大阪府などの
一部を除いて軒並みマイナスです。

 

就職・進学それぞれについて
流出率、流入率をみると

 

おおむね正反対の傾向にあり
人口集中地域とそうではない
地域の差が鮮明になっています。

 

 

日本全国真っ青です。

 

 

進学による流入率は
京都府(166.73%)と
東京都(130.07%)が突出しています。

 

また、東京都は64.78%と
地元就職率も高いですね。

 

広島県も例外ではなく
しっかりと人口流出がみられます。

 

データからみても
大学入学を機に上京し
そのまま就職するパターンが多いということが
はっきりとわかります。

 

ITやAIによるイノベーションは
期待とは裏腹に
「場所からの開放」にはつながらず
今後、ますます、仕事とその場所
でしか得られない学び・経験を求めて
東京一極集中が加速していく。

 

そんなデータです。

 

それに抗うためには
地方に東京で働くよりも
魅力のある企業づくりが
求められているといえます。

 

東京一極集中を是正できるのは
やはり社長が地方で魅力ある
企業づくりを進める以外ありません。

 

当然時流を読むことは大切ですが
それ以上に、時流といって諦める
のではなく地方に人の集まる
企業をしっかりと作ってもらいたいと
思います。

 

───   ぐっとくる会社を、もっと。   ───

株式会社シナジー
〜2017ホワイト企業アワード受賞〜

〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜
〜2018日経アソシエ 働きがいのある企業100に選出〜

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この記事を書いた人
『ぐっとくる会社を、もっと。』を、ブランドスローガンに中小企業を活性化させる活動をしているが、自社でも財団法人次世代普及機構が主催する2017『ホワイト企業アワード』の制度部門で大賞を受賞している。
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