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2018/06/26 (火)
杉原里志

サッカー経営と、野球経営

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ワールドカップ予選
盛り上がっていますね。

 

サッカーは詳しくありませんが
サッカーを観ると思い出すのが

 

3年前に聞いた
LINE株式会社の元社長
森川亮さんのお話です。

 

 

 

 

森川氏いわく
イノベーションが起きない──。

 

 

これが、日本経済の
課題なのだそうです。

 

 

イノベーションといっても
あまり実感はありませんが
決済業務が簡単になるような
FinTechやiPhoneのような
革新的な商品やサービスを
生み出すことをいうのでしょう。

 

 

イノベーションを
起こすためには

 

経営とは管理をするという
概念を捨てて

 

サッカーのように出来る限り
社員に任せて自由にさせる
サッカー型の経営をする
必要があるそうです。

 

 

イノベーションが起きる組織は
スポーツにたとえれば

 

「野球型」よりも
「サッカー型」の組織体制で
起きやすいのだそうです。

 

 

では、「サッカー型の経営」と
「野球型の経営」は
どう違うのでしょう。

 

 

 

 

 

自分も中学高校と野球を
していたのでわかりますが
野球はすごく管理された
スポーツです。

 

打順が決まっていて
自分が何番目に
打つのかがわかる。

 

 

ポジションも固定的で
ピッチャーがキャッチャーを
やることはまずありません。

 

 

そして、勝負どころでは
一球ごとに監督が
サインを出して
選手たちをコントロール
することができる。

 

 

監督の采配がゲームに
及ぼす影響が非常に強い
スポーツです。

 

 

 

 

 

 

一方、サッカーはきわめて
流動性が高いスポーツです。

 

 

一応ポジションはありますが
状況次第でいくらでも変わります。

 

 

場合によっては
ゴールキーパーが
シュートを狙ったっていい。

 

 

 

監督はゲームを
コントロールする
ことはできません。

 

 

一瞬一瞬の判断は
すべて選手に
委ねられています。

 

 

ゲームの行方を左右するのは
選手一人ひとりの技術と
チームとしての
コンビネーションです。

 

 

森川氏の説明は

 

イノベーションを
生み出すのは
人間であって
システムではない。

 

 

だから、社員を
システマチックに
管理しようとすればするほど
イノベーションからは
遠ざかってしまうものだ。

 

 

逆に、彼らが生き生きと
仕事ができる
会社のシステムを
生み出したときに

 

 

はじめてイノベーションの
可能性が生まれる。

 

 

だから、やるべきことは
「経営とは管理することである」
という固定概念を捨てないと
いけないのだと。

 

 

野球型経営から
サッカー型経営になろう!

 

 

これが、イノベーションへの
第一歩だという説明だった
かと思います。

 

 

 

イノベーションと対極にあるのが
ルールがきっちりある企業です。

 

 

強いブランド力を持った企業ほど
何を行って、何をしないのか
かなり決まっているのものです。

 

 

強いブランド力を持つこと。

 

 

それは、お客さまとの約束を
守ることにほかなりません。

 

 

自分たちが約束したそのことに
対して、体現するために全員が
しっかりと取り組むこと。

 

 

強いブランド力を持つというのは
会社にルールがりそれが
しっかりと守られていということです。

 

 

ディズニーランドでも
スターバックスでも

 

 

ルールブックかどうかは別として
個人個人が勝手な考えのもと
自分自身で動くわけではありません。

 

 

私自身も組織にルールが少ない
大人の会社を目指そうと考えた
時期がありました。

 

 

確かに、ルールが少なければ
既存概念にとらわれない
革新的なものが生まれやすい
土壌になるかもしれない。

 

 

でも、革新的なものが
合うものもあれば
合わないものもある。

 

 

全ての業種が
高いイノベーションを
求められている
わけではありません。

 

 

小さな会社は
今ある事業をまず
しっかりと101点以上を
取り続ける土壌をいかに
作るかのほうがよっぽど
高い収益をもたらします。

 

 

古いビジネスモデルの中小企業が
半端なイノベーションを追求して
統治が乱れるのであれば

 

 

しっかりと野球型の経営を
行っていく中で
会社のポリシーを磨き込んでいく
ことのほうがよっぽど堅実です。

 

 

地方中小企業では
自分で考えて走れるような
サッカー型の経営に向かない
人の方が多いもの。

 

 

自分で考えながら走れるような
ビジネスモデルに挑戦している
のであればサッカー型もいいかも
しれませんが

 

 

多くの中小企業は
野球型の経営の方が
相性がいいのも事実。

 

 

だから完成度の高い野球型の
経営を目指していくつもりで
ちゃんとルールをつくり

 

 

そのルールを守ってもらうことで
会社のブランドをしっかりと
作り上げていくことが

 

 

「イノベーション」というよりも
ずっと混ざりがよいというか
馴染むよな…と
当時思ったものです。

 

 

企業のブランド力を高めるなら
お客さまと社員との約束(ルール)
をしっかりと作って守る。

 

 

イノベーションを
起こしたいのであれば
極力管理しないといいながら

 

 

多くの地方中小企業は
イノベーションによって
課題解決がなされる
わけではないという
ジレンマ。

 

 

サッカーを観るたびに
なんとなくそのことを
思い出しています。

 

 

みなさんは
サッカー経営ですか?
野球経営ですか?

 

 

 

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この記事を書いた人
1978年 広島生まれ 株式会社シナジー 取締役 地方中小企業の新卒採用を支援するスカウト型イベントを展開中。小さな会社の採用を成功させるには、「採用力」を高める前に、競争力のあるビジネスモデル、企業力が必要と実感し、社長の学校「プレジデントアカデミー」を広島で開校。自身も「経営の12分野」メソッドを組織に浸透させるための企業研修のガイドを行っている。 『ぐっとくる会社を、もっと。』を、ブランドスローガンに中小企業を活性化させる活動をしているが、自社でも財団法人次世代普及機構が主催する2017『ホワイト企業アワード』の制度部門で大賞を受賞している。
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