シナジー活動記
2017/07/18 (火)
シナジー 広報

【手でさわれないものを、どう大切にするか】                                                             

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1億層中流社会。

1970年代から90年代くらいまで。
日本国民の生活は、そう表現されました。

自分の暮らしぶりについて、
「まあ中流かなぁ。そこそこ豊かだね、悪くない」
と、満足していました。

それはなぜか。
答えは明快です。

経済は拡大し、多くの企業が成長していたから。
日本国民の給与もボーナスも伸びていたから。

ではなぜ多くの企業が成長したかというと、
つまりものが売れたから。
なぜモノが売れたかというと、モノが少なかったし、
モノ自体も未成熟で、品質や性能に秀でたものをつくれば、
人々が飛びついた時代だから。

国境を超えて見渡してみても、
韓国や中国も競合とはいえなかったから。

世界の巨大な需要に比べて、
モノの製造者は少なく、
日本は輸出大国として経済的繁栄を享受できたから。

90年代までは、
モノを売った時代というよりは、
モノが売れた時代なのだといえます。

まだまだ世界はモノ不足で、
新しいモノが登場すれば、
消費者はすぐ食いついてくれました。

いまでは、
美味しいパンは特にめずらしくなく、
パン屋さんの商品による差別化は
困難になっています。

家電も、
メーカーごとに大きな性能差もなく、
人々の消費熱は然程高くありません。

消費するという観点からは、
高度な成熟期を迎え、
製品の性能の隔たりもあまりなく、
価格競争に陥っている。
売りにくい時代です。

この売りにくい時代は、
格差社会の時代ともいえます。

売りにくい=企業が伸びにくい=給料が上がりにくい=中流が減る=リッチな人、貧しい人に二極化する

こんな時代を勝ち抜く
方法は何があるのか。

その答えの一つは、
ミッションやビジョンの重要性へと結びつきます。

繰り返しますが、
売りにくい時代とは、
モノが溢れ、モノの性能・機能に大差がない時代です。

製品や、サービスのスペックでは競合を出し抜けない時代。
消費者としては、選びにくい時代です。

私も、会社のPCに対して
こだわりはなくなりました。
メーカーはどこでもいいのです。

では、どこで差別化すればいいびか、
どこで選ばれるようになるのがいいのか。

売りにくい時代に、選ばれる企業になる。
そのためには、何が必要か。

まずミッションやビジョンが不可欠です。
ミッションやビジョンは、ブランド経営の
ファーストステップであり、
時代の必要不可欠ともいえます。

自分たちが何のために、
誰に、何を提供しているのか。

しっかりと表現することが大切です。

これは、顧客にも、
社員に対しても同じことがいえます。

Contents

目指す目標像がはっきりしないから、
社員のチャレンジの方向もはっきりしない。

社員が煮え切らない
仕事姿勢におちいるのも、
当然といえば、当然です。

どんな枠組みで何を目印に
企業を前進させようとしているのか、
漠然としているのだから、
将来に不安を覚えるのも当然です。

顧客にどんな価値を提供していけば、
企業が長期的に発展できるのか。

展望があいまいだから、
消化不良になったりします。

こういった不安定感やジレンマは、
曖昧な企業ほど大きなものになります。

社会性と普遍性が付与された
メッセージというのは、
それだけで響きやすくなります。

さらに、企業が世の中に提供する価値が
明快になるので、存在感が増します。

企業のテイストが濃くなるので、
人々に届きやすくなります。
惹きつけられる人々が出始めます。

つまり、顧客や協力事業者、
就職希望者の輪が広がります。

ブランドは無形の資産です。

手でさわれないものを、
どう大切にするか。

どう、大切にするか。
どう、考えるか。

つづきは、また明日。

そういえば明日は、
経営の12分野セミナー当日です。

7月のテーマである
ブランディング。
会場ではしっかりとそこを
煮詰めていきましょう。

過去のブログ

ミッションをつくるのは、難しい

タマゴが先か、ニワトリがさきか。

 

【お知らせ】 経営の12分野  ブランディング

7月の経営の12分野のテーマは、
ブランディングです。

先月のポジショニングに引き続き、商品力について掘り下げます。
経営の12分野は会員制ですが、今回初めて参加する方にも優しく解説します。

申込みは、こちら

ブランドの核は顧客を超えた「ファン」の存在です。
そのように考えるとブランディングは「ファンづくり」です。

「どうやったらお客さんがファンになってくれるのか?」と徹底的に考えましょう。
お客さんをファンにしようというと、
「そんなことできないよ」「無理だよ」と思うかもしれません。

そこでお困りの方はぜひご参加ください。

好評いただいている個別相談の時間もご用意していますので、
知識としては理解できているとは思うものの、
なかなか実践に結びつけられず苦戦している、
という方は、ぜひこの機会にブースターとしてご活用ください。

講師 黄塚 森

「起業の学校」アントレプレナーアカデミーを浜口と共に立ち上げ全体を統括する。社内外のマーケティングに携わり、webサイトや印刷物のデザイン・作成から集客、販売までを一気通貫でこなすマルチプレイヤー。読者2万人を超える社内メールマガジン、社外向けの記事 作成にも携わる他、年間延動員数3,000人を誇る人気経営セミナー「経営の12分野」シリー ズの企画など、コンテンツ制作を得意とする。

【広島】8月26日(土)新卒予定者スカウト型イベントを行います。

Gメン32~採用したいのに採用できない中小企業のための新型・新卒採用イベント~

中小企業の新卒採用は、32人の学生に会うだけで完結する。

『Gメン32』に参加していただきたい中小企業
・手足としての人材ではなく、将来、組織の核になるような人材を求めている
・経営者自らがイベントに参加し、学生を口説ける意欲がある

このような考えをお持ちの企業さまのご参加をお待ちしています。

『Gメン32』イベント当日の流れ

1.シナジーが学生と1対1での面談を繰り返し、絞り込んだ学生のみを、イベントに動員。

2.学生による自己PR説明を聞いたあとで、興味のある学生を指名し、個別面談を行う。

3.学生:企業の参加者=1:1という組み合わせで、面談1回当たり30分、延べ8人との面談(延べ4時間)。1企業から2名が参加するので、接触人数は16人。2回のイベントで、合計32名の学生の中から、最終面接に近い状態でじっくり話ができる。

 

4.欲しい人材を口説き、会社訪問に結びつける。

 

『Gメン32』参画企業のメリット

メリット①中小企業に興味ある人材と会える。

事前に個別面談を繰り返すことにより、中小企業に興味がある、意欲の高い学生だけをイベントに集客。
ナビ・合説型)大手に行きたい学生がほとんど。

メリット②確実に口説ける。

32人の学生と、1人30分間ずつ確実に個別面談でき、じっくりとお互いを知ることができます。
ナビ・合説型)欲しい学生に会えるかどうかは運次第。確率は、限りなく0。

メリット③手間がかからない。

採用前半戦の手間を、シナジーが代行。社長とエース社員1名が、2日間、合計8時間のみ参加すればOK!
ナビ・合説型)いい人材を口説くために、エース級社員を何ヶ月も拘束。

メリット④費用対効果が良い。

イベント参加費用のみ。毎年、40万円の参画費用ですみます。
ナビ・合説型)合説に出るためにナビに掲載、といった理不尽なルール。

お申込み、お問い合わせはこちら

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この記事を書いた人
『ぐっとくる会社を、もっと。』を、ブランドスローガンに中小企業を活性化させる活動をしているが、自社でも財団法人次世代普及機構が主催する2017『ホワイト企業アワード』の制度部門で大賞を受賞している。
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