新卒採用(大卒・高卒)
2025/04/25 (金)
樋野 竜乃介

新入社員教育のポイントと効果的な進め方

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4月は新たな生活が始まる季節です。
企業にとっても、新入社員を迎え入れる
大切な時期です。
これからの成長を支えるために、
効果的な研修を実施し、即戦力となる人材に育てていくことが求められます。

今回は、実際に弊社ではどのように新入社員教育を
行なっているのか紹介いたします。

 

Contents

必要なスキルの洗い出し

まずは、新入社員に身につけてほしいスキルや知識を洗い出します。

  • ビジネスマナー
    (挨拶・メール・電話対応・名刺交換など)
  • コミュニケーション能力
    (報告・連絡・相談の徹底)
  • 基本的なPCスキル
    (Excel・Word・社内システムの使用)
  • 業務知識
    (自社のビジネスモデルや商品・サービスの理解)
  • 課題解決力
    (問題が発生した際の対応方法を学ぶ) など

これらのスキルを効率的に習得できるよう、研修内容を設計していきます。

 

効率的な研修スケジュールの立案

新入社員研修は、段階的に学べるスケジュールを組むことがポイントです。
理想の状態をいつまでに作りたいかを設定し、
スケジュールを立案していきます。

第1週:基礎研修(導入・社会人マナー)

  • 会社概要・事業内容の説明
  • ビジネスマナー
    (挨拶・名刺交換・メール・電話対応)
  • 社内ルール・システムの使い方

 

第2〜3週:業務基礎研修

  • 業務の流れを学ぶ
    (動画・マニュアルを活用)
  • 実際の業務をシミュレーション
    (簡単なタスクをやってみる)
  • OJT
    (先輩社員がサポートしながら実務体験)

 

第4週:振り返り&実務テスト

  • 研修内容の復習
  • 確認テストを実施し、理解度をチェック
  • 研修後のフィードバックと今後の課題設定

このように基礎から応用へとステップを踏むことで、
新入社員のスムーズな業務習得をサポートできます。

 

テストで基準を設け理解度を可視化

研修の成果を測るために、定期的にテストを実施することも重要です。 例えば、以下のような基準を設けると効果的です。

  • ビジネスマナーテスト
    (名刺交換やメールの作成を実践)
  • 業務知識テスト
    (社内システムや業務の流れを問う)
  • ロールプレイング
    (上司や先輩社員との模擬業務)

これらをクリアすることで、研修 の達成度を可視化し
個々の課題 を明確にできます。

 

新入社員研修は、企業文化を伝え、スキルを身につけてもらう重要な機会です。
効率的な研修スケジュールを組み、テストで習熟度を
測りながら、動画やマニュアルを活用することで、
教育コストを抑えつつ、
質の高い研修を実現できます。

これからの時代に合わせた研修方法を取り入れ、
新入社員の成長を
しっかりサポートしていきましょう。

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この記事を書いた人
株式会社シナジー経営・採用支援事業部ぐっともっとGrに所属 中小企業の採用アドバイザー、大学生の就職アドバイザーとして活動。 新卒、中途、外国人とあらゆる角度からの中小企業の採用をサポートする。 求職者視点での企業の強みを言語化、ターゲットとなる人材へ訴求する求人を作成し、採用活動の企画運営を行っている。 また今までに200人以上の大学生の就職相談を受け、キャリア構築のサポートも行う。
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