シナジー活動記
2018/04/28 (土)
シナジー 広報

循環

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米大リーグで投打で活躍している
大谷選手は海の向こうでも話題に
なっていること。

 

25歳まで待てば大金と
複数年契約を掴めるのに

 

そのシナリオを
あえて捨ててアメリカへ渡り

 

お金ではなく
世界最高峰のリーグでプレーしたい
という野球愛を身をもって示した
この純粋な姿勢にファンは
驚きと敬意を示しているようです。

 

 

では、なぜそれほどの才能を
簡単に日本ハムという球団は
手放したのでしょうか。

 

 

当時のドラフト会議で
今は亡き星野監督が苦言を言うほど
揉めたのを見ていましたので

 

大リーグ挑戦に水を差すことが
できないという背景もあるでしょうし
裏には大リーグ挑戦の契約が
かわされているのかもしれません。

 

ただそれ以上に高額の年俸を
捻出することができないという
球団の運営事情があげられます。

 

 

 

我らが広島東洋カープも
親会社を持たないために
選手に支払う報酬を親会社が
補填をしてくれないため
球団運営が黒字でなければなりません。

 

そのため、高額報酬となる
選手については基本姿勢としては
追いかけないとしています。

 

日本ハムファイターズも
親会社から基本的に金銭的な
補填が大きく期待できない運営を
しているため、高額報酬となる
選手については潔く放出しています。

 

では、人気選手を獲得して
優勝をたくさんして報酬を
増やせるようにすればいいではないか?

 

と、考えるかもしれません。

 

 

本当にそのとおりなのですが
日本ハムは球場の収入が自分たちの
収入にならない契約になっています。

 

全くならないわけではないのですが
割合がとてつもなく悪いわけです。

 

 

カープはこの球場の収入がとても
大きいため、人気選手が出てくれば
その分来場者数が伸びて利益が出る。

 

利益が出るからこそ
選手に対しても多少は還元され
以前よりも高額報酬の選手が出て
以前よりも活躍する期間が伸びる
という循環が生まれます。

 

好循環を生むためには
どこかにネックが
あってはいけません。

 

事業においても

 

1.いい商品やサービスを作り
2.お客さまに買いやすくして
3.その循環が滞らないように
  再度仕組みに投資をする。

 

この3つ目の問題があるから
日本ハムは高額選手を放出しないと
いけないという問題があるわけです。

 

育成力があり
人気と実力があっても
循環の設計がうまくいっていないと
こういった問題から抜け出せなくなります。

 

日本ハムが新球場を作って
収益性がもっと向上すると
セ・リーグからすれば
もっと怖い球団になるかもしれません。

 

もしくは、建設費がネックになり
もう少し厳しい運営になるかもしれません。

 

事業の再投資とは
勝負を決める大きなポイントだと
あらためて思うわけです。

 

自分たちの事業にも
そんなボトルネックがないか。
あれば解消できないか。

 

しっかり向き合ってみないといけませんね。
 
 

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この記事を書いた人
『ぐっとくる会社を、もっと。』を、ブランドスローガンに中小企業を活性化させる活動をしているが、自社でも財団法人次世代普及機構が主催する2017『ホワイト企業アワード』の制度部門で大賞を受賞している。
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