20代前半
何の本だったか
忘れましたが
コンサルタント
なんて信じるな
と、書いてあるビジネス書を
読んで、ふむふむと思ってました。
うる覚えですが
コンサルタントの
多くが価値のないものを
売りつけて高い報酬を取る。
それでも、コンサルタントに
頼りたいのであれば成果報酬で
契約をすること。
成果報酬にすれば多くの
コンサルタントは自信がないので
断ってくるはず。
それでも契約をしようとする
コンサルタントなら信用してもいい。
そんな内容で
そうか。
コンサルタントと名乗っている人は
困った人が多いのだな。
と、思ったものです。
さすがに20代前半でもありませんし
自分なりの見解もあるので
当時のビジネス書の意見にも
流されません。
確かに、コンサルティング契約を
「成果」のみで量れば合理的な
ように思えます。
でも、この一見合理的なように
思える仕組みが厄介だなとも
思うわけです。
実は、コンサルティング契約を
する場合、成果によるフィーが
発生するようになると
クライアントの自主性が
途端に削がれます。
自分自身が頑張らなくても
出た成果だけに着目して
費用を負担すればいいからです。
会社もプロジェクトも同じで
クライアントと支援に入る
メンバーも双方が同じ目的に
向かって細やかなやり取りを
していかなければ
うまくいくものもうまくいきません。
成果のみを出口とした契約は
チームプレイを必要とする
プロジェクトには不向きです。
だから、一見合理的なように
みえる成果主義の
コンサルティング契約は
ほころびがでやすく
丸投げになりやすくなります。
丸投げにされた仕事は
遅々として進みません。
わかりやすいのが
電気代や水道代の削減提案で
リスクが無いので
提案に乗るものの
ちょっとしたデータや書類が
クライアントから出てこず
現場の作業が一方的に
止まってしまい
うまくいくものも
うまくいかなくなります。
私達の仕事は
クライアントと
私達と双方で細かく
リレーしながらでないと
うまくいきません。
だから、
丸投げの仕事は受けませんし
やり方を任せてもらえない
仕事も受けませんし
成果の出せない仕事や
結果しか評価されない
仕事も受けません。
20代の頃に
読んだあの記事の執筆者は
契約で痛い目にあったのか
痛い目にあっている人をみたのか。
どちらにせよ
成果だけにフォーカスされた
契約はムリがあるよな…
と思うわけです。
あれ程に
「結果にコミットする」
といっているライザップですら
30日を経過したら
返金はありません。
双方の協力があって
成立するものも多いわけです。
Contents
「ブランド会社」と言うと、
多くの方が世間で名の通った「一流の会社」を思い浮かべます。
そして、ブランディングとは 「ロゴ」「デザイン」「高級感」などの
「見え方」を考えることだと勘違いしてしまうのです。
しかし実は、 小さな会社が目指すべき「ブランド」とは、
そういったものとは、全く違います。
ここの認識を間違えると、 小さな会社にブランドを生み出すことはできません。
ブランド力のある会社は、
自らブランドを設計し、努力を重ねることで、 その地位を築いています。
ブランドをつくる上で、まず大切なのが
「大きな方向性」を決めること。
今回の講義でお伝えする「ブランドのABC」を実践すれば、
その方向性は、おのずと見えてきます。
大きな方向性が決まったら、
次はそれを、会社の中に落とし込んでいきます。
これからの考え方が、
ブランド化を進める上での大きな力となるでしょう。
さらに、セミナーの最後にお伝えする
「ブランドをつくるための、最初で最後の手段」を知ることで、
“小さな会社のブランドづくり”の本質を理解できます。
─── ぐっとくる会社を、もっと。 ───
株式会社シナジー
〜2017ホワイト企業アワード受賞〜
〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜
~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~
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