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働くひとの魅力の創造の方法とは??
最近、 私の周りの経営者の方々から 自社ホームページから大学生からの応募があった と喜んでいる声を聞きました。 数ヶ月前では考えられないということで、 喜んでおられました。 目の前に「御社で働きたい!」という 人が現れるのは嬉しいことですね。 ありがたいことですが、 弊社もここ数年そういった学生がおります。 中小企業は大量採用ができないので、 優秀な人が働きたいと言って 来てくれるのは非常に嬉しいことです。 たまたまそれが起こったかというと違います。 立ち話程度だとよく 「運が良いんですよ」と言ってしまいがちですが ちゃんと起きている事象には理由があります。 ポイントは 求職者や大学生が自社で働くとどんなメリットがあるのか ということを理解してもらうということです。 「大手求人ナビのページそれはもう書いてあるよ」 と言われる方がいらっしゃるかと思います。 正直企業選びでそこまでは読みません。 いいなと思ったり、 受けようと思ってからその文章を読み出します。 理由は、 選考中に面接で聞かれたら 答えれるようにということがあるからです。 もちろん一概にそう言えるものではありませんが。 ここを書き出すと あまりにも反れてしまうので話を戻しますと。 自社で働くとどんなメリットがあるのかを どのように伝えて理解してもらうか。 ここで一番強力なのは働く人と接してもらう ということです。 さらにそこに利害関係は無く、 選考にも関係ないという状況が必要です。 縁故採用が非常に良いのはここがあるからですね。 ”一緒に過ごしている人が、 自分が今の会社でどういう目標を持って働いているか。” ”キラキラ輝いているか。” 大学生は自然とそこに心を動かされます。 明確な理由が無くとも〇〇さんがとても魅力的で、 そこで働くと自分も魅力的な存在になるのではないか。 と思うということです。 もちろんそれだけで採用してはいけませんが、 学生を集客するコストを考えてみれば 十分費用対効果があります。 社内で働く魅力的な人がどうやったらできるのか。 それには様々な仕掛けが必要です。 自然とそういう人が生まれることもありますが、 そういう仕掛けを会社として行うことが とても必要です。 海外の有名な企業では歩いている社員に声をかけて 急に会社説明をしてもらっても 魅力的に会社のことを語れるようです。 ミッションが完全に浸透しているということです。 理想はそうですが、 なかなかそれは中小企業では難しいと思いますので、 その魅力を語れる社員をどう創造していくか がとても重要ですね。
乾 恵

求職者から応募を増やすための求人作成 〜重要な確認事項3つ〜
現在、新型コロナウイルスの影響で 依然として 求人数が減り、求職者数が増えており、 採用を行なっている企業は優秀な人材と出会える有利な状況です。 そこで、 今回は自社の応募を増やすための 3つの方法をご紹介します。 ぜひ、 どれくらいできているかチェックしてみてください! 自社のHPがスマホ対応になっているか。 現在、 日本人のスマートフォンの 保有率は7割を超え、 60代の保有率も4割を超えています。 このような状況になり、 仕事はスマホで探す時代に なりました。 気になった求人があれば、 多くの求職者が行う行動は 「HPを見る」こと。 HPが魅力的なことはもちろんですが、 スマホに対応している 「縦型」のHPになっており、 HPがスマホで見やすい仕様に なっているかがとても 重要になります。 ぜひ1度、 自社のHPをスマホで確認して みてください。 オンラインとリアルの両方で求人ルートがあるか 採用において大事なことは 求職者に対して 「自社の求人を認知させる」ことです。 採用を行なっていることを アピールすることが重要です。 そのため、 求職者に自社の求人を認知させる場を いかに増やすかが重要になります。 ①で 「スマホで仕事を探す時代になった」 と述べましたが、 オンラインの求人掲載だけでなく、 リアルの場 (張り紙、インターンシップなど) の求人掲載も重要です。 オンラインでもリアルでも 無料でできる求人掲載は たくさんあります。 ぜひ求人掲載の場を 増やしていってください。 実証できる事例をあげているか ③は具体的な 求人の書き方についてです。 ”社員全員仲が良い職場です。” ”チャレンジできる環境です。” このような文章を見て求職者は 「それって本当なの??」と感じます。 そう感じさせないために、 しっかりとその根拠を 示すことが重要です。 ”社員全員仲が良い”のであれば、 定期的に行なっている社内イベントに ついて掲載したり、 社員が楽しそうにしている 画像をあげたりといった 具体的な事例をあげ、 求職者を安心させることが重要です。 以上、 「求職者から応募を増やすために重要な確認事項3つ」について紹介しました。 ぜひチェックしていただき、 自社の採用に活かしてみてください。
乾 恵

「顧客は誰か」における勘違い
なぜ高いのか。 その理由がしっかり伝われば お客さんは理解してくれるものです。 ただしそれは、顧客を間違えないということが大前提。 しかし、よくある勘違いはここで起こります。 ”お客様は大切だ。” ”一円でも買ってくれたら立派な顧客だ。” そう考えている人は、案外多いことに気づきます。 当然ながら、雑に扱っていいと言っているのではありません。 すべての人が満足する商品やサービスなどこの世の中には存在しません。 ある人の満足が、他の人にとっては憤りにもなる。 相手は人間なのだから、そんな事は考えるまでもなく当たり前のことです。 にもかかわらず、 この最も重要なところを間違えてしまう経営者やリーダーは多いものです。 その結果、部下やスタッフが懸命に頑張った努力がクレームとなって跳ね返ってきたりするのですが、 それは顧客を明確にしていないことが最大の原因です。 ”お客様は大切だ。” ”一円でも買ってくれたら立派な顧客だ。” 謙虚であろうとする姿勢が、顧客を明確にする場面においてはマイナスに作用 しています。 誤解してほしくないのですが、私は 「顧客とは対等な立場だ」 「媚びる必要はない」 と言いたいわけではありません。 嘘はよくない、といっているだけです。 「どんな人でも満足させます」 これが嘘でなくて何なのでしょう。 そして嘘をつかれた顧客が怒り出すのは当たり前の話です。 顧客を明確にするということは 顧客ではない人を明確にするということでもあります。 顧客層を広げたいがために安さもサービスもウリにしようとするから、 顧客は混乱し、現場は疲弊するわけです。 ここで重要になるのが、顧客を選別するときに、切り捨てるということではなく、 間違われないようにするという配慮。 間違えられないようにするために重要なのは冷たくすることではなく、 はっきりと分かるメッセージを届けることです。 自分たちのウリを曖昧にしない。 欲張らない。できることはできる、できないことはできない、 その境界線が見えることが大切になります。 良いメッセージは、届けたい人にだけ響くメッセージです。 顧客でない人には響かない。 だから間違って受け取られることがありません。 「ウチは安い。徹底的に安い。その代わり、接客は雑です。ご自分でどうぞ。」 そういった明確なメッセージを発信しているのがスウェーデンの家具販売会社のIKEAです。 IKEAというお店では接客という概念を感じません。 そういった理由でIKEAが嫌いだという人もよく見ます。 ネットを検索すれば、IKEAの接客の悪さに辟易している書き込みも少なくありません。 でもそれでもいいわけです。 それで嫌なら来てくれなくても良いですよ。 ちょっと高くてもいいから接客してほしいという人はIKEAのお客さんではないということが明確になっているわけです。 「あなたは顧客ではありません」 というメッセージを発信するのには勇気がいります。 ですが、結局全ての人を満足させることなどできないのだから、 はっきりと「あなたは対象ではない」と伝えていくことが お客さんにとっても親切なことなのです。
シナジー 広報

新型コロナウイルスの第二波に備える。 オンライン採用、リモート採用における有効な”オフィスツアー動画”とは??
新型コロナウイルスの第二波の可能性が広がっています。 九州では緊急事態宣言解除後にクラスター感染が確認され、 東京でも「東京アラート」が発令されました。 専門家の中では、 新型コロナウイルス感染が収束するまでに 数年かかると予測している方もいます。 そのような状況の中で、 採用活動はオンライン化が迫られています。 今年の採用活動をオンラインで 実施された弊社のお客様からは 「上手くいかなかった」 「母集団形成に苦労した」 などの声も耳にしました。 今回は世界でも注目されているリモート採用である 「オフィスツアー動画」についてご紹介します。 オフィスツアー動画とは オフィスツアー動画とは、 求職者に将来の同僚がどのように働いているのかを 見て感じたり、雰囲気を知ってもらうために オフィスの入り口から社員の会話や休憩場所の風景や 雰囲気を撮影したものを動画にまとめて 求職者に紹介することを言います。 オンライン採用では 直接求職者がオフィスに訪れる機会がないため、 社員や社内の雰囲気が分からない求職者が多いです。 このオフィスツアー動画は 求職者に会社に来てもらわなくても オンラインで社内の雰囲気を知ってもらえるため、 現在、世界的にも非常に注目されている採用手法の1つです。 日本でもすでに導入している企業があり、 リアルタイムでオフィスの様子を撮影して 説明会を実施する企業もあります。 ぜひ、皆様の会社でも試してみてください。
乾 恵

緊急事態宣言が解除され、考えるべきこと。
こんにちは。 シナジーの小濱です。 緊急事態宣言がついに全国で解除されましたね。 少し安心しましたが、 第2波や第3波があるのではないかと どうしてもヒヤヒヤしてしまいますね。 経済も安定せず、 日経平均も少し戻りましたが 現状厳しい状態ですね。 オリンピックも中止の可能性が出てきて 正直来年開催は厳しいとは思っていますが・・ このオリンピックに向けて投資してきた会社は ことごとく厳しい状態なのではないかと思います。 既に新型コロナウィルス関連による倒産は 全国で180件を超え まだまだ増えていくでしょう。 失業者も300万人を超えるのではないか という一部報道もあったりします。 リーマンショック以上の 影響力がありますね。 個人的には政府の動きは リーマンショックのときより非常に早い気がします。 ただ、いつ収束するのか という漠然とした不安が本当に残りますね。 なかなか厳しい状況ですが、 踏ん張るしかありません。 このタイミングだからこそ考える ビジネスモデルの転換、 ITの推進等々たくさんあると思います。 ふと振り返りながら なにを実践していくのかを決めるタイミングです。 まさに事業の転換期と言えると思いますので、 しっかりと考えて実践していきましょう。
小濱亮介

【無料オンラインセミナー】第2回ハローワーク活用のススメを開催致しました!
【無料オンラインセミナー】第2回ハローワーク活用のススメを開催致しました! 5月26日(火)に続き、 本日もハローワーク活用についてのセミナーを 最近の求職者の動きや採用状況を踏まえて オンラインで開催させていただきました!! 弊社では、 広島県・岡山県を中心に、中小企業の採用のお手伝いをさせていただいており、 採用のお手伝いの1つとして、ハローワークの求人作成のお手伝いをさせていただいております。 今回はその経験を活かし、 現在の求職者の動き 2020年1月に仕様が変更になったハローワークについて 求職者視点から求人作成のポイント などについてお話させていただきました! 参加者の方からは 「どのように求人広告を出せば良いか参考になった!」 「求人票の作成のポイントが理解できた!早速取り入れます。」 などの声をいただきました。 今後とも皆様のお役に立てるよう、 採用に関するセミナーや情報を発信させて いただきますので、どうぞよろしくお願いいたします!
乾 恵

【22卒学生に聴く!】22卒の現在の状況と心境とは??
新型コロナウイルスの感染拡大で、採用活動が滞り、 中には採用人数を減らした企業の方もおられるでしょう。 21卒学生の就職活動の先行きが見えない中で、 22卒学生は何を考え、どのようなことを行なっているのか? 今回はシナジーに関わりのある22卒学生対象に行なったアンケート結果をまとめました。 (2020年5月調査より) 1.2020年5月時点で、 5割以上の22卒学生が就職活動を始めている。 「就職活動で何か活動をしているか?」という質問に対し、 5割を超える学生が「はい」という回答をしています。 これは、 ”近年、就職活動が早期化していること” ”新型コロナウイルス感染拡大で採用枠が減ることに対しての不安” から、就職活動を始めている学生が多くいました。 2.現在の取組みとして多いのは、就活サイトへの登録やセミナー参加。夏休みに参加できるインターンシップを探している状況。 《質問1》で、「はい」と回答した学生が行なっている就職活動としては 「就職活動に関するセミナーに参加」「資格取得のための勉強」「自己分析」 「ナビサイトへの登録」「大学のキャリア支援室へ相談」「インターンシップへの参加」 などがありました。 また、「いいえ」と回答した学生にいつ頃からどのような就職活動を行うか聞いたところ、 「夏季休暇にインターンシップに参加する」が多く、そのために参加できる インターンシップを探している学生が多かったです。 3.新型コロナウイルスの影響で採用人数が減ることに対する不安が多数。 就職活動をやらないといけないという考えはあるが、 何から始めたら良いか分からない状況。 就職活動を行う上で不安な点を聞いたところ、 やはり「新型コロナウイルスで採用人数が減る」という回答が 大半を占めました。 またそのほかに、 「インターンシップは開催されるのか」 「交通費などの金銭的な面」も不安の声として上がりました。 4.アンケートを踏まえて、22卒の採用活動の進め方 アンケートをまとめると、 新型コロナウイルス感染拡大や就職活動の早期化に伴い 半数以上の学生が就職活動やそれに対する準備を進めており、 多くの学生が夏季休暇のインターンシップに参加する意向を示しています。 そのため、22卒の採用を考えている企業側は インターンシップの情報を発信したり、 22卒も新卒採用を予定通り行うことを発信することが重要です。 また、新型コロナウイルス感染対策として オンラインでの採用活動も進めていく必要があります。 学生が就職活動に不安を抱えている今こそ、 企業側はしっかりと採用活動に関する 情報を発信していくことが重要です。
乾 恵

【無料オンラインセミナー】ハローワーク活用のススメを開催致しました!!
【無料オンラインセミナー】ハローワーク活用のススメを開催致しました! 弊社では、 広島県・岡山県を中心に、中小企業の採用のお手伝いをさせていただいており、 採用のお手伝いの1つとして、ハローワークの求人作成のお手伝いをさせていただいております。 今回はその経験を活かし、 現在の求職者の動き 2020年1月に仕様が変更になったハローワークについて 求職者視点から求人作成のポイント などについてお話させていただきました! 参加者の方からは 「ハローワーク活用のポイントが分かった」 「欲しい人材を明確にする重要性が分かった」 などの声をいただきました。 次回、5月28日(木)15時から同じ内容でセミナーを開きますので、 ご興味ある方はぜひ下記からお申し込みくださいませ。 https://www.kk-synergy.co.jp/eventinfo/279109/
乾 恵

シナジーのクラウド化とテレワークについてご紹介致します。
こんにちは。 シナジーの小濱です。 新型コロナウィルスは世界経済を大きく揺るがしていますね。 先の見えないものは本当にしんどいですね。 ただこんなときですが次のような言葉を自分自身に言っています。 「どんなに暗くても明けない夜は無いし、どんなに明るくても暮れない日はない」 夜は明けるということですね。 下ばっかり見ても仕方ありません。 自分たちにできること、やれることを精一杯やるだけです。 弊社ではテレワークを行いました。 今年にPCをすべてノートパソコンに入れ替えたため、すぐに対応できました。 電話もあるため社内には常に2~3名いる体制ではありますが、 大抵のことは家でもできました。 クラウド化をどんどん進めていったときは本当にいろんな意見がありました。 本当に必要なのか。 社内にいれば解決するのではないか。 新しい物好きだね。。。 しかし、有事の際や変化が起きるときにスムーズに事が運ぶなぁと実感しています。 困ったことがあればなんでも聞いて下さい。 最近Web会議ツールの問い合わせがかなり多いです。(笑 中にはZoomを使って、経営計画発表会をする会社さんもいらっしゃいます。 IT補助金も拡充されており、こういうタイミングで入れるのも良いと思います。 助成金、補助金とたくさんの出ていますので 適切な情報をしっかりとって、暗く長いトンネルを切り抜けていきましょう。
小濱亮介

こんな時だからこそ考える採用とは
連日新型コロナウィルスの話ばかりで本当にしんどい状況が続きますね。 採用の状況も一気に変わってきています。 内定取り消しということも3月には聞きました。 弊社にも内定を取り消された学生の相談も多数ありました。 対面の説明会ができない中で、各社webに切り替え採用活動を行っています。 学生からは不安の声をたくさん聞きます。 ”来年の働き口が自分たちにはないのではないか。” ”自分が入りたい会社に入れないのではないか。” 様々な不安の声を聞きます。 新卒採用をやめていく会社も続々出てきています。 もちろんコストもかかりますし、工数もかかります。 それより売上を上げないとということで活動自体をやめています。 リーマンショックの時と同じ状況が目の前に出てきています。 今までは採用活動をたくさんしている会社も多く、 優秀な人材と出会えないと嘆いている会社も多かったですが これからは逆にそういった人たちと出会えるチャンスも増えてきます。 ナビや高い合同説明会に出ないと出会えないと思われていたものが 今やwebで知り合える状況になっています。 今だからできる採用活動は必ずあります。 SNSで発信して、問い合わせが来た事例もありますし 今年入社した後輩の紹介で声がかかる等も十分にあります。 21卒のこういう人が欲しいという言葉を発信する、 または明文化することで採用活動の一歩が踏み出せます。 先が見えなくて、採用しても良いかどうかわからないということももちろんあります。 ”中長期より今目の前が大変だ。” まずは借入などの目処をつけることも大切でしょう。 しかし、大変な時期に採用して一緒に頑張った社員は 将来会社を支えてくれる人材になるかもしれません。 就職先は少ない中、自分を見つけてくれた会社に感謝し、 その恩義を十分に感じてくれるかもしれません。 もちろん恩義を感じて欲しいから採用するのではなく、今は大変だけれども今後どう変わっていくのかを考えるきっかけになるかもしれません。 こういう時にいろんな方法で優秀な学生や人と出会っていく確率は上がるので、 周りがやっていない中、活動することは非常におすすめです。
乾 恵

ゆでガエルの鍋に、ヘビを。
少子高齢化、働き方改革、同一労働同一賃金、最低賃金の大幅な上昇、雇用に関しては随分と大変な環境となりました。 本当に大変な変化だと思うのですが、これで良かったのかもしれません。 今更説明するものでもありませんが、 気づかぬほどゆっくりと進行していく危機には、 人は気づかずに対応を間違えて瀕死の状態になる場合もあるという警告を与えてくれている 「ゆでガエル理論」というものがあります。 この働き方改革を含める急激な雇用環境の変化は、茹でられているカエルの鍋に、ヘビを放り込んだようなもの。 「さすがに、ヤバい!」「ここから飛び出さなければ!」。 そういった危機感を感じさせる変化です。 自分自身、鍋で茹でられているつもりはなくても、気づけば茹で上がってしまっている可能性だってあります。 人様に変化の警鐘を鳴らしながら、自分自身がゆでガエルになっていることに気づいていない人も多数見かけます。 今回のヘビの投入は、茹で上がらないための意味のある変化だと考え、 それでも鍋に残っていたのであれば、ヘビに食べられてしまうのは予測がつくのだから、 文句を言っても仕方ないと割り切るしかありません。 シナジー では、社長の学校「プレジデントアカデミー」や、「SYNERGIN」の発行、「メルマガ」を通じて皆様の企業運営・成長をお手伝いさせていただくことで、当社も一緒に成長できるよう、そして、茹で上がらないように(ヘビにも食べられないように)精進していきますので、引き続きよろしくお願い致します。
シナジー 広報

採用とゴルフ
昨年、ゴルフを始めました。 ゴルフにはたくさんの種類のクラブがあります。 最初の1打目にはドライバー。遠くに飛ばすために先が大きく、勢いがあります。 私は右に逸れOBになってしまうのですが・・・(涙) アイアン、ウェッジ、パターなど様々な場面で使用をします。 目的は1つ、カップにボールを入れるということ。 採用においてもこのゴルフと同じように考えることができます。 カップにボールを入れることを「採用」と考えた場合 ※採用の目的は会社で成果のあげられる人材になることですが今回は採用することを目標にしています。 採用においてはホールインワンもあります。 話をしている中で、求職者がビビッと来て一発で「御社で働きます」と言うパターン しかし、ほとんどそんなことはありません。 採用はどちらかというとアイアンやウェッジで少しずつ 近づくことをおすすめします。 分かりやすいコースの人もいますが、絶対にドライバーを使うとOBになってしまう人もいます。 その人がどんなタイプなのか、地図がないので話をしながらその地図を描かなければならないのです。 履歴書は地図のようでそれはよく見せようと、むしろ簡単にカップが入りますよと書いてあるものだったりします。 カップを入れられる側もとりあえず入れて欲しい(採用して欲しい)と言う気持ちが少ながらずあります。 しかし、ほとんどの人が打とうともせずにただ見ているだけという人もおります。 それではコースにも立てないので、採用なんてできるわけがありません。 採用に近づくための道具はあるでしょうか? 一例ですが、求職者に名刺を渡しているでしょうか? 意外にもこの一枚の名刺で100ヤードくらい縮めていたりするのです。 そのあとにニュースレターを送り続けたり、SNSを見てコメントをしたり、職場体験を案内したりとなんでも距離を縮める方法はあります。 わざわざそんなことしてまで採用したくないと言われる方もいらっしゃるかもしれません。 近づいてきてくれる人のみ。 それも1つだと思います。 しかし、それは行動をしてみてそのあとに考えるべきだと私は考えます。 一緒に働く人を探し、その人のカップに入るのはとても経営に置いて重要なことです。 採用においてパーフォーなんて決まっていません。 OBも繰り返し、ちょっとずつちょっとずつアプローチしていくことが必要なのです。 難しいことはありません。意外にも1つ行動してみることだったりするのです。
乾 恵

今考えるべきこと。やるべきこと。
どこもかしこも新型コロナウィルスでのイベントの中止が発表されています。 学生も企業もどうしたら良いのかという不安があると思います。 もちろんそうだと思います。 企業にとっては毎年当たり前のようにあり、その中で何をやるのかというのを計画を立てて実施する準備をしていたので、 いざそれができないとなったら「何をすればよいのか。」というふうになっても致し方無いと思います。 新卒採用のイベントが中止になり、各企業がインターネットを使ったイベント(You Tubeやウェビナー)を行っている中、 ある団体が「中小企業の多くはウェブに対応する準備ができていない」としてと書かれていました。 ウェブに対応する準備とは一体何でしょうか。 Youtubeチャンネルを立ち上げる? カメラ付きのパソコンを準備する? 等々 思いつくことは1つあたり、15分以内にできるのではないかと思っています。 ウェブに対応する準備ができないというよりかは ウェブで採用するということを知らないのではないでしょうか。 知らないのが悪いというわけではありませんが 他の会社ができていないから逆にそれができれば良い採用ができるかもしれません。 合同説明会に出ても知名度のある会社に学生が集まり、学生が集まらなかった会社が 合同説明会が無いことにより学生に知ってもらいやすいかもしれません。 学生に認知してもらうパイプラインは複数あります。 そこを知ってなにかトライすることで、今までにない採用活動ができるかもしれません。 今の外部環境だからこそできることを見つけ忙しい時間の中でやっていく。 それが採用力も強くなりますし、経営力も強くなるのだと思います。 誰もやっていないタイミングでやると競合が少ないので、とてもやりやすくなります。 戦わない採用、自分たち独自の採用をイマ考え、イマやっていくべきなのではないかと思います。
乾 恵

経営計画発表会も開催できる「Zoom」
新型コロナウイルスの影響により 集会や会議の開催が難しくなった関係で web会議アプリ「Zoom」の需要が 急激に高まっています。 とある記事によると コロナ以前と比べて 「Zoom」の株価は2.4倍に アカウント登録者数は300%増加したと 言われています。 「Zoom」の利用方法としては 主に社内会議や社内研修 オンラインセミナーでの利用がメインになりますが 実は「経営計画発表会」でも 使うことができるのです。 1年間の総仕上げであり、 次年度への想いを昂らせる 企業にとって大事なイベントである 「経営計画発表会」 できれば開催したいところですが、 新型コロナウイルスの影響で 延期をしたり、中止をしたというお話も 聞きます。 こんな時には「Zoom」を使えば解決できます。 用意するものは パソコン数台 インターネット環境 以上これだけです。 先日は、 東広島のとある企業さんのところで Zoom経営計画発表会のお手伝いをしてきました。 この企業では社員約40名を 7つの会場(会議室や食堂、工場など)に振り分け 担当者が交代で発表をするという形式で行いました。 途中で回線が落ちたりしないか。 スムーズに発表ができるか。 音が途切れて聞きづらくならないか。 開催前は様々な不安がありましたが、 音が途切れることなく、回線も安定し 問題なく進行することができました。 時代の変化に合わせて 経営計画発表会の形も 柔軟に変化させていく 「コロナウイルスだからできない」 ではなく 「コロナウイルスだけどどうやったらできるか」 考え続ける。 そうやって前へ進んで行きたいものです。 Zoom経営計画発表会について もっと詳しく知りたいという方は こちらのお問い合わせフォームより お問い合わせください。 https://www.kk-synergy.co.jp/contact/contactform/ またこれからZoomを使用される方に向けて 「”ウィズコロナ”の時代を生き抜くための 「Zoom」活用オンラインセミナー入門編」を 4月27日(月)15時より開催します。 30分〜1時間程度の内容になっておりますので ご気軽にご参加ください。(無料です) >>>https://president-ac.jp/20200427-2/
シナジー

「何でもやる」ことは生産性が落ちる
すぐやる できるまでやる 必ずやる 世界一のモーターメーカー 日本電産の創業者である 永守 重信 会長 兼 CEO の格言です。 社会人になれば 誰もが一度は耳にされたことがある 格言かもしれません。 すぐやる できるまでやる 必ずやる 自分はこの言葉が苦手でした。 当然、理解はしているのです。 この格言が示す精神は社会人として、 とても大切な本質を示しているということは。 ただ、私の周りでこの格言を 口にする人の多くは 私がその人に仕事を依頼した場合 理屈をつけてあっさり断わることが多いのです。 会社としては5倍くらい 生産性の上がる依頼でも 「オレ、そういうの向かないんだよね」 といって、サラッと依頼を断るわけです。 断られるたび 「あなたの生産性は上がるかもしれないが あなたがいるチームとしては 生産性は上がらんのですよ!」 と、心の中で泣くわけです。 杉原調べ では、このフレーズを使う人の多くは ワンセットで、大体この言葉を使います。 上司の言うことには、 「Yes!か、ハイ!か、わかりました!だろ!」 ※ほぼ、偏見です。 そう、「頼まれごとは、試されごと」だという クロフネカンパニー代表取締役 中村文昭さんの 精神を引き継いだ言葉だと解釈して 自分を納得させようと試みてみました。 わかります。 それぞれ、単品でその格言に触れてみれば それぞれ、良い言葉です。 これらをワンセットで言ってくる人に 共通しているのが 自分が不得意な仕事はやらない というワガママにも似た 仕事の取捨選択の 強い腕力を持っているということ。 それには、絶望しつつもあり 羨ましくもありました。 もう一つの苦手な言葉 周囲を引きずり回せ 引きずるのと引きずられるのとでは 永い間に天地のひらきができる。 by 電通 4代目社長 吉田 秀雄 (鬼十則より) こういう格言を眺めつつ 少なくとも私には すぐやる余裕を持ち合わせている人は 私たちのような引きずられる犠牲者がいて 強者の論理を 振り回しているだけのように 映っていたのです。 あなたの仕事が早いのは あなたがやりたくないことを こちらがやっているからですよ。 そこ、わかりますか? そこ、感謝してその言葉言ってますか? という泣き言があるわけです。 冷静に考えれば「すぐやる〜」は 「Yes!か、ハイ!か、わかりました!」 と抱き合わせなければ 特に論理的には破綻しません。 自分で選んだ 大切な仕事に対しては 常に、すぐやれる余裕を 持っていればいいのですから。 それに気づいてからは 高い価値が出せることに 集中しないと迷惑をかける と考えるようになりました。 そうなれば、 高い価値を出せないことを見極め 丁寧に、しっかりと 断らなければなりません。 「すぐやる〜」という格言に 向き合えるようになるには 自分自身の提供できる価値を しっかりと見極め、理解し 高め、それに集中すること。 相手に「価値がある」 と、思ってもらえる 仕事に集中して、少し余裕を持つこと。 社会人になり 20年近く経過しましたが ようやく消化しはじめてきました。 会社が小さなころは 何でも自分でやらないといけないので 本当に色々なことをやってきました。 それが当たり前だと思っていました。 でも近年では 外部環境も変わり アウトソーシング事業者も 充実してきており 業務委託することで 自分自身のやるべきことに 集中することもできます。 労働法令が更に厳しくなり 日本も本格的に生産性を 高めないといけなくなりました。 これまでは、不得意だけれども 社員は頑張っているというのは 一定の評価を得ることができました。 しかし、既に 悠長なことを言っていられません。 どうやったって、 人は得意な事をやった方がはるかに パフォーマンス高いわけですから。 仕事は細分化され それぞれが得意な人に割り当てられていく。 これからの仕事は驚くほど 細分化されていくでしょう。 やりたい仕事に集中できる方が 応募も増えますし 生産性もあがります。 結果的に、経営負担が少なくなります。 仕事は、任せる側も 受ける側も、しっかり考えて 進めないといけない時代なのです。 業務委託することが嫌いな 自分がこういうことを言う 時代が来たのかと あらためて驚いているわけです。
シナジー 広報

社長と社員の感じる時間には大きな差がある
先日ある社長のお話を聞いたときにとても腹落ちしました。 それは社長と社員の感じる時間には大きな差があるということ。 社員から要望や不満などで「なんとかしてくれ」という声は誰しもが経験があると思います。 管理職でも部下から言われた経験はあるのではないかと思います。 本当に何もしなければ「あの人に言ってもなにもしてくれない」と言われ 「やってくれないなら何も言わないほうが良い」と無関心になっていくかもしれません。 最終的に不満が溜まり、退職ということもあるかと思います。 ただ多くの場合は何もしていないというケースは少ないように感じます。 社長からすればこの案件は他の仕事のことも踏まえて「3ヶ月位かかるだろうなぁ」と思い、少しずつ行っていて 社員からしたら1ヶ月間で「なにも動いてくれない」ということを考える。 そう結論づけるのです。 私もこういう経験はあります。 忙しさにかまけて、そうなりがちだと思っています。 自分は忙しいので、それは優先順位が低くなり、そうなってしまうのです。 なのに夜は飲みに行っている的な。 忙しいとは本当に時間がないのではなく、優先順位を落としているだけというふうにも思えます。 そうすると部下に対して優先順位が低いのだと部下から思われる。 そりゃ当然の話だと思います。 大きなポイントは「コミュニケーション」なのです。 当たり前だと思うかもしれませんが、 それがちゃんとできてないのでそのようなことが起きるのです。 気付いた時がチャンスです。 それをその人のせいにするのではなく自責の念を持ってちゃんと対応しなければなりません。 ちゃんと適時情報を伝えて、どこまで進んでいるか。 いつにそれが完了するかのゴールを共有しなければならないのです。 社長がそれを守らなければ社員も他の仕事の期限を守るわけがありません。 社員との感覚を合わせて、行わなければ社員に呆れられ退職する可能性も大きくなってきます。 しっかりと、コミュニケーションをとって、要望に対して、どこまで進んでいるか。 それを明確にしなければならないのです。 もちろん全てを聞いて実行しなければならないということではありません。 会社にとって必要なことは「社員は理解してくれている」ではなく、 ちゃんと話をしなければなりません。 そうやって良い環境を作っていかなければならないのです。
小濱亮介