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22卒の学生の就職活動が
早くも開始しています。
エンジャパンが運営する
新卒学生向けスカウトサービス「iroots」の
6月上旬の22卒学生の登録数は
2万5000人と、前年比に比べ120%に
上っています。
新型コロナウイルスの影響で
21卒の就職活動がままならない現状で、
なぜ、22卒の就職活動が本格的に
開始しているのでしょうか?
経団連は、
2018年9月に、
21年春入社以降の学生に対して
採用活動のルールを作らないことを決定しました。
現在は、
政府が代わりにルールの策定を主導しており、
22卒の学生もこれまで通り、
3年生の3月に企業の採用情報解禁、
4年生6月に面接開始とする方針です。
ただ、 優秀な学生を囲い込むために
先行して説明会や選考が行われており、
インターンシップも内定直結型の
プログラムが増えてきています。
このような企業が増えたため、
就職活動を行う学生の時期が
曖昧になり、
早めに動こうという意識が
学生の中で芽生えています。
新型コロナウイルスの影響で、
採用人数を絞ることを検討している
企業もいます。
そのような状況を学生も知り、
不安感や危機感から
就職活動を始める学生が多いです。
しかし、
全ての学生が
就職活動を早めに
始めている訳ではありません。
就職活動を
早くから行う学生と
まだ始めていない学生
の2つに完全に二極化しています。
実際のところ、
就活情報サイト「キャリタス就活」では、
6月時点での22年卒学生の登録数が
21年卒学生と比べて少ない状況です。
これは、
新型コロナウイルスの影響で
例年、4月、5月に行われる
就職ガイダンスが延期や中止になった
ことが原因の1つだと推測されます。
このことから分かるように、
自発的に就職活動を行う学生と
受動的に就職活動を行う学生とで
完全にスタートが二極化してしまっています。
多くの就職活動の学生は、
「本当に就職できるのだろうか?」
という不安を感じています。
その不安の原因は、
もちろん新型コロナウイルス
の影響もありますが、
やはり、
採用活動に対する
情報発信不足です。
現在は、
ナビサイトや就職活動サイトに
登録をしなくても、
学生に届ける方法は
いくつもあります。
ポイントは
・誰に
・どのようなことを伝えたいか
です。
ぜひ、1度考えてみてください。
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