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1万円札を9000円で売る
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1万円札を9000円で売る

酒まつり期間中は 設営期間を含めて 荷物を置く場所がありません。 仕方がないので 財布を持たず、 キーケースにお金を入れて 日々過ごしていました。 キーケースに入れた 1万円札を眺めていると   ビジネスというのは この1万円札をいかに 販売するかだな と、考えてしまいます。     1万円札を、 9,000円で販売するのは、 とてもカンタンです。 買う人にとって、 明確に得をするというのが 分かるから。   そして、   1万円札を、 11,000円で販売するのは、 かなり難しい 買う人にとって、 明確に損をするというのが 分かるからです。   しかし、 ビジネスというのは、 何かしらの目先の変化をつけて この1万円札を 15,000円であったり、 20,000円で販売するということ。   明確に損をするという 印象を与えないように、 1万円札に色々な工夫をして、 1万円以上で 販売しているのだといえます。     それが、 1万円札を販売すると考えると 直接的すぎで成立しないだけで 何かしら、 こういったことを形を変えて ビジネスを展開しています。     結局のところ、 お客さんに1万円札を 2万円、3万円に感じてもらうため、 様々な工夫をしているのだともいえます。     お客さんにみなさんの 1万円札をお客さんに どの様に認知してもらうか。     昨日の記事にも書きましたが、 レッドブルのブランド戦略も まさにそうで、     原価は1万円のものを 100,000円で販売し、 70,000円は、   1万円札を 100,000円の価値があるように 認知してもらう   ブランディング &マーケティング活動に使用する。     ブランディング活動というと、 実際の商品価値を上げるわけではなく、   良さそうに感じさせるための活動なので、 少しせこい印象がありますが、   結局のところ、   いいのか? 悪いのか?   それを決めるのは、 お客さんです。     私たちは1万円札を 15000円くらいで売りたいのです。   だからこそ、 1万円札そのままに見せない、 認知を変える活動、 ブランド戦略は どの企業にも必要なことなのです。     1万円札に見える 販売をしていませんか? 認知活動 軽視していませんか?     ───   ぐっとくる会社を、もっと。   ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業向け】 大学生スカウト型採用 Gメン32 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

1万円札を9000円で売る

乾 恵

2017.10.11
ブランディング戦略の完成形
その他ノウハウ
経営者向け

ブランディング戦略の完成形

10月7日(土) 10月8日(日)   2日間開催されました   2017酒まつりですが 無事終了しました。           開催前日には、 ダンスバトルの告知を行いに ラジオにも行ってきました。     そして、当日   写真は初日のKIZUNA会場の様子         こちらは2日目のKIZUNA会場の様子     本当に多くの人に お越し頂くことができました。     前日から続く雨で 会場の足元は かなり厳しい状態でしたが、   スタッフの懸命な 会場整備で、   なんとか楽しんで頂ける レベルを維持できました。       初日の昼前の大雨は 本当に肝を冷やしました。         そんな中、 公言していた、   初日のフィナーレを飾る   ダンス酒みだれ ExhibitionMatch       第一回にも関わらず 大変な盛り上がりとなりました。     市民の方にも酒まつりに もっと参加してもらいたい ということで始まったこの企画         今年はスタジオLEEPの 最優秀賞が決まり   会場に集まった人たちと 一緒に踊る   ”酒みだれ総踊り”で   初日のエンディングを 迎えました。         そして2日目の フィナーレ     ステージから 実行委員会責任者たちが 2日間のお礼を伝え     KIZUNA会場にいた 多くのお客さんと 一緒に風船を飛ばして 2日間のすべてを終了しました。       ご来場くださったみなさん、 ありがとうございました。       スタッフのみなさん、 本当に、おつかれさまでした。         そして、2日目、KIZUNA会場に Red bullガールが現れました。     大きなイベントに登場する 空き缶を積んだミニクーパーと Red Bullガール 無料でふるまわれる レッドブルを 一度は飲んだことありませんか。     レッドブルはブランドの 構築に力を入れており、     自社の会社登記簿には業務内容を   「レッドブルブランドの活用」   としか書いていません。         つまり、レッドブルにとって エナジードリンクの 販売は手段のひとつであり、   そこがゴールではないということ。         CEOのマテシッツは氏は 広告戦略に長けていて、   600億ものマーケティング費の多くは 広告宣伝費となっています。       RED BULLは エナジードリンク業界に属しますが、   競合は日本だと ”リポビタンD”です。   リポビタンDと何が違うのでしょう?       リポビタンD 疲れた時に飲むもの=疲労回復       RED BULL 勝負前にテンションを上げるもの =カッコイイ     イメージが全然違いますよね。     Red Bullの事業とは こういったブランドを作り出し 活用していくことだと 言っているんですよね。     Red Bullのミッションは、 売ることが目的ではなく、 Red Bullブランドの活用。     本当はこれだけでは わかりにくいんですけれど。     次は最初に決めた ”ポジショニング=イメージ”を どのように世間に伝えるか?です。     当然、カッコイイという イメージを強化する 宣伝でなければいけません。   RED BULLの宣伝方法で 有名なものをいくつか挙げると、   F1の車体やサッカーのユニフォームに ロゴがプリントされていますよね。     このように   ”ポジショニング”と ”マーケティング”を     連動させて考える事が大切なのです。     ブランディング戦略の 究極形はマーケティングだけを行うこと     「ブランド力」が 自社の強みになる訳ですから、 そこに集中する訳です。     Red BullやAppleは 製品を自社で作っていません。     RED BULLは ブランディング戦略の 完成形だといえます。   当初からレッドブルは、   商品の機能や効用以上の 「何か」を期待されて購入される 商品だといえます。     創業者のマテシッツ氏は、 この目に見えない 「何か」を徹底して売る 戦略に出ます。       レッドブルの売上の 3分の1は販売促進に、 3分の1はスポーツマーケティングに 投入されているそうです。 (おそらく粗利は約90%でしょうね)       コンビニでの価格 210円のうち、約140円は、 広告宣伝費となります。   売上の殆どが広告宣伝費だ、 などというと、   ろくでもない商品だと 批判しているように 思われるかもしれません。   しかし、 そうではありません。     むしろ、 ビジネスにおいては、 レッドブル社の姿勢こそ まっとうだと考えています。       我々がこの事例から 学ばなければならないことは、     販売には製造よりも お金がかかるという事実です。       「ものがよければ売れる」   あるいは   「営業は最初のきっかけを作るだけ」 「継続的な販売は商品力で決まる」 といったことをいう 社長にあいますが、   「ものがよければ売れる」のは、   販売チャネルを制し、 圧倒的な認知度を持つ   トップ企業だけにあてはまる事象です。   「ものがいい」だけで売れたら、 こんなに楽なことはありません。   だから、 これから起業する人や、 小さな事業者は   十分な粗利をもって ビジネスに臨まなければなりません。   もう一度言いますが、 販売には、製造よりも お金をかけなければならないのです。     売上の66.7%を 販売関連費用に投入する企業と、 VS 「ものがよければ売れる」と 信じ込んでいる企業が 競争したらどうなるか。     考えなくても、 結果は見えていますよね。     ───   ぐっとくる会社を、もっと。   ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業向け】 大学生スカウト型採用 Gメン32 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

ブランディング戦略の完成形

乾 恵

2017.10.10
勝つべくして勝つ仕組み
シナジー活動記

勝つべくして勝つ仕組み

あまり経営戦略という言葉が 好きではないのですが、   他に該当する言葉がないので 戦略と記載します。     やはり、 人気のある企業、商品には 戦略が存在しています。     こう言うと、 多くの社長は、 「当社にも経営戦略はある」 と返されます。     多くの社長の頭には、 戦略とは     「顧客サービスの品質向上」 「商品力の強化」 「人材の増強」     というイメージです。     これらは一切戦略ではありません。       戦略というのは、 いつからか、 誰かわかりませんが、 「戦わずに勝つこと」だと、   定義してそれが広まっています。     多くの人が共感したので 広まった説だと思いますが、     経営戦略というのは、 「売れるべくして売れる仕組み」 を持つことだと考えています。       つまり、 顧客が買いたくなる、 もしくは買わざるを得ない 仕組みを作り出すこと。     そしてその仕組を支えるために 人材を強化したり、 コストダウンや 商品力をあげ、ブランド力を持つ というのが、正しい姿です。       仕組みがないのに、 コストダウンや、 商品力をあげるだけの活動では 戦略とは言えません。     いかにして、 勝つべくして勝つ仕組みを持つのか。     普段から、 再現性が重要だといっているのも、 こういった考えからです。       経営戦略は、 持っていますか?       経営戦略というと、 違和感を感じますね。     なんででしょう。 ”勝つべくして勝つ仕組み” 持っていますか?     いつか、しっくりくる 言葉を考えます。 ───   ぐっとくる会社を、もっと。   ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業向け】 大学生スカウト型採用 Gメン32 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

勝つべくして勝つ仕組み

広報シナジー

2017.10.09
みんなの祭り
シナジー活動記

みんなの祭り

酒まつりは、 1974年に誕生したお祭り 「みんなの祭り」を、     1990年に当時の 東広島商工会議所青年部の メンバーが中心となり「酒」を シンボル化させ発展させた祭りです。       以来、酒好きはもちろん、 酒が飲めない人や家族など 幅広い年齢層の人が楽しめる お祭りとして       酒都西条を代表する 一大イベントととなりました。         毎年両日合わせて20万人以上が 来場するイベントです。       2日目に入りました この「酒まつり」         もともとが 「みんなの祭り」 という名称で、         酒都西条を象徴とする「酒」を シンボルとしながらも、   幅広い世代の人達が 参加して、 楽しめるお祭りになっています。         マーケティングの世界で言えば、 ”みんな”というものは とても厄介です。     しかし、 これだけ大規模な祭りになると、   幅広い世代の人に楽しんでもらう 工夫をすることそのものは、 悪くはありません。     ある一定規模になると 多くの人を巻きむ必要があります。     もし、トヨタが大衆車を捨てて レクサス一本に絞り込んだら     ここまでの規模には なっていないでしょう。     ある一定の規模になるには、 多くの人を巻き込まないといけません。           余談ですが、 私たちシナジーは 平成20年6月に社名を     ビルテックサービス有限会社から 株式会社シナジーへと 変更しました。     これは、 ビルメンテナンス専業者だった 創業当初から事業が拡張され   幅が広くなったことで、 社名変更にと踏み切りました。       企業は事業のほかにも 時代や環境に合わせて 変えていかなければならないものは いろいろあります。     会社の立地、人材、戦略     これらを変えることを 躊躇する社長は多いものです。     社名を守り通しても、 会社を潰してしまったら 意味がありません。     個人的には、 社名に社長の名前が入っている ような会社は随分不利だと思います。     その会社に入社する人は、   「ここは同族経営で、 どんなに頑張ったところで 自分は社長にはなれないだろう」   という印象を与えるからです。         採用やマーケティングに 不利だと思えば、     大切だと思っている 社名さえも、   もっと大切なものがあれば、 変えていく必要があります。           酒まつりは、 酒都西条を代表する切り口を 持ちながらも、     生まれた頃からの ”みんなの祭り” というコンセプトも まだ息づいています。       お祭りも、企業も 時代に合わせて変化し続ける。     そういった   時代やステージにあわせて 変化をさせていくことの大切さ。   今年の酒まつりから学びました。     みなさん、お疲れ様でした。 ───   ぐっとくる会社を、もっと。   ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業向け】 大学生スカウト型採用 Gメン32 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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広報シナジー

2017.10.08
”やってやれないことはない”のボランティア
その他ノウハウ

”やってやれないことはない”のボランティア

今日は酒まつり本番です。 酒まつりを運営している多くの人は、 ボランティアで参加しています。 むしろ、 リーダーたちはお金を支払って ボランティアで参加しています。     そういった中で、 イベントを運営していく中で 多くの問題があり 多くの壁にぶつかってきました。         その壁にぶつかってきた人たちは、 口をそろえて 「やってやれないことはない」 と、前向きな言葉を発してきました。         しかし、現実では どんなに頑張っても できないことはあります。 英語を3日でネイティブに 喋れるようにはなれませんし、         野球で、時速300キロの ピッチングはできません。       当然のことですが、 人間の能力にも限界はあります。 では、限界があると わかっているのにも関わらず、 なぜ人は 「やってやれないことはない」 と言い続けてきたのでしょうか。       やはり人間には、 能力の限界という壁のずっと前に、 「できない」という意識の壁が あります。 ですが、その意識の壁は、 自分が作り出している虚像だと 認識しない限り、 超えることはできません。     そのため、多くの人が 本来持っている能力を開花できずに 終わってしまいます。     だから、 「やってやれないことはない」 という言葉が伝えようとしているのは、 能力の限界を越えよう とい言っているのではなく、 自分の意識の限界の壁を越えよう 本当はもっとできる能力がある! ということなのだと思います。     その壁を超えていくのに 必要なことは、 壁を越えたい! というエネルギーです。       つまり、意欲。 酒まつりを作り上げてきた 先人たちは、 自分のためではなく、 この地域の活性化につながる と信じたことで、 意欲が生まれ、 また目標のバーが高く設定 されていったのだと思います。       酒まつりの運営に参加していても この「目標のバー」は、 人それぞれです。     最前線で実行している人たちは、 まさにこの高さが 生きるモチベーションと 言わんばかりに 頑張っています。     ここが高い人ほど、 意識の壁の位置も随分高く、 能力の限界まで頑張っています。     「やってやれないことはない」 を、合言葉に     酒まつりのリーダーたちは 頑張っています。     今年は酒まつりは 大したことをしていませんが、 ぜひ、リーダーたちを応援していき、 来てくださった人たちに 喜んで帰ってもらいたいと思います。     さて、頑張りましょうかね。 ───   ぐっとくる会社を、もっと。   ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業向け】 大学生スカウト型採用 Gメン32 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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乾 恵

2017.10.07
ダンス酒みだれの採用力
その他ノウハウ

ダンス酒みだれの採用力

明日から2017酒まつりが 始まりますね。 東広島(の、西条駅前) が騒がしくなります。 本当に楽しみです。   今回は新たな試みとして、 ”酒みだればやし” という”祭囃子(まつりばやし)” をダンスにアレンジした   ダンス・酒みだればやし コンテストというものを行います。       今回は初めての試みということで、 ”酒みだればやし”に限らず 自由なダンスで参加できるという ルールにして ダンス酒みだれ Exhibition Match というイベント名になりました。     しかも、 初めての試みにも関わらず、 13団体ものチームに参加して もらうイベントになりました。       なぜ多くの団体に 参加してもらえたかというと、 ひとつは、酒まつりのステージ には多くの観客が集まるという ことが挙げられます。         もうひとつの要因は、 2009年パリで行われた 世界最大のダンスバトル 『JUSTE DEBOUT』 世界大会でも 優勝する経歴も持つ   FISHBOY 氏を   審査員&パフォーマーとして 引っ張ってきたことです。         よいダンサーと 酒まつりという、よい環境 FISHBOYという、よい審査員 &ゲストパフォーマンス この3つがそろえば、 盛り上がることは間違いありません。 きっと酒まつりが 終わってみれば、 知らなかったけど ダンス酒みだれ、 楽しかったね〜 となるはずです。         終わってから言えばいいと 思うかもしれませんが、 予言ということで。       結果から見れば、 イベントを更に盛り上げる ためには、 この戦略は当たり前のことの ように思えるかもしれません。       しかしこれは、 実際にはなかなか取れない 「かしこい戦略」です。       普通のイベントであれば、 普通にチームを集めます。 いいチームがたくさん集まる ようになったから、 いいゲストを呼ぶように していこう。 もっといい会場でイベントを していこうとなります。       この例はそのまま 企業にも当てはまります。     普通の企業は、 人材が集まってくる方法を 考えるのではなく、 よい人材を集める方法を 考えてしまいます。       ですが、 人は集めようと思っても なかなか集まるものでは ありません。     しかし、 人が魅力を感じるものを 置いておけば、 募集などしなくても、 人は勝手に向こうから 集まってきてくれます。       ダンサーが よい審査員やパフォーマー、 会場が整っているところに 行きたがるのと同じように   人材もまた、 優れた社長がいて、 環境が整っている 企業に行きたいと考えるのは 当然のことなのです。   シナジーのクレドにある 集めるのは能力 集まるのは魅力 というのは、そういう意味です。     だから、 社長が考えないといけないのは、     良い人材を集める方法ではなく、 良い人材が集まる仕組みをつくること。     良い人材が この会社で働きたい と思うような魅力をどれだけ たくさんつくれるかが 会社の明暗を分けます。   儲かったら、魅力をつくるでは遅いのです。 ───   ぐっとくる会社を、もっと。   ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業向け】 大学生スカウト型採用 Gメン32 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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乾 恵

2017.10.06
営業の重要なポイント
シナジー活動記

営業の重要なポイント

営業力はとても重要ですが、 営業力とは、 売上を上げるための ひとつの要素でしかありません。         安定して業績をあげている 会社の社長はこのことを よく理解しています。       彼らは営業力で販売することの 限界をよく心得ているので、 営業力に頼った販売戦略を 立てることはありません。       当然のことですが どんな企業であっても、 営業力は強いに越したことは ありません。       しかし、 営業力という武器だけで 戦っている企業はいずれ 必ず業績が低迷します。       昔は営業で業績が上がった かもしれませんが、 今の顧客は売られることを 求めていません。       そう考えると 社長の仕事としては、 営業力がなくても 売れる仕組みを 作り出すことが大切です。       しかし、 長い間トップ営業マンであった 社長は、そのような営業力を 意識した販売計画を立てません。         「営業マンというものは!」       と、持論を持ち、 具体的な戦略を持たせずに 営業マンを西へ東へ走らせます。       営業出身の社長は、 現場で売るのが得意なので どんどん売上をあげることができます。     しかし、社長個人の営業力に 依存しているとすぐに限界がきます。     なぜかというと、 会社がある一定規模になると 絶対に必要になる 商品開発や、部下の育成などに 時間がとれなくなってしまうからです。       少なくとも、 私が社会人になった頃は、 足で稼ぐとか、 熱意で買ってもらう ことができました。       ですがいまはもう、 そういったやり方では 顧客から避けられてしまいます。       むしろ、売られることが 大っ嫌いです。       誰かにクロージングかけられる のも気分が悪いですし、   あくまでも 自分の意思で選んで 自分の意思で決定したい と思っています。     だからといって、 何もしなければ物は売れません。     なので、顧客や見込み客から 問い合わせがもらえる マーケティングが大切になります。       そしてそのマーケティングには、 今までとは違う能力が必要です。       問い合わせがくる仕組みを どれだけ多くつくれるか。     この問い合わせを もらう仕組みこそが、 営業で何よりも重要です。     問い合わせをもらった人にだけ そっと、 購入のお手伝いをしていく。     ここの立ち位置をしっかりと 考えなければ、自然と 営業マンは売り込もうとしてしまいます。       問い合わせてくれた 興味を持ってくれた人に   売り込まず、 背中をどうやって 押してあげれるのか。   そう考えれば セールスそのものは、 決して難しいものでは ないということです。 ───   ぐっとくる会社を、もっと。   ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業向け】 大学生スカウト型採用 Gメン32 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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広報シナジー

2017.10.05
野球ができるあたりまえと、求心力
その他ノウハウ

野球ができるあたりまえと、求心力

昨晩友人から 所属していた 社会人野球チームが 突然来季からなくなる という話を聞かされ、そのとき どうしていいのかわからなかった という話を聞きました。   結果的には 別の会社がチームをまるごと 引き受けてくれたとのことで、 チームの存続はできたものの   これがきっかけで 野球をやめるメンバーが出たり 別チームに移籍するなど   新会社への移籍1年目は 随分と人数が減ってしまいます。       しかし、 単なる苦労話ではなく、 悲観的な話でもなく、   それまで感じなかった ”野球ができる”という日常が 決して当たり前のものではなく、 尊いことだったのだと気づいて   人数の減ったチームでの 再スタートも、 決して苦ではなく、 野球ができることが以前より 楽しくなったのだそうです。     詳しい話は 知らないのですが、 そのチームはそこから 厳しい予選を勝ち抜き 都市対抗野球大会に出場する という快挙をとげるので、 本当にドラマのような 経験をしています。     野球ができることが あたりまえだと思っていたが、 あたりまえではなかったと 気づくことで、 もっと前向きに 目の前のことに打ち込むことが できたのだと。     そして野球人生を終えた今も チャンスをくれた会社に 恩を感じて今の仕事を 頑張ることができるといいます。     そこまでキレイにいくだろうか と思うかもしれないが、   本当に苦しい時を支えたり、 まさに手塩にかけて育成し 共に歩むといった活動を しない限りには、   他人の経営する 小さな株式会社のために、 頑張れる人なんていません。     そこで頑張ってくれる 社員のために、 会社が何ができるかを 先に決め、 先に行動する。     会社によって かけられる費用というのは 違ってくるでしょうし、   費用をかけたから すべてうまくいくと 言うつもりもありません。     しかし社員は 他人の株式会社を 繁栄させるために 集まってくるのではないので   お金も労力も含めて 注いでいくこともせずに 将来会社を背負って立つ 人材には育ちません。     労力も愛情も注いでない 優秀な人材は時間と共に 離れていきます。     人材を育成するのは、 労力も、お金も必要ですし、 苦しいときを支える ということも必要なのだと あらためて実感したわけです。 ───   ぐっとくる会社を、もっと。   ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業向け】 大学生スカウト型採用 Gメン32 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

野球ができるあたりまえと、求心力

乾 恵

2017.10.04
ガラケー社長のゆでガエル理論
シナジー活動記

ガラケー社長のゆでガエル理論

人材を採用して、 教育する過程で 徐々に会社が組織化していき、 やがて企業になっていく。 この組織化が成功すると、 会社が成長していきます。   組織化すると なぜ会社が成長するかというと 情報が共有されることで 効率がよくなり より大きな利益が 出せるようになるからです。   組織化の反対語は 属人化です。 仕事は性質的に もともと属人的なものも 多く存在します。   その属人的な仕事を 組織で共有するのに マニュアルをつくったり、 失敗しない仕組みを つくることで組織化 していきます。   そして、 この会社を成長させる カギである組織化を より効率よく 推し進めていくための投資が システムへの投資です。   システムへの投資は、 お金があれば 成功するものではありません。 商品開発や マーケティング、採用は、 ある程度投資をすれば、 リターンが望めるものです。 しかしシステム投資は、 お金が必要なのはもちろんですが、 それとともに、 システムに関する知力がなければ 成功することができない投資です。 小さな会社の社長の ITに関する知識レベルは、 限りなくゼロに近い状態です。 現在は企業のITレベルが そのまま企業の最終的な勝敗を 決める程の決定力があります。 なぜなら、 システムの優劣が、 そのままビジネスの効率化の 度合いを決定する程の 大きな要素になっているからです。 社長はこのような状況では もはや経営で成果をあげられない ということに早く 気づく必要があります。 競争力を生み出すもの 働き方改革には 2つの側面があります。 「働きやすさ」と 「生産性の向上」です。 働きやすさを実現しようと思えば、 柔軟な勤務形態をつくり、 給料を改善して、 快適なオフィス環境を整備すれば 事足ります。 しかし、 働きやすさを実現させるための 利益を生み出す生産性の向上は そう簡単ではありません。 この厄介な生産性の向上は、 今の時点でシステム投資くらいしか 出口がない状況です。 そしてこのシステム投資の 成功と失敗をわけるのは、 優秀なシステム開発 パートナーを見つけ出せるかどうか。 最近では、 IT系のイベントも 多く行われているので、 ぜひ参加して優秀なパートナーを 発掘してください。 ガラケー社長のゆでガエル理論 時代がスマホに変わって 手のひらの中で 一瞬で検索が完結する時代に ガラケーを 使いこなしている 社長がいます。 電話するには これで十分だ。 といっている時点で 悲しいというか、 痛々しい気持ちになります。 そういった社長が ゆでガエル理論などを 高らかに唱えていたりすると、 もう完璧なコントです。 システム投資 中小企業の最後にて 最大の壁。 ここから、 目を背けていませんか。 ───   ぐっとくる会社を、もっと。   ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業向け】 大学生スカウト型採用 Gメン32 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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広報シナジー

2017.10.03
短い時間で伝えること
シナジー活動記

短い時間で伝えること

学生の採用を考えるとき、 会社説明での印象が運命を 分けると言っても過言では ありません。     競争力がある商品を 持っている会社や、 採用に有利な業界など 何かしら人が集まってくる 業種、会社があります。 そういった会社の会社説明は あまりおもしろくない会社でも 想像以上に人が集まりますし、 採用もできています。     しかし、知名度のない 中小企業の会社説明会は、 魅力的でなければ 採用は成功しません。     よく勘違いされているのは、 会社説明会を、 「会社の仕事内容を説明する会」 だととらえているケース。 これでは効果がありません。       会社説明会は、 会社のイメージをよりよく 印象づけることが目的です。 仕事の内容を より細かく説明している 場合ではないのです。     たとえば、 独立志向の学生が採用したいのに、 粉体塗装の工場が、 いかにうちの塗装がすばらしいか 説明したところで、 学生の考える方向性には響きません。   創業50年の会社だとか、 売上は何%伸びているとか、 資本金はどれくらいとか、 資産はこれくらいあるとか。 だから、 将来有望な会社だと いくら説明しても、 そこに独立志向の学生が 響く物語や出口がなければ、 彼ら彼女らの入社意欲が 芽生えることはありません。   社長としては、 短い時間だけれど 会社をしっかりと わかってもらいたい。 そういった気持なのでしょう。   しかし、短い時間で 会社のすべてを伝えることは できるでしょうか。   それよりも、 よいイメージや感触を 学生に残せることに重点を 置くことのほうが、 随分と効果があります。     会社説明会では、 くどくどと 自社の説明をするのではなく、 欲しい人材が どうすれば興味を持つかを 逆算して、 物語を作って説明しなければ なりません。   会社のことは「よくわかった」けど、 興味がわきませんでした。 と言われるよりも、 会社のことは 「よくわかりません」が、 興味がわきました。 と、言われたら成功です。     会社説明会では、 まず興味を持ってもらうことから はじめてください。 ───   ぐっとくる会社を、もっと。   ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業向け】 大学生スカウト型採用 Gメン32 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.10.02
投資と再現性
シナジー活動記

投資と再現性

自分はよく「再現性」 という言葉を使います。 仕事をしていく上で どんなに筋が通っていて 論理的であっても、やはり、 理屈だけではダメだからです。     経営は、突き詰めて言えば 「確率」の世界に行き着きます。 「再現性」があるということは、 100%必ず成果が出るという 単純なものではなく、 「AをB回すれば、 C%の確率でDの成果が出る」 というように 資源をある程度投入すれば、 安定したリターンが得られる システムがあるということ。       まず先に投資をして、 あとから回収する。 経営にはそういった 側面があります。     投資もしていない人が 回収することはできません。 採用もこれらとまったく同じ。 本当に良い人材を採りたいと 思うのであれば、 先に「投資」を しなければなりません。     高い給与を設定したり、 やりがいを感じさせる仕事 を考えたり、 レベルの高い人材が 「やりがい」を感じるような 条件を事前に準備する。     こういったことは 投資である以上、 リスクを負うことになる。 しかも、どれほど努力しても、 勝率は100%にはならない。 それを理解した上で、 できるだけ勝率の高い勝負を やっていかないと 会社は伸びていきません。   最初はみんな小さな会社 小さな会社の社長は、 「大手だから良い人材が採れる」 と考えている人は少なくありません。 Googleも、 Appleも、 Amazonも、 最初は中小企業です。   最初から大手の会社などは 存在しません。   よい採用戦略のもと よい人材を地道に 採っていった会社が、 結果的に大きくなっているのです。 当然、先に投資をするという リスクを負っているからこそ 自社に必要な人材は どのような人なのか、 そういった人材を採るためには、 どのようなアプローチがもっとも 有効なのかを真剣に戦略的に考え、 実行に移します。 だから、小さな会社でも よい人材を獲得する ことができたのです。 ところが、 手堅い社長は なんとかしてリスクを負わずに よい人材を採ろうと考え 将来、会社の核になる人材を ハローワークで探そうとしています。     そういった社長から、 できる人材を動かすのは、 お金じゃないんだよ という言葉を聞きますが、 お金以外の魅力を どれほど高めることができるか。     優秀な人材を望みながら、 先行投資をしようとしない 社長は、 豊作を望みながら、 畑も耕さず、 種もまかない農民と同じです。     やることをやらないと、 成果はついてこないわけです。 ───   ぐっとくる会社を、もっと。   ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業向け】 大学生スカウト型採用 Gメン32 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.10.01
仕事そのものにやりがいがあるわけではない
シナジー活動記

仕事そのものにやりがいがあるわけではない

古い話ですが、 自社の採用力を上げるために、 まブログで楽しそうな活動ばかり 掲載した時期がありました。     これは一定の効果があり、 様々な人が当社を 気にかけてくれる きっかけになりました。 これを見て ありがたいことに、 「御社しか考えれません!」 「こんな会社で働いてみたいと思っていました!」 と、言ってくれる学生が増えました。 しかし、こういった活動に 共感して集まってくる人は どちらかと言えば、 ストレス耐性の低い人材が多く、 楽しく仕事をするかよりも、 楽しませてくれるのではないか? という期待が滲み出ていました。 彼ら彼女らも自分では 気づいてはいませんでしたが、 入社を希望する動機が 仕事のやりがいを求めてではなく、 ストレスない職場で 働きたいというものが中心です。 あらためて、 採用の難しさを感じました。 仕事のやりがいというのは、 やはり難しい問題です。 やりがいとは、 その人がやる仕事の成果に 期待がかかっているときに 生まれます。 酒まつりのボランティアの 仕事をみていると よくわかります。 仕事そのものは、 人がやりたがるようなものでは 決してありません。     仕事の内容自体に、 やりがいがあるとは 思えないようなことばかりです。     しかし、ボランティアに 参加してくれる学生や 大人の多くは、 「やりがい」を口にします。     報酬や仕事の面白みさえ 度外視したやりがいは、 彼らの仕事に寄せられる 期待が大きいからだといえます。   酒まつり実行委員会に 多くの人が集まり、 ワイワイやっている。   そんな多くの人が ボランティアの活動に 期待を寄せてくれる。   こういった部分が その人達のやりがいになって 戻ってきているのだと思います。   事実、 生きがいのない人が、 仕事にやりがいを持つことは 難しいことですし、 仕事にやりがいは全く無いのに 人生が充実している ということは実際には ありえません。   仕事そのものに、 やりがいがあるとか、 ないとかではなく 自分自身が何に やりがいを感じれるかが 大切だということです。   仕事自体にやりがいがあるのではなく、 その仕事にそれぞれがどうやりがいを見出すのか。 そして、会社はそれをどう作る手伝いをするのか考えないといけません。   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.09.30
仕組み化の第一歩は何だ。
シナジー活動記

仕組み化の第一歩は何だ。

会社の規模に関わらず、 社長は、 「生産性を高めるぞ!」 と、号令をかけ マネージャーは 「仕事のムダを排除しよう!」 と、実務レベルの改善、 調整を行い、 現場社員は 「今日は早く帰るぞ!」 「効率をあげるぞ!」 と、奮闘しています。   あらゆる社員が生産性を 高めるために、 それぞれの立場で 日々頑張っています。     当然のことながら 多くの会社で、 誰も生産性を下げようとか、 ムダな仕事を増やそうとか、 考えているわけではない ということです。   しかし、 生産性を高めようとしても、 これまでの業務ルールを 変えるための様々な活動が入り乱れ、 ある種、 混乱状態になることがあります。     混乱状態のひきがね この混乱状態は、 1.やることの見極めの難しさ 2.業務変更の難しさ この2つが引き金になります。 やることの見極めの難しさ 生産性を上げようと考えても、 ・より高めるべき付加価値 ・より減らすべき仕事 を、見極めるのは 実は大変難しいもの。 業務変更の難しさ ムダや非効率を見抜き、 それを是正していくには、 アイデアも労力も必要になります。 何よりも、 今の仕事があるのは、 必要だと考えて行っているものばかり。 悪意を持って行われている ムダであり、 非効率な仕事というわけではありません。 社内には、 すべてやっている側からすれば、 やる理由も、 やり続ける理由も、 十分にあるものばかりです。 何かしらの方法で、 その仕事の改善ができ、 生産性が上がる方法があるとしても、 やめたり、変えたりするには、 周囲の理解と協力が必要になります。 実践者として 心の底から実感しますが、 この 「見極め」と、 「変化」の難しさが 生産性向上に対する 混乱発生の原因となります。     そして、その見極めは、 ITリテラシーがある程度備わった リーダーの直感に 頼らざるを得なくなります。   現場は心底必要だと考えて その仕事に取り組んでいます。 なので、 組織を横断的に見ることができる リーダーでないと、 ある場所にとっての 最適は追求できても、 全体の最適を追求することはできません。   つまり、生産性を高めるということは、 まず最初に業務の全体像がしっかりと 見える化されないといけないわけです。 それも会社全体を一括りにするような 単位ではなく、 業務単位で、 細かく理解するなどの 見極めが必要になります。   業務の生産性の向上を考えると、 その業務の概要をしっかりと 見える化していくことが 第一歩になります。   現場に丸投げされる生産性向上は、 実は、 現場では解決できない 固有の問題があるわけなのです。 つまり、 組織が横断して見える社長と、 現場のマネージャーとの 力強いタッグがないと、 組織の生産性は上がらないわけです。 がんばれ、マネージャー。 ───   ぐっとくる会社を、もっと。   ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業向け】 大学生スカウト型採用 Gメン32 【お問合せ】 総合お問合せフォーム  

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2017.09.29
酒まつりに、ベホイミ。
シナジー活動記

酒まつりに、ベホイミ。

そろそろ 2017酒まつりが近づいていきました。 今年はこのお祭りに役職がないので、 随分と気楽に、そして、 例年と違う視点で見ることができます。 私達が携わっている”酒まつり”に 限ったことではありませんが、 このようなボランティアベースの イベント運営には、 多くの人の協力が必要になります。 そのため、 リーダーの負担って すごいよなぁと思いつつ、 ボランティア(無料)で動いてくれる スタッフがやる気になるように 動いていかないともいけません。   そういいながら、 みんなというものは、 厄介なシロモノです。   「みんなで考える」ことに、価値はない みんなで意見を出し合うことは 大切なことですが、 みんなで考えるということは、 あまり意味がありません。     何か新しい企画を10人で考える場合、 それぞれ完成したアイデアを持ち寄り それに対して意見交換をおこなうのは 健全な活動です。   しかし、概ねの場合は、 何か新しい企画を10人で何かないか、 その場でアイデアを出す 活動になってしまいます。   企画を考えるということは、 作曲をするのと同じで、 一度ひとつの脳が 構想のすべてを支配して、 完成品を作り出す必要があります。 だから、企画の開発や、 コンセプトなどはみんなで 考えるのではなく、 本来はひとりの優秀な人材に 託すことになります。   ですが、 成果が出ないのに みんなで物事を進めたがる人がいます。 みんなで考えるというのは、 力の補完ができる場合に限り有効で ゼロベースから様々な意見を出しを する場合には向きません。 仲良く、 みんなで協力しあって。 仕事の場合は特にですが 仲良しが目的になると、 成果に繋がりにくくなるわけです。     結局のところは、 ひとりで苦痛に耐えて 全体のアイデアを考え抜くことに なるわけです。   そのアイデアに多くの人が 共感するかどうか 参加したくなるかどうか 応援したくなるかどうか を、リーダーが考えることになります。 全員で考えることには、 当事者意識を出してもらう 役割にはなりますが、 品質が犠牲になりやすくなります。 がんばれ、お祭り この時期のお祭りのリーダーは きっと自分しかわかっていない 課題や不安とビジョンがあり、 焦りも多いかと思います。 ある人が 「なんでこんなに時間とお金を使って ボランティアをしているのか答えがでない」 と言われてました。 本当に、そうだ でも、 リーダーの苦痛の末に 考えだしたアイデアと 熱量が多くの人に伝播します。 当日、どれだけ大変でも、 いつまでも続いていくものではないので、 しっかりと全力でぶつかってください。 本当、お祭りって 自己研鑽 しっかり社業にいかしていきたいものです。 ───   ぐっとくる会社を、もっと。   ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業向け】 大学生スカウト型採用 Gメン32 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

酒まつりに、ベホイミ。

広報シナジー

2017.09.28
研究報告(10) ナイスおせっかい編
その他ノウハウ

研究報告(10) ナイスおせっかい編

皆さんこんにちは。 久しぶりのおせっかい更新です。 愛読者の方がいらっしゃると嬉しいのですが、いないのかな?!笑 それはさておき、夏も終わり朝や夜が寒くなってきましたね。 夏から秋に変わる時期は特に体調を崩しやすいです。 皆さんは体調を崩されていませんか?? 体調は人だけでなく、植物も同じです。 弊社の事務所には植物たちがたくさんいます。 人と同じで一人一人違うように植物も同じです。 同じ環境で同じように水やりや肥料をあげていると成長する植物もあれば成長しない植物もあります。 「あれ?成長していない」「水が足りなかったのかな?」と思っているあなた。 そこに大きな間違いがあるのです!!! そこで弊社のONE委員会では日光・水・気温の3点について植物ネームプレートを作成しました。 これがあれば誰でも植物管理ができるのです!! なんて素晴らしいのでしょうか! これは、まさにおせっかいから生まれた仕組み化なのです。 仕組み化にすることで誰が行ってもその業務を遂行できるのです。 みなさんも小さなことから仕組み化にして、誰がその業務を行っても遂行できるようにしてみてはいかがでしょうか。 今回は弊社の植物ネームプレートの紹介でした。 次のおせっかい更新をお楽しみに~~♪♪ ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

研究報告(10) ナイスおせっかい編

乾 恵

2017.09.27
研究報告(9) 画伯、一筆入魂編
その他ノウハウ

研究報告(9) 画伯、一筆入魂編

前回、子供が公園で遊んでいる絵を社員全員に出していただき、その中から選ばれた画伯はこちらの絵を描いた・・・ 大武貞之画伯です!! そして早速、大武貞之画伯に紙芝居の絵を描いて頂いております。 【起業】 社長がなぜ起業しようかと思ったのかを描いた場面です。 3年おきに高熱が出ていた。9年目にフィリピンに行ったときに、社内の人にあることないこと言われ、親戚の会社だったこともあり、家族の後押しでエステイを辞めた。 【入社】 パートさんが何人か入り、起業して2年目でブールバールのヤクルトの2階に事務所を借りたが、1年目ちょっとで出ました。その後、土与丸に事務所を立ち上げました。 その頃から青年部の関係で副社長が遊びに来ておりました。 そして副社長が入社し、その後統括も入社しました。 今回は画伯決定と起業についてお送りしてきました。 まだ始まったばかりの紙芝居です。 次回の更新をお楽しみに~! ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

研究報告(9) 画伯、一筆入魂編

乾 恵

2017.09.27
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2025.06.01
内定承諾に向けたフォロー、うちはこうやってます。
キャリア採用
シナジー活動記
新卒採用(大卒・高卒)
経営者向け

内定承諾に向けたフォロー、うちはこうやってます。

内定を出しただけで「これで安心!」と思っていませんか? 実は、そこからが本当の勝負だったりします。 特に新卒採用では、学生の選択肢がたくさんある分、 「迷っている」状態で内定をキープしているケースも少なくありません。 だからこそ、私たちは「内定承諾に向けたフォロー」をとても大切にしています。 今回は、弊社で実際に行っている2つの取り組みをご紹介します!   1.内定出し後の面談で、不安や迷いを“見える化” 内定通知を出したあと、必ず「内定後面談」を行っています。 これはただの確認作業じゃありません。 学生の気持ちをしっかり聞き、不安や迷いがあればその場で丁寧に解消する時間です。 具体的にやっていること 「今の心境」を聞く 内定が出て嬉しい反面、不安もあったりします。 そこをフラットに聞いていきます。 懸念点を聞いて、ひとつずつ解消 給与、働き方、配属、教育制度など、 気になっていることがあれば正直に話してもらいます。 ギャップが起きないように説明 入社後の条件や制度を具体的に説明して、 イメージのズレを減らします。 曖昧な期待を生まないことが大事です。 特に新卒の方は、社会人になること自体に大きな不安があります。 だからこそ、こちらから積極的に「聞く・伝える」をセットでやっています。   2.採用メンバーや役員から、“あなたのための”メッセージ もう一つの取り組みが、 「採用理由とメッセージの伝達」です。 こんなふうに伝えています 採用メンバーからの一言メッセージ 選考で関わった社員が、「一緒に働けるのを楽しみにしてます!」といったメッセージを送ります。 LINEや手紙、動画など、手段は自由です。 役員から「なぜあなたを採用したのか」を伝える 面接で感じたこと、価値観の共通点、これからの期待などを、しっかりと言葉にして伝えています。 このメッセージが届くと、 「ちゃんと見てくれていたんだ」 「自分のことを理解してくれている」と、 内定者の表情がパッと明るくなるんです。 内定が“自分だけのもの”だと実感できる瞬間になります。   なぜ、ここまでやるのか? 内定者にとって、内定をもらった瞬間は スタート地点ではなく「選ぶ立場」に立つタイミング。 その時に「この会社に決めよう」と納得してもらうには 「安心」と「共感」の両方が必要なんです。 安心=不安がない、ちゃんと情報がある 共感=この人たちと働きたい、自分を見てくれている これがそろって初めて、「内定承諾」という一歩を踏み出してもらえると、 私たちは考えています。 採用のゴールは「内定を出すこと」ではなく、「一緒に働き始めること」。 その第一歩である内定承諾を、誰よりも丁寧に 支えることが、結果的に入社後の活躍にもつながっていきます。 派手な取り組みではないけれど、 “ちゃんと向き合うこと”。 それが、シナジーの採用スタンスです。

内定承諾に向けたフォロー、うちはこうやってます。

樋野 竜乃介

2025.05.25
特定技能の定期報告制度変更について~メリット・デメリットと登録支援機関の選び方~
外国人採用
採用担当者向け
経営者向け

特定技能の定期報告制度変更について~メリット・デメリットと登録支援機関の選び方~

はじめに 特定技能外国人の定期報告制度が 変更となりました。 この制度変更に伴い、受け入れ企業様や 登録支援機関にとってのメリット・デメリット、 そして今後どのように対応していくべきかについて解説します。     定期報告制度とは   特定技能の定期報告制度は、外国人材が適切な 労働環境で働けているかを確認するためのものです。 これまでは3ヶ月ごと(年4回)に行われ、 外国人材が適切に給与を受け取っているか、 休暇を取得できているか、無理な労働を強いられて いないかなどを確認する重要な仕組みでした。 この報告では、給与や労働時間の確認だけでなく、 外国人材の日常生活における困りごとや 法令順守の状況、また支援機関として どのようなサポートを行ったかも報告します。 例えば、銀行手続きの同行や マイナンバーカード取得の手伝いなど、 日常的なサポート内容も含まれます。   制度変更の内容   今回の変更点は主に以下の2点です。 1.報告頻度の変更: これまで3ヶ月ごと(年4回)だった報告が、1年に1回になりました。 2.面談方法の変更: これまで全ての面談は対面で行う必要がありましたが 年1回の報告時のみ対面で行い、その他の面談はオンラインでも可能になりました。   メリット   受け入れ企業にとってのメリット 書類準備の負担軽減: 賃金台帳などの準備が年1回になるため、手間が大幅に削減されます 担当者の時間的負担軽減: 特に経営者が外国人担当者の場合、面談時間の調整が楽になります コスト削減の可能性: 登録支援機関によっては報告頻度の減少に伴い、料金を見直す場合もあります   登録支援機関にとってのメリット 報告業務の効率化: 年1回の報告になることで、書類作成や提出の手間が削減されます 移動時間・コストの削減: 特に遠方の企業担当の場合、移動に関わる時間やコストが大幅に削減できます オンライン面談の許可: 対面での面談が年1回になり、その他はオンラインで可能になったことで、柔軟な支援が可能になります   デメリットと懸念点   しかし、この制度変更には、 いくつかの懸念点もあります。   ①外国人材との関係性の希薄化 対面での面談が減ることで、外国人材との関係性が薄れる可能性があります。 定期的な対面での面談では、公式な質問事項以外 にも、雑談の中から様々な問題が見えてくることがあります。 オンラインだけでは捉えきれない非言語的なコミュニケーションも重要です。 ②問題の早期発見機会の減少 報告が年1回になることで、外国人材が抱える問題や 企業とのミスマッチを早期に発見する機会が減少します。 これは結果的に離職や転職のリスク増加につながる可能性があります。 ③サポート品質の格差拡大 報告頻度の減少により、登録支援機関間の サポート品質の格差が広がる可能性があります。 外国人サポートの頻度や面談方法を簡素化させて 価格訴求型の対応を行う機関と、 従来通りのサポートを今後も継続する機関との差がより明確になるでしょう。     株式会社シナジーの方針   私たち株式会社シナジーでは、 制度が変更されたからといって、すぐにサポート内容を変更するつもりはありません。 当面の間は、これまで通り3ヶ月ごとに面談を行い、給与や労働条件の確認もこれまで通り行っていきます。 その理由は単純です。定期報告の目的は 単なる報告義務を果たすことではなく、 外国人材と受け入れ企業の関係を適切に管理し、 問題を早期に発見・解決することにあると考えているからです。 3ヶ月という期間は、この目的を達成するために適切な間隔だと考えています。 ただし、企業様のご要望や状況に応じて、 より効率的な方法を検討することも可能です。 重要なのは、外国人材へのサポート品質を落とさないことです。   登録支援機関の選び方 - 価格だけで判断しないために   外国人材を受け入れる際の登録支援機関選びは、 特定技能の期間(最大5年間)を考えると非常に重要な決断です。 制度変更によって料金を下げる機関も出てくるかも しれませんが、価格だけで判断することはおすすめできません。 実際に弊社の得意先様についても、コスト重視で 支援機関に依頼した結果、受入企業様に 思った以上の負担と手間が掛かったため、 地元の業者であるシナジーの依頼したという話もいくつかありました。 そういったことにならないように、以下のポイントを確認してください。 1. 具体的なサポート内容を確認する 実際にどこまでサポートしてくれるのかを具体的に確認しましょう。 例えば以下のような項目が考えられます。 入国時の手続きはどこまでサポートしてくれるか 入管への書類提出は代行してくれるか 市役所や銀行での手続きに同行してくれるか 生活に必要な買い物などのサポートはあるか 2. 緊急時の対応力を確認する こちらは実際にあったお話です。 ある外国人が広島空港に夜遅く到着した際、 当初の予定では会社の寮にそのまま案内する予定 でしたが、到着が遅くなったため、急遽空港近くの ホテルを手配し、翌朝に会社へ案内するという対応をしました。 このような予定外の事態にも柔軟に対応できる機関かどうかは重要なポイントです。 3. 距離的な問題を考慮する 登録支援機関が遠方にある場合、緊急時の対応や 日常的なサポートが難しくなる可能性があります。 特に初めて日本に来る外国人材には、様々な場面で サポートが必要になります。 地理的に近ければすべての問題が解決できる という訳ではありませんが、遠ければいざという時に 物理的に対応ができない事があるのも事実です。 たとえ距離が遠くても、緊急時に対応可能な体制を 持っている機関を選ぶことが望ましいでしょう。   おわりに 特定技能の定期報告制度の変更は、 企業や登録支援機関にとって業務の効率化という メリットをもたらしますが、外国人材との関係性維持や 問題の早期発見という点では課題も残されています。 最終的に大切なのは、制度変更に振り回されず、 外国人人材が安心して働き、生活できる環境を整えることです。 そのためには、単に報告義務を果たすだけでなく、継続的で質の高いサポートを提供することが重要です。   外国人採用はシナジーにお任せください!   私たち株式会社シナジーは、これからも外国人材と 受け入れ企業の橋渡し役として、質の高いサポートを提供していきます。 特定技能外国人の採用や支援についてご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。  

特定技能の定期報告制度変更について~メリット・デメリットと登録支援機関の選び方~

広報シナジー

2025.05.20
その清掃、本業の妨げになっていませんか?~日常清掃の外部委託で、業務効率と職場環境を同時に改善~
経営者向け

その清掃、本業の妨げになっていませんか?~日常清掃の外部委託で、業務効率と職場環境を同時に改善~

日々の清掃業務で、こんなお悩みはありませんか? 従業員が清掃しており、残業が増えている 自社で掃除しているが、なかなか綺麗にならない 見落としが多く、清掃レベルにバラつきがある 業務が忙しく、清掃まで手が回らない こうした状況は、働く環境だけでなく、 社員のモチベーションや企業の印象にも影響を及ぼします。 そんな時こそ、シナジーの日常清掃サービスをご活用ください。 弊社では、トイレや共用部、通路の落ち葉清掃、 会議室など、施設内外のあらゆるエリアを対象に、 決められた日時で定期的に清掃を実施しています。 社員の手を煩わせることなく、常に清潔で快適な 環境を保つことで、本来の業務に集中できる職場を実現します。   シナジーに依頼するメリット 社員の清掃業務をゼロに → 残業削減&業務集中 作業報告書の提出で進捗と品質を可視化 時間とコストを抑え、清掃レベルも安定 清掃に加え、洗車・給油・配達物の配送などの ”+α業務”にも対応 対応実績 工場・事務所・病院・マンションなど、多種多様な施設で清掃実績があります。 お客様からはこんな声も寄せられています。 「清掃スタッフの丁寧な対応に、現場全体が 高く評価しています」 「いつも清潔な会議室で、お客様を迎えるのに 自信が持てるようになりました」 「従業員のモチベーションが上がり、 社長も大変喜んでいます」   ご依頼の流れ   1.ご相談 2.現地調査・ヒアリング 3.お見積り 4.ご契約 5.作業開始(最短1週間)   よくあるご質問 Q.清掃費用はどれくらいですか? →作業内容や面積によって異なりますが、  まずは無料でお見積りいたします。 Q.いつから始められますか? →最短1週間でスタート可能です。  急ぎの対応もご相談ください。 「清掃に人手を割くのは、そろそろ限界…」 そんなときは、私たちシナジーにご相談ください。 清掃+αのサポートで、貴社の業務をよりスムーズに、 効率的に支えてまいります。

その清掃、本業の妨げになっていませんか?~日常清掃の外部委託で、業務効率と職場環境を同時に改善~

小濱亮介

2025.05.15
新入社員教育のポイントと効果的な進め方
キャリア採用
シナジー活動記
新卒採用(大卒・高卒)
経営者向け

新入社員教育のポイントと効果的な進め方

4月は新たな生活が始まる季節です。 企業にとっても、新入社員を迎え入れる 大切な時期です。 これからの成長を支えるために、 効果的な研修を実施し、即戦力となる人材に育てていくことが求められます。 今回は、実際に弊社ではどのように新入社員教育を 行なっているのか紹介いたします。   必要なスキルの洗い出し まずは、新入社員に身につけてほしいスキルや知識を洗い出します。 ビジネスマナー (挨拶・メール・電話対応・名刺交換など) コミュニケーション能力 (報告・連絡・相談の徹底) 基本的なPCスキル (Excel・Word・社内システムの使用) 業務知識 (自社のビジネスモデルや商品・サービスの理解) 課題解決力 (問題が発生した際の対応方法を学ぶ) など これらのスキルを効率的に習得できるよう、研修内容を設計していきます。   効率的な研修スケジュールの立案 新入社員研修は、段階的に学べるスケジュールを組むことがポイントです。 理想の状態をいつまでに作りたいかを設定し、 スケジュールを立案していきます。 第1週:基礎研修(導入・社会人マナー) 会社概要・事業内容の説明 ビジネスマナー (挨拶・名刺交換・メール・電話対応) 社内ルール・システムの使い方   第2〜3週:業務基礎研修 業務の流れを学ぶ (動画・マニュアルを活用) 実際の業務をシミュレーション (簡単なタスクをやってみる) OJT (先輩社員がサポートしながら実務体験)   第4週:振り返り&実務テスト 研修内容の復習 確認テストを実施し、理解度をチェック 研修後のフィードバックと今後の課題設定 このように基礎から応用へとステップを踏むことで、 新入社員のスムーズな業務習得をサポートできます。   テストで基準を設け理解度を可視化 研修の成果を測るために、定期的にテストを実施することも重要です。 例えば、以下のような基準を設けると効果的です。 ビジネスマナーテスト (名刺交換やメールの作成を実践) 業務知識テスト (社内システムや業務の流れを問う) ロールプレイング (上司や先輩社員との模擬業務) これらをクリアすることで、研修 の達成度を可視化し 個々の課題 を明確にできます。   新入社員研修は、企業文化を伝え、スキルを身につけてもらう重要な機会です。 効率的な研修スケジュールを組み、テストで習熟度を 測りながら、動画やマニュアルを活用することで、 教育コストを抑えつつ、 質の高い研修を実現できます。 これからの時代に合わせた研修方法を取り入れ、 新入社員の成長を しっかりサポートしていきましょう。

新入社員教育のポイントと効果的な進め方

樋野 竜乃介

2025.04.25
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採用事例

支援開始から4ヶ月、無料媒体のみで、3職種で採用に成功! “任せる”ことで見えた余裕と可能性。採用が、前向きになれた瞬間

キッタカホンダ販売株式会社 専務取締役 橘高 智一 様 キッタカホンダ販売株式会社様は、広島県東広島市安芸津町に本社を構え、 新車・中古車の販売から、車検・点検・整備・修理まで、地域のお客様のカーライフを幅広く支えている自動車販売・整備会社です。 “地球環境の保全”を最重要課題と位置づけ、地域の方々に寄り添いながら、お客様に喜ばれるグリーンディーラーを目指しておられます。 今回は、どのような経緯でシナジーに依頼されたのか、そして今後の展望についてお話を伺いました。 キッタカホンダ販売株式会社様 HPはこちらから シナジーのサービスを利用される前の採用活動の課題は何でしたか? シナジーさんを利用する前は、会社のホームページ上で募集を掲載していました。 とはいえ、あくまで「応募があればいいな」程度のもので、本格的な採用活動ではありませんでした。 本格的な募集を検討した背景には、ありがたいことにお客様からのご依頼が増え、現状の人員では対応しきれないという課題がありました。 また、今後の経営体制を見据え、私自身を含めた経営陣がコア業務に集中できるよう、業務の一部を分担していく必要があり、そのための人材確保が必要でした。 数あるサービスの中から、シナジーをお選びいただいた経緯 シナジーさんを知ったのは、あるビジネスマッチのイベントの場でした。 自社の課題を共有する機会があり、その場でシナジーの大武マネージャーからが採用に関する支援をしていることを伺ったのがきっかけです。 コロナ禍には、複数の求人媒体などのサービスの話も伺いましたが、首都圏の企業様が多く、打ち合わせもすべてオンラインでした。 安芸津という地場の空気感や町の雰囲気を知らない方にお任せするのは不安があり、当時は契約に至りませんでした。 その点、シナジーさんは同じ広島県の企業であり、当社が地域の方々とのつながりを大切にしていることも理解してくださり、安心してお任せできると感じ、契約を決めました。   シナジーのサービスを導入されて印象的だった部分や、良かった点はなんですか? 正直、どのように採用活動を進めていけばいいのか分からず、困っていました。 これまで本格的な採用活動から長らく離れていたこともあり、どんな手法があるのか、今のトレンドや自社にとって最適な進め方が見えていませんでした。 そんな中、シナジーさんは当社の意見や状況を丁寧にくみ取って進めてくださり、媒体の手続きなど、自分たちでは手が回らない部分までしっかりサポートしてくれました。 また、現状に合わせた採用アドバイスも的確で、安心してお任せすることができました。 シナジーが支援に入ったことで、どのような採用成果が得られましたか? 無料媒体を活用して、接客事務1名、営業職1名が入社。さらに、自動車整備士1名の内定承諾待ちという結果を得ることができました。 当初は、同じメーカーの車種を扱う他店との差別化が難しく、市街に人が流れる中で「どこに求人を出すか」ばかりを気にしていました。 しかし、支援を受ける中で「どんな人に働いてほしいのか」「どんな価値を届けていきたいのか」といった根本的な部分を深掘りすることで、採用設計の重要性に気づくことができました。   採用活動を行っていく中で、大事にしていた考え方・価値観はありますか? 採用で重視していたのは、「長く働いていただけるかどうか」です。 以前は10ヶ月や1年ほどで辞めてしまうケースがあり、なかなか定着しにくい状況が続いていました。 だからこそ、「この先、長く一緒に働いていける人かどうか」を大切に見ています。 また、スキルや経歴以上に、その人の“人間味”や“やる気”を重視しています。 当社には古くからのお客様が多く、お客様との距離も非常に近いです。 そのため、システム的なやり取りではなく、温かみのある、気持ちが通じ合うようなコミュニケーションが求められる場面も多くあります。 そういった意味でも、「どんな人を採用するか」だけでなく、「この先、どんな会社でありたいか」を見据えた採用が必要だと感じています。   今後どのようなビジョンを描いていらっしゃいますか? 私自身、今年で40歳になりました。 当社はすでに80年近い歴史がありますが、これから先は“100年続く企業”を本気で目指していきたいと考えています。 現在、世界情勢は不安定ですし、自動車業界も大きな転換期を迎えています。 関税の問題ひとつを取っても、数年前とは状況がまったく異なり、何が起こるかわからない時代です。 だからこそ、自分たちの強みとは何か、地域のお客様にどう必要とされてきたのか、そういった原点を改めて見つめ直すことが必要だと思っています。 その上で、時代に合った柔軟性を持ちながら、100年企業という大きな目標に向かって進んでいきたいです。  

支援開始から4ヶ月、無料媒体のみで、3職種で採用に成功! “任せる”ことで見えた余裕と可能性。採用が、前向きになれた瞬間

乾 恵

2025.04.18
最先端AIから夏フェスまで!進撃の警備会社とは?!
経営者向け

最先端AIから夏フェスまで!進撃の警備会社とは?!

今回は弊社のグループ会社である 株式会社シナジーコミュニケーションズについて ご紹介します。 シナジーコミュニケーションズでは、警備業を中心として 活動をしています。 「人材不足だ」と特にブルーワーカーは言われているように 警備業界は深刻な人材不足と労働者の高齢化が進んで いますが、そんな中でシナジーコミュニケーションズには 警備員が約100名在籍しており、平均年齢40歳という 若手からベテランまで在籍している バランスの取れた会社です。 広島県や山口県を中心に活動しております。 もし街中で青い制服を見かけたら、 それは弊社の警備員かもしれません。 警備業務には、施設警備業務、交通誘導警備業務、 危険物等運搬業務、身辺警備業務などがあります。 シナジーコミュニケーションズは主に交通誘導警備業務を 中心に、施設警備業務も展開しております。 警備隊員が安定した生活を送れるよう、 給与水準と待遇の向上を実施しており、また、 働きやすい環境づくりに注力しています。 その結果、警備隊員の仕事へのやりがいが高まり、 サービス品質を大きく向上することができました。 交通誘導警備業務は、高速道路や一般道路の工事現場での 警備に加え、 夏フェス、イベント、花火大会などの 雑踏警備まで、幅広く対応してい ます。 毎年8月には四国最大級の夏フェス『MONSTER bash』の 警備も担当。 フェス会場の中心で、来場者の安全確保に 笑顔で取り組む警備員の姿が 見られます。 近年、片側交互通行の分野には AI化の波が押し寄せています。 2023年7月、私たちは広島県で初めてAI交通制御システムを 使用した 片側交互通行を実現しました。 これからも、世に必要とされるサービスを目指して、 活気ある会社づくりに尽力してまいります。 警備に関するお問い合わせは、お気軽に弊社まで ご連絡ください。

最先端AIから夏フェスまで!進撃の警備会社とは?!

小濱亮介

2025.04.15
特定技能の定期報告とは?提出手続きをわかりやすく解説!
新卒採用(大卒・高卒)

特定技能の定期報告とは?提出手続きをわかりやすく解説!

特定技能外国人の受け入れを始めた企業にとって、1年ごとの定期報告は避けて通れない重要な業務です。 特定技能に関する報告は、企業が外国人従業員の受け入れ状況や労働環境について、出入国在留管理庁へ定期的に報告することが義務付けられています。これまで四半期ごと(年4回)の提出が求められていた定期届出は、2025年4月から「年1回」へと変更されました。 本記事では、定期報告の基本的な内容やその重要性を解説する前に、まず今回の制度変更のポイントについてご紹介します。その後、定期報告の概要や改正内容について、詳しく解説していきます。 定期報告の変更点 定期届出の提出が「年1回」に変更! これまで四半期ごと(年4回)の提出が必要だった定期届出は、2025年4月1日から「年1回」の提出へと変更されます。 新制度スタート:2025年4月1日〜 初回の提出期間:2026年4月1日〜5月31日 この変更により、報告業務の簡素化が期待される一方で、1回の報告に必要な情報量が増える可能性もあるため、日々の記録や管理体制をしっかり整えておくことが重要です。 注意点:旧制度(2025年度分)の提出も必要! 新制度が始まるとはいえ、2025年度第4四半期(旧制度分)の届出は、2025年4月15日までに提出が必要です。制度移行期は、うっかり提出漏れが起きやすいため、スケジュールの確認をお忘れなく! オンライン面談が可能に! 今回の改正では、定期面談についても大きな変更がありました。これまで「対面のみ」とされていた定期面談が、条件付きで「オンライン対応可」となります。 ■ オンライン面談の主なルール 面談対象者の事前同意が必要 面談の録画・保存が義務付けられる(一定期間) 年一回以上の対面面談が望ましい 初回面談は対面での実施が望ましい オンライン面談が可能になることで、遠方に住む技能実習生や、スケジュール調整が難しいケースでも柔軟に対応できるようになります。 ただし、運用にはルールがあるため、今後公表されるガイドラインを確認のうえ、適切な対応が必要です。 制度の見直しによって、現場にとっての業務負担は軽くなりつつも、新たに求められる対応も出てきます。支援機関や受入れ企業としては、制度の趣旨を理解しつつ、引き続き安心して働ける環境づくりに努めていきたいですね。 特定技能の「定期報告」とは何か 定期報告の目的と意義 特定技能の定期報告は、外国人従業員の適切な管理と支援を確保するための重要な手段です。この報告により、企業は特定技能外国人の労働条件、健康、福祉の状況を出入国在留管理庁に定期的に提供することが求められます。目的は、外国人従業員が日本で公正な待遇を受け、適切な労働環境のもとで働けるようにすることです。 定期報告は、特定技能外国人の受け入れ企業が直面する可能性のある課題や問題を早期に特定し、解決策を見つけるための基盤を提供します。 また、報告プロセスを通じて、企業は自社の管理体制や支援体制を見直し、改善する機会を得ることができます。 報告の内容には、以下のような項目が含まれます。 外国人従業員の雇用状況 給与の支払い状況 健康状態 労働条件 など これらの情報は、出入国在留管理庁が特定技能外国人の受け入れ状況を監視し、必要に応じて支援や指導を行うための重要なデータとなります。 定期報告は、単なる形式的な手続きではなく、特定技能外国人と受け入れ企業双方の利益を守るための重要なプロセスです。適切な報告を行うことで、企業は外国人従業員の権利を保護し、良好な労働環境を維持することができるのです。 定期報告の対象となる外国人とは 定期報告の対象となるのは、特定技能ビザを持つ外国人従業員です。このビザは、特定の技能を持つ外国人が日本で働くことを可能にするもので、介護、建設、農業など、日本国内で人手不足が顕著な分野での就労が認められています。 特定技能について理解を深めたい方は、こちらの記事をご覧ください。 [blogcard url="https://www.kk-synergy.co.jp/saiyo/567806/"] 対象となる外国人は、日本での就労を開始してから四半期ごとに、その就労状況や生活状況に関する情報を受け入れ企業を通じて報告する必要があります。 報告を怠ることによる罰則 報告を怠った場合の罰則は、特定技能外国人の受け入れを行う企業にとって重大な影響を及ぼす可能性があります。報告義務を怠ると、出入国在留管理庁からの指導や警告を受けることになり、最悪の場合、特定技能外国人を受け入れる資格を失うこともあるのです。 このような罰則は、特定技能外国人の適切な管理と支援を確保するためのものであり、企業がこの義務を真摯に受け止め、適切な報告を行うことの重要性を強調しています。定期的な報告を通じて、企業は外国人従業員の労働環境や生活状況に関する問題を早期に発見し、改善策を講じることが可能となります。 特定技能の定期報告にも関わる「登録支援機関」とは 特定技能外国人の受け入れにおいて、登録支援機関の役割は非常に重要です。これらの機関は、外国人従業員と受け入れ企業の間で円滑なコミュニケーションを促進し、定期報告のプロセスをサポートします。このセクションでは、登録支援機関がどのようにして特定技能外国人と受け入れ企業を支援するのかを掘り下げていきます。 登録支援機関の役割と責任 登録支援機関は、特定技能外国人の受け入れ企業と外国人従業員の間に立ち、双方が直面する可能性のある課題を解決するためのサポートをします。これらの機関の主な役割は、外国人従業員が日本での生活と仕事にスムーズに適応できるようにすることです。 登録支援機関は、外国人従業員が適切な労働条件のもとで働けるように、また、彼らが直面する可能性のある問題や不安に対処できるように、さまざまなサポートを提供します。支援の一例は以下の通りです。 言語の壁を越えたコミュニケーションのサポート 生活面でのアドバイス 法的手続きの支援 など また、登録支援機関は定期報告のプロセスにおいても重要な役割を果たします。これらの機関は、報告書の作成や提出に関するアドバイスをし、必要な書類が正確に、そして期限内に提出されるように支援するのです。 このようにして、登録支援機関は特定技能外国人と受け入れ企業の橋渡し役として機能し、双方の利益を守るための重要な役割を担っています。 登録支援機関が行う面談 登録支援機関による面談は、外国人従業員の就労状況や生活状況を把握し、彼らが直面している問題を特定するための重要な手段です。面談を通じて、登録支援機関は外国人従業員の声を直接聞き、必要に応じて適切なサポートやアドバイスを提供することができます。 面談では、労働条件、健康状態、生活環境、職場での人間関係など、外国人従業員の幅広い側面について話し合います。このプロセスは、外国人従業員が直面する可能性のある問題を早期に特定し、解決策を見つけるために不可欠です。 また、面談の結果は定期報告の作成にも役立ち、出入国在留管理庁への報告内容をより正確かつ詳細にすることができます。 特定技能の定期報告の作成と提出 特定技能の定期報告は、外国人従業員の受け入れ状況を適切に管理し、報告するための重要なプロセスです。このセクションでは、報告書の作成と提出に必要な手順、サポートを受ける場合と自社で行う場合の必要書類、そして提出方法について説明します。 登録支援機関の支援を受けている場合の必要書類 登録支援機関の支援を受けている場合、定期報告のプロセスは大きく簡略化されます。登録支援機関は、報告書の作成から提出までの手続きをサポートし、必要な書類の準備や提出方法に関するアドバイスをしてくれるからです。必要書類には、特定技能外国人の受入れ状況、給与の支払い状況、労働条件、健康状態などに関する情報が含まれます。 登録支援機関は、これらの情報を収集し、適切な形式で報告書を作成します。また、報告書には、外国人従業員の就労状況や生活環境に関する変更があった場合の詳細も含めなければなりません。登録支援機関は、これらの情報を正確に、かつ期限内に出入国在留管理庁に提出するためのサポートをしてくれます。 自社で支援を実施している場合の必要書類 自社で支援を実施している場合、定期報告の責任は完全に企業に委ねられます。この場合、企業は特定技能外国人の受入れ状況に関する全ての情報を自ら収集し、報告書を作成しなければなりません。必要書類には、受入れ状況、給与の支払い状況、労働条件、健康状態、そして任意で外国人従業員の満足度や職場での経験に関するフィードバックが含まれます。 企業は、これらの情報を適切な形式で報告書にまとめ、出入国在留管理庁に提出する必要があります。 定期報告書の書き方と提出方法 定期報告書の書き方には、出入国在留管理庁が提供する指定のフォーマットやガイドラインに従うことが求められます。報告書には、1年ごとの外国人従業員の就労状況や生活環境に関する詳細な情報を明確に記載しなければなりません。また、報告書は、指定された提出期限内に出入国在留管理庁に提出する必要があります。 提出方法は、「郵送」「オンライン提出」「窓口への持ち込み」のいずれかです。最近では、オンラインでの提出が推奨されており、これによりプロセスの効率化と迅速化が図られています。企業は、出入国在留管理庁のウェブサイトで提供されるオンラインシステムを利用して、報告書を簡単に提出することができます。 提出期限と問題が発生した際の対処法 提出期限は、翌年度の4月1日~5月31日に設定されます。企業はこの期限を厳守することが求められますが、万が一提出が遅れる場合は、速やかに出入国在留管理庁に連絡し、対処法を相談しなければまりません。問題が発生した場合、出入国在留管理庁は通常、企業に対して指導やアドバイスを提供し、問題解決に向けて協力します。 定期報告は、特定技能外国人の適切な管理と支援を確保するために非常に重要です。企業は、このプロセスを真摯に受け止め、適切な報告を行うことで、外国人従業員の権利と福祉を守る責任があります。 特定技能「定期報告」の書類作成のポイント 定期報告の書類作成は、特定技能外国人の適切な管理と支援のために重要なプロセスです。このセクションでは、報酬や賃金台帳の記載内容、書類作成時のチェックポイント、そして書類の保存と管理の重要性について、具体的なポイントを解説します。 報酬や賃金台帳の記載内容と注意事項 報酬や賃金台帳の記載内容は、特定技能外国人の労働条件の透明性を保証する上で非常に重要です。報酬の部分には、基本給、残業手当、その他の手当など、外国人従業員が受け取る全ての報酬を詳細に記載する必要があります。賃金台帳には、支払われた報酬の日付、金額、そして支払いの根拠となる労働時間などが明確に記録されていなければなりません。 記載する際の注意事項としては、全ての情報が正確であることを確認することが挙げられます。また、賃金の不公平が生じないように、特定技能外国人と同様の業務を行う日本人従業員との間での報酬の比較も重要です。この比較を通じて、外国人従業員が公正な待遇を受けていることを保証することができます。 書類作成時のチェックポイント 書類作成時には、いくつかのチェックポイントがあります。 まず、提出する書類が出入国在留管理庁の要求するフォーマットに沿っているかを確認することが重要です。また、提出する情報が最新のものであること、そして全ての必要なセクションが完全に記入されていることを確認する必要があります。 さらに、書類作成時には、外国人従業員のプライバシーを尊重し、個人情報の保護に十分注意を払うことが求められます。個人情報の取り扱いに関しては、適切なセキュリティ対策を講じ、不必要な情報の開示を避けることが重要です。 書類の保存と管理の重要性 書類の保存と管理は、将来的に発生するかもしれない問題に対処するためにも重要です。定期報告に関連する書類は、指定された期間(通常は少なくとも5年間)保存する必要があります。これにより、出入国在留管理庁からの問い合わせに対して迅速に対応することができます。 書類の管理においては、情報の機密性を保持するための適切な措置を講じることが重要です。電子的に保存する場合には、データのバックアップを定期的に取り、不正アクセスから保護するためのセキュリティ対策を施しましょう。 定期報告の書類作成と管理は、特定技能外国人の適切なサポートと保護を確保するために不可欠なプロセスです。企業は、これらのポイントを遵守することで、外国人従業員との信頼関係を築き、彼らが安心して働ける環境を提供することができます。   定期報告が4半期から1年単位に代わったことによるメリット・デメリット 2025年4月の制度改正により、これまで四半期(年4回)ごとに行われていた「特定技能の定期報告」が、年1回の提出に変更されました。 この変更によってどのようなメリット・デメリットがあるのかを整理してみたいと思います。 年1回になったことによる【メリット】 1. 書類準備の負担が軽減! これまで年に4回提出が必要だった定期報告が1回になったことで、報告書類の準備にかかる事務負担が大幅に軽減されました。支援機関・受入れ機関にとっては、手続きの簡素化は非常に大きなメリットといえるでしょう。 2. 面談のオンライン化で、場所の制約が軽減 定期面談がオンラインでも実施可能となったことで、遠方に住む特定技能外国人とのコミュニケーションがスムーズに。 移動の手間も省け、柔軟な対応が可能になりました。 ※定期面談については引き続き3か月に1回以上行う必要がございます。(オンラインでの面談も可能ですが一定に条件がございます。また1年に1回以上は対面での面談が望ましいとされています。また受入れ後初めての面談、および面談担当者変更後初めての面談については対面による面談を実施する事が望まれます。) 一方で気になる【デメリット】も… 1. 顔を合わせる機会の減少による影響 対面型の定期面談が減る事で直接顔を合わせて話す機会が減るものと考えられます。これまでは対面の中で、特定技能外国人の体調や生活の変化、仕事の悩みなど“見えにくい問題”にも気付ける大切な時間となっていましたが、今後はそういた部分が見えにくくなる恐れがございますので、これまでとは違ったコミュニケーション方法を取る事で細やかな変化をキャッチする必要がございます。 2. 日本語学習の機会が減少する可能性も 面談では業務以外の話題、例えば休日の過ごし方や家族のことなど、日常生活に関する会話も行っていました。これらのやりとりが、日本語を実践的に使う場としても機能しているため、面談がオンライン化する事で内容が簡易化し日本語学習の機会が減ってしまう可能性もあります。 こうしたメリット・デメリットを踏まえ支援の質を維持しつつ、制度の柔軟性を上手に活かしていくことが、今後より重要になっていきそうです。 オンライン化する事で想定されるリスクを避ける為にシナジーとしては当面の間、これまで通り四半期ごとに対面式の面談を行います。 まとめ この記事では、特定技能の定期報告について、その重要性から具体的な作成・提出プロセスに至るまで、企業の採用担当者や人事部の方々が理解すべき要点を解説しました。以下にその要点をまとめます。 特定技能の「定期報告」とは何か:特定技能外国人の受け入れ状況を出入国在留管理庁に報告する義務付けられたプロセスです。この報告は、外国人従業員の適切な管理と支援を確保するために重要です。 登録支援機関の役割:登録支援機関は、特定技能外国人と受け入れ企業の間で円滑なコミュニケーションを促進し、四半期報告のプロセスをサポートします。 定期報告の作成と提出:報告書の作成には、外国人従業員の受け入れ状況、給与の支払い状況、労働条件などに関する情報が必要です。提出方法には、郵送やオンライン提出、窓口への持ち込みがあります。 書類作成のポイント:報酬や賃金台帳の記載内容には、全ての報酬を詳細に記載する必要があります。書類作成時のチェックポイントには、フォーマットの確認や情報の正確性が含まれます。書類の保存と管理は、将来的な問題に対処するために重要です。 このガイドを通じて、特定技能の定期報告に関する理解を深め、適切な手続きの実施を支援することを目指しました。適切な報告を行うことで、企業は外国人従業員の権利と福祉を守り、良好な労働環境を維持することができます。特定技能外国人の受け入れと管理に関わるすべての方々が、この記事を参考にして、責任を持って対応していただければ幸いです。 よくある質問 Q1: 特定技能の定期報告にはどのような必要書類がありますか? A1: 特定技能の定期報告には、以下の必要書類が含まれます。 受入れ・活動状況に係る届出書 特定技能外国人の受入れ状況・報酬の支払状況(参考様式第3-6号別紙) 賃金台帳の写し 報酬支払証明書 これらの書類は、外国人従業員の労働条件、給与の支払い状況、健康状態などを報告するために必要です。 Q2: 特定技能の定期報告で「3-6」とは何を指しますか? A2: 「3-6」とは、特定技能外国人の受入れ状況や報酬の支払い状況を報告するための参考様式のことを指します。この様式は、1年ごとの報告において、企業が出入国在留管理庁に提出する必要がある書類の一つです。 Q3: 「3-6別紙」とは具体的にどのような内容を含む書類ですか? A3: 「3-6別紙」は、特定技能外国人の受入れ状況・報酬の支払状況を詳細に記載するための書類です。ここには、外国人従業員の氏名、生年月日、性別、国籍、住所、在留カード番号、活動日数、給与額など、具体的な就労情報が含まれます。 Q4: 特定技能の定期面談とは何ですか?どのように実施すべきですか? A4: 特定技能の定期面談は、外国人従業員の就労状況や生活状況を把握し、彼らが直面する可能性のある問題を早期に特定するために行われます。面談は、登録支援機関または企業によって3ヶ月に1回以上実施され、外国人従業員の健康状態、労働条件、生活環境などについて話し合います。 Q5: 特定技能の定期報告はオンラインで提出できますか?その方法は? A5: はい、特定技能の定期報告はオンラインで提出することが可能です。出入国在留管理庁は、オンラインでの提出を推奨しており、そのためのシステムを提供しています。企業は、出入国在留管理庁のウェブサイトにアクセスし、必要な書類をデジタル形式でアップロードすることで、報告書を提出できます。オンライン提出には、ログインIDとパスワードが必要になる場合があるため、事前に登録手続きを完了させておくことが重要です。

特定技能の定期報告とは?提出手続きをわかりやすく解説!

乾 恵

2025.04.14
カジュアル面談の重要性と成功の秘訣
キャリア採用
採用担当者向け
新卒採用(大卒・高卒)
経営者向け

カジュアル面談の重要性と成功の秘訣

弊社では、採用活動においてカジュアル面談を 導入しています。 カジュアル面談とは、 ”お互いを知るための気軽な対話の場”のことです。 説明会という形ではなく、1対1の対話の中で お互いを知りながら、マッチングを図っていくことを大事にしています。     なぜカジュアル面談が重要なのか カジュアル面談は、求職者と企業双方にとって 相互理解を深める絶好の機会です。 正式な選考プロセスに入る前に、企業文化や 業務内容についての具体的な情報を共有できるため、 ミスマッチを防ぐ効果があります。 特に求職者にとっては、気軽に企業の雰囲気を感じられる場となり、 応募への心理的ハードルを下げる役割を果たします。   カジュアル面談の進め方 1. 事前準備 面談の目的を明確にする。 会社概要や事業内容、ポジションに関する基本情報を整理する。   2. 面談当日 和やかな雰囲気作りを意識する。 自己紹介を通じて、企業の特徴や魅力を伝える。 求職者の興味やキャリアの方向性を丁寧にヒアリングする。   3. フォローアップ 面談後に感想やフィードバックを共有する。 求職者が選考に進む場合は次のステップを明確に案内する。   カジュアル面談のメリット 企業側のメリット 求職者の人柄や志向性を早期に把握できる。 企業文化や価値観に合うかどうかを判断する材料が得られる。 求職者との信頼関係を構築しやすい。   求職者側のメリット 応募前に企業への理解を深められる。 自分に合う企業かどうかを見極める助けになる。 リラックスした雰囲気の中で質問や疑問を解消できる。     カジュアル面談の注意点 1. 企業側のメリット あくまでカジュアルな場であるため、堅苦しい質問攻めは避ける。   2. 一貫性を保つ 採用プロセス全体との整合性を考慮し、伝える内容に矛盾がないようにする。   3. 時間管理 長くなりすぎないよう、適切な時間配分を心がける。     新卒とキャリア採用におけるそれぞれのコツ 新卒採用の場合 学生がイメージしやすい具体的なエピソードや事例を交えて話す。 学生が抱える不安や疑問に寄り添い、丁寧に答える。   キャリア採用の場合 求職者のスキルや経験に基づいた具体的なポジションの説明を行う。 転職理由やキャリアのビジョンを深掘りし、マッチングの精度を高める。   カジュアル面談は、選考プロセスの前段階で 双方の理解を深める重要な機会です。 適切に実施することで、採用の成功率を高めるだけでなく、 企業のブランドイメージ向上にも寄与します。 求職者とのコミュニケーションを大切にし、 長期的な信頼関係の構築を目指しましょう。

カジュアル面談の重要性と成功の秘訣

樋野 竜乃介

2025.04.01
今さら聞けない人材紹介会社(エージェント)とは!?
経営者向け

今さら聞けない人材紹介会社(エージェント)とは!?

近年、人材紹介会社を利用される方は多いのではないでしょうか。 弊社も人材サービス会社として紹介事業も行っておりますが、 依頼をしてみたものの、 実態は分からないという方も 多くいらっしゃいますので、今回は人材紹介会社について ご説明したいと思います。 人材紹介は職業安定法の中にある職業紹介に該当します。 職業紹介は「有料職業紹介」と「無料職業紹介」に二分されます。 「無料職業紹介」というのは皆さんご存知のハローワークです。 そして多くの民間企業が行っているのが「有料職業紹介」です。 人材紹介を行っている企業は増加傾向にあります。 人手不足というニーズがあるのと、 参入障壁が派遣に比べると低いという実態があることが 背景として考えられます。 人材紹介会社は自分たちでメディアを持ち、 求職者を集めていくという流れがほとんどです。 職種に特化した紹介会社も増えてきており、 保育士や看護師、建築など様々あります。 紹介料の金額も上がっており、広島では 10年前は想定年収の20%前後が紹介料として一般的だったものが、 現在は30~40%が相場になっています。 先日、驚いたのが施工管理に特化したエージェントでは 紹介料が想定年収の100%と言われていたので、 それだけ採用難易度が高いことを表しています。 人材紹介を使うメリットは、採用にかける工数を大幅に削減できることで、 例えば求人を出すコストや応募対応などの工数と媒体費用はかかりません。 ヘッドハンティングも人材紹介に当たるのですが、 最初に着手金のよう なものを払い 自社の人事として動いてもらうので、成果がでなくても 費 用が発生してしまいます。 一方でデメリットとしては社内にノウハウがたまらないことと、 コスト を削減できないということがあります。 仮に年収が400万円でしたら報酬として120~160万円を 支払わなければなりません。 例えば求人広告を利用して 採用活動を行い、1ヶ月の求人費用を試しに30万かけて、 うまく採用できれば1人あたり30万円で 採用できることになります。人材紹介に比べると4分の1ですね。 また会社によっては違いますが、有料職業紹介で入った人が 2ヶ月で辞めた場合、人材紹介会社に返金制度があるかないかで 全然変わってきます。ここはよく注意したほうが良いと思います。 実際に弊社のお客様で、他社から有料職業紹介で入った人が 1ヶ月で辞めてしまったのですが、返金制度が無いと言われて 泣き寝入りするしかなかったそうです。 個人的には自社の採用も人材紹介会社も 両方行っていく方が良いと思っています。 採用する確率を上げるためには、双方の活動はとても大切です。 まずは採用したい人物がどんな人かを明確にすると、 その人が転職市場のどこにいるのか仮説を立てることができ、 より採用できる可能性が高くなるので、 よくわからないという方がいらっしゃいましたら 弊社までお声掛けください。

今さら聞けない人材紹介会社(エージェント)とは!?

小濱亮介

2025.04.01
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