お問い合わせ

シナジーLabo

SYNERGY LABO

ALL

すべての記事

働き方改革と社内政治力
その他ノウハウ
経営者向け

働き方改革と社内政治力

<ひろしまIT総合展2017> 『ITで切り拓く「働き方改革」』をテーマに パネラーとして参加してきました。 システム化は、働き方改革では外せない キーファクターの一つです。 働きやすさを追求すると 生産性が犠牲になりやすい 二律背反の関係性を どのような手順で追求するのか 出口はIT化しかないのですが これまではあまり話さなかった 自社独自の取り組み内容を 少し話をさせてもらいました 並行してプレジデントアカデミーや PazGreenの説明も差し込んでいるため 短時間で濃い目の説明となっています このイベントは、 広島県立広島産業会館 広島市南区民文化センター この両方の施設を使って 10月25日(水)・26(木)・27(金) 3日間行われる、隔年で 32年間開催してきた 西日本最大級の IT・情報通信・情報サービスの 総合イベントだそうです 140ブースを超える大規模展示と、 慶應義塾大学政策 メディア研究科特別招聘教授で 「iモード」の仕掛け人であった 夏野 剛氏による基調講演をはじめ 10セッションの著名な講師による 講演会・セミナーがあったり 随分規模が大きなイベントになっています 「せきぐちあいみ」さんという YouTuberのVRアートの ライブパフォーマンス ゴーグルをつけてVRの世界に入り込み、 3Dのアート作品を描いており 作品はステージの スクリーンに映し出されていました 結構気合いが入った会場になっています 東京ビッグサイトの 1/3くらいのサイズで 出ている企業などは マイクロトレンド マネーフォワード セールスフォース・ドットコム テクノツリー 等 名だたる企業も多く 毎年は大変なので 2年に1度というのもわかる 気合の入った運営が行われています 写真は、 うっかり見つけたテクノツリーの課長さん     そして参加してきたのが、 総合展示場内の特設ステージで行われた 『ITで切り拓く「働き方改革」』 というパネルディスカッション 司会進行は、 ひろしまIT融合フォーラムの 会長でもある  広島市立大学 情報学科教授の前田香織先生 (写真左)   パネラー1社目は ITベンダーとして自社で開発したツールを活用し 早期に働き方改革を成功させた ネットワンシステムズ株式会社 ICT戦略支援部 ワークスタイル変革チーム マネージャー 手塚 千佳 さん 2社目は 広島の第一地銀で RPAに取り組んでいる 広島銀行 総合企画部 新事業開発推進室  室長 石原 和幸 さん ちなみに「RPA」とは、 ロボットによる業務自動化の 取り組みを表す言葉です 「デジタルレイバー(Digital Labor)」や 「仮想知的労働者」とも言い換えられ 人間の知能をコンピューター上で 再現しようとするAIや AIが反復によって学ぶ 「機械学習」といった技術を用いて 主にバックオフィスにおける ホワイトカラー業務の 代行をするのだそうです その導入経緯や どの業務に導入を進めているのか 導入手法を少しだけ教えてもらいました。   3社目がシナジーで、 地方中小企業としての 働き方改革を どのように取り組んでいるのか 具体的な内容をお話してきました   オフィスグリーンを推進するのに 「PazGreen」いいですよとか   ムダを減らすためには システムを統合しないといけませんが 会社全体がしっかりと見えていないと ムダな開発費がかかってしまうので 経営全般を俯瞰してみて取り組まないと 失敗しやすいという お話をさせてもらいました。   働き方改革を社内にしっかりと 導入するために必要なことは と聞かれ 「社内政治力です(笑)」 と、渾身の回答しましたが 司会の前田先生から苦笑いのみ かえされパネルディスカッションは 終了となりました・・。 明日も続く ひろしまIT総合展2017 気になる方はぜひご参加ください   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

働き方改革と社内政治力

乾 恵

2017.10.26
武器にもなり、弱点にもなる制度
シナジー活動記

武器にもなり、弱点にもなる制度

本日は人事評価制度の 目標設定研修です。   この目標設定というは、 人事評価をする上では 欠かせないものとなりました。   評価と報酬が連動しなければ 優秀な社員は辞めやすくなる   どの会社にも、 替えの効かない優秀な社員が 全社員数の1割はいると いわれています。   事業の根幹を担い、 現場を牽引する彼らに 辞められてしまうと 会社の損失は大きくなります。   仕事への意識が高く 高い成果をあげる社員が 辞める理由は何でしょうか。   その理由として多いのが、   評価と報酬の連動がない   というものだそうです。   1,560人の退職者を対象に 調査したところ、   約半数が、 給与、昇給昇格制度に 不満を感じていると いうものでした。   ある企業のアンケートによると、 旦那の給料が低いと思っている 妻はなんと約4割に上っていた という話を参考にすれば、   約半数が 給与、昇給昇格制度に 不満を感じているとしても、   肌感覚として 自然な感じもしますが。   とにかくこの 人事評価制度というものは、   優秀な人材を採用したり 現在いる社員ががんばり 業績を上げるための 武器にもなりえますし   制度設計を失敗すれば 優秀な人材を流出させてしまう 欠点にもなりえます。   人事評価制度をやるのであれば、 しっかりとやりきる必要があります。   人事評価制度は最初が肝   経験上、人事評価制度は 最初が肝心です。   はじめに労力をかけておくと、 あとがとても楽になります。   しかし、最初に具体的な 求める行動特性づくりを 怠ってしまうと、   一人ひとりのネゴシエーション に回答しなければなりません。   この個別のネゴシエーションが 得意で実質の成果の低い社員は、 こういった制度設計を見て   会社が人事評価制度を使って 楽をしている!   と、騒ぎ出す傾向があります。   実は最初の間、 こういった社員の声が随分と力強い 期間が発生します。   何故かと言うと、 人事評価制度を定着させる までの間は、   社員一人ひとりが目標設定の コツなどに慣れなければならず、   安定して運用できるようになるまで ノウハウと経験の両方が必要になり、 安定的な運用をするためには 時間がかかります。   その安定するまでの期間 一時的に社員の負担が増える ことが背景にあります。   こういった 大変さがあるからこそ、 多くの中小企業では 人事評価制度の正しい運用が されることがありません。   この大変さを乗り越え 実用的な人事評価制度を 定着させた企業は   人事評価制度そのものが 競争力になりえるのです。   人に関わることは、 お金をかけて簡単に終わり というわけにはいかず、   お金も手間も かかる永遠の課題なのです。   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

武器にもなり、弱点にもなる制度

広報シナジー

2017.10.25
いいオフィス委員会活動ファイルNo.1 
シナジー活動記

いいオフィス委員会活動ファイルNo.1 

いいオフィス委員会活動ファイルNo.1  『トイレの壁紙変更大作戦!!』 皆さん、こんにちは! 今回はいいオフィス委員会の活動について少しだけご紹介いたします(^^) 今回は、 『トイレの壁紙変更大作戦!!』 本作戦は、シナジーレンジャー(シナジーコミュニケーションズの警備隊員)の憩いの場である、オフィスのトイレの壁紙を新たにすることで、最終目標である、『シナジーいいオフィス化計画』を達成する足掛かりとするものである!!   そこで、我々はまず世界各地(規定あり)に散らばるメンバーを招集し、壁紙全集からどの壁紙にするのかを決めることに、、、 候補1 高級感あふれるトイレでゆったりとしたい方にオススメ!! エレガントに決めたいあなたにピッタリの壁紙!! 後:なんか雰囲気違くね・・・ 徳:そわそわしちゃいますね・・・ 茅:ですよね~~   候補2 開放感あふれるこの壁紙はまるで自然の中で用を足しているよう!! 心も身体も開放的になりたいあなたにオススメ!! 後:いや、トイレに開放感求めてない、、、 茅:新たな扉が開かれてしまいそう、、、 徳:いいと思ったんですけどね~~ 候補3 トイレを癒しの空間に!! 猫たちに囲まれてゆったりとしたひとときを!! 茅:見られてる感半端ない、、、 徳:全然ゆったり出来んですね、、、 後:かわいいのになぁ~~ 茅:てか、俺以外まともに考えてないじゃねーか!! 後:確かに猫より、犬派でした! 徳:いや、そこ、、、?   数分後、、、 茅:やっぱり実用的なもので行こ~! 後:それがいいですね(笑) という事で、決まったのがこちら!! 汚れ防止・抗菌作用のある実用的な壁紙!! 後:こういう凸凹したやつって、ひっかいてはがしたくなりますよね~~(笑) 茅:はがすな!!(笑) そんなこんなでトイレの壁紙は変更されたのであった、、、 before after 続く、、、のか?(^^;   因みに、、、 壁紙の張り替えは弊社の頼れる男・・・ 木原雄平がしてくださいました!!   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

いいオフィス委員会活動ファイルNo.1 

広報シナジー

2017.10.25
「不足」が「新しい何か」を生み出す
シナジー活動記

「不足」が「新しい何か」を生み出す

今ひろしまIT総合展2017に 参加する資料を作成しています。 ひろしまIT総合展2017 ~ITが切り拓く私たちの未来~ 1 日時:平成29年10月25日(水)~27日(金)      10時~17時 2 場所:   【展示・セミナー】   広島県立広島産業会館西展示館   【講演・セミナー】   広島市南区文化センター 3 主催:ひろしまIT総合展2017実行員会    (一社)広島県情報産業協会(運営主体)    広島県,広島市,    (公財)広島産業振興機構,中国情報通信懇談会 4 来場予定:2万人(入場料無料) ※ ひろしまIT融合フォーラムによるイベント   「ITで切り拓く『働き方改革』」   (パネルディスカッション) 26日(木)11時~12時 ●司会 1名  ●発表者 3名(予定)  先進取組企業1社,県内取組企業2社   自社の取り組みと、 システムの成果を 説明するために   あらためて活動を 振り返っています。   契約や業務が増えると 同じだけ工数が増え 比例して人が増える ビジネスモデルでいる限り   経営の質は上がりません。   結果として、 苦しい経営を続けるか、 高い労務リスクを背負い 走り続けることにもなります。   昔と比べ、 労務リスクは随分高まりました。   高い粗利率でなければ、 事業は継続していくことが 難しくなったといえます。   粗利率の低い 労働集約型ビジネスは 粗利率が低下し易いので、 間接業務の圧縮は 永遠の課題です。   ビジネスが堅調であったとしても、 「人」に関する悩みはつきません。   だからシステムに傾倒すればよい というものではありませんが、 人の課題は急速に重たくなりました。   仕組みとなるシステム部分は 安定しているからこそ、 しっかりと作り込まないといけません。   システムを繋ぐというと 在庫管理と請求を連動するという イメージが浮かびやすいと思います。   その中で私たちは   営業支援(SFA)や顧客のWeb活動、 販売管理、給与計算、会計、 グループウェアなどの 中小企業に必要な業務システムを 全て集約し、   システム1つで 業務を効率化することのできる 独自のプラットフォーム開発を 進めています。   システム化は、 投資すれば成功するほど 単純な領域ではありません。   だからこそ、 全員が同じ方向に向かって   一丸となって走る!   ↓  軌道修正   ↓ 一丸となって走る!   ↓  軌道修正   という試行錯誤が大前提   ここが握れていないと、 局所の不具合に暴動が起き、 全体最適が追求できなくなります。   システム化を成功させようと思うと、 何倍も人に目を向けなければ 上手くいきません。   まだ完全に上手くいっていると 言える状態ではありませんが、   失敗例も含めて 自分の経験を伝えていきます。   こんな失敗したとか、 こんな大変なことがあったとか(泣   さて、資料づくり急ごう。   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

「不足」が「新しい何か」を生み出す

広報シナジー

2017.10.24
求職者の何割が社長のSNSを見てるか?
シナジー活動記

求職者の何割が社長のSNSを見てるか?

就職を検討している会社の 社長のSNSどれくらいの人が チェックしているかご存知ですか?   約2割の人が チェックするそうです。   自分の感想としては、 思いの外多いな・・。 というもの   8割くらいの人がみていないので、 割合としては少ないように感じますが、   そこまでチェックするか ということを2割もの人がしているので、 決してムシできるものではありません。   会社のHPやブログを研究 するのはよくある話ですが、 経営者のSNSまでチェックするのは   良くも悪くも、 しっかりと見られていると いうことです。   入社を検討している 人に見られたときに 魅力的なFBのフィードで ある方が良さそうですね。   確かに企業が応募者の SNSを見るケースは 決して珍しくありませんので、   お互いをよく知るには 良い活動だといえます。   しかし、お互いをよく知るには やはり面接は欠かせません。     面接でコミュニケーションをとってますか?   面接は、企業・応募者それぞれが お互いのことを深く知れる場です。   応募者にとっては、 求人票や求人広告など テキスト情報だけでは分からない、   会社のリアルな雰囲気や 一緒に働く人の様子を 体感することができ、   また、企業に直接自分のことを アピールできる大切な機会です。   そのため、 「この会社の選考を受けたい」 「この会社に転職したい」と思ったら、   その会社のホームページをチェックし、 自身のキャリアや経験を整理するなど、 面接をムダにしないように準備をします。   しかし、 せっかく準備万端で臨んだのにも関わらず、 面接を終えて入社へのモチベーションが 下がってしまうことは多くあります。   よくあるケースでは、 面接担当者が応募者の履歴書や エントリーシートを事前に読まず 面接に入るため、   面接が開始して履歴書やECを 読み込むために 微妙な間ができてしまったり、   書いてあることを、 無意味な形で質問してしまったり するケースです。   例えば、   履歴書に中高に野球を頑張り 甲子園に出場したことを 書いているにも関わらず、 ”スポーツやってる?” という様なものです。   優秀な人材を求めていたとしても、 目の前にいる自分には興味がない のだと感じさせてしまうと上手く いきません。   そして、 内定辞退した学生がよくいうのは、   面接合格といわれたが、 明確な理由が分からない。 誰でも採用するのかと思ってしまう。   というものです。   企業が応募者に志望理由を尋ねるのは、 なぜ他社ではなく当社なのか を聞きたいからですよね。   自社の理解度や入社意欲を はかるためですが、実は、 応募者も同じことを考えています。   自身のどの部分を 評価してもらったのか、知りたいのです。   面接で応募者の考えや想いを聞いたら、 自社のビジョンや働き方と 照らし合わせて、 共感した点、評価ポイントを 言葉にして伝えてください。   理由はないよ、 直感だよ。   という決め台詞だと、 欲しい人材を取り逃すかもしれません。   明確に評価ポイントを 言葉にしてくださいね。   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

求職者の何割が社長のSNSを見てるか?

広報シナジー

2017.10.23
派遣は所詮人身売買
シナジー活動記

派遣は所詮人身売買

大雨でしたが、 選挙には行ってきました。   通知書の裏面に書かれた 投票場に行くと、   その場所は真っ暗で   ”今回に限り場所を 消防局に変更しました”   と、立て看板が   変更の理由は 説明されていませんが、   急な選挙で、 既に決定していた イベントとの調整が 難しかったのかもしれません。   やはり 解散総選挙という スピード感が 投票場にも影響するんですね。   自民党が議席数の3分の2 を取りそうですね。   ホッとします^^;   特に派遣業界は、 政治の駆け引きの道具に され続けた苦い経験があり、   二度と自民党が負けては いけないという気持ちに させられます。     年越し派遣村の様に 政治に利用するためだけに でっち上げられた茶番   75%もの人が もともとホームレスか それに近しい非定住者でした   民主党の詐欺フェストも いい思い出ですが   あれを繰り返してはいけない という思いは、 業界全体で強いと感じます。   あの茶番劇をきっかけに、 人材派遣業界は、 とても強くなりました。   ピンはね業と 呼ばれないために、   独自の教育制度を作る企業 も随分と増えました。   確かに全員が 派遣を望んで働いている とは言い切れません。   しかし正社員の道から ドロップアウトした 不本意型派遣労働者との しっかりと向き合う 良い会社が増えました。   メンバーシップ型から ジョブ型に少しずつ移行している 日本にとっては   人材派遣業界は とても意義のある 業界に成熟しつつあると感じます。   実は派遣業界の人たちは、 ”労働者供給事業” という部分に 微妙な感情があります。   職業安定法第44条で 労働者の供給を 行うことは原則禁止 されているからです。   だからこそ、 労働者派遣業は 存在する意味がある業界 だと高い意識で 仕事をしている人が多く、   労働者供給事業、 ピンはね業と思われない 立ち振舞と言葉を選んで きました。   しかし、ある派遣の経営者から   お前がいくら 御託並べて綺麗事言っても、 結局派遣は人身売買よ!   と言われその人とは 業界の未来や意義を 議論しなくなりました。   確かに利益を追求する 会社経営者からすれば、 御託や綺麗事に聞こえる かもしれません。   選挙の度に、   詐欺フェストに振り回された 苦い記憶と、   香ばしいコメントを思い出し、   少なくとも、 政権選択の権利だけは 放棄しないように   自分に誓った ことを思い出しました。     → 最初に戻る   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

派遣は所詮人身売買

広報シナジー

2017.10.22
日記:FAXと奮闘
シナジー活動記

日記:FAXと奮闘

ようやく、FAXが ペーパーレス化されました。 ここ最近はFAXとの 戦いの日々。 シナジーは、 事業やサービス数が多いため、 社内でも このサービスや問い合わせは 誰が担当なのか? という疑問が 山のようにある。   近年は会社に電話するよりも、 携帯電話に直接連絡が入る 時代なので、 電話の日常的な取次業務は 随分と楽になっていますが、 それでも新規の問い合わせは、 誰が受けるのかを判断するのが なかなか大変です。     FAXについても同じで、 例えば、 商工会議所からFAXが 届くとしても、 商工会議所青年部会員 であれば、杉原 商工会議所青年部OB であれば、社長、副社長 商工会議所理事 であれば、社長 青年会議所 であれば、別の社員   これがご丁寧すべて 自分のトレーに入れられている。   ○○会議所と入ると、 青年会議所と入っていても、 すべて自分のトレーに入る。 これは、 そうではないのだと、 丁寧に仕分けていく。   FAXや書類になると、 一事が万事、 こんなこととの戦いとなる。 自分がやるべき仕事に 集中しよう という 浜口さんの話が 心の底から染み入ります。     これについては 笑い話で済むのだけれど、 大変なのがFAXが 届いているのか、 届いていないのかが 全くわからないということ。     21世紀にもなって、 20世紀の遺品だと思っていた FAXは未だ大活躍しており、 発注書や報告書の多くは FAXでやり取りされています。     この 届いているか、 届いていないか、 わからないFAXを探し求める旅。 届いていても、 すでにファイリングされていて 記憶にないと皆は言う。 誰に聞いても、 たどり着かない。 しかも、 別のファイルなどに 綴じられていたりするから、 富士の樹海で 迷子を探すようなものになる。     見渡してみれば、 社内はこんなムダなことで 溢れていたりします。 FAXを電子化する。 たったこれだけのことを、 随分と遠回りして ようやく改善するのだから、 イノベーションとか、 言っている場合じゃないです。     フェイスブックで FAXに困っているというと、 多くの人が既に この問題には対応済みだという。 時代に置いて行かれてたのだと 実感しますねぇ。 発注書が 届いているか 届いていないか 確認しないといけないのは、 月末月初の、 経理も担当も 切った張ったで ピリピリしているとき。   そんなところで、 FAXの迷子探しのインタビューに 時間をとるのは、 誰から見てもかなりバツが悪い。 この不毛なやり取りから 開放される期待感で 胸がいっぱいの土曜日を 迎えた清々しい、朝。   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

日記:FAXと奮闘

広報シナジー

2017.10.21
社長の仕事
シナジー活動記

社長の仕事

昨日は、 ビジネスバンクグループの 浜口社長にお越し頂き、 プレジデントアカデミー 特別講演 社長が現場から離れるために 必要な7つのこと という、 イベントを行いました。     有料セミナーにも関わらず 100名の会場が満席!         相変わらず、 浜口さんの人気を実感します。       コンテンツは この7つのテーマ 1 社長が「仕事」をする怖さ 2 社長を会社に縛る3つの思い込み 3 現場を離れるための「経営の設計」 4 会社の外から状況を把握する「見える化」 5 自律的なチームのつくり方 6 社長不在でも現場がまわる「仕組み化」 7 会社の限界 こんな内容でした     浜口さんの 印象的なメッセージとして、 経営者の多くは、 経営をしていない。 仕事をしている。 仕事をするというのは、 部分最適を行うことであり、 経営をするということは、 全体最適をみるということ。 多くの経営者が 経営者としての 仕事をしていない。   この言葉が発せられたとき、 会場に集まった多くのひとが 頷いていました。 どこか、心当たりが あったのでしょうね。       しっかりプレジデントアカデミーの プランも説明させてもらいました^^v       その後の懇親会 広島校の会員、 今まで参加してくれ 実践してくれたメンバーが 多く集まってくれたので   賑やかな懇親会になりました。     プレジデントアカデミーは、 経営全体を体系的に取り組む活動であるため、 始まった頃は、 横のつながりというよりは、 個々が自分に向き合うという時間が長く、 一緒にワイワイという 感じではありませんでしたが、 こうして見ると、 ずいぶんと仲間が増えたなぁ と実感します。   23時を過ぎてもみんな残って ワイワイしている1次会。 なかなか貴重な経験でした。   やはり それだけいいコンテンツだったのだと 実感しています。     社長が現場を離れるためには、 仕組み化しなければなりません。 仕組み化するためには、 経営に必要になる要素を しっかりと理解して、 その要素をしっかりと 再現できるようにすること。 そのしっかりと 仕組み化に取り組んでください。 ───   ぐっとくる会社を、もっと。   ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 気になった方はこちら 【過去のオススメ記事】  【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業向け】 大学生スカウト型採用 Gメン32 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

社長の仕事

広報シナジー

2017.10.20
「WHY」を消化していますか?
シナジー活動記

「WHY」を消化していますか?

昨日、 西条庭園の本田会長が TSSのテレビ番組 そ〜だったのかカンパニー の取材ということで、   共同開発している オフィス緑化システム PazGreen(パズグリーン) の打合せ風景を取材して 頂きました。     共同開発した、 ㈱シンプロテックの 大坪社長   記者からのインタビューで、 なぜ、素材に鉄が選ばれた と思われますか?   と、聞かれ、 絶句(笑)   しかし、 ちゃんと答えられてました。 いやあ、危ない質問です。       ついでですが、 杉原もインタビュー受けてきました。   TVに映る映らないは 編集次第ですので、 後は乞うご期待という ところです。   メインが、 西条庭園の本田会長 ということで、 ものすごい気が楽でした。     ひろしまグッドデザイン賞 受賞し、テレビ取材も入る。 いい流れです。       取材が終了して 大坪さんから出たコメントが、 やはり、 どんな効果であるとか、 どういった製品であるかよりも、 「なぜこういったことを やっているのか」 そういった思いこそ 重要だよね   と、言われ 本当にいいきっかけに なったのだと感じました。   実は、 会社を表現するときも、 商品を説明するときも、 1.「Why:なぜ」 2.「How:どうやって」 3.「What:何を」 の順で想いを伝えると、 共感を得られやすくなります。     ところが、多くの人や企業は、 「Why:なぜ」を 伝えていません。   どんな人でも、 自分が「What:何を」 しているのかは理解しています。     そして、ある人々までは 「How:どうやって」 やるのかまでは 理解しています。   しかし、 「Why:なぜ」やるのかを 理解している人は 少ないとえます。       普通の人の伝え方 What:何を 私は会社員です。 How:どうやって 職人として鉄を加工しています。 Why:なぜ ・・・。       多くの企業の伝え方 What:何を 素晴らしいスペックのパソコンが誕生しました。いかがですか? How:どうやって 美しいデザイン、 動画編集もストレスなく サクサク動かせます。 Why:なぜ ・・・。       実は、Appleにファンが多いのは、 「Why:なぜ」から 伝えているためだと言われています。 人は自分が 「What:何を」するのかをわかっていても、 それが行動する理由にはつながりません。 「Why:なぜ」行動するのか理由がわかることで、 行動につき動かされるようになります。   Appleの伝え方 Why:なぜ 私達は 世界を変えられると 信じて努力しています。 その努力の結果、 How:どうやって 美しいデザイン、 動画編集もストレスなく サクサク動かせます。 What:何を 素晴らしいスペックの パソコンが誕生しました。 ひとつ、いかがですか?   Appleの伝え方では 「Why:なぜ」 から始まります。 多くの企業の伝え方と 順番を入れ替えただけですが、 確かになんだかぐっときます。     なぜ、人は「Why:なぜ」 にぐっとくるのでしょうか?     人は直感的な感情で 行動を起こすことを考えれば、 「Why:なぜ」という 信念・価値観の部分である 直感的な感情に 最初に触れることで、 行動しやすくなります。     「信念・価値観」とは 直感的な判断基準から 生まれます。   「良いか、悪いか」を冷静に 分析する理論ではなく、   「好きか、嫌いか」を 直感的に判断する 感情が最初にくる。   だからこそ、 なぜこういったものを するのか。 なぜをしっかりと自分が理解し、 説明することはとても重要なのです。   「なぜ」、しっかり説明できていますか?     ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

「WHY」を消化していますか?

広報シナジー

2017.10.19
多数にモテようとすると、少数にさえモテない。
その他ノウハウ

多数にモテようとすると、少数にさえモテない。

ホワイト企業アワードで表彰された シナジーの活動をレポートにして 欲しいと依頼され、 引き受けたのはよいものの あっという間に70項を超える勢いです。 ブログ記事からの転用もあるので 大仕事という感じはありませんが、 できあがりを読んで見ると、 誰に伝えるのか、 ぼんやりしていると 実感しています。 あれも、これも入れてしまおうとする。 本当に会社の 表現と同じです。 たくさんの顧客に好かれたい。 たくさんの人材に好かれたい。 経営者はそう切実に願います。 多数に好かれたいと思うが故に、 八方美人で、没個性で、 メッセージが曖昧になってしまう。 そんなわかりにくい 企業には、 誰もがピンとこない 時代になりました。 企業も商品も、 世の中に向かって 「どう表現するか」 が、とても大切になりました。 しかし、 ついついやってしまいます。 できるだけ多くの人に 受け入れてもらいたい、 嫌われたくない。 だから、 ターゲットを漫然と 広げてしまいます。 つまり、 誰を顧客にすべきなのか、 どういう動機で 自社および 自社の商品を選んでもらう べきなのか。 明快にすれば、 企業メッセージも 事業姿勢にも 個性がくっきりとでます。 ターゲットを 広げすぎたアプローチは、 広く伝わりそうでいて、 実は、届きにくいもの。 多数を捕まえに行って 少数さえつかめない。 最悪ですよね。 ターゲットを しっかりと絞り込む。 極端に言えば、 ターゲットを代表する あの人に届けたい! もっといえば、 その人だけに届くような 特定の個人に響かせる つもりでメッセージや 商品を発信すれば、 その明快な旗印が その一人を はるかに超えて、 社会に広く認知される。 そんな話はよくある話です。 ぐっとくる会社とは、 何色でしょう。 それは、人生いろいろ。 型にハマってはいけません。 ぐっとくる会社は、 いろいろあって、いいのです。 レポートも 誰に向けて書くか、 しっかりと考えないといけません(^^; ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

多数にモテようとすると、少数にさえモテない。

乾 恵

2017.10.18
ぐっとくる会社は、表現じょうず。
経営者向け

ぐっとくる会社は、表現じょうず。

中小企業は、 不完全です。   そして、 その不完全は、 とても魅力的です。   中小企業は、 進化と発展のまっただ中にいます。 伸びしろが大きく、 化ける可能性に胸がわきます。   だからこそ、 課題まみれで当然。   もし完全であれば、 理想も抱かないし、 何かに憧れることもない。 中小企業も同じで、 ミッションとか、 事業における信念とか。 手でさわれない高い価値を 追いかける喜びは、 不完全な私たちだからこそ、 より深く楽しく味わえるもの。   ぐっとくる? ブランド? 「私たちはBtoBだから 関係ないよ」   と、よく言われます。   B to Bだって、 突き詰めれば、 B to Cです。 企業の担当者さんだって、 地域住民のみなさんだって、 働いている社員さんだって、 人です。   その企業らしさ、 その企業ならではの旗印の わかりにくい企業だと やはり人に応援されにくく なります。 明瞭な企業としての顔つきが わかりにくいと、 商品機能とか、 他社との差別化とか、 難しく細かいスペック で勝負になります。 顔づくりが不明瞭では、 優秀な人材も採用できません。 地域の理解も共感も 得られにくいもの。     何よりも、 社員とその家族が、 会社に対して誇りや 親しみを持ちにくい。 愛社精神や 働く意欲も今ひとつ となります。   たとえ、 B to Bだとしても、 これからは企業と知っての 顔づくり、ぐっとくる旗印の 確立を疎かにすることが できない時代になりました。   人気企業と、 不人気企業のわけれ道。 それは、 好きか嫌いか。 共感するかしないか。 親しみを覚えるか否か。 ぐっとくるかこないか。   その会社ならではの商品、 その会社らしいサービス。 その会社の独自の社風、 ゆずれない哲学、 気合の入った理念や スピリッツや、 社長のへっぽこ行動。 それらが単に個性的ではなく、 多くの人々に届く普遍性、 なんらかの社会性を持ち、 なおかつ旗のように パタパタとひるがえっているなら。 そして、 人の心にぐっとくるなら。 その会社は、 人々に選ばれる ぐっとカンパニーとなります。 たとえ小声であっても、 はっきりと自己表現 していきましょう。     ───   ぐっとくる会社を、もっと。   ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業向け】 大学生スカウト型採用 Gメン32 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

ぐっとくる会社は、表現じょうず。

乾 恵

2017.10.17
目立つことの怖さ
シナジー活動記

目立つことの怖さ

採用を強化するためには、 自社を求職者に認知して 貰わなければなりません。       数ある企業の中から 自社を浮かび上がらせ なといけないわけです。     日本だけでも、 企業と呼ばれる組織が 大小織り交ぜて 400万社ほどあります。     その中で個人が認知できる 企業の数は、せいぜい数百社。     求職者は自分が認知した 企業の中から、 就職先を選ぶしかありません。     学生たちに自社を対象に 滑り込ませるためには、 自社らしさを浮き立たせること、 ベタですが、 明確な違いが必要です。     言うまでもありませんが、 自社の個性、 自社らしさが、 他社と一線を画すもので ないといけません。     採用を有利にしようと思うと 自社らしさには、 しっかりと磨きをかける 必要があります。     どれほど良い経営をしても、 カメレオンのように、 周囲の背景に溶け込んでしまい、 同一化していくと 見えなくなります。     できるだけ他社と違う 自社らしさを見出し、 それをベースに目立っていく 必要があります。     しかし、 地方の中小企業の採用の 難しさはこのあたりにあるのですが、 出る杭は打たれる という、 文化があるようです。       都心部は個性的な会社も多く、 自社の特徴を研ぎ澄まし、 様々な情報を出しています。     しかし地方では、 突き抜けたことをすると、 目立ってしまい、 経営者としても、 やりづらい感覚を持つ 社長が少なくありません。     とにかく派手にすればいい というものではなく、 できるだけ他社と違う 自社らしさを見出し、 それをベースに目立っていく。     企業理念やビジョン、 ビジネスモデル、 これらが十分に 差別化できれば、 良いのですが、 そのような大きな 差別化ポイントがない場合、 小さなものでもいいので、 とにかく自社らしさの 棚卸しをすることが大切です。     ブランドはどこで作られるのか というと、 会社の机に置いてある カレンダー、 制服、社長のスーツ、 オフィスの壁紙、 パソコンの壁紙、 会社で目にするものすべてが、 認知価値を作り出す 構成要素になります。     大きなポイントを 作り出すのが難しければ、 方向性をしっかりと決め、 小さなことを しっかりと徹底する ということもできます。   小さな声でもいいので、 しっかりとした 表現をして行く必要があります。 ───   ぐっとくる会社を、もっと。   ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業向け】 大学生スカウト型採用 Gメン32 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

目立つことの怖さ

広報シナジー

2017.10.16
曖昧な選考は、白けさせる
シナジー活動記

曖昧な選考は、白けさせる

採用活動とは 端的に言うと 1.惹きつけること      と 2.選考すること   の2つの複合となります。   会社の魅力を発信して 応募者を惹きつけ、 理解を促進することで 惹きつけを深め 選考過程に持ち込んでいく 流れになります。         中小企業や不人気業界と言われ 採用に課題を持つ企業でも、 誰でもいいという わけではありません。     求める人材に こだわる選考については、 厳然たる態度で行う 必要があります。       選考が甘い企業は、 応募すれば簡単に内定が貰える という風評が立ち、 応募者からは完全に 滑り止めの扱いを 受けてしまいます。   学生達は情報を 随分と共有しているものです。       もしも 応募者が少なくて、 ほとんど全員に 内定を出さなければならない場合でも、 しっかりとした選考活動を経て、 自分の良さが評価されて 採用されたと応募者に 思ってもらわなければなりません。       簡易的な面接を受けただけで、 合格通知をもらっても   安心はするかもしれませんが、 ありがたみは感じません。         内定を辞退するときも、 入社してから辞める時にも、 全く抵抗を感じることなく 行動に踏み切られてしまいます。       企業が人材を 選考するという重みを、 どんな形であれ 感じてもらう選考をしなければ なりません。       採用活動の最後は、 採用活動のライバル企業との 応募者の取り合いになります。     そのライバルに勝つためには、 会社の理解を促進することや、 応募者といい関係を築くことが なんといっても大事ですが、     同時に選考に重みを持たせて、 「自分は厳選な審査の結果合格した」 というありがたみを 持ってもらうことも必要です。     結局のところ、 誰でもよく、 「単なる人手が欲しいだけ」 と思わせるような選考を行っている 企業があまりに多くあります。     通常業務があまりに忙しく、 採用に避けるパワーが 限られているために そうなってしまう事情も よくわかります。     そのためにポイントになるのが、 面接力となるわけです。   短い時間でも、 中身の濃い質問や会話が できていれば、 相手は選ばれたことを誇りに思います。     反面、スキルだけ見て、 誰でも同じような対応や面接、 中身のない質問だけして     合格を伝えると、 「この会社はきっと 誰でもいいのだ」 と思われるだけです。     そうなれば、 白けた気持ちで入社して 仕事をすることになりかねません。     なので、面接には こういった質問が有効です。     ・結果よりも過程や背景を聞く ・興味を示して詳しく聞く ・ポジティブな相槌を入れる ・相手が気づいていないポイントを突っ込む     当然の話しですが、 選考には、 何を質問し、 どういった答えが返ってくるか。     ここが大切なわけです。 ───   ぐっとくる会社を、もっと。   ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業向け】 大学生スカウト型採用 Gメン32 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

曖昧な選考は、白けさせる

広報シナジー

2017.10.15
スキルではなく、スタンスを見る
シナジー活動記

スキルではなく、スタンスを見る

来月の21日 東広島商工会議所青年部が 地元企業と 地元学生の 就職促進事業を行います。   こういった事業は、 随分と舵取りが難しいものです。   東広島商工会議所青年部の 会員は法人といえども、 個人事業主から法人化して 優秀な個人事業主が 数人で頑張っているという サイズ感の会社が多く、 新卒採用に向き合うには とてもではありませんが、 まだ早いという声が多数です。     だから役員会でも 「(中途を含め) 採用を考えないので、 参加するメリットがない」 といった声も出るわけです。     ただ、 今いる社員が辞めることもあれば、 何らかのきっかけで一緒に働こう という人が現れるかもしれません。 採用するということは、 重要な技術です。     価値観の一致しない人材を採用してはいけない 人材を採用するとき、 経営者は何をみるべきでしょう。 多くの社長は、 技術や経験に注目します。     確かにこういった スキルは非常に大切です。     しかし、スキルのある人材を 採用しても 必ず安泰というわけではありません。   人材の持つスキルを活かすためには、 採用するときに忘れずにみて おかなければならないものがあります。     それは、その人のスタンスです。   スタンスは採用してから 教え込もうとする社長が多いのですが、 それが甘いのです。   他人のスタンスを変えさせるのは、 スキルを身に着けさせるよりも はるかに難しいことです。     なぜなら、 その人の仕事に対するスタンスは、 その人の人生に対するスタンス そのものだからです。     だから採用の場において、 スタンスを見極めることは、 スキルの見極め以上に重要なことです。     一口にスタンスと言っても、 それは   自立心 成長意欲 責任感 価値観   様々なものによって つくられています。     そのため、 そいういった要素が すべて一致した人を 採用するということは、 事実上不可能です。     だから、 せめて価値観が近い人材を 見極めて採用しなければなりません。     いくらよい人材であっても、 価値観の遠い人材は、 仕事に対するモチベーションが 維持することができないからです。   企業には企業の価値観があり、 それを一方的に押し付けても、 社員には受け入れてもらえません。   なぜなら、社員には、その人の 価値観があるから。   つまり採用活動とは、 このように   社長の価値観を受け入れてもらえる あらかじめ似た価値観を持っている 人材を選ぶ必要があり、 価値観の一致しない 優秀な人材を 入社させないことにあります。     私たちも、 このことに気づくまでに 価値観の一致しない優秀な人材を 採用して、その多くに去られました。   今残っている社員は よく人材レベルが高いと 評価してもらっていますが、 その最大の要因は、 会社と社員の価値観の一致だと 考えています。     両者の価値観が一致したとき、 組織は強烈な推進力を発揮します。     新卒採用にこだわる理由も、 新卒者の方が、 経験者よりもはるかに柔軟で、 価値観を一致させやすいからです。     採用活動をするということは、 経営者が どう生きるのか、 明確に宣言すること。     そこに 顧客と社員が集まってくる。   ワクワクする要素が 満載なわけです。 経営の4要素 ヒト・モノ・カネ・情報 最初に来るこの ヒト ワクワクして もっと向き合いましょう。 ───   ぐっとくる会社を、もっと。   ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業向け】 大学生スカウト型採用 Gメン32 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

スキルではなく、スタンスを見る

広報シナジー

2017.10.14
ファンに活かされ、ファンに潰される
その他ノウハウ

ファンに活かされ、ファンに潰される

今日は 酒都から 首都へ。 新橋で打合せの後で 早稲田大学 学生とビジネスアイデアを 形にしていくという打合せ。 かなり面白い話になってきました。 やっぱり面白そうとか、 ワクワクするということは 大切です。 どうしても仕事というと、 我慢するということが つきまとう気がします。 せっかくであれば、 自分が得意で 人の役に立つ仕事をしよう という話しになりました。 全くもって、その通り。 さて、昨日の続きですが、 売り込まれるのが好きな人は そうそういません。 ですから、なるべく 自然に買ってもらえるような 工夫が必要になります。 一度買ってもらったお客さんに 継続的にお付き合いしてもらう ことができると、 経営は随分楽になります。 ファンをつくる活動 っていうんですかね。 中小企業は、 このようにある特定の顧客を お得意様として成り立っている ケースが大半で、 特定の顧客の要望をしっかりと 聞き入れて、 ファン化と、 下請け的な苦しさを 両方持ち合わせて成り立っています。 特定の少ない顧客で 成り立たせるのが得意なので、 自然と、 新規顧客を開拓する集客活動や 興味をもっている 見込み客へのフォローが 不得意なままとなります。 収益性の高いファン客のみで 成り立っており、 時代や気持ちが変わり ファンが変化していくときにも その要望に無理に対応しようと 収益性を落とすため、 儲からないという構造に 変化していきます。 しかし、 収益性が高いビジネスというのは どこで生まれるかというと、 それをわかりやすく 表したのが上図です。 顧客が見込客  ↓ 購入  ↓ ファン(リピーター) という3つの段階で ステップアップしていくと、 見込客の段階では 売上が発生していないにも関わらず 広告宣伝費などの営業経費が かかるので当然、利益はマイナスです。 購入してもらって初めて利益が出る 可能性があるわけです。 しかし、ここでも売上から原価や 顧客獲得コストを引くと 大きな利益が望めない場合が多くなります。 本当に利益が出るのは、 顧客が2回以上購入してくれた時から。 なぜなら多くの場合、 新しい顧客を獲得するコストよりも 顧客維持コストの方が圧倒的に低いからです。 高い収益は2回以上購入してくださる 既存客(リピーター)によって もたらされているわけです。 なので、既存客フォローの重要性を しっかりと認識して、 顧客生涯価値を高める活動を 仕組み化しなければなりません。 顧客のファン化、 仕組み化できていますか? そして、 無理難題を言ってくる顧客に 一生懸命しがみついていませんか? 優良な新規顧客の開拓と その顧客のファン化をし続けなければ、 自然と収益性は悪化するばかりです。   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業向け】 大学生スカウト型採用 Gメン32 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

ファンに活かされ、ファンに潰される

乾 恵

2017.10.13
営業の設計図
経営者向け

営業の設計図

昨日は プレジデントアカデミー 経営の12分野 10月のテーマ サイレントセールスでした。   このプレジデントアカデミーは、 経営という 漠然としているものを、 12の要素に分けて、 自社の経営の設計図を 作り出すというプログラムです。 今月のサイレントセールスは、 お客さんに売り込まなくても 売れる仕組みをどう作るか? を、テーマに設計をしていきます。   誤解を恐れず言えば、 セールスはカンタンです。   営業の大きな分野で言えば、 商品やサービスに興味を持っている 見込客を集めてくるほうが よっぽど難易度が高く複雑です。     その 少しでも興味を持ってくれた 見込みのある人に すぐ販売をしようとするから 逃げられてしまいます。 自分に置き換えればわかりますが、 売り込まれるのは、 誰しもが嫌だからです。 そして、 売り込む方もつかれるものです。   だから、 見込みのあるお客さんに 自ら近づいてきてもらうために、 どういった会社なのか どういった商品なのか どういった思いで仕事をしてるのか どういったことが現場で起きているのか 様々な情報を事前に提供する 活動をします。 こういった、 お客さんが自ら近づいてきてくれるよう 見込み客をフォローしていきます。 買うか、買うまいか 悩んでいる人に 適切な情報を提供し続ける。     ここまできて、 本当にこの商品を 買うか、買わないか 気にしている人に初めて セールスをしようという 設計なので、 ムリに売り込む必要が なくなります。   むしろ、売るのではなく、 買ってもらいやすくするための 情報提供と、 そっと背中を押してあげる ことを手伝っていく。 これが サイレントセールスです。 サイレントセールスとは、 本当に黙っているのではなく、 お客さんが検討している商品を 買いやすくなるように 様々な情報提供をしてあげること。 そして、 買う決断をするときに、 ムリのない力で 買う勇気を与えてあげることです。 こいういったものは 属人的な技術になりやすいので、 会社全体でどのように設計するか とても大切なことです。 情報提供をしっかりとして、 興味を持ってくれている人に 商品を提供するのは、 専門家として 顧客の困りごとを どのように解決に導くのか、 とてもやりがいのある 仕事なのです。 ───   ぐっとくる会社を、もっと。   ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業向け】 大学生スカウト型採用 Gメン32 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

営業の設計図

乾 恵

2017.10.12
RECOMEND
おすすめの記事
経営マガジン”ぐっとシナレッジforEXECUTIVE vol.150″を発行しました!
お知らせ

経営マガジン”ぐっとシナレッジforEXECUTIVE vol.150″を発行しました!

こちらからダウンロードしていただけます!

経営マガジン”ぐっとシナレッジforEXECUTIVE vol.150″を発行しました!

広報シナジー

2025.06.01
内定承諾に向けたフォロー、うちはこうやってます。
キャリア採用
シナジー活動記
新卒採用(大卒・高卒)
経営者向け

内定承諾に向けたフォロー、うちはこうやってます。

内定を出しただけで「これで安心!」と思っていませんか? 実は、そこからが本当の勝負だったりします。 特に新卒採用では、学生の選択肢がたくさんある分、 「迷っている」状態で内定をキープしているケースも少なくありません。 だからこそ、私たちは「内定承諾に向けたフォロー」をとても大切にしています。 今回は、弊社で実際に行っている2つの取り組みをご紹介します!   1.内定出し後の面談で、不安や迷いを“見える化” 内定通知を出したあと、必ず「内定後面談」を行っています。 これはただの確認作業じゃありません。 学生の気持ちをしっかり聞き、不安や迷いがあればその場で丁寧に解消する時間です。 具体的にやっていること 「今の心境」を聞く 内定が出て嬉しい反面、不安もあったりします。 そこをフラットに聞いていきます。 懸念点を聞いて、ひとつずつ解消 給与、働き方、配属、教育制度など、 気になっていることがあれば正直に話してもらいます。 ギャップが起きないように説明 入社後の条件や制度を具体的に説明して、 イメージのズレを減らします。 曖昧な期待を生まないことが大事です。 特に新卒の方は、社会人になること自体に大きな不安があります。 だからこそ、こちらから積極的に「聞く・伝える」をセットでやっています。   2.採用メンバーや役員から、“あなたのための”メッセージ もう一つの取り組みが、 「採用理由とメッセージの伝達」です。 こんなふうに伝えています 採用メンバーからの一言メッセージ 選考で関わった社員が、「一緒に働けるのを楽しみにしてます!」といったメッセージを送ります。 LINEや手紙、動画など、手段は自由です。 役員から「なぜあなたを採用したのか」を伝える 面接で感じたこと、価値観の共通点、これからの期待などを、しっかりと言葉にして伝えています。 このメッセージが届くと、 「ちゃんと見てくれていたんだ」 「自分のことを理解してくれている」と、 内定者の表情がパッと明るくなるんです。 内定が“自分だけのもの”だと実感できる瞬間になります。   なぜ、ここまでやるのか? 内定者にとって、内定をもらった瞬間は スタート地点ではなく「選ぶ立場」に立つタイミング。 その時に「この会社に決めよう」と納得してもらうには 「安心」と「共感」の両方が必要なんです。 安心=不安がない、ちゃんと情報がある 共感=この人たちと働きたい、自分を見てくれている これがそろって初めて、「内定承諾」という一歩を踏み出してもらえると、 私たちは考えています。 採用のゴールは「内定を出すこと」ではなく、「一緒に働き始めること」。 その第一歩である内定承諾を、誰よりも丁寧に 支えることが、結果的に入社後の活躍にもつながっていきます。 派手な取り組みではないけれど、 “ちゃんと向き合うこと”。 それが、シナジーの採用スタンスです。

内定承諾に向けたフォロー、うちはこうやってます。

樋野 竜乃介

2025.05.25
特定技能の定期報告制度変更について~メリット・デメリットと登録支援機関の選び方~
外国人採用
採用担当者向け
経営者向け

特定技能の定期報告制度変更について~メリット・デメリットと登録支援機関の選び方~

はじめに 特定技能外国人の定期報告制度が 変更となりました。 この制度変更に伴い、受け入れ企業様や 登録支援機関にとってのメリット・デメリット、 そして今後どのように対応していくべきかについて解説します。     定期報告制度とは   特定技能の定期報告制度は、外国人材が適切な 労働環境で働けているかを確認するためのものです。 これまでは3ヶ月ごと(年4回)に行われ、 外国人材が適切に給与を受け取っているか、 休暇を取得できているか、無理な労働を強いられて いないかなどを確認する重要な仕組みでした。 この報告では、給与や労働時間の確認だけでなく、 外国人材の日常生活における困りごとや 法令順守の状況、また支援機関として どのようなサポートを行ったかも報告します。 例えば、銀行手続きの同行や マイナンバーカード取得の手伝いなど、 日常的なサポート内容も含まれます。   制度変更の内容   今回の変更点は主に以下の2点です。 1.報告頻度の変更: これまで3ヶ月ごと(年4回)だった報告が、1年に1回になりました。 2.面談方法の変更: これまで全ての面談は対面で行う必要がありましたが 年1回の報告時のみ対面で行い、その他の面談はオンラインでも可能になりました。   メリット   受け入れ企業にとってのメリット 書類準備の負担軽減: 賃金台帳などの準備が年1回になるため、手間が大幅に削減されます 担当者の時間的負担軽減: 特に経営者が外国人担当者の場合、面談時間の調整が楽になります コスト削減の可能性: 登録支援機関によっては報告頻度の減少に伴い、料金を見直す場合もあります   登録支援機関にとってのメリット 報告業務の効率化: 年1回の報告になることで、書類作成や提出の手間が削減されます 移動時間・コストの削減: 特に遠方の企業担当の場合、移動に関わる時間やコストが大幅に削減できます オンライン面談の許可: 対面での面談が年1回になり、その他はオンラインで可能になったことで、柔軟な支援が可能になります   デメリットと懸念点   しかし、この制度変更には、 いくつかの懸念点もあります。   ①外国人材との関係性の希薄化 対面での面談が減ることで、外国人材との関係性が薄れる可能性があります。 定期的な対面での面談では、公式な質問事項以外 にも、雑談の中から様々な問題が見えてくることがあります。 オンラインだけでは捉えきれない非言語的なコミュニケーションも重要です。 ②問題の早期発見機会の減少 報告が年1回になることで、外国人材が抱える問題や 企業とのミスマッチを早期に発見する機会が減少します。 これは結果的に離職や転職のリスク増加につながる可能性があります。 ③サポート品質の格差拡大 報告頻度の減少により、登録支援機関間の サポート品質の格差が広がる可能性があります。 外国人サポートの頻度や面談方法を簡素化させて 価格訴求型の対応を行う機関と、 従来通りのサポートを今後も継続する機関との差がより明確になるでしょう。     株式会社シナジーの方針   私たち株式会社シナジーでは、 制度が変更されたからといって、すぐにサポート内容を変更するつもりはありません。 当面の間は、これまで通り3ヶ月ごとに面談を行い、給与や労働条件の確認もこれまで通り行っていきます。 その理由は単純です。定期報告の目的は 単なる報告義務を果たすことではなく、 外国人材と受け入れ企業の関係を適切に管理し、 問題を早期に発見・解決することにあると考えているからです。 3ヶ月という期間は、この目的を達成するために適切な間隔だと考えています。 ただし、企業様のご要望や状況に応じて、 より効率的な方法を検討することも可能です。 重要なのは、外国人材へのサポート品質を落とさないことです。   登録支援機関の選び方 - 価格だけで判断しないために   外国人材を受け入れる際の登録支援機関選びは、 特定技能の期間(最大5年間)を考えると非常に重要な決断です。 制度変更によって料金を下げる機関も出てくるかも しれませんが、価格だけで判断することはおすすめできません。 実際に弊社の得意先様についても、コスト重視で 支援機関に依頼した結果、受入企業様に 思った以上の負担と手間が掛かったため、 地元の業者であるシナジーの依頼したという話もいくつかありました。 そういったことにならないように、以下のポイントを確認してください。 1. 具体的なサポート内容を確認する 実際にどこまでサポートしてくれるのかを具体的に確認しましょう。 例えば以下のような項目が考えられます。 入国時の手続きはどこまでサポートしてくれるか 入管への書類提出は代行してくれるか 市役所や銀行での手続きに同行してくれるか 生活に必要な買い物などのサポートはあるか 2. 緊急時の対応力を確認する こちらは実際にあったお話です。 ある外国人が広島空港に夜遅く到着した際、 当初の予定では会社の寮にそのまま案内する予定 でしたが、到着が遅くなったため、急遽空港近くの ホテルを手配し、翌朝に会社へ案内するという対応をしました。 このような予定外の事態にも柔軟に対応できる機関かどうかは重要なポイントです。 3. 距離的な問題を考慮する 登録支援機関が遠方にある場合、緊急時の対応や 日常的なサポートが難しくなる可能性があります。 特に初めて日本に来る外国人材には、様々な場面で サポートが必要になります。 地理的に近ければすべての問題が解決できる という訳ではありませんが、遠ければいざという時に 物理的に対応ができない事があるのも事実です。 たとえ距離が遠くても、緊急時に対応可能な体制を 持っている機関を選ぶことが望ましいでしょう。   おわりに 特定技能の定期報告制度の変更は、 企業や登録支援機関にとって業務の効率化という メリットをもたらしますが、外国人材との関係性維持や 問題の早期発見という点では課題も残されています。 最終的に大切なのは、制度変更に振り回されず、 外国人人材が安心して働き、生活できる環境を整えることです。 そのためには、単に報告義務を果たすだけでなく、継続的で質の高いサポートを提供することが重要です。   外国人採用はシナジーにお任せください!   私たち株式会社シナジーは、これからも外国人材と 受け入れ企業の橋渡し役として、質の高いサポートを提供していきます。 特定技能外国人の採用や支援についてご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。  

特定技能の定期報告制度変更について~メリット・デメリットと登録支援機関の選び方~

広報シナジー

2025.05.20
その清掃、本業の妨げになっていませんか?~日常清掃の外部委託で、業務効率と職場環境を同時に改善~
経営者向け

その清掃、本業の妨げになっていませんか?~日常清掃の外部委託で、業務効率と職場環境を同時に改善~

日々の清掃業務で、こんなお悩みはありませんか? 従業員が清掃しており、残業が増えている 自社で掃除しているが、なかなか綺麗にならない 見落としが多く、清掃レベルにバラつきがある 業務が忙しく、清掃まで手が回らない こうした状況は、働く環境だけでなく、 社員のモチベーションや企業の印象にも影響を及ぼします。 そんな時こそ、シナジーの日常清掃サービスをご活用ください。 弊社では、トイレや共用部、通路の落ち葉清掃、 会議室など、施設内外のあらゆるエリアを対象に、 決められた日時で定期的に清掃を実施しています。 社員の手を煩わせることなく、常に清潔で快適な 環境を保つことで、本来の業務に集中できる職場を実現します。   シナジーに依頼するメリット 社員の清掃業務をゼロに → 残業削減&業務集中 作業報告書の提出で進捗と品質を可視化 時間とコストを抑え、清掃レベルも安定 清掃に加え、洗車・給油・配達物の配送などの ”+α業務”にも対応 対応実績 工場・事務所・病院・マンションなど、多種多様な施設で清掃実績があります。 お客様からはこんな声も寄せられています。 「清掃スタッフの丁寧な対応に、現場全体が 高く評価しています」 「いつも清潔な会議室で、お客様を迎えるのに 自信が持てるようになりました」 「従業員のモチベーションが上がり、 社長も大変喜んでいます」   ご依頼の流れ   1.ご相談 2.現地調査・ヒアリング 3.お見積り 4.ご契約 5.作業開始(最短1週間)   よくあるご質問 Q.清掃費用はどれくらいですか? →作業内容や面積によって異なりますが、  まずは無料でお見積りいたします。 Q.いつから始められますか? →最短1週間でスタート可能です。  急ぎの対応もご相談ください。 「清掃に人手を割くのは、そろそろ限界…」 そんなときは、私たちシナジーにご相談ください。 清掃+αのサポートで、貴社の業務をよりスムーズに、 効率的に支えてまいります。

その清掃、本業の妨げになっていませんか?~日常清掃の外部委託で、業務効率と職場環境を同時に改善~

小濱亮介

2025.05.15
新入社員教育のポイントと効果的な進め方
キャリア採用
シナジー活動記
新卒採用(大卒・高卒)
経営者向け

新入社員教育のポイントと効果的な進め方

4月は新たな生活が始まる季節です。 企業にとっても、新入社員を迎え入れる 大切な時期です。 これからの成長を支えるために、 効果的な研修を実施し、即戦力となる人材に育てていくことが求められます。 今回は、実際に弊社ではどのように新入社員教育を 行なっているのか紹介いたします。   必要なスキルの洗い出し まずは、新入社員に身につけてほしいスキルや知識を洗い出します。 ビジネスマナー (挨拶・メール・電話対応・名刺交換など) コミュニケーション能力 (報告・連絡・相談の徹底) 基本的なPCスキル (Excel・Word・社内システムの使用) 業務知識 (自社のビジネスモデルや商品・サービスの理解) 課題解決力 (問題が発生した際の対応方法を学ぶ) など これらのスキルを効率的に習得できるよう、研修内容を設計していきます。   効率的な研修スケジュールの立案 新入社員研修は、段階的に学べるスケジュールを組むことがポイントです。 理想の状態をいつまでに作りたいかを設定し、 スケジュールを立案していきます。 第1週:基礎研修(導入・社会人マナー) 会社概要・事業内容の説明 ビジネスマナー (挨拶・名刺交換・メール・電話対応) 社内ルール・システムの使い方   第2〜3週:業務基礎研修 業務の流れを学ぶ (動画・マニュアルを活用) 実際の業務をシミュレーション (簡単なタスクをやってみる) OJT (先輩社員がサポートしながら実務体験)   第4週:振り返り&実務テスト 研修内容の復習 確認テストを実施し、理解度をチェック 研修後のフィードバックと今後の課題設定 このように基礎から応用へとステップを踏むことで、 新入社員のスムーズな業務習得をサポートできます。   テストで基準を設け理解度を可視化 研修の成果を測るために、定期的にテストを実施することも重要です。 例えば、以下のような基準を設けると効果的です。 ビジネスマナーテスト (名刺交換やメールの作成を実践) 業務知識テスト (社内システムや業務の流れを問う) ロールプレイング (上司や先輩社員との模擬業務) これらをクリアすることで、研修 の達成度を可視化し 個々の課題 を明確にできます。   新入社員研修は、企業文化を伝え、スキルを身につけてもらう重要な機会です。 効率的な研修スケジュールを組み、テストで習熟度を 測りながら、動画やマニュアルを活用することで、 教育コストを抑えつつ、 質の高い研修を実現できます。 これからの時代に合わせた研修方法を取り入れ、 新入社員の成長を しっかりサポートしていきましょう。

新入社員教育のポイントと効果的な進め方

樋野 竜乃介

2025.04.25
支援開始から4ヶ月、無料媒体のみで、3職種で採用に成功! “任せる”ことで見えた余裕と可能性。採用が、前向きになれた瞬間
採用事例

支援開始から4ヶ月、無料媒体のみで、3職種で採用に成功! “任せる”ことで見えた余裕と可能性。採用が、前向きになれた瞬間

キッタカホンダ販売株式会社 専務取締役 橘高 智一 様 キッタカホンダ販売株式会社様は、広島県東広島市安芸津町に本社を構え、 新車・中古車の販売から、車検・点検・整備・修理まで、地域のお客様のカーライフを幅広く支えている自動車販売・整備会社です。 “地球環境の保全”を最重要課題と位置づけ、地域の方々に寄り添いながら、お客様に喜ばれるグリーンディーラーを目指しておられます。 今回は、どのような経緯でシナジーに依頼されたのか、そして今後の展望についてお話を伺いました。 キッタカホンダ販売株式会社様 HPはこちらから シナジーのサービスを利用される前の採用活動の課題は何でしたか? シナジーさんを利用する前は、会社のホームページ上で募集を掲載していました。 とはいえ、あくまで「応募があればいいな」程度のもので、本格的な採用活動ではありませんでした。 本格的な募集を検討した背景には、ありがたいことにお客様からのご依頼が増え、現状の人員では対応しきれないという課題がありました。 また、今後の経営体制を見据え、私自身を含めた経営陣がコア業務に集中できるよう、業務の一部を分担していく必要があり、そのための人材確保が必要でした。 数あるサービスの中から、シナジーをお選びいただいた経緯 シナジーさんを知ったのは、あるビジネスマッチのイベントの場でした。 自社の課題を共有する機会があり、その場でシナジーの大武マネージャーからが採用に関する支援をしていることを伺ったのがきっかけです。 コロナ禍には、複数の求人媒体などのサービスの話も伺いましたが、首都圏の企業様が多く、打ち合わせもすべてオンラインでした。 安芸津という地場の空気感や町の雰囲気を知らない方にお任せするのは不安があり、当時は契約に至りませんでした。 その点、シナジーさんは同じ広島県の企業であり、当社が地域の方々とのつながりを大切にしていることも理解してくださり、安心してお任せできると感じ、契約を決めました。   シナジーのサービスを導入されて印象的だった部分や、良かった点はなんですか? 正直、どのように採用活動を進めていけばいいのか分からず、困っていました。 これまで本格的な採用活動から長らく離れていたこともあり、どんな手法があるのか、今のトレンドや自社にとって最適な進め方が見えていませんでした。 そんな中、シナジーさんは当社の意見や状況を丁寧にくみ取って進めてくださり、媒体の手続きなど、自分たちでは手が回らない部分までしっかりサポートしてくれました。 また、現状に合わせた採用アドバイスも的確で、安心してお任せすることができました。 シナジーが支援に入ったことで、どのような採用成果が得られましたか? 無料媒体を活用して、接客事務1名、営業職1名が入社。さらに、自動車整備士1名の内定承諾待ちという結果を得ることができました。 当初は、同じメーカーの車種を扱う他店との差別化が難しく、市街に人が流れる中で「どこに求人を出すか」ばかりを気にしていました。 しかし、支援を受ける中で「どんな人に働いてほしいのか」「どんな価値を届けていきたいのか」といった根本的な部分を深掘りすることで、採用設計の重要性に気づくことができました。   採用活動を行っていく中で、大事にしていた考え方・価値観はありますか? 採用で重視していたのは、「長く働いていただけるかどうか」です。 以前は10ヶ月や1年ほどで辞めてしまうケースがあり、なかなか定着しにくい状況が続いていました。 だからこそ、「この先、長く一緒に働いていける人かどうか」を大切に見ています。 また、スキルや経歴以上に、その人の“人間味”や“やる気”を重視しています。 当社には古くからのお客様が多く、お客様との距離も非常に近いです。 そのため、システム的なやり取りではなく、温かみのある、気持ちが通じ合うようなコミュニケーションが求められる場面も多くあります。 そういった意味でも、「どんな人を採用するか」だけでなく、「この先、どんな会社でありたいか」を見据えた採用が必要だと感じています。   今後どのようなビジョンを描いていらっしゃいますか? 私自身、今年で40歳になりました。 当社はすでに80年近い歴史がありますが、これから先は“100年続く企業”を本気で目指していきたいと考えています。 現在、世界情勢は不安定ですし、自動車業界も大きな転換期を迎えています。 関税の問題ひとつを取っても、数年前とは状況がまったく異なり、何が起こるかわからない時代です。 だからこそ、自分たちの強みとは何か、地域のお客様にどう必要とされてきたのか、そういった原点を改めて見つめ直すことが必要だと思っています。 その上で、時代に合った柔軟性を持ちながら、100年企業という大きな目標に向かって進んでいきたいです。  

支援開始から4ヶ月、無料媒体のみで、3職種で採用に成功! “任せる”ことで見えた余裕と可能性。採用が、前向きになれた瞬間

乾 恵

2025.04.18
最先端AIから夏フェスまで!進撃の警備会社とは?!
経営者向け

最先端AIから夏フェスまで!進撃の警備会社とは?!

今回は弊社のグループ会社である 株式会社シナジーコミュニケーションズについて ご紹介します。 シナジーコミュニケーションズでは、警備業を中心として 活動をしています。 「人材不足だ」と特にブルーワーカーは言われているように 警備業界は深刻な人材不足と労働者の高齢化が進んで いますが、そんな中でシナジーコミュニケーションズには 警備員が約100名在籍しており、平均年齢40歳という 若手からベテランまで在籍している バランスの取れた会社です。 広島県や山口県を中心に活動しております。 もし街中で青い制服を見かけたら、 それは弊社の警備員かもしれません。 警備業務には、施設警備業務、交通誘導警備業務、 危険物等運搬業務、身辺警備業務などがあります。 シナジーコミュニケーションズは主に交通誘導警備業務を 中心に、施設警備業務も展開しております。 警備隊員が安定した生活を送れるよう、 給与水準と待遇の向上を実施しており、また、 働きやすい環境づくりに注力しています。 その結果、警備隊員の仕事へのやりがいが高まり、 サービス品質を大きく向上することができました。 交通誘導警備業務は、高速道路や一般道路の工事現場での 警備に加え、 夏フェス、イベント、花火大会などの 雑踏警備まで、幅広く対応してい ます。 毎年8月には四国最大級の夏フェス『MONSTER bash』の 警備も担当。 フェス会場の中心で、来場者の安全確保に 笑顔で取り組む警備員の姿が 見られます。 近年、片側交互通行の分野には AI化の波が押し寄せています。 2023年7月、私たちは広島県で初めてAI交通制御システムを 使用した 片側交互通行を実現しました。 これからも、世に必要とされるサービスを目指して、 活気ある会社づくりに尽力してまいります。 警備に関するお問い合わせは、お気軽に弊社まで ご連絡ください。

最先端AIから夏フェスまで!進撃の警備会社とは?!

小濱亮介

2025.04.15
特定技能の定期報告とは?提出手続きをわかりやすく解説!
新卒採用(大卒・高卒)

特定技能の定期報告とは?提出手続きをわかりやすく解説!

特定技能外国人の受け入れを始めた企業にとって、1年ごとの定期報告は避けて通れない重要な業務です。 特定技能に関する報告は、企業が外国人従業員の受け入れ状況や労働環境について、出入国在留管理庁へ定期的に報告することが義務付けられています。これまで四半期ごと(年4回)の提出が求められていた定期届出は、2025年4月から「年1回」へと変更されました。 本記事では、定期報告の基本的な内容やその重要性を解説する前に、まず今回の制度変更のポイントについてご紹介します。その後、定期報告の概要や改正内容について、詳しく解説していきます。 定期報告の変更点 定期届出の提出が「年1回」に変更! これまで四半期ごと(年4回)の提出が必要だった定期届出は、2025年4月1日から「年1回」の提出へと変更されます。 新制度スタート:2025年4月1日〜 初回の提出期間:2026年4月1日〜5月31日 この変更により、報告業務の簡素化が期待される一方で、1回の報告に必要な情報量が増える可能性もあるため、日々の記録や管理体制をしっかり整えておくことが重要です。 注意点:旧制度(2025年度分)の提出も必要! 新制度が始まるとはいえ、2025年度第4四半期(旧制度分)の届出は、2025年4月15日までに提出が必要です。制度移行期は、うっかり提出漏れが起きやすいため、スケジュールの確認をお忘れなく! オンライン面談が可能に! 今回の改正では、定期面談についても大きな変更がありました。これまで「対面のみ」とされていた定期面談が、条件付きで「オンライン対応可」となります。 ■ オンライン面談の主なルール 面談対象者の事前同意が必要 面談の録画・保存が義務付けられる(一定期間) 年一回以上の対面面談が望ましい 初回面談は対面での実施が望ましい オンライン面談が可能になることで、遠方に住む技能実習生や、スケジュール調整が難しいケースでも柔軟に対応できるようになります。 ただし、運用にはルールがあるため、今後公表されるガイドラインを確認のうえ、適切な対応が必要です。 制度の見直しによって、現場にとっての業務負担は軽くなりつつも、新たに求められる対応も出てきます。支援機関や受入れ企業としては、制度の趣旨を理解しつつ、引き続き安心して働ける環境づくりに努めていきたいですね。 特定技能の「定期報告」とは何か 定期報告の目的と意義 特定技能の定期報告は、外国人従業員の適切な管理と支援を確保するための重要な手段です。この報告により、企業は特定技能外国人の労働条件、健康、福祉の状況を出入国在留管理庁に定期的に提供することが求められます。目的は、外国人従業員が日本で公正な待遇を受け、適切な労働環境のもとで働けるようにすることです。 定期報告は、特定技能外国人の受け入れ企業が直面する可能性のある課題や問題を早期に特定し、解決策を見つけるための基盤を提供します。 また、報告プロセスを通じて、企業は自社の管理体制や支援体制を見直し、改善する機会を得ることができます。 報告の内容には、以下のような項目が含まれます。 外国人従業員の雇用状況 給与の支払い状況 健康状態 労働条件 など これらの情報は、出入国在留管理庁が特定技能外国人の受け入れ状況を監視し、必要に応じて支援や指導を行うための重要なデータとなります。 定期報告は、単なる形式的な手続きではなく、特定技能外国人と受け入れ企業双方の利益を守るための重要なプロセスです。適切な報告を行うことで、企業は外国人従業員の権利を保護し、良好な労働環境を維持することができるのです。 定期報告の対象となる外国人とは 定期報告の対象となるのは、特定技能ビザを持つ外国人従業員です。このビザは、特定の技能を持つ外国人が日本で働くことを可能にするもので、介護、建設、農業など、日本国内で人手不足が顕著な分野での就労が認められています。 特定技能について理解を深めたい方は、こちらの記事をご覧ください。 [blogcard url="https://www.kk-synergy.co.jp/saiyo/567806/"] 対象となる外国人は、日本での就労を開始してから四半期ごとに、その就労状況や生活状況に関する情報を受け入れ企業を通じて報告する必要があります。 報告を怠ることによる罰則 報告を怠った場合の罰則は、特定技能外国人の受け入れを行う企業にとって重大な影響を及ぼす可能性があります。報告義務を怠ると、出入国在留管理庁からの指導や警告を受けることになり、最悪の場合、特定技能外国人を受け入れる資格を失うこともあるのです。 このような罰則は、特定技能外国人の適切な管理と支援を確保するためのものであり、企業がこの義務を真摯に受け止め、適切な報告を行うことの重要性を強調しています。定期的な報告を通じて、企業は外国人従業員の労働環境や生活状況に関する問題を早期に発見し、改善策を講じることが可能となります。 特定技能の定期報告にも関わる「登録支援機関」とは 特定技能外国人の受け入れにおいて、登録支援機関の役割は非常に重要です。これらの機関は、外国人従業員と受け入れ企業の間で円滑なコミュニケーションを促進し、定期報告のプロセスをサポートします。このセクションでは、登録支援機関がどのようにして特定技能外国人と受け入れ企業を支援するのかを掘り下げていきます。 登録支援機関の役割と責任 登録支援機関は、特定技能外国人の受け入れ企業と外国人従業員の間に立ち、双方が直面する可能性のある課題を解決するためのサポートをします。これらの機関の主な役割は、外国人従業員が日本での生活と仕事にスムーズに適応できるようにすることです。 登録支援機関は、外国人従業員が適切な労働条件のもとで働けるように、また、彼らが直面する可能性のある問題や不安に対処できるように、さまざまなサポートを提供します。支援の一例は以下の通りです。 言語の壁を越えたコミュニケーションのサポート 生活面でのアドバイス 法的手続きの支援 など また、登録支援機関は定期報告のプロセスにおいても重要な役割を果たします。これらの機関は、報告書の作成や提出に関するアドバイスをし、必要な書類が正確に、そして期限内に提出されるように支援するのです。 このようにして、登録支援機関は特定技能外国人と受け入れ企業の橋渡し役として機能し、双方の利益を守るための重要な役割を担っています。 登録支援機関が行う面談 登録支援機関による面談は、外国人従業員の就労状況や生活状況を把握し、彼らが直面している問題を特定するための重要な手段です。面談を通じて、登録支援機関は外国人従業員の声を直接聞き、必要に応じて適切なサポートやアドバイスを提供することができます。 面談では、労働条件、健康状態、生活環境、職場での人間関係など、外国人従業員の幅広い側面について話し合います。このプロセスは、外国人従業員が直面する可能性のある問題を早期に特定し、解決策を見つけるために不可欠です。 また、面談の結果は定期報告の作成にも役立ち、出入国在留管理庁への報告内容をより正確かつ詳細にすることができます。 特定技能の定期報告の作成と提出 特定技能の定期報告は、外国人従業員の受け入れ状況を適切に管理し、報告するための重要なプロセスです。このセクションでは、報告書の作成と提出に必要な手順、サポートを受ける場合と自社で行う場合の必要書類、そして提出方法について説明します。 登録支援機関の支援を受けている場合の必要書類 登録支援機関の支援を受けている場合、定期報告のプロセスは大きく簡略化されます。登録支援機関は、報告書の作成から提出までの手続きをサポートし、必要な書類の準備や提出方法に関するアドバイスをしてくれるからです。必要書類には、特定技能外国人の受入れ状況、給与の支払い状況、労働条件、健康状態などに関する情報が含まれます。 登録支援機関は、これらの情報を収集し、適切な形式で報告書を作成します。また、報告書には、外国人従業員の就労状況や生活環境に関する変更があった場合の詳細も含めなければなりません。登録支援機関は、これらの情報を正確に、かつ期限内に出入国在留管理庁に提出するためのサポートをしてくれます。 自社で支援を実施している場合の必要書類 自社で支援を実施している場合、定期報告の責任は完全に企業に委ねられます。この場合、企業は特定技能外国人の受入れ状況に関する全ての情報を自ら収集し、報告書を作成しなければなりません。必要書類には、受入れ状況、給与の支払い状況、労働条件、健康状態、そして任意で外国人従業員の満足度や職場での経験に関するフィードバックが含まれます。 企業は、これらの情報を適切な形式で報告書にまとめ、出入国在留管理庁に提出する必要があります。 定期報告書の書き方と提出方法 定期報告書の書き方には、出入国在留管理庁が提供する指定のフォーマットやガイドラインに従うことが求められます。報告書には、1年ごとの外国人従業員の就労状況や生活環境に関する詳細な情報を明確に記載しなければなりません。また、報告書は、指定された提出期限内に出入国在留管理庁に提出する必要があります。 提出方法は、「郵送」「オンライン提出」「窓口への持ち込み」のいずれかです。最近では、オンラインでの提出が推奨されており、これによりプロセスの効率化と迅速化が図られています。企業は、出入国在留管理庁のウェブサイトで提供されるオンラインシステムを利用して、報告書を簡単に提出することができます。 提出期限と問題が発生した際の対処法 提出期限は、翌年度の4月1日~5月31日に設定されます。企業はこの期限を厳守することが求められますが、万が一提出が遅れる場合は、速やかに出入国在留管理庁に連絡し、対処法を相談しなければまりません。問題が発生した場合、出入国在留管理庁は通常、企業に対して指導やアドバイスを提供し、問題解決に向けて協力します。 定期報告は、特定技能外国人の適切な管理と支援を確保するために非常に重要です。企業は、このプロセスを真摯に受け止め、適切な報告を行うことで、外国人従業員の権利と福祉を守る責任があります。 特定技能「定期報告」の書類作成のポイント 定期報告の書類作成は、特定技能外国人の適切な管理と支援のために重要なプロセスです。このセクションでは、報酬や賃金台帳の記載内容、書類作成時のチェックポイント、そして書類の保存と管理の重要性について、具体的なポイントを解説します。 報酬や賃金台帳の記載内容と注意事項 報酬や賃金台帳の記載内容は、特定技能外国人の労働条件の透明性を保証する上で非常に重要です。報酬の部分には、基本給、残業手当、その他の手当など、外国人従業員が受け取る全ての報酬を詳細に記載する必要があります。賃金台帳には、支払われた報酬の日付、金額、そして支払いの根拠となる労働時間などが明確に記録されていなければなりません。 記載する際の注意事項としては、全ての情報が正確であることを確認することが挙げられます。また、賃金の不公平が生じないように、特定技能外国人と同様の業務を行う日本人従業員との間での報酬の比較も重要です。この比較を通じて、外国人従業員が公正な待遇を受けていることを保証することができます。 書類作成時のチェックポイント 書類作成時には、いくつかのチェックポイントがあります。 まず、提出する書類が出入国在留管理庁の要求するフォーマットに沿っているかを確認することが重要です。また、提出する情報が最新のものであること、そして全ての必要なセクションが完全に記入されていることを確認する必要があります。 さらに、書類作成時には、外国人従業員のプライバシーを尊重し、個人情報の保護に十分注意を払うことが求められます。個人情報の取り扱いに関しては、適切なセキュリティ対策を講じ、不必要な情報の開示を避けることが重要です。 書類の保存と管理の重要性 書類の保存と管理は、将来的に発生するかもしれない問題に対処するためにも重要です。定期報告に関連する書類は、指定された期間(通常は少なくとも5年間)保存する必要があります。これにより、出入国在留管理庁からの問い合わせに対して迅速に対応することができます。 書類の管理においては、情報の機密性を保持するための適切な措置を講じることが重要です。電子的に保存する場合には、データのバックアップを定期的に取り、不正アクセスから保護するためのセキュリティ対策を施しましょう。 定期報告の書類作成と管理は、特定技能外国人の適切なサポートと保護を確保するために不可欠なプロセスです。企業は、これらのポイントを遵守することで、外国人従業員との信頼関係を築き、彼らが安心して働ける環境を提供することができます。   定期報告が4半期から1年単位に代わったことによるメリット・デメリット 2025年4月の制度改正により、これまで四半期(年4回)ごとに行われていた「特定技能の定期報告」が、年1回の提出に変更されました。 この変更によってどのようなメリット・デメリットがあるのかを整理してみたいと思います。 年1回になったことによる【メリット】 1. 書類準備の負担が軽減! これまで年に4回提出が必要だった定期報告が1回になったことで、報告書類の準備にかかる事務負担が大幅に軽減されました。支援機関・受入れ機関にとっては、手続きの簡素化は非常に大きなメリットといえるでしょう。 2. 面談のオンライン化で、場所の制約が軽減 定期面談がオンラインでも実施可能となったことで、遠方に住む特定技能外国人とのコミュニケーションがスムーズに。 移動の手間も省け、柔軟な対応が可能になりました。 ※定期面談については引き続き3か月に1回以上行う必要がございます。(オンラインでの面談も可能ですが一定に条件がございます。また1年に1回以上は対面での面談が望ましいとされています。また受入れ後初めての面談、および面談担当者変更後初めての面談については対面による面談を実施する事が望まれます。) 一方で気になる【デメリット】も… 1. 顔を合わせる機会の減少による影響 対面型の定期面談が減る事で直接顔を合わせて話す機会が減るものと考えられます。これまでは対面の中で、特定技能外国人の体調や生活の変化、仕事の悩みなど“見えにくい問題”にも気付ける大切な時間となっていましたが、今後はそういた部分が見えにくくなる恐れがございますので、これまでとは違ったコミュニケーション方法を取る事で細やかな変化をキャッチする必要がございます。 2. 日本語学習の機会が減少する可能性も 面談では業務以外の話題、例えば休日の過ごし方や家族のことなど、日常生活に関する会話も行っていました。これらのやりとりが、日本語を実践的に使う場としても機能しているため、面談がオンライン化する事で内容が簡易化し日本語学習の機会が減ってしまう可能性もあります。 こうしたメリット・デメリットを踏まえ支援の質を維持しつつ、制度の柔軟性を上手に活かしていくことが、今後より重要になっていきそうです。 オンライン化する事で想定されるリスクを避ける為にシナジーとしては当面の間、これまで通り四半期ごとに対面式の面談を行います。 まとめ この記事では、特定技能の定期報告について、その重要性から具体的な作成・提出プロセスに至るまで、企業の採用担当者や人事部の方々が理解すべき要点を解説しました。以下にその要点をまとめます。 特定技能の「定期報告」とは何か:特定技能外国人の受け入れ状況を出入国在留管理庁に報告する義務付けられたプロセスです。この報告は、外国人従業員の適切な管理と支援を確保するために重要です。 登録支援機関の役割:登録支援機関は、特定技能外国人と受け入れ企業の間で円滑なコミュニケーションを促進し、四半期報告のプロセスをサポートします。 定期報告の作成と提出:報告書の作成には、外国人従業員の受け入れ状況、給与の支払い状況、労働条件などに関する情報が必要です。提出方法には、郵送やオンライン提出、窓口への持ち込みがあります。 書類作成のポイント:報酬や賃金台帳の記載内容には、全ての報酬を詳細に記載する必要があります。書類作成時のチェックポイントには、フォーマットの確認や情報の正確性が含まれます。書類の保存と管理は、将来的な問題に対処するために重要です。 このガイドを通じて、特定技能の定期報告に関する理解を深め、適切な手続きの実施を支援することを目指しました。適切な報告を行うことで、企業は外国人従業員の権利と福祉を守り、良好な労働環境を維持することができます。特定技能外国人の受け入れと管理に関わるすべての方々が、この記事を参考にして、責任を持って対応していただければ幸いです。 よくある質問 Q1: 特定技能の定期報告にはどのような必要書類がありますか? A1: 特定技能の定期報告には、以下の必要書類が含まれます。 受入れ・活動状況に係る届出書 特定技能外国人の受入れ状況・報酬の支払状況(参考様式第3-6号別紙) 賃金台帳の写し 報酬支払証明書 これらの書類は、外国人従業員の労働条件、給与の支払い状況、健康状態などを報告するために必要です。 Q2: 特定技能の定期報告で「3-6」とは何を指しますか? A2: 「3-6」とは、特定技能外国人の受入れ状況や報酬の支払い状況を報告するための参考様式のことを指します。この様式は、1年ごとの報告において、企業が出入国在留管理庁に提出する必要がある書類の一つです。 Q3: 「3-6別紙」とは具体的にどのような内容を含む書類ですか? A3: 「3-6別紙」は、特定技能外国人の受入れ状況・報酬の支払状況を詳細に記載するための書類です。ここには、外国人従業員の氏名、生年月日、性別、国籍、住所、在留カード番号、活動日数、給与額など、具体的な就労情報が含まれます。 Q4: 特定技能の定期面談とは何ですか?どのように実施すべきですか? A4: 特定技能の定期面談は、外国人従業員の就労状況や生活状況を把握し、彼らが直面する可能性のある問題を早期に特定するために行われます。面談は、登録支援機関または企業によって3ヶ月に1回以上実施され、外国人従業員の健康状態、労働条件、生活環境などについて話し合います。 Q5: 特定技能の定期報告はオンラインで提出できますか?その方法は? A5: はい、特定技能の定期報告はオンラインで提出することが可能です。出入国在留管理庁は、オンラインでの提出を推奨しており、そのためのシステムを提供しています。企業は、出入国在留管理庁のウェブサイトにアクセスし、必要な書類をデジタル形式でアップロードすることで、報告書を提出できます。オンライン提出には、ログインIDとパスワードが必要になる場合があるため、事前に登録手続きを完了させておくことが重要です。

特定技能の定期報告とは?提出手続きをわかりやすく解説!

乾 恵

2025.04.14
カジュアル面談の重要性と成功の秘訣
キャリア採用
採用担当者向け
新卒採用(大卒・高卒)
経営者向け

カジュアル面談の重要性と成功の秘訣

弊社では、採用活動においてカジュアル面談を 導入しています。 カジュアル面談とは、 ”お互いを知るための気軽な対話の場”のことです。 説明会という形ではなく、1対1の対話の中で お互いを知りながら、マッチングを図っていくことを大事にしています。     なぜカジュアル面談が重要なのか カジュアル面談は、求職者と企業双方にとって 相互理解を深める絶好の機会です。 正式な選考プロセスに入る前に、企業文化や 業務内容についての具体的な情報を共有できるため、 ミスマッチを防ぐ効果があります。 特に求職者にとっては、気軽に企業の雰囲気を感じられる場となり、 応募への心理的ハードルを下げる役割を果たします。   カジュアル面談の進め方 1. 事前準備 面談の目的を明確にする。 会社概要や事業内容、ポジションに関する基本情報を整理する。   2. 面談当日 和やかな雰囲気作りを意識する。 自己紹介を通じて、企業の特徴や魅力を伝える。 求職者の興味やキャリアの方向性を丁寧にヒアリングする。   3. フォローアップ 面談後に感想やフィードバックを共有する。 求職者が選考に進む場合は次のステップを明確に案内する。   カジュアル面談のメリット 企業側のメリット 求職者の人柄や志向性を早期に把握できる。 企業文化や価値観に合うかどうかを判断する材料が得られる。 求職者との信頼関係を構築しやすい。   求職者側のメリット 応募前に企業への理解を深められる。 自分に合う企業かどうかを見極める助けになる。 リラックスした雰囲気の中で質問や疑問を解消できる。     カジュアル面談の注意点 1. 企業側のメリット あくまでカジュアルな場であるため、堅苦しい質問攻めは避ける。   2. 一貫性を保つ 採用プロセス全体との整合性を考慮し、伝える内容に矛盾がないようにする。   3. 時間管理 長くなりすぎないよう、適切な時間配分を心がける。     新卒とキャリア採用におけるそれぞれのコツ 新卒採用の場合 学生がイメージしやすい具体的なエピソードや事例を交えて話す。 学生が抱える不安や疑問に寄り添い、丁寧に答える。   キャリア採用の場合 求職者のスキルや経験に基づいた具体的なポジションの説明を行う。 転職理由やキャリアのビジョンを深掘りし、マッチングの精度を高める。   カジュアル面談は、選考プロセスの前段階で 双方の理解を深める重要な機会です。 適切に実施することで、採用の成功率を高めるだけでなく、 企業のブランドイメージ向上にも寄与します。 求職者とのコミュニケーションを大切にし、 長期的な信頼関係の構築を目指しましょう。

カジュアル面談の重要性と成功の秘訣

樋野 竜乃介

2025.04.01
今さら聞けない人材紹介会社(エージェント)とは!?
経営者向け

今さら聞けない人材紹介会社(エージェント)とは!?

近年、人材紹介会社を利用される方は多いのではないでしょうか。 弊社も人材サービス会社として紹介事業も行っておりますが、 依頼をしてみたものの、 実態は分からないという方も 多くいらっしゃいますので、今回は人材紹介会社について ご説明したいと思います。 人材紹介は職業安定法の中にある職業紹介に該当します。 職業紹介は「有料職業紹介」と「無料職業紹介」に二分されます。 「無料職業紹介」というのは皆さんご存知のハローワークです。 そして多くの民間企業が行っているのが「有料職業紹介」です。 人材紹介を行っている企業は増加傾向にあります。 人手不足というニーズがあるのと、 参入障壁が派遣に比べると低いという実態があることが 背景として考えられます。 人材紹介会社は自分たちでメディアを持ち、 求職者を集めていくという流れがほとんどです。 職種に特化した紹介会社も増えてきており、 保育士や看護師、建築など様々あります。 紹介料の金額も上がっており、広島では 10年前は想定年収の20%前後が紹介料として一般的だったものが、 現在は30~40%が相場になっています。 先日、驚いたのが施工管理に特化したエージェントでは 紹介料が想定年収の100%と言われていたので、 それだけ採用難易度が高いことを表しています。 人材紹介を使うメリットは、採用にかける工数を大幅に削減できることで、 例えば求人を出すコストや応募対応などの工数と媒体費用はかかりません。 ヘッドハンティングも人材紹介に当たるのですが、 最初に着手金のよう なものを払い 自社の人事として動いてもらうので、成果がでなくても 費 用が発生してしまいます。 一方でデメリットとしては社内にノウハウがたまらないことと、 コスト を削減できないということがあります。 仮に年収が400万円でしたら報酬として120~160万円を 支払わなければなりません。 例えば求人広告を利用して 採用活動を行い、1ヶ月の求人費用を試しに30万かけて、 うまく採用できれば1人あたり30万円で 採用できることになります。人材紹介に比べると4分の1ですね。 また会社によっては違いますが、有料職業紹介で入った人が 2ヶ月で辞めた場合、人材紹介会社に返金制度があるかないかで 全然変わってきます。ここはよく注意したほうが良いと思います。 実際に弊社のお客様で、他社から有料職業紹介で入った人が 1ヶ月で辞めてしまったのですが、返金制度が無いと言われて 泣き寝入りするしかなかったそうです。 個人的には自社の採用も人材紹介会社も 両方行っていく方が良いと思っています。 採用する確率を上げるためには、双方の活動はとても大切です。 まずは採用したい人物がどんな人かを明確にすると、 その人が転職市場のどこにいるのか仮説を立てることができ、 より採用できる可能性が高くなるので、 よくわからないという方がいらっしゃいましたら 弊社までお声掛けください。

今さら聞けない人材紹介会社(エージェント)とは!?

小濱亮介

2025.04.01
CONTACT

ご質問、ご相談など お気軽にお問い合わせください

専門の知識と経験で
課題解決を全力サポートします!

アイコン

シナジーメールマガジン

ぐっとレター

採用人材、経営など…
お役立ち情報をお届けいたします

ぐっとレター登録はこちら 登録はこちら