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ベンチマーク人材の有無
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ベンチマーク人材の有無

社員は転職活動は面倒なので 誰も進んでやりたいとは思いません     避けられるものなら 上司のつまらない発言や 人事の厳しい方針も目をつぶり     できるだけ今の職場で 続けようと努力するものです     最終的に今の会社に 自分の才能をささげる 価値がなければ 優秀な人材は退職します     転職の相談を受けている人の 話を聞くと     経営者が社員の思いに 応えていない     そういった部分に課題を 感じているのか と、実感します       確かに、経営者が みんなの意見を聞いて 方向性を決めていれば 社長の存在なんて いらないわけです     みんなで話をして みんなで答えを出せばよいので     ただ、世間はそれでうまくいく わけでもないので     経営者が考えないといけないものも 多々あるのも事実です     だからこそ 社員の意見を聞き続ければ よいかというとそんなことありません     しかし、この社員の意見は 無視するとおかしなことになる というメンバーの意見は ちゃんと聞くようにする必要があります     なんとかなるだろう と思って、押し切ったところ 実際にはどうにもならなくて ボロボロになる なんていうケースもあります     しかし、一旦押し切って ボロボロにならなければ そういった目に見えない 境界線の判断はできません     後は、本当の本当に ボロボロになって判断するか 予兆で調整できるか     こういったところは 経営者の勘所に左右されます     なぜならば、具体的な被害が まだ出ていない状況で 切り替えるのは難しいものです     すき家の 「牛すき鍋」でオペレーションが 崩壊しましたが     経営者は 崩壊してはじめてダメだったと わかるわけです     ただし、現場も責任がありますので 簡単に崩壊させられていては やってられません     だからこそ、この人の意見は しっかりと聞かなければならない というような、ベンチマーク人材 の存在が重要になってきます     今回相談を受けている人は 条件や待遇は抜群によく 条件で考えれば 辞める必要が無い環境です     それでも 思いや方向性が違う ということもあり、転職を考える     本当にもったいないことですが みなさんの会社も     ”彼の意見だけは、聞こう”     的な存在はいますか?     しっかりと基準になる存在を 作ってくださいね   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.12.30
10年
シナジー活動記

10年

10年一昔といいますが     平成19年3月にシナジーに入社して 今年で丸10年を迎えました     前回は7年で転職したので ベテランというほどでは ありませんでした     ベテランというとやはり 20年、30年のような人を いうんでしょうか     10年はまだまだです^^;     一口に10年と言っても それでも、途方もなく長いのが10年     過ぎてしまえば あっという間だった思える10年も 考えてみれば一日一日の積み重ね     その一日一日も 本当に色々なことがありました     年末に一人で振り返っていると ふとそんなことを考えます     そんなに優雅な時間を 過ごしているとはいえ ないんですけれどね^^;     大変なことがあると     その度になんのために これをするのか ということを考えました     事業の中心が常に「人」に 強く依存するビジネスを しているので     この1年は採用が 簡単にできないこともあって 随分ともがいている感じもします     そんな中で 未来に向けてつくる 事業計画と向き合う     なかなか苦しい作業です     事業計画書は 事業のことを 深く理解して 深く考えないと書けません     書くのが苦しいということは 事業を熟知しきれていないか 普段から深く考えていないか     自分の事業のことを よく理解できていないと こういうことになります     よくわからないから 逃げてしまいたくなる     自分の事業を しっかりと理解せず 安定的な運営をするのは とても難しいもの     中小企業の90%程度は 事業計画をつくっていないと いいますが     つくっていないのではなくて つくることができないのが正解 なんでしょうかね     つくることにワクワクする 年もあれば     つくることがとてもしんどい 年もあります     入社して10年     いろんな計画を考えてきましたが 散らかっていた方向性は 徐々に集約されている感じが 心地よくもあり 申し訳なくもあります     そのときは良かれと思い 始めたサービスも     時代の流れや 会社の変化にともなって やるべきではないものも でてきました     自分にとって 年末年始は     そういったものを 少しずつ見返していく 大切な期間なので     しっかり向き合いたいと 思います     今年もあと2日     それにしても 年末年始の休みは短いですね^^;     考えがちゃんとまとまるかな     年明けにはもう少し スッキリとしておきたいものです   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.12.29
理想と覚悟
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理想と覚悟

  家族を理由にして辞める という話をされて     「家族の人生まで背負えない 後はお前が決めることだ」     と、伝えたと ある社長さんから聞きました     本当に悲しそうな 顔をしていました       もし、そんな日が来たら 家族までを背負ってでも 前に進んでいこう     そんな覚悟ができる メンバーで仕事をしていこう     そう心に誓った日を 思い出しました     中小企業は不完全だから 迷うし、泥まみれで かっこ悪いかもしれない     でも、それくらいで あきらめない     そんなしぶとさが 何よりも必要になります         会社が成長するに従って サービスの質が落ちたり     仕事をする楽しさが劣化しては 会社を大きくする価値がない     仕事を楽しめる会社でなければ いけないし     小さかったときにはできない サービスを提供して お客さんにも喜んで欲しい         色々な葛藤を抱えながら 来年度の計画に向き合う瞬間     時間を重ねることで 少しずつ本質に 近づいている実感     理想への覚悟を 問われている時間です   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.12.28
クレドよりも採用
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クレドよりも採用

よし、これでいこう! という     ミッションを固め 未来のビジョンを明確に描き 評価制度も連動させる 社内の発信も欠かさないようにする     そう頑張っていくことで 組織は少しずつ変化していきます     しかし、組織の中にはいくら頑張っても 変わらない人がいます     それは、そもそも社長やリーダーや 組織の価値観に共感していない 人たちです     正直にいって どんな人でも共感する というビジョンなどこの世の中には 存在しません     人の感情というのは、千差万別     ある人にとってはとても魅力的でも まったくそう感じない人だっているでしょう     あたりまえのことですが そのあたりまえのことに 立ち向かっていくのも 小さな会社の社長の仕事です     なぜなら、みらいへのビジョンと こだわりを整理した結果 それに共感できないという社員が 必ず組織の中から出てくるからです     それは、ミッションを軸にして 人を採用してこなかった 結果だといえます     知り合いの紹介ということで 採用したり     近所だからという理由で 採用したり     条件がちょうどよかったという理由で 採用する     短期的にはいいかもしれませんが 長期的に考えると このような採用は必ず会社として 求心力を弱める結果になります     結婚式の相談に行って そこのスタッフが冷めた目で対応 していたらどう感じるか     いくら提案が良くても 専門性が高いとしても 社員の思いは顧客に伝染する ところからスタートします     クレドを作っている会社は 随分と増えました     言語化され、明確化された 行動指針やルールが 大切なのはいうまでもありません     しかし、クレドに沿って行動すれば 誰しもが会社が求める人材になるか というと決してそんなことはありません     クレドを何よりも重んじる会社は クレドを守るために採用にもっとも 力を注いでいます     それは そもそも資質をもった人材しか 会社の求める人材になり得ない ということを意味しています     価値観を共有する組織が作りたいと 本気で考えるのであれば 最初から価値観が 一致する人材を採用すること     価値観の共有はできても 価値観の強制は不可能だからです     だからこそ採用は大切です     その大切な採用の成功率を ぐっとあげる 会社の価値観に共感した人材を 採用できるイベントを行います       中小企業向け選抜  新卒採用スカウト型イベント Gメン32~中小企業のための新型・新卒採用イベント~ 開催日時 2018年02月25日(日) 10:30~18:00(10:00~受付開始) キャリアカウンセリングを受けて 事前に中小企業に入ってもいいという 意思をもって優秀な人材だけを選抜した 採用イベント です https://www.kk-synergy.co.jp/eventinfo/52308/   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.12.27
好きで得意なこと
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好きで得意なこと

文部科学省は26日、教員の 「働き方改革」を進めるための 急対策を正式に公表しました   教員が有給休暇を 取得できるようにするため   夏休みなどに学校閉庁日を 一定期間設けるよう促すことや   文科省内の複数の課に またがっている 教職員に関する業務を 一元的に管理する部署を 新設することなどが 盛り込まれました     「働き方改革」は 第2次安倍内閣が 発信した政治課題です     雇用・労働政策の中でいえば これほど大きな政治課題となった テーマは過去に見ません     そうなったのには 明確な理由があります     それはこれまでに積み上がった 多様な社会課題が     「働き方改革」 という一つのテーマに統合された からだといえます     この働き方改革の流れは 大きく5つの要素が合わさって 発生していると考えています       1.更なる賃上げ アベノミクスで 企業業績は回復し 賃上げもなされたが 低迷した消費が改善されない       2.長時間労働の是正 欧米諸国と比べ労働時間が長く 20年間改善がみられない         3.第4次産業革命 金融サービス事業のフィンテック 等をはじめとするAIのロボット による省力化         4.人手不足 労働生産人口の長期的な減少と 好景気を背景とした求人難         5.一億総活躍 少子化対策を起点とした 女性が活躍できる経営推進       これら5つの要素をすべて 「働き方改革」 に解決が託されているといえます     しかしその流れを 止めようとするのが     私たちの慣れている 日本型の雇用システムです     例えば、長時間労働の是正は 従来の雇用システムそのものを 変えなければ     「働き方改革」と叫んでも 何も変わりません     現場を預かるマネージャーの戸惑い   働き方改革に関する 生産性向上の好循環を回そうと したときにボトルネックになるのは 現場のマネジメントだといえます     現場を預かるマネージャーは 業績責任を負っているため     突然、理想論ともいえる 残業削減を命じられても 簡単には納得がいきません     「業績を犠牲にして  早く帰ることに戸惑っている」     というのが正しいかもしれません     悲しいことに 様々なデータを見ると 労働時間と業績には相関関係は なさそうです 取り急ぎ、古いですが リクルートワークスさんから拝借     マネージャーは短期的な 生産性を求めますが     経営者は継続的に生産性を 高めることを求めるので 経営者とマネージャーでは 狙っているものにずれが出ます     働き方改革では マネージャーの現場調整が 最大の課題だといえます     生産性を最大まで上げようと思うと 不得意なことをするのではなく     好きで得意なことをしっかりと やってもらう ということになるのですが     どうにも、それが許せない 人が世の中には多いようです     好きで得意なことを 追求できる会社が一番 成果が出やすい     そのような個性化が 今後のあたりまえになっていくと 思います     実は、専門性が高くなること以外にも 個性化が進む要因があります     それは、歳をとるということ     若いときは同僚よりも出世したい という基準で頑張っていた人が     年齢を重ねると 「自分にとって何が大切なことか」 というものが基準になります     それによってその人らしさが 決まってくるため 個性化が加速します     好きでもなく 得意でもないことを 我慢してやっている会社よりも     好きで、得意なことを 追求している会社のほうが やはり生産性が高くなるはず     多様な強みを伸ばして プロの集団になる     好きで得意なことこそが 働き方改革の根幹になると 考えています     みなさん、好きで得意なこと していますか〜?   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.12.26
8割は「気合」と「勘」
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8割は「気合」と「勘」

韓国の百貨店や 大手スーパーを運営する   「新世界(シンセゲ)グループ」が   来年1月からイーマートなどの全系列社の 労働時間を短縮し、週35時間勤務体制に シフトすると発表しました   韓国大手企業では 初となる大幅な労働時間の短縮です     実は日本に限らず韓国も 長時間労働 過労死が常態化しつつある 労働文化を持っています     アジアにおいても少しずつ ワークライフバランスに人々が 着目していることが伺えます     韓国の世論は 大手の「英断」を評価しつつ 懐疑的な意見も多くみえます     「そもそも、今週40時間勤務が  守られていないのに達成できるのか」     「9時出勤17時退勤て  法的に普通なのでは……?」         すでに「机上の空論」と 言われんばかりの声が多数上がっています   人手不足は日本国内に限らず 世界的な潮流のようです   ライフワークバランスを向上させ 企業の魅力を高めようと 努力をしますが   世間は机上の空論と 冷ややかな目で 見られることも多いようです     机上の空論の大切さ 計画をつくると 「机上の空論」と 揶揄されることがあります         確かに、現場で実践している 人からしてみれば勘や嗅覚が 鈍ると成果がでなくなります     そういった現場で実践している 人たちからしてみても     本当の意味での「直感」で 場当たり的に判断して 行動しているかというと そんなことはありません       成果を出している人は 必ずと言っていいほど 何かしらの型を持ち     それを勘の源泉として 大切にしています     理屈は基本的には後付なので 研ぎ澄まされた嗅覚の方が 優れていると言わざるを得ません     理屈では説明がつかない 勘のようや嗅覚が 勝負の8割を決める     実際にはその通りだと思います     8割が理屈では 説明がつかないにしても         ビジネスのうちの残り2割は やはり何かしらの理屈で 動いているわけです     ここまでは理屈だけれど ここから先は理屈じゃない     というように考えてみれば     理屈じゃないから 理屈が大切     という逆説が生まれます     「理屈じゃないんだよね」     という社長さんは意外ですが 結構理屈っぽい人が多く 論理的な話をされます     多くの中小企業の経営者は センスで仕事をされています       いや、ビジネスなんて 理屈ではないんだよ     と、のっけから感性に頼った ビジネスをしているだけでは 本当の意味での勘は鋭くなりません     成功する要素は「勘」が8割を 占めるとしても     2割の理屈を 突き詰めている人は     本当のところ 「何が理屈じゃない」のか   「勘」の意味合いを 深いレベルで理解しています           「ここから先は  理屈ではなく、気合だ」     という感じで 気合に頼らなければならない 境界線がはっきり見えています     だからこそ ますます「気合」が入り     大切な「勘」を 研ぎ澄ませることができる     理屈じゃないから 理屈が大切なのです     理屈が重要な3つの理由 理屈が重要な理由が 3つあります     1つ目は   勘が重要だとしても限界があること    そして勘の強みは 走りながら答えをだすこと   直感だけだと高速道路を走るように 自然と視野が狭くなります   2つ目は   優れた経営者が考える方針は とてもアーティスティックで 現実的にはサイエンスというより アートに近い部類です   こういったものをチームで共有 したり、理解を促すためには 一度言語化しなければ 知見の利用範囲がきわめて狭くなります     3つ目は   理屈は、簡単に変わりません   しかし 目の前の現象は日々変化します   だからこそ 「変わらない何か」 としての理屈が大切になります     プレジデントアカデミー 経営の12分野では   経営に必要な要素を 構築する様々な理論を 伝えていますが   効果的な要素を生み出すためには やはり勘というかセンスも必要です     しかし、勘やセンスと 理屈の役割をしっかりと 理解して考えていくことで     面白い机上の空論を 打ち立てることが できるようになります     この両方を鍛えて 魅力のある計画づくりに 挑戦したいものです   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.12.24
物語のある計画
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物語のある計画

今日は自宅で クリスマパーティーです   今年もそろそろ 終わりに近づいてきましたね     皆さんはどんな1年だったでしょうか この1年、様々な変化がありました     当社は2月が新しい事業期なので 今はちょうど来年度の 経営計画書を作る時期です     自社の経営計画や事業計画を ずっと作り続けて感じることですが     計画には     優れた計画と そうではない計画     の2つがあります     ビジネスの成功・失敗は 実際にやってみなければ わかりません     経営計画で成果のアタリハズレと 経営計画の優劣をかけ合わせると 4通りの組み合わせができます     A.計画は優れていて、成果が出た B.計画は優れていてが、失敗だった C.計画は優れていていないが、成果が出た D.計画は優れていないし、失敗だった     成果で見れば AとCが成功で BとDが失敗です     ビジネスという観点でみれば 成功よりも失敗の方が 間違いなく多いものです     野球でいえば 良い打者でも打率3割     全盛期のイチローのように 4割近い打者は奇跡の部類に属します     ビジネスもそれに近いように感じます   つまり、優れた計画をつくったとしても 結果から見れば7割くらいはBとなり Aに該当するのはせいぜい3割くらい   どれほど計画が優れていたとしても 7割、8割の打率は実現できません     ビジネスが直面している 競争と不確実性を考えれば 再現性の高い確率なんて かなり無理な話です     では、計画が無意味かというと 決してそういうことはありません     計画が優れていたとしても 打率4割も期待できないのであれば     こうした計画があってはじめて 打率4割が期待できるということで 良い計画がなければ成果がでるのは ずっとずっと難しくなります     では、良い計画とはなんでしょうか     一番大きなポイントは そこに計画を大きく動かすための 物語があるかどうかです     具体的には 過去の失敗してきた計画の例を 記載したほうがわかりやすいかも しれません     各事業部に計画を具体化する スキルが十分に備わっていない 社員ばかりの時期がありました       全社の目標数字を各事業部に 割り当て具体化するところまでは できたとしても     実現性を裏付ける説得力のある 物語が不在でした     毎年経営計画をつくりますが 各リーダーは     3年先までの 売上やシェア、利益の数字は きれいに練り上げてくるものの     急にV字回復する物語や 一方的に自社のシェアが増える 物語がどのようにすすめられるのか 具体的に尋ねても答えられません     右肩上がりで売上や利益が増えている ステージでは済まされるもしれませんが 厳しいの環境下ではそうはいきません     現実的に考えようとすると 現状とのギャップを埋めるための 打ち手を現状の苦しい戦い方の 延長線上でしか考えることができず     やはり現実感の乏しい数字だけが 先走った計画になっていました     それでも形だけでも 市場環境やトレンド ターゲット・マーケットの分類 価格をどのようにするとか     協力会社の選定や 運営の組織体制をどうするとか 詳細に検討しているものもあります     しかし、これでは項目ごとの アクションリストに過ぎません     結果的に、全体的にどのように動き 何が起きるのか     その物語の流れが 繋がっていないものが多くあります     良い計画というのはこの物語が おもしろく、キレイに流れています     それはもはや計画というよりは 妄想に近いものかもしれません     ところがおもしろい 妄想は現実化することが多くあります     そういった計画は 物語に引き込まれていきます     自分で作った物語に 自分自身が巻き込まれていく     よい計画をあげてくれるリーダーは そういった人が多いものです     ポジティブかどうか 本当はそんなことは あまり関係がありません     ポジティブな人は ポジティブな物語を考え     ネガティブな人は ネガティブな物語を考える     その物語に 会社は巻き込まれていきます     運が悪いとか 才能がないとか 頭が悪いとか     そんなことは関係なく 問題は成功する 物語をどうつくるか     物語とは妄想なので 勝手に考えていけばいいといえます       壮大な妄想を作り上げ 周りの人にそれを語る     語っているうちに 物語に巻き込まれる人が現れます     一人現れ、二人目が現れ 気がついた時には自分自身が その物語に取り込まれる     まずは、当人が面白がれる 計画をつくれるかどうか     経営計画は そこが大切で   つまらない 壮大なアクションリスト にならないようにしたいものです   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.12.23
言葉にする
シナジー活動記

言葉にする

今日は東広島市内と近隣の マツダ協力企業34社でつくる 地元のマツダファンを増やす ための活動に参加してきました   会員45人で 東広島市の社会福祉法人六方学園 東広島市八本松町原の 児童自立支援施設県立 広島学園を訪問して クリスマスプレゼントを渡します     六方学園には、利用者97人分の クリスマスケーキと手作りの イルミネーション       広島学園には園児22人分の クリスマスケーキと 年越しそばと クリスマス用の弁当を届けてきました       例年使いまわしですが 全力の余興を各施設で届けつつ       クリスマスケーキなど贈呈           そのお礼というか お返しにみんなから 特技を披露してもらうなど 交流活動をしています             その後、CX−8が好調なマツダさんから ”マツダのブランド価値経営”について 講演してもらいました           そして、懇親会 実際に集まられた方々は マツダ関連の部品サプライヤーの 総務・人事系の方々が多く       人材サービス業を営む上では なかなかな人脈になります         こういった地域に対して 貢献できる活動を しようと思っても 簡単ではありませんが     この会は今年で19年目 みんなで思いを共有して 地域に根ざし行動している 感じがします       会社もそうですが 社員や仲間と思いを共有することや 同じビジョンの下に行動するなど   言うのは簡単ですが 実際にやるのは想像以上に難しいものです         社長やリーダーの思いに共感し 自分でもやってみよう という意思はあっても   実際には何をやればいいのか なかなかイメージがつかない     そういった理由で 行動に結びつかないことは 多くあります       社長やリーダーの思いが お客様に伝わらない原因の9割は 社員の行動が変わらないことに あります     なぜ、行動が変わらないかというと   第一の理由に 社長の「思い」に 魅力がないこと   第二の理由は 「言葉」として 整理されていないこと   第三の理由は お客様に対して 「宣言」されていないこと     魅力的なミッション 明確な言葉   ミッションの共有はそれだけで 十分だろうと思われるかも しれませんが     実際にはこれだけで 組織が変わることはありません   というよりも 社員の行動が変わりません   社員が会社のミッションを行動へと 結びつけるためには     外部へ発信してもらうことが 効果的です     例えば採用という場を通じて 自分の思いを発信する     会社説明会ではこの会社で 働くことのやりがいを 語らなくてはなりません         何にこだわっていて どこがお客様に支持されているのか     面接では「この会社で働く意味」 なども聞かれます     聞かれれば 答えなければなりません     「自分はいったいなぜ この会社で働いているのだろう」       自社のミッションを 誰かに教わることと   自社のミッションを 誰かに語ること   これには全く違う意味があります     人に伝えるためには 自社のミッションを 知っているだけではなく 理解している必要があります     なぜそのミッションなのか 答えられなければなりません     そのためには、一度自分の中で 整理して考える必要があります     本当に自分はこのミッションに 共感しているのか     それは、いったいなぜなのか     アウトプットすることで 言葉はようやく自分の考えや 価値観と混ざってきます     さらに採用の場合は その言葉を聞いた後輩たちが 入社してくるわけです     いい加減なことを いうわけにはいきません     自分の言葉で語ることによる理解 その言葉に共感した人材の採用     そして、新しく入ってくる 後輩からの刺激   「やっぱ、先輩はすごいです!」   そう言われると 後には引けないものです   そして お客様にも宣言することで もっと後に引けない会社にする   こうすることで 行動する社員が育ちやすくなります     ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.12.22
自分の物語
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  昨晩は毎年年末に行っている Xmasパーティーをさせて貰いました       恐ろしいほどに無茶ぶりで 乾杯の挨拶をつとめてくれた 染め替えのプロ 大井一輝             お世話になった お客様や協力会社さんと 1年の締めくくりを過ごせるのは とても幸せなことです       経営者がはじめまして と挨拶をするお客様も増え こういった機会で 懇親を深めさせてもらう よい場になっています   ↑よくがんばってくれた  担当委員長の吉本チームリーダー   こうやって現場で頑張っている メンバーの1年間を振り返ることが できるようなイベントでもあります     1年間きっと色々な 物語があったのでしょう       求人で苦労したとか         酒まつりで苦労したとか^^;         突如の転勤で大変だったとか         神戸で浮気されちゃったりとか   色々な物語りがあります         カープ詳しくないけど カープ女子風味をだしてみたり     膝の硬さには定評があるが ピースは流暢にできる後藤(左)       念願のミッションを作って 「名刺に入れたよ」って言ってくれた 鳴谷さん(真ん中)               すごいジャグリングを見せてくれた ケイさん         Xmasパーティーは シナジー社内の 担当委員会の吉本委員長が 頑張って盛り上げてくれました     社員の成長はありがたいもの     そして、最後に締めの挨拶をしてくれた 樽本さん         ちゃんと締めたのに   無茶振りをして 締まらない感じでしたが   さらに無茶ぶりで       最後は店長の ケイさんが締めてくれました(笑     本当にこの1年間 メンバーと 関係者のみなさんとの 様々な物語が見えました     関係者のみなさんに メンバーも育てられています     本当にありがとうございます       今後もメンバーを 増やすにあたって     自社の魅力を伝えられる リクルーターも育てなければ なりません     具体的にリクルーターを 育てるといのは どういうことを やるのがいいかというと       ロールプレイ(役割演習法) がお勧めです   まず、討議するテーマとしては   1.どのようなリクルーターが 学生に魅力的に映るのか 2.リクルーターとして どのような学生を採用したいか 3.学生からは自社はどのように 見えているのか 4.自社の魅力はどこか   等がとっつきやすいでしょう   特に、魅力の洗い出しにおいては   組織や事業内容などの ”組織の魅力”   仕事自体のやりがいや 専門性などの ”仕事の魅力”   仕事の任され方や 職場の雰囲気などの ”社風の魅力”   待遇や教育体制などの ”条件の魅力”   という4つの観点で 具体的に洗い出すと まとまりやすくなります   そして、リクルーターの ”物語り”を書いてもらうのも 良いトレーニングになります   学生時代までの自分史を書いて 就活時期に大切にしていた   ・就職観  ・会社選びの観点   を、思い出してもらいます   入社して社会人になってからの 自分史で、仕事の経験を通じて 学んだこと、成長の軌跡を 言葉にしてもらいます   そうすることで リクルーターが 「自分を語る」 エピソードをちゃんと準備 しておくのです     そうして ロールプレイングで 学生と話をする上で ありそうな質問を想定し     2人もしくは3人1組で リクルーター同士が交代で リクルーター役と学生役となり 面談の練習をします     特に大切なのは リクルーターが 自社への入社動機を どう語るか   学生に対して響くように 語ることが大切です     合わせて、5分で入社動機を 語る場合と     15分もの壮大なバージョンの 物語を準備していると 場面場面に応じて より説得力のある説明になります     ぜひ、物語りを準備して 説得力のある入社動機を 語って優秀な人材を口説いてください     ちなみによく聞かれる内容は ・何に魅力を感じて、  自社入社しようと思ったのか   ・入社してみての  良くも悪くもギャップはあるか   ・企業としての強み・課題は何か   ・どんな点が  自社の魅力だと思うか   ・具体的な仕事でのやりがいは何か   ・仕事をする上で  大切にしているものは何か   ・どのような社会人で  いようとしているか   ・個人の将来の夢は何か       ぜひ、参考にしてください         もう少し日はありますが 1年を振り返るよい 時間をありがとうございました   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.12.21
リクルーターの動機づけ、できていますか?
シナジー活動記

リクルーターの動機づけ、できていますか?

採用活動は大切ですが 成功させるためには 誰がリクルーターをするか というのもとても大切です   インタビュー記事に自分が出ても いいですか?   と、ウチのエースが言うので いいけれど、8年目だしな・・   という迷いがありました 本当は5年以内の 人材が良いのですが・・^^;   社内のエース級をリクルーターに任命する リクルーターに適しているのは 学生から見て「すてき」「すごい」 「あんな風に働きたい」と思われる 社員です   学生とのコミュニケーションをとりたい とか、相談にのってあげたいという 理由でリクルーターとして立候補 されるケースもあるかもしれませんが それは任命すべきではありません   会社の方向性、仕事のやりがい 仕事にかける思いなどを 自分の言葉で伝えることができ 学生を口説くことができる 社員を任命しなければなりません   優秀な人材が担当すれば自然と 優秀な人材が口説ける確率があがります   また、入社後のフォローなども 担当リクルーターに話しがあがる ことも増えるため 優秀な社員に感化され 優秀な新入社員も 仕事に熱が入りやすくなります     まず、リクルーターを動機づけする 経営者は、まず 優秀な社員を リクルーターに据えるため   しっかりと、優秀な社員を 採用する必要性をエース社員に 説明しなければなりません   ここが不十分なままですと エース社員も十分な熱量を 発揮することができません   なので、まずリクルーターの 方向性や考え方を統一します     採用担当者の心得(シナジーの例) ・自分よりも優秀な人材を採る ・自社に入りたい人材ではなく  欲しい人材を採る ・ホンネの仕事観を伝える ・一人ではなく、周囲も巻き込む ・大胆に口説く ・採用は、営業である リクルーターの 採用活動への理解を深め モチベーションを しっかりと高めることが必要です   方向性を決めていくことで 採用活動が自社の事業の片手間で 行われるものではなくなり 地に足の着いた活動になります   当然、中小企業は経営者も 採用活動に参加することが前提ですが   事業の決済権を持っている社員も 加えることによって   社内の活動や意思決定をスムーズに していくことができます   相対的に優秀な人材ではなく 欲しい人材(絶対基準)を 採用する人数を設定するなど 明確な基準をつくることで   リクルーターの活動を 行いやすくして モチベーションをしっかりと 高めることをしてくださいね   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.12.19
日本ハムの社風
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日本ハムの社風

日本ハムでは、大谷翔平選手の メジャーリーグ移籍が決まり   清宮幸太郎選手の 集客力期待が 高まっているようです   開幕一軍が予想されている 清宮選手がどこまで活躍するか ファンの期待は高まりますよね   活躍できるかどうかに 日本ハムファイターズの 気質(社風)が影響するという 話がありました   一般論として プロ野球チームの ロッカールームは2つの パターンに別れるようです     一つは、プロ気質が強く 余計な会話は交わさない 静かな雰囲気のチーム     もう一つは、対照的に 先輩後輩も関係なく 和気藹々とやっているチーム   どちらが良いという話では ありませんが   カープは後者で 日本ハムは前者   このプロ気質が強い雰囲気 というのは、新人には厳しいようで     不良イメージの強い中田選手も 新人時代はこの雰囲気に 飲まれてしまったとインタビューで 言っていました   ロッカールームからすでに 始まっている“競争雰囲気”に緊張して   ノックでは「エラーしたらどうしよう?」と マイナス思考になってしまったといいます   清宮選手には早くから活躍してもらいたい 球団の希望もあるかとは思いますが その日ハムの気質がどのように影響するか 大変興味深いところです   それでも、ダルビッシュ、中田翔と高卒 ルーキーをしっかりと育て活躍させた 実績もありますので   話題の高卒ルーキーを どのように活かすのか 行く末が気になります   プロ野球は会社というイメージが薄いため 気質と表現しましたが、企業でいえば 気質とは当然、社風という言葉になります   プロ野球でも 企業でも、この社風(気質)という 手に触れもしないものが 随分と影響します     あらためて、社風とはなんでしょうか   社風とはその会社の文化や 雰囲気のことを言います   社風というと一見 時間と共になんとなく形成されるもの と、思うかもしれませんが   今では多くの会社が この「社風」を重要視しています   その理由は、社風は 会社のミッションやビジョンといった 経営の最上位の概念が 社内に反映されたものなので   結果的に作られるとういうよりは 会社の上層部によって 意図的に作られるものでもあるからです   社風を創るためには   採用活動、人事評価制度や 社内イベントなど 組織を形成する重要な部分に その思想を反映して様々な 施策が施されています   ミッションとは 「長期的な視点で見た時に どんな会社になりたいか」   として掲げられる理想なのですが 会社は人の集まりなので 社員一人一にその理想を浸透させ 共感してもらい   理想に沿った行動をしてもらう 必要があります       しかし、ミッションというのは 日々の仕事をしているとついつい 忘れがちなものなので   人事制度評価や事業計画などに 落とし込むことで   自然とミッションに沿った 行動や考え方になるように 設計していく必要があります       その結果できあがるのが 「社風」だといえます   つまり、社風が好きになれなかったり ストレスを感じる場合   その会社のミッションに対して 共感出来なかったり   受け入れられないことにも繋がるため 実は致命的に根深い問題だといえます     多くの学生が入社の決め手にしている 面接してくれた人たちや社風を見て 入社を決める というアンケート結果も こう考えると理にかなっており 決してバカにできるものではありません   社風というのは その会社が歩んできた 歴史そのものだともいえますし   社風を最大の経営戦略にするという 会社が現れているくらいなので   この社風をどのように作るか しっかりと考えていく必要がありますね   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.12.18
約束を果たす覚悟、辞めてもらう覚悟
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約束を果たす覚悟、辞めてもらう覚悟

ミッションを明確にするということは 大変なことです   ミッションは確かに大切ですが 簡単には作れるものではありません   会社の今後の数年又は数十年先の 中心となるものを   1日や2日で作れといわれても 簡単には決められません     ミッションなどは お客さんと向き合ってもらった 感謝の言葉や、お叱りの言葉など 会社としての色々な経験を通じて   今後どのようなお客様に どのような商品又はサービスで お役に立つ会社を目指すかという 方向性が決まってくるからです     起業したての会社の多くは まだ信頼もなく顧客も少ないため 顧客からの声も少ない状況です   そのために会社の 方向性をどちらに向けたら良いのか 十分な判断材料がありませんので むかうべき方向も曖昧になります   ミッションについて相談をもらうのは 直感的にですが、創業から5年くらい 経過した企業が多いように思います   そういった企業が ミッションを明確にすると ぶつかる壁が現れます   ミッションを明確にするのが難しい理由   明確になったミッションと 違う価値観を持った既存社員が ミッションに共感してくれません   それまで曖昧な価値基準で 採用を続けてきた経営者の 責任もあるわけですが ここの交通整理は大変です   「我が社のミッションは○○とする」   と、経営者が言ったところで   「今更そんなこと言われても   ピンときません、だからどうしろと?」   と、共感しない社員からすると なるわけです   知ってもらい 理解してもらい 実践してもらい 教育できるようになる   ミッション人材が現れるなんて 随分未来の話になってきます     ミッションを深く理解してもらう ことを重要視している シナジー(当社)であれば   さぞかしちゃんとしているのであろうと 思われるかもしれませんが   チームづくりは 本当に失敗事例の宝庫です           今年だけでも 3人退職勧奨を行いました   会社で活躍して欲しい旨を伝えつつ 方向性が合わない社員については 明確に価値観の相違を伝えています   退職勧奨を行った社員は 自分の古い知人でもあり   事業戦略上、必要だと感じ 双方同意の上で合流しましたが やはり方向性の違いは致命的です   ミッションを果たそうとすると   ミッションに共感していない 人材が中核にいると 当然ミッションは形骸化していきます   そういったことを防ぐためには 厳しいかもしれませんが   間違った人材を採用した場合は 責任を持って退職を 勧めることにしています   誤解が無いようにしときますが 売上や利益が上がらない社員に 退職勧奨をするのではなく   会社の価値基準に共感できない 社員には時間をかけて 退職勧奨をするという流れです     そこまでしてはじめて 他の社員や顧客に対して 約束を果たせるようになります   創業したての中小企業の場合は お金も無く知名度も無い中で   社員達をまとめて 統一していく手段としても ミッションやビジョンといった 思想が果たす役割は 決して小さくありません   ミッションがすべてを解決してくれる なんて微温いことを言う気はありません   一般的に働く人にとっての魅力は 給与の高さや休みの多さという 労働条件であるのに対して   顧客にとっての魅力は 安さや便利さという 購入条件にあります   ここを中小企業が 大手企業を簡単に上回る形で 結びつけることはできません   だからこそ、自分たちの こだわりをしっかりと強みにして   顧客にも社員にも 思い(ミッション)を伝えることが できれば   共感という形でつなぐことができ 中小企業はこれまで以上に もっと強くなることができるはずです   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.12.17
たどり着きたい場所
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たどり着きたい場所

丸佳浩選手が15日 契約更改交渉に入り   7000万増の 2億1000万円でサインしました (お約束の、推定)   高卒野手11年目での年俸2億円突破は 2000年の前田智徳に並ぶ 球団最速タイだそうです   4年連続全試合出場 今季は不動の3番として 打率3割8厘 23本塁打 92打点   最多安打のタイトルと MVPを受賞   順調なら来季中に 国内FA権を取得しますが   そこを意識した複数年契約でもなく タイトル取得が加算されてもいません   筒香選手の3億5千万と比べると やはり見劣りをしてしまいますし   来年のFAでどうなるのかが やはり気になるところです   笑顔のない会見ということで コメントも   「最高のシーズンとは言えなかった」   と、日本一が目標だと 言っているようですね   やはりこの時期の選手コメントは とても気になりますよね   ちなみに 野球選手でコメントといえば 個性的なキャラクターと圧倒的な実績     そして名言・迷言で 国民的な人気を誇った長嶋茂雄さんが いますが   実はメジャーリーグ界にも 個性と実力を兼ね備えた 伝説のプレーヤーがいます     元ニューヨーク・ヤンキースの ヨギ・ベラです   10度の世界一を経験し MVPを3度受賞   オールスターにも15度出場し 背番号8は名門ヤンキースの 永久欠番となっているほどの人物   また、彼の独特な言い回し ユーモアあふれる発言は   「ヨギイズム」として 多くのメジャーリーグファンに 親しまれています   “His reputation preceded him before he got here.” 「彼の前評判はここに来る前に聞いてたんだ」   “Baseball is 90 % mental, the other half is physical.” 「野球は90%精神、残り半分は体力だ!」   “This is the earliest I’ve ever been late.” 「今まで遅れた中では一番早かったよ」   “It’s tough to make predictions, especially about the future.” 「予測をするのは難しい。未来についてはなおさらだ」     大スターなのにコメントに漂うポンコツ感 ユニークな人柄に愛着が湧いてきます   しかし、そんな彼は ヤンキースの監督も務めていますが そのときのコメントで気になった ものがあります   「自分の目的地を知らなかったら  結局はそこにたどり着けない」   これはまさに、そうだな と、考えさせられました   会社はたどり着くべき場所を 知らなければなりません   会社には、たどり着きたい場所 (ミッション)が必要ですし   会社がこうなりたいという イメージをはっきりさなければ 行動が曖昧になっていきます   みなさんの会社には たどり着きたい場所はありますか?   まずは、明確にしていくことから はじめていきましょう   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.12.16
ゲレーロな、ミッション経営
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ゲレーロな、ミッション経営

巨人は中日を退団した アレックス・ゲレーロ内野手と 来季の契約をしました   やはり巨人は 取り逃がさなかったですね   背番号は5   ゲレーロ選手は 「チームをリーグ優勝、 日本シリーズ制覇に導くことが できるよう全力を尽くす」 とコメントしています 130試合出場 35本塁打 打率2割7分9厘 86打点 やはりこの数字は魅力的ですね     巨人は得点力不足の一番大きな 課題解消に向けて補強できました   鹿取義隆ゼネラルマネジャーからも 「中心打者として期待する」との コメントも出ています   来年の巨人も要注意ですね それにしても、中日が気になります   ちなみに日本プロ野球界における ゼネラル・マネージャーとは どんな役割なのかご存知でしょうか     有名所でいえば今年の1月まで 落合博満氏が中日の ゼネラル・マネージャーでした   近年、メジャーリーグ流の 球団管理方法が 注目されたこともあり パ・リーグの球団を中心に ゼネラルマネージャー制の 導入が進んでいます   今のようにスタッフの役割が 細分化されていなかった 過去の一時期には   「総監督」の名称で   選手の獲得や契約金の 査定などを担うなど チーム編成に全体的にたずさわる 地位を設けた球団もありました   多くの球団では球団代表の英訳に 「General manager」を充てる ケースが多かったのですが   親会社の社員が出向の形で 球団代表に就任する例が多く   専門的にプロスポーツの管理に 通じた人はきわめて少いものでした       しかし、昔と違い ゼネラル・マネージャーの役割は   球団を統率するカリスマ性 経営感覚、契約更改や トレードにおける交渉力 選手の能力を見極める眼力 種々のデータを分析する 統計学的センスなど   総合的な能力が求められています   今と昔では ゼネラル・マネージャーの役割も 随分と複雑になったわけです   今と昔で 大きく変わった マネージャー職として ブランド・マネージャー という仕事があります   あまり中小企業では きかないかと思いますが。   昔はブランドマネージャー の仕事というと   戦術的な広報宣伝計画の 調整役やスケジュール管理係 という意味合いが強いものでした   今よりも簡単な時代だったのでしょう   メディア対策なども少なく 課題は売上を増加させることと とてもシンプルなものでした   しかしながら 近年のブランドマネージャーは 完全に別世界にいます   多岐にわたる複雑な メディアを使い分け   それらをすべて使いこなしながら 統合型のマーケティングを行うのは 大変な仕事になりました   目的も、「売上を増加させる」 ことよりも複雑になっていきています   では何を求められているのかというと   明確なブランドの形をつくり 資産になるほどのブランド(認知価値) そのものを創り出すことです   資産になるほどのブランドを 構築しようと考えると   社員がブランドを信じて すべての顧客接点において ブランドを実演しない限り ブランドの約束は果たされません   そのため 社外と同様に社内でも ブランドを構築することが 求められます   このことこそが ミッション経営の 核となる考え方です   資産になりうるブランド構築が 難しい理由は大きく分けて 2つあると考えます   1つ目は 「短期的には儲からない」から   当然、経営者としては こういった尺度を重要視します   社員クラスがここを推進すると 真面目にやっても昇進できないどころか   社内で面倒を押し付けてくる 厄介者として煙たがられ   足を引っ張られた挙句 評価がガタ落ちになる なんていうケースも見ます   2つ目は 「ブランド構築」は難しいから   経営的の観点から見ても 的確なブランドビジョンを描き 更にはそれを実現する画期的な 方法を見つけることは   よくても困難なレベルで わるければ不可能に近いものです   しかも、成果がでるのが 3〜5年後になるといえば   短期的な財務悪化 もしくは横ばいだとしても   進んでいる方向は正解であり ビジョンに近づいている という説明を経営者に しなければならない   これは、かなり苦しいものです   長期的業績を示す 説得力のある指標が なかなか作り出せないことも 実現を困難にさせます   だからこそ、ブランド構築という 観点で考えるのではなく   経営者自身がやりたいことを 使命感をもって追いかけることで ミッション経営を行う   ミッションを経営者が本気で 追いかけることによって   市場からみれば それこそがブランドとなり   社外も、社内も 一つにまとまっていくことができる   経営者が自分自身が 社会から何を求められているか理解し   その課題解決を 使命感をもって取り組み続ける   こう考えると   困難に思えたブランド構築も まだ規模が小さい 中小企業には有効な手法であり その価値を十分に活かすことができる ということに気づいてもらうことが できると思います   ミッション経営は 会社が小さい時期に 取り組むことこそ とても大きな意味があるわけです   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.12.15
SMARTの法則
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SMARTの法則

昨日は プレジデントアカデミーでした 数字を通して 会社の健康状態を知ることができる ビジネスコックピットをつくる 経理・財務 が、テーマ   経理・財務がテーマといっても 財務3表を読みましょう という話しではなく   会社を運営していくにあたり大切になる ポイントをそれぞれ数値化していき それを見える化していく活動をする というものです   計画を立てて 行動を管理するという 活動がありますが   目標設定法で スマートの法則 というものをご存知でしょうか   計画をたてるときに とても便利な考え方です   SMARTというのは 次の5つの頭文字をとったものです   (Specific)具体的 明確で「何が」がクリアであること テーマがわかりやすいこと (Measurable)測定可能 量で測れること あるいは検証可能であること (Achievable)達成可能 現実的で 達成には特別の努力を要するものであること (Relevant)重要性 その目的達成が 目的達成にとって意味があること (Time-bound)具体的な期間 達成期間が限定され,期限が決まっていること   明確な目標には この5つの基準が 満たされているとのこと   自社の目標設定のルールにも   頑張って取り組めば ギリギリ達成可能であり 達成期日に 達成か未達かが明確に 判定できるもの   というルールにしていました がこのSMARTの法則の方が 比較的すっきりする文章になります   実は Achievable 達成可能 の部分については   Agreedと置き換わることがあります   Agreedとは当事者間の 合意があるかどうかです   あるメンバーが勝手に目標設定しても 他が付いてきません   目標設定については納得できる 取り組める目標が必要だといえますので Agreedがこそが重要になります   年末に差し掛かり 来年度の目標や計画を立てている 人も多いのではないかいと思います   SMARTの法則に基づいて しっかりと設定をしてみてはいかがでしょう   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.12.14
ミッション経営の基本
シナジー活動記

ミッション経営の基本

  昨日はスタートアップ企業や ベンチャー企業の 支援をしている fabbit広島駅前さんとの タイアップイベントとして   ミッション経営の基本セミナー を行いました     もともと毎月 社長の学校 プレジデントアカデミー 経営の12分野   というセミナー形式の学校を 運営していますが   それとは別に もう少しコンパクトな 基礎部分に取組むセミナーを 毎月行っています     ミッション経営というと 実は、結構煙たがれます   やはりミッションというと 綺麗ごとのように感じられますし   それ以上に ミッションがあやふやなまま 経営に取り組んでいる人からすれば   胡散臭く感じるか 耳が痛いと感じるか に別れるようです   ミッション経営に取組むといっても すぐに効果が出ることもありません     最近は、大手企業は当然として 中小企業においても   「ミッション」 「ビジョン」 「バリュー」   などが明文化されて 事務所の壁に掲げられていることが 珍しくはありません   しかしながら こうした理念やビジョンをつくり 内外に向けて発信した結果   社員の考え方と行動が 本当に変わったと 満足している経営者は ほとんどいないのが現状です それはなぜでしょうか 学生に大人気の企業の ミッションを見てみましょう     <経営理念> 地球を舞台に、人々の交流を創造し、平和で心豊かな社会の実現に貢献する <お客様へ約束すること> 私たちは、地球を舞台に自然、文化、歴史とのふれあいや人々の交流を創造し、お客様に感動と喜び を提供します 私たちは、お客様と共に歩んできた100年を大切にし、これからも「価値ある出会い」を創造し続けます   JTB社のミッションです   理念やビジョンが 企業の存在意義や価値観を 表現するものである以上   多くの会社において   お客様第一 社会貢献 社員満足   などの考え方が 入ったものになっています   ただし そんな話は企業が利益を 追求するために存在する 機関であることを含めて   あまりにも当然のことをことを 改めて言っているだけに過ぎません   大手企業は多くの顧客が必要です   そのため、多くの人を対象にした メッセージを伝えてしまうことになります   比較的大手企業のミッションの目的は どこに出しても恥ずかしくないミッション というケースが多く   ミッションだけを切り取った場合 学生にも顧客にも深くは響かない ありきたりの言葉になってしまいます   大手企業の場合は 多くの顧客を対象としてしまうため 自然と幅が広がりミッションの 輪郭がぼやけてしまいやすいのです   大手企業の場合は これで仕方がありません   しかし中小企業が こういった大手企業の ミッションを真似て作るため   横並びで特徴に乏しい ミッションが生まれて くることになります   ミッションが浸透しない 理由の一つに 経営者としては   すべてのお客様にとって すべての社員にとって 受け入れられなくてもらいたい   という気持ちが あるからだともいえます   しかしながら ミッションやビジョンを お飾りではなく   真に力をもった 言葉にするためには 前提を変えなくてはなりません   すべてのお客様満足ではなく 熱心なファンになる お客様をつくること   単なる社員満足ではなく 好きな社員だけが残ること   多くの人に嫌われるくらいの 明確な主張が含まれた ミッションやビジョンを 作ってはじめて   経営者以下社員もその主張に コミットメントすることが 可能になります   そして 全員がコミットメントしてこそ ミッションやビジョンが 実際に力を持ってくる訳です   好きな人もいれば 嫌いな人もいる それが正解 それがミッションです 短い時間で作り切ることは できませんが でも、だからこそ 取り組めば 大きな変化を得られます   それにしても お世話になった先生が いらっしゃったので 少し変な感じでしたが お会い出来て嬉しかったです   コワーキングスペースを 運営しているfabbit広島駅前も ぜひご利用ください そして、今夜は 経営の12分野本編となる   12月のテーマ 経理・財務があります 会員の方、お忘れなく それでは、また今夜   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

ミッション経営の基本

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2017.12.13
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新卒採用(大卒・高卒)
経営者向け

新入社員教育のポイントと効果的な進め方

4月は新たな生活が始まる季節です。 企業にとっても、新入社員を迎え入れる 大切な時期です。 これからの成長を支えるために、 効果的な研修を実施し、即戦力となる人材に育てていくことが求められます。 今回は、実際に弊社ではどのように新入社員教育を 行なっているのか紹介いたします。   必要なスキルの洗い出し まずは、新入社員に身につけてほしいスキルや知識を洗い出します。 ビジネスマナー (挨拶・メール・電話対応・名刺交換など) コミュニケーション能力 (報告・連絡・相談の徹底) 基本的なPCスキル (Excel・Word・社内システムの使用) 業務知識 (自社のビジネスモデルや商品・サービスの理解) 課題解決力 (問題が発生した際の対応方法を学ぶ) など これらのスキルを効率的に習得できるよう、研修内容を設計していきます。   効率的な研修スケジュールの立案 新入社員研修は、段階的に学べるスケジュールを組むことがポイントです。 理想の状態をいつまでに作りたいかを設定し、 スケジュールを立案していきます。 第1週:基礎研修(導入・社会人マナー) 会社概要・事業内容の説明 ビジネスマナー (挨拶・名刺交換・メール・電話対応) 社内ルール・システムの使い方   第2〜3週:業務基礎研修 業務の流れを学ぶ (動画・マニュアルを活用) 実際の業務をシミュレーション (簡単なタスクをやってみる) OJT (先輩社員がサポートしながら実務体験)   第4週:振り返り&実務テスト 研修内容の復習 確認テストを実施し、理解度をチェック 研修後のフィードバックと今後の課題設定 このように基礎から応用へとステップを踏むことで、 新入社員のスムーズな業務習得をサポートできます。   テストで基準を設け理解度を可視化 研修の成果を測るために、定期的にテストを実施することも重要です。 例えば、以下のような基準を設けると効果的です。 ビジネスマナーテスト (名刺交換やメールの作成を実践) 業務知識テスト (社内システムや業務の流れを問う) ロールプレイング (上司や先輩社員との模擬業務) これらをクリアすることで、研修 の達成度を可視化し 個々の課題 を明確にできます。   新入社員研修は、企業文化を伝え、スキルを身につけてもらう重要な機会です。 効率的な研修スケジュールを組み、テストで習熟度を 測りながら、動画やマニュアルを活用することで、 教育コストを抑えつつ、 質の高い研修を実現できます。 これからの時代に合わせた研修方法を取り入れ、 新入社員の成長を しっかりサポートしていきましょう。

新入社員教育のポイントと効果的な進め方

樋野 竜乃介

2025.04.25
支援開始から4ヶ月、無料媒体のみで、3職種で採用に成功! “任せる”ことで見えた余裕と可能性。採用が、前向きになれた瞬間
採用事例
経営者向け

支援開始から4ヶ月、無料媒体のみで、3職種で採用に成功! “任せる”ことで見えた余裕と可能性。採用が、前向きになれた瞬間

キッタカホンダ販売株式会社 専務取締役 橘高 智一 様 キッタカホンダ販売株式会社様は、広島県東広島市安芸津町に本社を構え、 新車・中古車の販売から、車検・点検・整備・修理まで、地域のお客様のカーライフを幅広く支えている自動車販売・整備会社です。 “地球環境の保全”を最重要課題と位置づけ、地域の方々に寄り添いながら、お客様に喜ばれるグリーンディーラーを目指しておられます。 今回は、どのような経緯でシナジーに依頼されたのか、そして今後の展望についてお話を伺いました。 キッタカホンダ販売株式会社様 HPはこちらから シナジーのサービスを利用される前の採用活動の課題は何でしたか? シナジーさんを利用する前は、会社のホームページ上で募集を掲載していました。 とはいえ、あくまで「応募があればいいな」程度のもので、本格的な採用活動ではありませんでした。 本格的な募集を検討した背景には、ありがたいことにお客様からのご依頼が増え、現状の人員では対応しきれないという課題がありました。 また、今後の経営体制を見据え、私自身を含めた経営陣がコア業務に集中できるよう、業務の一部を分担していく必要があり、そのための人材確保が必要でした。 数あるサービスの中から、シナジーをお選びいただいた経緯 シナジーさんを知ったのは、あるビジネスマッチのイベントの場でした。 自社の課題を共有する機会があり、その場でシナジーの大武マネージャーからが採用に関する支援をしていることを伺ったのがきっかけです。 コロナ禍には、複数の求人媒体などのサービスの話も伺いましたが、首都圏の企業様が多く、打ち合わせもすべてオンラインでした。 安芸津という地場の空気感や町の雰囲気を知らない方にお任せするのは不安があり、当時は契約に至りませんでした。 その点、シナジーさんは同じ広島県の企業であり、当社が地域の方々とのつながりを大切にしていることも理解してくださり、安心してお任せできると感じ、契約を決めました。   シナジーのサービスを導入されて印象的だった部分や、良かった点はなんですか? 正直、どのように採用活動を進めていけばいいのか分からず、困っていました。 これまで本格的な採用活動から長らく離れていたこともあり、どんな手法があるのか、今のトレンドや自社にとって最適な進め方が見えていませんでした。 そんな中、シナジーさんは当社の意見や状況を丁寧にくみ取って進めてくださり、媒体の手続きなど、自分たちでは手が回らない部分までしっかりサポートしてくれました。 また、現状に合わせた採用アドバイスも的確で、安心してお任せすることができました。 シナジーが支援に入ったことで、どのような採用成果が得られましたか? 無料媒体を活用して、接客事務1名、営業職1名が入社。さらに、自動車整備士1名の内定承諾待ちという結果を得ることができました。 当初は、同じメーカーの車種を扱う他店との差別化が難しく、市街に人が流れる中で「どこに求人を出すか」ばかりを気にしていました。 しかし、支援を受ける中で「どんな人に働いてほしいのか」「どんな価値を届けていきたいのか」といった根本的な部分を深掘りすることで、採用設計の重要性に気づくことができました。   採用活動を行っていく中で、大事にしていた考え方・価値観はありますか? 採用で重視していたのは、「長く働いていただけるかどうか」です。 以前は10ヶ月や1年ほどで辞めてしまうケースがあり、なかなか定着しにくい状況が続いていました。 だからこそ、「この先、長く一緒に働いていける人かどうか」を大切に見ています。 また、スキルや経歴以上に、その人の“人間味”や“やる気”を重視しています。 当社には古くからのお客様が多く、お客様との距離も非常に近いです。 そのため、システム的なやり取りではなく、温かみのある、気持ちが通じ合うようなコミュニケーションが求められる場面も多くあります。 そういった意味でも、「どんな人を採用するか」だけでなく、「この先、どんな会社でありたいか」を見据えた採用が必要だと感じています。   今後どのようなビジョンを描いていらっしゃいますか? 私自身、今年で40歳になりました。 当社はすでに80年近い歴史がありますが、これから先は“100年続く企業”を本気で目指していきたいと考えています。 現在、世界情勢は不安定ですし、自動車業界も大きな転換期を迎えています。 関税の問題ひとつを取っても、数年前とは状況がまったく異なり、何が起こるかわからない時代です。 だからこそ、自分たちの強みとは何か、地域のお客様にどう必要とされてきたのか、そういった原点を改めて見つめ直すことが必要だと思っています。 その上で、時代に合った柔軟性を持ちながら、100年企業という大きな目標に向かって進んでいきたいです。  

支援開始から4ヶ月、無料媒体のみで、3職種で採用に成功! “任せる”ことで見えた余裕と可能性。採用が、前向きになれた瞬間

乾 恵

2025.04.18
最先端AIから夏フェスまで!進撃の警備会社とは?!
経営者向け

最先端AIから夏フェスまで!進撃の警備会社とは?!

今回は弊社のグループ会社である 株式会社シナジーコミュニケーションズについて ご紹介します。 シナジーコミュニケーションズでは、警備業を中心として 活動をしています。 「人材不足だ」と特にブルーワーカーは言われているように 警備業界は深刻な人材不足と労働者の高齢化が進んで いますが、そんな中でシナジーコミュニケーションズには 警備員が約100名在籍しており、平均年齢40歳という 若手からベテランまで在籍している バランスの取れた会社です。 広島県や山口県を中心に活動しております。 もし街中で青い制服を見かけたら、 それは弊社の警備員かもしれません。 警備業務には、施設警備業務、交通誘導警備業務、 危険物等運搬業務、身辺警備業務などがあります。 シナジーコミュニケーションズは主に交通誘導警備業務を 中心に、施設警備業務も展開しております。 警備隊員が安定した生活を送れるよう、 給与水準と待遇の向上を実施しており、また、 働きやすい環境づくりに注力しています。 その結果、警備隊員の仕事へのやりがいが高まり、 サービス品質を大きく向上することができました。 交通誘導警備業務は、高速道路や一般道路の工事現場での 警備に加え、 夏フェス、イベント、花火大会などの 雑踏警備まで、幅広く対応してい ます。 毎年8月には四国最大級の夏フェス『MONSTER bash』の 警備も担当。 フェス会場の中心で、来場者の安全確保に 笑顔で取り組む警備員の姿が 見られます。 近年、片側交互通行の分野には AI化の波が押し寄せています。 2023年7月、私たちは広島県で初めてAI交通制御システムを 使用した 片側交互通行を実現しました。 これからも、世に必要とされるサービスを目指して、 活気ある会社づくりに尽力してまいります。 警備に関するお問い合わせは、お気軽に弊社まで ご連絡ください。

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小濱亮介

2025.04.15
特定技能の定期報告とは?提出手続きをわかりやすく解説!
新卒採用(大卒・高卒)

特定技能の定期報告とは?提出手続きをわかりやすく解説!

特定技能外国人の受け入れを始めた企業にとって、1年ごとの定期報告は避けて通れない重要な業務です。 特定技能に関する報告は、企業が外国人従業員の受け入れ状況や労働環境について、出入国在留管理庁へ定期的に報告することが義務付けられています。これまで四半期ごと(年4回)の提出が求められていた定期届出は、2025年4月から「年1回」へと変更されました。 本記事では、定期報告の基本的な内容やその重要性を解説する前に、まず今回の制度変更のポイントについてご紹介します。その後、定期報告の概要や改正内容について、詳しく解説していきます。 定期報告の変更点 定期届出の提出が「年1回」に変更! これまで四半期ごと(年4回)の提出が必要だった定期届出は、2025年4月1日から「年1回」の提出へと変更されます。 新制度スタート:2025年4月1日〜 初回の提出期間:2026年4月1日〜5月31日 この変更により、報告業務の簡素化が期待される一方で、1回の報告に必要な情報量が増える可能性もあるため、日々の記録や管理体制をしっかり整えておくことが重要です。 注意点:旧制度(2025年度分)の提出も必要! 新制度が始まるとはいえ、2025年度第4四半期(旧制度分)の届出は、2025年4月15日までに提出が必要です。制度移行期は、うっかり提出漏れが起きやすいため、スケジュールの確認をお忘れなく! オンライン面談が可能に! 今回の改正では、定期面談についても大きな変更がありました。これまで「対面のみ」とされていた定期面談が、条件付きで「オンライン対応可」となります。 ■ オンライン面談の主なルール 面談対象者の事前同意が必要 面談の録画・保存が義務付けられる(一定期間) 年一回以上の対面面談が望ましい 初回面談は対面での実施が望ましい オンライン面談が可能になることで、遠方に住む技能実習生や、スケジュール調整が難しいケースでも柔軟に対応できるようになります。 ただし、運用にはルールがあるため、今後公表されるガイドラインを確認のうえ、適切な対応が必要です。 制度の見直しによって、現場にとっての業務負担は軽くなりつつも、新たに求められる対応も出てきます。支援機関や受入れ企業としては、制度の趣旨を理解しつつ、引き続き安心して働ける環境づくりに努めていきたいですね。 特定技能の「定期報告」とは何か 定期報告の目的と意義 特定技能の定期報告は、外国人従業員の適切な管理と支援を確保するための重要な手段です。この報告により、企業は特定技能外国人の労働条件、健康、福祉の状況を出入国在留管理庁に定期的に提供することが求められます。目的は、外国人従業員が日本で公正な待遇を受け、適切な労働環境のもとで働けるようにすることです。 定期報告は、特定技能外国人の受け入れ企業が直面する可能性のある課題や問題を早期に特定し、解決策を見つけるための基盤を提供します。 また、報告プロセスを通じて、企業は自社の管理体制や支援体制を見直し、改善する機会を得ることができます。 報告の内容には、以下のような項目が含まれます。 外国人従業員の雇用状況 給与の支払い状況 健康状態 労働条件 など これらの情報は、出入国在留管理庁が特定技能外国人の受け入れ状況を監視し、必要に応じて支援や指導を行うための重要なデータとなります。 定期報告は、単なる形式的な手続きではなく、特定技能外国人と受け入れ企業双方の利益を守るための重要なプロセスです。適切な報告を行うことで、企業は外国人従業員の権利を保護し、良好な労働環境を維持することができるのです。 定期報告の対象となる外国人とは 定期報告の対象となるのは、特定技能ビザを持つ外国人従業員です。このビザは、特定の技能を持つ外国人が日本で働くことを可能にするもので、介護、建設、農業など、日本国内で人手不足が顕著な分野での就労が認められています。 特定技能について理解を深めたい方は、こちらの記事をご覧ください。 [blogcard url="https://www.kk-synergy.co.jp/saiyo/567806/"] 対象となる外国人は、日本での就労を開始してから四半期ごとに、その就労状況や生活状況に関する情報を受け入れ企業を通じて報告する必要があります。 報告を怠ることによる罰則 報告を怠った場合の罰則は、特定技能外国人の受け入れを行う企業にとって重大な影響を及ぼす可能性があります。報告義務を怠ると、出入国在留管理庁からの指導や警告を受けることになり、最悪の場合、特定技能外国人を受け入れる資格を失うこともあるのです。 このような罰則は、特定技能外国人の適切な管理と支援を確保するためのものであり、企業がこの義務を真摯に受け止め、適切な報告を行うことの重要性を強調しています。定期的な報告を通じて、企業は外国人従業員の労働環境や生活状況に関する問題を早期に発見し、改善策を講じることが可能となります。 特定技能の定期報告にも関わる「登録支援機関」とは 特定技能外国人の受け入れにおいて、登録支援機関の役割は非常に重要です。これらの機関は、外国人従業員と受け入れ企業の間で円滑なコミュニケーションを促進し、定期報告のプロセスをサポートします。このセクションでは、登録支援機関がどのようにして特定技能外国人と受け入れ企業を支援するのかを掘り下げていきます。 登録支援機関の役割と責任 登録支援機関は、特定技能外国人の受け入れ企業と外国人従業員の間に立ち、双方が直面する可能性のある課題を解決するためのサポートをします。これらの機関の主な役割は、外国人従業員が日本での生活と仕事にスムーズに適応できるようにすることです。 登録支援機関は、外国人従業員が適切な労働条件のもとで働けるように、また、彼らが直面する可能性のある問題や不安に対処できるように、さまざまなサポートを提供します。支援の一例は以下の通りです。 言語の壁を越えたコミュニケーションのサポート 生活面でのアドバイス 法的手続きの支援 など また、登録支援機関は定期報告のプロセスにおいても重要な役割を果たします。これらの機関は、報告書の作成や提出に関するアドバイスをし、必要な書類が正確に、そして期限内に提出されるように支援するのです。 このようにして、登録支援機関は特定技能外国人と受け入れ企業の橋渡し役として機能し、双方の利益を守るための重要な役割を担っています。 登録支援機関が行う面談 登録支援機関による面談は、外国人従業員の就労状況や生活状況を把握し、彼らが直面している問題を特定するための重要な手段です。面談を通じて、登録支援機関は外国人従業員の声を直接聞き、必要に応じて適切なサポートやアドバイスを提供することができます。 面談では、労働条件、健康状態、生活環境、職場での人間関係など、外国人従業員の幅広い側面について話し合います。このプロセスは、外国人従業員が直面する可能性のある問題を早期に特定し、解決策を見つけるために不可欠です。 また、面談の結果は定期報告の作成にも役立ち、出入国在留管理庁への報告内容をより正確かつ詳細にすることができます。 特定技能の定期報告の作成と提出 特定技能の定期報告は、外国人従業員の受け入れ状況を適切に管理し、報告するための重要なプロセスです。このセクションでは、報告書の作成と提出に必要な手順、サポートを受ける場合と自社で行う場合の必要書類、そして提出方法について説明します。 登録支援機関の支援を受けている場合の必要書類 登録支援機関の支援を受けている場合、定期報告のプロセスは大きく簡略化されます。登録支援機関は、報告書の作成から提出までの手続きをサポートし、必要な書類の準備や提出方法に関するアドバイスをしてくれるからです。必要書類には、特定技能外国人の受入れ状況、給与の支払い状況、労働条件、健康状態などに関する情報が含まれます。 登録支援機関は、これらの情報を収集し、適切な形式で報告書を作成します。また、報告書には、外国人従業員の就労状況や生活環境に関する変更があった場合の詳細も含めなければなりません。登録支援機関は、これらの情報を正確に、かつ期限内に出入国在留管理庁に提出するためのサポートをしてくれます。 自社で支援を実施している場合の必要書類 自社で支援を実施している場合、定期報告の責任は完全に企業に委ねられます。この場合、企業は特定技能外国人の受入れ状況に関する全ての情報を自ら収集し、報告書を作成しなければなりません。必要書類には、受入れ状況、給与の支払い状況、労働条件、健康状態、そして任意で外国人従業員の満足度や職場での経験に関するフィードバックが含まれます。 企業は、これらの情報を適切な形式で報告書にまとめ、出入国在留管理庁に提出する必要があります。 定期報告書の書き方と提出方法 定期報告書の書き方には、出入国在留管理庁が提供する指定のフォーマットやガイドラインに従うことが求められます。報告書には、1年ごとの外国人従業員の就労状況や生活環境に関する詳細な情報を明確に記載しなければなりません。また、報告書は、指定された提出期限内に出入国在留管理庁に提出する必要があります。 提出方法は、「郵送」「オンライン提出」「窓口への持ち込み」のいずれかです。最近では、オンラインでの提出が推奨されており、これによりプロセスの効率化と迅速化が図られています。企業は、出入国在留管理庁のウェブサイトで提供されるオンラインシステムを利用して、報告書を簡単に提出することができます。 提出期限と問題が発生した際の対処法 提出期限は、翌年度の4月1日~5月31日に設定されます。企業はこの期限を厳守することが求められますが、万が一提出が遅れる場合は、速やかに出入国在留管理庁に連絡し、対処法を相談しなければまりません。問題が発生した場合、出入国在留管理庁は通常、企業に対して指導やアドバイスを提供し、問題解決に向けて協力します。 定期報告は、特定技能外国人の適切な管理と支援を確保するために非常に重要です。企業は、このプロセスを真摯に受け止め、適切な報告を行うことで、外国人従業員の権利と福祉を守る責任があります。 特定技能「定期報告」の書類作成のポイント 定期報告の書類作成は、特定技能外国人の適切な管理と支援のために重要なプロセスです。このセクションでは、報酬や賃金台帳の記載内容、書類作成時のチェックポイント、そして書類の保存と管理の重要性について、具体的なポイントを解説します。 報酬や賃金台帳の記載内容と注意事項 報酬や賃金台帳の記載内容は、特定技能外国人の労働条件の透明性を保証する上で非常に重要です。報酬の部分には、基本給、残業手当、その他の手当など、外国人従業員が受け取る全ての報酬を詳細に記載する必要があります。賃金台帳には、支払われた報酬の日付、金額、そして支払いの根拠となる労働時間などが明確に記録されていなければなりません。 記載する際の注意事項としては、全ての情報が正確であることを確認することが挙げられます。また、賃金の不公平が生じないように、特定技能外国人と同様の業務を行う日本人従業員との間での報酬の比較も重要です。この比較を通じて、外国人従業員が公正な待遇を受けていることを保証することができます。 書類作成時のチェックポイント 書類作成時には、いくつかのチェックポイントがあります。 まず、提出する書類が出入国在留管理庁の要求するフォーマットに沿っているかを確認することが重要です。また、提出する情報が最新のものであること、そして全ての必要なセクションが完全に記入されていることを確認する必要があります。 さらに、書類作成時には、外国人従業員のプライバシーを尊重し、個人情報の保護に十分注意を払うことが求められます。個人情報の取り扱いに関しては、適切なセキュリティ対策を講じ、不必要な情報の開示を避けることが重要です。 書類の保存と管理の重要性 書類の保存と管理は、将来的に発生するかもしれない問題に対処するためにも重要です。定期報告に関連する書類は、指定された期間(通常は少なくとも5年間)保存する必要があります。これにより、出入国在留管理庁からの問い合わせに対して迅速に対応することができます。 書類の管理においては、情報の機密性を保持するための適切な措置を講じることが重要です。電子的に保存する場合には、データのバックアップを定期的に取り、不正アクセスから保護するためのセキュリティ対策を施しましょう。 定期報告の書類作成と管理は、特定技能外国人の適切なサポートと保護を確保するために不可欠なプロセスです。企業は、これらのポイントを遵守することで、外国人従業員との信頼関係を築き、彼らが安心して働ける環境を提供することができます。   定期報告が4半期から1年単位に代わったことによるメリット・デメリット 2025年4月の制度改正により、これまで四半期(年4回)ごとに行われていた「特定技能の定期報告」が、年1回の提出に変更されました。 この変更によってどのようなメリット・デメリットがあるのかを整理してみたいと思います。 年1回になったことによる【メリット】 1. 書類準備の負担が軽減! これまで年に4回提出が必要だった定期報告が1回になったことで、報告書類の準備にかかる事務負担が大幅に軽減されました。支援機関・受入れ機関にとっては、手続きの簡素化は非常に大きなメリットといえるでしょう。 2. 面談のオンライン化で、場所の制約が軽減 定期面談がオンラインでも実施可能となったことで、遠方に住む特定技能外国人とのコミュニケーションがスムーズに。 移動の手間も省け、柔軟な対応が可能になりました。 ※定期面談については引き続き3か月に1回以上行う必要がございます。(オンラインでの面談も可能ですが一定に条件がございます。また1年に1回以上は対面での面談が望ましいとされています。また受入れ後初めての面談、および面談担当者変更後初めての面談については対面による面談を実施する事が望まれます。) 一方で気になる【デメリット】も… 1. 顔を合わせる機会の減少による影響 対面型の定期面談が減る事で直接顔を合わせて話す機会が減るものと考えられます。これまでは対面の中で、特定技能外国人の体調や生活の変化、仕事の悩みなど“見えにくい問題”にも気付ける大切な時間となっていましたが、今後はそういた部分が見えにくくなる恐れがございますので、これまでとは違ったコミュニケーション方法を取る事で細やかな変化をキャッチする必要がございます。 2. 日本語学習の機会が減少する可能性も 面談では業務以外の話題、例えば休日の過ごし方や家族のことなど、日常生活に関する会話も行っていました。これらのやりとりが、日本語を実践的に使う場としても機能しているため、面談がオンライン化する事で内容が簡易化し日本語学習の機会が減ってしまう可能性もあります。 こうしたメリット・デメリットを踏まえ支援の質を維持しつつ、制度の柔軟性を上手に活かしていくことが、今後より重要になっていきそうです。 オンライン化する事で想定されるリスクを避ける為にシナジーとしては当面の間、これまで通り四半期ごとに対面式の面談を行います。 まとめ この記事では、特定技能の定期報告について、その重要性から具体的な作成・提出プロセスに至るまで、企業の採用担当者や人事部の方々が理解すべき要点を解説しました。以下にその要点をまとめます。 特定技能の「定期報告」とは何か:特定技能外国人の受け入れ状況を出入国在留管理庁に報告する義務付けられたプロセスです。この報告は、外国人従業員の適切な管理と支援を確保するために重要です。 登録支援機関の役割:登録支援機関は、特定技能外国人と受け入れ企業の間で円滑なコミュニケーションを促進し、四半期報告のプロセスをサポートします。 定期報告の作成と提出:報告書の作成には、外国人従業員の受け入れ状況、給与の支払い状況、労働条件などに関する情報が必要です。提出方法には、郵送やオンライン提出、窓口への持ち込みがあります。 書類作成のポイント:報酬や賃金台帳の記載内容には、全ての報酬を詳細に記載する必要があります。書類作成時のチェックポイントには、フォーマットの確認や情報の正確性が含まれます。書類の保存と管理は、将来的な問題に対処するために重要です。 このガイドを通じて、特定技能の定期報告に関する理解を深め、適切な手続きの実施を支援することを目指しました。適切な報告を行うことで、企業は外国人従業員の権利と福祉を守り、良好な労働環境を維持することができます。特定技能外国人の受け入れと管理に関わるすべての方々が、この記事を参考にして、責任を持って対応していただければ幸いです。 よくある質問 Q1: 特定技能の定期報告にはどのような必要書類がありますか? A1: 特定技能の定期報告には、以下の必要書類が含まれます。 受入れ・活動状況に係る届出書 特定技能外国人の受入れ状況・報酬の支払状況(参考様式第3-6号別紙) 賃金台帳の写し 報酬支払証明書 これらの書類は、外国人従業員の労働条件、給与の支払い状況、健康状態などを報告するために必要です。 Q2: 特定技能の定期報告で「3-6」とは何を指しますか? A2: 「3-6」とは、特定技能外国人の受入れ状況や報酬の支払い状況を報告するための参考様式のことを指します。この様式は、1年ごとの報告において、企業が出入国在留管理庁に提出する必要がある書類の一つです。 Q3: 「3-6別紙」とは具体的にどのような内容を含む書類ですか? A3: 「3-6別紙」は、特定技能外国人の受入れ状況・報酬の支払状況を詳細に記載するための書類です。ここには、外国人従業員の氏名、生年月日、性別、国籍、住所、在留カード番号、活動日数、給与額など、具体的な就労情報が含まれます。 Q4: 特定技能の定期面談とは何ですか?どのように実施すべきですか? A4: 特定技能の定期面談は、外国人従業員の就労状況や生活状況を把握し、彼らが直面する可能性のある問題を早期に特定するために行われます。面談は、登録支援機関または企業によって3ヶ月に1回以上実施され、外国人従業員の健康状態、労働条件、生活環境などについて話し合います。 Q5: 特定技能の定期報告はオンラインで提出できますか?その方法は? A5: はい、特定技能の定期報告はオンラインで提出することが可能です。出入国在留管理庁は、オンラインでの提出を推奨しており、そのためのシステムを提供しています。企業は、出入国在留管理庁のウェブサイトにアクセスし、必要な書類をデジタル形式でアップロードすることで、報告書を提出できます。オンライン提出には、ログインIDとパスワードが必要になる場合があるため、事前に登録手続きを完了させておくことが重要です。

特定技能の定期報告とは?提出手続きをわかりやすく解説!

乾 恵

2025.04.14
カジュアル面談の重要性と成功の秘訣
キャリア採用
採用担当者向け
新卒採用(大卒・高卒)
経営者向け

カジュアル面談の重要性と成功の秘訣

弊社では、採用活動においてカジュアル面談を 導入しています。 カジュアル面談とは、 ”お互いを知るための気軽な対話の場”のことです。 説明会という形ではなく、1対1の対話の中で お互いを知りながら、マッチングを図っていくことを大事にしています。     なぜカジュアル面談が重要なのか カジュアル面談は、求職者と企業双方にとって 相互理解を深める絶好の機会です。 正式な選考プロセスに入る前に、企業文化や 業務内容についての具体的な情報を共有できるため、 ミスマッチを防ぐ効果があります。 特に求職者にとっては、気軽に企業の雰囲気を感じられる場となり、 応募への心理的ハードルを下げる役割を果たします。   カジュアル面談の進め方 1. 事前準備 面談の目的を明確にする。 会社概要や事業内容、ポジションに関する基本情報を整理する。   2. 面談当日 和やかな雰囲気作りを意識する。 自己紹介を通じて、企業の特徴や魅力を伝える。 求職者の興味やキャリアの方向性を丁寧にヒアリングする。   3. フォローアップ 面談後に感想やフィードバックを共有する。 求職者が選考に進む場合は次のステップを明確に案内する。   カジュアル面談のメリット 企業側のメリット 求職者の人柄や志向性を早期に把握できる。 企業文化や価値観に合うかどうかを判断する材料が得られる。 求職者との信頼関係を構築しやすい。   求職者側のメリット 応募前に企業への理解を深められる。 自分に合う企業かどうかを見極める助けになる。 リラックスした雰囲気の中で質問や疑問を解消できる。     カジュアル面談の注意点 1. 企業側のメリット あくまでカジュアルな場であるため、堅苦しい質問攻めは避ける。   2. 一貫性を保つ 採用プロセス全体との整合性を考慮し、伝える内容に矛盾がないようにする。   3. 時間管理 長くなりすぎないよう、適切な時間配分を心がける。     新卒とキャリア採用におけるそれぞれのコツ 新卒採用の場合 学生がイメージしやすい具体的なエピソードや事例を交えて話す。 学生が抱える不安や疑問に寄り添い、丁寧に答える。   キャリア採用の場合 求職者のスキルや経験に基づいた具体的なポジションの説明を行う。 転職理由やキャリアのビジョンを深掘りし、マッチングの精度を高める。   カジュアル面談は、選考プロセスの前段階で 双方の理解を深める重要な機会です。 適切に実施することで、採用の成功率を高めるだけでなく、 企業のブランドイメージ向上にも寄与します。 求職者とのコミュニケーションを大切にし、 長期的な信頼関係の構築を目指しましょう。

カジュアル面談の重要性と成功の秘訣

樋野 竜乃介

2025.04.01
今さら聞けない人材紹介会社(エージェント)とは!?
経営者向け

今さら聞けない人材紹介会社(エージェント)とは!?

近年、人材紹介会社を利用される方は多いのではないでしょうか。 弊社も人材サービス会社として紹介事業も行っておりますが、 依頼をしてみたものの、 実態は分からないという方も 多くいらっしゃいますので、今回は人材紹介会社について ご説明したいと思います。 人材紹介は職業安定法の中にある職業紹介に該当します。 職業紹介は「有料職業紹介」と「無料職業紹介」に二分されます。 「無料職業紹介」というのは皆さんご存知のハローワークです。 そして多くの民間企業が行っているのが「有料職業紹介」です。 人材紹介を行っている企業は増加傾向にあります。 人手不足というニーズがあるのと、 参入障壁が派遣に比べると低いという実態があることが 背景として考えられます。 人材紹介会社は自分たちでメディアを持ち、 求職者を集めていくという流れがほとんどです。 職種に特化した紹介会社も増えてきており、 保育士や看護師、建築など様々あります。 紹介料の金額も上がっており、広島では 10年前は想定年収の20%前後が紹介料として一般的だったものが、 現在は30~40%が相場になっています。 先日、驚いたのが施工管理に特化したエージェントでは 紹介料が想定年収の100%と言われていたので、 それだけ採用難易度が高いことを表しています。 人材紹介を使うメリットは、採用にかける工数を大幅に削減できることで、 例えば求人を出すコストや応募対応などの工数と媒体費用はかかりません。 ヘッドハンティングも人材紹介に当たるのですが、 最初に着手金のよう なものを払い 自社の人事として動いてもらうので、成果がでなくても 費 用が発生してしまいます。 一方でデメリットとしては社内にノウハウがたまらないことと、 コスト を削減できないということがあります。 仮に年収が400万円でしたら報酬として120~160万円を 支払わなければなりません。 例えば求人広告を利用して 採用活動を行い、1ヶ月の求人費用を試しに30万かけて、 うまく採用できれば1人あたり30万円で 採用できることになります。人材紹介に比べると4分の1ですね。 また会社によっては違いますが、有料職業紹介で入った人が 2ヶ月で辞めた場合、人材紹介会社に返金制度があるかないかで 全然変わってきます。ここはよく注意したほうが良いと思います。 実際に弊社のお客様で、他社から有料職業紹介で入った人が 1ヶ月で辞めてしまったのですが、返金制度が無いと言われて 泣き寝入りするしかなかったそうです。 個人的には自社の採用も人材紹介会社も 両方行っていく方が良いと思っています。 採用する確率を上げるためには、双方の活動はとても大切です。 まずは採用したい人物がどんな人かを明確にすると、 その人が転職市場のどこにいるのか仮説を立てることができ、 より採用できる可能性が高くなるので、 よくわからないという方がいらっしゃいましたら 弊社までお声掛けください。

今さら聞けない人材紹介会社(エージェント)とは!?

小濱亮介

2025.04.01
介護業界の2025年問題:介護の人材不足を救う外国人採用の課題とメリット
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介護業界の2025年問題:介護の人材不足を救う外国人採用の課題とメリット

2025年、団塊の世代が全員75歳以上となり、 日本は超高齢社会に突入しました。 「2025年問題」と呼ばれるこの転換期は、 医療や介護など社会保障全体へ 大きな影響を及ぼすと懸念されています。 本記事では、介護業界における人材不足の現状や 外国人採用にまつわる課題・メリットを解説し、 2025年以降の介護サービス維持に向けた 外国人採用の重要性を考察します。 2025年問題の概要と介護業界の人材不足   日本は「2025年問題」と呼ばれる大きな転換期を迎えています。 団塊の世代(1947~1949年生まれ)が全員75歳以上の 後期高齢者となるのが2025年です。 内閣府の推計によれば、2025年には75歳以上の人口が 約2,180万人、65~74歳が約1,497万人に達し、 国民の約5人に1人が75歳以上になる見通しです。 これは社会保障、とりわけ医療・介護サービスの需要が 飛躍的に増大することを意味し、高齢者を支える現場には これまでにない負担がかかると懸念されています。 こうした中、介護業界の人材不足は深刻な課題です。 現在でも介護現場は慢性的な人手不足に陥っており、 その背景には夜勤を伴う重労働や処遇面での課題といった 厳しい労働環境が指摘されています。 実際、介護職員は他業種に比べても離職率が高い傾向にあり、 厚生労働省の調査では2023年度の介護職員の 平均離職率が13.1%に達しているという報告があります。 長時間労働や肉体的負担、処遇への不満から 経験豊富なスタッフが離職してしまうケースも少なくありません。 さらに、土日休みで平日は決まった時間に働いていた人からすれば、 夜勤やシフト勤務がある介護は転職の際も敬遠されがちです。 このままでは需要に対して供給が追いつかない状況です。 厚生労働省が公表した将来推計データによると、 2026年度には必要な介護人材が約240万人に対し、 供給可能な人材は約215万人程度にとどまり、 約25万人もの人材が不足するとされています。 この数字は、介護サービス提供体制の維持に深刻な影響を及ぼす規模です。 人材不足が解消されなければ、高齢者が必要な介護サービスを 受けられない、あるいはサービスの質が低下する恐れがあります。 したがって、2025年問題に備え、国内人材の確保に加えて、 新たな人材源の活用も視野に入れて対応策を講じる必要があるのです。   外国人人材の採用に関する課題   人手不足を補う選択肢の一つとして、外国人の採用が注目されています。 しかし、外国人を受け入れるにあたってはいくつかの課題を よく知っておくことが重要です。主な課題としては以下の点が挙げられます。   1. 言語の壁 介護現場では、高齢の利用者やスタッフとの コミュニケーションが欠かせません。日本語に不慣れな 外国人にとって、専門用語や医療用語、現場独自の言い回しなどを 理解するのは簡単ではありません。 さらに、日本各地の方言や高齢者特有の表現も ハードルとなる場合があります。こうした言語の壁による 指示の誤解は、ケアの質にも直結するでしょう。 そのため受け入れ側は、わかりやすい日本語を使う配慮や 通訳・翻訳ツールの活用、日本語研修の充実などで 外国人をサポートする必要があります。 これは外国人の性格によっても差が出る部分です。 分からないことがあったとき、そのままにする人もいれば、 聞き返して疑問を解消していく人もいるからです。 当社でご紹介する際は、外国人が「分からない」状況になった時、 どうやって臨機応変に対応できるかを見極めてから、 各施設へご紹介しております。   2. 文化の違いと「おもてなし文化」への適応   宗教や生活習慣、介護観などの文化的ギャップを乗り越えるには、 施設側が多文化に対する理解と対応を行うことが欠かせません。 たとえば、食事や生活上の習慣に宗教上の制約がある場合や、 毎日お祈りをしたい、被り物を着用して過ごしたいなど、 日本ではあまり馴染みのない行為が普通である場合もあります。 一方で、日本の介護現場では「おもてなし」の精神や きめ細かな配慮が根付いています。言葉にされないニーズを 汲み取って対応するなど、日本独特のサービス品質に 最初は戸惑う外国人も少なくありません。 こうしたギャップを埋めるため、厚生労働省は外国人技能実習生や 介護福祉士候補者の研修に「日本の文化・社会に対する基本的理解」などを 組み込んでおり、企業側でも多文化理解研修や メンター制度の導入を進めています。 また、利用者やその家族にも多様な背景を持つスタッフへの 理解を促すことで、お互いの不安や戸惑いを軽減しやすくなるでしょう。   外国人を採用するメリットと効果   上述の課題はあるものの、適切なサポートを行えば 外国人材の受け入れには大きなメリットがあります。 介護業界が直面する人手不足を乗り越えるため、 企業担当者は以下のメリットにも着目すべきでしょう。   1. 人材不足の解消とサービス維持   最大のメリットは、慢性的な人材不足の解消につながることです。 特に地方や中小規模の介護施設では、人手不足が原因で サービス提供が困難になるケースが増えています。 外国人材を積極的に採用することで、不足する現場スタッフを補い、 必要なサービスを途切れさせずに提供できます。 人員が十分に確保されれば、職員一人ひとりの負担が軽減し、 利用者へのケアの質を維持・向上しやすくなるでしょう。   2. 若年層の採用による職場の活性化   外国人介護職員の多くは20~30代の若年層であり、 こうした若い人材の加入は職場の活性化に寄与します。 高齢化しているのは利用者だけではなく、介護職員も同様です。 若い世代がチームに加わることで新たなエネルギーや 発想が生まれ、ベテラン職員にも良い刺激となります。   3. 多様性の導入による新しいサービスの創出   異なる文化背景をもつ人材の参画によって、 職場に多様性が生まれます。多様な視点や経験は、 介護サービスにも新たなアイデアをもたらす可能性があります。 例えば、外国人スタッフの母国の話で、 利用者さんとの話で盛り上がるかもしれません。 また、多言語対応が可能なスタッフがいれば、 外国人の利用者や家族への説明・相談にも対応しやすくなります。   4. 長期的な人材確保の可能性   外国人スタッフを一時的な労働力としてではなく、 長期戦力として育成することで、将来的な人材確保にもつながります。 今は「技能実習」や「特定技能」など、在留期間に制限のある制度で 働く外国人がほとんどです。しかし、意欲ある人材に 介護福祉士の国家資格取得をサポートすれば、 日本で長期就労できるようになります。 実際、経済連携協定(EPA)で来日した 介護福祉士候補者の中には、日本の国家試験に合格し 資格を取得して定着する人が増えているのです。 資格を取得した外国人職員は、介護の知識と日本語能力を 兼ね備えた貴重な戦力となります。 さらに、新たに来日する外国人への良きロールモデルにもなるでしょう。 おわりに   2025年に向けた超高齢社会の波に対応し、 介護業界が安定したサービスを提供し続けるためには、 国内人材の処遇改善や離職防止策に加えて、 外国人材の活用も重要なテーマとなります。 企業の担当者にとって、外国人を受け入れる体制整備 や教育支援には手間とコストがかかる面もありますが、 それ以上に得られる効果は大きいでしょう。 多様な人材が活躍し、誰もが安心して 介護サービスを受けられる社会を実現するために、 今からできる取り組みを着実に進めていくことが重要です。   外国人採用はシナジーにお任せください!   外国人労働者の採用は、人材不足に悩む日本企業にとって 重要な選択肢です。株式会社シナジーでは、 特定技能などの制度を活用して 外国人を採用したい企業様をサポートしています。 ぜひ、お気軽にお問い合わせください!

介護業界の2025年問題:介護の人材不足を救う外国人採用の課題とメリット

広報シナジー

2025.03.10
シナジー設立30周年の軌跡を振り返る
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シナジー設立30周年の軌跡を振り返る

シナジーが設立してから30年。 激動する時代の中で、私たちは変化を恐れず挑戦を続けてきました。 この30年間に築き上げた信頼と成果は、 社員一人ひとりの情熱や想い、パートナー企業の支援、 そしてお客様からの温かいご愛顧によるものです。 シナジーの歩んできた軌跡をご紹介いたします!   1995年 ビルテックサービス有限会社を設立 大武良彦がモップとホウキとちりとりを持って ビルメンテナンス業で開業しました。   2004年 人材派遣業をスタートさせる 派遣業務の規制緩和に伴い、製造業への派遣が 解禁になったところで 「300万増資して 派遣事業を始めましょう!」と意気込んで樽本が参画しました。   2005年 有限会社シナジーコミュニケーションズを設立 樽本が前職に警備業に勤めていたことで知見もあった ため、 警備事業の立ち上げのために設立しました。 ここで現シナジーグループの主事業である ビルメンテナンス、人材派遣、警備を スタート致しました。   2008年 社名を株式会社シナジーへ変更 事業の多角化に伴い、経営理念策定とともに 社名を 「シナジー」に変更しました。 「人や企業、複数の事業領域が掛け合わさり、 同じ目標に向かっていき、相乗効果を生まれるように」 という想いが込められています。 同時に本社を現在の東広島市西条町寺家に移転しました。   2008年に起きたリーマンショックで世の中が不景気に! シナジーでも大きな打撃がありました。 2010年 私、小濱が入社しました! リーマンショック後の就活で苦戦し、大学卒業後 ニートでフラフラしているところ、たまたまシナジーを発見。 リーマンショックで苦しい中、「新卒は厳しいのではないか」 という意見もありましたが、逆に今取らないと という意見があり、入社できました!   2012年~2019年 たくさんの事業の立ち上げ ここには全部紹介できないほど、たくさんの事業がありました! 省エネ商材の販売 製造構内請負 リフォーム工事 プレジデントアカデミー広島校 じもと逆求人~Gメン32~ 東広島市火葬場の運営 東広島市立図書館維持管理 求人メディア事業 RPO(採用請負) 経営コンサルティング システム定着支援 特定技能外国人支 たくさんのシナジーを生むためにお客様の声に耳を傾け、 多くの事業に挑戦してきました。 中には様々な理由で やめてしまった事業もあります。 新型コロナなどの 外部環境の変化、社内の人員による内部環境の変化などが ありながらも、その都度、事業形態を変えていきました。 やめてしまった事業も、挑戦したことは 弊社のノウハウに残っています。当時はとても大変でしたが、 それが現在のシナジーに活かされているので、 今となってはやってよかったと思います。   2020年 樽本 陽輔 代表取締役社長に就任 これまで代表取締役社長であった大武良彦が会長に就任。 新体制となったシナジーが始まりました。   2021年 株式会社シナジーホールディングスを設立 有限会社シナジーコミュニケーションズは、 株式会社シナジーコミュニケーションズへ   2022年 プライバシーマークの取得 お客様の信頼をさらに高める会社を目指していきます!   2024年 岩国事業所を開設 山口県岩国市には色々と御縁があり事業所を開設をしました。 私たちのサービスで”ぐっとくる”なにかをもっと増やし、 多くのお客様に喜んでもらうために 精一杯頑張っていきたいと思います。 岩国駅の近くなので 近くにくる予定の方はお知らせください♪ 2025年7月より常駐で社員を配置する予定です。

シナジー設立30周年の軌跡を振り返る

広報シナジー

2025.02.27
シナジー採用のこだわり 〜採用活動におけるペルソナ作成のすすめ~
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採用担当者向け
新卒採用(大卒・高卒)
経営者向け

シナジー採用のこだわり 〜採用活動におけるペルソナ作成のすすめ~

弊社では、採用活動において、ペルソナを明確にし、 ビジュアル化することで、会社として どのような人材を採用していくのか イメージ統一を行なっています。 採用活動を成功させるには、ターゲットとなる求職者を 明確にイメージすることが欠かせません。 ペルソナとは、採用したい理想の人物像を 具体的に描き出した架空のキャラクターのこと。 今回は、ペルソナを作成する流れや注意点、 そして作成するメリットをお伝えします。   ペルソナ作成の流れ 1. 会社のビジョンや目標を明確にする まず、会社が目指す方向性や 達成したい目標をはっきりさせましょう。 例:「今後5年でどのような成長を目指すのか?」 「そのためにどのような人材が必要か?」 この段階で、目標達成のために必要なスキルや 価値観を具体的に洗い出しておくと、 後のプロセスがスムーズになります。   2. 理想の人物像を明確化する ビジョンや目標に基づき、理想の人材像を 具体的に定義します。例えば、次の観点で考えるとよいでしょう ・年齢、性別、学歴 ・性格や価値観(例:チャレンジ精神がある、責任感が強い) ・スキルや経験(例:プロジェクトマネジメント経験、 コミュニケーション能力)   3. 求職者の視点を理解する 次に、ターゲット層が仕事探しで重視するポイントを 理解しましょう。例えば、学生であれば 「成長できる環境」や「柔軟な働き方」、 社会人経験者であれば「安定性」や 「キャリアアップの可能性」等が挙げられます。   4. ペルソナの詳細を具体化する 最後に、理想の求職者像をより具体的に描きます。 新卒採用、キャリア採用、それぞれで考える点は 少し異なりますが、より具体的に記載することで、 今後の採用活動の方針を決めることができます。   ペルソナ作成のメリット 1. 採用ターゲットが明確になる ペルソナを作成することで、「どのような求職者に 応募してほしいのか」が明確になります。 これにより、採用活動の方向性が定まり、効率的に進められます。   2. 求職者に響くメッセージが作れる 求職者が何を求めているかが分かれば、 求人広告や面接でのメッセージが効果的になります。 「成長したい」というペルソナには、 「スキルアップの機会」や「研修制度の充実」を アピールするのが効果的です。   3. 採用のミスマッチを減らせる ペルソナを基に採用を進めることで、 入社後のミスマッチを減らせます。 結果として、離職率の低下や従業員満足度の向上が期待できます。   ペルソナ作成の注意点 1. 偏見に注意する ペルソナ作成では、ステレオタイプや固定観念を避けましょう。 例えば、「若い人=ITスキルが高い」といった思い込みは、 採用の幅を狭めてしまいます。   2. 一人に絞りすぎない 複数のペルソナを設定すると、多様な求職者に アプローチできます。特に複数の部署や職種で 人材を募集する場合に、複数のペルソナを設定するのが有効です。   3. 定期的に見直す 市場や企業の状況は変化するため、 ペルソナも定期的に見直しましょう。 応募者のフィードバックや採用実績を参考に、 ペルソナを進化させることが重要です。 ペルソナ作成は、採用活動の質を 大きく向上させる効果的な方法です。 会社のビジョンから理想の人物像を描き、 求職者の視点を取り入れたペルソナ作りを 取り入れれば、採用の成功確率がぐっと高まります。 ぜひ、次の採用活動で試してみてください!

シナジー採用のこだわり 〜採用活動におけるペルソナ作成のすすめ~

樋野 竜乃介

2025.01.24
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