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短期的な成果と、中長期的な成果のバランス
シナジー活動記

短期的な成果と、中長期的な成果のバランス

古い話かもしれませんが NHKの大河ドラマで   「軍師官兵衛」や         「風林火山」で 黒田半兵衛や山本勘助という 「軍師」や「ナンバー2」の 重要性が描かれました。     企業経営においても ナンバー2の役割が 重要なことは間違いありません。     では、優れたナンバー2とは どんな人材でしょうか。     1つ目は 「補佐役」として優秀     2つ目は 「ナンバー1筆頭候補」 としての存在     社長にとって 先ず必要なナンバー2は 「補佐役」です。     優れた補佐役の条件は何か?   優れた補佐役の条件は 以下のように定義できます。     決まっていない。 社長がどういう人かによって 変わってきます^^;       なぜなら、社長は偏った 能力を持った人が多いからです。       モノを売らせたらものすごい人。 技術力においてすごいという人。     このように何かに 秀でていたからこそ     売上を拡大して 人を雇い会社という組織を 率いるようになった 社長を多く見てきました。     ホント社長になる人って 秀でてているものがある かわりに   少し足りないものがある ものです。     だからこそ 社長は企業経営をしていく 中で不得意な分野を抱えています。 (誰でもそうなんでしょうけれど)     不得意なことに 努力して取り組んでいては せっかくの長所が 活かせなくなってしまう。     そこで、補佐役として 自分の不得意な分野を カバーしてくれる存在が 必要になるもの。     つまり補佐役のナンバー2 が優秀かどうかは     社長の不得意をどこまで 補完してくれているか によって決まってきます。     そのため Aという社長にとって 優秀なナンバー2で あったとしても     Bという社長にとっては 必ずしも優秀なナンバー2で はない可能性は十分にあります。     一つの会社の中で言えば 今の社長にとって 有用なナンバー2であっても     次期社長にとっては 無用なナンバー2になる 可能性があるということです。     このことが問題になるのが 事業承継がからんだときです。     先代社長は引退しても 古参役員はそのまま 続投します。     しかし、先代社長と 後継社長は違う人物なので     得意・不得意の分野が自然と 異なってきます。     必要な補佐役としての 能力も異なってくるもの。     後継社長は自分にとって 必要なナンバー2は 先代から引き継ぐのではなく 自ら探し出さなければなりません。     トップが変われば いきなりではないとしても ナンバー2も変わるべきでしょう。       個人的には 親子だからといって 子供が社長になることが 最善だと思いませんが     企業の存続を考えた場合 子供が事業を継承すると     中長期的に必要な 意思決定を適切に するように感じます。     雇われ社長だと 社長職として絶対政権では ない場合が多く     コンスタントに 成果を出し続ける ことが求められます。       しかし、 親子間の事業継承の場合は 会社の中長期的な視点で ものごとの判断がされる ケースが多く     短期的な成果に 振り回されることなく     人材を育成したり 企業の競争源泉を生み出す 新しい投資をしてみたり     しっかりとやるべきことを やっている人が多いと感じます。     優秀なナンバー2に対し もしくは     親子間で事業継承が 行われる     どちらの場合でも       短期的な成果だけを 追いかけるのではなく     本当の強みになる部分に 人、モノ、カネ、時間を 投資して     しっかりとした リターンを得ることが できるか、どうか。     そして この投資感覚は センスの必要なもので     簡単に仕組みや マニュアルには できるものではありません。     強い覚悟が必要です。     ということで 今回は3月の           継続的な成長のスパイラルをつくる! 経営の12分野 『投資とリスクマネジメント 』 の案内です^^;   【経営の12分野】 「投資とリスクマネジメント」 〜経営者の仕事は「再投資」と「リスク回避」をすること〜 開催日時 2018年03月14日(水) 【初参加】18:00~21:00 【会員様】18:30~21:00 【初参加】5,400円 (税込) お申し込みはこちらから       ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

短期的な成果と、中長期的な成果のバランス

広報シナジー

2018.02.15
あれから、8年
シナジー活動記

あれから、8年

今日は第25期の 経営計画発表会でした。   シナジーは 2月1日が新しい 事業期開始の日。     少しだけ、特別な日です。     本当は毎年1月の末日に 行うのが慣例ですが 日程が合わずバレンタインデー となりました。       事業計画を作るのは 結構大変です。     それは、事業を本当に深く 理解をしていなければ 正しい計画を作ることが できないからです。     自分自身の中身がよく出ます。             副社長と22歳の頃から 一緒に事業計画を立ててきました。     おかげさまで 事業計画がどれほど大切なのかは 嫌というほど実感させられました。                     事業計画書は 自分達がどこに行くか? をしっかりと決め     そこに至るまでの マイルストーンを決める。     だから、自分達が目標に 向かって動き始めた後 当初考えていた位置から どれ位ズレているか?     がチェックできる 基準の地図になります。             しかし、多くの会社で 事業計画を作りません。     それは、作らないのではなく 作れないのかもしれません。           事業計画書は 自分の事業をしっかり理解 していないと書くことが できません。   もしくは1回書いても ズレが大きいことで なくてもいいや     と、諦めてしまいます。         経営には、多くの人に 協力してもらわないと 事業は成り立ちません。     協力者は、自分が何を しようとしているのか 分からなければ応援の しようがありません。     入社しようとする 会社の経営思想が 具体的にどうったものか     わからなければ 勇気を持って 動き出せません。     事業計画書は 「自分達が何をやろうとしているのか?」       関わってくれる人のために 伝えるためのプレゼン資料 だといえます。       ちゃんと作って ちゃんと伝える。       このあたりまえが 自分でも驚くほど なかなかできません。     2015年に策定した PLAN2020 という5カ年計画が ありますが     いつも迷ったときに 救ってくれるのは この中期経営計画です。     今期は第3ステージ。     計画に変更なし。     2020年に向けて やるべきことをしっかりと 進めていく日々となりますが     経営計画書があるから 役員も社員もより深い 共通言語で結ばれている       そう実感する1日でした。       そして今回 新卒で入社した小濱が 部長に昇格の辞令交付式が ありました。   入社から、8年。     彼も、事業計画を作り続け 約束を果たし続けてきました。     短期的な成果を出したり 良さそうなプランを打ち上げる ことはさほど難しくありません。     短期的な成果を出し その成果でより大きな 期待を預かり     そこで成果を出し続ける。     色々あったけど そのまましっかりと 突き進んで欲しいものです。         ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

あれから、8年

広報シナジー

2018.02.14
ムダなサプリと生産性
シナジー活動記

ムダなサプリと生産性

どうやら近い将来 自動車の自動運転が 当たり前になるようです。     本当なのでしょうか。       すでに運転手が 搭乗しない形での公道試験は     アメリカのミシガン州が 2016年12月から全米 で初めて解禁しています。         日産のゴーン前社長は 2022~2023年には 無人運転タクシーが実施されると 断言していました。       米アップルも 米カリフォルニア州で 自動運転実験の 認可を受けたのだとか。     時期は若干遅れても 遅かれ早かれ     タクシー、バス 長距離トラックなどの 自動運転は確実に 可能になるといいます。     それは通勤電車やバスを 自分で運転しようとは思わず 利用しているのと 同様なのだとといいます^^;       自動車は、運転するのではなく ある場所から別の場所に移動する 交通手段としてのみ 考えるようになれば     通勤や営業などで やむなく自動車を自分で 運転していた人にとっては     運転の時間をより有効な 時間に当てられるようになり 生産性が上がります。         通勤時間に本を読んだり ニュースを見たり 勉強することもできます。     より多くの営業活動ができます。     一日の可処分時間が 数時間増えますので プライベートも 充実するでしょうね・・。         話は変わりますが、、、 「働き方改革」の 2つの側面 働き方改革には 大きくわけて2つの側面があります。         「働きやすさ」と 「生産性の向上」です。       働きやすさは 少子高齢化による 労働人口不足を補うため     多様な人材を労働市場に 受け入れることと     個人の生活の質を 高めるためのものです。       「生産性向上」は これまでと同じリソース または、少ないリソースで 従来以上のパフォーマンスを 発揮することです。     「働きやすさ」と 「生産性向上」は       働き方改革の両輪で この2つを満たすのが 「働き方改革」の本来の姿 だといえます。     しかし 現実注目をされるのは 「働きやすさ」を追求する ものばかりになっています。     「生産性向上」の視点は 後回しになっている傾向が 強いと感じます。     「生産性の向上」というのは 現実をみれば甘くありません。     人は増やせないし 残業も制限されて きていますし   取引の価格を上げる 努力もいります。     現場の管理者が いつも考えるのが     ・効率をあげて ・業務の質を安定させ ・誰でもできるようにする     この3つに 集約されるといっても 過言ではありません。     そうなったときに 考えないといけないのが     業務の 1.実態を正確に知る 2.あるべき姿を描く 3.安定化させる仕組みを作る     この3つの ステップが必要です。     自分自身の経験ですが 生産性をあげるために 色々取り組んでも なかなか成果がでない 最大の理由は     業務そのものを 正しく整理して 正しく捉えていない からでした^^;     自分自身をよく知らずに 健康になりたいと考えて 色々なサプリメントを 飲んでしまうようなものです。     多少効果は あるかもしれませんが     思うほどの効果が得られず 根本的な体質改善に 繋がらないような感じでしょうか。         正確な健康診断を することが大切なように     企業の生産性を上げるためには 「業務」の今の手順をしっかりと 「整理」して表にすることから はじめるのがオススメです。     そうすれば この業務をもっと簡素化できなか など、手順がみえてくるものです。       本当に漠然としていると うまくいかないものですね^^;     お知らせです↓       【経営の12分野】「仕組み化」〜重要な要素ほど仕組みにしなければならない〜 開催日時 2018年02月21日(水) 【初参加】18:00~21:00 【会員様】18:30~21:00【初参加】5,400円 社長が居なくても回る会社をつくる! 『 経営の12分野:仕組み化 』   社長に時間を生み出す、 シンプルな技術を身につける! お申し込みはこちらから ■お伝えする内容 1  仕組み化の定義 2 なぜ仕組みにするのか? 3  仕組み化のゴール 4  多くの会社が仕組み化できない意外な理由とは? 5  仕組み化の 3ステップ 6  仕組みの「5つの要素」 7  仕組み化の「仕組み化」 8  究極の仕組み お申し込みはこちらから   ■ガイド紹介 株式会社シナジー小濱 亮介 2010年、新卒でシナジーに入社し、人材サービス事業に従事する。製造業への派遣を主に、生産性の高い業務請負への切替え、総務部門が求めるリフォーム工事まで広い範囲をワンストップで対応する。制約の厳しい製造業において現場を熟知し負担を減らす徹底した提案には、顧客の信頼も高くファンも多い。情報が不足しがちな総務を集めた「総務研究会」を定期的に開催し、総務が手動する良い会社づくりを支援している。 お申し込みはこちらから   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

ムダなサプリと生産性

広報シナジー

2018.02.13
良いブラック企業
その他ノウハウ
経営者向け

良いブラック企業

受験シーズン到来です。   年明け早々受験生の間に 衝撃が走りました。       昨年の大阪大学、京都大学の 物理の入試問題にミスが発覚。     本来は合格だった受験生が 不合格になっていたことが 発覚したそうです。         阪大では追加合格者30人 京大は17人の追加合格を認め 慰謝料など金銭的な補償も 行われるようです。           2校の入試出題ミスを 見破ったのは いずれも塾講師の吉田先生         万が一にもミスがあっては ならない入試問題で     しかも超名門国立大2校のミスを 見つけたのが同じ人物だったので 受験業界で吉田先生は一躍 「スーパー予備校講師」だと 注目されています。     京大の出題ミスに気づいたのは 1年以上経ってからとのことで     今さら指摘してしまうと 学生たちの人生を大きく変えるし 騒動にもなるので大学への連絡を 躊躇したとのこと。         結局、見て見ぬフリはできなくて… と、連絡をすることにして 今回の騒動に発展します。         話は変わりますが… フリをどうするか。   世の中には 人を大切にする会社と 人を大切にしない会社がある。     働く側から見るときには 人を大切にする 会社がベストなのは 間違いないでしょう。       ただこの2つに 分類するには大雑把すぎるので もう少し分解することになります。   1.本当に人を大切にしている会社       2.人を大切にしていないフリをして 本当は大切にしている会社       3.人を大切にしているフリをして 実際には人を大切にしない会社         4.人を大切なフリすらしない ドライな会社       残念ながら、 多くの会社にとっての 経営目的は「利益の追求」 であって人を大切にすること ではないといえるでしょう。     だから、 企業は利益が出なければ 社員をリストラするし 過酷な労働をさせてでも 利益を上げようとします。     しかし、人がいなければ 事業は成り立たないので 利益が出ません。     利益を出すために 表面上大切にしているフリを しているだけだよ     利害関係がなくなったら終わり。 だから余計な期待はしないで欲しい。     そんなことを言ったら 働く人がいなくなってしまいます。     だから企業は 人を大切にするフリ をすることになります。     しかし、それは利益を出すための 手段でしかないので フリでしかありません。     先日ある人から     「経営とはなんですか?」   「利益を出すことが 一番大切でしょう?」   と、話をされました。     それも決して悪くありません。     「4」の、相手に期待をさせない 最初からドライな関係を 感じさせてお互いが分かっている 関係であれば大事ではありません。     社交辞令の好きのフリ は許される許容範囲 だといえます。     しかし、「3」の   人を大切にしているフリをして 実際には人を大切にしない会社の   核心的な嘘は 壊滅的な代償を支払うことに なります。     社員は、家族のようなもの。 何よりも社員が一番大切。     そう公言をしておきながら 利益を追求することばかり考え 社員を利益追求の手段にする。     そんな企業の業績が下がったとき 利益追求型の管理者やリーダーは さっさと利益を優先します。     その裏切りを 社員は許して くれませんし 社会そのものが許してくれません。     どういったフリをして 人を集めるかによって 立ち振る舞う方法は変わるわけです。   電通の様に、過酷な労働だけれども それに見合う給与を支払う企業は 許されるブラック企業でしょう。     人を大切にすることを謳った企業は   「結局経営の目的は利益でしょう?」   という会話をすることは 「1」を社員を大切にする 企業を目指していたとしても   「3」の大切にするフリで しかない会社になってしまう 変化点への入り口です。     経営の目的が利益でもいいわけです。     ただし、1〜4のどこに属する企業か によって、スタンスが変わる事実に 気づかなければなりません。     「1」と「3」のバランスは 本当に難しいのですが     会社の文化を醸成する 「社風」というものは 普段の会社の会話で作られるので     「1」を公言する企業では 社内の会話にこそ細心の 注意を払わないといけません。       「1」と「3」の一番の違いは リーダーの覚悟なわけです。 ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

良いブラック企業

乾 恵

2018.02.12
全身アルマーニの採用力
その他ノウハウ

全身アルマーニの採用力

東京・銀座の 中央区立泰明小学校が   高級ブランド「アルマーニ」が デザインした約8万円の 新制服導入を決め保護者から 批判が上がっているようですね。       子供の教育に良い素材の 服を提供して教育として 活用するというのも 考えとしては別に異論は 特にありません。     いい悪いは個人的には 気にならないのですが       ’87~’91年に起こったバブル の頃は、全身アルマーニの ソフトスーツが大流行しました。       金のネックレス 金のロレックス スーパーカーも流行して ブランド全盛の時代 だったと思います。     都市伝説かもしれませんが 当時はそれはもうモテる アイテムだったようです。     型が古いとか 型が新しいとか置いておいて     もし今 コーディネートが 全身アルマーニで ロレックスで スーパーカーでお出迎えは なかなか痛い気がします。     高くてハイステータスな ブランド物だから全身で 着ればOkだろう的な考え方     相手が女性でなくとも 見透かされてしまいます。     シンプルなデザインの ブランド服などもありますが     その場合誰にもその服が ブランドかとか高い服とか 気付いてもらえません。     自ら言おう物なら冷やかに 『その服そんなにするんだ……』 で終りです。     『そんなにお金かけてその格好・・・』 って評価されるようです。     高いお金かけて その言葉は悲しすぎます。         いい素材だから いい性能だから という基準だけでは 人は選ばなくなりました。     選ぶ基準は 自分に合うか 自分らしいか という自分に基準があります。     今の時代、アルマーニが 高いから売れないのではなく     全員がアルマーニ最高 という時代ではなく 欲しくないから買わないだけ。     ほしいものであれば、買うはず。     人が欲しいものを作れば 売上はどんどん伸びる。         日本は消費の最先端国家です。     モノやサービスが溢れた結果 知らず知らずのうちに日本人は もっとも進んだ 消費者になっています。     求職者の 会社選びも全く同じ     全員がハイステータスな ブランド企業を求めている わけではありません。         自分自身のこだわりと 自分らしく生きていけるかを しっかりと見極めようとしています。     自分たちのこだわりポイントを 何なのか明確にして わかりやすく伝えることで 求職者は見つけやすくなります。         何がいいかという基準は 人によって全然違います。     すべての人を幸せにする ことはできないと諦めて     たった1つを徹底的に こだわり、「好き」になってもらう。     何に対して「ぐっとくる」か それは、ひとそれぞれの時代。         採用は大変な時代だけれども 「好き」でしかたない こだわりポイントをしっかりと 確立する。     全身アルマーニの男は確かに 痛いが、アルマーニの制服に ぐっとくる人もいるはずです。     確かに、公立学校だと 難しいかもしれない。     しかし、これが企業だと こだわりポイントで面白い のではないかと思うわけです。     みなさんの こだわりポイントは 明確でしょうか?     採用には大きな差が 出ますよ。 ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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乾 恵

2018.02.11
何を言うかより、誰が言うか
シナジー活動記

何を言うかより、誰が言うか

YEG活動に参加して 一番学びになったこと     それは 「何を言うか」よりも 「誰が言うか」という ことのほうが何倍も重い という事実に気づいたこと     わかっていなかった わけではありません。   どうだろう。 本当はわかっていなかった のかもしれませんが^^;     その重要性は理解していた つもりですが       それでも会社には 共感できる上司や 順序立てて説明すれば 理解してくれる先輩がいる ことで、理路整然と     言うべきことを言い やるべきことをやれば 自然と評価されていく     そういったことに 慣れていたわけです     世の中は決して そういった要素だけでは できていはいない     そう実感することが たくさんあります     どれだけ数字的に 正しいことを言っても     適当にあしらわれるとか 聞く耳を持たれないとか 関係性が乏しい中の意見は どこか粗末な対応をうけます     宗教的な話ではなく 科学的にもある程度 正しいわけです       仲間意識がない 相手に対しては 話を全くもって聞かない     それが大半だったりします     それはYEGのメンバーの 心が狭いとか、偏見が強い という意味合いではなく     何か複雑なことを 判断するとき     理解関係が複雑に 絡み合っているとき     理路整然とわかりやすくても 感情に波風がたってしまうとき     交通整理が大変な案件など 基本、人は従うことを求めます     自分一人で決めたら 全てのことを自分で責任を 負わなければならないので     誰か命令してくれる 人がいると楽なのです。     世の中の大部分は 「何を言うか」よりも 「誰が言うか」を 大切にしている。     偏見は人間の生きる知恵 なのでしょう     人間は、「偏見」を使って 判断することを少なくして     自分が本当に 判断したいことに集中 しています     そこを踏まえないで 正しいことを言う。     それがこっちから見ると 筋が通っていても 相手から見ると     土足で上がり込んできた ように感じさせてしまいます     きっと自分だったら それがどんな理由であれ 「ふざけんな!」って思う     だとしたら、悔しいけれど そこに対して合わせていく 意味は果てしなく大きい。     大丈夫 怪しいもんじゃない     そう言って信じてもらってから 話をゆっくり聞いてもらう     全てはそこから     「なんだ、意外と良いこと言うな」     そうなってはじめて そう思ってくれるもの。     価値のあることを 言うのも本当に大切なことですが     それを言う自分が 何者であるかの方が 世間では100倍大切なこと なのだと理解できれば 手順は自然と見えてくるものですね^^;     まずは、自分が何者なのかを 明確にして     実行し続けて認められて 影響力をしっかり高める。     正しい情報を持っていても 目新しい技術を持っていても そこの手順を省いてはいけません。     まずは聞く耳を持ってもらう 存在になることからはじめる。     まあ、これが田舎の宿命でも あるんですけどね^^;     誰が、何をいうかが 一番大切ですが 順番は「誰」の方が上なわけです。     ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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広報シナジー

2018.02.10
セクショナリズム
シナジー活動記

セクショナリズム

昨日は新卒者スカウト イベントの説明会が ありました     近年の採用環境の 情報共有や   組織の二極化している 事例を伝えて   どういった組織が 不人気で   どういった組織が 上手く行っているのか   そして、そこを支えている 源泉はどういったものなのか   単なる採用イベントの 手順説明会ではなく 組織づくりのポイントの共有 をさせてもらいました       理想の組織 組織力を余すことなく 生かしきれている 会社は多くありません     会社経営における組織の 重要性については 言うまでもないのですが     社長やリーダーの多くは 少ない人数で組織力を 最大限に高めたい と感じているはずです     組織力とは     団結することで 発揮される大きな力 だといえます     組織力を高めるためには さまざまな施策が あげられますが そのなかでも効果的なのは     組織に 「自ら考える力を備えること」       社長から逐一細かい 指示を受けなくても     自分で判断し 行動できる 「考える組織」へ 成長させることです     個々の社員に対して 「もっとよく考えよう」 という指示を出すことは 多いと思いますが     これを個人と同様に 組織についても その対象とします     自立型組織は、「考える組織」 組織力強化に欠かせないのが コミュニケーションです       自立型組織は社長が ミッションや経営戦略の 方針さえ示せば     あとは組織自らが 現場の実情を踏まえた 最適な方策を考え これを実行します       これとは逆に 考えない組織は 単なる個人の集合体 でしかありません     つまり、社長に依存することなく 自らの責任と役割を自覚して 「自立」と「自律」を徹底しているのが 自立型組織の最大の特徴です       例えば、目標が未達だった場合 問題点を十分に掘り下げて 解決のための課題を設定し それに取り組むことで 組織力を向上させます     組織力の現状と あるべき姿を認識し そのギャップ解消に向けて 日々努力しています     さらに、自立的組織は 日々の活動を通じて 自分たちの組織だけではなく 他部門の業務改善や 会社全体の戦略にも 提言を行います。         たとえば、営業担当が 自分たちの営業活動を通じて 得た商品改善のヒントを     商品開発チームに伝えたり 市場環境の変化を感じ取って 全社の経営戦略修正にも有効な 提言をすることができます。       考える自発的組織の傾向   <目標設定> ・目標は自ら設定するという認識がある ・自ら適切な目標を設定できる ・自部門の目標のもつ意義を十分に理解している     <自立性> ・目標達成へ執念をもって取り組む ・主体的に判断して行動する ・環境変化をいち早く察知できる ・環境変化に応じた適切な戦術修正ができる ・問題が生じたら真の原因を探り対処する         考える組織づくりのなかで もっとも基本的な要件は 組織の役割を明確にすること     社長は自社のすべての 組織に対して その部門が本来担うべき 役割は何かを十分示し     部門長以下全員の 共通認識をつくる必要があります   一般論ではなく あくまで自社の総務や 営業が果たすべき役割に ついてできるだけ具体的 にすることが大切です     責任範囲は広く取るのは 間違っていませんが 明確な範囲をしっかりと 決めていくことが大切です     そうしなければ 自分たちのチームの 明確な責任範囲が どこまでかを理解できて いなければ自立型の チームであればあるほど 思考が散乱します   どこまでを しっかりと決めきる ことはセクショナリズムを 生むようですが   まずはここをしっかりと 決め正しいセクショナリズム を発生させないといけません     考える自立型チームの スタートはそこからだと 考えています。       「これは私の仕事だ」 と考えない領域を はっきりさせることは大切です   今までの経験上厄介なのは 「これは私の仕事ではない」 と考える人ではなく     「これは私たちの仕事だ」 と考えているひとです。     これは、「みんなの問題」だ と考えているひとは 一見いい人そうにみえますが     こういった人の多くは 自ら考え 自ら動いてくれません     みんなの問題だから みんなで考えよう という   体のいい思考放棄 をマジカルワードを 駆使して誰かに依存します。     だからこそ 責任範囲の明確化は 自ら考える 自立型組織に 重要なポイントだと 考えています。     曖昧な責任範囲は 思考を奪ってしまいます ので、自立型組織を目指す 第一歩は     責任範囲を明確にすること が大切なんです。     ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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広報シナジー

2018.02.09
「子育て」×「事務未経験」の壁
シナジー活動記

「子育て」×「事務未経験」の壁

子育てと仕事の両立   キャリアコンサルタント としては、女性が結婚して 仕事と子育てのバランスに 苦労しているのをずっと 見てきました         子どもを保育園や 認定こども園などに 預けて働いて   お迎えに間に合うように 仕事を終えなければ なりませんし       保育園が休みの日や 参観日は出勤できません   お母さんも1人の人間です   時には自分だけの時間を 作ってゆっくりすることが ないと疲れてしまいます       平日できなかった 家事を休みの日にしたり いつも一緒にいてやれない 子どもと遊んでやりたいと いう気持ちは分かります   しかし気持ちにゆとりがないと 何事も上手くいきません   そのために シナジーの事務は   週4日勤務 (土・日・祝・平日1日休) 1日5時間   という働き方を 設定しています       単なるパートではないか と思われる かもしれませんが   時給換算すると 正社員の総合職以上の 給与を支払っている メンバーが半数以上です       週3日、1日5時間など 子育てや介護、副業との 兼ね合いで働く時間を調整   今までの経験を活かして プロとして勤務できるよう 配慮しています       そうはいってもシナジーの 事務職のメンバーの多くは ほぼ事務職未経験 で入社していて   入社直後の業務スキルは 決して高いもの ではありませんでした   子育てと仕事の両立も 大変なのですが   事務経験がなく 結婚を機に一度仕事を 辞めた人が再就職先に 事務職に付くのは大変です   仕事と子育てを 両立させながら 未経験の事務で働くのは とても難易度が高いもの   それまでの経験を活かして 短い時間でプロとしての お給料をもらう仕組みが 注目されていっていますが   子育て中で制約の多く スキルがまだ伴わない 事務未経験の女性を 支援している会社は 決して多くありません   シナジーとしてはお母さんの キャリア形成を支援しつつ   働きやすい環境で 徐々に報酬が上がっていく 仕組みを導入しています   そういった採用や 人材活用を支えるのに 重要になるのが 会社の”仕組み”です   その人がいなくても 数日間は安定的に 業務が進む状況下に なければ   スキルが伴わず 体調を崩して休みやすい 小さな子供さんを抱える お母さんが安心して 働くことはできません   こういった働き方を 実現していくのも 結局は会社にある 仕組みが機能しているか していないかによってきます   システムの大幅な入替えで このメンバーにも随分と 負担を強いてきましたが   これで仕組みを安定させて 安心して働ける職場環境を 目指していくつもりです   何かのヒントになれば     ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2018.02.08
採用氷河期の薬
シナジー活動記

採用氷河期の薬

我が社の一番の財産は 「人財」です。   こう公言する経営者は たくさんいます。   しかし、バブル崩壊後の 日本ではむしろ人材を 使い捨てにする組織は 決して珍しくありませんでした。         派遣切り ブラック企業 追い出し部屋     こういった言葉が流行語に なってしまうほどに 日本の労働環境は雇用者に 有利に働き続けました。     確かに企業は 使える正社員を厚遇して 契約をいつでも 終了させることのできる 非正規社員を増やして 人件費を抑制してきました。   そういったツケは 超が付くほどの人手不足時代に 倍返しで払わされることになります。     現場の感覚からすれば 採用難という問題は既に 顕在化していましたが   リーマン・ショックと 東日本大震災の影響で 薄まっていました。       急速な変化で 就職氷河期は終わり 採用氷河期 が始まりました。     企業も対策に乗り出していて 非正規社員を限定正社員と して雇うなどして目の前の 採用難を凌いでいました。     しかし、これが新しい 問題を生んでいます。     元々、非正規社員と 正社員の待遇に差が大きい ことは経営者も社員も 暗黙の了承事項。         社員に昇格したことで 給料だけではない 福利厚生や待遇を 総合的に考えるように なってきています。         以前は非正規社員が 正社員になるような キャリアパスがあること などが重要な要件でしたが   今はもっと根本的なサポートや 対策が欠かせなくなりました。   会社の競争源泉をしっかりと 支える強みがどうあるのか。   人を大切にする経営を いかに態度で示すことができるか。   今企業は目先のコスト増加を いとわず中長期的な視点で 自社の競争力を引き上げるために 人事制度をしっかり改善させて いっています。     人材を人財と 言っているのであれば 自然な流れだといえます。   残された期間は短いどころか 既にタイムリミットを超えました。       貴重な人材を活かす経営を 本気でできなければ 企業の方がブラック社員に 使い捨てにされる。     そんな時代こそ 企業は誰を評価して 誰を評価しないのかという 基準をつくることが大切です。   そして、評価制度の最大の課題は ちゃんと「運用しきる ことができるか」です。   学校の入試試験でも 合格と不合格があるから 人は受験を頑張るわけです。   全員が受かる受験があったら 頑張る必要はありません。   社員が頑張ってくれないと 会社はよくならないですからね。   すべて性善説で 上手くはいきませんが   競争だけさせていては 社員もつかれるので 愛情も欠かせません。   愛のある評価制度を しっかりとつくらないと いけません。   みなさんの会社の評価制度 どうなっていますか?     ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2018.02.07
暗中模索は単なる不安ではなく エキサイティングな挑戦
シナジー活動記

暗中模索は単なる不安ではなく エキサイティングな挑戦

昨日の続きです^^; 一年半前のシンポジウムで 結論づけた方向性は   地域の魅力を高めるよりも 企業の魅力を高めて 地域に移住してくる人を増やす というもの。     正直にいってしまうと 東広島YEGの会員からすると 大き過ぎるサイズ感の答えが 出たといえるものでした。       なぜかというと 東広島YEGの会員の多くが 正社員10名以下の企業で 正社員を雇うというのは 重大な決断です。     優秀な人材を採用したいのは 企業の大小に関わらず 当然ありますが   即戦力として期待できる 中途社員の採用ならまだしも   新卒採用を行い時間と お金を投資するほどの 余力がある企業は決して 多くありません。     リーマン・ショック後に 就職できない学生たちがこの街に 溢れていた10年前と比べると   雇用を取り巻く環境は 大きく変わりました。   地域社会のためとはいえ 東広島YEGの会員が向き合うには 新卒採用は少しかけ離れた課題。   多くの会員が そう感じ始めています。   その中でひとつ わかったことがあります。   新卒や中途の採用という活動を きっかけのひとつにして 会社の根本を 強化していくこと。   シンポジウムでは 単に若者に東広島に目を むけてもらいたいという 希望的意見だけではなく   大人や企業の責任論で 面白い意見がありました   意見1 若者が安定志向である という話ですが それは企業も地方も 行政であっても 同様であると思います。   挑戦志向の学生が ほしいと言っている 企業の側こそ挑戦的で あるのでしょうか?   新卒採用は2.5% しかしていない。 (※東広島市の雇用情報)   つまり新卒採用を したところで安心安定 という保障はない ということです。   安心安全な状態でないと 新卒採用しないのに 若い人にだけ挑戦志向を 求めるのはいかがなものでしょうか。   若者にアンケートした結果 挑戦志向は少数派でしたが 恐らく誰にアンケートを とっても同じ結果でしょう。   僕は別に若者が不必要だと 思っているわけではありませんが 地方創生や企業創生を いきなり若者に委ねてしまうのは 正しいのかと疑問に思います。   意見2 面白い事業を作って いい仕事が溢れていれば 自然と若者が寄ってきます。   若者を集めるために 何をやるかというよりも   いい仕事と面白い事業を 作ることが先だと思います。 そうすれば学生がやって来ます。   意見3 人気企業をつくるのは簡単です。 給料を高くし、休日を増やし やりがいのある仕事を用意すればいい。   でも、できないから人がこないわけです。   確かに中小企業には先ほどの 全てが揃ってはいませんが そこにしか無いものがある というのはヒントになります。   人を雇うのは簡単ではありません。 しかも、若くて優秀であればなおさら 難易度は上がります。   しかし その前に地方中小企業が 行わないといけないのが 面白い事業を作って いい仕事を生み出すこと。   でも、給料を高くし 休日を増やし やりがいのある仕事を 用意するのは簡単にできない ので人がこないわけです。   確かに中小企業には先ほどの 全てが揃ってはいませんが そこにしか無いもの がある。   ■■■■■■■■■■■■■■■   持て余したサイズ感のこの 東広島YEGの活動から出た 方向性は 採用という活動を通じて   おもしろい事業 いい仕事 そして、 そこにしか無い”何か” を見つけるための種を探す 大きなきっかけになりました。   採用という活動を通して 誰に、何の想いを届けるのか。   どんな事業を考え どんな仲間を迎えて どんなお客さんに必要とされるのか。   不完全でもいいから それらを個性として   暗中模索は単なる不安ではなく エキサイティングな挑戦として 前進できるような会社にしていく。   そういった事業のあり方 経営のあり方を根本から見直す いいきっかけになっています。   あの日を堺にそれに気づいた メンバーもいますし 気づいたメンバーに触発されて 頑張っている人も増えたと思います。   ちょうど1年後の2月ですが   東広島YEGではもっと進化した 産学連携イベントを行うので 楽しみにしておいてください。   まだまだこの街の成長は 期待できます。     ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

暗中模索は単なる不安ではなく エキサイティングな挑戦

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2018.02.06
あの日から1年半
その他ノウハウ
経営者向け

あの日から1年半

昨日は東広島市長選挙でした。 みなさん、投票に行かれましたか?   投票率は35.86% と、相変わらずの低空飛行でしたね・・・   実は東広島市の市長選は 身近な選挙にも関わらず 広島県内における投票率は ワースト1 だそうです(^_^;)   市政に関する関心の低さの 表れと言われていますが 大きく言えば不満がないの ではないかともとれますね。   誰に入れるかは別として 参政権の行使はしっかりと 行っていかないといけません。   当選したのは 29048票で  高垣 広徳 元副知事です。   2位は 19921票   前藤 英文 元産業部長   29歳という若さで出馬した  3169票   有田 清士 さん こういったらなんですが 思ったよりも票が入っていますね。   思い出すのが 1年半前に東広島YEGで行った 産学官連携シンポジウム       地方創生の未来とジレンマ     このときはパネリストとして 2月から湯崎英彦知事を オファーしていましたが 7月の本番には日程が合わず       6月頃に湯崎知事の 代打として参加頂いたのが 今回市長に当選された 当時の高垣副知事でした。   このイベント 地方創生の未来とジレンマは 列島改造、ふるさと創生事業 そして現在の地方創生・・     今まで幾度も繰り返されてきた 地方を主役にという地方活性化 を巡る議論にそろそろ終止符を 打つべき、決定的な結論をだそうと いう意気込みで望んだイベントでした。     そのなかで 人口減少社会の中で欠かすことの できない若者の力を どう集めどう活かすのかー。       そのときの豪華なパネリストにより 導かれた結論こそが   今自分の想いの土台となっている   ”地方に魅力的な企業をつくる” ことで人が集まる地域に していくというものでした。 このイベントに東広島市 (雇用対策協議会)として 予算を付けてくださったのは 当時の産業部長の 前藤さんでしたし   このイベント会場で 今回出馬された 有田 清士さんにも お会いしました。   そのイベント1年後の日に 振返りとして書いたブログはこちら↓ https://www.kk-synergy.co.jp/cat02/41877/   今回の市長選挙には 3候補様々な思いがあり 出馬されたと思いますが   この地方都市である 東広島市を良くしていこう という根底にあるものは同じはず。     誰かにとってぐっとくるものを しっかりと生み出し ミニ東京にならない市政を しっかりと進めて いただきたいと思います。   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

あの日から1年半

乾 恵

2018.02.05
会議の生産性をあげる方法
シナジー活動記

会議の生産性をあげる方法

最近何かと妹夫婦と 会う機会が増えています。 妹夫婦の結婚式で 余興をやる人がいないから 兄が余興をやってくれという 無茶振りをされたのを思い出しました。   かれこれ10年くらい前でしたでしょうか。   本当、無茶を言ってくる妹です(T_T)   妹の結婚式でプロモーションムービーで Mr.ChildrenのSignという 曲が使われていました。     Mr.Childrenがあまり詳しく ないので、こんな曲もあるのだと思った のですが、いい曲ですよね。   ふと思い出しました。   恐ろしいことに既に 2004年の曲なので、発表されて既に 14年も経過しています(T_T)   こんなにも時間が流れるのが早いとは。   このSignという曲ですが innocent world (イノセントワールド) 依頼2度目の日本レコード大賞を受賞。   innocent worldは 高校1年生だったので 記憶に残っていますが それ以外の曲はあまり詳しくありません。   調べるとオリコンチャートでの 登場週数が46週を記録するほどの ロングセラー。   幾つかの記録も持っているようです。   記録繋がりでいえば余談ですが このブログの毎日更新も222日目 となりました^^;   ところではなしは変わりますが シナジーでは”Sign”という 議事録管理ツールを利用していました。       皆さんは会議のとき 議事録を取っていますか?   全く取らない人もいれば テキストファイルでPCに保存する人     メールで自分宛てに送付する人 Googleドキュメント Evernoteなどクラウドに 保存する人もいるかもしれません。   しかし議事録を書いているときは 議論に集中するのが難しいものです。   参加者が各自でバラバラに 議事録を取るのも効率的とは言えません。   しかも、自分で保存した議事録は 意外と見返す機会が少ないのでは ないでしょうか。   結構あるのが、せっかく記録した 議事録が後で見つからなかったり 会議の決定事項や宿題を忘れたり するような経験はみなさんも あるのではないでしょうか。   SIGNという議事録ツール(無料)は そのような課題を解決してくれ 参加者が議事録を取ることに 囚われない効率的な会議を サポートしてくれます。   参加者全員が同じ議事録を リアルタイムで確認しながら 会議の決定事項や宿題を把握し 次のアクションに繋げられる 会議を行うことができます。   SIGNには、誰でも簡単にわかりやすい 議事録を書くための機能があありますが それだけではなく   会議前の議題・アジェンダ共有 といった準備や   会議後の共有・確認の重要性に 改めて気づかせてくれるツールです。   こういった議事録ツールを活用して 会議の事前準備・事後確認を習慣として 徹底し、日々の会議の決定事項を 一元管理できるようにするのはおすすめです。   安全衛生委員会も、これで様々な議題や 決定事項の引き継ぎなど随分簡単になりました。   しかし、そのSignという議事録 管理ツールが2月2日でサービスが 変更となりました。   サービス名 「Sign」 → 「GIJI」 今まで無料だったものが 21名以上で利用する場合 1ユーザー500円と有料化されました。   20名までであれば 無料で利用することができますので 気になる方はぜひ使ってください。   強化されたものは、 ユーザーインターフェイスが使いやすく なっています。     議事録を書く   直感的な操作で並び替えや インデント変更ラベル付けなどを 簡単に行え後々テキストでの エクスポートもできます。     共有する 作成中の議事録は 各メンバーとリアルタイムで共有されます。   会議中に全員で同時編集できるので 会議終了と同時に議事録の共有と 承認を完了できます。   今までは利用できなかった写真をつけたり ファイルを添付することもできますので 単純なテキストの議題(アジェンダ) としても活用することもできます。   参照する 作成された議事録は 日付順でリスト表示されます。   過去の議事録を見るために メールを見返す必要はありません。         チームで仕事をすすめるにあたって 業務進捗をしっかりと共有して 課題責任者、期限などを決めて 忘れない状況にしていくのは とても重要なことになります。     チーム力を高めるためには こういった仕事や会議の進捗管理を しっかりと行うことをおすすめしますし その会議の記録は「GIJI」などの ツールをしっかりと利用してみては いかがでしたでしょうか。     ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2018.02.04
電話で心配り。
シナジー活動記

電話で心配り。

最近社員が増えてきたこともあり CTIというシステムを導入しています。     CTIシステムとは   Computer Telephony Integration   の略称で日本語訳すると 「電話とパソコンの統合」 という意味になります。     電話とパソコンをシステムで 統合して便利にするという仕組みです。     CTIシステムを導入することによって 得られるメリットはとてもわかり易く   電話がかかってきた時着信音と同時に 電話をかけている人の情報が接続して いるパソコンに表示されます。     瞬時に誰かを判断しておもてなし度の 高い応対が可能になります。   上手く使うことで、過去の顧客情報を 管理して有効活用することができるのはステキですよね。   以前のCTIシステムは 大規模な投資が必要で コールセンターなどに 活用方法が限られてきました。   メリットだけに目を向ければもう少し 普及しても良いのですが投資金額が 高額なこともあり中小企業の導入は されてきませんでした。   最近になり課題であった初期投資の 金額が大きく下がりました。   理由は「クラウド型CTI」が 登場したことです。   クラウドを利用することによって ハード面の投資金額を 大きく下げることができたようです。     簡単に言ってしまえば必要なものは インターネット回線とパソコンだけ。   このクラウド型CTIの登場によって CTIシステムが活躍する場が大きく拡大しました。   以前のように大型のコールセンター だけでなく小規模な場所でも活用する ことができるようになりました。   特にリピーター客の管理が大切な 飲食店や歯科医、美容院など 小規模なお店の経営で大きな威力を 発揮するといえます。   クラウド型CTIシステムを導入することで 電話応対の満足度向上が期待できます。   パソコンにこれまでの顧客情報を入力し 管理しておくことでCTIシステムが威力を発揮します。   シナジーでは、基幹システムとなっている Salesforceと連動しているので すべての契約情報や取引情報にたどり着けます。   ここまでの準備が完了すれば完璧です。   受電するとパソコン画面に電話をいただいた 顧客の氏名だけでなく過去の情報にアクセス することができます。   いつも行くお店を予約する際に 名前から電話番号、メニューまで 最初から聞かれるより   「○○様でいらっしゃいますね? いつもありがとうございます! ご用件は前回と同じでよろしいですか?」   と言われる方がやはり嬉しいですよね。   誰でも自分のことを覚えてもらうと 嬉しい気持ちになります。   シンカCTIが提供する CTIシステムは圧倒的に安いんですよね。   おもてなし電話(Lite) 初期費用 ¥100,000- 月額料金 ¥9,800-   おもてなし電話ではLiteサービスで あっても2つの電話番号を 設定することが可能です。   ポイントは 何台制限がない 社外でもみることができる 本社・営業所で顧客データを共有できる 現在のデータもそのまま移行しやすい 迷惑電話が事前にわかる など、地味に心強いものです。     クラウド名刺管理システムの 「Sansan」も連携可能ですし 他にも幾つものクラウドサービスと 連携が可能です。     シナジーでは Sansan(名刺管理システム)と salesforceとCTIを連携させることで 顧客情報を蓄積できるようにしています。       携帯電話での連絡が多い時代ではありますが まだまだ固定電話のやり取りも少なくはありません。   安価になったことでCTIを導入する 企業も増える可能性もあり これ自体が永遠の競争力になりえないとは 思いますが、他のクラウドサービスと連携させ 独自のおもてなしサービスを深化させる きっかけにどうでしょう?   こういったシステムを導入しても 企業の中におもてなし精神がなければ 活用しきることはできないですし   おもてなし精神が高ければ システムに頼らなくてもよい おもてなしができるのは 間違いありませんがあくまで 人は不安定だと思えば   こういった補助ツールも 効果的に活用することが できるのではないかと思います。     ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

電話で心配り。

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2018.02.03
人あっての、仕組み化
その他ノウハウ

人あっての、仕組み化

シナジーのブランドメッセージは 「ぐっとくる会社を、もっと。」 ですが   シナジーのミッションは あらゆる人と組織に 元気のきっかけを創り出します というものです。     やはり、「人の元気」をどのように 生み出していくのかという考えが 会社の中心にあります。   経営を安定させるためには システム化や仕組み化を避けて 通ることができないと考えています。   実は、システム化、仕組み化を 進めようとするとそちらが目的だと 勘違いされるケースがあります。     人を置き去りにしての仕組み化は 上手く行きません。   あくまで本来の目的は 人や組織を元気にしていくことで そのためのシステム化や仕組み化を 推進しています。     体が弱いということはないのですが 去年の今頃はインフルエンザになり 去年の11月頃には風邪で休みました。   関係者のみなさんにご迷惑をかけないよう 体調には気を使っていましたが 40歳近くなると体調を崩しやすくなる のかもしれませんね。     幸い当社のメンバーは優秀で 私が2~3日休んだところで 大した影響はありません。   いつも支えてくれるみんなには 本当に感謝していますが そもそも特定の誰かが 1日も休めないような状況は決して 作ってはいけません。       ITは大してアテになりませんが 人も同じくらいアテになりません。   シニカルに言ってしまうと 今日の話しはそういうことです。   仕事に必要な能力はいろいろとありますが   「休まず元気に働く」という社会人において 最も基本的で、最も重要な能力においては 特に、コンピューターにはかないません。   どんな優秀な人であっても365日休まずに 仕事をするなんて無理ですからね。     このようにシステム化の 重要な目的の一つには   「不安定な人間」に依存しないで仕事を 安定させるようにするということがある のですが、ここに一点誤解があります。   「システム化しよう」というと、よく   「では人が全くいらないシステムを作ろう!」 と、いきなり壮大なゴールを目指し システムに過大な期待をしたあげく   「あれもできない」 「これもできない」と 結局、挫折した、という話になります。       「やっぱりシステムはダメだよ」とか 「人間には勝てないよ」とか   なぜか、得意げに失敗が 語られたりもしました^^;   これはシステムが悪いのではなく 「使い方」の問題です。   いや、使い方というより、そもそも システム化とは何を目指すべきものなのか? という理解に大きな間違いがあります。     システムが人間の 代わりに仕事してくれる   というのと   システムが人間を不要にする   ということを混同して考える人が 多くいます。   人間の代わりになるということには   一時的な役割と 恒常的な役割との 2つの種類があります。   業務をシステム化しようとする場合 そもそもの課題とは何であったでしょうか?     それは、特定の担当者に業務が依存 してしまうということでした。   そのため □担当者が仕事を休めない □他の人が代われないので、担当者が  仕事を休むと大幅に業務のクオリティ  が落ちてしまう □仕事が担当者の能力に限定されてしまう □さらなる効率化や最適化が目指せない □今、やってることが本当に良いのか分からない   というような問題が生じるわけです。   逆に言えば、こうした問題点が解消したり 完全に解決しないまでも大幅に改善できる のであれば十分に目的は達成できます。   現在の業務担当者と完全に同じことが できなければ使い物にならない と考える必要はありません。     ベテランも休みが取れるようになる。   もし2~3日、お休みすることがあっても 周囲の人がシステムを使って業務に支障が 出ない程度には仕事を進めることができる。   まずはこれくらいが 達成できるだけでも十分です。 (というか、十分過ぎるくらいです)   もし永遠にその人がいなくなってしまっても 同じことができるようにしよう と気負って考えると 前に進めなくなってしまいます。     その人が2~3日いなくても問題ない まずはそれくらいで考えて一歩でも前に進む。   完璧に解決できないからといって 決断を放棄して 弱点をそのまま放置するより 100点満点ではないかもしれないが 少しでも問題点を改善していく。   これが重要です。   システム化や仕組み化は 何から手を付けていいかわからない方は このイベントにぜひ参加ください。   今回の経営の12分野”仕組み化”は 部長に昇進した当社のエース 小濱がガイドを勤めさせてもらいます。   【経営の12分野】「仕組み化」〜重要な要素ほど仕組みにしなければならない〜 開催日時 2018年02月21日(水) 【初参加】18:00~21:00 【会員様】18:30~21:00 【初参加】5,400円 お申し込みはこちらから 社長が居なくても回る会社をつくる! 『 経営の12分野:仕組み化 』 社長に時間を生み出す、 シンプルな技術を身につける! お申し込みはこちらから   気になる方は、ぜひ。 ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

人あっての、仕組み化

乾 恵

2018.02.02
隣の家族は青く見える
シナジー活動記

隣の家族は青く見える

妻から一緒に見ようと言われ 録画したドラマをみています。   1月18日からスタートした 『隣の家族は青く見える』は 不妊治療に悩む夫婦を中心とした 現代的な問題を抱える家族を 描いたヒューマンドラマ。   自分たちの意見を 出し合いながら作り上げる “コーポラティブハウス”と 呼ばれる集合住宅に 住む4家族の姿を描いています。     夫婦円満だけど“子供ができない”  五十嵐奈々(深田恭子) &大器(松山ケンイチ)     子供はいらない主義の ネイリスト 杉崎ちひろ(高橋メアリージュン) バツイチでスタイリスト 川村亮司(平山浩行) の事実婚カップル     2人の子供を持つ冷え切った夫婦仲の 小宮山深雪(真飛聖) &真一郎(野間口徹)     ゲイであることを隠している 建築士・広瀬渉(眞島秀和) &転がり込んできた恋人・青木朔(北村匠海)     といった問題のある上記の 4家族(カップル)が生活しています。     第1話、第2話ではまず 主人公夫婦の五十嵐夫妻が抱える 不妊問題が紐解かれてます。     子作りに関する質問はセクハラだと 思う人も増えてきており 妊活というのは非常に センシティブな問題になっています。     「言えないけど、知りたい」という悩みを 堂々とドラマの題材にするのは 意義があり上手なテーマ選びですね。     まだ2話で少しずつしか描かれていませんが 各家族(カップル)の問題は山積みです。     幸せそうに見えても 隣の家族は青く見える だけなのかもしれません。     隣の芝は青く見える。     組織の一員として働いていれば 誰しも一度くらいは 自分の置かれている状況を嘆いて 他の会社で働く人や 起業してうまくいっている人を うらやましく思うことがあるでしょう。     隣の芝が青く見ることはあるものです。     しかし、その中でも起業という選択は 気をつけなければなりません。     起業そのものは難しくないものの 成功させるためにはかなりの気合い が必要になります。     ビジネスの場で優秀だと感じる人は 相対的にみても高学歴で 大企業に勤めている人に多いと感じます。     こういった人が起業するケースは あまりありません(^_^;)     大企業を辞めてまで独立する人は あまり見受けられないので 世の中、優秀な人ばかりが起業している というわけではないのでしょう。     自分としては、起業に必要な資質は 特には存在しないと思っています。     むしろ、何かに秀でているよりは バランス感覚を持って経営に取り組める 力の方が重要だと感じます。     経営は総合力なので   商品開発力 営業力、管理力 経営者の体力、精神力 行動力、決断力、統率力   いくつもの力が必要になります。   人がやっていることは 簡単そうに見えますが 経営そのものはそこまで 簡単ではありません。   起業家を支援するという 活動をしているものの 安易な起業ではうまくいきません。   起業には綿密な事業プランが 必要だと思われがちです。   もちろん、綿密な計画は大切ですが それ以上に   マーケットを間違えないことと ハングリー精神と覚悟を持って 起業することの方が重要です。   起業直後はとにかく足を止めずに 全力で走り抜けないといけませんが 企画力のある人はここで足を止めて 企画を練りだすことがよくあります。   起業しようと思えば 雇われているときよりも 何倍ものエネルギーが必要になるため   起業して早めに経営を 安定させるためには 起業する前からしっかりとした 準備をしておくことが大切です。   まず、なぜ企業するのかを含めて 考えるきっかけをつくるために ミッションについてどうでしょう。   起業を考えている方 ぜひ、参加ください。 ということで 『ミッション経営の基本〜創業3年目から差が出る、経営の基礎技術』 https://www.kk-synergy.co.jp/eventinfo/52951/ お申し込みはこちらから     Program「ミッション経営の基本」セミナーとは? 「経営」というものは突き詰めていくと、どこまでも深く、やるべきことには限りがありません。ただ、多くの成功し続けている会社を見ていると、そこには、必ず押さえているポイントがあるのも事実です。 わたしたちは20年をかけて、1万社以上の経営を支援してきました。そうやって、たくさんの経営の「成功」と「失敗」を見ていると、何をやると失敗して、何をやると成功するのかが見えてきます。そういった成功する社長が必ず押さえている「ミッション経営の基本」を、このセミナーではお伝えいたします。 私たちがお伝えしているのは、本当に基本的な部分。もしかしたら「聞いたことがある」ことが多いかもしれません。しかし、重要なのは「知っていること」ではなく「実践できていること」。経営を成り立たせるために必要なことが、きちんと実践できているかを、確認する機会としてもご活用ください。 ■こんなことでお悩みの社長はぜひご参加ください! ミッションや理念の効果に半信半疑である、、、 会社にミッションが存在しない、、、 ミッションのつくり方が分からない、、、 ミッションが存在するが、表現に自信がない、、、 「いつかやらなきゃ・・・」と思いつつ、時間を取れていない、、、 社員がまとまらず、みんなバラバラなことをやっている、、、 お客さんや、周囲の会社から応援されない、、、 ■お伝えする内容 1 ミッションとは? 2 ミッションの効果 3 ミッションを持つ会社が成功する理由 4 ミッションのつくり方 5 ミッションの伝え方 https://www.kk-synergy.co.jp/eventinfo/52951/           ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

隣の家族は青く見える

広報シナジー

2018.02.01
なぜ、そんなことに。
シナジー活動記

なぜ、そんなことに。

31日午前7時半すぎ 広島市中心部の交差点でバス2台と バイク1台が関係する事故があり 17人が軽いけがをしているようです。   現場の映像では 交差点の中央付近で 2台のバスが衝突し ともに前の部分が破損 しているのがわかります。   事故をみるといつも思うのが 「なぜ、こんなことになるんだろう」 ということと 「他人事ではないな」 というもの。   「なぜ、こんなことになるのか」   という点については 失敗したときは、何についてもそう。     ホームランを打たれた球は いつも甘く見える。   そこは打たれても仕方ない と、思わせます。   失敗した何かをみれば いつも、それは仕方ない とソコだけ見れば判断ができますが   なれないことや できないことに挑戦すると 「なぜ、こんなことになるのか」   と、なることは 決してすくなくありません。     やはり挑戦するというのは エネルギーが必要です。     人事異動の発令の時期 当社は明日から新事業期(第25期) となり、人事異動がありました。   人事異動で思うことですが   できないことに挑戦する という意思で望んでくれる社員は できないことについては できる方法を考え抜く傾向があります。   誰かに命令されてポジションが 変わった場合は誰かの期待に 応えるためにやりますが   うまくいかなかったときには その状況を突破するエネルギーが 発生しない傾向があります。   人は期待されるのは気分良いものですが うまくいかなくなったとき 期待値が高いと悩むばかりに なってしまう傾向があります。   自分で挑戦することを選択した人は 周囲から期待されずにはじめるので うまくいかないことを前提に 試行錯誤をして成功を手繰り寄せます。   そもそも、挑戦することなんて いつも試行錯誤が大前提です。   そこがわかっていないと 大変です。     味方だと思っている社内から ですら、あるべき論の正論から できていない今に向けて 非難を受けることもあるからです。   その途中で 「なぜ、こんなことになるのか」 というようなこともありますが   そういうときでも 「すべて自分の責任」と覚悟して 言い訳しないひとが最後まで残ります。   当人にしか理解できない様々な 事情があることはわかりますが 仕事とは様々な制約の中で進めるもの。   どんなに困難で理不尽な状況にあっても そこを何とか突破していかなければ なりません。   自分に全く非がなくても 違う方法で仕事を進めていけば 状況は変わっていたかもしれません。   どんな場合であっても ビジネスの結果は自己責任。   社内の辞令でいえば   当然の昇進もありましたし 抜擢な昇進もありましたし 意外な異動もありました。   好きで得意なことに 集中できるように配慮した つもりでもありますが   まずは、与えられた場所で 責任範囲を広く取って しっかりとがんばってください。   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

なぜ、そんなことに。

広報シナジー

2018.01.31
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2025.06.01
内定承諾に向けたフォロー、うちはこうやってます。
キャリア採用
シナジー活動記
新卒採用(大卒・高卒)
経営者向け

内定承諾に向けたフォロー、うちはこうやってます。

内定を出しただけで「これで安心!」と思っていませんか? 実は、そこからが本当の勝負だったりします。 特に新卒採用では、学生の選択肢がたくさんある分、 「迷っている」状態で内定をキープしているケースも少なくありません。 だからこそ、私たちは「内定承諾に向けたフォロー」をとても大切にしています。 今回は、弊社で実際に行っている2つの取り組みをご紹介します!   1.内定出し後の面談で、不安や迷いを“見える化” 内定通知を出したあと、必ず「内定後面談」を行っています。 これはただの確認作業じゃありません。 学生の気持ちをしっかり聞き、不安や迷いがあればその場で丁寧に解消する時間です。 具体的にやっていること 「今の心境」を聞く 内定が出て嬉しい反面、不安もあったりします。 そこをフラットに聞いていきます。 懸念点を聞いて、ひとつずつ解消 給与、働き方、配属、教育制度など、 気になっていることがあれば正直に話してもらいます。 ギャップが起きないように説明 入社後の条件や制度を具体的に説明して、 イメージのズレを減らします。 曖昧な期待を生まないことが大事です。 特に新卒の方は、社会人になること自体に大きな不安があります。 だからこそ、こちらから積極的に「聞く・伝える」をセットでやっています。   2.採用メンバーや役員から、“あなたのための”メッセージ もう一つの取り組みが、 「採用理由とメッセージの伝達」です。 こんなふうに伝えています 採用メンバーからの一言メッセージ 選考で関わった社員が、「一緒に働けるのを楽しみにしてます!」といったメッセージを送ります。 LINEや手紙、動画など、手段は自由です。 役員から「なぜあなたを採用したのか」を伝える 面接で感じたこと、価値観の共通点、これからの期待などを、しっかりと言葉にして伝えています。 このメッセージが届くと、 「ちゃんと見てくれていたんだ」 「自分のことを理解してくれている」と、 内定者の表情がパッと明るくなるんです。 内定が“自分だけのもの”だと実感できる瞬間になります。   なぜ、ここまでやるのか? 内定者にとって、内定をもらった瞬間は スタート地点ではなく「選ぶ立場」に立つタイミング。 その時に「この会社に決めよう」と納得してもらうには 「安心」と「共感」の両方が必要なんです。 安心=不安がない、ちゃんと情報がある 共感=この人たちと働きたい、自分を見てくれている これがそろって初めて、「内定承諾」という一歩を踏み出してもらえると、 私たちは考えています。 採用のゴールは「内定を出すこと」ではなく、「一緒に働き始めること」。 その第一歩である内定承諾を、誰よりも丁寧に 支えることが、結果的に入社後の活躍にもつながっていきます。 派手な取り組みではないけれど、 “ちゃんと向き合うこと”。 それが、シナジーの採用スタンスです。

内定承諾に向けたフォロー、うちはこうやってます。

樋野 竜乃介

2025.05.25
特定技能の定期報告制度変更について~メリット・デメリットと登録支援機関の選び方~
外国人採用
採用担当者向け
経営者向け

特定技能の定期報告制度変更について~メリット・デメリットと登録支援機関の選び方~

はじめに 特定技能外国人の定期報告制度が 変更となりました。 この制度変更に伴い、受け入れ企業様や 登録支援機関にとってのメリット・デメリット、 そして今後どのように対応していくべきかについて解説します。     定期報告制度とは   特定技能の定期報告制度は、外国人材が適切な 労働環境で働けているかを確認するためのものです。 これまでは3ヶ月ごと(年4回)に行われ、 外国人材が適切に給与を受け取っているか、 休暇を取得できているか、無理な労働を強いられて いないかなどを確認する重要な仕組みでした。 この報告では、給与や労働時間の確認だけでなく、 外国人材の日常生活における困りごとや 法令順守の状況、また支援機関として どのようなサポートを行ったかも報告します。 例えば、銀行手続きの同行や マイナンバーカード取得の手伝いなど、 日常的なサポート内容も含まれます。   制度変更の内容   今回の変更点は主に以下の2点です。 1.報告頻度の変更: これまで3ヶ月ごと(年4回)だった報告が、1年に1回になりました。 2.面談方法の変更: これまで全ての面談は対面で行う必要がありましたが 年1回の報告時のみ対面で行い、その他の面談はオンラインでも可能になりました。   メリット   受け入れ企業にとってのメリット 書類準備の負担軽減: 賃金台帳などの準備が年1回になるため、手間が大幅に削減されます 担当者の時間的負担軽減: 特に経営者が外国人担当者の場合、面談時間の調整が楽になります コスト削減の可能性: 登録支援機関によっては報告頻度の減少に伴い、料金を見直す場合もあります   登録支援機関にとってのメリット 報告業務の効率化: 年1回の報告になることで、書類作成や提出の手間が削減されます 移動時間・コストの削減: 特に遠方の企業担当の場合、移動に関わる時間やコストが大幅に削減できます オンライン面談の許可: 対面での面談が年1回になり、その他はオンラインで可能になったことで、柔軟な支援が可能になります   デメリットと懸念点   しかし、この制度変更には、 いくつかの懸念点もあります。   ①外国人材との関係性の希薄化 対面での面談が減ることで、外国人材との関係性が薄れる可能性があります。 定期的な対面での面談では、公式な質問事項以外 にも、雑談の中から様々な問題が見えてくることがあります。 オンラインだけでは捉えきれない非言語的なコミュニケーションも重要です。 ②問題の早期発見機会の減少 報告が年1回になることで、外国人材が抱える問題や 企業とのミスマッチを早期に発見する機会が減少します。 これは結果的に離職や転職のリスク増加につながる可能性があります。 ③サポート品質の格差拡大 報告頻度の減少により、登録支援機関間の サポート品質の格差が広がる可能性があります。 外国人サポートの頻度や面談方法を簡素化させて 価格訴求型の対応を行う機関と、 従来通りのサポートを今後も継続する機関との差がより明確になるでしょう。     株式会社シナジーの方針   私たち株式会社シナジーでは、 制度が変更されたからといって、すぐにサポート内容を変更するつもりはありません。 当面の間は、これまで通り3ヶ月ごとに面談を行い、給与や労働条件の確認もこれまで通り行っていきます。 その理由は単純です。定期報告の目的は 単なる報告義務を果たすことではなく、 外国人材と受け入れ企業の関係を適切に管理し、 問題を早期に発見・解決することにあると考えているからです。 3ヶ月という期間は、この目的を達成するために適切な間隔だと考えています。 ただし、企業様のご要望や状況に応じて、 より効率的な方法を検討することも可能です。 重要なのは、外国人材へのサポート品質を落とさないことです。   登録支援機関の選び方 - 価格だけで判断しないために   外国人材を受け入れる際の登録支援機関選びは、 特定技能の期間(最大5年間)を考えると非常に重要な決断です。 制度変更によって料金を下げる機関も出てくるかも しれませんが、価格だけで判断することはおすすめできません。 実際に弊社の得意先様についても、コスト重視で 支援機関に依頼した結果、受入企業様に 思った以上の負担と手間が掛かったため、 地元の業者であるシナジーの依頼したという話もいくつかありました。 そういったことにならないように、以下のポイントを確認してください。 1. 具体的なサポート内容を確認する 実際にどこまでサポートしてくれるのかを具体的に確認しましょう。 例えば以下のような項目が考えられます。 入国時の手続きはどこまでサポートしてくれるか 入管への書類提出は代行してくれるか 市役所や銀行での手続きに同行してくれるか 生活に必要な買い物などのサポートはあるか 2. 緊急時の対応力を確認する こちらは実際にあったお話です。 ある外国人が広島空港に夜遅く到着した際、 当初の予定では会社の寮にそのまま案内する予定 でしたが、到着が遅くなったため、急遽空港近くの ホテルを手配し、翌朝に会社へ案内するという対応をしました。 このような予定外の事態にも柔軟に対応できる機関かどうかは重要なポイントです。 3. 距離的な問題を考慮する 登録支援機関が遠方にある場合、緊急時の対応や 日常的なサポートが難しくなる可能性があります。 特に初めて日本に来る外国人材には、様々な場面で サポートが必要になります。 地理的に近ければすべての問題が解決できる という訳ではありませんが、遠ければいざという時に 物理的に対応ができない事があるのも事実です。 たとえ距離が遠くても、緊急時に対応可能な体制を 持っている機関を選ぶことが望ましいでしょう。   おわりに 特定技能の定期報告制度の変更は、 企業や登録支援機関にとって業務の効率化という メリットをもたらしますが、外国人材との関係性維持や 問題の早期発見という点では課題も残されています。 最終的に大切なのは、制度変更に振り回されず、 外国人人材が安心して働き、生活できる環境を整えることです。 そのためには、単に報告義務を果たすだけでなく、継続的で質の高いサポートを提供することが重要です。   外国人採用はシナジーにお任せください!   私たち株式会社シナジーは、これからも外国人材と 受け入れ企業の橋渡し役として、質の高いサポートを提供していきます。 特定技能外国人の採用や支援についてご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。  

特定技能の定期報告制度変更について~メリット・デメリットと登録支援機関の選び方~

広報シナジー

2025.05.20
その清掃、本業の妨げになっていませんか?~日常清掃の外部委託で、業務効率と職場環境を同時に改善~
経営者向け

その清掃、本業の妨げになっていませんか?~日常清掃の外部委託で、業務効率と職場環境を同時に改善~

日々の清掃業務で、こんなお悩みはありませんか? 従業員が清掃しており、残業が増えている 自社で掃除しているが、なかなか綺麗にならない 見落としが多く、清掃レベルにバラつきがある 業務が忙しく、清掃まで手が回らない こうした状況は、働く環境だけでなく、 社員のモチベーションや企業の印象にも影響を及ぼします。 そんな時こそ、シナジーの日常清掃サービスをご活用ください。 弊社では、トイレや共用部、通路の落ち葉清掃、 会議室など、施設内外のあらゆるエリアを対象に、 決められた日時で定期的に清掃を実施しています。 社員の手を煩わせることなく、常に清潔で快適な 環境を保つことで、本来の業務に集中できる職場を実現します。   シナジーに依頼するメリット 社員の清掃業務をゼロに → 残業削減&業務集中 作業報告書の提出で進捗と品質を可視化 時間とコストを抑え、清掃レベルも安定 清掃に加え、洗車・給油・配達物の配送などの ”+α業務”にも対応 対応実績 工場・事務所・病院・マンションなど、多種多様な施設で清掃実績があります。 お客様からはこんな声も寄せられています。 「清掃スタッフの丁寧な対応に、現場全体が 高く評価しています」 「いつも清潔な会議室で、お客様を迎えるのに 自信が持てるようになりました」 「従業員のモチベーションが上がり、 社長も大変喜んでいます」   ご依頼の流れ   1.ご相談 2.現地調査・ヒアリング 3.お見積り 4.ご契約 5.作業開始(最短1週間)   よくあるご質問 Q.清掃費用はどれくらいですか? →作業内容や面積によって異なりますが、  まずは無料でお見積りいたします。 Q.いつから始められますか? →最短1週間でスタート可能です。  急ぎの対応もご相談ください。 「清掃に人手を割くのは、そろそろ限界…」 そんなときは、私たちシナジーにご相談ください。 清掃+αのサポートで、貴社の業務をよりスムーズに、 効率的に支えてまいります。

その清掃、本業の妨げになっていませんか?~日常清掃の外部委託で、業務効率と職場環境を同時に改善~

小濱亮介

2025.05.15
新入社員教育のポイントと効果的な進め方
キャリア採用
シナジー活動記
新卒採用(大卒・高卒)
経営者向け

新入社員教育のポイントと効果的な進め方

4月は新たな生活が始まる季節です。 企業にとっても、新入社員を迎え入れる 大切な時期です。 これからの成長を支えるために、 効果的な研修を実施し、即戦力となる人材に育てていくことが求められます。 今回は、実際に弊社ではどのように新入社員教育を 行なっているのか紹介いたします。   必要なスキルの洗い出し まずは、新入社員に身につけてほしいスキルや知識を洗い出します。 ビジネスマナー (挨拶・メール・電話対応・名刺交換など) コミュニケーション能力 (報告・連絡・相談の徹底) 基本的なPCスキル (Excel・Word・社内システムの使用) 業務知識 (自社のビジネスモデルや商品・サービスの理解) 課題解決力 (問題が発生した際の対応方法を学ぶ) など これらのスキルを効率的に習得できるよう、研修内容を設計していきます。   効率的な研修スケジュールの立案 新入社員研修は、段階的に学べるスケジュールを組むことがポイントです。 理想の状態をいつまでに作りたいかを設定し、 スケジュールを立案していきます。 第1週:基礎研修(導入・社会人マナー) 会社概要・事業内容の説明 ビジネスマナー (挨拶・名刺交換・メール・電話対応) 社内ルール・システムの使い方   第2〜3週:業務基礎研修 業務の流れを学ぶ (動画・マニュアルを活用) 実際の業務をシミュレーション (簡単なタスクをやってみる) OJT (先輩社員がサポートしながら実務体験)   第4週:振り返り&実務テスト 研修内容の復習 確認テストを実施し、理解度をチェック 研修後のフィードバックと今後の課題設定 このように基礎から応用へとステップを踏むことで、 新入社員のスムーズな業務習得をサポートできます。   テストで基準を設け理解度を可視化 研修の成果を測るために、定期的にテストを実施することも重要です。 例えば、以下のような基準を設けると効果的です。 ビジネスマナーテスト (名刺交換やメールの作成を実践) 業務知識テスト (社内システムや業務の流れを問う) ロールプレイング (上司や先輩社員との模擬業務) これらをクリアすることで、研修 の達成度を可視化し 個々の課題 を明確にできます。   新入社員研修は、企業文化を伝え、スキルを身につけてもらう重要な機会です。 効率的な研修スケジュールを組み、テストで習熟度を 測りながら、動画やマニュアルを活用することで、 教育コストを抑えつつ、 質の高い研修を実現できます。 これからの時代に合わせた研修方法を取り入れ、 新入社員の成長を しっかりサポートしていきましょう。

新入社員教育のポイントと効果的な進め方

樋野 竜乃介

2025.04.25
支援開始から4ヶ月、無料媒体のみで、3職種で採用に成功! “任せる”ことで見えた余裕と可能性。採用が、前向きになれた瞬間
採用事例

支援開始から4ヶ月、無料媒体のみで、3職種で採用に成功! “任せる”ことで見えた余裕と可能性。採用が、前向きになれた瞬間

キッタカホンダ販売株式会社 専務取締役 橘高 智一 様 キッタカホンダ販売株式会社様は、広島県東広島市安芸津町に本社を構え、 新車・中古車の販売から、車検・点検・整備・修理まで、地域のお客様のカーライフを幅広く支えている自動車販売・整備会社です。 “地球環境の保全”を最重要課題と位置づけ、地域の方々に寄り添いながら、お客様に喜ばれるグリーンディーラーを目指しておられます。 今回は、どのような経緯でシナジーに依頼されたのか、そして今後の展望についてお話を伺いました。 キッタカホンダ販売株式会社様 HPはこちらから シナジーのサービスを利用される前の採用活動の課題は何でしたか? シナジーさんを利用する前は、会社のホームページ上で募集を掲載していました。 とはいえ、あくまで「応募があればいいな」程度のもので、本格的な採用活動ではありませんでした。 本格的な募集を検討した背景には、ありがたいことにお客様からのご依頼が増え、現状の人員では対応しきれないという課題がありました。 また、今後の経営体制を見据え、私自身を含めた経営陣がコア業務に集中できるよう、業務の一部を分担していく必要があり、そのための人材確保が必要でした。 数あるサービスの中から、シナジーをお選びいただいた経緯 シナジーさんを知ったのは、あるビジネスマッチのイベントの場でした。 自社の課題を共有する機会があり、その場でシナジーの大武マネージャーからが採用に関する支援をしていることを伺ったのがきっかけです。 コロナ禍には、複数の求人媒体などのサービスの話も伺いましたが、首都圏の企業様が多く、打ち合わせもすべてオンラインでした。 安芸津という地場の空気感や町の雰囲気を知らない方にお任せするのは不安があり、当時は契約に至りませんでした。 その点、シナジーさんは同じ広島県の企業であり、当社が地域の方々とのつながりを大切にしていることも理解してくださり、安心してお任せできると感じ、契約を決めました。   シナジーのサービスを導入されて印象的だった部分や、良かった点はなんですか? 正直、どのように採用活動を進めていけばいいのか分からず、困っていました。 これまで本格的な採用活動から長らく離れていたこともあり、どんな手法があるのか、今のトレンドや自社にとって最適な進め方が見えていませんでした。 そんな中、シナジーさんは当社の意見や状況を丁寧にくみ取って進めてくださり、媒体の手続きなど、自分たちでは手が回らない部分までしっかりサポートしてくれました。 また、現状に合わせた採用アドバイスも的確で、安心してお任せすることができました。 シナジーが支援に入ったことで、どのような採用成果が得られましたか? 無料媒体を活用して、接客事務1名、営業職1名が入社。さらに、自動車整備士1名の内定承諾待ちという結果を得ることができました。 当初は、同じメーカーの車種を扱う他店との差別化が難しく、市街に人が流れる中で「どこに求人を出すか」ばかりを気にしていました。 しかし、支援を受ける中で「どんな人に働いてほしいのか」「どんな価値を届けていきたいのか」といった根本的な部分を深掘りすることで、採用設計の重要性に気づくことができました。   採用活動を行っていく中で、大事にしていた考え方・価値観はありますか? 採用で重視していたのは、「長く働いていただけるかどうか」です。 以前は10ヶ月や1年ほどで辞めてしまうケースがあり、なかなか定着しにくい状況が続いていました。 だからこそ、「この先、長く一緒に働いていける人かどうか」を大切に見ています。 また、スキルや経歴以上に、その人の“人間味”や“やる気”を重視しています。 当社には古くからのお客様が多く、お客様との距離も非常に近いです。 そのため、システム的なやり取りではなく、温かみのある、気持ちが通じ合うようなコミュニケーションが求められる場面も多くあります。 そういった意味でも、「どんな人を採用するか」だけでなく、「この先、どんな会社でありたいか」を見据えた採用が必要だと感じています。   今後どのようなビジョンを描いていらっしゃいますか? 私自身、今年で40歳になりました。 当社はすでに80年近い歴史がありますが、これから先は“100年続く企業”を本気で目指していきたいと考えています。 現在、世界情勢は不安定ですし、自動車業界も大きな転換期を迎えています。 関税の問題ひとつを取っても、数年前とは状況がまったく異なり、何が起こるかわからない時代です。 だからこそ、自分たちの強みとは何か、地域のお客様にどう必要とされてきたのか、そういった原点を改めて見つめ直すことが必要だと思っています。 その上で、時代に合った柔軟性を持ちながら、100年企業という大きな目標に向かって進んでいきたいです。  

支援開始から4ヶ月、無料媒体のみで、3職種で採用に成功! “任せる”ことで見えた余裕と可能性。採用が、前向きになれた瞬間

乾 恵

2025.04.18
最先端AIから夏フェスまで!進撃の警備会社とは?!
経営者向け

最先端AIから夏フェスまで!進撃の警備会社とは?!

今回は弊社のグループ会社である 株式会社シナジーコミュニケーションズについて ご紹介します。 シナジーコミュニケーションズでは、警備業を中心として 活動をしています。 「人材不足だ」と特にブルーワーカーは言われているように 警備業界は深刻な人材不足と労働者の高齢化が進んで いますが、そんな中でシナジーコミュニケーションズには 警備員が約100名在籍しており、平均年齢40歳という 若手からベテランまで在籍している バランスの取れた会社です。 広島県や山口県を中心に活動しております。 もし街中で青い制服を見かけたら、 それは弊社の警備員かもしれません。 警備業務には、施設警備業務、交通誘導警備業務、 危険物等運搬業務、身辺警備業務などがあります。 シナジーコミュニケーションズは主に交通誘導警備業務を 中心に、施設警備業務も展開しております。 警備隊員が安定した生活を送れるよう、 給与水準と待遇の向上を実施しており、また、 働きやすい環境づくりに注力しています。 その結果、警備隊員の仕事へのやりがいが高まり、 サービス品質を大きく向上することができました。 交通誘導警備業務は、高速道路や一般道路の工事現場での 警備に加え、 夏フェス、イベント、花火大会などの 雑踏警備まで、幅広く対応してい ます。 毎年8月には四国最大級の夏フェス『MONSTER bash』の 警備も担当。 フェス会場の中心で、来場者の安全確保に 笑顔で取り組む警備員の姿が 見られます。 近年、片側交互通行の分野には AI化の波が押し寄せています。 2023年7月、私たちは広島県で初めてAI交通制御システムを 使用した 片側交互通行を実現しました。 これからも、世に必要とされるサービスを目指して、 活気ある会社づくりに尽力してまいります。 警備に関するお問い合わせは、お気軽に弊社まで ご連絡ください。

最先端AIから夏フェスまで!進撃の警備会社とは?!

小濱亮介

2025.04.15
特定技能の定期報告とは?提出手続きをわかりやすく解説!
新卒採用(大卒・高卒)

特定技能の定期報告とは?提出手続きをわかりやすく解説!

特定技能外国人の受け入れを始めた企業にとって、1年ごとの定期報告は避けて通れない重要な業務です。 特定技能に関する報告は、企業が外国人従業員の受け入れ状況や労働環境について、出入国在留管理庁へ定期的に報告することが義務付けられています。これまで四半期ごと(年4回)の提出が求められていた定期届出は、2025年4月から「年1回」へと変更されました。 本記事では、定期報告の基本的な内容やその重要性を解説する前に、まず今回の制度変更のポイントについてご紹介します。その後、定期報告の概要や改正内容について、詳しく解説していきます。 定期報告の変更点 定期届出の提出が「年1回」に変更! これまで四半期ごと(年4回)の提出が必要だった定期届出は、2025年4月1日から「年1回」の提出へと変更されます。 新制度スタート:2025年4月1日〜 初回の提出期間:2026年4月1日〜5月31日 この変更により、報告業務の簡素化が期待される一方で、1回の報告に必要な情報量が増える可能性もあるため、日々の記録や管理体制をしっかり整えておくことが重要です。 注意点:旧制度(2025年度分)の提出も必要! 新制度が始まるとはいえ、2025年度第4四半期(旧制度分)の届出は、2025年4月15日までに提出が必要です。制度移行期は、うっかり提出漏れが起きやすいため、スケジュールの確認をお忘れなく! オンライン面談が可能に! 今回の改正では、定期面談についても大きな変更がありました。これまで「対面のみ」とされていた定期面談が、条件付きで「オンライン対応可」となります。 ■ オンライン面談の主なルール 面談対象者の事前同意が必要 面談の録画・保存が義務付けられる(一定期間) 年一回以上の対面面談が望ましい 初回面談は対面での実施が望ましい オンライン面談が可能になることで、遠方に住む技能実習生や、スケジュール調整が難しいケースでも柔軟に対応できるようになります。 ただし、運用にはルールがあるため、今後公表されるガイドラインを確認のうえ、適切な対応が必要です。 制度の見直しによって、現場にとっての業務負担は軽くなりつつも、新たに求められる対応も出てきます。支援機関や受入れ企業としては、制度の趣旨を理解しつつ、引き続き安心して働ける環境づくりに努めていきたいですね。 特定技能の「定期報告」とは何か 定期報告の目的と意義 特定技能の定期報告は、外国人従業員の適切な管理と支援を確保するための重要な手段です。この報告により、企業は特定技能外国人の労働条件、健康、福祉の状況を出入国在留管理庁に定期的に提供することが求められます。目的は、外国人従業員が日本で公正な待遇を受け、適切な労働環境のもとで働けるようにすることです。 定期報告は、特定技能外国人の受け入れ企業が直面する可能性のある課題や問題を早期に特定し、解決策を見つけるための基盤を提供します。 また、報告プロセスを通じて、企業は自社の管理体制や支援体制を見直し、改善する機会を得ることができます。 報告の内容には、以下のような項目が含まれます。 外国人従業員の雇用状況 給与の支払い状況 健康状態 労働条件 など これらの情報は、出入国在留管理庁が特定技能外国人の受け入れ状況を監視し、必要に応じて支援や指導を行うための重要なデータとなります。 定期報告は、単なる形式的な手続きではなく、特定技能外国人と受け入れ企業双方の利益を守るための重要なプロセスです。適切な報告を行うことで、企業は外国人従業員の権利を保護し、良好な労働環境を維持することができるのです。 定期報告の対象となる外国人とは 定期報告の対象となるのは、特定技能ビザを持つ外国人従業員です。このビザは、特定の技能を持つ外国人が日本で働くことを可能にするもので、介護、建設、農業など、日本国内で人手不足が顕著な分野での就労が認められています。 特定技能について理解を深めたい方は、こちらの記事をご覧ください。 [blogcard url="https://www.kk-synergy.co.jp/saiyo/567806/"] 対象となる外国人は、日本での就労を開始してから四半期ごとに、その就労状況や生活状況に関する情報を受け入れ企業を通じて報告する必要があります。 報告を怠ることによる罰則 報告を怠った場合の罰則は、特定技能外国人の受け入れを行う企業にとって重大な影響を及ぼす可能性があります。報告義務を怠ると、出入国在留管理庁からの指導や警告を受けることになり、最悪の場合、特定技能外国人を受け入れる資格を失うこともあるのです。 このような罰則は、特定技能外国人の適切な管理と支援を確保するためのものであり、企業がこの義務を真摯に受け止め、適切な報告を行うことの重要性を強調しています。定期的な報告を通じて、企業は外国人従業員の労働環境や生活状況に関する問題を早期に発見し、改善策を講じることが可能となります。 特定技能の定期報告にも関わる「登録支援機関」とは 特定技能外国人の受け入れにおいて、登録支援機関の役割は非常に重要です。これらの機関は、外国人従業員と受け入れ企業の間で円滑なコミュニケーションを促進し、定期報告のプロセスをサポートします。このセクションでは、登録支援機関がどのようにして特定技能外国人と受け入れ企業を支援するのかを掘り下げていきます。 登録支援機関の役割と責任 登録支援機関は、特定技能外国人の受け入れ企業と外国人従業員の間に立ち、双方が直面する可能性のある課題を解決するためのサポートをします。これらの機関の主な役割は、外国人従業員が日本での生活と仕事にスムーズに適応できるようにすることです。 登録支援機関は、外国人従業員が適切な労働条件のもとで働けるように、また、彼らが直面する可能性のある問題や不安に対処できるように、さまざまなサポートを提供します。支援の一例は以下の通りです。 言語の壁を越えたコミュニケーションのサポート 生活面でのアドバイス 法的手続きの支援 など また、登録支援機関は定期報告のプロセスにおいても重要な役割を果たします。これらの機関は、報告書の作成や提出に関するアドバイスをし、必要な書類が正確に、そして期限内に提出されるように支援するのです。 このようにして、登録支援機関は特定技能外国人と受け入れ企業の橋渡し役として機能し、双方の利益を守るための重要な役割を担っています。 登録支援機関が行う面談 登録支援機関による面談は、外国人従業員の就労状況や生活状況を把握し、彼らが直面している問題を特定するための重要な手段です。面談を通じて、登録支援機関は外国人従業員の声を直接聞き、必要に応じて適切なサポートやアドバイスを提供することができます。 面談では、労働条件、健康状態、生活環境、職場での人間関係など、外国人従業員の幅広い側面について話し合います。このプロセスは、外国人従業員が直面する可能性のある問題を早期に特定し、解決策を見つけるために不可欠です。 また、面談の結果は定期報告の作成にも役立ち、出入国在留管理庁への報告内容をより正確かつ詳細にすることができます。 特定技能の定期報告の作成と提出 特定技能の定期報告は、外国人従業員の受け入れ状況を適切に管理し、報告するための重要なプロセスです。このセクションでは、報告書の作成と提出に必要な手順、サポートを受ける場合と自社で行う場合の必要書類、そして提出方法について説明します。 登録支援機関の支援を受けている場合の必要書類 登録支援機関の支援を受けている場合、定期報告のプロセスは大きく簡略化されます。登録支援機関は、報告書の作成から提出までの手続きをサポートし、必要な書類の準備や提出方法に関するアドバイスをしてくれるからです。必要書類には、特定技能外国人の受入れ状況、給与の支払い状況、労働条件、健康状態などに関する情報が含まれます。 登録支援機関は、これらの情報を収集し、適切な形式で報告書を作成します。また、報告書には、外国人従業員の就労状況や生活環境に関する変更があった場合の詳細も含めなければなりません。登録支援機関は、これらの情報を正確に、かつ期限内に出入国在留管理庁に提出するためのサポートをしてくれます。 自社で支援を実施している場合の必要書類 自社で支援を実施している場合、定期報告の責任は完全に企業に委ねられます。この場合、企業は特定技能外国人の受入れ状況に関する全ての情報を自ら収集し、報告書を作成しなければなりません。必要書類には、受入れ状況、給与の支払い状況、労働条件、健康状態、そして任意で外国人従業員の満足度や職場での経験に関するフィードバックが含まれます。 企業は、これらの情報を適切な形式で報告書にまとめ、出入国在留管理庁に提出する必要があります。 定期報告書の書き方と提出方法 定期報告書の書き方には、出入国在留管理庁が提供する指定のフォーマットやガイドラインに従うことが求められます。報告書には、1年ごとの外国人従業員の就労状況や生活環境に関する詳細な情報を明確に記載しなければなりません。また、報告書は、指定された提出期限内に出入国在留管理庁に提出する必要があります。 提出方法は、「郵送」「オンライン提出」「窓口への持ち込み」のいずれかです。最近では、オンラインでの提出が推奨されており、これによりプロセスの効率化と迅速化が図られています。企業は、出入国在留管理庁のウェブサイトで提供されるオンラインシステムを利用して、報告書を簡単に提出することができます。 提出期限と問題が発生した際の対処法 提出期限は、翌年度の4月1日~5月31日に設定されます。企業はこの期限を厳守することが求められますが、万が一提出が遅れる場合は、速やかに出入国在留管理庁に連絡し、対処法を相談しなければまりません。問題が発生した場合、出入国在留管理庁は通常、企業に対して指導やアドバイスを提供し、問題解決に向けて協力します。 定期報告は、特定技能外国人の適切な管理と支援を確保するために非常に重要です。企業は、このプロセスを真摯に受け止め、適切な報告を行うことで、外国人従業員の権利と福祉を守る責任があります。 特定技能「定期報告」の書類作成のポイント 定期報告の書類作成は、特定技能外国人の適切な管理と支援のために重要なプロセスです。このセクションでは、報酬や賃金台帳の記載内容、書類作成時のチェックポイント、そして書類の保存と管理の重要性について、具体的なポイントを解説します。 報酬や賃金台帳の記載内容と注意事項 報酬や賃金台帳の記載内容は、特定技能外国人の労働条件の透明性を保証する上で非常に重要です。報酬の部分には、基本給、残業手当、その他の手当など、外国人従業員が受け取る全ての報酬を詳細に記載する必要があります。賃金台帳には、支払われた報酬の日付、金額、そして支払いの根拠となる労働時間などが明確に記録されていなければなりません。 記載する際の注意事項としては、全ての情報が正確であることを確認することが挙げられます。また、賃金の不公平が生じないように、特定技能外国人と同様の業務を行う日本人従業員との間での報酬の比較も重要です。この比較を通じて、外国人従業員が公正な待遇を受けていることを保証することができます。 書類作成時のチェックポイント 書類作成時には、いくつかのチェックポイントがあります。 まず、提出する書類が出入国在留管理庁の要求するフォーマットに沿っているかを確認することが重要です。また、提出する情報が最新のものであること、そして全ての必要なセクションが完全に記入されていることを確認する必要があります。 さらに、書類作成時には、外国人従業員のプライバシーを尊重し、個人情報の保護に十分注意を払うことが求められます。個人情報の取り扱いに関しては、適切なセキュリティ対策を講じ、不必要な情報の開示を避けることが重要です。 書類の保存と管理の重要性 書類の保存と管理は、将来的に発生するかもしれない問題に対処するためにも重要です。定期報告に関連する書類は、指定された期間(通常は少なくとも5年間)保存する必要があります。これにより、出入国在留管理庁からの問い合わせに対して迅速に対応することができます。 書類の管理においては、情報の機密性を保持するための適切な措置を講じることが重要です。電子的に保存する場合には、データのバックアップを定期的に取り、不正アクセスから保護するためのセキュリティ対策を施しましょう。 定期報告の書類作成と管理は、特定技能外国人の適切なサポートと保護を確保するために不可欠なプロセスです。企業は、これらのポイントを遵守することで、外国人従業員との信頼関係を築き、彼らが安心して働ける環境を提供することができます。   定期報告が4半期から1年単位に代わったことによるメリット・デメリット 2025年4月の制度改正により、これまで四半期(年4回)ごとに行われていた「特定技能の定期報告」が、年1回の提出に変更されました。 この変更によってどのようなメリット・デメリットがあるのかを整理してみたいと思います。 年1回になったことによる【メリット】 1. 書類準備の負担が軽減! これまで年に4回提出が必要だった定期報告が1回になったことで、報告書類の準備にかかる事務負担が大幅に軽減されました。支援機関・受入れ機関にとっては、手続きの簡素化は非常に大きなメリットといえるでしょう。 2. 面談のオンライン化で、場所の制約が軽減 定期面談がオンラインでも実施可能となったことで、遠方に住む特定技能外国人とのコミュニケーションがスムーズに。 移動の手間も省け、柔軟な対応が可能になりました。 ※定期面談については引き続き3か月に1回以上行う必要がございます。(オンラインでの面談も可能ですが一定に条件がございます。また1年に1回以上は対面での面談が望ましいとされています。また受入れ後初めての面談、および面談担当者変更後初めての面談については対面による面談を実施する事が望まれます。) 一方で気になる【デメリット】も… 1. 顔を合わせる機会の減少による影響 対面型の定期面談が減る事で直接顔を合わせて話す機会が減るものと考えられます。これまでは対面の中で、特定技能外国人の体調や生活の変化、仕事の悩みなど“見えにくい問題”にも気付ける大切な時間となっていましたが、今後はそういた部分が見えにくくなる恐れがございますので、これまでとは違ったコミュニケーション方法を取る事で細やかな変化をキャッチする必要がございます。 2. 日本語学習の機会が減少する可能性も 面談では業務以外の話題、例えば休日の過ごし方や家族のことなど、日常生活に関する会話も行っていました。これらのやりとりが、日本語を実践的に使う場としても機能しているため、面談がオンライン化する事で内容が簡易化し日本語学習の機会が減ってしまう可能性もあります。 こうしたメリット・デメリットを踏まえ支援の質を維持しつつ、制度の柔軟性を上手に活かしていくことが、今後より重要になっていきそうです。 オンライン化する事で想定されるリスクを避ける為にシナジーとしては当面の間、これまで通り四半期ごとに対面式の面談を行います。 まとめ この記事では、特定技能の定期報告について、その重要性から具体的な作成・提出プロセスに至るまで、企業の採用担当者や人事部の方々が理解すべき要点を解説しました。以下にその要点をまとめます。 特定技能の「定期報告」とは何か:特定技能外国人の受け入れ状況を出入国在留管理庁に報告する義務付けられたプロセスです。この報告は、外国人従業員の適切な管理と支援を確保するために重要です。 登録支援機関の役割:登録支援機関は、特定技能外国人と受け入れ企業の間で円滑なコミュニケーションを促進し、四半期報告のプロセスをサポートします。 定期報告の作成と提出:報告書の作成には、外国人従業員の受け入れ状況、給与の支払い状況、労働条件などに関する情報が必要です。提出方法には、郵送やオンライン提出、窓口への持ち込みがあります。 書類作成のポイント:報酬や賃金台帳の記載内容には、全ての報酬を詳細に記載する必要があります。書類作成時のチェックポイントには、フォーマットの確認や情報の正確性が含まれます。書類の保存と管理は、将来的な問題に対処するために重要です。 このガイドを通じて、特定技能の定期報告に関する理解を深め、適切な手続きの実施を支援することを目指しました。適切な報告を行うことで、企業は外国人従業員の権利と福祉を守り、良好な労働環境を維持することができます。特定技能外国人の受け入れと管理に関わるすべての方々が、この記事を参考にして、責任を持って対応していただければ幸いです。 よくある質問 Q1: 特定技能の定期報告にはどのような必要書類がありますか? A1: 特定技能の定期報告には、以下の必要書類が含まれます。 受入れ・活動状況に係る届出書 特定技能外国人の受入れ状況・報酬の支払状況(参考様式第3-6号別紙) 賃金台帳の写し 報酬支払証明書 これらの書類は、外国人従業員の労働条件、給与の支払い状況、健康状態などを報告するために必要です。 Q2: 特定技能の定期報告で「3-6」とは何を指しますか? A2: 「3-6」とは、特定技能外国人の受入れ状況や報酬の支払い状況を報告するための参考様式のことを指します。この様式は、1年ごとの報告において、企業が出入国在留管理庁に提出する必要がある書類の一つです。 Q3: 「3-6別紙」とは具体的にどのような内容を含む書類ですか? A3: 「3-6別紙」は、特定技能外国人の受入れ状況・報酬の支払状況を詳細に記載するための書類です。ここには、外国人従業員の氏名、生年月日、性別、国籍、住所、在留カード番号、活動日数、給与額など、具体的な就労情報が含まれます。 Q4: 特定技能の定期面談とは何ですか?どのように実施すべきですか? A4: 特定技能の定期面談は、外国人従業員の就労状況や生活状況を把握し、彼らが直面する可能性のある問題を早期に特定するために行われます。面談は、登録支援機関または企業によって3ヶ月に1回以上実施され、外国人従業員の健康状態、労働条件、生活環境などについて話し合います。 Q5: 特定技能の定期報告はオンラインで提出できますか?その方法は? A5: はい、特定技能の定期報告はオンラインで提出することが可能です。出入国在留管理庁は、オンラインでの提出を推奨しており、そのためのシステムを提供しています。企業は、出入国在留管理庁のウェブサイトにアクセスし、必要な書類をデジタル形式でアップロードすることで、報告書を提出できます。オンライン提出には、ログインIDとパスワードが必要になる場合があるため、事前に登録手続きを完了させておくことが重要です。

特定技能の定期報告とは?提出手続きをわかりやすく解説!

乾 恵

2025.04.14
カジュアル面談の重要性と成功の秘訣
キャリア採用
採用担当者向け
新卒採用(大卒・高卒)
経営者向け

カジュアル面談の重要性と成功の秘訣

弊社では、採用活動においてカジュアル面談を 導入しています。 カジュアル面談とは、 ”お互いを知るための気軽な対話の場”のことです。 説明会という形ではなく、1対1の対話の中で お互いを知りながら、マッチングを図っていくことを大事にしています。     なぜカジュアル面談が重要なのか カジュアル面談は、求職者と企業双方にとって 相互理解を深める絶好の機会です。 正式な選考プロセスに入る前に、企業文化や 業務内容についての具体的な情報を共有できるため、 ミスマッチを防ぐ効果があります。 特に求職者にとっては、気軽に企業の雰囲気を感じられる場となり、 応募への心理的ハードルを下げる役割を果たします。   カジュアル面談の進め方 1. 事前準備 面談の目的を明確にする。 会社概要や事業内容、ポジションに関する基本情報を整理する。   2. 面談当日 和やかな雰囲気作りを意識する。 自己紹介を通じて、企業の特徴や魅力を伝える。 求職者の興味やキャリアの方向性を丁寧にヒアリングする。   3. フォローアップ 面談後に感想やフィードバックを共有する。 求職者が選考に進む場合は次のステップを明確に案内する。   カジュアル面談のメリット 企業側のメリット 求職者の人柄や志向性を早期に把握できる。 企業文化や価値観に合うかどうかを判断する材料が得られる。 求職者との信頼関係を構築しやすい。   求職者側のメリット 応募前に企業への理解を深められる。 自分に合う企業かどうかを見極める助けになる。 リラックスした雰囲気の中で質問や疑問を解消できる。     カジュアル面談の注意点 1. 企業側のメリット あくまでカジュアルな場であるため、堅苦しい質問攻めは避ける。   2. 一貫性を保つ 採用プロセス全体との整合性を考慮し、伝える内容に矛盾がないようにする。   3. 時間管理 長くなりすぎないよう、適切な時間配分を心がける。     新卒とキャリア採用におけるそれぞれのコツ 新卒採用の場合 学生がイメージしやすい具体的なエピソードや事例を交えて話す。 学生が抱える不安や疑問に寄り添い、丁寧に答える。   キャリア採用の場合 求職者のスキルや経験に基づいた具体的なポジションの説明を行う。 転職理由やキャリアのビジョンを深掘りし、マッチングの精度を高める。   カジュアル面談は、選考プロセスの前段階で 双方の理解を深める重要な機会です。 適切に実施することで、採用の成功率を高めるだけでなく、 企業のブランドイメージ向上にも寄与します。 求職者とのコミュニケーションを大切にし、 長期的な信頼関係の構築を目指しましょう。

カジュアル面談の重要性と成功の秘訣

樋野 竜乃介

2025.04.01
今さら聞けない人材紹介会社(エージェント)とは!?
経営者向け

今さら聞けない人材紹介会社(エージェント)とは!?

近年、人材紹介会社を利用される方は多いのではないでしょうか。 弊社も人材サービス会社として紹介事業も行っておりますが、 依頼をしてみたものの、 実態は分からないという方も 多くいらっしゃいますので、今回は人材紹介会社について ご説明したいと思います。 人材紹介は職業安定法の中にある職業紹介に該当します。 職業紹介は「有料職業紹介」と「無料職業紹介」に二分されます。 「無料職業紹介」というのは皆さんご存知のハローワークです。 そして多くの民間企業が行っているのが「有料職業紹介」です。 人材紹介を行っている企業は増加傾向にあります。 人手不足というニーズがあるのと、 参入障壁が派遣に比べると低いという実態があることが 背景として考えられます。 人材紹介会社は自分たちでメディアを持ち、 求職者を集めていくという流れがほとんどです。 職種に特化した紹介会社も増えてきており、 保育士や看護師、建築など様々あります。 紹介料の金額も上がっており、広島では 10年前は想定年収の20%前後が紹介料として一般的だったものが、 現在は30~40%が相場になっています。 先日、驚いたのが施工管理に特化したエージェントでは 紹介料が想定年収の100%と言われていたので、 それだけ採用難易度が高いことを表しています。 人材紹介を使うメリットは、採用にかける工数を大幅に削減できることで、 例えば求人を出すコストや応募対応などの工数と媒体費用はかかりません。 ヘッドハンティングも人材紹介に当たるのですが、 最初に着手金のよう なものを払い 自社の人事として動いてもらうので、成果がでなくても 費 用が発生してしまいます。 一方でデメリットとしては社内にノウハウがたまらないことと、 コスト を削減できないということがあります。 仮に年収が400万円でしたら報酬として120~160万円を 支払わなければなりません。 例えば求人広告を利用して 採用活動を行い、1ヶ月の求人費用を試しに30万かけて、 うまく採用できれば1人あたり30万円で 採用できることになります。人材紹介に比べると4分の1ですね。 また会社によっては違いますが、有料職業紹介で入った人が 2ヶ月で辞めた場合、人材紹介会社に返金制度があるかないかで 全然変わってきます。ここはよく注意したほうが良いと思います。 実際に弊社のお客様で、他社から有料職業紹介で入った人が 1ヶ月で辞めてしまったのですが、返金制度が無いと言われて 泣き寝入りするしかなかったそうです。 個人的には自社の採用も人材紹介会社も 両方行っていく方が良いと思っています。 採用する確率を上げるためには、双方の活動はとても大切です。 まずは採用したい人物がどんな人かを明確にすると、 その人が転職市場のどこにいるのか仮説を立てることができ、 より採用できる可能性が高くなるので、 よくわからないという方がいらっしゃいましたら 弊社までお声掛けください。

今さら聞けない人材紹介会社(エージェント)とは!?

小濱亮介

2025.04.01
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