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ドラフト前夜が寝れない選手
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ドラフト前夜が寝れない選手

今月22日カープから 来季の背番号変更選手 新入団選手背番号の発表 がありました ≪ 背番号変更選手 ≫ ○安部 友裕 選手 60番 →  6番 へ変更       ○中村 恭平 選手 22番 → 64番 へ変更       そして、その番号へ食い込んだのが   今年の甲子園ホームラン 記録を塗り替えた ○中村 奨成 選手 22番を受け取りました       安倍選手は梵選手が長らく つけていた6 タイプ的にも後継者になりうる いい人選ですね ただしこの番号は絶対的な レギュラーでなければなりません しっかりと活躍して貰わなければ 背番号の重みがでません     そして、中村 恭平 選手は 22を奪われ大きな番号へ 押し出されました 厳しいようですが 中村恭はもう30歳 崖っぷちです             そしてさらに厳しかったのが 同じ中村性の 中村 亘佑選手   皮肉なことですが 中村性が最大派閥と言われて いましたが   10月26日のドラフト会議にて 広陵高の中村奨成が 1位指名されたことによって 余剰戦力となり 4日後の10月30日 戦力外通告となりました       社内でよく話がでるのが   「プロ野球選手が一番怖いのが  ドラフト会議の日」   自分のライバルが入ってくることで 中村亘佑選手のように 自分のポジションを奪われ 戦力外通告を受けるのではないかと 戦々恐々とするのだそうです   プロ野球でもそうやって ドラフトを通じて採用をすることで 活性化しているのだから 新人を入れることは大切だ という話しです   新人を入れることは 社内が活性化してとてもよいことです   ただし プロ野球とビジネスは ルールが違います   プロ野球で戦力外通告を受ける理由は   1軍登録できる人数 試合に出れる人数が基本は9人と 決まっているからです   目的がこの9人で試合を作り 試合に勝つことで収益を 上げることになりますので   1軍で活躍する見込みのない 2軍選手や育成選手を 多く抱えることができません   ビジネスにおいては 1軍登録の人数が決まっている わけではありません   むしろ自由に 設計することができます     だからこそ 新卒社員が入社すると 先輩社員にいい影響を与えます   プロ野球選手のように 当面の間は自分の出世競争の ライバルになることはありません   だからこそしっかりと 面倒をみようとする 社員が増えますし   ライバルになりそうな後輩には 潰そうとするのではなく 負けないように努力をしてもらえます   新卒採用は既存社員を 疲弊させるようなことはなく やる気とポテンシャルをしっかりと 引き出してくれるものですので   まだ新卒採用をしたことがない企業は 5年かけて 優秀な学卒人材が採用できる 会社をつくっていきましょう   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.11.28
好感度は重要だけど【手段】にしてはいけない
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好感度は重要だけど【手段】にしてはいけない

高橋みなみがパーソナリティを つとめるTOKYO FMの番組   高橋みなみのこれから、何する?   11月22日(水)の放送で 地元の賀茂泉酒造(株)の 前垣壽宏さんが日本酒の楽しみ方 についてお話されていました   この前垣さんは 芸能人かというくらい色々な 番組に出られている気がします   フェイスブックをみていても 気づけば海外・・   すごい行動力ですが こうやって色々な人に日本酒に 触れてもらい好きになってもらう 活動をされているんですね   飲んでもらうと 好きになってもらえると 思っているから行動できる   こういう思いは 人を動かす力がありますね     好きという思いや 好きになってもらうことは とても大きな意味があります   採用に関しても同じです 学生に好きになってもらう 必要がある     そう言われると 「なぜ、そこまでしないといけないの?」 「学生に媚びているようで気が乗らない」   という意見もよく言われます   確かにその通り   仕事は決して楽しいことばかりではないし 圧迫気味の面接をしただけで入社意欲が 下がるのであれば、熱意はその程度なのです   しかしご存知の通り買い手市場(企業優位)から 売りて市場(学生優位)へ ハッキリと潮目が変化しています   この売り手優位な市場は 中期的な現象ではありません   ここ数年踊り場だった18歳人口が 2020年前後から大きく現象します     大学関係者が2018年問題と言っている 悩ましい現象です   これは2018年から2025年のわずか 8年間で約10万人減少することになる   すでに学生優位の売り手市場なのに対し これが中長期的に続くわけです   減少し続ける大卒人材から選ばれる 企業にならなければ、事業の永続性 にも影響が出てしまいます   好感度の高い企業になる 必要性はここにあるわけです   ちなみに 私自身が苦手な考え方として   人手不足だから 人を大切にしなければならない という考え方   人が大切なのは 人手が足りずにこまるから 大切にしようという思想     人を雇うことは 手段ではありません   経営は人を幸せにするためのもの なので   人は目的そのもの だといえます   人が余っているときは 取っ換え引っ換えして   人不足だから 人材を大切にしなければならない という言葉を聞くと 結局は経営資源でしかないのだと 考えさせられます   そうではなくて 人は経営の目的そのもの   人を道具としてしか みられないリーダーに 人がついてくるわけがない   人がついてこない会社に 未来はない   青臭い話ですが この話をすると   ”御託はいいから・・”   と、いつも苦笑いされます   先日もとある 経営コンサルタントの方から 事務スタッフの求人を 頼まれたのですが   「パート事務がいい」 「いらないとき、切れるじゃん」   ん~、、、   事実そうかもしれませんが お客様から信頼を得られたとしても チームで考えた時に 人がついてこなかったりします   事業に永続性をもたせようと思うと 人材ありきになるわけです   そんな人材の好感度を上げるには 面接もとても重要なポイントになります   多くの学生が面接を通じて 志望度が上がったり下がったりする 変化のきっかけの場になっています   好感度を上げる面接のポイントは ・エントリーシートをしっかりと読み  書いてあることを説明させない  (採用意欲を感じてもらう) ・選別・選考の色を消し  まずはしっかりとした理解を示す ・理解をした上で良いところを  引き出そうとする質問をする ・学生へ入社後の期待を伝える   などがあります   実はこういった 面接ができていない場合が多く ESの重複説明などよく起きています   面接は学生からも 企業を選別する場になっています   社内の面接で 上記の反対になっていないか しっかりとチェックしてみてください   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.11.27
だから、【合同企業説明会後】に忘れられる
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だから、【合同企業説明会後】に忘れられる

ダウンタウンの松本人志が 今日のTV「ワイドナショー」で 大相撲の横綱・日馬富士が 貴ノ岩をカラオケのマイクや デンモクで殴打したとい う暴行事件について   「自分をコントロール出来ないやつが リモコンで殴るっていう」   と皮肉っていました   なんというか わかりやすい一言ですよね   「横暴で理不尽なやつ」というのを コミカルに一言で刺します   こういった一言で伝わる メッセージって本当に大切です   伝わるメッセージは 採用活動においてもとても重要です     合同企業説明会時の企業イメージは たったひとつのスローガンで決まる といっても過言ではありません   学生から見れば 合同企業説明会に 参加する企業だけでも 気が遠くなる企業数があります     ブランドスローガン 採用スローガンには   数ある企業の中から 彼ら彼女らのフィルターを通して 自分たちの会社を 見つけ出してもらう 役割があります     これらのスローガンは 企業が持っている   「理念」 「ビジョン」 「社会的責任」 への考え方などを市場に イメージさせるものになります   一目見て企業の本質が 理解できるようなものが ブランド・スローガンです   つまり 企業が市場に伝えたいメッセージ を直感的に伝える言葉のことです   企業イメージを伝える キャッチコピーや キャッチフレーズと 言い換えることもできます   これを採用目的だけで つくるのが採用スローガンです   作り方は色々ありますが このメッセージの作り方を ひとつ紹介します   採用スローガンの設定 伝えるべきことを抽出する まず最初に 求める人材像の欲求や感情に対して 自社の情報を与えることで 他社と差別化する必要があります その情報は 1.会社 2.仕事 3.環境 3つの軸で抽出すると効率的です   例えば、「会社」では 自社の特徴や事業の独自性を中心に 差別化できそうなポイントをあげます   「仕事」では 日々の仕事のやりがいをあげ   「環境」では 精度や社風の魅力を抽出します     メッセージを一文に集約する 抽出された自社の差別化要素を ただ単にならべただけでは 学生にはゴチャゴチャしただけで 響きません   もっともアピールするべき 要素を選択して   キャッチコピーのように 一文のメインメッセージに 集約することが必要です     メッセージを統一する 採用スローガンと同様に 学生とのコミュニケーションで 重要なのがの統一性です   Webサイト パンフレット 合同企業説明会のブース装飾 など   学生の目に触れるものすべてにおいて 統一したメッセージ 統一したトーンを保つことが大切です   そこにブレが生じると 印象が散漫になってしまったり 伝えたいメッセージが 間違って伝わってしまうことになります   こうすることで   印象が統一され 学生から忘れられにくい 採用ブランドがつくられる 骨格になります   事業戦略を十分理解し ほしい人材像を明確にしたら その人材像に響く自社の 要素をギュッと詰め込んだ一言にする   まだ時間はありますので ぜひトライしてみてください   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.11.26
採用ブランディングの手順
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採用ブランディングの手順

今日はマイナビの インターンシップフェア が広島で行われます     徐々に採用&就職活動も本番に 近づきつつありますね   チームをつくるにあたり 採用活動では何をすればいいか 本番が近づいてきたので 具体的な手順を振り返ります     採用ブランディング戦略の立案 学生に自社のことに興味をもってもらい 魅力を感じてもらい 内定までにつなげることを考えます   その一連の採用ブランディングを 実施する際に 第一に着手するべきは 全体戦略を考えることです   Webサイトや印刷物など 各種ツールのクリエイティブを 整える前に   そもそもの採用の目的を定義し 求める人材像を浮き彫りにした上で   学生に伝えるべき メインメッセージを 策定していく必要があります     目的の定義 採用のそもそもの目的を定める まずは、採用自体の 目的を定義する必要があります   そこで必要となるのが   □自社の中長期事業戦略 □自社の中長期の組織戦略 □今年度の採用活動のあるべき姿 □今年度の採用活動を通じ  事業や組織に与えたい影響 □実現するためにはどんな学生を  何名採用するのか   まずここが不明確なまま 採用活動に入ると   □とりあえずイベントに参加する □いい人がいれば採用する   という活動になってしまいますし 事実そうなっているのをよく見ます   まずは採用担当者が しっかりと事業戦略を理解し そこから組織上の戦略をしっかりと 考えた上で採用を進めなければなりません   そこまでやってはじめて次は   人物像の設定 求める人物像を設定する 定義された採用の目的を達成するため 第一に重要になるのは 求める人物像を設定すること   大学名や学部とか体育会系のような 一般的な用語ではなく 事業や組織を成長させるためには どういった特徴を持った学生が欲しいか   思いつく形容詞をリストアップするなどして 具体的な言葉に落とし込むこと   □学生に求める資質は何か? □自社の理念や社風に合う  学生のキャラクターはどういったものか? □活躍している社員(先輩)のマインド共通部分 □昨年度の内定者のマインド共通部分 □面接で評価しているポイント   ●MustとWantに分ける 求める要件のすべてを持っている 学生を採用しようとすると 神スペックと呼ばれる ムリな人材像となってしまいます そこで   どうしても必要な要件を ●Must要件   必須ではないができれば 持っておいて欲しい ●Want要件   に分けて考えます   ブランディング施策の中では Must要件を持っている学生を 中心に置いて全体を組み立てます   ●ペルソナと欲求をイメージする   Must要件を持っている 自社に欲しい人物を 一人のキャラクターにして イメージします   またそのペルソナが 持っている欲求 (=就活で成したいこと 会社や仕事に求めていること)   を言語化することが重要です   その人物に向けて 自社のメッセージを伝え 振り向かせることが 採用ブランディング戦略の 根幹となります   □感情をイメージしたペルソナか □こういう人いいよね!という同意が得られるか □入社後活躍するイメージができているか   このあたりがしっかりと 話し合われて活動に入らないと お金を湯水の如く使う 不毛な採用活動になるので 注意が必要です   昨日当社の採用部隊が 「明日は100人と出会ってきます」 と言っていましたが   実際100人にブースに来てもらうのも 大変なことです   しっかりと活動を進めてほしいものです   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.11.25
おじさんでは、ダメなわけ
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おじさんでは、ダメなわけ

新卒採用をするとき   会社説明会では 何をしゃべるべきか?   という質問を受けます     基本的には何をしゃべっても 大丈夫です   会社説明会でものすごく いいことを伝えても 実態と違うと入社後にギャップを 感じてしまい離職に繋がるからです   しかし、合同企業説明会では ちょっとしたコツがあります         就活生を呼び込むためには ブース内をちゃんと 装飾することが不可欠です         先日私たちの地元 東広島で行われた 企業PRフェスティバルでも   長机と椅子だけという簡素な スタイルで出展している企業さんが ありましたが   そういったブースには人が 集まらないので 自然と暗くなってしまいます   採用活動に慣れていないとか 忙しくて備品を持ってこれないとか 採用活動に人員を割けないなど 色々言い分はあるかと思いますが   学生にとって最初のコンタクトとなる 合同企業説明会のブースは 見た目がすべてです   ブースをみて 【私たちは採用に全力で情熱を注いでいる】 という思いが伝わらないといけません   いくら秘めた情熱を持っていても 行動で見えなければ学生には伝わりません   行動でしっかりと見せて また、学生にもそれを感じてもらい 情熱を返してもらう場に 仕上げていくのが 合同企業説明会です   そして合同企業説明会に 参加する学生は   会社の良し悪しを 「人」で判断します   雇用待遇や福利厚生が どれほど手厚くても ブース内にいる人が どことなく横柄だったり 情熱が薄ければ 学生の熱意も下がっていきます   学生から見れば ブース内の人 = 会社そのもの   だからこそ 合同企業説明会に出て来る人は それなりの人を選ぶ必要があります     なので、基本としては 爽やか系新入社員を選びます   採用活動は基本的には 営業活動に通じる部分が多いため 若手の優秀な営業担当をつけると うまくいく可能性があがります   仕事の面白みややりがい 会社の魅力を伝え エントリーを促し 企業説明会へ誘導する   こういった活動ができる 営業担当がいれば心強いもの     そして残念なことですが 私のようなおじさんが しゃべるときには   最低限 若手の女性をブースに 配属させてください   学生が質問をしようと考えると   あきらかに おじさんが声をかけるよりも お姉さんが声をかける方が 心理的なハードルが下がります   合同企業説明会に この学生が声をかけやすい もしくは声をかけられても 嫌だと感じにくいお姉さんが いるかどうかで成功率が 大きく変わってきます   女性は男性ばかりのブースに 近づきにくいものですし   男性もステキなお姉さんが 活躍していそうな会社への 印象はよくなります   悲しいかなおじさんは どれだけ頑張っても イケてる説明をしても   合同企業説明会では それだけでは力不足なのです   まずはそこを自覚することから はじめましょう・・。     ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.11.24
だから、人が集まらない
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だから、人が集まらない

広島東洋カープは 広島県には なくてはならない存在です     しかし広島東洋カープが なくなることで 生きていけなくなるひとが 出てくるわけではありません   極端な話しですが なくなると寂しいですが なくても生きてはいけるわけです   きっとiPhoneが登場した ときの市場の反応も同じでしょう   iPhoneがなくても 生きていけますし iPhone? なんだそれ? ガラケーで十分だし   といった人は多かったはずです       しかしスティーブ・ジョブズは 自分が欲しくて創り出したと その商品の誕生をどれほど 心待ちにしていたか楽しそうに語りました   そのときは誰一人 求めてはいなかったものを想像し 創り出したジョブスは 世の中に大きなインパクトを与えました     90年代格好のM&A対象だった アップルは復帰したジョブスの ビジョンを体現し iPod、iPad iPhoneといった製品 を生み出し   さらに音楽配信やクラウド といったネットサービスが 既存業界を揺さぶるほどまで 成長しました   問題解決型の企業の思考は 人の困っていることや 嫌がることを 代わりにやることで 対価を得ようと考えます   魅力を生み出している企業に 問題解決型の企業では かなわないと日々実感しています   なぜならば 価値を生み出さない事業は どんどんと 価格は下がり続けますし   人が嫌がることを我慢して 対価を得るビジネスには どんどんと人が 集まらなくなっているからです   現在、日本で起きている 人手不足の多くは   新たな付加価値を生み出せず 人が嫌だと思っている仕事を 我慢して対価を得る 領域で起きています   ”嫌なことを我慢する” という根性型ビジネスでは 立ち行かなくなっています   なのでいまの企業経営には 計算よりもセンスが 必要なのだと実感します   会社経営は数学よりも アートに近いものに変わりました   音楽や絵画はなくても 生きていけるけど 強烈な求心力をもっています   今の日本には 会社にもアートのような 求心力が求められています   創業した会社には どんな事業をイメージするか   その描く事業は どういう絵が高く売れるのか と計算をしている人もいるでしょう   人々に大きな影響を与えたい と想像しながら描く人もいるでしょう   自分の中に眠っている思い それが大きくなっていくと 表現せずにはいられなくなる   描きたいから、描く 描かずにはいられない   アートの本質だといえます   だからこそ シンパシーを感じる人が 生まれるわけです   人々に影響を 与えられるかどうかは 結果論でしかありません   顧客の負の解消を頑張っても ニーズは生まれてきません   人はいったい何のために 働くのでしょう あるいは何のために 物を買うのでしょう   多くの人に質問して 多くの人に嫌な顔をされました   みんな回答につまり、ようやく   生きていくためだよ   という答えを 多くの人から出されました   どうやら本人は 真剣にそう思っているようですが   私たちは 死なないことを目的に 生きているわけではありません   世の中に物が溢れ 人手が不足してはじめて   嫌なことを 我慢してやることで 対価を得るというビジネスが 撲滅されるのであれば この人手不足は まさに日本にとって 望むべきものなのだといえます   我慢根性型の経営をしている リーダーは何かと未来を予測 したがります   景気はどうなるのか 為替はどうなるのか どんな事業が伸びるのか 何を作ればもっと儲かるのか   状況を把握するリーダーには とても重要なことですが その領域は既に 飽和してきています   他社のいいところを どんどん取り込み パクりパクられ 企業は進歩してきました   社員を教育し 効率化をはかり 品質とコストを両立させる   それは必要なことですが   より良いものを より安い価格で より便利に   ものが溢れた時代に 他社の真似をし続けても 意味をなさなくなりつつあります   自分たちの価値をしっかりと作る   そのために重要なことは 未来を予測することではなく   どういう未来が つくりたいのかという 自らの意思をもつこと   どうなるのかではなく 何がやりたいのか   これから先の企業経営には その「意思」が何よりも 必要となるわけです そのやりたいことに 人を巻き込むだけの魅力があれば 一緒に働きたいという仲間が 集まるでしょう   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.11.23
【1/400万】を目指して
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【1/400万】を目指して

昨日は東広島商工会議所青年部の 11月例会でした   いつもと少し違うのは 場所が東広島商工会議所会館でも 西条HAKUWAホテルでもなく 東広島芸術文化ホール (通称:くらら)で行われたこと なぜ、普段と場所が違うかというと 写真の例会の前に イベントがあったからです   東広島商工会議所青年部が主催する ”企業PRフェスティバル” という学生向けの企業PRイベントが行われました     まず今年2017年4月10日に経団連が発表した 『採用選考に関する指針』よると   □広報活動の開始→2018年3月1日以降 □選考活動の開始→2018年6月1日以降 □採用内定の開始→2018年10月1日以降   となっており あまり焦る必要がないように感じます   この経団連会員企業数は1340社   会員企業は上記の経団連が定めた 採用スケジュールで行うのがルールです   就活時に最も利用されるサービスの マイナビやリクナビの登録企業数は 約15,000社   経団連の約10倍の企業が登録してます   実はリクナビや マイナビがサービス利用開始されるのは 経団連が定めた広報活動開始の時に 併せて行われます   しかし、日本国内には 現在421万社存在しているとされています   もちろんその中に皆さんが よく知る企業もあるでしょう   上記の経団連のスケジュール通りではない 採用スケジュールで採用している企業が 多数存在しているということです   学生は就職活動の際は 約400万社の中から1社自分が行きたい 企業を決めなければいけません   それを上記のスケジュールで 考えると約3ヶ月で400万社の中から 行きたい企業を見つけ エントリーしなければいけません   企業もそれだけの数から 自社をみつけて貰わなければなりません   3ヶ月でそれができるのでしょうか?   少しでも早い時期から動き出し 本当に行きたい会社 自分に合う会社を見つける動き が活発化しています       PRしている企業も真剣そのもの   そして 他社がどうやってPRしているか 学ぶ例会でもあるので   会員企業は学生に混ざり 真剣にどうやって自社をPRするか チェックしています     具体的な雇用条件などは開示されていませんが 自社の魅力を精一杯PRし 各社学生を引きつけようとしています         学生は学生で 3月からの就活に遅れを取らないように 積極的に情報を集めています     就職活動はいつからスタートなのでしょう? 実は学生も企業も既に始まっています     現在、日本の就職求人市場は 売り手市場だと言われています   企業の求人募集枠が増加し 就職希望者数が減少又は 昨年と同じで就職希望者は 就職しやすくなり 沢山の企業の中から 行きたい企業を選ぶことができます     反対に企業側は優秀な 人材の獲得が難しい状態です そのため企業は少しでも 優秀な人材との出会いを増やすため 様々な方法で学生にアプローチします   その一つがインターン制度です     今回の企業PRの場で各社ちゃんと インターンシップへ誘導できたでしょうか   学生も企業も1回や2回の交流で 本質を見抜くことはできません   だからこそ、インターンシップや 選考を通じてお互いをよく知っていく 活動をしてください     杉原も会員なので 今回はシナジーも参加してきました       ちゃんと形になって 一安心の副会長の2人             そしてこの企業PRフェスティバルを 担当した實森委員長 形の無いものを形にしていく 先導者たる気概 まさに青年経済人です 本当にお疲れ様でした   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.11.22
1日型インターンシップ解禁
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1日型インターンシップ解禁

マイナビは2017年11月16日 2017年度の 「大学生インターンシップ調査」 の結果を発表しました     大学生・大学院生のインターンシップ 参加率は72.2%   参加経験者の参加者数は 平均2.7社     インターンシップに参加したことがある学生は 前年比12.5ポイント増の72.2%で 2014年の調査開始以来最高となり 初めて7割を超えました   肌感覚よりも 更に高い数値が発表され 正直慌てています^^;   参加経験者の平均参加社数は 前年比0.6社増の2.7社でこちらも 2014年の調査開始以来過去最高です   マイナビ社が市場を煽るために 数字を盛っているのではないか と疑う数字ですね・・   もっとも参加しやすい期間は 「1日」が50.0%ともっとも回答者が多く 前年と比べて8.9ポイント増加しています   「2~3日」36.8%と合わせて約9割の学生が 「1~3日」の短期インターンシップを 参加しやすいと感じているとのこと   経団連の思惑とは違い 短いインターンシップが 学生からは好まれているようです   インターンシップを通じて 社会人と話をすることが自分の将来に対して 「影響がある」と思う学生が 97.7%を占め学生の関心の高さを表しています     中小企業もインターンシップは必須 今年から「1日型」のインターンシップが 解禁されたことでかなり参加率があがります   超売り手市場なか、学生が企業を選別 する目は厳しくなりました   元来1日型インターンシップは 大学から   実態は企業説明会と変わらず 就業体験とはいえない   という批判もありました   その気持は良くわかりますし 実際に他社のインターンシップに 参加した学生から 「中身が薄く、がっかりした」 という声も多く聞きました   しかしこの1~2年で 企業が工夫を凝らし 仕事を擬似体験できる機会などを うまく盛り込み魅力を発信している 事例も増えています   経団連は19年卒の採用から インターンシップの日数を 「5日以上」とする規程を廃止し 1日型インターンシップを 解禁しますので   大手企業も堂々と1日型を 差し込んできます   そう考えると インターンシップの激化は 避けることが出来ません   自分たちは中小企業だから インターンシップなんて余裕はないよ なんて言っていると   3月1日の解禁日には 既に採用で出遅れることになります   優秀な人材を採用するのであれば 中小企業もインターンシップに 乗り出していくことをお勧めします   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.11.21
「好きか、嫌いか」が大切
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「好きか、嫌いか」が大切

キャリアコンサルタントの資格を 取得するため勉強しているとき   ある人からキャリア理論が 嫌いだと言われました     学者の言うことはとても理屈っぽく 実践者を評論していてなんだか 好きになれないというものでした     その気持はとてもわかるもので 最前線で求職者と向き合っている 人間からすれば   理屈や理論をかざしている人は なんだか鼻につくものです     自分自身も多くの人と接して 色々な苦労や失敗をしたので 理屈や論理をかざされると なんだかな・・ と感じる部分もあります     それでも漠然とした職業観 というものを論理建て学問にした キャリアカウンセリングの世界は 興味深い面もいくつもあります     懸命に研究した学者たちにより キャリア論も随分と進化してきました     漠然とした イメージはあるけれども 上手く言えないことを 明確に言語化したり 理論立てていくのは とても価値があると思います     しかし価値があるかどうかは別として 嫌いだという感情は ありだとも思います     判断基準が 好きか 嫌いか これは人間らしくてとてもいい     最後にひとが選ぶのは 好きか 嫌いか     嫌いなら 距離を置けばいいので 大した問題ではありません     好きか 嫌いか     人は偏見で生きていけば いいさえ思います^^;     「偏見を捨てて」 という言葉を聞いたり   船井幸雄が唱える 「素直な人が伸びる」 という言葉     自分は疑わしいと思っています     自分の偏見ですが 素直すぎる人は 意外と仕事ができるようになりません     なぜなら、あまりに素直だと 自分の頭で考えてくれないからです     なかなか信じようとしない 疑り深い人というのは こちらの言うことに 何かが「ひっかかり」を感じています     その引っ掛かりが邪魔をして 情報や価値観、感情といったものが 入っていかないのですが     その引っ掛かりが解消されると 受け入れてもらい成長していきます     ところが素直すぎる人は もともとひっかかりがないので どんなものでも受け入れてしまいます     なんでも受け入れるというのは 一見すると良いことのように感じますが     そこには自分なりのフィルターがないので 結果として受け入れたものをすべて 受け流してしまうことになります     つまり、多くの情報がただ 素通りしている状態になる     疑り深い人はフィルターを調整して 引っかかっているものを 取り除くことは可能ですが     素直すぎる人はフィルター自体がないので 改善のしようがありません     信じて素直であろうとしても 自分なりに考えることはとても 価値が有ることだと思います     考えて考えて 好きか 嫌いか 判断する     こだわりの部分は とことん深く考える こだわる部分を 持てばいいと思います   せっかく仕事をするなら 好きで得意なことを、ぜひ   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.11.20
給料を下げるメリット
その他ノウハウ

給料を下げるメリット

今日は会社の研修2日目   シナジーは年2回 2日間の研修合宿を行っています   これは 自分たちで研修して取り組んだ 内容を発表していく活動です   この研修は自分たちで自律的に 取り組みその内容を発表していくので 社員のモチベーションが高い研修となります   もうかれこれ8年間年2回ずつ 行い今回は16回目   これがシナジーの価値観を 支える貴重な活動になっています   今日は杉原の時間があったので話をしたのは   シナジーのブランドメッセージ 「ぐっとくる会社を、もっと。」   このメッセージの大きさについて   このメッセージはとても大きく 「そもそもシナジーがぐっとこねぇよ!」   と思われる会社だとメッセージが 空回りしてしまう、恐ろしいもです   では、ぐっとくる会社とは どんな会社なのか     人生はいろいろ   ぐっとくるブランドカンパニーの 放つ光はいろいろあってもいいものです   そして一人ひとりがぐっとくるものは 違いますし、違っていいものです   10万人が集まるぐっとくる会社もある   1000人の濃密なファンが 集まるぐっとくる会社もある   「ぐっと」がいいのは 様々な「ぐっと」があるということ   そしてその 「ぐっとくる」ものには上下はない   世の中様々な「ぐっと」があるから 楽しいと思えるわけです   そこで参加したメンバーに シナジーの何に「ぐっと」きて 入社を決めたのか?? という質問をしました     □お給料の良さ     という社員は一人もいませんでした   シナジーの新卒採用 キャリア採用の共に入社時の 給料は吐出していいわけではありません   なぜ優秀な人材採用を考えるのに お給料を高くしないのかというと これには明確な理由があります   人件費を抑えるため       ではなく   お給料の高さを魅力に感じて 入社してくる人材が混ざるのを 防ぐためです   これは本気でそう考えていて 経営理念に共感した人材を採用したい場合   共感したふりをする人材を見抜くために まずお給料を一般的なものにしています     松下幸之助さんは 理念に共感した人材を 本気で採用したいのであれば 一般的なお給料より安くしなさい とまでいっていました   そうすれば 優秀な人材に絞れば 本当に共感した人材しか 集まらなくなるから、と   確かに理にかなっています   いい人材を採用するのであれば 入り口の採用条件を高くし過ぎないことは 共感していない人材を巻き込まない フィルターになります   採用系の会社はもう少し踏み込んで ちゃんと見抜ける必要があるので その強みを使って   一般的なお給料に設定をして 本当に共感しているかどうかを 見抜くようにしています   ちなみに、みんなの入社した理由を それぞれ聞いていくと   「今いるメンバーに魅力を感じたから」   というものが圧倒的に多く シナジー固有のぐっとくるものに 魅力を感じてくれるメンバーが 少しずつ増えて大きくなっているのだと あらためて実感しています   成長できそうだとか チャンスがありそうだとか 色々あるはずなんですが   この人達と一緒に仕事ができたら いいだろうな と、思って入社してくれる   本当に嬉しいものです   18卒は圧倒的な売り手市場で 優秀な人材は銀行とか商社、電力系 から多くの内定が出ています   その金融、商社、インフラ系をけって シナジーを選んでくれた内定者も含め   ぐっとくる会社に、もっと なれるように 積み重ねていきたいと思った合宿です   補足ですが、入社後はちゃんと一般の会社よりも良い給料になるような成長を支援します ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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乾 恵

2017.11.19
研修を「仕組み化」
シナジー活動記

研修を「仕組み化」

今日はシナジーの年2回ある 合宿にきています   今回の場所は FRAME BEAUTY RESORT の2階の研修室をお借りしています     場所を提供してくださった 美容室FRAMEさんには 本当に感謝ですし   こんな自社研修ルームを持っている というのが羨ましく思います   今回は合宿とはいっても 実は泊まり込みではなく 近場で泊まらずに2日間研修します   研修といっても 社員が6ヶ月間自ら学んだことを ゼミの様に発表してもらうんですけれど   普段は プレジデントアカデミー 「経営の12分野」という コンテンツを主に研修に活用 していますが   今回は、社員がテーマに沿って その研究課題を発表することで 自分で興味を持って学ぶことが 目的です   普段研修に出たいと思う社員は そこまでは多くありませんが   この合宿であれば思いの外 多くの社員がチームを組んで クラブ活動のようにワイワイと 発表内容を考えてくれます   子供だましのように 感じるかもしれませんが こういった合宿で発表を してもらうことで 随分と内容の吸収力があがります   やっぱり細かい指示を 出されるよりも 自主自立的に自分たちで行動する   その仕組をしっかりと持つことが やはり大切ですよね   そして その合宿の運営も今回で 16回目ということで   その運営のチェックシートが しっかりと活用されています   準備に入る時期はいつ頃なのか 何を用意しするべきなのか   細やかな情報が リストになっているので   1.2年生が主体で準備を 行いますが基本的な部分は 通常業務から切り離すことができます   毎回合宿の実行委員長を決めますが 最近はこの実行委員長の   能力に頼らない 意思の力に頼らない 記憶力に頼らない   ということができています   やっぱり、チェックリストやマニュアルを しっかりと準備して「仕組み化」するって とても大切だと感じます   以前は合宿前後は1週間くらい 2時に帰るなんてことが当たり前でしたが 本当に楽になりました   みなさんは普段当たり前にしている仕事を   チェックリストにしたり マニュアルいされていますでしょうか   チェックリストをつくったり マニュアルをつくったりするのは 組織を成長させようという気概が なければやる気にならないもの   会社を成長させるために チェックリストや マニュアルを積極的に 作っていきましょう   ちなみに2年ぶりくらいに 副社長の樽本も講座を持っています   その間に記事完了(^^)   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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広報シナジー

2017.11.18
筒香を仕組みに
シナジー活動記

筒香を仕組みに

プロ野球のセ・パ両リーグで 記者投票によって選ばれる ベストナインが発表されましたね カープからは タナ・キク・マル に會澤というセンターラインに 更に鈴木誠也が加わるという なんとも嬉しいラインナップです   そして、日本の4番 DeNA筒香嘉智外野手(25)も 3年連続3度目の受賞をしました   敵ながら 本当に素晴らしいバッターです   打ってほしくないところで スタンドにねじ込んできます   ストーブリーグも なかなか楽しいものですね   さて、昨日はお母さんに怒られて ゲームを長くすることが できなくなったと考えて   ドラクエを早くクリア するためには攻略ガイドがいる ということを考えました   結局マニュアルやガイドは 「仕組み」や「生産性」として 注目されていますが   この「仕組み」の定義とは 何でしょうか 「仕組み」とは、一言でいうと 私たちは   「誰がいつ、何度やっても 同じ成果が出るシステム」 だと定義しています   つまり、ある資源を 『仕組み』に投入したら 事前に決められたルールに従って 『仕組み』がそれを処理して 毎回同じ成果を出す ということ   「毎回同じ」というのが もっとも重要で 「再現性」が出て来ることが 仕組みのポイントとなります   社内でチェックシートを 使っているのですが   仕事に慣れてくると 「チェックシート?  それって仕事ができない人用に  ある自転車の補助輪的なやつでしょ?」 という意見もあります   まさに、その通りで チェックシートに限らず 「仕組み」とは自転車に乗ったことがない 人であっても、すぐに転倒することなく 自転車を乗りこなすことができるもの だといえます   もちろん、補助輪があることで 速度が出ないという仕事もあるでしょう   たとえば、ある程度の直感力が 必要なデザインの仕事で 一流のデザイナーが   毎回「仕組み」に頼っていたのでは 大した成果を出すことができません   すべての仕事でこういった補助輪的な 仕組みが使えるわけではありません     例えば ・未来の戦略を練ること ・世の中にない新しい商品を生み出すこと ・他にはないデザインをつくること ・人を喜ばせるサービスをすること   これらの仕事の多くは 考える類の「思考系」の仕事となります   このような仕事はさすがに、 「誰がいつやっても同じ成果が出る」 というシステムにはしにくいものです   多くの情報から最適解を予測する仕事や ゼロから何かを生み出す仕事は なかなか「仕組み化」には向きません   いずれも 「過程を言語にしにくい領域」 であるためです   たとえば 筒香選手にホームランを打つ極意を 尋ねたところで   「腰の使い方が・・」   とか基本的な説明はあるかもしれませんが 行き着くところは感覚的な領域になります   ただ、言語化しにくいからといって 「仕組み」がいっさい使えないかというと そうでもありません   ここが理解されにくいところですが 筒香選手のバッティングを100と 考えると   バッティングを理論的に考え 理想的な軌道を導き出すなど 70〜80の領域までは 言語化できることが多くあります   つまり、そのレベルまでは 「仕組み」を取り入れる余地がある ということです   ここで 私たちが普段抱えている仕事 を振り返ったときに   筒香選手のバッティングのように 100の領域が求められる仕事は 全体の仕事量のどれくらいを 占めているといえるでしょうか   普通の会社であれば 実はそう多くありません   そのかわり 議事録をつくるとか 業務連絡をするとか 経費精算、後輩の指導   何度も経験してそれほど 頭を使わなくてもできる 「作業系の仕事」に一日の 多くの時間を費やしているものです   少なくとも 私はそうでした   特に、毎日繰り返すルーティンは 1つひとつの作業時間が少なくても それを複数抱えるわけですから 相当な時間を消費させられます   だからこそ そういった事務系、作業系の仕事に 関しては、真っ先に仕組み化して いくことで   合理化しないといけないことろです   というよりも そこにメスを入れなければ 生産性の向上は現実が難しくなります   事務系、作業系の仕事を どのように安定させるのか 生産性の向上にとても 重要なポイントだといえます   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.11.17
ドラゴンクエスト ハードワーク 〜そして、伝説へ〜
その他ノウハウ

ドラゴンクエスト ハードワーク 〜そして、伝説へ〜

スクウェア・エニックスは、 配信中のスマホアプリ 『ドラゴンクエストライバルズ』が 配信開始5日で700万ダウンロードを 突破したことを発表しました     やはりドラクエは大人気ですね   ドラゴンクエストで一番好きなのは 『ドラクエⅢ』ですね     子供の頃にやっていたゲームを 今の子供がやるって なんだか変な感じがしますよね   仕組み化の記事を書くように 催促されていてこのニュースを みたのでふと思ったことです       昨日の記事は 「仕組み化」は「生産性」という 言葉に置き換わって現在注目 されているということを書きました   この「生産性」   この生産性をあげるのは 本当に簡単ではありません   今まで生産を上げるために 長時間残業仕方なしという 風潮は強く   長時間残業(ハードワーク) は善とされてきました     私自身も 22時が定時で2時間残業して 24時に帰宅するというのが 長年普通だと考えて働いていました   組織が成長にするにつれ 社員も増えてきますし   新卒採用をしていくにしても 残業代を払わないわけにはいきません   一般社員向けには 随分と早い時期に 厳しい残業管理をはじめました   まず生産性と向き合うには 残業管理からスタートしなければ 難しいものです   少し苦い思い出ですが 業界専門のコンサルタントに 入ってもらいプロジェクトを 開始したときのこと   そのコンサルタントが 品質を追求することと 社員の育成も兼ねて ものすごい量の 宿題を新人に出しました   そのとき月45時間をガンガン超える 残業時間になり   ものすごい残業代を 支払ったことがあります ※120時間とかだった気がします^^;   36協定も年6回しか使えないのに ※45時間以上は年6回しか越えてはいけません どんどん消化していくので さすがにコンサルタントに相談したら   「残業代っていうのがあるんですね」 「サラリーマン時代も、今ももらったことがないし、他社で問題になったこともなかったので盲点でした」   東証一部上場企業の コンサルタントでも 他社の社員育成をするときでも こんなものです   時間は制限があるもの   それが大前提なのですが 宿題ができなければ 「寝る時間を削ればいい」 となり 新卒社員達は苦い顔をしていました   この時間制限の中で育成し 時間あたりの生産性を高める   いわばドラクエを最短時間で クリアするような チャレンジに近くなったなと   40歳前後の人にしか わからないかもしれませんが   ドラクエⅢで アリアハンでレベル99にするのは 不可能ではないが   気の遠くなる程の無限に近い 時間を必要とすることになります   働くということを ゲームで考えるなら     ゲームできる時間を最近 親から注意されて レベル上げに使える時間は 極端に少なくなったわです         それにもかかわらず バラモスやゾーマは 早めに倒さなければならない   さて、どうするのか   そのときに会社ができることは           攻略ガイドを作って あげるということ   アリアハンはレベル9くらいで脱出するとか 悟りの書はガルナの塔にあるとか   攻略ガイドを用意する   最初の3年間は 攻略ガイドを使って 最短で勇者たちを成長させるつもりで 仕事に取組んでもらう   そのために自社独自の攻略ガイドを 作って活用してもらう   そして活用してもらった結果   社員には最高記録を更新していく のを楽しんでもらう     お母さんに怒られた子どもたちは 限りある時間の中で バラモス&ゾーマを倒す旅にでるわけです   そりゃあ、攻略ガイド無しで まったりすべての宝箱をあけて すべての街の人に 話しかけている場合ではありません   まず、1回ゾーマを倒すレベルまでは さっさと成長しないといけないわけです   本当の冒険はそこからなので そこに至る攻略ガイドづくりは バカにできないわけです   そしてある一定のレベルまで到達したら 攻略本ではなく もっと違う楽しさを追求してもらう   攻略ガイドを読むだけだと つまらなくなるので ワクワクする要素を持たせる   少なくとも 最低限の生産性を持つまでは その最短ルートを辿れるように しっかりとしたガイドがいるわけですが   「マニュアルなんて役に立つか!」   とよく頑固な 専門職とぶつかったものです   若手の成長は 自己成長をいかに実感してもらえるか   そのためには 先輩のレコード(記録)が とても役立ちますので   攻略ガイド(マニュアル) が作れるレベルのことは しっかりと作っておいてあげるのが 会社の優しさなわけです   寝ずに一晩中モンスター倒し続けたら バラモス簡単に倒せるよ   というわけにはいかない 時代になったわけです   しかたがない   約束したのに 破ってゲームしすぎて お母さんに怒られたと 割り切りるのが 働き方改革の今の現状なわけです   ※そのコンサルタントの名誉のためですが、ちゃんと攻略ガイドをくれました。攻略ガイドを見つつ徹夜でレベル上げという鬼のストイックさだったわけですけれどね^^; ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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乾 恵

2017.11.16
一発ミスで4億円のトラブル
シナジー活動記

一発ミスで4億円のトラブル

千葉・印西市の固定資産税ミス 新たに3件 4億3300万円返還へ 印西市が固定資産税などの 評価基準を間違えて 同市内の事業所から 過剰徴収していた問題で   新たに大型事務所ビル3棟で 過剰徴収していたと発表がありました   3棟の過剰徴収額は 計約3億3550万円   市は加算金(利子) 約9750万円を含めた 約4億3300万円を ビル所有者に返還するとのこと   市は返還のための 補正予算案を12月議会に提案するようです   この課税ミスは 鉄骨構造のビルを税率の高い 鉄骨鉄筋コンクリート構造の家屋と 取り違えたことが原因なのだそうです   市は同様のミスが他にないか調べ 平成6、7年建造の ビル3棟についてミスが発覚   新築当初から 過剰課税が続いていたが 市の要綱により9年度以前分は 返還されないとのこと   東広島市の市の予算は 751億円ですが 4億円ほど間違っていたので 返済しようとするとかなりの負担です   議会で相当叩かれるでしょうね   想像がつくだけに 担当部長には気の毒な気もしますし 何億円も税金を支払っていた人にも 気の毒な内容です       こういった仕事には安定性が重要です また、経営の安定性の土台は 仕事の安定性の積み重ねでできています   人間は不安定な生物です   そんな不安定である存在の 人が仕事をする限り 仕事は不安定であり続けてしまいます   だからこそ仕組みにすることを 考えなければなりません   たとえば 「会社に戻ったらすぐに資料をお送りします」   といって打合せを終えて 先方から催促が来るまで 忘れてしまう   このようなうっかりミスを犯す人は 周りを見渡しても少なくないものです   そういう人たちは ミスに気づいた瞬間は反省するものの   その反省が終わるとまた日常に 逆戻りしがちです   それでは、自然にミスをします   物忘れが多いひとの共通点は これくらいのことなら メモをしなくても大丈夫 という過信があります   つまり 記憶に頼ってしまう   こうしたミスを減らすためには まず記憶より記録が大切です   頭でミスをしないように と考えるだけではなく 実際のアクションがとれるか   この場合メモ帳に 赤ペンで動作を書いておくとか   TODO管理アプリにその場で登録する とか自分宛てのメールを送るなどの ひと手間によって自分の記憶に頼らない 状態にすることができます   そのひと手間が仕組みといえます   このように過信とミスの関係は 仕事で直面する様々なミスにもいえます   たとえば、このブログで 誤字を見過ごしてしまうのは   「丁寧に書いたからミスをしないだろう」   と考えて読み直しを怠ることが原因です   だとしたら、 「公開を押す前に必ず文章を推敲する」 という「仕組み」をつくる という方法があります ※書いてて心が痛いです(TдT)       とはいえ、私たちはみんな人間なので 完璧な予防策があるわけではありません   だからこそ、一回ミスが起きたら その都度「原因」を考えて ただ反省するだけではなくて 「仕組み」という形で対策を考える ことが肝心です   さらに言えば、その仕組みを 継続的に続けられるような 形まで落とし込むことが大切です もし、モノ忘れを防ぐために スマホのメモアプリを使おうと決めたら   それを習慣化できるように スマホのホーム画面で 最も押しやすい場所にアプリを 移動させるといったひと手間をかける   そこまでやって 仕組みといえるようになります   さらにこの考え方を 突き詰めていくと 究極的には次のような 発想に変わってきます   ミスが起きるのは 仕組みが悪かったから   つまり、「仕組み」がなかった もしくは「仕組み」に抜けが あり、ミスが防げなかったと 思えるようになります   ミスやタスク整理が必要になるのは アウトプットできる量に対して インプット量が多すぎるので 整理をする必要があるということ   そして仕組み化することで アウトプット量を 多くするということもできます   仕組み化すれば 「人に仕事を任せる」 こともできます   いちいち教えるよりも 自分でやるほうが早い!   自分がそうだったように この考えでなんでもかんでも 仕事を抱えてしまう人は   充実感もあって それはそれで楽しいのですが そんな仕事がどんどん増えていくと いつかパンクしてしまいます   特に会社内では 自分が簡単にできる仕事は 本来徐々に手放していき 難易度の高い仕事や 新しい領域の仕事に切り替えていく   「仕事のバージョンアップ」   を定期的に図らないと 成長することができません   そうしないと、いつまで経っても 抱える仕事は似たようなものになりますし   それは自分だけではなく 最悪は自分たちの後輩たちの成長の 障害になることもありますので   リーダーは自分の 手を動かすことよりも 仕組みが機能しているかどうか しっかりとチェックする必要があります   作業に逃げ込まないように しないといけないわけですね   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

一発ミスで4億円のトラブル

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2017.11.15
生産性を高めるために、まず払うもの
シナジー活動記

生産性を高めるために、まず払うもの

ノーベル賞2017 医学生理学賞が発表されたようです この医学生理学賞は 生き物の一日のリズムを刻む 「体内時計」の仕組みを解明した 米国人研究者の3人に 授与されるとのこと   人を含む動物や植物は 地球の自転によって起きる 昼夜のリズムに合わせて 代謝や睡眠などの活動が起きています   海外旅行でリズムが狂うと 時差ぼけになったり することもありますよね   こういった体内時計の仕組みは まだ解明されていなかったらしいのですが   この3人は ショウジョウバエを使った実験で   昼と夜のリズムに合わせて 働き具合が変わる遺伝子を発見します   この遺伝子が働かないようにすると 体内時計の機能が 失われることを 実験で確かめたとのこと       人間は 朝、目が覚め 夜、眠くなる   これは体の中に生まれつき 備わっている 体内時計のおかげなのは よく聞く話ですが   眠りの深さや 血圧の上昇、体温調節などの 人体の機能と関連して   夜更かしなどでこの時計が狂うと 高血圧や肥満などの   生活習慣病、うつ病などの 精神疾患になりやすくなるようです   現代社会で増加している 不眠症や睡眠障害は   夜型の生活による時計の乱れが 関連しているとの指摘もありますので   べたですが 時計を正常に動かすためには 規則正しい生活が必要なのでしょう   体内時計の仕組みは どんどん解明されていきそうです     では、仕事の仕組みは どうでしょう   仕事に「仕組み」を 取り入れることで 仕事量と労働時間を減らし 安定した成果を上げることを 多くの管理者は求められています   最近では「仕組み」という言葉は 「生産性」という言葉に置き換わり 世の中の関心を集めています   しかも「生産性」という言葉の重みは 10年前の比ではありません   生産性の向上は 労働人口が確実に減る 日本の至上命題となっています   さらに人工知能やIoTの普及が始まり 大手企業は生き残りをかけて 生産性を追求せざるを 得ない状況になりつつあります   また世間的にも ブラック企業に関する 報道の影響もあってか   「長時間労働=悪」 という認識が広まっています   それが何を意味するかというと   生産性が多少低くても 残業でカバーできているならよし   という日本企業独特の評価方法が 徐々に終わりを迎えつつあるということ   「仕組み」を使って 生産性を上げることは 仕事で成果を出すという 前向きな理由だけではなく   自衛手段としても その重要性が増しています   しかし、現実問題として「仕組み」の 重要性についてしっかりと理解して なおかつ徹底的に実践している人は どれくらいいるでしょうか?   私の肌感覚では まだまだ少数派だと感じています   「仕組みなんてとっくに取り入れている」   と思っていても よくよく話を聞いてみると 気合いや根性がその仕組みの中に 混ざり込んでいるケースもよくあります   本音では 「定時に帰るだなんてやる気あるのか!」   と思っている中小企業の 経営者も多いと思いますが   25%の割増を支払っても どんどん儲かる粗利率で 仕事をされているのかもしれません   ヒトが行うサービスで考える場合 粗利40%のビジネスでも 25%割増すれば 15%しか残りません 粗利30%のビジネスであれば 5%しか残りません   残業推奨型の社長さんは いったいどれくらいの粗利率で 積算されているのでしょう   残業をさせて稼ぐというのは 割の悪い仕組みだと思うのですが   中小企業の経営者は あまり残業代を 支払っていないのも事実   まずはちゃんと残業代を 支払うことから はじめないといけませんね   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.11.14
ひとり2億円は安いか
シナジー活動記

ひとり2億円は安いか

ロシア・ワールドカップですが クロアチア代表とスイス代表が 本大会進出を決めたことにより W杯出場決定国は32ヶ国中 28ヶ国となりました   W杯に出場する全32チームの決定まで 残された枠はあとわずか4つ   欧州予選プレーオフの2枠と 大陸間プレーオフの2枠   日本は出場決定していますが 残りの4つ どこが出てくるか楽しみです   4つといえば   昨日のブログで 経営資源の4大要素は すべてヒトでも良いと書きましたが   「それは言い過ぎだよ」   というコメントが有りました   それよりも投資して必要のかかる モノやお金そのものはかなり重要だ という話だったのですが   ヒトを一人採用するとどれくらいの 費用がかかるでしょうか   ヒトが辞めずに働けば一般的には 定年までに2億円程度かかります   10人で20億円   お金だけで見ても これほどのお金がかかる ものなのにも関わらず そのコメントが出てくるということは   おそらくそのヒトの中では途中で   辞めいったり 辞めてもらったりすることが 大前提で話をしているのだろうと   確かに費用として 必要なときに雇って 不要なときに辞めてもらうのは 経営を安定させようと考えると 自然な流れかもしれません   しかし良い組織を作ろうと 考えた場合人を辞めていくことは あるとしても   辞めていく前提で 採用をすすめていくのは よい人材を集めようと考えた場合   企業のその姿勢が滲み出てしまい 優秀な人材はそれを感じ取るため 採用にはかなり不利に働きます   一昨日も書きましたが 高いお給料を設定すれば 優秀な人材が採用できると考える ジャイアンツ思考の経営者は   自分よりももっとお金を持っている 球団がある前提で考えないと   お金や条件で採用した人材は お金や条件で退職していきます   中小企業こそ 手間暇をかけて人材育成を しないかぎり   将来を会社を背負って 志をなしていく人材は現れません   優秀な人材を 採用しようと考えると   条件面はもとより 条件面以外の様々な要素が 揃わなければ採用はできません   そして優秀な人材がいれば その優秀な人材があらたな 収益をもたらす 強みを作り出してくれます   盲目的に見えるかもしれませんが   普通の人材は暇になれば 成果をあげなくなりますが   優秀な人材が暇になれば さらに強みに磨きをかけたり 新しい収益源になるような 活動をしてくれます   まさに、企業は人なり   武田信玄の言葉ですが 人は城、人は石垣 人は堀、情けは味方 仇は敵なり   経営活動は すべて人だといっても 過言じゃないわけです   そしてその人をどうするか というために他の要素がある のだと考えることもできます   いい採用をしようと考えたら 本気で「人」が一番大切 だと宣言することから はじめましょう   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.11.13
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2025.06.01
内定承諾に向けたフォロー、うちはこうやってます。
キャリア採用
シナジー活動記
新卒採用(大卒・高卒)
経営者向け

内定承諾に向けたフォロー、うちはこうやってます。

内定を出しただけで「これで安心!」と思っていませんか? 実は、そこからが本当の勝負だったりします。 特に新卒採用では、学生の選択肢がたくさんある分、 「迷っている」状態で内定をキープしているケースも少なくありません。 だからこそ、私たちは「内定承諾に向けたフォロー」をとても大切にしています。 今回は、弊社で実際に行っている2つの取り組みをご紹介します!   1.内定出し後の面談で、不安や迷いを“見える化” 内定通知を出したあと、必ず「内定後面談」を行っています。 これはただの確認作業じゃありません。 学生の気持ちをしっかり聞き、不安や迷いがあればその場で丁寧に解消する時間です。 具体的にやっていること 「今の心境」を聞く 内定が出て嬉しい反面、不安もあったりします。 そこをフラットに聞いていきます。 懸念点を聞いて、ひとつずつ解消 給与、働き方、配属、教育制度など、 気になっていることがあれば正直に話してもらいます。 ギャップが起きないように説明 入社後の条件や制度を具体的に説明して、 イメージのズレを減らします。 曖昧な期待を生まないことが大事です。 特に新卒の方は、社会人になること自体に大きな不安があります。 だからこそ、こちらから積極的に「聞く・伝える」をセットでやっています。   2.採用メンバーや役員から、“あなたのための”メッセージ もう一つの取り組みが、 「採用理由とメッセージの伝達」です。 こんなふうに伝えています 採用メンバーからの一言メッセージ 選考で関わった社員が、「一緒に働けるのを楽しみにしてます!」といったメッセージを送ります。 LINEや手紙、動画など、手段は自由です。 役員から「なぜあなたを採用したのか」を伝える 面接で感じたこと、価値観の共通点、これからの期待などを、しっかりと言葉にして伝えています。 このメッセージが届くと、 「ちゃんと見てくれていたんだ」 「自分のことを理解してくれている」と、 内定者の表情がパッと明るくなるんです。 内定が“自分だけのもの”だと実感できる瞬間になります。   なぜ、ここまでやるのか? 内定者にとって、内定をもらった瞬間は スタート地点ではなく「選ぶ立場」に立つタイミング。 その時に「この会社に決めよう」と納得してもらうには 「安心」と「共感」の両方が必要なんです。 安心=不安がない、ちゃんと情報がある 共感=この人たちと働きたい、自分を見てくれている これがそろって初めて、「内定承諾」という一歩を踏み出してもらえると、 私たちは考えています。 採用のゴールは「内定を出すこと」ではなく、「一緒に働き始めること」。 その第一歩である内定承諾を、誰よりも丁寧に 支えることが、結果的に入社後の活躍にもつながっていきます。 派手な取り組みではないけれど、 “ちゃんと向き合うこと”。 それが、シナジーの採用スタンスです。

内定承諾に向けたフォロー、うちはこうやってます。

樋野 竜乃介

2025.05.25
特定技能の定期報告制度変更について~メリット・デメリットと登録支援機関の選び方~
外国人採用
採用担当者向け
経営者向け

特定技能の定期報告制度変更について~メリット・デメリットと登録支援機関の選び方~

はじめに 特定技能外国人の定期報告制度が 変更となりました。 この制度変更に伴い、受け入れ企業様や 登録支援機関にとってのメリット・デメリット、 そして今後どのように対応していくべきかについて解説します。     定期報告制度とは   特定技能の定期報告制度は、外国人材が適切な 労働環境で働けているかを確認するためのものです。 これまでは3ヶ月ごと(年4回)に行われ、 外国人材が適切に給与を受け取っているか、 休暇を取得できているか、無理な労働を強いられて いないかなどを確認する重要な仕組みでした。 この報告では、給与や労働時間の確認だけでなく、 外国人材の日常生活における困りごとや 法令順守の状況、また支援機関として どのようなサポートを行ったかも報告します。 例えば、銀行手続きの同行や マイナンバーカード取得の手伝いなど、 日常的なサポート内容も含まれます。   制度変更の内容   今回の変更点は主に以下の2点です。 1.報告頻度の変更: これまで3ヶ月ごと(年4回)だった報告が、1年に1回になりました。 2.面談方法の変更: これまで全ての面談は対面で行う必要がありましたが 年1回の報告時のみ対面で行い、その他の面談はオンラインでも可能になりました。   メリット   受け入れ企業にとってのメリット 書類準備の負担軽減: 賃金台帳などの準備が年1回になるため、手間が大幅に削減されます 担当者の時間的負担軽減: 特に経営者が外国人担当者の場合、面談時間の調整が楽になります コスト削減の可能性: 登録支援機関によっては報告頻度の減少に伴い、料金を見直す場合もあります   登録支援機関にとってのメリット 報告業務の効率化: 年1回の報告になることで、書類作成や提出の手間が削減されます 移動時間・コストの削減: 特に遠方の企業担当の場合、移動に関わる時間やコストが大幅に削減できます オンライン面談の許可: 対面での面談が年1回になり、その他はオンラインで可能になったことで、柔軟な支援が可能になります   デメリットと懸念点   しかし、この制度変更には、 いくつかの懸念点もあります。   ①外国人材との関係性の希薄化 対面での面談が減ることで、外国人材との関係性が薄れる可能性があります。 定期的な対面での面談では、公式な質問事項以外 にも、雑談の中から様々な問題が見えてくることがあります。 オンラインだけでは捉えきれない非言語的なコミュニケーションも重要です。 ②問題の早期発見機会の減少 報告が年1回になることで、外国人材が抱える問題や 企業とのミスマッチを早期に発見する機会が減少します。 これは結果的に離職や転職のリスク増加につながる可能性があります。 ③サポート品質の格差拡大 報告頻度の減少により、登録支援機関間の サポート品質の格差が広がる可能性があります。 外国人サポートの頻度や面談方法を簡素化させて 価格訴求型の対応を行う機関と、 従来通りのサポートを今後も継続する機関との差がより明確になるでしょう。     株式会社シナジーの方針   私たち株式会社シナジーでは、 制度が変更されたからといって、すぐにサポート内容を変更するつもりはありません。 当面の間は、これまで通り3ヶ月ごとに面談を行い、給与や労働条件の確認もこれまで通り行っていきます。 その理由は単純です。定期報告の目的は 単なる報告義務を果たすことではなく、 外国人材と受け入れ企業の関係を適切に管理し、 問題を早期に発見・解決することにあると考えているからです。 3ヶ月という期間は、この目的を達成するために適切な間隔だと考えています。 ただし、企業様のご要望や状況に応じて、 より効率的な方法を検討することも可能です。 重要なのは、外国人材へのサポート品質を落とさないことです。   登録支援機関の選び方 - 価格だけで判断しないために   外国人材を受け入れる際の登録支援機関選びは、 特定技能の期間(最大5年間)を考えると非常に重要な決断です。 制度変更によって料金を下げる機関も出てくるかも しれませんが、価格だけで判断することはおすすめできません。 実際に弊社の得意先様についても、コスト重視で 支援機関に依頼した結果、受入企業様に 思った以上の負担と手間が掛かったため、 地元の業者であるシナジーの依頼したという話もいくつかありました。 そういったことにならないように、以下のポイントを確認してください。 1. 具体的なサポート内容を確認する 実際にどこまでサポートしてくれるのかを具体的に確認しましょう。 例えば以下のような項目が考えられます。 入国時の手続きはどこまでサポートしてくれるか 入管への書類提出は代行してくれるか 市役所や銀行での手続きに同行してくれるか 生活に必要な買い物などのサポートはあるか 2. 緊急時の対応力を確認する こちらは実際にあったお話です。 ある外国人が広島空港に夜遅く到着した際、 当初の予定では会社の寮にそのまま案内する予定 でしたが、到着が遅くなったため、急遽空港近くの ホテルを手配し、翌朝に会社へ案内するという対応をしました。 このような予定外の事態にも柔軟に対応できる機関かどうかは重要なポイントです。 3. 距離的な問題を考慮する 登録支援機関が遠方にある場合、緊急時の対応や 日常的なサポートが難しくなる可能性があります。 特に初めて日本に来る外国人材には、様々な場面で サポートが必要になります。 地理的に近ければすべての問題が解決できる という訳ではありませんが、遠ければいざという時に 物理的に対応ができない事があるのも事実です。 たとえ距離が遠くても、緊急時に対応可能な体制を 持っている機関を選ぶことが望ましいでしょう。   おわりに 特定技能の定期報告制度の変更は、 企業や登録支援機関にとって業務の効率化という メリットをもたらしますが、外国人材との関係性維持や 問題の早期発見という点では課題も残されています。 最終的に大切なのは、制度変更に振り回されず、 外国人人材が安心して働き、生活できる環境を整えることです。 そのためには、単に報告義務を果たすだけでなく、継続的で質の高いサポートを提供することが重要です。   外国人採用はシナジーにお任せください!   私たち株式会社シナジーは、これからも外国人材と 受け入れ企業の橋渡し役として、質の高いサポートを提供していきます。 特定技能外国人の採用や支援についてご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。  

特定技能の定期報告制度変更について~メリット・デメリットと登録支援機関の選び方~

広報シナジー

2025.05.20
その清掃、本業の妨げになっていませんか?~日常清掃の外部委託で、業務効率と職場環境を同時に改善~
経営者向け

その清掃、本業の妨げになっていませんか?~日常清掃の外部委託で、業務効率と職場環境を同時に改善~

日々の清掃業務で、こんなお悩みはありませんか? 従業員が清掃しており、残業が増えている 自社で掃除しているが、なかなか綺麗にならない 見落としが多く、清掃レベルにバラつきがある 業務が忙しく、清掃まで手が回らない こうした状況は、働く環境だけでなく、 社員のモチベーションや企業の印象にも影響を及ぼします。 そんな時こそ、シナジーの日常清掃サービスをご活用ください。 弊社では、トイレや共用部、通路の落ち葉清掃、 会議室など、施設内外のあらゆるエリアを対象に、 決められた日時で定期的に清掃を実施しています。 社員の手を煩わせることなく、常に清潔で快適な 環境を保つことで、本来の業務に集中できる職場を実現します。   シナジーに依頼するメリット 社員の清掃業務をゼロに → 残業削減&業務集中 作業報告書の提出で進捗と品質を可視化 時間とコストを抑え、清掃レベルも安定 清掃に加え、洗車・給油・配達物の配送などの ”+α業務”にも対応 対応実績 工場・事務所・病院・マンションなど、多種多様な施設で清掃実績があります。 お客様からはこんな声も寄せられています。 「清掃スタッフの丁寧な対応に、現場全体が 高く評価しています」 「いつも清潔な会議室で、お客様を迎えるのに 自信が持てるようになりました」 「従業員のモチベーションが上がり、 社長も大変喜んでいます」   ご依頼の流れ   1.ご相談 2.現地調査・ヒアリング 3.お見積り 4.ご契約 5.作業開始(最短1週間)   よくあるご質問 Q.清掃費用はどれくらいですか? →作業内容や面積によって異なりますが、  まずは無料でお見積りいたします。 Q.いつから始められますか? →最短1週間でスタート可能です。  急ぎの対応もご相談ください。 「清掃に人手を割くのは、そろそろ限界…」 そんなときは、私たちシナジーにご相談ください。 清掃+αのサポートで、貴社の業務をよりスムーズに、 効率的に支えてまいります。

その清掃、本業の妨げになっていませんか?~日常清掃の外部委託で、業務効率と職場環境を同時に改善~

小濱亮介

2025.05.15
新入社員教育のポイントと効果的な進め方
キャリア採用
シナジー活動記
新卒採用(大卒・高卒)
経営者向け

新入社員教育のポイントと効果的な進め方

4月は新たな生活が始まる季節です。 企業にとっても、新入社員を迎え入れる 大切な時期です。 これからの成長を支えるために、 効果的な研修を実施し、即戦力となる人材に育てていくことが求められます。 今回は、実際に弊社ではどのように新入社員教育を 行なっているのか紹介いたします。   必要なスキルの洗い出し まずは、新入社員に身につけてほしいスキルや知識を洗い出します。 ビジネスマナー (挨拶・メール・電話対応・名刺交換など) コミュニケーション能力 (報告・連絡・相談の徹底) 基本的なPCスキル (Excel・Word・社内システムの使用) 業務知識 (自社のビジネスモデルや商品・サービスの理解) 課題解決力 (問題が発生した際の対応方法を学ぶ) など これらのスキルを効率的に習得できるよう、研修内容を設計していきます。   効率的な研修スケジュールの立案 新入社員研修は、段階的に学べるスケジュールを組むことがポイントです。 理想の状態をいつまでに作りたいかを設定し、 スケジュールを立案していきます。 第1週:基礎研修(導入・社会人マナー) 会社概要・事業内容の説明 ビジネスマナー (挨拶・名刺交換・メール・電話対応) 社内ルール・システムの使い方   第2〜3週:業務基礎研修 業務の流れを学ぶ (動画・マニュアルを活用) 実際の業務をシミュレーション (簡単なタスクをやってみる) OJT (先輩社員がサポートしながら実務体験)   第4週:振り返り&実務テスト 研修内容の復習 確認テストを実施し、理解度をチェック 研修後のフィードバックと今後の課題設定 このように基礎から応用へとステップを踏むことで、 新入社員のスムーズな業務習得をサポートできます。   テストで基準を設け理解度を可視化 研修の成果を測るために、定期的にテストを実施することも重要です。 例えば、以下のような基準を設けると効果的です。 ビジネスマナーテスト (名刺交換やメールの作成を実践) 業務知識テスト (社内システムや業務の流れを問う) ロールプレイング (上司や先輩社員との模擬業務) これらをクリアすることで、研修 の達成度を可視化し 個々の課題 を明確にできます。   新入社員研修は、企業文化を伝え、スキルを身につけてもらう重要な機会です。 効率的な研修スケジュールを組み、テストで習熟度を 測りながら、動画やマニュアルを活用することで、 教育コストを抑えつつ、 質の高い研修を実現できます。 これからの時代に合わせた研修方法を取り入れ、 新入社員の成長を しっかりサポートしていきましょう。

新入社員教育のポイントと効果的な進め方

樋野 竜乃介

2025.04.25
支援開始から4ヶ月、無料媒体のみで、3職種で採用に成功! “任せる”ことで見えた余裕と可能性。採用が、前向きになれた瞬間
採用事例

支援開始から4ヶ月、無料媒体のみで、3職種で採用に成功! “任せる”ことで見えた余裕と可能性。採用が、前向きになれた瞬間

キッタカホンダ販売株式会社 専務取締役 橘高 智一 様 キッタカホンダ販売株式会社様は、広島県東広島市安芸津町に本社を構え、 新車・中古車の販売から、車検・点検・整備・修理まで、地域のお客様のカーライフを幅広く支えている自動車販売・整備会社です。 “地球環境の保全”を最重要課題と位置づけ、地域の方々に寄り添いながら、お客様に喜ばれるグリーンディーラーを目指しておられます。 今回は、どのような経緯でシナジーに依頼されたのか、そして今後の展望についてお話を伺いました。 キッタカホンダ販売株式会社様 HPはこちらから シナジーのサービスを利用される前の採用活動の課題は何でしたか? シナジーさんを利用する前は、会社のホームページ上で募集を掲載していました。 とはいえ、あくまで「応募があればいいな」程度のもので、本格的な採用活動ではありませんでした。 本格的な募集を検討した背景には、ありがたいことにお客様からのご依頼が増え、現状の人員では対応しきれないという課題がありました。 また、今後の経営体制を見据え、私自身を含めた経営陣がコア業務に集中できるよう、業務の一部を分担していく必要があり、そのための人材確保が必要でした。 数あるサービスの中から、シナジーをお選びいただいた経緯 シナジーさんを知ったのは、あるビジネスマッチのイベントの場でした。 自社の課題を共有する機会があり、その場でシナジーの大武マネージャーからが採用に関する支援をしていることを伺ったのがきっかけです。 コロナ禍には、複数の求人媒体などのサービスの話も伺いましたが、首都圏の企業様が多く、打ち合わせもすべてオンラインでした。 安芸津という地場の空気感や町の雰囲気を知らない方にお任せするのは不安があり、当時は契約に至りませんでした。 その点、シナジーさんは同じ広島県の企業であり、当社が地域の方々とのつながりを大切にしていることも理解してくださり、安心してお任せできると感じ、契約を決めました。   シナジーのサービスを導入されて印象的だった部分や、良かった点はなんですか? 正直、どのように採用活動を進めていけばいいのか分からず、困っていました。 これまで本格的な採用活動から長らく離れていたこともあり、どんな手法があるのか、今のトレンドや自社にとって最適な進め方が見えていませんでした。 そんな中、シナジーさんは当社の意見や状況を丁寧にくみ取って進めてくださり、媒体の手続きなど、自分たちでは手が回らない部分までしっかりサポートしてくれました。 また、現状に合わせた採用アドバイスも的確で、安心してお任せすることができました。 シナジーが支援に入ったことで、どのような採用成果が得られましたか? 無料媒体を活用して、接客事務1名、営業職1名が入社。さらに、自動車整備士1名の内定承諾待ちという結果を得ることができました。 当初は、同じメーカーの車種を扱う他店との差別化が難しく、市街に人が流れる中で「どこに求人を出すか」ばかりを気にしていました。 しかし、支援を受ける中で「どんな人に働いてほしいのか」「どんな価値を届けていきたいのか」といった根本的な部分を深掘りすることで、採用設計の重要性に気づくことができました。   採用活動を行っていく中で、大事にしていた考え方・価値観はありますか? 採用で重視していたのは、「長く働いていただけるかどうか」です。 以前は10ヶ月や1年ほどで辞めてしまうケースがあり、なかなか定着しにくい状況が続いていました。 だからこそ、「この先、長く一緒に働いていける人かどうか」を大切に見ています。 また、スキルや経歴以上に、その人の“人間味”や“やる気”を重視しています。 当社には古くからのお客様が多く、お客様との距離も非常に近いです。 そのため、システム的なやり取りではなく、温かみのある、気持ちが通じ合うようなコミュニケーションが求められる場面も多くあります。 そういった意味でも、「どんな人を採用するか」だけでなく、「この先、どんな会社でありたいか」を見据えた採用が必要だと感じています。   今後どのようなビジョンを描いていらっしゃいますか? 私自身、今年で40歳になりました。 当社はすでに80年近い歴史がありますが、これから先は“100年続く企業”を本気で目指していきたいと考えています。 現在、世界情勢は不安定ですし、自動車業界も大きな転換期を迎えています。 関税の問題ひとつを取っても、数年前とは状況がまったく異なり、何が起こるかわからない時代です。 だからこそ、自分たちの強みとは何か、地域のお客様にどう必要とされてきたのか、そういった原点を改めて見つめ直すことが必要だと思っています。 その上で、時代に合った柔軟性を持ちながら、100年企業という大きな目標に向かって進んでいきたいです。  

支援開始から4ヶ月、無料媒体のみで、3職種で採用に成功! “任せる”ことで見えた余裕と可能性。採用が、前向きになれた瞬間

乾 恵

2025.04.18
最先端AIから夏フェスまで!進撃の警備会社とは?!
経営者向け

最先端AIから夏フェスまで!進撃の警備会社とは?!

今回は弊社のグループ会社である 株式会社シナジーコミュニケーションズについて ご紹介します。 シナジーコミュニケーションズでは、警備業を中心として 活動をしています。 「人材不足だ」と特にブルーワーカーは言われているように 警備業界は深刻な人材不足と労働者の高齢化が進んで いますが、そんな中でシナジーコミュニケーションズには 警備員が約100名在籍しており、平均年齢40歳という 若手からベテランまで在籍している バランスの取れた会社です。 広島県や山口県を中心に活動しております。 もし街中で青い制服を見かけたら、 それは弊社の警備員かもしれません。 警備業務には、施設警備業務、交通誘導警備業務、 危険物等運搬業務、身辺警備業務などがあります。 シナジーコミュニケーションズは主に交通誘導警備業務を 中心に、施設警備業務も展開しております。 警備隊員が安定した生活を送れるよう、 給与水準と待遇の向上を実施しており、また、 働きやすい環境づくりに注力しています。 その結果、警備隊員の仕事へのやりがいが高まり、 サービス品質を大きく向上することができました。 交通誘導警備業務は、高速道路や一般道路の工事現場での 警備に加え、 夏フェス、イベント、花火大会などの 雑踏警備まで、幅広く対応してい ます。 毎年8月には四国最大級の夏フェス『MONSTER bash』の 警備も担当。 フェス会場の中心で、来場者の安全確保に 笑顔で取り組む警備員の姿が 見られます。 近年、片側交互通行の分野には AI化の波が押し寄せています。 2023年7月、私たちは広島県で初めてAI交通制御システムを 使用した 片側交互通行を実現しました。 これからも、世に必要とされるサービスを目指して、 活気ある会社づくりに尽力してまいります。 警備に関するお問い合わせは、お気軽に弊社まで ご連絡ください。

最先端AIから夏フェスまで!進撃の警備会社とは?!

小濱亮介

2025.04.15
特定技能の定期報告とは?提出手続きをわかりやすく解説!
新卒採用(大卒・高卒)

特定技能の定期報告とは?提出手続きをわかりやすく解説!

特定技能外国人の受け入れを始めた企業にとって、1年ごとの定期報告は避けて通れない重要な業務です。 特定技能に関する報告は、企業が外国人従業員の受け入れ状況や労働環境について、出入国在留管理庁へ定期的に報告することが義務付けられています。これまで四半期ごと(年4回)の提出が求められていた定期届出は、2025年4月から「年1回」へと変更されました。 本記事では、定期報告の基本的な内容やその重要性を解説する前に、まず今回の制度変更のポイントについてご紹介します。その後、定期報告の概要や改正内容について、詳しく解説していきます。 定期報告の変更点 定期届出の提出が「年1回」に変更! これまで四半期ごと(年4回)の提出が必要だった定期届出は、2025年4月1日から「年1回」の提出へと変更されます。 新制度スタート:2025年4月1日〜 初回の提出期間:2026年4月1日〜5月31日 この変更により、報告業務の簡素化が期待される一方で、1回の報告に必要な情報量が増える可能性もあるため、日々の記録や管理体制をしっかり整えておくことが重要です。 注意点:旧制度(2025年度分)の提出も必要! 新制度が始まるとはいえ、2025年度第4四半期(旧制度分)の届出は、2025年4月15日までに提出が必要です。制度移行期は、うっかり提出漏れが起きやすいため、スケジュールの確認をお忘れなく! オンライン面談が可能に! 今回の改正では、定期面談についても大きな変更がありました。これまで「対面のみ」とされていた定期面談が、条件付きで「オンライン対応可」となります。 ■ オンライン面談の主なルール 面談対象者の事前同意が必要 面談の録画・保存が義務付けられる(一定期間) 年一回以上の対面面談が望ましい 初回面談は対面での実施が望ましい オンライン面談が可能になることで、遠方に住む技能実習生や、スケジュール調整が難しいケースでも柔軟に対応できるようになります。 ただし、運用にはルールがあるため、今後公表されるガイドラインを確認のうえ、適切な対応が必要です。 制度の見直しによって、現場にとっての業務負担は軽くなりつつも、新たに求められる対応も出てきます。支援機関や受入れ企業としては、制度の趣旨を理解しつつ、引き続き安心して働ける環境づくりに努めていきたいですね。 特定技能の「定期報告」とは何か 定期報告の目的と意義 特定技能の定期報告は、外国人従業員の適切な管理と支援を確保するための重要な手段です。この報告により、企業は特定技能外国人の労働条件、健康、福祉の状況を出入国在留管理庁に定期的に提供することが求められます。目的は、外国人従業員が日本で公正な待遇を受け、適切な労働環境のもとで働けるようにすることです。 定期報告は、特定技能外国人の受け入れ企業が直面する可能性のある課題や問題を早期に特定し、解決策を見つけるための基盤を提供します。 また、報告プロセスを通じて、企業は自社の管理体制や支援体制を見直し、改善する機会を得ることができます。 報告の内容には、以下のような項目が含まれます。 外国人従業員の雇用状況 給与の支払い状況 健康状態 労働条件 など これらの情報は、出入国在留管理庁が特定技能外国人の受け入れ状況を監視し、必要に応じて支援や指導を行うための重要なデータとなります。 定期報告は、単なる形式的な手続きではなく、特定技能外国人と受け入れ企業双方の利益を守るための重要なプロセスです。適切な報告を行うことで、企業は外国人従業員の権利を保護し、良好な労働環境を維持することができるのです。 定期報告の対象となる外国人とは 定期報告の対象となるのは、特定技能ビザを持つ外国人従業員です。このビザは、特定の技能を持つ外国人が日本で働くことを可能にするもので、介護、建設、農業など、日本国内で人手不足が顕著な分野での就労が認められています。 特定技能について理解を深めたい方は、こちらの記事をご覧ください。 [blogcard url="https://www.kk-synergy.co.jp/saiyo/567806/"] 対象となる外国人は、日本での就労を開始してから四半期ごとに、その就労状況や生活状況に関する情報を受け入れ企業を通じて報告する必要があります。 報告を怠ることによる罰則 報告を怠った場合の罰則は、特定技能外国人の受け入れを行う企業にとって重大な影響を及ぼす可能性があります。報告義務を怠ると、出入国在留管理庁からの指導や警告を受けることになり、最悪の場合、特定技能外国人を受け入れる資格を失うこともあるのです。 このような罰則は、特定技能外国人の適切な管理と支援を確保するためのものであり、企業がこの義務を真摯に受け止め、適切な報告を行うことの重要性を強調しています。定期的な報告を通じて、企業は外国人従業員の労働環境や生活状況に関する問題を早期に発見し、改善策を講じることが可能となります。 特定技能の定期報告にも関わる「登録支援機関」とは 特定技能外国人の受け入れにおいて、登録支援機関の役割は非常に重要です。これらの機関は、外国人従業員と受け入れ企業の間で円滑なコミュニケーションを促進し、定期報告のプロセスをサポートします。このセクションでは、登録支援機関がどのようにして特定技能外国人と受け入れ企業を支援するのかを掘り下げていきます。 登録支援機関の役割と責任 登録支援機関は、特定技能外国人の受け入れ企業と外国人従業員の間に立ち、双方が直面する可能性のある課題を解決するためのサポートをします。これらの機関の主な役割は、外国人従業員が日本での生活と仕事にスムーズに適応できるようにすることです。 登録支援機関は、外国人従業員が適切な労働条件のもとで働けるように、また、彼らが直面する可能性のある問題や不安に対処できるように、さまざまなサポートを提供します。支援の一例は以下の通りです。 言語の壁を越えたコミュニケーションのサポート 生活面でのアドバイス 法的手続きの支援 など また、登録支援機関は定期報告のプロセスにおいても重要な役割を果たします。これらの機関は、報告書の作成や提出に関するアドバイスをし、必要な書類が正確に、そして期限内に提出されるように支援するのです。 このようにして、登録支援機関は特定技能外国人と受け入れ企業の橋渡し役として機能し、双方の利益を守るための重要な役割を担っています。 登録支援機関が行う面談 登録支援機関による面談は、外国人従業員の就労状況や生活状況を把握し、彼らが直面している問題を特定するための重要な手段です。面談を通じて、登録支援機関は外国人従業員の声を直接聞き、必要に応じて適切なサポートやアドバイスを提供することができます。 面談では、労働条件、健康状態、生活環境、職場での人間関係など、外国人従業員の幅広い側面について話し合います。このプロセスは、外国人従業員が直面する可能性のある問題を早期に特定し、解決策を見つけるために不可欠です。 また、面談の結果は定期報告の作成にも役立ち、出入国在留管理庁への報告内容をより正確かつ詳細にすることができます。 特定技能の定期報告の作成と提出 特定技能の定期報告は、外国人従業員の受け入れ状況を適切に管理し、報告するための重要なプロセスです。このセクションでは、報告書の作成と提出に必要な手順、サポートを受ける場合と自社で行う場合の必要書類、そして提出方法について説明します。 登録支援機関の支援を受けている場合の必要書類 登録支援機関の支援を受けている場合、定期報告のプロセスは大きく簡略化されます。登録支援機関は、報告書の作成から提出までの手続きをサポートし、必要な書類の準備や提出方法に関するアドバイスをしてくれるからです。必要書類には、特定技能外国人の受入れ状況、給与の支払い状況、労働条件、健康状態などに関する情報が含まれます。 登録支援機関は、これらの情報を収集し、適切な形式で報告書を作成します。また、報告書には、外国人従業員の就労状況や生活環境に関する変更があった場合の詳細も含めなければなりません。登録支援機関は、これらの情報を正確に、かつ期限内に出入国在留管理庁に提出するためのサポートをしてくれます。 自社で支援を実施している場合の必要書類 自社で支援を実施している場合、定期報告の責任は完全に企業に委ねられます。この場合、企業は特定技能外国人の受入れ状況に関する全ての情報を自ら収集し、報告書を作成しなければなりません。必要書類には、受入れ状況、給与の支払い状況、労働条件、健康状態、そして任意で外国人従業員の満足度や職場での経験に関するフィードバックが含まれます。 企業は、これらの情報を適切な形式で報告書にまとめ、出入国在留管理庁に提出する必要があります。 定期報告書の書き方と提出方法 定期報告書の書き方には、出入国在留管理庁が提供する指定のフォーマットやガイドラインに従うことが求められます。報告書には、1年ごとの外国人従業員の就労状況や生活環境に関する詳細な情報を明確に記載しなければなりません。また、報告書は、指定された提出期限内に出入国在留管理庁に提出する必要があります。 提出方法は、「郵送」「オンライン提出」「窓口への持ち込み」のいずれかです。最近では、オンラインでの提出が推奨されており、これによりプロセスの効率化と迅速化が図られています。企業は、出入国在留管理庁のウェブサイトで提供されるオンラインシステムを利用して、報告書を簡単に提出することができます。 提出期限と問題が発生した際の対処法 提出期限は、翌年度の4月1日~5月31日に設定されます。企業はこの期限を厳守することが求められますが、万が一提出が遅れる場合は、速やかに出入国在留管理庁に連絡し、対処法を相談しなければまりません。問題が発生した場合、出入国在留管理庁は通常、企業に対して指導やアドバイスを提供し、問題解決に向けて協力します。 定期報告は、特定技能外国人の適切な管理と支援を確保するために非常に重要です。企業は、このプロセスを真摯に受け止め、適切な報告を行うことで、外国人従業員の権利と福祉を守る責任があります。 特定技能「定期報告」の書類作成のポイント 定期報告の書類作成は、特定技能外国人の適切な管理と支援のために重要なプロセスです。このセクションでは、報酬や賃金台帳の記載内容、書類作成時のチェックポイント、そして書類の保存と管理の重要性について、具体的なポイントを解説します。 報酬や賃金台帳の記載内容と注意事項 報酬や賃金台帳の記載内容は、特定技能外国人の労働条件の透明性を保証する上で非常に重要です。報酬の部分には、基本給、残業手当、その他の手当など、外国人従業員が受け取る全ての報酬を詳細に記載する必要があります。賃金台帳には、支払われた報酬の日付、金額、そして支払いの根拠となる労働時間などが明確に記録されていなければなりません。 記載する際の注意事項としては、全ての情報が正確であることを確認することが挙げられます。また、賃金の不公平が生じないように、特定技能外国人と同様の業務を行う日本人従業員との間での報酬の比較も重要です。この比較を通じて、外国人従業員が公正な待遇を受けていることを保証することができます。 書類作成時のチェックポイント 書類作成時には、いくつかのチェックポイントがあります。 まず、提出する書類が出入国在留管理庁の要求するフォーマットに沿っているかを確認することが重要です。また、提出する情報が最新のものであること、そして全ての必要なセクションが完全に記入されていることを確認する必要があります。 さらに、書類作成時には、外国人従業員のプライバシーを尊重し、個人情報の保護に十分注意を払うことが求められます。個人情報の取り扱いに関しては、適切なセキュリティ対策を講じ、不必要な情報の開示を避けることが重要です。 書類の保存と管理の重要性 書類の保存と管理は、将来的に発生するかもしれない問題に対処するためにも重要です。定期報告に関連する書類は、指定された期間(通常は少なくとも5年間)保存する必要があります。これにより、出入国在留管理庁からの問い合わせに対して迅速に対応することができます。 書類の管理においては、情報の機密性を保持するための適切な措置を講じることが重要です。電子的に保存する場合には、データのバックアップを定期的に取り、不正アクセスから保護するためのセキュリティ対策を施しましょう。 定期報告の書類作成と管理は、特定技能外国人の適切なサポートと保護を確保するために不可欠なプロセスです。企業は、これらのポイントを遵守することで、外国人従業員との信頼関係を築き、彼らが安心して働ける環境を提供することができます。   定期報告が4半期から1年単位に代わったことによるメリット・デメリット 2025年4月の制度改正により、これまで四半期(年4回)ごとに行われていた「特定技能の定期報告」が、年1回の提出に変更されました。 この変更によってどのようなメリット・デメリットがあるのかを整理してみたいと思います。 年1回になったことによる【メリット】 1. 書類準備の負担が軽減! これまで年に4回提出が必要だった定期報告が1回になったことで、報告書類の準備にかかる事務負担が大幅に軽減されました。支援機関・受入れ機関にとっては、手続きの簡素化は非常に大きなメリットといえるでしょう。 2. 面談のオンライン化で、場所の制約が軽減 定期面談がオンラインでも実施可能となったことで、遠方に住む特定技能外国人とのコミュニケーションがスムーズに。 移動の手間も省け、柔軟な対応が可能になりました。 ※定期面談については引き続き3か月に1回以上行う必要がございます。(オンラインでの面談も可能ですが一定に条件がございます。また1年に1回以上は対面での面談が望ましいとされています。また受入れ後初めての面談、および面談担当者変更後初めての面談については対面による面談を実施する事が望まれます。) 一方で気になる【デメリット】も… 1. 顔を合わせる機会の減少による影響 対面型の定期面談が減る事で直接顔を合わせて話す機会が減るものと考えられます。これまでは対面の中で、特定技能外国人の体調や生活の変化、仕事の悩みなど“見えにくい問題”にも気付ける大切な時間となっていましたが、今後はそういた部分が見えにくくなる恐れがございますので、これまでとは違ったコミュニケーション方法を取る事で細やかな変化をキャッチする必要がございます。 2. 日本語学習の機会が減少する可能性も 面談では業務以外の話題、例えば休日の過ごし方や家族のことなど、日常生活に関する会話も行っていました。これらのやりとりが、日本語を実践的に使う場としても機能しているため、面談がオンライン化する事で内容が簡易化し日本語学習の機会が減ってしまう可能性もあります。 こうしたメリット・デメリットを踏まえ支援の質を維持しつつ、制度の柔軟性を上手に活かしていくことが、今後より重要になっていきそうです。 オンライン化する事で想定されるリスクを避ける為にシナジーとしては当面の間、これまで通り四半期ごとに対面式の面談を行います。 まとめ この記事では、特定技能の定期報告について、その重要性から具体的な作成・提出プロセスに至るまで、企業の採用担当者や人事部の方々が理解すべき要点を解説しました。以下にその要点をまとめます。 特定技能の「定期報告」とは何か:特定技能外国人の受け入れ状況を出入国在留管理庁に報告する義務付けられたプロセスです。この報告は、外国人従業員の適切な管理と支援を確保するために重要です。 登録支援機関の役割:登録支援機関は、特定技能外国人と受け入れ企業の間で円滑なコミュニケーションを促進し、四半期報告のプロセスをサポートします。 定期報告の作成と提出:報告書の作成には、外国人従業員の受け入れ状況、給与の支払い状況、労働条件などに関する情報が必要です。提出方法には、郵送やオンライン提出、窓口への持ち込みがあります。 書類作成のポイント:報酬や賃金台帳の記載内容には、全ての報酬を詳細に記載する必要があります。書類作成時のチェックポイントには、フォーマットの確認や情報の正確性が含まれます。書類の保存と管理は、将来的な問題に対処するために重要です。 このガイドを通じて、特定技能の定期報告に関する理解を深め、適切な手続きの実施を支援することを目指しました。適切な報告を行うことで、企業は外国人従業員の権利と福祉を守り、良好な労働環境を維持することができます。特定技能外国人の受け入れと管理に関わるすべての方々が、この記事を参考にして、責任を持って対応していただければ幸いです。 よくある質問 Q1: 特定技能の定期報告にはどのような必要書類がありますか? A1: 特定技能の定期報告には、以下の必要書類が含まれます。 受入れ・活動状況に係る届出書 特定技能外国人の受入れ状況・報酬の支払状況(参考様式第3-6号別紙) 賃金台帳の写し 報酬支払証明書 これらの書類は、外国人従業員の労働条件、給与の支払い状況、健康状態などを報告するために必要です。 Q2: 特定技能の定期報告で「3-6」とは何を指しますか? A2: 「3-6」とは、特定技能外国人の受入れ状況や報酬の支払い状況を報告するための参考様式のことを指します。この様式は、1年ごとの報告において、企業が出入国在留管理庁に提出する必要がある書類の一つです。 Q3: 「3-6別紙」とは具体的にどのような内容を含む書類ですか? A3: 「3-6別紙」は、特定技能外国人の受入れ状況・報酬の支払状況を詳細に記載するための書類です。ここには、外国人従業員の氏名、生年月日、性別、国籍、住所、在留カード番号、活動日数、給与額など、具体的な就労情報が含まれます。 Q4: 特定技能の定期面談とは何ですか?どのように実施すべきですか? A4: 特定技能の定期面談は、外国人従業員の就労状況や生活状況を把握し、彼らが直面する可能性のある問題を早期に特定するために行われます。面談は、登録支援機関または企業によって3ヶ月に1回以上実施され、外国人従業員の健康状態、労働条件、生活環境などについて話し合います。 Q5: 特定技能の定期報告はオンラインで提出できますか?その方法は? A5: はい、特定技能の定期報告はオンラインで提出することが可能です。出入国在留管理庁は、オンラインでの提出を推奨しており、そのためのシステムを提供しています。企業は、出入国在留管理庁のウェブサイトにアクセスし、必要な書類をデジタル形式でアップロードすることで、報告書を提出できます。オンライン提出には、ログインIDとパスワードが必要になる場合があるため、事前に登録手続きを完了させておくことが重要です。

特定技能の定期報告とは?提出手続きをわかりやすく解説!

乾 恵

2025.04.14
カジュアル面談の重要性と成功の秘訣
キャリア採用
採用担当者向け
新卒採用(大卒・高卒)
経営者向け

カジュアル面談の重要性と成功の秘訣

弊社では、採用活動においてカジュアル面談を 導入しています。 カジュアル面談とは、 ”お互いを知るための気軽な対話の場”のことです。 説明会という形ではなく、1対1の対話の中で お互いを知りながら、マッチングを図っていくことを大事にしています。     なぜカジュアル面談が重要なのか カジュアル面談は、求職者と企業双方にとって 相互理解を深める絶好の機会です。 正式な選考プロセスに入る前に、企業文化や 業務内容についての具体的な情報を共有できるため、 ミスマッチを防ぐ効果があります。 特に求職者にとっては、気軽に企業の雰囲気を感じられる場となり、 応募への心理的ハードルを下げる役割を果たします。   カジュアル面談の進め方 1. 事前準備 面談の目的を明確にする。 会社概要や事業内容、ポジションに関する基本情報を整理する。   2. 面談当日 和やかな雰囲気作りを意識する。 自己紹介を通じて、企業の特徴や魅力を伝える。 求職者の興味やキャリアの方向性を丁寧にヒアリングする。   3. フォローアップ 面談後に感想やフィードバックを共有する。 求職者が選考に進む場合は次のステップを明確に案内する。   カジュアル面談のメリット 企業側のメリット 求職者の人柄や志向性を早期に把握できる。 企業文化や価値観に合うかどうかを判断する材料が得られる。 求職者との信頼関係を構築しやすい。   求職者側のメリット 応募前に企業への理解を深められる。 自分に合う企業かどうかを見極める助けになる。 リラックスした雰囲気の中で質問や疑問を解消できる。     カジュアル面談の注意点 1. 企業側のメリット あくまでカジュアルな場であるため、堅苦しい質問攻めは避ける。   2. 一貫性を保つ 採用プロセス全体との整合性を考慮し、伝える内容に矛盾がないようにする。   3. 時間管理 長くなりすぎないよう、適切な時間配分を心がける。     新卒とキャリア採用におけるそれぞれのコツ 新卒採用の場合 学生がイメージしやすい具体的なエピソードや事例を交えて話す。 学生が抱える不安や疑問に寄り添い、丁寧に答える。   キャリア採用の場合 求職者のスキルや経験に基づいた具体的なポジションの説明を行う。 転職理由やキャリアのビジョンを深掘りし、マッチングの精度を高める。   カジュアル面談は、選考プロセスの前段階で 双方の理解を深める重要な機会です。 適切に実施することで、採用の成功率を高めるだけでなく、 企業のブランドイメージ向上にも寄与します。 求職者とのコミュニケーションを大切にし、 長期的な信頼関係の構築を目指しましょう。

カジュアル面談の重要性と成功の秘訣

樋野 竜乃介

2025.04.01
今さら聞けない人材紹介会社(エージェント)とは!?
経営者向け

今さら聞けない人材紹介会社(エージェント)とは!?

近年、人材紹介会社を利用される方は多いのではないでしょうか。 弊社も人材サービス会社として紹介事業も行っておりますが、 依頼をしてみたものの、 実態は分からないという方も 多くいらっしゃいますので、今回は人材紹介会社について ご説明したいと思います。 人材紹介は職業安定法の中にある職業紹介に該当します。 職業紹介は「有料職業紹介」と「無料職業紹介」に二分されます。 「無料職業紹介」というのは皆さんご存知のハローワークです。 そして多くの民間企業が行っているのが「有料職業紹介」です。 人材紹介を行っている企業は増加傾向にあります。 人手不足というニーズがあるのと、 参入障壁が派遣に比べると低いという実態があることが 背景として考えられます。 人材紹介会社は自分たちでメディアを持ち、 求職者を集めていくという流れがほとんどです。 職種に特化した紹介会社も増えてきており、 保育士や看護師、建築など様々あります。 紹介料の金額も上がっており、広島では 10年前は想定年収の20%前後が紹介料として一般的だったものが、 現在は30~40%が相場になっています。 先日、驚いたのが施工管理に特化したエージェントでは 紹介料が想定年収の100%と言われていたので、 それだけ採用難易度が高いことを表しています。 人材紹介を使うメリットは、採用にかける工数を大幅に削減できることで、 例えば求人を出すコストや応募対応などの工数と媒体費用はかかりません。 ヘッドハンティングも人材紹介に当たるのですが、 最初に着手金のよう なものを払い 自社の人事として動いてもらうので、成果がでなくても 費 用が発生してしまいます。 一方でデメリットとしては社内にノウハウがたまらないことと、 コスト を削減できないということがあります。 仮に年収が400万円でしたら報酬として120~160万円を 支払わなければなりません。 例えば求人広告を利用して 採用活動を行い、1ヶ月の求人費用を試しに30万かけて、 うまく採用できれば1人あたり30万円で 採用できることになります。人材紹介に比べると4分の1ですね。 また会社によっては違いますが、有料職業紹介で入った人が 2ヶ月で辞めた場合、人材紹介会社に返金制度があるかないかで 全然変わってきます。ここはよく注意したほうが良いと思います。 実際に弊社のお客様で、他社から有料職業紹介で入った人が 1ヶ月で辞めてしまったのですが、返金制度が無いと言われて 泣き寝入りするしかなかったそうです。 個人的には自社の採用も人材紹介会社も 両方行っていく方が良いと思っています。 採用する確率を上げるためには、双方の活動はとても大切です。 まずは採用したい人物がどんな人かを明確にすると、 その人が転職市場のどこにいるのか仮説を立てることができ、 より採用できる可能性が高くなるので、 よくわからないという方がいらっしゃいましたら 弊社までお声掛けください。

今さら聞けない人材紹介会社(エージェント)とは!?

小濱亮介

2025.04.01
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