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研究報告(9) 画伯、一筆入魂編
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研究報告(9) 画伯、一筆入魂編

前回、子供が公園で遊んでいる絵を社員全員に出していただき、その中から選ばれた画伯はこちらの絵を描いた・・・ 大武貞之画伯です!! そして早速、大武貞之画伯に紙芝居の絵を描いて頂いております。 【起業】 社長がなぜ起業しようかと思ったのかを描いた場面です。 3年おきに高熱が出ていた。9年目にフィリピンに行ったときに、社内の人にあることないこと言われ、親戚の会社だったこともあり、家族の後押しでエステイを辞めた。 【入社】 パートさんが何人か入り、起業して2年目でブールバールのヤクルトの2階に事務所を借りたが、1年目ちょっとで出ました。その後、土与丸に事務所を立ち上げました。 その頃から青年部の関係で副社長が遊びに来ておりました。 そして副社長が入社し、その後統括も入社しました。 今回は画伯決定と起業についてお送りしてきました。 まだ始まったばかりの紙芝居です。 次回の更新をお楽しみに~! ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

研究報告(9) 画伯、一筆入魂編

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2017.09.27
働き方改革を丸投げされる人
経営者向け

働き方改革を丸投げされる人

あと1ヶ月を切ったので、 お知らせです。 先日、広島県の イノベーション推進チームより 連絡をいただいて、 ホワイト企業アワードを 受賞した件で 活動内容について 話しをしてほしいという連絡を 頂きました。 話すステージがこちらのようです。 2年に1回行われる ひろしまIT総合展2017 サービスや商品の 展示のみならずEXPOらしく 様々な講演があるようです。 オープニングセミナーはあの 日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員 西脇 資哲 氏 私たちの社会を変える最新テクノロジーの世界を知ろう ~AI・人工知能、VR/AR/MRなど仮想現実の世界~     基調講演は docomoのiモードを開発した ネット界のパイオニア 慶應義塾大学 政策・メディア研究科 特別招聘教授 夏野 剛 氏 ITによって、私たちの生活やビジネスがどのように変わっていくのか     その他にも 株式会社マネーフォワード 代表取締役社長CEO 辻 庸介 氏       グーグル・クラウド・ジャパン合同会社 アカウントエグゼクティブ 金 成泰 氏   まだまだ講演があり   こんな大規模なイベントが 広島で行われるのか というような内容ですね。   東京ビックサイトなどで行う HR EXPOと同等、もしくは、 それ以上といったような スピーカーが揃っています。 杉原の話は 15分程度ということなので、 基調講演などに比べると 短い時間になっています(笑 ということで ひろしまIT総合展2017 - EXPO Hiroshima, IT's a solution. 10月26日(木) 広島市南区民文化センター (広島産業文化センター) 〒732-0816 広島市南区比治山本町16-27 TEL: 082-251-4120 ぜひ、お越しください。 働き方改革の実現は厳しい 最近のITフェアは 猫も杓子も 「働き方改革の実現!」 というスローガンを 大々的に展開しています。 もちろんワークスタイルを変え、 生産性向上に寄与するものも 少なくありません。   この、働き方改革の実現 現実は、甘くありません。     働き方改革には、 2つの側面があり、   一つは、 「働きやすさ」の追求   そしてもう一つが、 「生産性の向上」という 二律背反をなさなければならない。     この両立することのできない 矛盾する二つの命題間を どう埋めるのかは かなり難しい問題です。     実際に今年3月に発表された 「働き方改革実行計画」において 具体的な対応策例が出ていますが、 そのいずれも □処遇の改善(給与のこと) □制約の克服(時間・場所) □キャリアの構築 の観点に基いて提示されています。     つまり、これらの策を 真面目に取り組んだとしても、 すぐに実現させるのは難しい と感じる「働きやすさ」の追求ばかり が施策として取り上げられ 生産性の向上については、 現場に丸投げとなります。     その結果、 □人を増やせない □残業の規制 □業績の向上 などが驚くほどキレイに マネージャーに丸投げに されます。       このどこにも逃げ道がない 丸投げされた”無理難題”に 真剣に取り組んでいるのが ITリテラシーの多少まともな マネージャークラスです。   がんばれ、マネージャー。   何かのヒントになると思うので、 ぜひ、ご来場ください。 ───   ぐっとくる会社を、もっと。   ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業向け】 大学生スカウト型採用 Gメン32 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.09.27
過去と未来と、ムダのセンス
シナジー活動記

過去と未来と、ムダのセンス

というものがあります。   HPには、 と、書かれています。   地元で生まれた 素敵なデザインの商品を表彰して 多くの人に知ってもらおうという企画です。     広島広域都市圏に事業所を有する、 企業もしくはデザイン事業者が 製造又はデザイン開発した 商品またはパッケージで、 既に市販されているものが対象です。       今回、 鉄加工のシンプロテック 植物&ビオトープの西条庭園 ビジネスデザインのシナジーで 共同開発した PazGreen(パズグリーン)が 2017ひろしまグッドデザイン賞 奨励賞を受賞しました。         このPazGreen(パズグリーン) どういったものかというと この様な、室内緑化システムです。       ポイントは、 緑化ユニットがあり     そのユニットを 自由に組み合わせて レイアウトを変えることができます。     緑化ユニットだけではなく、 音で人のストレスを軽減し 更には水の入れ替えが不要な ビオトープ(水槽)がついています。     特許侵害の有無、 他社製品とのポジショニング プロダクトのクオリティ向上を 求め何度も打合せをしました。 本当にどうなるかわからにものに 時間を使いました^^; 過去の実績で未来は決まらない 3社、それぞれの協力もあり、 社内では、 多くの社員の協力もありました。 随分と時間も取られましたが、 やはり、 過去の実績で未来は決まりません。   なぜか、 過去の実績で未来が決まると 思っている人は多いのですが、 現実では過去の実績で 未来は決まりません。   未来の実績が、 過去に対する評価を 決定しています。   「ベンチャー企業」とは、 革新的なアイデアや技術をもとにして、 新しいサービスやビジネスを 展開する企業を意味します。 その殆どが市場的に見て、 有りなのか無しなのかさえ わからないことに挑みます。   失敗すれば、 ほらみたことか。 あいつはいつもムダなことをして。 と、言われるでしょうし、     成果を出せば、 そのムダのセンスが素晴らしい と、言われるのかもしれません。     おそらく同じ過去の行いに対して 評価は180度変わってしまいます。     過去の実績が 未来を決めるのではなく、 未来が過去を評価する。   また、これからどう変化を するかはわかりませんが、 未来を掴み取れば、 過去の評価も一変する かもしれませんね。 ───   ぐっとくる会社を、もっと。   ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業向け】 大学生スカウト型採用 Gメン32 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.09.26
いや、ソコじゃない。
シナジー活動記

いや、ソコじゃない。

今日は保険会社の 若手の部長さんが事務所に 来てくれて、 少しお待たせしたので、 お詫びに 一緒に昼食に行ってきました。 お詫びと言っても、 丸亀製麺なんですけれどね・・。 そこで偶然遭遇した、先輩。 マジっすか。 と、声をかけたら、 いやぁ、ネギが好きなんだよ(*´∀`*) って、照れてましたけど、 ツボは、ソコじゃない! うどんもきっとダブルで、 ご飯にも結構トッピングが のってますよ ネギではなく、 その量なんですけどね。 ということで、 一緒に食事に行った 保険会社の彼から   「新卒採用 興味があるんですけど、 採用にお金かかりますよね」 っていうコメントがありました。   タダで採用も 出来なくはないけれど、   ツボは、ソコじゃない   どの企業にも共通しているのは、 給料よりも多くの利益を 出してくれる黒字社員が 必要だということ。 だから、30万円の給料で 100万円の利益を出せる 人材は、時代に関わらず、 いつでも売り手市場にいます。   そんな企業を選ぶ立場にいる よい人材に入ってもらって 初めて会社は伸びます。   そうして会社が伸びて、 また採用する人材のレベルが上がる。   また伸びて、 もう少し上の人材を採用する。   こうして少しずつ 上の人材を採用して、 会社が伸びていくのだといえます。   同業他社がハローワークから 採用を増やしたら、 ラッキーと思ってもいいくらいです。     ですが、自社ブランド以上の 人材を採用しようとすると、 会社に何かしらの魅力を持たせなければ 現状よりもよい人材を採用することはできません。 だから、   私たちはこんな魅力があるとか、 これからもっと良くしていく!とか、 世の中にこんな価値を提供したい!とか、 積極的にアピールするわけです。     しかし、感度が悪い社長は そこが今ひとつ理解ができず、 「うちは力のあるヤツには、 なんぼでも払うで」 と、当たり前のことを ドヤ顔を言ったりします。     能力の高い社員、成果を出す社員に 高い報酬を支払うことは 当たり前のことなので、 きちんと報酬を支払った上で、 更に社員のモチベーションを 上げる何ができるかが大切になります。   新卒採用を 真剣にやっているところは 資金に余裕があるわけではなく、 こう考えています。     1人雇のに、1年間会社の負担を 平均で500万円だと設定します。 10年在籍すれば、 5000万円の投資をするわけです。 そこに、少し頑張って100万円の 採用経費を上乗せすると、 5100万円の投資となります。 この A.5000万円 B.5100万円 どちらの投資(人材)が、 より高い付加価値を生み出すのか。 B.の投資(人材)の方が、 圧倒的に高い確率で 採用経費の100万円を補って 有り余る程の利益をもたらします。 人材採用に費用を設けることが できるようになって初めて、 次なる競争力を生み出すことが できるようになります。   比べる軸が ハローワークの0円採用 or 100万円のエージェント だと、 自然と採用する人材も それなりになります。   採用も、経営も 基本は投資なので、 リターンの高い方を 選択するほうが勝率が高いわけです。 ───   ぐっとくる会社を、もっと。   ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業向け】 大学生スカウト型採用 Gメン32 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.09.25
迷う宇多田ヒカルと、誰とやるか。
シナジー活動記

迷う宇多田ヒカルと、誰とやるか。

インターン、 終わりました。 ほとんどは、 若手の”いいひと委員会” メンバーが頑張って いたんですけれど。 本当、お疲れ様です。 大学生は3年生になると、 就職を意識するようになります。 様々なイベントがあり、 学生との交流会に参加する度 就活時期の学生の相談に乗ります。 その3年生の相談に乗ると 概ね4種類に別れます。 一つ目 早い時期から将来を考え その後も迷わないタイプ 二つ目 早い時期から将来を考え その後迷うタイプ 三つ目 深く考えず就活時期を迎え、 就活時期に一気に 方向性を決めるタイプ 四つ目 深く考えず就活時期を迎え、 就活時期にも迷うタイプ 迷うか迷わないかは、 人それぞれで、 迷わないことが 正解ではありません。 歌手の宇多田ヒカルさんが 幼い頃から自分の方向性を決め、 1998年、15歳でデビューしますが、 2010年8月にアーティスト活動を 無期限休止することを発表し 「『アーティスト活動』をやめて、 『人間活動』に専念しようと思います」 という“人間活動”宣言をしました。 「段々わからなくなってきちゃって、 みんなに求められている私と、 ただの私が離れていくみたいな。 行きたい方向に行っていない、 かといって どこに行きたいかもわからなくて、 『いったん止まろう』と」 トップアーティストですら、 自分のやっていること、 やってきたことに 迷う時があるので、 迷うこと自体は悪くありません。 しかし、学生の時期に深く考えず 何もせずに就活時期に迷うのは とても勿体ないことです。 インターン生から どうするべきだったか 尋ねられたので、 書いておきます。 説教臭くてすみません。 ぜひやっておきたいのは、 1年、2年の頃から 世の中にはどんな仕事が あるのかを知り、 自分には どんな仕事が合うのかな? と、興味を持つことです。 大学3年生になって就職活動に 直面するまで、 サークル活動やアルバイトに 精を出し、 自分の職業人生について 真剣に向き合ってこなかった 学生にとって、 急に自己分析しても、 何も将来の糸口はみえない のは自然なことです。 仕事を選ぶ選択眼は、 就職活動を始める大学3年生 になったら突然身につく ものではありません。 周囲の大人を観察したり、 アルバイトを体験したり、 自分に合っている仕事を 少しずつ見つけていく経験が 絶対的に必要です。 3年生になって、 いきなり自己分析しても、 自分の方向性は簡単に見えません。 漠然とした学生生活を 送ってきた学生は、 答えが見つからない 不毛な自己分析を 続けるよりも、 世の中や企業の動向を知り、 企業研究をすることが大切です。 仕事、職場の雰囲気、 社長の考え方、 どんな視点でもいいから、 自分が関心を持ち 共感できる職場を 見つけ出すために、 有給インターンに飛び込む。 やりがいがあるかどうかは、 気にしない。 そもそも、 職種そのものに 最初からやりがいが あるわけではありません。 やりがいは、 人の期待があるときに 初めて生まれるもの。 期待とは、 コイツなら、 きっとやってくれるはずだ というような 信頼感があって生まれます。 だから、実力が伴わない人材には、 最初は誰も期待などしません。 最初は期待などされないので、 やりがいを感じにくいもの。 だから、 インターンでみるのは、 何をやるかではなく、 誰と働くのか。 とくに小さい会社の場合は、 社長と社員の価値観の一致は 極めて重大な問題です。 学生からしてみたら、 好きか嫌いかで選んでも いいので、 インターンに 飛び込んで職業を知っていくのは 意義のある就活として有効です。 私たちは誰でも、 結婚する相手は慎重に相手を 選んでいます。 でも、家庭よりも長く過ごす 職場での仲間の出会いを 軽率に選んでしまうと勿体ない。 というか、 とても不思議ですよね。 ぜひ、学生のみなさん、 インターンに 飛び込んで来てください。 就活時期に突然 仕事を選ぶ価値観なんて 簡単に身につきません。 そして、 「誰と働くか」ということは、 想像以上に仕事の質に直結します。 やることや、 やりたいことが 変化しても、 ともに働く人間は変わらないので、 相手の人間性で選ぶことがとても 重要なテーマになってきます。 この人と一緒に働きたい。 この人の下でならどんな仕事も、 どんな苦労もできるだろう。 そんな本当に魅力的な社長を 見つけることができれば、 仕事という枠を超えて、 人生においても 大きな転機になるはずです。 ───   ぐっとくる会社を、もっと。   ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業向け】 大学生スカウト型採用 Gメン32 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.09.24
素手で、岩を砕く。
シナジー活動記

素手で、岩を砕く。

本日は、もう何度目かになる 渡邉美樹さんの講演に参加します。 実際のところ、 渡邉美樹さんはすごい経営者だと 思いつつも、 渡邉さんの部下への厳しい対応、 「頭を何度もスリッパで ひっぱたいていた」 というエピソードとか、 「今すぐビルから飛び降りろ」 といった発言などに関しては、 本当に、勿体ないと思っています。 その部下との信頼関係は できていたので、 それ自体は何の問題にもなっていません。 しかし、悪意をもてば、 これらも発言の一部が切り取られ パワハラ問題として 拡散していきます。 やはりある規模になると、 指導、テキストにする言葉も含め、 十分な配慮が必要になります。 ワタミの理念集に書かれて 話題になった「24時間365日働け」 という記述。 常に仕事のことを 考えなさいという趣旨であって、 そこまで働き詰めろ という意図は無いのは明白ですが 政治家になったこともあり、 びっくりするぐらい叩かれました。 この本を以前読んでいて、 和民はベースは人材育成の 会社なのだと思っています。 久しぶりの講演なので、 楽しみにしています。 さて、ブラック企業問題。 低賃金で長時間労働を強いる 「ブラック企業」は、 厳しい競争環境の中で 事業モデルで付加価値の 低い商品やサービスを 提供する企業が、 徹底的に利益水準を 高めようとしたときの 極めて現実的な選択肢です。 高い価値を生み出す 事業モデルに変わらない限り、 人件費を切り詰めて 利益を高めようとする 企業行動は、 経済的には合理的です。 誰もができる仕事しか 出来ない人は、 薄利多売の事業モデルで 経済合理性一辺倒の ブラックモデルに 搾取されるのは 産業革命依頼続く 普遍的なモデルだともいえます。 まともな会社を 運営し続けようと思うと、 高い専門性を身につけ 新しい価値を生み出す力を 高めるのは必須条件だといえます。 人材育成に感心を払わず 安い賃金で社員を使い捨てる ブラック企業に対し、 社員の創造的学習力を 高めることに力を注ぐことで、 自社のイノベーション力を 高めるホワイト企業を 目指していかないといけません。 ホワイト企業とは、 福利厚生が充実した人に 優しいだけの 安定志向の企業ではありません。 ホワイト企業は、 自社のイノベーション力を 高めるための人材開発に力を入れ、 イノベーションの成果に 結びつく実践と実力を重んじます。 自社の利益を上げるため 社員を使い潰すブラック企業は、 擁護されるものではありません。 ですが、 イノベーション力を 高め企業の稼ぐ力と 伸びる力を引き上げない限り、 薄利多売となり 経済合理性からいえば、 ブラック企業は 今後も生まれ続けます。 自社がブラック企業に ならないためには、 圧倒的な競争源泉の 開発が必要です。 それをどこに求めるか。 社員のやる気も大切だけですが、 社員にやる気だけ持たせて、 素手で戦わせるのは 避けないといけません。 ───   ぐっとくる会社を、もっと。   ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業向け】 大学生スカウト型採用 Gメン32 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.09.23
うどん県と派遣
シナジー活動記

うどん県と派遣

今日は朝から 香川県の高松市に行ってきました。 広島から香川県の高松市。 車でおよそ2時間半。 派遣元責任者講習ということで 往復5時間の弾丸出張でした。 派遣会社の人ばかりで 同じ雰囲気の人が多いと感じました。 同質性について。 さて、組織というのは、 どうしても自然と同質になって してしまう傾向があります。 異質な文化や考え方、 多様性のある人材が集まると 短期的には、 その考え方の違い 個性、制限等により それをすり合わせて決定してく 様々な手間がかかる ということを 以前記載しました。 では、 近年組織に求められている 多様性のある組織は、 実際のところ必要なのでしょうか。 色々な人に話を聞くと、 既にこの多様性のある組織の 運営にマネージャークラスや 部長クラスが嫌気をさしている のが分かります。 「女性はどれ程教育に力を注いでも 結局はやめちゃうんだよね。」 この言葉は、 最近はじまったことではありませんが、 多様性疲れがより顕著になっています。 よく聞くのが、 多様化は進んでいるが、 具体的にはどのように進めていいか わからない。 なかなか人材を活かすことができない というようなものです。 実は、組織である以上、 どうしても同質化する圧力が かかり続けます。 そういった空気を破壊していかなければ 組織は自然と元に戻ろうとします。 大きな組織は 部分最適のセクショナリズムが 横行していますので、 なかなかまとまりません。 真の多様性がある組織とは、 お互いの違いをそれぞれ認め合い、 自分たちの強みと 相手の弱みを双補完しあえ、 共通部分が拡大します。 部門内でセクショナリズムが 生まれるのはある意味仕方ありません。 総務で部門最適化がなされ、 各事業部で最適化がなされ、 経理で部門最適化がなされる。 これを打開できる方法は、 組織横断型のチームをつくり、 言いたいことをいえる空気をつくり、 しっかりと部門内の セクショナリズムを壊していくことが 大事だと実感します。 理想の組織は それぞれが違いを尊重し合える組織。 へたな綱引きを続けていたら 全員が疲れ切ってしまいますので 組織を横断した チームをつくっていきましょう。 まずは、組織横断の 委員会などを作ってみると 取り組みやすいかもしれませんね。   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.09.22
不人気、夏の1Day会社説明会
シナジー活動記

不人気、夏の1Day会社説明会

一昨日前から、 シナジーの社内でも 2019年卒向けのインターンが 行われています。 そろそろ 「インターンシップを企画しなくては」 と検討されている企業も多いと思います。 特に、昨今では、 日本経団連の 「採用選考に関する指針」などの影響で、 本採用の活動時期に制限があるために、 採用期間以外にも、 自社のことや 業界・事業・仕事について 学生に知ってほしいと、 インターンシップを 導入する企業が増え、 インターンシップの 競合が以前よりも 激しくなってきています。 そういった中で、 学生から 「せっかく時間をつくって 参加したのにガッカリした」 といわれる インターンシップの話が出ました。 彼らの言い分は、 せっかく泊まり込みで 参加したのに、 実質的な中身は 単なる会社説明会や、 社員の方との座談会。 業界のことリアルに知ったり、 様々な体験をしたいが、 そういったインターンでは、 得られるものが少ないのだと。 インターンシップといっても、 その形態は多種・多様です。 期間も1日のものもあれば、 数週間~数ヶ月に及ぶものもある。 目的も、 採用を意識したものから、 あくまで教育を中心においてる ものも存在する。 サマーインターンに動く学生は、 比較的意識は高いため、 1日のみ、 特に会社説明会的な インターンシップだと、 せっかく時間をとって 行ったとしても、 学生は消化不良になり、 満足度が下がります。 やはりサマーインターンで 狙うべきは、 模擬体験型のインターンが 中心となります。 実際の職場で業務を体験する のではなく、模擬的に 体験・理解できるように するようなプログラム内容です。 業務に関する 簡単なレクチャーを行った後、 グループや個人でテーマに 取り組み、その仕事や業界への 理解を促すもの。 どれだけ手間だったとしても、 サマーインターンに関しては 意識の高い学生が多いので、 しっかりとしたコンテンツを 作成して学生に提供することが 大切になります。 そうすることで、 学生はこの会社に入った後に 十分な教育や成長の支援を 受けれるのではないか? と、期待することに つながります。 シナジーでは、 かなり濃い内容の インターンを 提供していますので ぜひ、お楽しみに。   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

不人気、夏の1Day会社説明会

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2017.09.21
やる気という名の理屈
シナジー活動記

やる気という名の理屈

以前の記事で、 部下のやる気を引き出すためには、 1.機会を与える 2.機会を乗り越える支援をする 3.成果を適正に評価する 4.成果を公表するなど承認する 5.成果を報酬に反映させる この5つのステップを紐付け サイクルを回していくことが 大切になると先日記載しました。 ハーズバーグのモチベーション サイクル理論というものです。 実は日本で、 この取り組みは 3.成果を適正に評価する 4.成果を公表するなど承認する 5.成果を報酬に反映させる は、制度化されているのですが、 1.機会を与える 2.機会を乗り越える支援をする は、概ね制度化されていません。 機会の提供は、場当たり的で、 支援は、 「自主性の尊重」 といいつつ、 あまり何もしていない 企業がほとんどです。 どのように機会を与えるか どう支援をするかについて あまりにも制度が不足している のが実情なんです。 不足しているスキルは ・ビジネスマナー研修 ・営業研修 ・PCスキル研修 などで補っていきますが、 業務にすぐ役立つものが大半です。 マネージャーの役割としては、 部下のやる気をどのように 引き出すかといったテーマは ほとんどが個人任せなのです。 こうなると、 新人マネージャーは、 手探りでやるしかありません。 しかも、 やる気を出させるというテーマは 実は難しいテーマです。 本人のためになると思って与えた 機会であっても、 部下が 「なぜこんなことをしなければならないのか」 と不満に感じることが多々起きるからです。 そうならないためには、 自己申告制で 部下自身に取り組みたい 方向性を決めてもらう と、考える人は多いのですが、 これは理にかなっているようで、 問題が2つあります。 まずひとつに、 部下は自分にとっての最適な 課題を必ず理解している わけではありません。 職務経験が少ない部下にとって、 自分の成長に繋がるような課題 がどこにあるかがわかりません。 2つめに、 上司の存在意義。 上司は部下よりも視野が広く、 彼らを指導できる人が ならないといけません。 いまこの部下には何が必要化、 力をつけさせるには どんな試練を与えればいいかが しっかりわかっていなければ なりません。 この2つの問題を解決するのが、 「ちょうどよい程度の機会を与える」 ということにつながります。 この理論を唱えているのが、 エドウィンロックです。 人はどのような目標を与えたときに、 最大の成果を出すのか。 研究の結果、 一つの答えが導き出されました。 それは、 「できるかできないか、ギリギリの線」 で目標を提示したときだったのです。 つまり、 易しすぎても 厳しすぎても、ダメ。 それでも、大変なのは、 「できるかできないかギリギリの線」 というのは、 与えられた本人にとっては、 十分厳しい目標だということ。 そういった中で、 逃げ道をしっかりとなくすことで、 なおさら追い込まれたと感じます。 つまり、 部下のやる気を出すために 最初に必要なことは、 適切な機会を提供するために、 ギリギリの目標を設定し、 本人に納得して取り組んで もらうことがスタートとなります。   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.09.20
FA宣言と採用のこだわり
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FA宣言と採用のこだわり

みんさん、 おめでとうございます。 広島東洋カープが セ・リーグ2連覇 わかっています。 今のセ・リーグで連覇がどれ程 難しいことなのか。 それでも、圧倒的な ゲーム差をつけての 優勝となりました。 いうまでもありませんが、 カープのチームづくりは 素晴らしい。 黒田選手もそうですが、 20億円のオファーを蹴って それでも日本に戻る 決意をさせるチーム。 この話は、 黒田博樹の特異性も重なって 初めて成立するのですが、 それでも、 このチームはどうやって できあがるのでしょう。 チームづくりで考えると、 採用活動に大きな影響を 与えるのはドラフト会議。 近年のドラフト会議 を振り返ってみると、 2013年 1位 大瀬良大地 2位 九里亜蓮 3位 田中広輔 4位 西原圭大 5位 中村祐太 去年ドラフト4位の 西原圭大が戦力外通告 となったくらいで 素晴らしい選手を 選択しており、 カープの優れた採用力を 物語っています。 個人的に思い出深いのが、 2014年のドラフト会議。 1位 野間峻祥 2位 薮田和樹 この2位の薮田を 指名したときです。 全く情報がない選手で、 ドラフト2位指名 その時点で どんな選手なんだろう? と、興味津々ですが、 何せ情報がありません。 他球団がまったく ノーマークの選手を 堂々と上位で指名し、 単独で獲得した選手が エース級の活躍をする。 大手が見落とした (見向きもしない) 優秀な逸材を見抜き、 大手が採用した人材よりも 活躍をする逸材を 常に見つけ出す中小企業。 カープの運営は、 私たち中小企業が目指す 会社経営そのものだといえます。 私たち中小企業の経営は、 大手企業に比べると 資本力は常に乏しく、 大型補強をすることなく、 チームづくりを しなければなりません。 黒田博樹選手が 戻ってきたこともそうですが、 素材を見つけて、 愛情をもって向き合い、 手間暇をかけて育成する。 小さな会社が 手間も暇も惜しんで 人材育成したところで、 将来会社を担ってくれる 器量になったときには、 FA宣言するかのように、 あっさり独立していきます。 中小企業こそ、 人材育成へのこだわりが 競争力をつける源泉となります。 私たちのような 中小企業がリーグ連覇のような 強い会社になろうと考えた場合、 こだわりをもち、 採用し、育成をし、 愛情を注がないといけない。 中小企業に最も重要な ことを教えてくれた優勝だと いえるのではないでしょうか。 ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.09.19
あさりと文化と、モチベーション
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あさりと文化と、モチベーション

アサリの消費額で、 山梨県の県都・甲府市が 全国自治体で1位だったことが 総務省の統計で分かったようです。 海なし県にあって、 アサリは甲府名物でもないのにどうして? と、思いませんか。 わかりやすい 山梨県と海の関係性が わかる地図がなかったので ある山梨県の企業HPから 拝借しました。 山梨県は、お隣の長野県とともに、 海に面してない「海なし県」 海の食べ物への憧れがあるのか、 まず寿司屋さんが多いようです。 総務省統計局の調査 (平成26年)によると、 県の人口10万人当たりの すし店の数は30・2店で 全国の都道府県 政令指定都市の中でトップ。 更に、総務省の家計調査 (7月末公表)によると、 品目別の年間支出金額の 都道府県庁所在地 政令指定都市ランキングで、 甲府市はアサリの消費金額 (2人以上世帯がアサリの購入のために支出した金額。平成26年~28年平均値)が 年間1374円で、 日本一だったとのこと。 しかも、アサリは、過去10年間で 1位が9回、2位が1回とダントツ (全国平均923円) 江戸時代から、 腐らせずに甲府まで持って来ることが できる魚介類が人気だったようで それがアサリとマグロ 江戸時代は保冷技術が低いため、 小さく痛みやすい カレイなどの白身魚は、 甲府にはあまり入って こなかったのではないかとのこと。 海に隣接していない県で、 あさりの国内消費が日本一 という事実。 昔からアサリなどを食べる という食文化が大きな影響を 与えているんですね。 やはり、文化は自然と人を 動かす源泉になるようです。 先日から、組織をつくるときに 人は何で動かされるのか? というテーマを書いていますが、 SNSで 「槍貝(やりがい)」だよね? 「槍貝(やりがい)」だよ! というコメントを 貰っていましたので、 貝と文化のネタでした。 人は何で動かされるのか? と、考えたときに やりがいは外せません。 やる気高く保てる人は、 困難に直面しても それを乗り越えることが 達成感につながるので、 粘り強く取り組みます。 だからこそ 社長や上司は 経営の基本として 働く人のやる気を 高めていかないといけません。 やる気を高めるにあたり 2つの要素があります。 「衛生的な要因」と 「満足要因」の2つ。 衛生的な要因というのは、 それがないと不満が高まるが それがいくらたくさんあったと しても満足には繋がらないもの。 たとえば、 □(意外にも)給料が高い □残業が少ない □休日が多い □会社が有名 □快適なオフィス 言ってしまえば、 仕事の中身には関係がないものです。 一方、満足要因は、 □達成する □承認される □責任感を持てる など、 仕事自体がもたらす要素です。 これが満たされると 仕事は楽しくなりますし、 やりがいが出てきます。 上記の図は モチベーションサイクル理論 提唱者の フレデリック・ハーズバーグの 2要因論です。   見ての通り、 □会社の制度 □上司との関係 □勤務条件 は、どれほど整っていても、 満足はしないのに、 無いと大きな影響を 与える不満要素になります。 これらの要因は、 それぞれが単体で 存在しているわけではなく 密接に繋がっています。 こういった □達成感 □承認 □仕事内容 (人の役に立つこと) □昇進 □自己成長 を繋げていくことが大切です。 1.丁度よいレベルの仕事に取り組む ↓ 2.その仕事を 上手く乗り越えれる支援をする ↓ 3.成功したら、正当に評価する ↓ 4.その評価をチームで共有し、承認する ↓ 5.同時に、昇給や昇進などの報酬に紐付ける ↓ 6.乗り越えた仕事に見合う程度の難易度の仕事を再度挑んでもらう このサイクルが 会社としての 文化やこだわりを反映させ しっかりと伝わっているかどうか。 こうすると、 おのずと成果は出ます。 こう書くと簡単なのですが、 実際の現場では簡単にいきません。 何が難しいかというと、 1と2である どう仕事を与えるか、と どう支援するか というところに ノウハウとコツが必要なわけです。 そのことは、またいずれ。 ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

あさりと文化と、モチベーション

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2017.09.18
多様性の落とし所
シナジー活動記

多様性の落とし所

良い経営戦略を策定しても、 戦略がうまくいくかどうかは、 そこで働く社員一人ひとりの 感情に大きな影響を受けます。 [caption id="attachment_49763" align="alignnone" width="480"] その決定に従えば本当に うまくいくのか。 ・取り組む理由が納得できない ・きっとうまくいかないだろう という思いで行動するときは エネルギーがプラスに働きません。 昨日はそんなことを書きました。 感情は伝染するので、 どのようにして 推進力のある組織をつくるのか がとても大切になります。 推進力のある組織。 つまり、 やる気のある組織。 やる気のある組織とは、 どのように作られるのでしょう。 以前と比べ、 働く社員のモチベーションは 多様化しました。 人間そのものの価値観が多様化 しているので、 組織をマネジメントするのも 随分と難しくなったとえいます。 かつては、 高い給与やポストを多くの 人が求めていました。 なので感情を動かすには、 そこに働きかけるのが もっとも有効でした。 しかし今は、 給与やポストだけでは 感情は動きません。 その仕事が自分にとって やりがいがあるのか、 顧客を喜ばせることができるか、 社会の役に立つのか そうした多用で複雑な感情を 多くの人が持っています。 多様化が進んだ結果 図のように、 昔はコミュニケーションは 楽ですが 広がりのすくない組織でした。 人間が多様化した結果 組織も自然と多様化し 右図のように進化します。 全体の面積は広がったが、 共通集合部分が小さい 組織ができあがります。 以前は簡単に同意が 取れていたのに、 多様性が進むと 3つの納得する 落とし所は共通する 部分のみになります。 多様化した組織の やる気を維持しつつ 決定しようとすると コミュニケーションを しっかりと行って 重なっている部分を 見つけ出す必要があります。 あうんの呼吸もないので、 コミュニケーションコストも マネジメントコストも上がります。 つまり、多様性は 面倒なのです。 近年多様性の推進を自社でも 進めていますが、 こんな感じで 短期的には とても手間がかかるのです。 しかも、 この重なった部分の 決定事項というのは 経験上、 とてもつまらない ものになります。 長くなりますが、 これもまた次回に続きます。   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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広報シナジー

2017.09.17
戦略よりも大切なもの
シナジー活動記

戦略よりも大切なもの

企業にとっての強み。 それは、 ビジネスモデルや 事業戦略の斬新さ、 あるいは、 独自性かもしれません。 近年自分としては、 事業戦略とか、 経営戦略という言葉を 使わなくなりましたが、 分かりやすい言葉なので、 一旦使うことにします。 もちろん、 顧客に受け入れられる ことが前提ですが、 ビジネスモデルが 他社を寄せ付けないほどの 斬新さであれば、 あるいは 事業戦略が 圧倒的に独自性に 富んだものなら その企業は、 一歩も二歩も 抜きにでることになります。   しかし、 情報化社会の現代では、 永続的な競争優位性を 築くことが難しくなっています。 どんな ビジネスモデルも、 事業戦略も、 一般化されてしまうからです。 スマホのゲームなどが 分かりやすいのですが、 何かしらヒット作が出ると、 何社も同時に同じような ゲームを開発して参入してきます。 ブルーオーシャンは、 即座に レッドオーシャンになります。 戦略というものは、 成果を上げるために 立てられます。 1.社長が立てた戦略が 100であれば、 2.その100を社員が行動に 移して 3.100の成果につながる。 ですが、現実は、 100の戦略を立てたのに 社員の動きが悪く50の行動。 それに伴い成果も50になる。 なぜ、動きが悪くなるかというと、 一番分かりやすいのは感情です。 ・取り組む理由が納得できない ・きっとうまくいかないだろう という思いで行動するときは エネルギーがプラスに働きません。 言うまでもなく、 人の感情は多様化し、 より複雑になりました。 そこに、 感情への働きかけの難しさ、 リーダーシップの発揮の仕方の 難易度が上がりました。 よく聞く社長の言葉が、 最近の若者は 「車に興味を示さない」 「物欲がない」 「出世欲がない」 というもの。 この言葉を言っている時点で、 社長は、時代の変化に 置いて行かれています。 かつては、 高い給与やポストを多くの 人が求めていました。 なので感情を動かすには、 そこに働きかけるのが もっとも有効でした。 しかし今は、 給与やポストだけでは 感情は動きません。 その仕事が自分にとって やりがいがあるのか、 顧客を喜ばせることができるか、 社会の役に立つのか そうした多用で複雑な感情を 多くの人が持っています。 最近の若い社員は 出世欲がないし、 物欲がない と、嘆いているのは、 自分には旧世代のモチベーションの 上げ方しかもちあわせてない のだと告白しているようなもの。 では、 社員は何で動かされるのか。 というのは、 長くなるのでまた今度。   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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広報シナジー

2017.09.16
まず、言葉ありき。そして、社風。
シナジー活動記

まず、言葉ありき。そして、社風。

今日は東京の出張にしては 珍しく新幹線で移動しました。 普段は飛行機なんですが たまにはということで 新幹線にしました。 コーヒーに追加100円で 生もみじがつくらしいので購入。 生もみじ 食べたこと有りますよ感 全開で生きてきましたが、 本当は初でした。 初生もみじ 無事にデビューしました。 ということで、 今日東京の打合せだったんですが、 面白い話がありました。 読んだことはありませんが ヨハネ福音書の有名な行で   「はじめに言葉ありき」   というものがあるそうです。   今日は、この意味は とても大きいよね って、いう話になりました。 人は言葉なしには 考えることができません。 つまり自分が知っている 言葉の範囲を超えて 考えることはできない、 ということです。 言葉は思考を つくるだけではなく、 性格にも影響を 大きく与えるというのです。     例えば子供の頃、 自分のことを 「僕」といっていた子供が 中学生になって、 自分のことを 「オレ」というようになる。 どうやら、 悪ぶったり、斜に構えてる うちに自然と「オレ」に 変わるのではなく、 「オレ」という 言葉を使っているうちに、 自然と態度が変わってくるとのこと。 人はどうやら、 人格が変わり、 言葉が変わるのではなく、   言葉が変わることで、 人格が変わる という順序なのだそうです。   言葉の持つ影響力というのは、 本当にすごいものです。   先日当社のマネージャーが 社内SNSで 社風こそ大切だと つぶやいていました。   社風はひとことでいえば、 会社の持っている雰囲気のことです。   何が大切かというと、 社風があうかあわないかで、 働きやすさや生産性に グッと差がつくからです。 社風が合わないと、 退職ということもあり得ます。   雰囲気って何? と思われるかもしれませんが、 状況を想像してみてください。 例えば、 職場が冗談も言えないようなところ である、とか、 残業が美徳とされている とか、反対に 上司にもズバズバ 意見をいえる雰囲気 とか、 若い人がどんどん出世 していく会社   といえば、 なんとなく社風も わかると思います。   ちなみに、 社風は何で作られていくのか。   みなさんは、 何だと考えますか?   良い社風をつくること。   これは、既に 経営戦略といえるほど 大きな影響力があります。   私の持論ですが、 社風は、 社員の 日常会話で作られます。 社員の日常会話が ポジティブであれば、 ポジティブな社風 目標達成にヒリヒリした 会話が多ければ、 ヒリヒリとした社風 白けた会話をしていれば、 白けた社風になります。   コントロールしにくい 社員の日常会話こそ、 社風にものすごい影響を 与えています。 日常会話をいかに 望ましいものにするか。 性格の良い社風を 作ろうと思うと、 ここがポイントになるわけです。 今日は東京日帰り だったということで、 ここまでということで。 聖書にある通り。 まず、言葉ありき。 どういった言葉を選ぶかが、 組織づくりに 大きな影響を与えるのです。   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.09.15
ダンスチームと経営のチーム
シナジー活動記

ダンスチームと経営のチーム

昨日は、 広島県東広島市で 10月7日(土)・8日(日) に行われる 国内最大の日本酒イベント 2017「酒まつり」で あらたに新設されたイベント ダンス酒みだれ Exhibition Match の参加説明会をおこないました。 この「ダンス酒みだれ」 Exhibition Matchは、 14チームによる ダンスバトル。 各チームの 責任者に参加してもらい 注意事項や、 参加の順番の抽選などを 行いました。 審査員には、 オリエンタルラジオのあっちゃん の弟でもあり 世界的なダンサー FISHBOY氏を招いて 審査をしてもらい、 後にパフォーマンスも 披露してもらいます。 酒まつりは、 美味しい日本酒に触れてもらい、 美味しい食事に 出会うことができますが、 今回はもっと、 市民が参加できる コンテンツの強化ということで、 ダンスイベントを 導入しました。 審査には、 酒まつりらしさなどが 取り入れられているかも 基準に入れ 酒まつり独自の ダンスイベントに していきたいと思っています。 さて、この 「チーム」という概念。 ダンスチームと 経営におけるチーム これは、作る意味合いが 少し変わってきます。 経営において、 なぜ、チームをつくるのか。 その理由は、 会社を永続させていくためには、 総合的な力が必要になるからです。 最近つくづく思いますが、 会社のことを、 一人ですべてのことを 「高いレベル」で 延々と継続するのは 簡単ではありません。 むしろ、難しい。 やはり、あらゆることを 得意だといえる人はいません。 苦手なことを 高いレベルでやる。 継続してやる。 ぜひ、苦手なものは 得意な人に譲りたいものです。 しかし、 自分が苦手だからといって 他の人が苦手だとは限りません。 他の人にとっては、 得意なことで、 高いレベルで やり続けることが 簡単にできる人も 存在します。 だからこそ、 チームをつくることを勧めています。 そういった違いを組み合わせて、 「最良」を生み出していけることが チームをつくる大きな意味です。 チームをつくるときに 気をつけないといけないのが、 特に社員が若かったり、 未成熟なときは 悪いことでも 簡単にできることは 真似されます。 ですが、 どれほど 良いことでも 大変なことは 簡単に真似されません。 つまり、 悪いことは伝染しやすく、 良いことは伝染しにくいもの。 たとえば、 社長が時間にルーズだと チーム全体があっという間に ルーズな会社になってしまいますが、 社長が多大な努力をして 時間をも待っていても、 それがチームに伝わるのは 時間がかかります。 成長していく過程で、 良いことは簡単には伝わりませんし、 悪いことは簡単に真似されます。 それが人の集団の 普通の傾向だということを 忘れないようにし、 社長の言動の 悪い部分が拡大伝染していく という覚悟が必要になります。 チームづくりは、 一つ一つの積み重ねですね。   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.09.14
社長の癒やしと、映画「恋のしずく」
シナジー活動記

社長の癒やしと、映画「恋のしずく」

女優の川栄李奈が、理系女子の青春を描いた「恋のしずく」で映画初主演を飾ることがわかった。日本3大銘醸地のひとつと称される広島・西条を舞台に、日本酒の魅力に目覚め、歴史ある酒造りと初めての恋に奮闘する農大生・橘詩織を演じる。 広島県 地元東広島で撮影される 映画「恋のしずく」の キャストが発表されました。 主演は川栄李奈さん この発表に 随分反響がありますね。 来月10月7日、8日には 国内最大の日本酒のイベントである 【酒まつり】がありますし、 盛り上がってきていますね。 この映画の撮影ですが、 少しお手伝いをしています。 地元の酒蔵を舞台に 撮影される映画 本当に楽しみです。   随分反響があったといえば、 社長が現場を離れるために 必要な7つのこと 2日前にメルマガを 送らせて頂きましたが、 そのメルマガだけで 23名の申込みがありました。 有料セミナーにもかかわらず、 ありがたいものです。 それだけ多くの人が、 抜け出せない課題なのかも しれませんね。 自社のビジネスモデル、 すなわちマーケティングと マネジメントの仕組みの 設計図を描き直せるのは、 社長だけです。 社長が営業をしないということは、 どれほど大変なことなのか。 当然、売上が下がる。 その不安、わかります。 では、今のままで いいのでしょうか。 会社に見えるが、 実質的には個人事業主、 社長がいないと、 ダメになるような経営を いつまでも続けるのではなく、 どこかで、 成長するための舵を切らないと いけません。 確かに、起業した当初は、 社長のすべき仕事は、 「すべて」です。   事業を安定させることが できるまで、 よほどの人材に 恵まれない限り、 社長はすべての仕事を しなければなりません。   だから社長は、 めちゃめちゃ忙しいのです。   しかし、社長が忙しいということは、 仕事がシステム化 されていないということ。   任せるに足る 人材がいないということ。   そんな会社が 永続していくのは、難しい。   仕事を抱えて、 満足していませんか? 本当は、 社員にもできる仕事を、 やっていませんか? 社長の仕事は、 自分を失業させていかないと いけません。   忙しいと言いながら、 社長はその忙しさに 本当は癒やされているものなのです。     ということで、 再びお知らせです。   \  なぜあなたは現場を離れられないのか  / ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋ ■□■ 『 社長が現場を離れるために必要な7つのこと 』 ■□■ 多くの社長が「脱現場」を実現してきた 「会社の設計方法」を大公開します! >>> http://www2.kk-synergy.co.jp/e/310461/7keys-/2d882/38124209hiroshima2/ <<< ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ >>> こんな経営者の方に特にオススメです <<< ● いつまでたっても忙しい ● 現場を離れたい ● 自分がいないと会社がまわらない ● 仕組み化を考えたいが、時間がない ● 任せられる社員がいない・育たない ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ >>> 特別講演会で得られること <<< ● 社長が現場を離れられない「意外な理由」 ● 社長が不在でも成長する「会社のつくり方」 ● 社長が居なくても現場がまわる「仕組みのつくり方」 ● 任せられる社員の育て方・チームのつくり方 ● 社長に時間を生み出す、とっておきの秘策 ▼ なぜあなたは現場を離れられないのか 「現場を離れたいのに、離れられない」 今まで、何人の社長から この言葉を聞いたかわかりません。 【なぜあなたは現場を離れられないのか?】 現場を離れられない理由には 様々なものがありますが、実は、 多くの人が気付いていないことがあります。 それは「ある思い込み」。 この「思い込み」を持っていると、 どんなに現場を離れたいと思っていても、 そのような組織をつくれません。 私たちはこれまで、20年間をかけて、 数千社の会社を支援してきました。 今回の講師を務める代表の浜口は 「レンタルオフィス」というビジネスを 日本ではじめてつくり、10年をかけて 1つの「業界」をつくり出した人物。 そして本人は「週に2日」しか出社せず、 成長を続けるビジネスを構築しました。 社長が現場を離れるためには、 会社全体を「仕組み化」する必要があります。 今回の特別講演会では、 多くの社長が「脱現場」を実現してきた 「会社の設計方法」を大公開します! あなたが現場を離れるための 大きな一歩を踏み出せるこの機会を ぜひお見逃しなく!  ◎ 「社長が現場を離れるために必要な7つのこと」特別講演会  >>> http://www2.kk-synergy.co.jp/e/310461/7keys-/2d882/38124209hiroshima2/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ お伝えする内容 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1. 社長が「仕事」をする怖さ 2. 社長を会社に縛る3つの思い込み 3. 現場を離れるための「経営の設計」 4. 会社の外から状況を把握する「見える化」 5. 自律的なチームのつくり方 6. 社長不在でも現場がまわる「仕組み化」 7. 「会社の限界」を超える唯一の方法 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■ 『 社長が現場を離れるために必要な7つのこと 』 ■ 【広島】 10月19日(木)18:30~21:00 詳細とお申し込みはこちらから >>> http://www2.kk-synergy.co.jp/e/310461/7keys-/2d882/38124209hiroshima2/ <<< ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

社長の癒やしと、映画「恋のしずく」

広報シナジー

2017.09.13
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「物流倉庫×特定技能」解禁で採用は変わる|競争前に整える受入れ設計の全体像

はじめに 2027年4月から「特定技能(物流倉庫分野)」が本格的にスタートする予定です。 人手不足が深刻な物流現場において、 外国人材を正社員として安定的に受け入れられる新しい選択肢となります。 一方で、受け入れを成功させるには 「何をさせて良いか(業務範囲)」や 「拠点の契約形態(類型A・B・C)」など、 申請・運用でつまずきやすいポイントを先に整理しておくことが重要です。 この記事では、制度開始に向けて押さえるべき全体像と、導入時に現場で実務として必要になる設計ポイントを、わかりやすくまとめます。 なぜ今「物流倉庫分野」が追加(解禁)されるのか(背景) 今回、物流倉庫が特定技能の対象として追加される 背景には、現場の人手不足が“一時的な採用難” ではなく、構造的な課題になっていることがあります。 具体的には、EC市場の拡大などを背景に 保管・出荷処理の需要が増え続けていることに加え、 いわゆる「物流2024年問題」を契機に、 長距離輸送の見直しや中継輸送(積み替え・一時保管)の増加が見込まれています。 一方で、倉庫業界では賃上げや自動化投資を進めても 採用が追いつかず、現場の体制整備が追い付かないケースが増えています。 こうした状況を踏まえ、国としても 「倉庫工程を担う人材確保」を重要課題と捉え、 特定技能の対象分野として追加し、 正社員として安定的に受け入れられる枠組みを整備する流れになっています。 ※ここで重要なのは、単に人手を入れることではなく、 受入れ側が 「就労場所」 「指揮命令」 「業務範囲(倉庫工程が中心)」を整理し、 制度に沿って運用できる状態を先に作ることです。 1. スタート時期:2027年4月予定(今から準備が必要) 特定技能(物流・荷役)は2027年4月開始予定です。 開始直後は「試験合格者の争奪戦」になりやすく、 また入管手続き・教育・住居支援など“受け入れ体制の完成度”が採用スピードに直結します。 制度開始を待ってから動くのではなく、少なくとも開始の半年前〜1年前には、 どの工程で何名必要か 受け入れ拠点の類型(A/B/C)はどれか 指揮命令・勤怠・安全衛生の体制はどうするか といった設計を済ませておくのが理想です。 2. 業務範囲の定義(何をやらせて良いか) 特定技能「物流倉庫分野」では、物流工程が主となる業務設計が前提です。 対象となる主な業務(正社員として従事可能) 入庫・格納:トラックからの荷降ろし、検品、棚への格納(荷役機器の使用可) ピッキング:指示書やハンディ端末による商品の取り出し(誤ピック防止の教育が必要) 流通加工:ラベル貼り、セット組み、検針、梱包、包装(日本語の指示理解が重要) 仕分け・搬出:配送先別の仕分け、トラックへの積込み(重量物の取扱いに注意) 在庫管理:棚卸し、ロケーション管理、端末入力(補助的なPC操作はOK) フォークリフト:カウンター・リーチ等の運転操作(日本の技能講習修了が必須) 注意(NGになりやすい業務設計) 以下のような業務に専従させることはできません。 事務作業(伝票作成のみ等)だけを行う 倉庫と無関係な清掃・調理などを主業務として行う ポイントは「物流工程がメインであること」。 仮に清掃や補助作業が含まれても、主業務が倉庫工程であると説明できる業務割合・配置計画が必要です。 3. 倉庫業側の条件(類型A・B・C)— 受け入れ前提の整理 ここでの「類型A・B・C」は、 “受け入れ先の現場で、だれが実態として指揮命令し、 どんな契約で倉庫作業が回っているか”の違いで、 申請時に説明・資料化すべきポイントが変わるための社内整理用の区分です。 (制度上の正式区分名ではなく、現場を整理するための便宜的なラベルです) 結論としては、次の3点をブレなく説明できるかが重要です。 就労場所:どの拠点(住所・倉庫)で働くのか 指揮命令:日々の作業指示・勤怠・安全衛生をだれが管理するのか(雇用主との整合) 業務の中心:倉庫工程(入出庫・ピッキング・仕分け等)が主業務であること 類型A:受入れ会社=倉庫運営者(自社運営に近い) イメージ:倉庫業登録のある会社が、 自社の倉庫(または自社運営の拠点)で、自社の社員として倉庫作業をさせる。 雇用主と現場運営が同じ(または同一グループで一体運用) 指揮命令・勤怠・安全衛生・教育が受入れ会社側で完結しやすい 申請では「どの倉庫で/どの工程を/どの体制で」を比較的整理しやすい 類型B:他社倉庫(元請の現場)で、受入れ会社が請負・委託として入っている イメージ:荷主や大手物流会社の拠点に、 協力会社として人を入れて作業している(構内請負・委託)。 契約関係(請負/委託)があり、現場に元請(発注者)が存在する 雇用主(受入れ会社)と、現場の管理主体(元請)が分かれることがある 申請では特に、次を丁寧に整理するとつまずきにくい 指揮命令の線引き:だれが日々の作業指示を出すのか(元請の指示が強い場合の整理) 就労場所の明確化:実際に働く拠点を特定できるか 業務範囲の担保:倉庫工程が主であること(事務・付帯作業への偏りがないこと) 類型C:運送会社などが、自社拠点で「倉庫工程」とそれ以外が混在している イメージ:運送会社(トラック事業者)などが、 自社拠点で「保管・荷役(倉庫作業)」も行っている一方で、同じ拠点で「配送」「積卸」「付帯作業」なども一緒に回っている物流倉庫。 この類型で重要なのは、 “その人の主な仕事は倉庫工程です”を、 第三者に一目で伝わる形に落とし込むことです。 (混在していると、倉庫工程が主かどうかが見えにくくなるため) 申請・運用での整理のコツは次の3つです。 ①倉庫工程を言葉で切り出す:入庫/格納/ピッキング/仕分け/梱包/搬出/在庫管理…など、担当工程を列挙して“倉庫作業の範囲”を明確にする ②比率で示す:1日のうち(または1週間のうち)倉庫工程が何割かを示し、倉庫工程が中心である根拠を作る(例:倉庫工程80%+付帯20%) ③体制で示す:配置図・シフト・持ち場を示し、「どの時間帯に」「どのエリアで」「誰の指揮で」倉庫工程に入るかを説明できるようにする 4. 特定技能(物流)に求められる専門性とスキル 物流現場の正社員としては、 単なる「移動・運搬」ではなく、現場品質と安全を担える人材として育成する視点が必要です。 1) 現場オペレーションの専門知識 マテハン機器の操作習熟 ハンディ端末・タブレットを用いたリアルタイム在庫管理 WMS(倉庫管理システム)の理解と正確な入力 自動ソーター・搬送ロボットとの協調作業 物流固有の品質管理 荷傷み(荷崩れ)を防ぐ積載・梱包技術 誤出荷ゼロのための「指差し確認」「ダブルチェック」 FIFO(先入れ先出しのルール)、消費期限・ロット管理の理解 2) 必須・推奨されるハードスキル 日本語能力(物流に特化した用語) オリコン、パレット、パレタイズ、バラ、ケース等の専門用語理解 ピッキングリストや配送伝票の正確な読み取り 異常時(破損・欠品等)の報連相 フォークリフト運転技能(最重要) 日本の技能講習(1トン以上は運転技能講習)の修了 狭い場所での旋回、高所棚入れ等の空間把握と安全意識 3) ソフトスキル(正社員としての資質) マルチタスク能力(工程を柔軟に切り替えられる) チームワークとコミュニケーション(日本人スタッフ・ドライバーとの連携) 規律と安全意識(5Sの徹底、安全基準の遵守) 将来的には後輩外国人スタッフの指導役(リーダー候補)も視野に入れます 5. 導入コストの目安(予算取り用) 正社員採用で想定される一般的なコスト相場は以下です。 採用手数料(紹介料):年収の20%〜35%程度(または一律30〜50万円) 登録支援委託費:毎月 2万〜3万円/1名(外部委託の場合) ビザ申請費用:5万〜15万円(行政書士報酬等) 給与:日本人正社員と同等以上(最低賃金クリアだけでは不足になり得る) 要件チェック(予算化の落とし穴) 「同等以上賃金」の担保(同職種の日本人と同水準か) 支援委託費・申請費用まで含めて予算化できているか 6. 【初期から確実に確保する】最短ロードマップ 物流分野の特定技能は、制度開始と同時に競争率が高まりやすい領域です。 初期から確実に、かつ最短で人材を確保するために 「体制→募集→申請→教育」を並行して進めます。 事前の要件チェック 受入れ体制:相談窓口、住居、行政手続き等の設計/運用/記録(面談記録等)まで整備 申請準備:JD(業務割合)、雇用契約、規程、シフト、試験合格証等を入管提出前提で揃える フェーズ1:準備・パートナー選定(1ヶ月目) 受入れ体制の整備(現場リーダー説明、多言語マニュアル(写真付き)準備) 登録支援機関の選定(物流に強く、試験合格者を多く抱える先) 求人票の作成(正社員雇用/昇給・賞与ありを強調) フェーズ2:募集・マッチング(2ヶ月目) ターゲットは次の順で設計すると、スピードと確度が上がります。 国内在住の「物流試験+日本語」合格者(留学生含む) すでに特定技能1号で就労中(他分野含む)で物流へ転換したい層 技能実習等からの移行見込み層(国内) 海外在住の要件充足層(海外採用) ただし、1〜3はスピードが上がる反面、 獲得競争が激しくなりやすいため、 募集開始前に「条件(賃金・住居支援・配属工程)」 「面接枠」「入社までの手続きフロー」を先に固め、 候補者の意思決定を早められる状態をつくるのが重要です。 フェーズ3:ビザ申請・教育(2〜5ヶ月目) ①国内の合格者の場合 在留資格変更申請(標準審査期間 2〜3ヶ月) フォークリフト講習(入社前〜入社直後に予約) 日本語・安全教育(専門用語、伝票理解、現場ルール) ②海外からの合格者の場合 在留資格認定許可申請(標準審査期間 3〜5ヶ月) 日本語・生活教育(入社・就労の前段で整備) 7. 成功のための重要ポイント(現場運用で差が出る) 「日本語レベル」の現実的な設定 N4が基本目安ですが、倉庫では具体指示 (例:「左から3番目の棚」)の理解が必要です。 面接で実技確認(指示理解・動作確認)を推奨します。 キャリアパスの提示 「5年でリーダー」 「2号になれば家族帯同も可能」など、 長期ビジョンを示すことで定着率が上がり、 流出防止にもつながります。 住居サポートの強化 敷金礼金など初期費用の負担、 社宅・借り上げ住宅の提供は、 優秀層の確保に直結する“最大の武器”です。 おわりに 特定技能(物流・荷役)の導入は、 単なる人手確保ではなく、現場品質・安全・定着を見据えた正社員採用の仕組みづくりです。 成功の鍵は「業務範囲の設計」と 「拠点類型(A/B/C)に応じた指揮命令・契約関係の整理」、そして制度開始前からの準備にあります。 2027年4月のスタートに向け、 今のうちから“受け入れ体制”を固め、 初期から確実に人材を確保できる状態をつくっていきましょう。 今後も皆様の受け入れ体制に直結する新しい情報が入り次第、随時お届けいたします。 ご不明な点やご不安なことがございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。 [no_toc]

「物流倉庫×特定技能」解禁で採用は変わる|競争前に整える受入れ設計の全体像

藤原 幹雄

2026.07.10
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2026.07.01
28卒採用、6月から動く企業の決定的な差ーーまずは「夏のインターンシップ」から始めてみませんか
キャリア採用
シナジー活動記
新卒採用(大卒・高卒)
経営者向け

28卒採用、6月から動く企業の決定的な差ーーまずは「夏のインターンシップ」から始めてみませんか

28卒は、まだ先で大丈夫」と思っていませんか? 新年度が落ち着いてくる6月。 そろそろ「来年の採用、どうしようか」と考え始める時期かと思います。 ただ最近の新卒採用は、私たちが思っているよりずっと早く動いているのが実態です。 ひとつ上の学年である27卒の動きを見ると、その様子がよくわかります。 27卒の最新動向を見てみると… つまり、3月の採用広報解禁を待つ前に、 すでに約4割の学生が進路を絞り始めているということです。 さらにマイナビの調査では、 インターンシップ等への参加率は85.6%、 参加して「最も良い印象を持った企業で働きたい」と回答した学生は89.6%にのぼります。 学生は夏の時点で、行きたい会社をかなり絞り込んでいるのですね。 「6月から動く企業」が得られる3つのいいこと 1. 競合が少ない時期に学生と出会える 動き出しが早いほどライバル企業は少なく、じっくり関係を築 けます。 2. 夏のインターンで「お互いを知る」時間がとれる 人柄や働き方の相性をお互い確かめられる機会になります。 3. 採用コストを抑えやすい 従業員300人未満の求人倍率は6.19倍。 母集団が薄くなる前に動けば、採用費も無理なく済みます。 「いきなり本選考の準備を…」と 気負う必要はありません。 28卒採用のスタートラインは、夏のインターンシップです。 次の3つを意識すると、学生との関係性はぐっと深まります。 自社で働くイメージが湧くこと 社員と気軽に話せる時間があること 学生が「ちょっと成長できた」と感じられること おわりに 採用は「動き出した順に、ちょっとだけ有利になる」世界です。 秋に焦って動くより、 6月までに夏インターンを企画して、夏に 学生と出会い、秋からじっくり関係を深めていく。 この流れを28 卒で組めるかどうかが、これからの採用を大きく左右します。 「うちの会社の場合、何から始めればいい?」 と感じられた方は、お気軽に弊社までお声がけください。 一緒にスタートラインを引きましょう。 [no_toc]

28卒採用、6月から動く企業の決定的な差ーーまずは「夏のインターンシップ」から始めてみませんか

樋野 竜乃介

2026.06.25
【2027年4月始動】育成就労制度の「転籍リスク」に負けない!受入企業が今すぐできるリアルな対策
外国人採用
採用担当者向け
経営者向け

【2027年4月始動】育成就労制度の「転籍リスク」に負けない!受入企業が今すぐできるリアルな対策

前回のブログでは、新制度のキーマンとなる 「監理支援機関」の役割について解説しました。 育成就労制度のスタート(2027年4月)まであと1年を切りました。 「仕組みはわかったけれど、 せっかく育てた人材に転籍(転職)されてしまうのが 一番怖い…」 というのが、受入企業の本音ではないでしょうか。 そこで今回は、企業が特に不安視する「転籍」にス ポットを当て、特定技能のデータから見えてきた 「本当に彼らが辞める理由」と、 必須の仕組みに加えて今日から現場でできる リアルな対処法を分かりやすくご紹介します! 疑問①:最大の懸念「転籍(転職)」にはどう備えればいい? 育成就労制度では、一定の条件下(就労1〜2年、日本語力など)で本人の意思による転籍が認められます。 「給料が高い大手や、都会へ逃げられるのでは?」と思いがちですが、実はそれは誤解です。 外国人にとっても転職はハイリスク。 本当の理由は、今の職場への「明確な不満(プッシュ要因)」にあります。 🚨 企業が思いがちなイメージと「本当の理由」のギャップ 誤解】給与の額面だけで選んでいる ⇒ 【現実】「聞いていた手取り額と違う」という不満。 残業がなくて稼げない、天引き(家賃等)が多くて手元に残らないなど、事前の説明不足が原因です。 【誤解】都会(東京など)に行きたいだけ ⇒ 【現実】「近くに同郷の友人がいない」という孤立感。 地方であっても、コミュニティや生活環境が整っていれば定着します。 💡 対処方法:選ばれ、定着する「職場環境」へ 手取り額の「見える化」: 採用時に、天引き額を含めた「実際の手取り額」を母国語でシミュレーションして見せ、納得感を持ってもらいましょう。 キャリアパスの明示 「特定技能」への移行までにどんなスキルが身につき、どう給与が上がるのかを明確に提示します。 疑問②:日本語力の不安…それが転籍リスクを高める? 育成就労の外国人は、まだ日本語が未熟な状態で入国します。 この「言葉が通じないストレス」は、私たちが想像する以上に深刻で、転籍の引き金になります。 ⚠️ 日本語力の不足がもたらす「負のループ」 職場で孤立し、ネガティブになる 指示が理解できない時、日本人の困った顔を見て「自分はいじめられている」と思い込んでしまいます。 SNSの「非公式な誘惑」に逃げる 育成就労では民間の人材紹介業による転籍仲介は全面禁止(ハローワークや監理支援機関のみ可能)ですが、 ルールを無視したSNS上の悪質なブローカーから「うちなら日本語が下手でも優しくて高収入だよ」と直接メッセージが届き、孤立している人ほど騙されてしまいます。 💡 対処方法:必須の「仕組み」と、今日からできる「心のケア」をセットで 言葉の壁を乗り越えるには、公的なサポートと現場の歩み寄りの「両輪」が必要です。 ハードルを高くしすぎず、役割を分けて考えましょう。 【必須の仕組み】翻訳アプリの活用と日本語教育のサポート 安全な業務指示や試験合格のため、 ポケトークなどの翻訳アプリの導入や、 オンライン教材を使った日本語学習のサポートは企業として必須の取り組みです。 社内だけで抱え込まず、前回のブログで紹介した「監理支援機関」の通訳面談なども上手に活用し、まずは「公的な相談ルート」をしっかり整えましょう。 【現場でプラスα!】まずは「一緒に笑うこと」から始める: とはいえ、四六時中「勉強」「アプリの徹底」ばかりでは現場も外国人も疲れてしまいます。 そこで、一番ハードルの低い対策として「休憩時間に一緒に笑うこと」を取り入れてみてください。スマホの写真を見せ合って楽しい話(雑談)をするだけで十分です。 「笑顔」や「笑い声」がある職場なら、 言葉が完璧でなくても「自分は歓迎されている」という最大の安心感に繋がり、必須の日本語学習へのモチベーションも劇的に上がります。 疑問③:受け入れコスト(費用)は以前より高くなる? 手続きの見直しや待遇改善で「コストが跳ね上がるのでは」という心配の声もあります。 💡 対処方法:「長く働いてくれる人材」への投資と捉える 育成就労は、最初から「特定技能への移行(=中長期的な就労)」を前提とした制度です。 つなぎの3年で帰国してしまうのではなく、 5年、10年と自社の主力となってくれる人材の「採用・育成コスト」と考えれば、決して高くはありません。 まとめ:2027年4月に向け、今から企業が動くべきこと 育成就労制度における転籍対策の本質は、 外国人だからと特殊視することではありません。 実は「日本人の若手社員の離職防止」とまったく同じで、人間関係、評価の透明性、 そして何より「職場が明るく、大切にされている実感があるか」に尽きます。   今すぐできるアクション 具体的な内容 1. 現状の処遇・説明のチェック 実際の「手取り額」を明確にし、事前説明とギャップがないか見直す。 2. 現場の受け入れ態勢 休憩時間に楽しい話を共有し、まずは笑顔の雑談から始める。 3. 監理支援機関との密な連携 信頼できるパートナーと、定期的な母国語面談の体制を協議しておく。 新制度をピンチではなく「優秀な海外人材を確保し、 職場を活性化させて共に成長するチャンス」に変えるために、今から一歩ずつ準備を進めていきましょう! 受け入れに関する具体的な手続きなど、 ご不明な点やご不安なことがございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。 [no_toc]

【2027年4月始動】育成就労制度の「転籍リスク」に負けない!受入企業が今すぐできるリアルな対策

藤原 幹雄

2026.06.20
育成就労移行の死角「頼みの監理団体が許可を落とす?」今すぐ別組織の内部事情に切り込むべき理由と、確認すべき4つの重要ポイント
外国人採用
採用担当者向け
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育成就労移行の死角「頼みの監理団体が許可を落とす?」今すぐ別組織の内部事情に切り込むべき理由と、確認すべき4つの重要ポイント

技能実習制度から「育成就労制度」への移行に向け、 各社様におかれましても、外国人材の受け入れ計画の 見直しや社内環境の整備など、多方面での情報収集と準備を進められていることと存じます。 「うちの会社は法令遵守もバッチリで、受け入れの準備も万全だから大丈夫!」 そう安心されている企業様にこそ、今、どうしても知っておいていただきたい制度移行期の「最大の死角」があります。 それは、【受入企業(皆様)側には何の問題もなくても、 パートナーである監理団体(新制度における「監理支援機関」)側が 新基準を満たせず、直前になって外国人の監理・サポートができなくなる】という極めて深刻なリスクです。 育成就労制度では、従来の技能実習制度に比べて監理団体に対する許可基準が大幅に厳格化されます。 もし、現在お付き合いのある監理団体が この新基準をクリアできなければ、その団体は「不許可」 となり、皆様の会社で育成就労外国人を継続して受け入れることができなくなります。 最悪のケースとして、 「直前になって急遽、ゼロから別の監理団体を探し直して 契約を組み直さなければならない」という、事業継続を揺るがす事態に追い込まれるのです。 監理団体の新基準で「ネック(不許可リスク)」となる4つのポイント 新制度において、現在の監理団体が 「監理支援機関」としての新許可を得るためには、以下の厳しいハードルをすべてクリアしなければなりません。 これらは他社の内部事情であるため、外から見破るのが非常に難しいのが厄介なところです。 1. 人員配置の厳格化(掛け算の壁) 新制度では、常勤の役職員が最低2名以上必要である ことに加え、監理する「受入企業数÷8」、および 「育成就労外国人の総数÷40」を超える職員を常 勤で配置しなければならないという数値基準が義務化されます。 これまで少人数でやりくりしていた団体や、1 人の担当者に業務が集中していた監理団体は、 この人員基準をクリアできずに足切りとなる可能性が高まっています。 2. 外部監査人の独立性(兼任の禁止) 不正防止の観点から、監理団体をチェックする「外部監査人」の要件が大幅にアップデートされます。 外部監査人は完全な第三者でなければならず、 監理団体だけでなく、「その団体がサポートする受入企業(皆様の会社など)」とも顧問契約などの利害関係がないことが求められます。 地元の慣れ親しんだ社労士や税理士に依頼していたケースなど、この「独立性」の担保に苦慮する団体が続出しています。 3. 財務基盤の厳格化(債務超過は一発アウト) 直近の決算において「債務超過(期末の純資産が マイナス)」である場合、原則として許可が下りません。 コロナ禍以降、入国制限や受入人数の減少で赤字が 続き、内部留保を取り崩して財務が傷んでいる 事業協同組合などは、申請までに増資や資産売却などの 財務改善を完了させる必要があり、非常に高いハードルとなっています。 4. 「1社専属」の原則禁止 原則として「2者(2社)以上の受入企業を監理すること」 が要件となります。 特定の親会社とそのグループ企業1社だけを形式的に 監理するために設立された、いわゆる 「身内専用の監理団体」は、新制度の許可基準をクリアできないリスクがあります。 「別組織の内部事情」だからこそ、今あえて確認すべき理由 「他社の社内体制や、ましてや財務状況 (赤字や債務超過など)について質問するのは少し気が引ける……」 そう思われるのは当然の心理です。 また、新制度への移行にあたっては 「周囲の出方や他社の動きを見て、しばらく様子見をしよう」と考えている受入企業様も少なくありません。 しかし、受入企業様が 「育成就労へ移行する意思があること」を 今あえて監理団体へ投げかけることには、 監理団体側にとっても非常に大きなメリットがあります。 なぜなら、監理団体側も 「自組合の受入企業のうち、何社が新制度へ移行し、 トータルで何人の外国人を育成就労で受け入れるか」の 数字が確定しないと、新制度の許可を得るために自社が 「あと何人の職員を雇わなければならないのか」 「財務の着地点をどこにすべきか」という 具体的な見通し(事業計画)が立てられないからです。 お互いが様子見を続けてしまうと、監理団体側は 「見切り発車で職員を雇うわけにはいかない」と足踏みし 結果として申請の遅れや不許可に繋がってしまいます。 つまり、皆様が今のうちに質問をすることは、 単なる探りや詮索ではなく、 「監理団体が新制度の許可をスムーズに取得するための 強力なアシスト(情報提供)」になります。 お互いが迷いなく次のステップへ進むための、 極めて前向きで建設的なコミュニケーションなのです。 監理団体へ確認する際の「スマートな聞き方」 お互いのメリットになる形で、相手の気分を害さずに 状況を把握するための確認メッセージ(一例)です。 ぜひ今後のパートナーシップを強固にするための連絡としてご活用ください。 「弊社としても育成就労へのスムーズな移行を 前向きに検討しております。 つきましては、御社(監理団体側)の『監理支援機関』 への移行申請に向けたスケジュールや、 新基準(人員・財務・外部監査人)のクリアに向けた 見通しについて、現在の状況を共有いただけますでしょうか? 弊社の今後の受け入れ予定人数なども踏まえ、足並みを 揃えて一緒に準備を進めていきたいと考えております」 この質問に対して、具体的かつ明確な回答や ロードマップが返ってくるようであれば、 新制度でも安心して伴走できる信頼の置けるパートナーです。 逆に、「まだ何も決まっていません」「大丈夫だと思います」 と回答を濁されたり、具体的な計画が全く見えない場合は 準備が大幅に遅れているか、あるいは基準を満たせないリスク(財務や人員の課題)を隠しているサインかもしれません。 その場合は、皆様の事業を守るための防衛策として、 万が一に備えて別の監理支援機関(候補)を視野に入れ始めるなど、早めの情報収集をご検討ください。 制度の大きな転換期だからこそ、様子見で終わらせず、 「お互いの状況を開示し合える確かな関係性」を今のうちに築いていきましょう。 今後も皆様の受け入れ体制に直結する新しい情報が入り次第、随時お届けいたします。 ご不明な点やご不安なことがございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。 [no_toc]

育成就労移行の死角「頼みの監理団体が許可を落とす?」今すぐ別組織の内部事情に切り込むべき理由と、確認すべき4つの重要ポイント

藤原 幹雄

2026.06.10
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2026.06.01
外食業における特定技能受け入れ停止から学ぶ、 今後の採用戦略とリスク管理
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新卒採用(大卒・高卒)
経営者向け

外食業における特定技能受け入れ停止から学ぶ、 今後の採用戦略とリスク管理

特定技能制度の運用において、非常に大きな動きがありました。 すでにご存知の方も多いかと思いますが、外 食業分野における特定技能外国人の受け入れが、事実上のストップとなりました。 これまで右肩上がりで推移してきたこの制度において これほど明確かつ急激な「打ち止め」が発生したことは 多くの事業者様にとって驚きを持って受け止められています。 今回は、なぜこの事態が起きたのか、 そして今後他の分野でどのような影響が予想されるのかについて、私たちが今取るべき対策を整理してお伝えします。 過去の運用とは異なる「急な幕引き」の意味 これまで、特定技能の各分野には、 5年間で受け入れる人数の上限(運用方針に定められた数値)が設定されてきました。 しかし、過去の事例を振り返ると、 予定していた人数に達しそうになった、あるいは 一時的に超過したとしても、柔軟な調整が行われたり、 次期の枠を前倒しで確保したりすることで、受け入れが継続される傾向にありました。 いわば、予定はあくまで予定であり、 現場のニーズがある限りは止まらないだろうという、 ある種の楽観的な空気が業界全体に流れていたことは否めません。 しかし、今回の外食分野の対応はその流れを大きく変えるものでした。 上限人数に達したことを受けて、これまでの 「柔軟な調整」は鳴りを潜め、急遽受け入れを停止するという厳しい判断が下されたのです。 これは、政府の運用方針がより厳格化し、 数字に基づいた管理が徹底されるフェーズに入ったことを示唆しています。 他の分野でも起こりうる「明日は我が身」の危機感 今回の外食分野の動きは、決して一つの業界だけの問題ではありません。 特定技能制度を活用しているすべての事業者様が 自身の分野における「残り枠」をこれまで以上に意識しなければならない状況になりました。 特に注意が必要なのは、受け入れ予定人数に対して、 現在の下留人数が上限に近づいている分野です。 飲食料品製造業や農業、 あるいは建設といった分野でも、 今後同様の「急な打ち止め」が発生する可能性は十分に考えられます。 これまでは「上限が近づいてから考えればいい」という スタンスでも間に合っていましたが、今 後は発表があった瞬間に募集が締め切られるというシナリオを前提に動く必要があります。 先手必勝、早め早めの行動が事業の明暗を分ける このような状況下で、 企業が取るべき最も有効な対策は、シンプルですが「早めに動くこと」に尽きます。 特定技能外国人の採用には、募集から面接、 入管への申請、そして実際の入国・就労開始まで、通常数ヶ月の期間を要します。 もし、自社の採用計画を上限間近になってから 立て始めた場合、書類を準備している最中に その分野の受け入れが停止してしまうという最悪の事態になりかねません。 受け入れ停止になってから慌てて代替案を探すのは、 時間的にもコスト的にも大きなリスクを伴います。 まだ枠に余裕がある今のうちに、半年先、 一年先の欠員補充や増員計画を見越し、手 続きを進めておくことが、事業の継続性を守るための唯一の回答といえるでしょう。 シナジーが提案するリスク回避の採用スケジュール 今回の外食分野の件は、私たちにとっても大きな教訓となりました。 制度は生き物であり、常に変化し続けています。 これまでの常識が通用しなくなった今、 私たちはデータの変化に敏感になり、より慎重かつ迅速な判断を下さなければなりません。 特定技能を活用した人材確保を検討されている 事業者様、あるいは追加の受け入れを予定されている 事業者様におかれましては、 ぜひ現在の枠の状況を再確認し、一歩早いアクションを起こされることを強くお勧めいたします。 「まだ大丈夫だろう」という判断が、将来の採用難を招く原因になるかもしれません。 私たちシナジーは、皆様がこの不透明な状況の中でも 安定した人材確保ができるよう、 常に最新の情報を提供し、最適なタイミングでのサポートを続けてまいります。 今後の採用計画について少しでも不安を感じる場合は、お早めにご相談ください。 制度の壁に突き当たる前に、共に最善のルートを見つけ出していきましょう。 [no_toc]

外食業における特定技能受け入れ停止から学ぶ、 今後の採用戦略とリスク管理

樋野 竜乃介

2026.05.25
採用後の「定着」で差がつく!自動車部品製造現場を「グローバルに強い組織」に変える3つの成功法則
外国人採用
採用担当者向け
経営者向け

採用後の「定着」で差がつく!自動車部品製造現場を「グローバルに強い組織」に変える3つの成功法則

1. 採用して終わりではない。「定着」こそが真のゴール 前回、自動車部品製造業における特定技能の可能性についてお話ししました。 しかし、経営者様が抱く真の不安は 「採用できるか」よりも、 採用した後に現場で本当にうまくいくのか?」 「すぐに辞めてしまわないか?」 という点にあるのではないでしょうか。 結論から申し上げます。 特定技能外国人が早期離職してしまう理由は、スキルの不足ではありません。 ほとんどの場合、「受け入れ体制の不備」による孤立とミスマッチです。 現場にポツンと放置され、誰にも相談できず、 何をしていいか分からない状態が続けば、どんなに優秀な人材でも心を閉ざしてしまいます。 特定技能人材を「戦力」として定着させ、 長年活躍してもらっている工場には、必ずと言っていいほど「共通の成功メソッド」があります。 2. 「言語の壁」を突破する視覚化マニュアルの力 現場責任者様が最も恐れるのが、言葉が通じないことによる事故や品質不良です。 しかし、現代の現場には「言葉に頼らない指導」という強力な武器があります。 成功している工場は、こぞって「動画・図解マニュアル」を導入しています。 作業の一連の流れをスマホで撮影し、重要なポイントにだけ字幕を入れる。 手順をイラスト化し、指差し確認ができるようにする。 これだけで、言葉が分からなくても作業を直感的に理解できるようになります。 実はこの取り組み、特定技能スタッフのためだけではありません。 日本人新入社員にとっても、 動画マニュアルがあることで教育が標準化され、「教える人によってやり方が違う」という事態を防ぐことができます。 結果として現場全体の教育コストが下がり、誰が教えても同じ品質が保てる強い現場が出来上がります。 3. 「バディ(相棒)制度」でつくる心理的安全性の確保 異国の地で働く彼らにとって、現場に「心の拠り所」があるかどうかは離職率を左右する最重要事項です。 そこで推奨したいのが「バディ制度」です。 業務バディ: 技術的な指導や品質基準を教えるペア。 生活バディ: 買い物の仕方やゴミの出し方など、生活習慣を相談できるペア。 バディを任命する際は、相性の良い、面倒見の良い社員を選んでください。 そして何より、会社としてそのバディ活動を「評価」してください。 「外国人を教えることは、会社の生産性を上げることだ」という文化を醸成するのです。 バディとなった社員は、教えることを通じて自身の業務知識を再確認し、リーダーシップが養われます。 バディ制度は、外国人を支えるだけでなく、日本人社員を育成する制度でもあるのです。 4. 「役割の適正化」がもたらす現場の活性化 特定技能人材を迎え入れることは、現場の「役割の適正化」を行う最大のチャンスです。 これまでベテラン職人が行っていた 「繰り返しの単純作業」や 「部品運搬」を彼らに任せることで、ベテラン社員は 「工程の自動化」 「不良品ゼロのための改善活動」 「新規製品の試作」といった、より付加価値の高い業務に時間を割くことができます。 「自分はもっと高度な仕事ができる」。 ベテラン社員がそう実感し、若手が外国籍スタッフに仕事を教える経験を積む。 特定技能人材は「現場の要」として誇りを持って働く。 こうした役割分担の最適化により、現場はかつてないほど活気付きます。 「外国人が入ることで、自分たちの仕事が高度になった」。そう感じられた時、現場は「グローバルに強い組織」へと生まれ変わります。 5. 「不安」を「自信」に変えるパートナーの存在 特定技能の受け入れには、複雑な行政手続きや、義務付けられた支援計画の策定が必要です。 これを自社だけで完結させようとすると、総務や人事担当者様が疲弊してしまいます。 だからこそ、現場の苦労を知り、異文化コミュニケーションにも長けたパートナーが必要です。 「現場にどう馴染ませるか」 「法的なリスクをどう回避するか」 「スタッフが悩んでいることは何か」。 これらの不安をすべてプロに預け、 貴社は「本来の製品づくり」に専念してください。 私たちのようなパートナーは、手続きを代行するだけの存在ではありません。 貴社の現場が常にベストな状態で稼働し続けるための「運用のパートナー」です。 6. まとめ:製造業の未来を切り拓く 特定技能は、単なる労働力不足の埋め合わせではありません。 多言語対応の仕組み化、教育の標準化、役割の明確化 ――これらを進めることは、貴社が「次世代の強い製造工場」へと進化するための戦略的なプロセスです。 自動車部品という、日本のモノづくりの屋台骨を支える皆様にこそ、この制度を最大限に活用していただきたいのです。 今、行動を起こすことで、数年後の現場の景色は必ず変わります。 もし、「うちの現場ならどう運用すべきか?」 という具体的なイメージが湧かない場合は、遠慮なくご相談ください。 貴社の工程と社風に合わせた、現実的かつ持続可能な 「受入シミュレーション」を一緒に作り上げましょう。 共に、最強の製造現場を作り上げませんか? [no_toc]

採用後の「定着」で差がつく!自動車部品製造現場を「グローバルに強い組織」に変える3つの成功法則

藤原 幹雄

2026.05.20
なぜ、いま「特定技能」が自動車部品工場の救世主になるのか?—人手不足の常識を覆す人材戦略
外国人採用
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なぜ、いま「特定技能」が自動車部品工場の救世主になるのか?—人手不足の常識を覆す人材戦略

1. 自動車部品業界が直面する「静かなる危機」 自動車業界は今、電動化(EVシフト)や自動運転、コネクテッドといった「100年に一度の変革期」にあります。 部品メーカー様にとっても、求められる品質やコスト要求はかつてないほど厳しくなっています。 しかし、現場に目を向ければ、 その変革を支えるべき「人手不足」というより切実で、 古典的な課題が経営の足枷となっています。 「求人を出しても、若手の応募が全く来ない」 「ベテラン職人の引退が迫っており、技術継承が間に合わない」 「欠員を埋めるために、無理な残業を強いられ、現場の疲弊がピークに達している」。 多くの経営者様からこうした悲痛な声を耳にします。 手不足はもはや、単に現場が忙しいという問題ではありません。 突発的な欠勤による納期遅延のリスクや、 品質チェックのマンパワー不足など、企業の存続そのものを左右する「経営上のボトルネック」なのです。 これまで通りの採用手法――つまり、地元の求人誌や ハローワークだけに頼っていては、この人手不足の荒波を乗り切ることは困難です。 今、多くの先進的な部品メーカー様が検討を始めているのが「特定技能」制度を活用した、グローバルな人材戦略です。 2. 「ウチの現場は対象外」という誤解の正体 特定技能制度がスタートした際、多くの経営者様が 「特定技能=飲食・介護・宿泊」というイメージを強く抱かれました。 確かに、ニュースではそうした分野の話題が先行しました。 しかし、実は日本のモノづくりの屋台骨を支える 製造業こそ、この制度を最大限に活用できる「メインフィールド」であることをご存知でしょうか。 製造業には「製造3分野」という大きな枠組みが設定されています。 素形材産業: 鋳造、鍛造、プレス、板金、仕上げ、機械加工など 産業機械製造業: 機械加工、機械組立、金属プレス加工など 電気・電子情報関連産業: 電子機器組立、機械加工、プリント配線板製造など お気づきでしょうか。 自動車部品製造における主要工程のほとんどが、これらの枠内に含まれています。 プレス機で金属を成形する、 エンジンパーツを機械加工する、 精密部品を組み立てる、完成した部品を検査する―― これら日常の業務そのものが、特定技能の受け入れ対象なのです。 「ウチの工場は自動車部品メインだから無理だろう」と最初から線を引いてしまうのは、非常に大きな機会損失です。 3. なぜ特定技能外国人が、自動車部品現場に「フィット」するのか 「外国人材は仕事が雑なのでは?」 「日本のモノづくりの繊細さを理解できるのか?」 という懸念を抱かれる経営者様もいらっしゃいます。 しかし、特定技能で来日する方々は、これまでとは一線を画す「プロ志向」の人材です。 彼らの多くは、自分の国で一定の教育を受け、製造現場を経験しています。 そして「日本の高い技術を学びたい」 「日本という環境で、安定してキャリアを築きたい」 という極めて明確な目標を持ち、厳しい試験をクリアして来日しています。 そのモチベーションの高さは、現場の雰囲気にも良い影響を与えます。 特筆すべきは、彼らの「ルール遵守」への姿勢です。 自動車部品製造の現場では、ミリ単位の精度や、定められた手順を忠実に守ることが何よりも求められます。 特定技能の方々は、日本の安全管理規則や作業手順書を非常に真摯に受け止め、決められた工程をコツコツと守る適性が極めて高いのです。 ルーチンワークを厭わない粘り強さと、高い集中力は、 まさに今の日本の製造現場が求めている「安定した生産力」そのものと言えます。 4. 特定技能と技能実習の決定的な違い ここで整理しておきたいのが、以前からある「技能実習」との決定的な違いです。 技能実習の主な目的は「国際貢献(技術移転)」にありましたが、特定技能の目的は「人手不足の解消(即戦力の確保)」にあります。 特定技能外国人は、一定以上の技術と日本語能力を有していることが証明されています。 つまり、現場に入ったその日から、あるいは短期間の導入研修で即戦力として動けるのが最大の特徴です。 「3年かけて一人前に育てる」のではなく、「即戦力として迎え入れ、共に成長し、現場を支えてもらう」。 この視点の切り替えこそが、これからの自動車部品工場の生存戦略となります。 5. 貴社の現場の可能性を診断する第一歩 今、この記事を読んでいる間にも、 貴社の現場では人手不足による負荷が、 誰か特定の熟練工に集中しているかもしれません。 まずは、貴社の現場がどの分野に該当するのか、具体的に確認することから始めてみませんか? 「複雑な手続きが不安」 「何人から採用すべきか分からない」といった疑問は、 すべてプロに任せていただいて構いません。 まずは、「ウチのこの工程でも大丈夫か?」という小さな疑問をぶつけてください。 人手不足という重い足枷を外し、貴社の現場が再び前を向いて進むための、最初の一歩を共に踏み出しましょう。 [no_toc]

なぜ、いま「特定技能」が自動車部品工場の救世主になるのか?—人手不足の常識を覆す人材戦略

藤原 幹雄

2026.05.10
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