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おじさんでは、ダメなわけ
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おじさんでは、ダメなわけ

新卒採用をするとき   会社説明会では 何をしゃべるべきか?   という質問を受けます     基本的には何をしゃべっても 大丈夫です   会社説明会でものすごく いいことを伝えても 実態と違うと入社後にギャップを 感じてしまい離職に繋がるからです   しかし、合同企業説明会では ちょっとしたコツがあります         就活生を呼び込むためには ブース内をちゃんと 装飾することが不可欠です         先日私たちの地元 東広島で行われた 企業PRフェスティバルでも   長机と椅子だけという簡素な スタイルで出展している企業さんが ありましたが   そういったブースには人が 集まらないので 自然と暗くなってしまいます   採用活動に慣れていないとか 忙しくて備品を持ってこれないとか 採用活動に人員を割けないなど 色々言い分はあるかと思いますが   学生にとって最初のコンタクトとなる 合同企業説明会のブースは 見た目がすべてです   ブースをみて 【私たちは採用に全力で情熱を注いでいる】 という思いが伝わらないといけません   いくら秘めた情熱を持っていても 行動で見えなければ学生には伝わりません   行動でしっかりと見せて また、学生にもそれを感じてもらい 情熱を返してもらう場に 仕上げていくのが 合同企業説明会です   そして合同企業説明会に 参加する学生は   会社の良し悪しを 「人」で判断します   雇用待遇や福利厚生が どれほど手厚くても ブース内にいる人が どことなく横柄だったり 情熱が薄ければ 学生の熱意も下がっていきます   学生から見れば ブース内の人 = 会社そのもの   だからこそ 合同企業説明会に出て来る人は それなりの人を選ぶ必要があります     なので、基本としては 爽やか系新入社員を選びます   採用活動は基本的には 営業活動に通じる部分が多いため 若手の優秀な営業担当をつけると うまくいく可能性があがります   仕事の面白みややりがい 会社の魅力を伝え エントリーを促し 企業説明会へ誘導する   こういった活動ができる 営業担当がいれば心強いもの     そして残念なことですが 私のようなおじさんが しゃべるときには   最低限 若手の女性をブースに 配属させてください   学生が質問をしようと考えると   あきらかに おじさんが声をかけるよりも お姉さんが声をかける方が 心理的なハードルが下がります   合同企業説明会に この学生が声をかけやすい もしくは声をかけられても 嫌だと感じにくいお姉さんが いるかどうかで成功率が 大きく変わってきます   女性は男性ばかりのブースに 近づきにくいものですし   男性もステキなお姉さんが 活躍していそうな会社への 印象はよくなります   悲しいかなおじさんは どれだけ頑張っても イケてる説明をしても   合同企業説明会では それだけでは力不足なのです   まずはそこを自覚することから はじめましょう・・。     ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

おじさんでは、ダメなわけ

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2017.11.24
だから、人が集まらない
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だから、人が集まらない

広島東洋カープは 広島県には なくてはならない存在です     しかし広島東洋カープが なくなることで 生きていけなくなるひとが 出てくるわけではありません   極端な話しですが なくなると寂しいですが なくても生きてはいけるわけです   きっとiPhoneが登場した ときの市場の反応も同じでしょう   iPhoneがなくても 生きていけますし iPhone? なんだそれ? ガラケーで十分だし   といった人は多かったはずです       しかしスティーブ・ジョブズは 自分が欲しくて創り出したと その商品の誕生をどれほど 心待ちにしていたか楽しそうに語りました   そのときは誰一人 求めてはいなかったものを想像し 創り出したジョブスは 世の中に大きなインパクトを与えました     90年代格好のM&A対象だった アップルは復帰したジョブスの ビジョンを体現し iPod、iPad iPhoneといった製品 を生み出し   さらに音楽配信やクラウド といったネットサービスが 既存業界を揺さぶるほどまで 成長しました   問題解決型の企業の思考は 人の困っていることや 嫌がることを 代わりにやることで 対価を得ようと考えます   魅力を生み出している企業に 問題解決型の企業では かなわないと日々実感しています   なぜならば 価値を生み出さない事業は どんどんと 価格は下がり続けますし   人が嫌がることを我慢して 対価を得るビジネスには どんどんと人が 集まらなくなっているからです   現在、日本で起きている 人手不足の多くは   新たな付加価値を生み出せず 人が嫌だと思っている仕事を 我慢して対価を得る 領域で起きています   ”嫌なことを我慢する” という根性型ビジネスでは 立ち行かなくなっています   なのでいまの企業経営には 計算よりもセンスが 必要なのだと実感します   会社経営は数学よりも アートに近いものに変わりました   音楽や絵画はなくても 生きていけるけど 強烈な求心力をもっています   今の日本には 会社にもアートのような 求心力が求められています   創業した会社には どんな事業をイメージするか   その描く事業は どういう絵が高く売れるのか と計算をしている人もいるでしょう   人々に大きな影響を与えたい と想像しながら描く人もいるでしょう   自分の中に眠っている思い それが大きくなっていくと 表現せずにはいられなくなる   描きたいから、描く 描かずにはいられない   アートの本質だといえます   だからこそ シンパシーを感じる人が 生まれるわけです   人々に影響を 与えられるかどうかは 結果論でしかありません   顧客の負の解消を頑張っても ニーズは生まれてきません   人はいったい何のために 働くのでしょう あるいは何のために 物を買うのでしょう   多くの人に質問して 多くの人に嫌な顔をされました   みんな回答につまり、ようやく   生きていくためだよ   という答えを 多くの人から出されました   どうやら本人は 真剣にそう思っているようですが   私たちは 死なないことを目的に 生きているわけではありません   世の中に物が溢れ 人手が不足してはじめて   嫌なことを 我慢してやることで 対価を得るというビジネスが 撲滅されるのであれば この人手不足は まさに日本にとって 望むべきものなのだといえます   我慢根性型の経営をしている リーダーは何かと未来を予測 したがります   景気はどうなるのか 為替はどうなるのか どんな事業が伸びるのか 何を作ればもっと儲かるのか   状況を把握するリーダーには とても重要なことですが その領域は既に 飽和してきています   他社のいいところを どんどん取り込み パクりパクられ 企業は進歩してきました   社員を教育し 効率化をはかり 品質とコストを両立させる   それは必要なことですが   より良いものを より安い価格で より便利に   ものが溢れた時代に 他社の真似をし続けても 意味をなさなくなりつつあります   自分たちの価値をしっかりと作る   そのために重要なことは 未来を予測することではなく   どういう未来が つくりたいのかという 自らの意思をもつこと   どうなるのかではなく 何がやりたいのか   これから先の企業経営には その「意思」が何よりも 必要となるわけです そのやりたいことに 人を巻き込むだけの魅力があれば 一緒に働きたいという仲間が 集まるでしょう   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

だから、人が集まらない

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2017.11.23
【1/400万】を目指して
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【1/400万】を目指して

昨日は東広島商工会議所青年部の 11月例会でした   いつもと少し違うのは 場所が東広島商工会議所会館でも 西条HAKUWAホテルでもなく 東広島芸術文化ホール (通称:くらら)で行われたこと なぜ、普段と場所が違うかというと 写真の例会の前に イベントがあったからです   東広島商工会議所青年部が主催する ”企業PRフェスティバル” という学生向けの企業PRイベントが行われました     まず今年2017年4月10日に経団連が発表した 『採用選考に関する指針』よると   □広報活動の開始→2018年3月1日以降 □選考活動の開始→2018年6月1日以降 □採用内定の開始→2018年10月1日以降   となっており あまり焦る必要がないように感じます   この経団連会員企業数は1340社   会員企業は上記の経団連が定めた 採用スケジュールで行うのがルールです   就活時に最も利用されるサービスの マイナビやリクナビの登録企業数は 約15,000社   経団連の約10倍の企業が登録してます   実はリクナビや マイナビがサービス利用開始されるのは 経団連が定めた広報活動開始の時に 併せて行われます   しかし、日本国内には 現在421万社存在しているとされています   もちろんその中に皆さんが よく知る企業もあるでしょう   上記の経団連のスケジュール通りではない 採用スケジュールで採用している企業が 多数存在しているということです   学生は就職活動の際は 約400万社の中から1社自分が行きたい 企業を決めなければいけません   それを上記のスケジュールで 考えると約3ヶ月で400万社の中から 行きたい企業を見つけ エントリーしなければいけません   企業もそれだけの数から 自社をみつけて貰わなければなりません   3ヶ月でそれができるのでしょうか?   少しでも早い時期から動き出し 本当に行きたい会社 自分に合う会社を見つける動き が活発化しています       PRしている企業も真剣そのもの   そして 他社がどうやってPRしているか 学ぶ例会でもあるので   会員企業は学生に混ざり 真剣にどうやって自社をPRするか チェックしています     具体的な雇用条件などは開示されていませんが 自社の魅力を精一杯PRし 各社学生を引きつけようとしています         学生は学生で 3月からの就活に遅れを取らないように 積極的に情報を集めています     就職活動はいつからスタートなのでしょう? 実は学生も企業も既に始まっています     現在、日本の就職求人市場は 売り手市場だと言われています   企業の求人募集枠が増加し 就職希望者数が減少又は 昨年と同じで就職希望者は 就職しやすくなり 沢山の企業の中から 行きたい企業を選ぶことができます     反対に企業側は優秀な 人材の獲得が難しい状態です そのため企業は少しでも 優秀な人材との出会いを増やすため 様々な方法で学生にアプローチします   その一つがインターン制度です     今回の企業PRの場で各社ちゃんと インターンシップへ誘導できたでしょうか   学生も企業も1回や2回の交流で 本質を見抜くことはできません   だからこそ、インターンシップや 選考を通じてお互いをよく知っていく 活動をしてください     杉原も会員なので 今回はシナジーも参加してきました       ちゃんと形になって 一安心の副会長の2人             そしてこの企業PRフェスティバルを 担当した實森委員長 形の無いものを形にしていく 先導者たる気概 まさに青年経済人です 本当にお疲れ様でした   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.11.22
「好きか、嫌いか」が大切
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「好きか、嫌いか」が大切

キャリアコンサルタントの資格を 取得するため勉強しているとき   ある人からキャリア理論が 嫌いだと言われました     学者の言うことはとても理屈っぽく 実践者を評論していてなんだか 好きになれないというものでした     その気持はとてもわかるもので 最前線で求職者と向き合っている 人間からすれば   理屈や理論をかざしている人は なんだか鼻につくものです     自分自身も多くの人と接して 色々な苦労や失敗をしたので 理屈や論理をかざされると なんだかな・・ と感じる部分もあります     それでも漠然とした職業観 というものを論理建て学問にした キャリアカウンセリングの世界は 興味深い面もいくつもあります     懸命に研究した学者たちにより キャリア論も随分と進化してきました     漠然とした イメージはあるけれども 上手く言えないことを 明確に言語化したり 理論立てていくのは とても価値があると思います     しかし価値があるかどうかは別として 嫌いだという感情は ありだとも思います     判断基準が 好きか 嫌いか これは人間らしくてとてもいい     最後にひとが選ぶのは 好きか 嫌いか     嫌いなら 距離を置けばいいので 大した問題ではありません     好きか 嫌いか     人は偏見で生きていけば いいさえ思います^^;     「偏見を捨てて」 という言葉を聞いたり   船井幸雄が唱える 「素直な人が伸びる」 という言葉     自分は疑わしいと思っています     自分の偏見ですが 素直すぎる人は 意外と仕事ができるようになりません     なぜなら、あまりに素直だと 自分の頭で考えてくれないからです     なかなか信じようとしない 疑り深い人というのは こちらの言うことに 何かが「ひっかかり」を感じています     その引っ掛かりが邪魔をして 情報や価値観、感情といったものが 入っていかないのですが     その引っ掛かりが解消されると 受け入れてもらい成長していきます     ところが素直すぎる人は もともとひっかかりがないので どんなものでも受け入れてしまいます     なんでも受け入れるというのは 一見すると良いことのように感じますが     そこには自分なりのフィルターがないので 結果として受け入れたものをすべて 受け流してしまうことになります     つまり、多くの情報がただ 素通りしている状態になる     疑り深い人はフィルターを調整して 引っかかっているものを 取り除くことは可能ですが     素直すぎる人はフィルター自体がないので 改善のしようがありません     信じて素直であろうとしても 自分なりに考えることはとても 価値が有ることだと思います     考えて考えて 好きか 嫌いか 判断する     こだわりの部分は とことん深く考える こだわる部分を 持てばいいと思います   せっかく仕事をするなら 好きで得意なことを、ぜひ   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.11.20
研修を「仕組み化」
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研修を「仕組み化」

今日はシナジーの年2回ある 合宿にきています   今回の場所は FRAME BEAUTY RESORT の2階の研修室をお借りしています     場所を提供してくださった 美容室FRAMEさんには 本当に感謝ですし   こんな自社研修ルームを持っている というのが羨ましく思います   今回は合宿とはいっても 実は泊まり込みではなく 近場で泊まらずに2日間研修します   研修といっても 社員が6ヶ月間自ら学んだことを ゼミの様に発表してもらうんですけれど   普段は プレジデントアカデミー 「経営の12分野」という コンテンツを主に研修に活用 していますが   今回は、社員がテーマに沿って その研究課題を発表することで 自分で興味を持って学ぶことが 目的です   普段研修に出たいと思う社員は そこまでは多くありませんが   この合宿であれば思いの外 多くの社員がチームを組んで クラブ活動のようにワイワイと 発表内容を考えてくれます   子供だましのように 感じるかもしれませんが こういった合宿で発表を してもらうことで 随分と内容の吸収力があがります   やっぱり細かい指示を 出されるよりも 自主自立的に自分たちで行動する   その仕組をしっかりと持つことが やはり大切ですよね   そして その合宿の運営も今回で 16回目ということで   その運営のチェックシートが しっかりと活用されています   準備に入る時期はいつ頃なのか 何を用意しするべきなのか   細やかな情報が リストになっているので   1.2年生が主体で準備を 行いますが基本的な部分は 通常業務から切り離すことができます   毎回合宿の実行委員長を決めますが 最近はこの実行委員長の   能力に頼らない 意思の力に頼らない 記憶力に頼らない   ということができています   やっぱり、チェックリストやマニュアルを しっかりと準備して「仕組み化」するって とても大切だと感じます   以前は合宿前後は1週間くらい 2時に帰るなんてことが当たり前でしたが 本当に楽になりました   みなさんは普段当たり前にしている仕事を   チェックリストにしたり マニュアルいされていますでしょうか   チェックリストをつくったり マニュアルをつくったりするのは 組織を成長させようという気概が なければやる気にならないもの   会社を成長させるために チェックリストや マニュアルを積極的に 作っていきましょう   ちなみに2年ぶりくらいに 副社長の樽本も講座を持っています   その間に記事完了(^^)   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.11.18
筒香を仕組みに
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筒香を仕組みに

プロ野球のセ・パ両リーグで 記者投票によって選ばれる ベストナインが発表されましたね カープからは タナ・キク・マル に會澤というセンターラインに 更に鈴木誠也が加わるという なんとも嬉しいラインナップです   そして、日本の4番 DeNA筒香嘉智外野手(25)も 3年連続3度目の受賞をしました   敵ながら 本当に素晴らしいバッターです   打ってほしくないところで スタンドにねじ込んできます   ストーブリーグも なかなか楽しいものですね   さて、昨日はお母さんに怒られて ゲームを長くすることが できなくなったと考えて   ドラクエを早くクリア するためには攻略ガイドがいる ということを考えました   結局マニュアルやガイドは 「仕組み」や「生産性」として 注目されていますが   この「仕組み」の定義とは 何でしょうか 「仕組み」とは、一言でいうと 私たちは   「誰がいつ、何度やっても 同じ成果が出るシステム」 だと定義しています   つまり、ある資源を 『仕組み』に投入したら 事前に決められたルールに従って 『仕組み』がそれを処理して 毎回同じ成果を出す ということ   「毎回同じ」というのが もっとも重要で 「再現性」が出て来ることが 仕組みのポイントとなります   社内でチェックシートを 使っているのですが   仕事に慣れてくると 「チェックシート?  それって仕事ができない人用に  ある自転車の補助輪的なやつでしょ?」 という意見もあります   まさに、その通りで チェックシートに限らず 「仕組み」とは自転車に乗ったことがない 人であっても、すぐに転倒することなく 自転車を乗りこなすことができるもの だといえます   もちろん、補助輪があることで 速度が出ないという仕事もあるでしょう   たとえば、ある程度の直感力が 必要なデザインの仕事で 一流のデザイナーが   毎回「仕組み」に頼っていたのでは 大した成果を出すことができません   すべての仕事でこういった補助輪的な 仕組みが使えるわけではありません     例えば ・未来の戦略を練ること ・世の中にない新しい商品を生み出すこと ・他にはないデザインをつくること ・人を喜ばせるサービスをすること   これらの仕事の多くは 考える類の「思考系」の仕事となります   このような仕事はさすがに、 「誰がいつやっても同じ成果が出る」 というシステムにはしにくいものです   多くの情報から最適解を予測する仕事や ゼロから何かを生み出す仕事は なかなか「仕組み化」には向きません   いずれも 「過程を言語にしにくい領域」 であるためです   たとえば 筒香選手にホームランを打つ極意を 尋ねたところで   「腰の使い方が・・」   とか基本的な説明はあるかもしれませんが 行き着くところは感覚的な領域になります   ただ、言語化しにくいからといって 「仕組み」がいっさい使えないかというと そうでもありません   ここが理解されにくいところですが 筒香選手のバッティングを100と 考えると   バッティングを理論的に考え 理想的な軌道を導き出すなど 70〜80の領域までは 言語化できることが多くあります   つまり、そのレベルまでは 「仕組み」を取り入れる余地がある ということです   ここで 私たちが普段抱えている仕事 を振り返ったときに   筒香選手のバッティングのように 100の領域が求められる仕事は 全体の仕事量のどれくらいを 占めているといえるでしょうか   普通の会社であれば 実はそう多くありません   そのかわり 議事録をつくるとか 業務連絡をするとか 経費精算、後輩の指導   何度も経験してそれほど 頭を使わなくてもできる 「作業系の仕事」に一日の 多くの時間を費やしているものです   少なくとも 私はそうでした   特に、毎日繰り返すルーティンは 1つひとつの作業時間が少なくても それを複数抱えるわけですから 相当な時間を消費させられます   だからこそ そういった事務系、作業系の仕事に 関しては、真っ先に仕組み化して いくことで   合理化しないといけないことろです   というよりも そこにメスを入れなければ 生産性の向上は現実が難しくなります   事務系、作業系の仕事を どのように安定させるのか 生産性の向上にとても 重要なポイントだといえます   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

筒香を仕組みに

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2017.11.17
一発ミスで4億円のトラブル
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一発ミスで4億円のトラブル

千葉・印西市の固定資産税ミス 新たに3件 4億3300万円返還へ 印西市が固定資産税などの 評価基準を間違えて 同市内の事業所から 過剰徴収していた問題で   新たに大型事務所ビル3棟で 過剰徴収していたと発表がありました   3棟の過剰徴収額は 計約3億3550万円   市は加算金(利子) 約9750万円を含めた 約4億3300万円を ビル所有者に返還するとのこと   市は返還のための 補正予算案を12月議会に提案するようです   この課税ミスは 鉄骨構造のビルを税率の高い 鉄骨鉄筋コンクリート構造の家屋と 取り違えたことが原因なのだそうです   市は同様のミスが他にないか調べ 平成6、7年建造の ビル3棟についてミスが発覚   新築当初から 過剰課税が続いていたが 市の要綱により9年度以前分は 返還されないとのこと   東広島市の市の予算は 751億円ですが 4億円ほど間違っていたので 返済しようとするとかなりの負担です   議会で相当叩かれるでしょうね   想像がつくだけに 担当部長には気の毒な気もしますし 何億円も税金を支払っていた人にも 気の毒な内容です       こういった仕事には安定性が重要です また、経営の安定性の土台は 仕事の安定性の積み重ねでできています   人間は不安定な生物です   そんな不安定である存在の 人が仕事をする限り 仕事は不安定であり続けてしまいます   だからこそ仕組みにすることを 考えなければなりません   たとえば 「会社に戻ったらすぐに資料をお送りします」   といって打合せを終えて 先方から催促が来るまで 忘れてしまう   このようなうっかりミスを犯す人は 周りを見渡しても少なくないものです   そういう人たちは ミスに気づいた瞬間は反省するものの   その反省が終わるとまた日常に 逆戻りしがちです   それでは、自然にミスをします   物忘れが多いひとの共通点は これくらいのことなら メモをしなくても大丈夫 という過信があります   つまり 記憶に頼ってしまう   こうしたミスを減らすためには まず記憶より記録が大切です   頭でミスをしないように と考えるだけではなく 実際のアクションがとれるか   この場合メモ帳に 赤ペンで動作を書いておくとか   TODO管理アプリにその場で登録する とか自分宛てのメールを送るなどの ひと手間によって自分の記憶に頼らない 状態にすることができます   そのひと手間が仕組みといえます   このように過信とミスの関係は 仕事で直面する様々なミスにもいえます   たとえば、このブログで 誤字を見過ごしてしまうのは   「丁寧に書いたからミスをしないだろう」   と考えて読み直しを怠ることが原因です   だとしたら、 「公開を押す前に必ず文章を推敲する」 という「仕組み」をつくる という方法があります ※書いてて心が痛いです(TдT)       とはいえ、私たちはみんな人間なので 完璧な予防策があるわけではありません   だからこそ、一回ミスが起きたら その都度「原因」を考えて ただ反省するだけではなくて 「仕組み」という形で対策を考える ことが肝心です   さらに言えば、その仕組みを 継続的に続けられるような 形まで落とし込むことが大切です もし、モノ忘れを防ぐために スマホのメモアプリを使おうと決めたら   それを習慣化できるように スマホのホーム画面で 最も押しやすい場所にアプリを 移動させるといったひと手間をかける   そこまでやって 仕組みといえるようになります   さらにこの考え方を 突き詰めていくと 究極的には次のような 発想に変わってきます   ミスが起きるのは 仕組みが悪かったから   つまり、「仕組み」がなかった もしくは「仕組み」に抜けが あり、ミスが防げなかったと 思えるようになります   ミスやタスク整理が必要になるのは アウトプットできる量に対して インプット量が多すぎるので 整理をする必要があるということ   そして仕組み化することで アウトプット量を 多くするということもできます   仕組み化すれば 「人に仕事を任せる」 こともできます   いちいち教えるよりも 自分でやるほうが早い!   自分がそうだったように この考えでなんでもかんでも 仕事を抱えてしまう人は   充実感もあって それはそれで楽しいのですが そんな仕事がどんどん増えていくと いつかパンクしてしまいます   特に会社内では 自分が簡単にできる仕事は 本来徐々に手放していき 難易度の高い仕事や 新しい領域の仕事に切り替えていく   「仕事のバージョンアップ」   を定期的に図らないと 成長することができません   そうしないと、いつまで経っても 抱える仕事は似たようなものになりますし   それは自分だけではなく 最悪は自分たちの後輩たちの成長の 障害になることもありますので   リーダーは自分の 手を動かすことよりも 仕組みが機能しているかどうか しっかりとチェックする必要があります   作業に逃げ込まないように しないといけないわけですね   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

一発ミスで4億円のトラブル

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2017.11.15
生産性を高めるために、まず払うもの
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生産性を高めるために、まず払うもの

ノーベル賞2017 医学生理学賞が発表されたようです この医学生理学賞は 生き物の一日のリズムを刻む 「体内時計」の仕組みを解明した 米国人研究者の3人に 授与されるとのこと   人を含む動物や植物は 地球の自転によって起きる 昼夜のリズムに合わせて 代謝や睡眠などの活動が起きています   海外旅行でリズムが狂うと 時差ぼけになったり することもありますよね   こういった体内時計の仕組みは まだ解明されていなかったらしいのですが   この3人は ショウジョウバエを使った実験で   昼と夜のリズムに合わせて 働き具合が変わる遺伝子を発見します   この遺伝子が働かないようにすると 体内時計の機能が 失われることを 実験で確かめたとのこと       人間は 朝、目が覚め 夜、眠くなる   これは体の中に生まれつき 備わっている 体内時計のおかげなのは よく聞く話ですが   眠りの深さや 血圧の上昇、体温調節などの 人体の機能と関連して   夜更かしなどでこの時計が狂うと 高血圧や肥満などの   生活習慣病、うつ病などの 精神疾患になりやすくなるようです   現代社会で増加している 不眠症や睡眠障害は   夜型の生活による時計の乱れが 関連しているとの指摘もありますので   べたですが 時計を正常に動かすためには 規則正しい生活が必要なのでしょう   体内時計の仕組みは どんどん解明されていきそうです     では、仕事の仕組みは どうでしょう   仕事に「仕組み」を 取り入れることで 仕事量と労働時間を減らし 安定した成果を上げることを 多くの管理者は求められています   最近では「仕組み」という言葉は 「生産性」という言葉に置き換わり 世の中の関心を集めています   しかも「生産性」という言葉の重みは 10年前の比ではありません   生産性の向上は 労働人口が確実に減る 日本の至上命題となっています   さらに人工知能やIoTの普及が始まり 大手企業は生き残りをかけて 生産性を追求せざるを 得ない状況になりつつあります   また世間的にも ブラック企業に関する 報道の影響もあってか   「長時間労働=悪」 という認識が広まっています   それが何を意味するかというと   生産性が多少低くても 残業でカバーできているならよし   という日本企業独特の評価方法が 徐々に終わりを迎えつつあるということ   「仕組み」を使って 生産性を上げることは 仕事で成果を出すという 前向きな理由だけではなく   自衛手段としても その重要性が増しています   しかし、現実問題として「仕組み」の 重要性についてしっかりと理解して なおかつ徹底的に実践している人は どれくらいいるでしょうか?   私の肌感覚では まだまだ少数派だと感じています   「仕組みなんてとっくに取り入れている」   と思っていても よくよく話を聞いてみると 気合いや根性がその仕組みの中に 混ざり込んでいるケースもよくあります   本音では 「定時に帰るだなんてやる気あるのか!」   と思っている中小企業の 経営者も多いと思いますが   25%の割増を支払っても どんどん儲かる粗利率で 仕事をされているのかもしれません   ヒトが行うサービスで考える場合 粗利40%のビジネスでも 25%割増すれば 15%しか残りません 粗利30%のビジネスであれば 5%しか残りません   残業推奨型の社長さんは いったいどれくらいの粗利率で 積算されているのでしょう   残業をさせて稼ぐというのは 割の悪い仕組みだと思うのですが   中小企業の経営者は あまり残業代を 支払っていないのも事実   まずはちゃんと残業代を 支払うことから はじめないといけませんね   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

生産性を高めるために、まず払うもの

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2017.11.14
ひとり2億円は安いか
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ひとり2億円は安いか

ロシア・ワールドカップですが クロアチア代表とスイス代表が 本大会進出を決めたことにより W杯出場決定国は32ヶ国中 28ヶ国となりました   W杯に出場する全32チームの決定まで 残された枠はあとわずか4つ   欧州予選プレーオフの2枠と 大陸間プレーオフの2枠   日本は出場決定していますが 残りの4つ どこが出てくるか楽しみです   4つといえば   昨日のブログで 経営資源の4大要素は すべてヒトでも良いと書きましたが   「それは言い過ぎだよ」   というコメントが有りました   それよりも投資して必要のかかる モノやお金そのものはかなり重要だ という話だったのですが   ヒトを一人採用するとどれくらいの 費用がかかるでしょうか   ヒトが辞めずに働けば一般的には 定年までに2億円程度かかります   10人で20億円   お金だけで見ても これほどのお金がかかる ものなのにも関わらず そのコメントが出てくるということは   おそらくそのヒトの中では途中で   辞めいったり 辞めてもらったりすることが 大前提で話をしているのだろうと   確かに費用として 必要なときに雇って 不要なときに辞めてもらうのは 経営を安定させようと考えると 自然な流れかもしれません   しかし良い組織を作ろうと 考えた場合人を辞めていくことは あるとしても   辞めていく前提で 採用をすすめていくのは よい人材を集めようと考えた場合   企業のその姿勢が滲み出てしまい 優秀な人材はそれを感じ取るため 採用にはかなり不利に働きます   一昨日も書きましたが 高いお給料を設定すれば 優秀な人材が採用できると考える ジャイアンツ思考の経営者は   自分よりももっとお金を持っている 球団がある前提で考えないと   お金や条件で採用した人材は お金や条件で退職していきます   中小企業こそ 手間暇をかけて人材育成を しないかぎり   将来を会社を背負って 志をなしていく人材は現れません   優秀な人材を 採用しようと考えると   条件面はもとより 条件面以外の様々な要素が 揃わなければ採用はできません   そして優秀な人材がいれば その優秀な人材があらたな 収益をもたらす 強みを作り出してくれます   盲目的に見えるかもしれませんが   普通の人材は暇になれば 成果をあげなくなりますが   優秀な人材が暇になれば さらに強みに磨きをかけたり 新しい収益源になるような 活動をしてくれます   まさに、企業は人なり   武田信玄の言葉ですが 人は城、人は石垣 人は堀、情けは味方 仇は敵なり   経営活動は すべて人だといっても 過言じゃないわけです   そしてその人をどうするか というために他の要素がある のだと考えることもできます   いい採用をしようと考えたら 本気で「人」が一番大切 だと宣言することから はじめましょう   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.11.13
プロ野球選手の存在意義
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プロ野球選手の存在意義

日本ハムは大谷選手が 来シーズンから 大リーグでプレーしたいと 申し入れてきたことを受けて ポスティングシステムを利用て 大リーグ移籍を認めるとのこと   大谷選手は去年 投手として10勝 防御率1.86 プロ野球最速の165キロを記録   打者としては 自己最多のホームラン22本を打ち 史上初めて投手と指名打者の 2つの部門でベストナインに選ばれました   過去の歴史をいくつも塗り替え 本当に華のある選手ですよね ぜひ大リーグで 活躍してほしいものです   新入社員研修で   「プロ野球選手の 使命とは何だと思いますか?」   そう言って何人かの社員に 「君はどう思う?」 と聞いていきました   するとそれぞれに 「怪我をせず試合に出続けること」 「塁に出ること」 「ホームランを打つこと」   と、思っていることを 言ってくれます   試合に出続けることも いかに塁に出るかも ホームランを打つことも   突き詰めていけば プロ野球選手としての それなりの真理だといえます   別に間違っている わけではないでしょう   100人の選手がいれば 100人の考えがあり   100人のファンがいれば 100通りの答えがあるもの   自分自身が好きで 見て応援するのであれば 別にそれでよいのでしょう   しかし企業のミッションは ある程度方向性が 定まっていないといけません   100人の社員がいれば 100人の考えがあり なんていっていると   社会から何を 任されているか 任されようとしているか わからなくなるからです   ちなみに プロ野球選手は正式には 一般社団法人日本野球機構に属します   この法人の事業目的は   我が国の野球水準を高め 野球が社会の文化的公共財 であることを認識し これを普及して 国民生活の明朗化と 文化的教養の向上を はかるとともに 野球事業の推進を通して スポーツの発展に寄与し 日本の繁栄と 国際親善に貢献することを 目的とする   となっています   要約すると 野球を日本に浸透させ 国民を明るく賢くし 国際交流を活性化させる     そう考えると 大谷選手はその使命を 果たしているように感じますよね   大リーグに行くのは 日本プロ野球界の損失だ! という人は 決して少なくありませんが   NPBの目的から考えると そんなに間違っている わけではなさそうです   ちなみに勝手ながら 新入社員教育のときに プロ野球選手の使命は   「ファンを感動させること」   と、伝えてきました   試合に出るのも 塁に出るのも ホームランを打つのも   試合に勝つのも 優勝することさえも   ファンが感動し 心が動かされるための ひとつの要素でしかないと考えています   だからこそ 負けても意味のある ぐっとくる試合もあれば   勝ったとしても つまらない試合もある   勝っても負けても ウダウダ話しができるのは 心が動かされているから     ミッションをしっかりと 考え伝えなければ   ファンを感動させることが 目的ではなく   塁に出ることや ホームランを打つことが ミッションになる社員が出てきます   自分のために 頑張るのがアマチュアで その最高峰がオリンピック   人のために頑張るのがプロ   社会人はそれぞれがプロで あるべきなのでしょうから   自然と人のためという ミッションを背負うことに なると考えれば   塁に出ることや ホームランを打つことが ミッションだと思う社員が 増えるのはまずいわけです   なんのために この仕事をするのか   目的と手段を取り違えないために   本来あるべき姿を 伝え続けなければなりませんよね   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.11.10
「自分事」の反対は「他人事」ではなく【もう少し厄介】
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「自分事」の反対は「他人事」ではなく【もう少し厄介】

今日は第15回目の ひろしまグッドデザイン賞の 授賞式及び展示会が 広島地下街シャレオでおこなわれました   今回はプロダクト部門の 奨励賞   株式会社シンプロテック 株式会社西条庭園 株式会社シナジー   3社が共同開発した 商品ということで       3社とも賞状に 社名を記載していただけました       今回オフィス緑化を簡単にする というコンセプトで開発した この『PazGreen』の講評ですが   パーテンションだが立体的に 観葉植物を配置でき 水槽もアクセントになっている   植物に撒いた水が濾過されて 水槽に戻りメンテナンスフリー になる仕組みは秀逸   この商品の表面的なデザイン だけではなくしっかりと コンセプトや技術面も理解して 評価されているようで 嬉しさは倍増です   評価されるにしても 評価されないにしても 理由が伝わると納得度はあがるものです   いつも書いていることですが 自分たちの強みをしっかりと 出してカバーしあうことは大切です   しかし自分の強みしか気にしなければ それも上手くいきません   コンセプトやプロダクトの デザインはこれでいいのか   もう少し改良ができないのか   それぞれの担当者が 一歩踏み込むことが大切   こういったところで 距離をとってしまうと 自分の仕事にならなくなります   世間では自分事の反対は「他人事」 という図式で語られる事が多いのですが プロジェクトやビジネスの領域では 反対は「他人事」とはなりません   厄介なのは 仕事における自分事の反対語は 「みんな事」   ある人が教えてくれましたが 「これは私の仕事だ」 と考えるのではなくて 「これは私の仕事ではない」 と逃げるのでもない   厄介なのは 「これは私たちの仕事だ」 と考えているひと   仕事はチームですることが多く 一人で担当したとしても 上司がいてクライアントもいます   そのため自分の問題ではなく 「みんなの問題だ」 と考えてしまう傾向があります   それは決して間違っていませんが そう思っている限り本気で考える 社員は簡単に育ちません   みんなで一緒にやるとか 考えようというのは一見すると よいことのように思えます   しかし、こればかりやっていると 自分の頭で考える人材が育ちません   「みんなはどう思いますか?」 「みんなの意見をまとめよう」   打合せでよく耳にする言葉ですが これは自分の頭を徐々に使わなく なってしまう台詞だといえます   多数決で経営ができるなら 多数決でよい商品や 企画が生まれるなら   そこに自分が存在する意味はありません   仕事に加わる意義は 自分自身の頭を使い その人でなければ出せない 「何か」を提供することにあります   手前味噌な話で恐縮ですがそれでも 今回の受賞は   試行錯誤を何年も重ねた 西条庭園の持つ特許技術を使い   小さな仕様変更を延々と続けた シンプロテックの力があり それぞれが自分事として考えた   そこが強みとして出ました   もちろんそれでも 自分が考えて失敗する こともあるでしょうが   成功しても失敗しても   こういう風にやったら こうなるのではないか?   と、予測や仮説を立て 実際にやってみた行動が 成功したとか失敗したという 成果に結びつきます   もちろん失敗するよりも 成功するほうがいいのですが   たとえ失敗しても 大切なのは予測や仮説を 立てた上で考えたプロセスを通る   そういったプロセスを通っての 失敗ならそれは貴重な経験です     結局お互いの強みを持ち寄ったものの それぞれが自分ごととして向き合って 積み重ねたものが評価された   今回はいい勉強をさせてもらいました   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.11.09
ニトリの伝統は【中小企業の普通】
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ニトリの伝統は【中小企業の普通】

「ニトリを志望していない学生がほしい」 志望してない学生を口説くのがニトリの伝統 http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/091900165/110200006/?P=2 ※非会員でも最初の2Pは読めます(日経ビジネス) まだニトリが北海道の 小さな家具店だったころ 似鳥会長は大学に行って 学生に学食をおごり   「食べている間だけでいいから話を聞いてくれ」   と口説いて そのときに共感して入社したのが 今の白井社長だったり池田専務だそうです   社内で こういうの面白くていいよね という声があがりました   確かに自社を志望していない 学生を採用するという切り口は とても興味深いものがあります   まずは、自社を希望していない人材と 出会うためにはどうしたらいいのでしょう   ウェブのナビサイトで エントリーを待っていては 出会うことはできません   その言葉を真に受ければ エントリーシートを 出してきてくれた学生は その時点ですべて対象外となるわけです   「これは面白いね」   と、言ったところで その言葉を真に受けてしまえば 共感してくれた学生たちすべて 不採用にしてしまうこととなります   まずは自社に興味がない学生に 偶然でもいいので知ってもらう きっかけが必要です   合同企業説明会で偶然でもいいので ブースに寄ってもらい話をする   そうしなければ 自社を志望していない学生と 話をすることもできなくなるからです   とにかく学生に何かしら 引っかかる”フック”をつくり 足を止めてもらい   最低限の会話をする 下準備が必要です   だからこそ 自社の強みをしっかりと高め   もともとは自社のことを志望して いないけれども   少しずつ学生の心に刺さっていく そういった強みや魅力を高めてください   優秀な学生は中小企業に対して 志望度はあまり高くありません   しかし経営者は、 学生が自らエントリーして来てくれる ことに慣れ   待ちの選考をしているうちに 口説くことに労力を割かなくなりました   さらに、そういった 待ちの採用が定着するうちに   志望度が低い学生はダメな人   ということになりやすいのです   学生は能力をみてジャッジして 自社の採用力を上回る 優秀な人材に対して   口説きながら志望度を 高めなければなりません   志望度がもともと高くなくても 優秀な学生と出会う方法としては   インターンシップもしくは スカウト型求人イベントがオススメです   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.11.07
【だまし面接】をどう考えるか
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【だまし面接】をどう考えるか

HR総研ライターの 佃 光博さんの記事 「だまし面接」が蔓延する、就活現場の裏表 http://toyokeizai.net/articles/-/195609   選考とは言わずに呼び出して 実質的には学生を選考する 企業の採用活動を非難しています     就活の現場では 下記のような名目で 「だまし面接」が行われて いる実態があるということ   「リクルーター面談」 「社員面談」「社員懇談会(座談会)」 「OB・OG訪問会」「先輩社員との交流会」 「キャリアカフェ」「キャリアマッチング」 「ジョブマッチング」「工場見学」   なぜこのような背景があるかというと 経団連の「採用選考に関する指針」 というものがあり   採用選考活動開始時期については 広報活動 卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降 選考活動 卒業・修了年度の6月1日以降 という指針が示されております   指針ですので、強制力や抑止力には 実際なっていないとも言われています   この記事で多くの人が ・「だまし面接」なんて、ひどい! ・指針を守るべきだ など、多くの声があがっています   これについては 「だまし面接」となっていますが   学生は騙されていません(笑   学生も企業から声がかかった時点で さすがに気づくのでわかって活動します   学生があとになって騙された! ということは実態としては ないといえます   むしろ企業が一方的に選考する 時代では決してありませんので   お互いのことを十分に理解できるよう 交流を持つことは双方にとっても メリットが大きいと考えます   むしろ 2〜3回の面接でお互い就職・採用 を決めるほうがお互いをだましやすく 「だまし面接」だといえないでしょうか   企業も学生も 短い選考期間で双方自分の短所を隠し   お互いの本音で一番遠いところで お互いの本音を探り合う   本来就職活動にはそういった おかしな側面があります   中小企業は 経団連に属する企業とは違い ひとりの採用インパクトや 負担が小さくありません   また、まちがった人材を 採用してしまった場合   その”まちがった人材”を 最低限の戦力に変え収益をあげる 強いビジネスモデルを持ち合わせて いないことも多く 間違いのリスクはとても大きいものです   インターンシップも その学生のことをよく知る機会 となり得ますし   学生からしても その企業のことをよく知る機会 となります   お互いのことを認識が間違って 就職・採用となり早期退職となるよりも   お互いをよく知って 就職・採用を進めるのは 決して悪いことではないと思います   企業に一方的に採用権限がある 時代ではありません   むしろ学生に就職の 決定権があるような 中小企業にとっては   お互いのことを理解する機会は もっと増やすべきです   そうはいって力んだところで 経団連に属していませんし(笑)   経団連に属している企業の 採用力にはあまりにも 強力ですので 同じように考えてはいけませんね   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.11.06
ちょっとした工夫で成果をあげる
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ちょっとした工夫で成果をあげる

秋も深まってきました 妻に連れられて 広島大学の中で 紅葉がきれいな場所を 見に行ってきました   見に行く日程が ちょっとずれるだけでも 景色の表情が変わってきます   これからの季節は 日々ちょっとした紅葉の変化を 楽しむことができますね   ちょっとした工夫で採用力をあげる 採用活動においては ちょっとした工夫で 差別化を図ることができます   ほとんどの中小企業において 採用マーケティングには 改善の余地が多くあります   どの中小企業も現状よりもよい 採用を行うことは十分できます   問題は採用強に対して 的確な手をどのように打つか   とてつもなく当たり前に 感じることではありますが 応募者に対して   ・公平な態度で接する ・応募者を尊重する態度 ・社会に対する配慮 ・面接者の訪問に応募者向けの ウェルカムカードを置く ・面接者が訪ねてきたら ○○さんですね。 「お待ちしておりました」 と一言付け加える ・すれ違った社員は 必ず「こんにちは」と 明るく挨拶する ・訪問後には電話やメールで お礼の連絡をする   これくらいのことでも 応募者の 好感度を上げることは可能です   というか、これくらいのことが 意外としっかりと行えていない 企業がまだまだあります   お客様と同様に 応募者と向き合うこと   採用が上手くいかない企業は こういったフェーズで つまずいていることは多いものです   できる人材は五感のすべてを 使ってこの会社で良いかどうか を判断しています   まずは、基本的な 自社の好感度をあげる行動が 採用を強化するポイントに つながります   そうはいっても 社員がすれ違いに 高感度の高い挨拶をする   これは簡単に 教育できるものでもありません   思いの外、地力がでるものです   リクルーターから発信してほしい2つの情報   リクルーターを 通じて伝えてほしい 情報は2つあります   一つは そのリクルーターの思い   もうひとつは 現場でのリアルな話しです   それを一方的に話すのではなく 相手の聞きたいことを察しながら わかりやすく伝えることが できると効果的です   一方的に話すと 演説的になってしまい 説明を受けた感覚が残ります   しかし応募者発信の質問に対する 回答にその2つが上手に混ざると 説得力が増します   「私はこう思うんだよね」 「私の見解だけれど」   とリクルーターが 自分なりの価値観や考えや をしっかりと語る   そういったクローズで個人寄りな 情報には、リアルな説得力が宿ります   少しの工夫で効果がでる ものもありますので 採用活動は全員で取り組んでくださいね   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.11.05
磁力を持っているか
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磁力を持っているか

昨日は地元で話題になっている 「マッチバコ」という場所に 行ってきました   この『マッチバコ』は   東広島にある 株式会社ネクストホーム という不動産会社が   契約者に提供する 暮らしの仲介サービス なんだそうです   その「暮らしの仲介サービス」 とは一体なんだ? その「暮らしの仲介サービス」 とは一体なんだ?   と思うのですが 彼らが説明するのは こういったことでした   毎年、学生をはじめ たくさんの人たちが東広島で 新しい暮らしをはじめます   ほとんどの人たちにとって 東広島は知らない街で   私たち(ネクストホーム)は、 この街のことを良く知っています   ただ住まいを紹介するだけでなく お客さんとこの街の間に立って お互いをつなげてあげることができたら   お客さんの暮らしを   もっと快適で もっと楽しく できるんじゃないだろうか   そんなコンセプトから生まれたのが お客さんと街をむすぶ おせっかいステーション           つまり「マッチバコ」とは つまり 契約をしてくれたお客さんに 無料で何かためになることをする場   例えば 安心して働ける アルバイト先の紹介とか 人気の雑貨とか 評判の飲食店などの 情報を発信する   無料で場所をレンタルして イベントを行ってもらう   東広島の街で日々生まれる いろんな情報を知りたいとき   ほっと一息つきたいときや 誰かと話をしたり 触れ合いたいとき   この小さなハコが 笑顔とちょっとしたおせっかいで お客さんの暮らしを応援する   そんなお金にならないことを やっているようです^^;   マッチバコはどうやって儲けているのか   そして このマッチバコをみて 多くの経営者が   「このマッチバコは、 どこで儲けてるの?」   と、質問してくるのだそうです   通常経営者の感覚であれば 本当に普通の質問だと思いますが   このマッチバコの おもしろいところは   マッチバコのコンセプトが ユニークな個性を持っていて   他社との違いが鮮明で オンリーな輝きを放っていること   今の時代 働いてくれる社員を集めるのも お客さんを集めるのも大変です   普通の会社は 社員を採用するとき 人材を集める方法を考えます   しかし人は集めようと思っても なかなか集まるものでありません   ところがこのネクストホームは 人が魅力を感じるもの   『マッチバコ』を置いて 募集などしなくても 人が勝手に集まってきてくれる そんな魅力を作り出しました   日頃から言っている   「人材は集めるものではなく  集まるものだ」   というものを 地で行っている会社です   このように 経営者が考えないといけないのは 良い人材を集める方法ではなく 良い人材が集まる仕組みづくり です   よい人材が 「こんな会社で働きたい」 と思うような魅力を どれだけたくさん作れるか   人材を引きつける要素は いろいろありますが   ビジョンというものは 大きいものです   このネクストホームさんも 新卒採用を本格的に初めて   いきなり共感してくれた 優秀な人材が多く採用できた というのだから   その効果だけで 随分とコスト対効果がよいものです   こういった魅力やメッセージが 届くと3つの効果が期待できます   1.ビジョンに共鳴する人々が引き寄せられてくる 自然にじわじわと御社と付き合いたい!と考える共感者の輪が広がります   2.社員が誇りとか、志、当事者意識を持つ 明快になった方向性のもとで、主体的に行動を起こしはじめます   3.優秀な人材の就職希望者が増加する 協業やビジネスチャンスも集まってきます   そんな磁力に満ち溢れるような 会社になっていきます   このマッチバコは ・企業のアイデンティティを尊重している ・本質的で根本的な悩みに向き合っている ・ユニークで個性的   という、 ブランド構築の3つのポイントを すべて抑えている とてもおもしろい事例でした   本当に集めるのではなく 集まる魅力のあるものを置く   簡単なようで 本当に誰もができない一手を 見せてもらいました   みなさんは何か 集めるのではなく 集まってくる魅力を 作っていますか?   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.11.03
マニュアルがうまくいかないわけ
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マニュアルがうまくいかないわけ

マニュアルを導入したら 不満や問題がものすごく 出てくることがあります   今まで何となく 進めていた仕事を マニュアルに基づいた 仕事の進め方に変えていく   更に私たちは   マニュアル作成数と人事評価と 結びつけて導入しました   現場の反発・混乱は 想像以上になります   当社も大変でした   もちろん導入前には 勉強会を行うなど   “マニュアル”の啓蒙活動に 努めるわけですが 勉強会と実際の活動は違います   「この業務はマニュアル化できない」 「このマニュアルではうまくいかない」   ということを言われます   制度を変えると 概ねこんな反応になります   こうした反応には慣れていますし ある意味当たり前の意見なので 想定内の出来事ではあります   何となくこれまで やってきたことに対し   マニュアルは 「この考え・方法でやろう」 と決めることになります   そうすることで反発が起こります   現場もむやみやたらに 反発するのではなく 反発する理由があります   それは現場に眠っている ウヤムヤになっている “問題”をつつくことになるからです   これは避けては 通れない儀式となります   この儀式をしっかり 済ませないと 実は成果が見えてきません   結局のところウヤムヤになっている “問題”が目を覚ますときには   ひとつずつ紐解いて 解決していくように 対応することが必要になります   SUBARUのように 完了検査を有資格者が行っていない場合   (SUBARUは否定していますので例として) 1.有資格者の人数が不足している 2.有資格者を育成するには異動が必要 など、問題解決には組織横断的に 複雑な段階を経ていかなければならない ケースが多いからです こういった対応をしっかりとすることで 血の通ったマニュアルになり   マニュアル活用のメリットが出てきます         マニュアル3つのメリット 1.時間が短縮できる マニュアルを使えば 作業途中で迷いません   「わずかな時間でできそうな 業務でも思いの外時間が かかってしまった」   ということもなくなり 業務時間の短縮が期待できます   そして忘れてはいけないのは 教育時間の短縮効果   新スタッフの採用や 人事異動の引き継ぎの場面では   教わる側+教える側 =2倍の時間がかかります   マニュアルがあれば ゼロにはなりませんが 教える時間がぐっと減らせます   2.品質が安定する ひとつひとつの ステップを着実にこなせば ヌケモレやバラツキを減らせます   後からの手戻り作業は本当に大変で その予防にもつながります   3.リスクが軽減される   「あの人しか知らない」 「あの人しかできない」   そういう業務は 社内にたくさん潜んでいます   その人が休んだり退職したり すると業務がストップしてしまう という人依存のリスクを減らせます   また組織体制の見直しなども 柔軟に行うことができるようになります   マニュアル活用のリスクヘッジ   前述したようにマニュアルを しっかりと作り込むことは 効果的なことです   しかし マニュアルを当てはめられた工程は マニュアルにより硬直化します   実はマニュアルを好むひとは ここを過小評価しがちです   直面する問題は 時々刻々と変容するものです   このすべてをマニュアルで カバーしようとすれば 把握し切れないほどの 分厚いマニュアルが 出来上がってしまいます   その結果 マニュアルを参照するのに 時間がかかり対応策が 後手後手に回るか   マニュアルを逸脱した対応が 却って増加するかの いずれかに陥ります   またマニュアルはどうしても やらされている感を生みます   これに反発すれば 反マニュアル人間となり これに鈍感になれば マニュアル人間となります   マニュアル推奨派からの提案は やらされている感を 軽減・解消する手立てを 欠くことが多いので   マニュアル推奨派からの 提案が上手く機能しない 理由のひとつといえるでしょう   マニュアルは 特に単純作業において 威力を発揮します   単純作業は 問題が発生しても変容の 程度が少ないからです   マニュアルですべてを カバーしようとするわけではなく   経験とマニュアルの両方を うまく合わせていくことを目指しましょう   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

マニュアルがうまくいかないわけ

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2017.11.02
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キャリア採用
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新卒採用(大卒・高卒)
経営者向け

新入社員教育のポイントと効果的な進め方

4月は新たな生活が始まる季節です。 企業にとっても、新入社員を迎え入れる 大切な時期です。 これからの成長を支えるために、 効果的な研修を実施し、即戦力となる人材に育てていくことが求められます。 今回は、実際に弊社ではどのように新入社員教育を 行なっているのか紹介いたします。   必要なスキルの洗い出し まずは、新入社員に身につけてほしいスキルや知識を洗い出します。 ビジネスマナー (挨拶・メール・電話対応・名刺交換など) コミュニケーション能力 (報告・連絡・相談の徹底) 基本的なPCスキル (Excel・Word・社内システムの使用) 業務知識 (自社のビジネスモデルや商品・サービスの理解) 課題解決力 (問題が発生した際の対応方法を学ぶ) など これらのスキルを効率的に習得できるよう、研修内容を設計していきます。   効率的な研修スケジュールの立案 新入社員研修は、段階的に学べるスケジュールを組むことがポイントです。 理想の状態をいつまでに作りたいかを設定し、 スケジュールを立案していきます。 第1週:基礎研修(導入・社会人マナー) 会社概要・事業内容の説明 ビジネスマナー (挨拶・名刺交換・メール・電話対応) 社内ルール・システムの使い方   第2〜3週:業務基礎研修 業務の流れを学ぶ (動画・マニュアルを活用) 実際の業務をシミュレーション (簡単なタスクをやってみる) OJT (先輩社員がサポートしながら実務体験)   第4週:振り返り&実務テスト 研修内容の復習 確認テストを実施し、理解度をチェック 研修後のフィードバックと今後の課題設定 このように基礎から応用へとステップを踏むことで、 新入社員のスムーズな業務習得をサポートできます。   テストで基準を設け理解度を可視化 研修の成果を測るために、定期的にテストを実施することも重要です。 例えば、以下のような基準を設けると効果的です。 ビジネスマナーテスト (名刺交換やメールの作成を実践) 業務知識テスト (社内システムや業務の流れを問う) ロールプレイング (上司や先輩社員との模擬業務) これらをクリアすることで、研修 の達成度を可視化し 個々の課題 を明確にできます。   新入社員研修は、企業文化を伝え、スキルを身につけてもらう重要な機会です。 効率的な研修スケジュールを組み、テストで習熟度を 測りながら、動画やマニュアルを活用することで、 教育コストを抑えつつ、 質の高い研修を実現できます。 これからの時代に合わせた研修方法を取り入れ、 新入社員の成長を しっかりサポートしていきましょう。

新入社員教育のポイントと効果的な進め方

樋野 竜乃介

2025.04.25
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経営者向け

支援開始から4ヶ月、無料媒体のみで、3職種で採用に成功! “任せる”ことで見えた余裕と可能性。採用が、前向きになれた瞬間

キッタカホンダ販売株式会社 専務取締役 橘高 智一 様 キッタカホンダ販売株式会社様は、広島県東広島市安芸津町に本社を構え、 新車・中古車の販売から、車検・点検・整備・修理まで、地域のお客様のカーライフを幅広く支えている自動車販売・整備会社です。 “地球環境の保全”を最重要課題と位置づけ、地域の方々に寄り添いながら、お客様に喜ばれるグリーンディーラーを目指しておられます。 今回は、どのような経緯でシナジーに依頼されたのか、そして今後の展望についてお話を伺いました。 キッタカホンダ販売株式会社様 HPはこちらから シナジーのサービスを利用される前の採用活動の課題は何でしたか? シナジーさんを利用する前は、会社のホームページ上で募集を掲載していました。 とはいえ、あくまで「応募があればいいな」程度のもので、本格的な採用活動ではありませんでした。 本格的な募集を検討した背景には、ありがたいことにお客様からのご依頼が増え、現状の人員では対応しきれないという課題がありました。 また、今後の経営体制を見据え、私自身を含めた経営陣がコア業務に集中できるよう、業務の一部を分担していく必要があり、そのための人材確保が必要でした。 数あるサービスの中から、シナジーをお選びいただいた経緯 シナジーさんを知ったのは、あるビジネスマッチのイベントの場でした。 自社の課題を共有する機会があり、その場でシナジーの大武マネージャーからが採用に関する支援をしていることを伺ったのがきっかけです。 コロナ禍には、複数の求人媒体などのサービスの話も伺いましたが、首都圏の企業様が多く、打ち合わせもすべてオンラインでした。 安芸津という地場の空気感や町の雰囲気を知らない方にお任せするのは不安があり、当時は契約に至りませんでした。 その点、シナジーさんは同じ広島県の企業であり、当社が地域の方々とのつながりを大切にしていることも理解してくださり、安心してお任せできると感じ、契約を決めました。   シナジーのサービスを導入されて印象的だった部分や、良かった点はなんですか? 正直、どのように採用活動を進めていけばいいのか分からず、困っていました。 これまで本格的な採用活動から長らく離れていたこともあり、どんな手法があるのか、今のトレンドや自社にとって最適な進め方が見えていませんでした。 そんな中、シナジーさんは当社の意見や状況を丁寧にくみ取って進めてくださり、媒体の手続きなど、自分たちでは手が回らない部分までしっかりサポートしてくれました。 また、現状に合わせた採用アドバイスも的確で、安心してお任せすることができました。 シナジーが支援に入ったことで、どのような採用成果が得られましたか? 無料媒体を活用して、接客事務1名、営業職1名が入社。さらに、自動車整備士1名の内定承諾待ちという結果を得ることができました。 当初は、同じメーカーの車種を扱う他店との差別化が難しく、市街に人が流れる中で「どこに求人を出すか」ばかりを気にしていました。 しかし、支援を受ける中で「どんな人に働いてほしいのか」「どんな価値を届けていきたいのか」といった根本的な部分を深掘りすることで、採用設計の重要性に気づくことができました。   採用活動を行っていく中で、大事にしていた考え方・価値観はありますか? 採用で重視していたのは、「長く働いていただけるかどうか」です。 以前は10ヶ月や1年ほどで辞めてしまうケースがあり、なかなか定着しにくい状況が続いていました。 だからこそ、「この先、長く一緒に働いていける人かどうか」を大切に見ています。 また、スキルや経歴以上に、その人の“人間味”や“やる気”を重視しています。 当社には古くからのお客様が多く、お客様との距離も非常に近いです。 そのため、システム的なやり取りではなく、温かみのある、気持ちが通じ合うようなコミュニケーションが求められる場面も多くあります。 そういった意味でも、「どんな人を採用するか」だけでなく、「この先、どんな会社でありたいか」を見据えた採用が必要だと感じています。   今後どのようなビジョンを描いていらっしゃいますか? 私自身、今年で40歳になりました。 当社はすでに80年近い歴史がありますが、これから先は“100年続く企業”を本気で目指していきたいと考えています。 現在、世界情勢は不安定ですし、自動車業界も大きな転換期を迎えています。 関税の問題ひとつを取っても、数年前とは状況がまったく異なり、何が起こるかわからない時代です。 だからこそ、自分たちの強みとは何か、地域のお客様にどう必要とされてきたのか、そういった原点を改めて見つめ直すことが必要だと思っています。 その上で、時代に合った柔軟性を持ちながら、100年企業という大きな目標に向かって進んでいきたいです。  

支援開始から4ヶ月、無料媒体のみで、3職種で採用に成功! “任せる”ことで見えた余裕と可能性。採用が、前向きになれた瞬間

乾 恵

2025.04.18
最先端AIから夏フェスまで!進撃の警備会社とは?!
経営者向け

最先端AIから夏フェスまで!進撃の警備会社とは?!

今回は弊社のグループ会社である 株式会社シナジーコミュニケーションズについて ご紹介します。 シナジーコミュニケーションズでは、警備業を中心として 活動をしています。 「人材不足だ」と特にブルーワーカーは言われているように 警備業界は深刻な人材不足と労働者の高齢化が進んで いますが、そんな中でシナジーコミュニケーションズには 警備員が約100名在籍しており、平均年齢40歳という 若手からベテランまで在籍している バランスの取れた会社です。 広島県や山口県を中心に活動しております。 もし街中で青い制服を見かけたら、 それは弊社の警備員かもしれません。 警備業務には、施設警備業務、交通誘導警備業務、 危険物等運搬業務、身辺警備業務などがあります。 シナジーコミュニケーションズは主に交通誘導警備業務を 中心に、施設警備業務も展開しております。 警備隊員が安定した生活を送れるよう、 給与水準と待遇の向上を実施しており、また、 働きやすい環境づくりに注力しています。 その結果、警備隊員の仕事へのやりがいが高まり、 サービス品質を大きく向上することができました。 交通誘導警備業務は、高速道路や一般道路の工事現場での 警備に加え、 夏フェス、イベント、花火大会などの 雑踏警備まで、幅広く対応してい ます。 毎年8月には四国最大級の夏フェス『MONSTER bash』の 警備も担当。 フェス会場の中心で、来場者の安全確保に 笑顔で取り組む警備員の姿が 見られます。 近年、片側交互通行の分野には AI化の波が押し寄せています。 2023年7月、私たちは広島県で初めてAI交通制御システムを 使用した 片側交互通行を実現しました。 これからも、世に必要とされるサービスを目指して、 活気ある会社づくりに尽力してまいります。 警備に関するお問い合わせは、お気軽に弊社まで ご連絡ください。

最先端AIから夏フェスまで!進撃の警備会社とは?!

小濱亮介

2025.04.15
特定技能の定期報告とは?提出手続きをわかりやすく解説!
新卒採用(大卒・高卒)

特定技能の定期報告とは?提出手続きをわかりやすく解説!

特定技能外国人の受け入れを始めた企業にとって、1年ごとの定期報告は避けて通れない重要な業務です。 特定技能に関する報告は、企業が外国人従業員の受け入れ状況や労働環境について、出入国在留管理庁へ定期的に報告することが義務付けられています。これまで四半期ごと(年4回)の提出が求められていた定期届出は、2025年4月から「年1回」へと変更されました。 本記事では、定期報告の基本的な内容やその重要性を解説する前に、まず今回の制度変更のポイントについてご紹介します。その後、定期報告の概要や改正内容について、詳しく解説していきます。 定期報告の変更点 定期届出の提出が「年1回」に変更! これまで四半期ごと(年4回)の提出が必要だった定期届出は、2025年4月1日から「年1回」の提出へと変更されます。 新制度スタート:2025年4月1日〜 初回の提出期間:2026年4月1日〜5月31日 この変更により、報告業務の簡素化が期待される一方で、1回の報告に必要な情報量が増える可能性もあるため、日々の記録や管理体制をしっかり整えておくことが重要です。 注意点:旧制度(2025年度分)の提出も必要! 新制度が始まるとはいえ、2025年度第4四半期(旧制度分)の届出は、2025年4月15日までに提出が必要です。制度移行期は、うっかり提出漏れが起きやすいため、スケジュールの確認をお忘れなく! オンライン面談が可能に! 今回の改正では、定期面談についても大きな変更がありました。これまで「対面のみ」とされていた定期面談が、条件付きで「オンライン対応可」となります。 ■ オンライン面談の主なルール 面談対象者の事前同意が必要 面談の録画・保存が義務付けられる(一定期間) 年一回以上の対面面談が望ましい 初回面談は対面での実施が望ましい オンライン面談が可能になることで、遠方に住む技能実習生や、スケジュール調整が難しいケースでも柔軟に対応できるようになります。 ただし、運用にはルールがあるため、今後公表されるガイドラインを確認のうえ、適切な対応が必要です。 制度の見直しによって、現場にとっての業務負担は軽くなりつつも、新たに求められる対応も出てきます。支援機関や受入れ企業としては、制度の趣旨を理解しつつ、引き続き安心して働ける環境づくりに努めていきたいですね。 特定技能の「定期報告」とは何か 定期報告の目的と意義 特定技能の定期報告は、外国人従業員の適切な管理と支援を確保するための重要な手段です。この報告により、企業は特定技能外国人の労働条件、健康、福祉の状況を出入国在留管理庁に定期的に提供することが求められます。目的は、外国人従業員が日本で公正な待遇を受け、適切な労働環境のもとで働けるようにすることです。 定期報告は、特定技能外国人の受け入れ企業が直面する可能性のある課題や問題を早期に特定し、解決策を見つけるための基盤を提供します。 また、報告プロセスを通じて、企業は自社の管理体制や支援体制を見直し、改善する機会を得ることができます。 報告の内容には、以下のような項目が含まれます。 外国人従業員の雇用状況 給与の支払い状況 健康状態 労働条件 など これらの情報は、出入国在留管理庁が特定技能外国人の受け入れ状況を監視し、必要に応じて支援や指導を行うための重要なデータとなります。 定期報告は、単なる形式的な手続きではなく、特定技能外国人と受け入れ企業双方の利益を守るための重要なプロセスです。適切な報告を行うことで、企業は外国人従業員の権利を保護し、良好な労働環境を維持することができるのです。 定期報告の対象となる外国人とは 定期報告の対象となるのは、特定技能ビザを持つ外国人従業員です。このビザは、特定の技能を持つ外国人が日本で働くことを可能にするもので、介護、建設、農業など、日本国内で人手不足が顕著な分野での就労が認められています。 特定技能について理解を深めたい方は、こちらの記事をご覧ください。 [blogcard url="https://www.kk-synergy.co.jp/saiyo/567806/"] 対象となる外国人は、日本での就労を開始してから四半期ごとに、その就労状況や生活状況に関する情報を受け入れ企業を通じて報告する必要があります。 報告を怠ることによる罰則 報告を怠った場合の罰則は、特定技能外国人の受け入れを行う企業にとって重大な影響を及ぼす可能性があります。報告義務を怠ると、出入国在留管理庁からの指導や警告を受けることになり、最悪の場合、特定技能外国人を受け入れる資格を失うこともあるのです。 このような罰則は、特定技能外国人の適切な管理と支援を確保するためのものであり、企業がこの義務を真摯に受け止め、適切な報告を行うことの重要性を強調しています。定期的な報告を通じて、企業は外国人従業員の労働環境や生活状況に関する問題を早期に発見し、改善策を講じることが可能となります。 特定技能の定期報告にも関わる「登録支援機関」とは 特定技能外国人の受け入れにおいて、登録支援機関の役割は非常に重要です。これらの機関は、外国人従業員と受け入れ企業の間で円滑なコミュニケーションを促進し、定期報告のプロセスをサポートします。このセクションでは、登録支援機関がどのようにして特定技能外国人と受け入れ企業を支援するのかを掘り下げていきます。 登録支援機関の役割と責任 登録支援機関は、特定技能外国人の受け入れ企業と外国人従業員の間に立ち、双方が直面する可能性のある課題を解決するためのサポートをします。これらの機関の主な役割は、外国人従業員が日本での生活と仕事にスムーズに適応できるようにすることです。 登録支援機関は、外国人従業員が適切な労働条件のもとで働けるように、また、彼らが直面する可能性のある問題や不安に対処できるように、さまざまなサポートを提供します。支援の一例は以下の通りです。 言語の壁を越えたコミュニケーションのサポート 生活面でのアドバイス 法的手続きの支援 など また、登録支援機関は定期報告のプロセスにおいても重要な役割を果たします。これらの機関は、報告書の作成や提出に関するアドバイスをし、必要な書類が正確に、そして期限内に提出されるように支援するのです。 このようにして、登録支援機関は特定技能外国人と受け入れ企業の橋渡し役として機能し、双方の利益を守るための重要な役割を担っています。 登録支援機関が行う面談 登録支援機関による面談は、外国人従業員の就労状況や生活状況を把握し、彼らが直面している問題を特定するための重要な手段です。面談を通じて、登録支援機関は外国人従業員の声を直接聞き、必要に応じて適切なサポートやアドバイスを提供することができます。 面談では、労働条件、健康状態、生活環境、職場での人間関係など、外国人従業員の幅広い側面について話し合います。このプロセスは、外国人従業員が直面する可能性のある問題を早期に特定し、解決策を見つけるために不可欠です。 また、面談の結果は定期報告の作成にも役立ち、出入国在留管理庁への報告内容をより正確かつ詳細にすることができます。 特定技能の定期報告の作成と提出 特定技能の定期報告は、外国人従業員の受け入れ状況を適切に管理し、報告するための重要なプロセスです。このセクションでは、報告書の作成と提出に必要な手順、サポートを受ける場合と自社で行う場合の必要書類、そして提出方法について説明します。 登録支援機関の支援を受けている場合の必要書類 登録支援機関の支援を受けている場合、定期報告のプロセスは大きく簡略化されます。登録支援機関は、報告書の作成から提出までの手続きをサポートし、必要な書類の準備や提出方法に関するアドバイスをしてくれるからです。必要書類には、特定技能外国人の受入れ状況、給与の支払い状況、労働条件、健康状態などに関する情報が含まれます。 登録支援機関は、これらの情報を収集し、適切な形式で報告書を作成します。また、報告書には、外国人従業員の就労状況や生活環境に関する変更があった場合の詳細も含めなければなりません。登録支援機関は、これらの情報を正確に、かつ期限内に出入国在留管理庁に提出するためのサポートをしてくれます。 自社で支援を実施している場合の必要書類 自社で支援を実施している場合、定期報告の責任は完全に企業に委ねられます。この場合、企業は特定技能外国人の受入れ状況に関する全ての情報を自ら収集し、報告書を作成しなければなりません。必要書類には、受入れ状況、給与の支払い状況、労働条件、健康状態、そして任意で外国人従業員の満足度や職場での経験に関するフィードバックが含まれます。 企業は、これらの情報を適切な形式で報告書にまとめ、出入国在留管理庁に提出する必要があります。 定期報告書の書き方と提出方法 定期報告書の書き方には、出入国在留管理庁が提供する指定のフォーマットやガイドラインに従うことが求められます。報告書には、1年ごとの外国人従業員の就労状況や生活環境に関する詳細な情報を明確に記載しなければなりません。また、報告書は、指定された提出期限内に出入国在留管理庁に提出する必要があります。 提出方法は、「郵送」「オンライン提出」「窓口への持ち込み」のいずれかです。最近では、オンラインでの提出が推奨されており、これによりプロセスの効率化と迅速化が図られています。企業は、出入国在留管理庁のウェブサイトで提供されるオンラインシステムを利用して、報告書を簡単に提出することができます。 提出期限と問題が発生した際の対処法 提出期限は、翌年度の4月1日~5月31日に設定されます。企業はこの期限を厳守することが求められますが、万が一提出が遅れる場合は、速やかに出入国在留管理庁に連絡し、対処法を相談しなければまりません。問題が発生した場合、出入国在留管理庁は通常、企業に対して指導やアドバイスを提供し、問題解決に向けて協力します。 定期報告は、特定技能外国人の適切な管理と支援を確保するために非常に重要です。企業は、このプロセスを真摯に受け止め、適切な報告を行うことで、外国人従業員の権利と福祉を守る責任があります。 特定技能「定期報告」の書類作成のポイント 定期報告の書類作成は、特定技能外国人の適切な管理と支援のために重要なプロセスです。このセクションでは、報酬や賃金台帳の記載内容、書類作成時のチェックポイント、そして書類の保存と管理の重要性について、具体的なポイントを解説します。 報酬や賃金台帳の記載内容と注意事項 報酬や賃金台帳の記載内容は、特定技能外国人の労働条件の透明性を保証する上で非常に重要です。報酬の部分には、基本給、残業手当、その他の手当など、外国人従業員が受け取る全ての報酬を詳細に記載する必要があります。賃金台帳には、支払われた報酬の日付、金額、そして支払いの根拠となる労働時間などが明確に記録されていなければなりません。 記載する際の注意事項としては、全ての情報が正確であることを確認することが挙げられます。また、賃金の不公平が生じないように、特定技能外国人と同様の業務を行う日本人従業員との間での報酬の比較も重要です。この比較を通じて、外国人従業員が公正な待遇を受けていることを保証することができます。 書類作成時のチェックポイント 書類作成時には、いくつかのチェックポイントがあります。 まず、提出する書類が出入国在留管理庁の要求するフォーマットに沿っているかを確認することが重要です。また、提出する情報が最新のものであること、そして全ての必要なセクションが完全に記入されていることを確認する必要があります。 さらに、書類作成時には、外国人従業員のプライバシーを尊重し、個人情報の保護に十分注意を払うことが求められます。個人情報の取り扱いに関しては、適切なセキュリティ対策を講じ、不必要な情報の開示を避けることが重要です。 書類の保存と管理の重要性 書類の保存と管理は、将来的に発生するかもしれない問題に対処するためにも重要です。定期報告に関連する書類は、指定された期間(通常は少なくとも5年間)保存する必要があります。これにより、出入国在留管理庁からの問い合わせに対して迅速に対応することができます。 書類の管理においては、情報の機密性を保持するための適切な措置を講じることが重要です。電子的に保存する場合には、データのバックアップを定期的に取り、不正アクセスから保護するためのセキュリティ対策を施しましょう。 定期報告の書類作成と管理は、特定技能外国人の適切なサポートと保護を確保するために不可欠なプロセスです。企業は、これらのポイントを遵守することで、外国人従業員との信頼関係を築き、彼らが安心して働ける環境を提供することができます。   定期報告が4半期から1年単位に代わったことによるメリット・デメリット 2025年4月の制度改正により、これまで四半期(年4回)ごとに行われていた「特定技能の定期報告」が、年1回の提出に変更されました。 この変更によってどのようなメリット・デメリットがあるのかを整理してみたいと思います。 年1回になったことによる【メリット】 1. 書類準備の負担が軽減! これまで年に4回提出が必要だった定期報告が1回になったことで、報告書類の準備にかかる事務負担が大幅に軽減されました。支援機関・受入れ機関にとっては、手続きの簡素化は非常に大きなメリットといえるでしょう。 2. 面談のオンライン化で、場所の制約が軽減 定期面談がオンラインでも実施可能となったことで、遠方に住む特定技能外国人とのコミュニケーションがスムーズに。 移動の手間も省け、柔軟な対応が可能になりました。 ※定期面談については引き続き3か月に1回以上行う必要がございます。(オンラインでの面談も可能ですが一定に条件がございます。また1年に1回以上は対面での面談が望ましいとされています。また受入れ後初めての面談、および面談担当者変更後初めての面談については対面による面談を実施する事が望まれます。) 一方で気になる【デメリット】も… 1. 顔を合わせる機会の減少による影響 対面型の定期面談が減る事で直接顔を合わせて話す機会が減るものと考えられます。これまでは対面の中で、特定技能外国人の体調や生活の変化、仕事の悩みなど“見えにくい問題”にも気付ける大切な時間となっていましたが、今後はそういた部分が見えにくくなる恐れがございますので、これまでとは違ったコミュニケーション方法を取る事で細やかな変化をキャッチする必要がございます。 2. 日本語学習の機会が減少する可能性も 面談では業務以外の話題、例えば休日の過ごし方や家族のことなど、日常生活に関する会話も行っていました。これらのやりとりが、日本語を実践的に使う場としても機能しているため、面談がオンライン化する事で内容が簡易化し日本語学習の機会が減ってしまう可能性もあります。 こうしたメリット・デメリットを踏まえ支援の質を維持しつつ、制度の柔軟性を上手に活かしていくことが、今後より重要になっていきそうです。 オンライン化する事で想定されるリスクを避ける為にシナジーとしては当面の間、これまで通り四半期ごとに対面式の面談を行います。 まとめ この記事では、特定技能の定期報告について、その重要性から具体的な作成・提出プロセスに至るまで、企業の採用担当者や人事部の方々が理解すべき要点を解説しました。以下にその要点をまとめます。 特定技能の「定期報告」とは何か:特定技能外国人の受け入れ状況を出入国在留管理庁に報告する義務付けられたプロセスです。この報告は、外国人従業員の適切な管理と支援を確保するために重要です。 登録支援機関の役割:登録支援機関は、特定技能外国人と受け入れ企業の間で円滑なコミュニケーションを促進し、四半期報告のプロセスをサポートします。 定期報告の作成と提出:報告書の作成には、外国人従業員の受け入れ状況、給与の支払い状況、労働条件などに関する情報が必要です。提出方法には、郵送やオンライン提出、窓口への持ち込みがあります。 書類作成のポイント:報酬や賃金台帳の記載内容には、全ての報酬を詳細に記載する必要があります。書類作成時のチェックポイントには、フォーマットの確認や情報の正確性が含まれます。書類の保存と管理は、将来的な問題に対処するために重要です。 このガイドを通じて、特定技能の定期報告に関する理解を深め、適切な手続きの実施を支援することを目指しました。適切な報告を行うことで、企業は外国人従業員の権利と福祉を守り、良好な労働環境を維持することができます。特定技能外国人の受け入れと管理に関わるすべての方々が、この記事を参考にして、責任を持って対応していただければ幸いです。 よくある質問 Q1: 特定技能の定期報告にはどのような必要書類がありますか? A1: 特定技能の定期報告には、以下の必要書類が含まれます。 受入れ・活動状況に係る届出書 特定技能外国人の受入れ状況・報酬の支払状況(参考様式第3-6号別紙) 賃金台帳の写し 報酬支払証明書 これらの書類は、外国人従業員の労働条件、給与の支払い状況、健康状態などを報告するために必要です。 Q2: 特定技能の定期報告で「3-6」とは何を指しますか? A2: 「3-6」とは、特定技能外国人の受入れ状況や報酬の支払い状況を報告するための参考様式のことを指します。この様式は、1年ごとの報告において、企業が出入国在留管理庁に提出する必要がある書類の一つです。 Q3: 「3-6別紙」とは具体的にどのような内容を含む書類ですか? A3: 「3-6別紙」は、特定技能外国人の受入れ状況・報酬の支払状況を詳細に記載するための書類です。ここには、外国人従業員の氏名、生年月日、性別、国籍、住所、在留カード番号、活動日数、給与額など、具体的な就労情報が含まれます。 Q4: 特定技能の定期面談とは何ですか?どのように実施すべきですか? A4: 特定技能の定期面談は、外国人従業員の就労状況や生活状況を把握し、彼らが直面する可能性のある問題を早期に特定するために行われます。面談は、登録支援機関または企業によって3ヶ月に1回以上実施され、外国人従業員の健康状態、労働条件、生活環境などについて話し合います。 Q5: 特定技能の定期報告はオンラインで提出できますか?その方法は? A5: はい、特定技能の定期報告はオンラインで提出することが可能です。出入国在留管理庁は、オンラインでの提出を推奨しており、そのためのシステムを提供しています。企業は、出入国在留管理庁のウェブサイトにアクセスし、必要な書類をデジタル形式でアップロードすることで、報告書を提出できます。オンライン提出には、ログインIDとパスワードが必要になる場合があるため、事前に登録手続きを完了させておくことが重要です。

特定技能の定期報告とは?提出手続きをわかりやすく解説!

乾 恵

2025.04.14
カジュアル面談の重要性と成功の秘訣
キャリア採用
採用担当者向け
新卒採用(大卒・高卒)
経営者向け

カジュアル面談の重要性と成功の秘訣

弊社では、採用活動においてカジュアル面談を 導入しています。 カジュアル面談とは、 ”お互いを知るための気軽な対話の場”のことです。 説明会という形ではなく、1対1の対話の中で お互いを知りながら、マッチングを図っていくことを大事にしています。     なぜカジュアル面談が重要なのか カジュアル面談は、求職者と企業双方にとって 相互理解を深める絶好の機会です。 正式な選考プロセスに入る前に、企業文化や 業務内容についての具体的な情報を共有できるため、 ミスマッチを防ぐ効果があります。 特に求職者にとっては、気軽に企業の雰囲気を感じられる場となり、 応募への心理的ハードルを下げる役割を果たします。   カジュアル面談の進め方 1. 事前準備 面談の目的を明確にする。 会社概要や事業内容、ポジションに関する基本情報を整理する。   2. 面談当日 和やかな雰囲気作りを意識する。 自己紹介を通じて、企業の特徴や魅力を伝える。 求職者の興味やキャリアの方向性を丁寧にヒアリングする。   3. フォローアップ 面談後に感想やフィードバックを共有する。 求職者が選考に進む場合は次のステップを明確に案内する。   カジュアル面談のメリット 企業側のメリット 求職者の人柄や志向性を早期に把握できる。 企業文化や価値観に合うかどうかを判断する材料が得られる。 求職者との信頼関係を構築しやすい。   求職者側のメリット 応募前に企業への理解を深められる。 自分に合う企業かどうかを見極める助けになる。 リラックスした雰囲気の中で質問や疑問を解消できる。     カジュアル面談の注意点 1. 企業側のメリット あくまでカジュアルな場であるため、堅苦しい質問攻めは避ける。   2. 一貫性を保つ 採用プロセス全体との整合性を考慮し、伝える内容に矛盾がないようにする。   3. 時間管理 長くなりすぎないよう、適切な時間配分を心がける。     新卒とキャリア採用におけるそれぞれのコツ 新卒採用の場合 学生がイメージしやすい具体的なエピソードや事例を交えて話す。 学生が抱える不安や疑問に寄り添い、丁寧に答える。   キャリア採用の場合 求職者のスキルや経験に基づいた具体的なポジションの説明を行う。 転職理由やキャリアのビジョンを深掘りし、マッチングの精度を高める。   カジュアル面談は、選考プロセスの前段階で 双方の理解を深める重要な機会です。 適切に実施することで、採用の成功率を高めるだけでなく、 企業のブランドイメージ向上にも寄与します。 求職者とのコミュニケーションを大切にし、 長期的な信頼関係の構築を目指しましょう。

カジュアル面談の重要性と成功の秘訣

樋野 竜乃介

2025.04.01
今さら聞けない人材紹介会社(エージェント)とは!?
経営者向け

今さら聞けない人材紹介会社(エージェント)とは!?

近年、人材紹介会社を利用される方は多いのではないでしょうか。 弊社も人材サービス会社として紹介事業も行っておりますが、 依頼をしてみたものの、 実態は分からないという方も 多くいらっしゃいますので、今回は人材紹介会社について ご説明したいと思います。 人材紹介は職業安定法の中にある職業紹介に該当します。 職業紹介は「有料職業紹介」と「無料職業紹介」に二分されます。 「無料職業紹介」というのは皆さんご存知のハローワークです。 そして多くの民間企業が行っているのが「有料職業紹介」です。 人材紹介を行っている企業は増加傾向にあります。 人手不足というニーズがあるのと、 参入障壁が派遣に比べると低いという実態があることが 背景として考えられます。 人材紹介会社は自分たちでメディアを持ち、 求職者を集めていくという流れがほとんどです。 職種に特化した紹介会社も増えてきており、 保育士や看護師、建築など様々あります。 紹介料の金額も上がっており、広島では 10年前は想定年収の20%前後が紹介料として一般的だったものが、 現在は30~40%が相場になっています。 先日、驚いたのが施工管理に特化したエージェントでは 紹介料が想定年収の100%と言われていたので、 それだけ採用難易度が高いことを表しています。 人材紹介を使うメリットは、採用にかける工数を大幅に削減できることで、 例えば求人を出すコストや応募対応などの工数と媒体費用はかかりません。 ヘッドハンティングも人材紹介に当たるのですが、 最初に着手金のよう なものを払い 自社の人事として動いてもらうので、成果がでなくても 費 用が発生してしまいます。 一方でデメリットとしては社内にノウハウがたまらないことと、 コスト を削減できないということがあります。 仮に年収が400万円でしたら報酬として120~160万円を 支払わなければなりません。 例えば求人広告を利用して 採用活動を行い、1ヶ月の求人費用を試しに30万かけて、 うまく採用できれば1人あたり30万円で 採用できることになります。人材紹介に比べると4分の1ですね。 また会社によっては違いますが、有料職業紹介で入った人が 2ヶ月で辞めた場合、人材紹介会社に返金制度があるかないかで 全然変わってきます。ここはよく注意したほうが良いと思います。 実際に弊社のお客様で、他社から有料職業紹介で入った人が 1ヶ月で辞めてしまったのですが、返金制度が無いと言われて 泣き寝入りするしかなかったそうです。 個人的には自社の採用も人材紹介会社も 両方行っていく方が良いと思っています。 採用する確率を上げるためには、双方の活動はとても大切です。 まずは採用したい人物がどんな人かを明確にすると、 その人が転職市場のどこにいるのか仮説を立てることができ、 より採用できる可能性が高くなるので、 よくわからないという方がいらっしゃいましたら 弊社までお声掛けください。

今さら聞けない人材紹介会社(エージェント)とは!?

小濱亮介

2025.04.01
介護業界の2025年問題:介護の人材不足を救う外国人採用の課題とメリット
外国人採用
採用担当者向け
経営者向け

介護業界の2025年問題:介護の人材不足を救う外国人採用の課題とメリット

2025年、団塊の世代が全員75歳以上となり、 日本は超高齢社会に突入しました。 「2025年問題」と呼ばれるこの転換期は、 医療や介護など社会保障全体へ 大きな影響を及ぼすと懸念されています。 本記事では、介護業界における人材不足の現状や 外国人採用にまつわる課題・メリットを解説し、 2025年以降の介護サービス維持に向けた 外国人採用の重要性を考察します。 2025年問題の概要と介護業界の人材不足   日本は「2025年問題」と呼ばれる大きな転換期を迎えています。 団塊の世代(1947~1949年生まれ)が全員75歳以上の 後期高齢者となるのが2025年です。 内閣府の推計によれば、2025年には75歳以上の人口が 約2,180万人、65~74歳が約1,497万人に達し、 国民の約5人に1人が75歳以上になる見通しです。 これは社会保障、とりわけ医療・介護サービスの需要が 飛躍的に増大することを意味し、高齢者を支える現場には これまでにない負担がかかると懸念されています。 こうした中、介護業界の人材不足は深刻な課題です。 現在でも介護現場は慢性的な人手不足に陥っており、 その背景には夜勤を伴う重労働や処遇面での課題といった 厳しい労働環境が指摘されています。 実際、介護職員は他業種に比べても離職率が高い傾向にあり、 厚生労働省の調査では2023年度の介護職員の 平均離職率が13.1%に達しているという報告があります。 長時間労働や肉体的負担、処遇への不満から 経験豊富なスタッフが離職してしまうケースも少なくありません。 さらに、土日休みで平日は決まった時間に働いていた人からすれば、 夜勤やシフト勤務がある介護は転職の際も敬遠されがちです。 このままでは需要に対して供給が追いつかない状況です。 厚生労働省が公表した将来推計データによると、 2026年度には必要な介護人材が約240万人に対し、 供給可能な人材は約215万人程度にとどまり、 約25万人もの人材が不足するとされています。 この数字は、介護サービス提供体制の維持に深刻な影響を及ぼす規模です。 人材不足が解消されなければ、高齢者が必要な介護サービスを 受けられない、あるいはサービスの質が低下する恐れがあります。 したがって、2025年問題に備え、国内人材の確保に加えて、 新たな人材源の活用も視野に入れて対応策を講じる必要があるのです。   外国人人材の採用に関する課題   人手不足を補う選択肢の一つとして、外国人の採用が注目されています。 しかし、外国人を受け入れるにあたってはいくつかの課題を よく知っておくことが重要です。主な課題としては以下の点が挙げられます。   1. 言語の壁 介護現場では、高齢の利用者やスタッフとの コミュニケーションが欠かせません。日本語に不慣れな 外国人にとって、専門用語や医療用語、現場独自の言い回しなどを 理解するのは簡単ではありません。 さらに、日本各地の方言や高齢者特有の表現も ハードルとなる場合があります。こうした言語の壁による 指示の誤解は、ケアの質にも直結するでしょう。 そのため受け入れ側は、わかりやすい日本語を使う配慮や 通訳・翻訳ツールの活用、日本語研修の充実などで 外国人をサポートする必要があります。 これは外国人の性格によっても差が出る部分です。 分からないことがあったとき、そのままにする人もいれば、 聞き返して疑問を解消していく人もいるからです。 当社でご紹介する際は、外国人が「分からない」状況になった時、 どうやって臨機応変に対応できるかを見極めてから、 各施設へご紹介しております。   2. 文化の違いと「おもてなし文化」への適応   宗教や生活習慣、介護観などの文化的ギャップを乗り越えるには、 施設側が多文化に対する理解と対応を行うことが欠かせません。 たとえば、食事や生活上の習慣に宗教上の制約がある場合や、 毎日お祈りをしたい、被り物を着用して過ごしたいなど、 日本ではあまり馴染みのない行為が普通である場合もあります。 一方で、日本の介護現場では「おもてなし」の精神や きめ細かな配慮が根付いています。言葉にされないニーズを 汲み取って対応するなど、日本独特のサービス品質に 最初は戸惑う外国人も少なくありません。 こうしたギャップを埋めるため、厚生労働省は外国人技能実習生や 介護福祉士候補者の研修に「日本の文化・社会に対する基本的理解」などを 組み込んでおり、企業側でも多文化理解研修や メンター制度の導入を進めています。 また、利用者やその家族にも多様な背景を持つスタッフへの 理解を促すことで、お互いの不安や戸惑いを軽減しやすくなるでしょう。   外国人を採用するメリットと効果   上述の課題はあるものの、適切なサポートを行えば 外国人材の受け入れには大きなメリットがあります。 介護業界が直面する人手不足を乗り越えるため、 企業担当者は以下のメリットにも着目すべきでしょう。   1. 人材不足の解消とサービス維持   最大のメリットは、慢性的な人材不足の解消につながることです。 特に地方や中小規模の介護施設では、人手不足が原因で サービス提供が困難になるケースが増えています。 外国人材を積極的に採用することで、不足する現場スタッフを補い、 必要なサービスを途切れさせずに提供できます。 人員が十分に確保されれば、職員一人ひとりの負担が軽減し、 利用者へのケアの質を維持・向上しやすくなるでしょう。   2. 若年層の採用による職場の活性化   外国人介護職員の多くは20~30代の若年層であり、 こうした若い人材の加入は職場の活性化に寄与します。 高齢化しているのは利用者だけではなく、介護職員も同様です。 若い世代がチームに加わることで新たなエネルギーや 発想が生まれ、ベテラン職員にも良い刺激となります。   3. 多様性の導入による新しいサービスの創出   異なる文化背景をもつ人材の参画によって、 職場に多様性が生まれます。多様な視点や経験は、 介護サービスにも新たなアイデアをもたらす可能性があります。 例えば、外国人スタッフの母国の話で、 利用者さんとの話で盛り上がるかもしれません。 また、多言語対応が可能なスタッフがいれば、 外国人の利用者や家族への説明・相談にも対応しやすくなります。   4. 長期的な人材確保の可能性   外国人スタッフを一時的な労働力としてではなく、 長期戦力として育成することで、将来的な人材確保にもつながります。 今は「技能実習」や「特定技能」など、在留期間に制限のある制度で 働く外国人がほとんどです。しかし、意欲ある人材に 介護福祉士の国家資格取得をサポートすれば、 日本で長期就労できるようになります。 実際、経済連携協定(EPA)で来日した 介護福祉士候補者の中には、日本の国家試験に合格し 資格を取得して定着する人が増えているのです。 資格を取得した外国人職員は、介護の知識と日本語能力を 兼ね備えた貴重な戦力となります。 さらに、新たに来日する外国人への良きロールモデルにもなるでしょう。 おわりに   2025年に向けた超高齢社会の波に対応し、 介護業界が安定したサービスを提供し続けるためには、 国内人材の処遇改善や離職防止策に加えて、 外国人材の活用も重要なテーマとなります。 企業の担当者にとって、外国人を受け入れる体制整備 や教育支援には手間とコストがかかる面もありますが、 それ以上に得られる効果は大きいでしょう。 多様な人材が活躍し、誰もが安心して 介護サービスを受けられる社会を実現するために、 今からできる取り組みを着実に進めていくことが重要です。   外国人採用はシナジーにお任せください!   外国人労働者の採用は、人材不足に悩む日本企業にとって 重要な選択肢です。株式会社シナジーでは、 特定技能などの制度を活用して 外国人を採用したい企業様をサポートしています。 ぜひ、お気軽にお問い合わせください!

介護業界の2025年問題:介護の人材不足を救う外国人採用の課題とメリット

シナジー

2025.03.10
シナジー設立30周年の軌跡を振り返る
経営者向け

シナジー設立30周年の軌跡を振り返る

シナジーが設立してから30年。 激動する時代の中で、私たちは変化を恐れず挑戦を続けてきました。 この30年間に築き上げた信頼と成果は、 社員一人ひとりの情熱や想い、パートナー企業の支援、 そしてお客様からの温かいご愛顧によるものです。 シナジーの歩んできた軌跡をご紹介いたします!   1995年 ビルテックサービス有限会社を設立 大武良彦がモップとホウキとちりとりを持って ビルメンテナンス業で開業しました。   2004年 人材派遣業をスタートさせる 派遣業務の規制緩和に伴い、製造業への派遣が 解禁になったところで 「300万増資して 派遣事業を始めましょう!」と意気込んで樽本が参画しました。   2005年 有限会社シナジーコミュニケーションズを設立 樽本が前職に警備業に勤めていたことで知見もあった ため、 警備事業の立ち上げのために設立しました。 ここで現シナジーグループの主事業である ビルメンテナンス、人材派遣、警備を スタート致しました。   2008年 社名を株式会社シナジーへ変更 事業の多角化に伴い、経営理念策定とともに 社名を 「シナジー」に変更しました。 「人や企業、複数の事業領域が掛け合わさり、 同じ目標に向かっていき、相乗効果を生まれるように」 という想いが込められています。 同時に本社を現在の東広島市西条町寺家に移転しました。   2008年に起きたリーマンショックで世の中が不景気に! シナジーでも大きな打撃がありました。 2010年 私、小濱が入社しました! リーマンショック後の就活で苦戦し、大学卒業後 ニートでフラフラしているところ、たまたまシナジーを発見。 リーマンショックで苦しい中、「新卒は厳しいのではないか」 という意見もありましたが、逆に今取らないと という意見があり、入社できました!   2012年~2019年 たくさんの事業の立ち上げ ここには全部紹介できないほど、たくさんの事業がありました! 省エネ商材の販売 製造構内請負 リフォーム工事 プレジデントアカデミー広島校 じもと逆求人~Gメン32~ 東広島市火葬場の運営 東広島市立図書館維持管理 求人メディア事業 RPO(採用請負) 経営コンサルティング システム定着支援 特定技能外国人支 たくさんのシナジーを生むためにお客様の声に耳を傾け、 多くの事業に挑戦してきました。 中には様々な理由で やめてしまった事業もあります。 新型コロナなどの 外部環境の変化、社内の人員による内部環境の変化などが ありながらも、その都度、事業形態を変えていきました。 やめてしまった事業も、挑戦したことは 弊社のノウハウに残っています。当時はとても大変でしたが、 それが現在のシナジーに活かされているので、 今となってはやってよかったと思います。   2020年 樽本 陽輔 代表取締役社長に就任 これまで代表取締役社長であった大武良彦が会長に就任。 新体制となったシナジーが始まりました。   2021年 株式会社シナジーホールディングスを設立 有限会社シナジーコミュニケーションズは、 株式会社シナジーコミュニケーションズへ   2022年 プライバシーマークの取得 お客様の信頼をさらに高める会社を目指していきます!   2024年 岩国事業所を開設 山口県岩国市には色々と御縁があり事業所を開設をしました。 私たちのサービスで”ぐっとくる”なにかをもっと増やし、 多くのお客様に喜んでもらうために 精一杯頑張っていきたいと思います。 岩国駅の近くなので 近くにくる予定の方はお知らせください♪ 2025年7月より常駐で社員を配置する予定です。

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シナジー

2025.02.27
シナジー採用のこだわり 〜採用活動におけるペルソナ作成のすすめ~
キャリア採用
採用担当者向け
新卒採用(大卒・高卒)
経営者向け

シナジー採用のこだわり 〜採用活動におけるペルソナ作成のすすめ~

弊社では、採用活動において、ペルソナを明確にし、 ビジュアル化することで、会社として どのような人材を採用していくのか イメージ統一を行なっています。 採用活動を成功させるには、ターゲットとなる求職者を 明確にイメージすることが欠かせません。 ペルソナとは、採用したい理想の人物像を 具体的に描き出した架空のキャラクターのこと。 今回は、ペルソナを作成する流れや注意点、 そして作成するメリットをお伝えします。   ペルソナ作成の流れ 1. 会社のビジョンや目標を明確にする まず、会社が目指す方向性や 達成したい目標をはっきりさせましょう。 例:「今後5年でどのような成長を目指すのか?」 「そのためにどのような人材が必要か?」 この段階で、目標達成のために必要なスキルや 価値観を具体的に洗い出しておくと、 後のプロセスがスムーズになります。   2. 理想の人物像を明確化する ビジョンや目標に基づき、理想の人材像を 具体的に定義します。例えば、次の観点で考えるとよいでしょう ・年齢、性別、学歴 ・性格や価値観(例:チャレンジ精神がある、責任感が強い) ・スキルや経験(例:プロジェクトマネジメント経験、 コミュニケーション能力)   3. 求職者の視点を理解する 次に、ターゲット層が仕事探しで重視するポイントを 理解しましょう。例えば、学生であれば 「成長できる環境」や「柔軟な働き方」、 社会人経験者であれば「安定性」や 「キャリアアップの可能性」等が挙げられます。   4. ペルソナの詳細を具体化する 最後に、理想の求職者像をより具体的に描きます。 新卒採用、キャリア採用、それぞれで考える点は 少し異なりますが、より具体的に記載することで、 今後の採用活動の方針を決めることができます。   ペルソナ作成のメリット 1. 採用ターゲットが明確になる ペルソナを作成することで、「どのような求職者に 応募してほしいのか」が明確になります。 これにより、採用活動の方向性が定まり、効率的に進められます。   2. 求職者に響くメッセージが作れる 求職者が何を求めているかが分かれば、 求人広告や面接でのメッセージが効果的になります。 「成長したい」というペルソナには、 「スキルアップの機会」や「研修制度の充実」を アピールするのが効果的です。   3. 採用のミスマッチを減らせる ペルソナを基に採用を進めることで、 入社後のミスマッチを減らせます。 結果として、離職率の低下や従業員満足度の向上が期待できます。   ペルソナ作成の注意点 1. 偏見に注意する ペルソナ作成では、ステレオタイプや固定観念を避けましょう。 例えば、「若い人=ITスキルが高い」といった思い込みは、 採用の幅を狭めてしまいます。   2. 一人に絞りすぎない 複数のペルソナを設定すると、多様な求職者に アプローチできます。特に複数の部署や職種で 人材を募集する場合に、複数のペルソナを設定するのが有効です。   3. 定期的に見直す 市場や企業の状況は変化するため、 ペルソナも定期的に見直しましょう。 応募者のフィードバックや採用実績を参考に、 ペルソナを進化させることが重要です。 ペルソナ作成は、採用活動の質を 大きく向上させる効果的な方法です。 会社のビジョンから理想の人物像を描き、 求職者の視点を取り入れたペルソナ作りを 取り入れれば、採用の成功確率がぐっと高まります。 ぜひ、次の採用活動で試してみてください!

シナジー採用のこだわり 〜採用活動におけるペルソナ作成のすすめ~

樋野 竜乃介

2025.01.24
様々な業務をプロフェッショナルがサポートする弊社のアウトソーシングサービス【サービス事例】
経営者向け

様々な業務をプロフェッショナルがサポートする弊社のアウトソーシングサービス【サービス事例】

現代のビジネス環境は日々進化し、企業が対応すべき課題は ますます多様化しています。 そんな中、効率的かつ柔軟な経営を実現するためには、 専門分野の業務をアウトソーシングすることが 有効な選択肢となっています。 弊社では、以下のような幅広い業務において アウトソーシングサービスを提供し、 お客様のニーズに応じたサポートを行っています。 ◯ 人事のアウトソーシング 採用活動や社員教育、給与計算や勤怠管理など、 人事業務は多岐にわたり、専門的な知識と 手間が求められる分野です。 弊社では、人事に関する幅広い業務をサポートし、 企業様が本業に集中できる環境を整えます。 人材採用の計画立案から、適切な人員配置まで、 効率的な人事管理を実現します。   ◯ 清掃のアウトソーシング オフィスや工場、店舗の清掃業務は、 企業の衛生管理や印象に直結する重要なポイントです。 弊社では、プロフェッショナルな清掃スタッフが 最新の設備と技術を駆使し、常に清潔で快適な環境を提供します。 定期清掃から特別清掃まで、多様なプランをご用意しております。 ◯ 総務のアウトソーシング 企業運営をスムーズに進めるための総務業務も、私たちの得意分野です。 契約管理や備品調達、施設管理といった日常業務はもちろん、 突発的な対応が必要なケースにも柔軟に対応します。 お客様の時間とコストを削減し、 効率的なオフィス運営をサポートいたします。 ◯ 製造のアウトソーシング 製造業務では、専門性の高い人材と効率的な作業プロセスが求められます。 私たちは、製造ラインの構築や運営、品質管理に至るまで、 幅広いサポートを提供しております。お客様のニーズに合わせた カスタマイズ対応で、最適な生産体制を実現します。 ◯ SNSのアウトソーシング デジタル時代において、企業の認知度を高めるためには SNSの活用が欠かせません。しかし、効果的な運用には 専門的な知識とスキルが必要です。弊社では、 SNSアカウントの開設からコンテンツ制作、 分析・改善提案まで一貫してサポートし、 お客様のブランド価値を向上させます。 なぜ弊社のアウトソーシングサービスが選ばれるのか 弊社は、業務ごとの専門知識を持つプロフェッショナルが集結し、 質の高いサービスを提供しております。 さらに、柔軟性のある契約形態や個別対応が可能なプランにより、 さまざまな業界や企業規模に対応できるのが強みです。 業務の一部を信頼できるパートナーに委託することで、 本業に集中し、企業全体の生産性を向上させませんか? ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。 私たちのアウトソーシングサービスが、 貴社の成長を力強くサポートいたします。

様々な業務をプロフェッショナルがサポートする弊社のアウトソーシングサービス【サービス事例】

シナジー

2025.01.15
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