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シナジー 広報の記事

おじさんでは、ダメなわけ
新卒採用をするとき 会社説明会では 何をしゃべるべきか? という質問を受けます 基本的には何をしゃべっても 大丈夫です 会社説明会でものすごく いいことを伝えても 実態と違うと入社後にギャップを 感じてしまい離職に繋がるからです しかし、合同企業説明会では ちょっとしたコツがあります 就活生を呼び込むためには ブース内をちゃんと 装飾することが不可欠です 先日私たちの地元 東広島で行われた 企業PRフェスティバルでも 長机と椅子だけという簡素な スタイルで出展している企業さんが ありましたが そういったブースには人が 集まらないので 自然と暗くなってしまいます 採用活動に慣れていないとか 忙しくて備品を持ってこれないとか 採用活動に人員を割けないなど 色々言い分はあるかと思いますが 学生にとって最初のコンタクトとなる 合同企業説明会のブースは 見た目がすべてです ブースをみて 【私たちは採用に全力で情熱を注いでいる】 という思いが伝わらないといけません いくら秘めた情熱を持っていても 行動で見えなければ学生には伝わりません 行動でしっかりと見せて また、学生にもそれを感じてもらい 情熱を返してもらう場に 仕上げていくのが 合同企業説明会です そして合同企業説明会に 参加する学生は 会社の良し悪しを 「人」で判断します 雇用待遇や福利厚生が どれほど手厚くても ブース内にいる人が どことなく横柄だったり 情熱が薄ければ 学生の熱意も下がっていきます 学生から見れば ブース内の人 = 会社そのもの だからこそ 合同企業説明会に出て来る人は それなりの人を選ぶ必要があります なので、基本としては 爽やか系新入社員を選びます 採用活動は基本的には 営業活動に通じる部分が多いため 若手の優秀な営業担当をつけると うまくいく可能性があがります 仕事の面白みややりがい 会社の魅力を伝え エントリーを促し 企業説明会へ誘導する こういった活動ができる 営業担当がいれば心強いもの そして残念なことですが 私のようなおじさんが しゃべるときには 最低限 若手の女性をブースに 配属させてください 学生が質問をしようと考えると あきらかに おじさんが声をかけるよりも お姉さんが声をかける方が 心理的なハードルが下がります 合同企業説明会に この学生が声をかけやすい もしくは声をかけられても 嫌だと感じにくいお姉さんが いるかどうかで成功率が 大きく変わってきます 女性は男性ばかりのブースに 近づきにくいものですし 男性もステキなお姉さんが 活躍していそうな会社への 印象はよくなります 悲しいかなおじさんは どれだけ頑張っても イケてる説明をしても 合同企業説明会では それだけでは力不足なのです まずはそこを自覚することから はじめましょう・・。 ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~ 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム
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だから、人が集まらない
広島東洋カープは 広島県には なくてはならない存在です しかし広島東洋カープが なくなることで 生きていけなくなるひとが 出てくるわけではありません 極端な話しですが なくなると寂しいですが なくても生きてはいけるわけです きっとiPhoneが登場した ときの市場の反応も同じでしょう iPhoneがなくても 生きていけますし iPhone? なんだそれ? ガラケーで十分だし といった人は多かったはずです しかしスティーブ・ジョブズは 自分が欲しくて創り出したと その商品の誕生をどれほど 心待ちにしていたか楽しそうに語りました そのときは誰一人 求めてはいなかったものを想像し 創り出したジョブスは 世の中に大きなインパクトを与えました 90年代格好のM&A対象だった アップルは復帰したジョブスの ビジョンを体現し iPod、iPad iPhoneといった製品 を生み出し さらに音楽配信やクラウド といったネットサービスが 既存業界を揺さぶるほどまで 成長しました 問題解決型の企業の思考は 人の困っていることや 嫌がることを 代わりにやることで 対価を得ようと考えます 魅力を生み出している企業に 問題解決型の企業では かなわないと日々実感しています なぜならば 価値を生み出さない事業は どんどんと 価格は下がり続けますし 人が嫌がることを我慢して 対価を得るビジネスには どんどんと人が 集まらなくなっているからです 現在、日本で起きている 人手不足の多くは 新たな付加価値を生み出せず 人が嫌だと思っている仕事を 我慢して対価を得る 領域で起きています ”嫌なことを我慢する” という根性型ビジネスでは 立ち行かなくなっています なのでいまの企業経営には 計算よりもセンスが 必要なのだと実感します 会社経営は数学よりも アートに近いものに変わりました 音楽や絵画はなくても 生きていけるけど 強烈な求心力をもっています 今の日本には 会社にもアートのような 求心力が求められています 創業した会社には どんな事業をイメージするか その描く事業は どういう絵が高く売れるのか と計算をしている人もいるでしょう 人々に大きな影響を与えたい と想像しながら描く人もいるでしょう 自分の中に眠っている思い それが大きくなっていくと 表現せずにはいられなくなる 描きたいから、描く 描かずにはいられない アートの本質だといえます だからこそ シンパシーを感じる人が 生まれるわけです 人々に影響を 与えられるかどうかは 結果論でしかありません 顧客の負の解消を頑張っても ニーズは生まれてきません 人はいったい何のために 働くのでしょう あるいは何のために 物を買うのでしょう 多くの人に質問して 多くの人に嫌な顔をされました みんな回答につまり、ようやく 生きていくためだよ という答えを 多くの人から出されました どうやら本人は 真剣にそう思っているようですが 私たちは 死なないことを目的に 生きているわけではありません 世の中に物が溢れ 人手が不足してはじめて 嫌なことを 我慢してやることで 対価を得るというビジネスが 撲滅されるのであれば この人手不足は まさに日本にとって 望むべきものなのだといえます 我慢根性型の経営をしている リーダーは何かと未来を予測 したがります 景気はどうなるのか 為替はどうなるのか どんな事業が伸びるのか 何を作ればもっと儲かるのか 状況を把握するリーダーには とても重要なことですが その領域は既に 飽和してきています 他社のいいところを どんどん取り込み パクりパクられ 企業は進歩してきました 社員を教育し 効率化をはかり 品質とコストを両立させる それは必要なことですが より良いものを より安い価格で より便利に ものが溢れた時代に 他社の真似をし続けても 意味をなさなくなりつつあります 自分たちの価値をしっかりと作る そのために重要なことは 未来を予測することではなく どういう未来が つくりたいのかという 自らの意思をもつこと どうなるのかではなく 何がやりたいのか これから先の企業経営には その「意思」が何よりも 必要となるわけです そのやりたいことに 人を巻き込むだけの魅力があれば 一緒に働きたいという仲間が 集まるでしょう ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~ 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム
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【1/400万】を目指して
昨日は東広島商工会議所青年部の 11月例会でした いつもと少し違うのは 場所が東広島商工会議所会館でも 西条HAKUWAホテルでもなく 東広島芸術文化ホール (通称:くらら)で行われたこと なぜ、普段と場所が違うかというと 写真の例会の前に イベントがあったからです 東広島商工会議所青年部が主催する ”企業PRフェスティバル” という学生向けの企業PRイベントが行われました まず今年2017年4月10日に経団連が発表した 『採用選考に関する指針』よると □広報活動の開始→2018年3月1日以降 □選考活動の開始→2018年6月1日以降 □採用内定の開始→2018年10月1日以降 となっており あまり焦る必要がないように感じます この経団連会員企業数は1340社 会員企業は上記の経団連が定めた 採用スケジュールで行うのがルールです 就活時に最も利用されるサービスの マイナビやリクナビの登録企業数は 約15,000社 経団連の約10倍の企業が登録してます 実はリクナビや マイナビがサービス利用開始されるのは 経団連が定めた広報活動開始の時に 併せて行われます しかし、日本国内には 現在421万社存在しているとされています もちろんその中に皆さんが よく知る企業もあるでしょう 上記の経団連のスケジュール通りではない 採用スケジュールで採用している企業が 多数存在しているということです 学生は就職活動の際は 約400万社の中から1社自分が行きたい 企業を決めなければいけません それを上記のスケジュールで 考えると約3ヶ月で400万社の中から 行きたい企業を見つけ エントリーしなければいけません 企業もそれだけの数から 自社をみつけて貰わなければなりません 3ヶ月でそれができるのでしょうか? 少しでも早い時期から動き出し 本当に行きたい会社 自分に合う会社を見つける動き が活発化しています PRしている企業も真剣そのもの そして 他社がどうやってPRしているか 学ぶ例会でもあるので 会員企業は学生に混ざり 真剣にどうやって自社をPRするか チェックしています 具体的な雇用条件などは開示されていませんが 自社の魅力を精一杯PRし 各社学生を引きつけようとしています 学生は学生で 3月からの就活に遅れを取らないように 積極的に情報を集めています 就職活動はいつからスタートなのでしょう? 実は学生も企業も既に始まっています 現在、日本の就職求人市場は 売り手市場だと言われています 企業の求人募集枠が増加し 就職希望者数が減少又は 昨年と同じで就職希望者は 就職しやすくなり 沢山の企業の中から 行きたい企業を選ぶことができます 反対に企業側は優秀な 人材の獲得が難しい状態です そのため企業は少しでも 優秀な人材との出会いを増やすため 様々な方法で学生にアプローチします その一つがインターン制度です 今回の企業PRの場で各社ちゃんと インターンシップへ誘導できたでしょうか 学生も企業も1回や2回の交流で 本質を見抜くことはできません だからこそ、インターンシップや 選考を通じてお互いをよく知っていく 活動をしてください 杉原も会員なので 今回はシナジーも参加してきました ちゃんと形になって 一安心の副会長の2人 そしてこの企業PRフェスティバルを 担当した實森委員長 形の無いものを形にしていく 先導者たる気概 まさに青年経済人です 本当にお疲れ様でした ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~ 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム
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「好きか、嫌いか」が大切
キャリアコンサルタントの資格を 取得するため勉強しているとき ある人からキャリア理論が 嫌いだと言われました 学者の言うことはとても理屈っぽく 実践者を評論していてなんだか 好きになれないというものでした その気持はとてもわかるもので 最前線で求職者と向き合っている 人間からすれば 理屈や理論をかざしている人は なんだか鼻につくものです 自分自身も多くの人と接して 色々な苦労や失敗をしたので 理屈や論理をかざされると なんだかな・・ と感じる部分もあります それでも漠然とした職業観 というものを論理建て学問にした キャリアカウンセリングの世界は 興味深い面もいくつもあります 懸命に研究した学者たちにより キャリア論も随分と進化してきました 漠然とした イメージはあるけれども 上手く言えないことを 明確に言語化したり 理論立てていくのは とても価値があると思います しかし価値があるかどうかは別として 嫌いだという感情は ありだとも思います 判断基準が 好きか 嫌いか これは人間らしくてとてもいい 最後にひとが選ぶのは 好きか 嫌いか 嫌いなら 距離を置けばいいので 大した問題ではありません 好きか 嫌いか 人は偏見で生きていけば いいさえ思います^^; 「偏見を捨てて」 という言葉を聞いたり 船井幸雄が唱える 「素直な人が伸びる」 という言葉 自分は疑わしいと思っています 自分の偏見ですが 素直すぎる人は 意外と仕事ができるようになりません なぜなら、あまりに素直だと 自分の頭で考えてくれないからです なかなか信じようとしない 疑り深い人というのは こちらの言うことに 何かが「ひっかかり」を感じています その引っ掛かりが邪魔をして 情報や価値観、感情といったものが 入っていかないのですが その引っ掛かりが解消されると 受け入れてもらい成長していきます ところが素直すぎる人は もともとひっかかりがないので どんなものでも受け入れてしまいます なんでも受け入れるというのは 一見すると良いことのように感じますが そこには自分なりのフィルターがないので 結果として受け入れたものをすべて 受け流してしまうことになります つまり、多くの情報がただ 素通りしている状態になる 疑り深い人はフィルターを調整して 引っかかっているものを 取り除くことは可能ですが 素直すぎる人はフィルター自体がないので 改善のしようがありません 信じて素直であろうとしても 自分なりに考えることはとても 価値が有ることだと思います 考えて考えて 好きか 嫌いか 判断する こだわりの部分は とことん深く考える こだわる部分を 持てばいいと思います せっかく仕事をするなら 好きで得意なことを、ぜひ ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~ 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム
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研修を「仕組み化」
今日はシナジーの年2回ある 合宿にきています 今回の場所は FRAME BEAUTY RESORT の2階の研修室をお借りしています 場所を提供してくださった 美容室FRAMEさんには 本当に感謝ですし こんな自社研修ルームを持っている というのが羨ましく思います 今回は合宿とはいっても 実は泊まり込みではなく 近場で泊まらずに2日間研修します 研修といっても 社員が6ヶ月間自ら学んだことを ゼミの様に発表してもらうんですけれど 普段は プレジデントアカデミー 「経営の12分野」という コンテンツを主に研修に活用 していますが 今回は、社員がテーマに沿って その研究課題を発表することで 自分で興味を持って学ぶことが 目的です 普段研修に出たいと思う社員は そこまでは多くありませんが この合宿であれば思いの外 多くの社員がチームを組んで クラブ活動のようにワイワイと 発表内容を考えてくれます 子供だましのように 感じるかもしれませんが こういった合宿で発表を してもらうことで 随分と内容の吸収力があがります やっぱり細かい指示を 出されるよりも 自主自立的に自分たちで行動する その仕組をしっかりと持つことが やはり大切ですよね そして その合宿の運営も今回で 16回目ということで その運営のチェックシートが しっかりと活用されています 準備に入る時期はいつ頃なのか 何を用意しするべきなのか 細やかな情報が リストになっているので 1.2年生が主体で準備を 行いますが基本的な部分は 通常業務から切り離すことができます 毎回合宿の実行委員長を決めますが 最近はこの実行委員長の 能力に頼らない 意思の力に頼らない 記憶力に頼らない ということができています やっぱり、チェックリストやマニュアルを しっかりと準備して「仕組み化」するって とても大切だと感じます 以前は合宿前後は1週間くらい 2時に帰るなんてことが当たり前でしたが 本当に楽になりました みなさんは普段当たり前にしている仕事を チェックリストにしたり マニュアルいされていますでしょうか チェックリストをつくったり マニュアルをつくったりするのは 組織を成長させようという気概が なければやる気にならないもの 会社を成長させるために チェックリストや マニュアルを積極的に 作っていきましょう ちなみに2年ぶりくらいに 副社長の樽本も講座を持っています その間に記事完了(^^) ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~ 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム
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筒香を仕組みに
プロ野球のセ・パ両リーグで 記者投票によって選ばれる ベストナインが発表されましたね カープからは タナ・キク・マル に會澤というセンターラインに 更に鈴木誠也が加わるという なんとも嬉しいラインナップです そして、日本の4番 DeNA筒香嘉智外野手(25)も 3年連続3度目の受賞をしました 敵ながら 本当に素晴らしいバッターです 打ってほしくないところで スタンドにねじ込んできます ストーブリーグも なかなか楽しいものですね さて、昨日はお母さんに怒られて ゲームを長くすることが できなくなったと考えて ドラクエを早くクリア するためには攻略ガイドがいる ということを考えました 結局マニュアルやガイドは 「仕組み」や「生産性」として 注目されていますが この「仕組み」の定義とは 何でしょうか 「仕組み」とは、一言でいうと 私たちは 「誰がいつ、何度やっても 同じ成果が出るシステム」 だと定義しています つまり、ある資源を 『仕組み』に投入したら 事前に決められたルールに従って 『仕組み』がそれを処理して 毎回同じ成果を出す ということ 「毎回同じ」というのが もっとも重要で 「再現性」が出て来ることが 仕組みのポイントとなります 社内でチェックシートを 使っているのですが 仕事に慣れてくると 「チェックシート? それって仕事ができない人用に ある自転車の補助輪的なやつでしょ?」 という意見もあります まさに、その通りで チェックシートに限らず 「仕組み」とは自転車に乗ったことがない 人であっても、すぐに転倒することなく 自転車を乗りこなすことができるもの だといえます もちろん、補助輪があることで 速度が出ないという仕事もあるでしょう たとえば、ある程度の直感力が 必要なデザインの仕事で 一流のデザイナーが 毎回「仕組み」に頼っていたのでは 大した成果を出すことができません すべての仕事でこういった補助輪的な 仕組みが使えるわけではありません 例えば ・未来の戦略を練ること ・世の中にない新しい商品を生み出すこと ・他にはないデザインをつくること ・人を喜ばせるサービスをすること これらの仕事の多くは 考える類の「思考系」の仕事となります このような仕事はさすがに、 「誰がいつやっても同じ成果が出る」 というシステムにはしにくいものです 多くの情報から最適解を予測する仕事や ゼロから何かを生み出す仕事は なかなか「仕組み化」には向きません いずれも 「過程を言語にしにくい領域」 であるためです たとえば 筒香選手にホームランを打つ極意を 尋ねたところで 「腰の使い方が・・」 とか基本的な説明はあるかもしれませんが 行き着くところは感覚的な領域になります ただ、言語化しにくいからといって 「仕組み」がいっさい使えないかというと そうでもありません ここが理解されにくいところですが 筒香選手のバッティングを100と 考えると バッティングを理論的に考え 理想的な軌道を導き出すなど 70〜80の領域までは 言語化できることが多くあります つまり、そのレベルまでは 「仕組み」を取り入れる余地がある ということです ここで 私たちが普段抱えている仕事 を振り返ったときに 筒香選手のバッティングのように 100の領域が求められる仕事は 全体の仕事量のどれくらいを 占めているといえるでしょうか 普通の会社であれば 実はそう多くありません そのかわり 議事録をつくるとか 業務連絡をするとか 経費精算、後輩の指導 何度も経験してそれほど 頭を使わなくてもできる 「作業系の仕事」に一日の 多くの時間を費やしているものです 少なくとも 私はそうでした 特に、毎日繰り返すルーティンは 1つひとつの作業時間が少なくても それを複数抱えるわけですから 相当な時間を消費させられます だからこそ そういった事務系、作業系の仕事に 関しては、真っ先に仕組み化して いくことで 合理化しないといけないことろです というよりも そこにメスを入れなければ 生産性の向上は現実が難しくなります 事務系、作業系の仕事を どのように安定させるのか 生産性の向上にとても 重要なポイントだといえます ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~ 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム
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一発ミスで4億円のトラブル
千葉・印西市の固定資産税ミス 新たに3件 4億3300万円返還へ 印西市が固定資産税などの 評価基準を間違えて 同市内の事業所から 過剰徴収していた問題で 新たに大型事務所ビル3棟で 過剰徴収していたと発表がありました 3棟の過剰徴収額は 計約3億3550万円 市は加算金(利子) 約9750万円を含めた 約4億3300万円を ビル所有者に返還するとのこと 市は返還のための 補正予算案を12月議会に提案するようです この課税ミスは 鉄骨構造のビルを税率の高い 鉄骨鉄筋コンクリート構造の家屋と 取り違えたことが原因なのだそうです 市は同様のミスが他にないか調べ 平成6、7年建造の ビル3棟についてミスが発覚 新築当初から 過剰課税が続いていたが 市の要綱により9年度以前分は 返還されないとのこと 東広島市の市の予算は 751億円ですが 4億円ほど間違っていたので 返済しようとするとかなりの負担です 議会で相当叩かれるでしょうね 想像がつくだけに 担当部長には気の毒な気もしますし 何億円も税金を支払っていた人にも 気の毒な内容です こういった仕事には安定性が重要です また、経営の安定性の土台は 仕事の安定性の積み重ねでできています 人間は不安定な生物です そんな不安定である存在の 人が仕事をする限り 仕事は不安定であり続けてしまいます だからこそ仕組みにすることを 考えなければなりません たとえば 「会社に戻ったらすぐに資料をお送りします」 といって打合せを終えて 先方から催促が来るまで 忘れてしまう このようなうっかりミスを犯す人は 周りを見渡しても少なくないものです そういう人たちは ミスに気づいた瞬間は反省するものの その反省が終わるとまた日常に 逆戻りしがちです それでは、自然にミスをします 物忘れが多いひとの共通点は これくらいのことなら メモをしなくても大丈夫 という過信があります つまり 記憶に頼ってしまう こうしたミスを減らすためには まず記憶より記録が大切です 頭でミスをしないように と考えるだけではなく 実際のアクションがとれるか この場合メモ帳に 赤ペンで動作を書いておくとか TODO管理アプリにその場で登録する とか自分宛てのメールを送るなどの ひと手間によって自分の記憶に頼らない 状態にすることができます そのひと手間が仕組みといえます このように過信とミスの関係は 仕事で直面する様々なミスにもいえます たとえば、このブログで 誤字を見過ごしてしまうのは 「丁寧に書いたからミスをしないだろう」 と考えて読み直しを怠ることが原因です だとしたら、 「公開を押す前に必ず文章を推敲する」 という「仕組み」をつくる という方法があります ※書いてて心が痛いです(TдT) とはいえ、私たちはみんな人間なので 完璧な予防策があるわけではありません だからこそ、一回ミスが起きたら その都度「原因」を考えて ただ反省するだけではなくて 「仕組み」という形で対策を考える ことが肝心です さらに言えば、その仕組みを 継続的に続けられるような 形まで落とし込むことが大切です もし、モノ忘れを防ぐために スマホのメモアプリを使おうと決めたら それを習慣化できるように スマホのホーム画面で 最も押しやすい場所にアプリを 移動させるといったひと手間をかける そこまでやって 仕組みといえるようになります さらにこの考え方を 突き詰めていくと 究極的には次のような 発想に変わってきます ミスが起きるのは 仕組みが悪かったから つまり、「仕組み」がなかった もしくは「仕組み」に抜けが あり、ミスが防げなかったと 思えるようになります ミスやタスク整理が必要になるのは アウトプットできる量に対して インプット量が多すぎるので 整理をする必要があるということ そして仕組み化することで アウトプット量を 多くするということもできます 仕組み化すれば 「人に仕事を任せる」 こともできます いちいち教えるよりも 自分でやるほうが早い! 自分がそうだったように この考えでなんでもかんでも 仕事を抱えてしまう人は 充実感もあって それはそれで楽しいのですが そんな仕事がどんどん増えていくと いつかパンクしてしまいます 特に会社内では 自分が簡単にできる仕事は 本来徐々に手放していき 難易度の高い仕事や 新しい領域の仕事に切り替えていく 「仕事のバージョンアップ」 を定期的に図らないと 成長することができません そうしないと、いつまで経っても 抱える仕事は似たようなものになりますし それは自分だけではなく 最悪は自分たちの後輩たちの成長の 障害になることもありますので リーダーは自分の 手を動かすことよりも 仕組みが機能しているかどうか しっかりとチェックする必要があります 作業に逃げ込まないように しないといけないわけですね ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~ 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム
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生産性を高めるために、まず払うもの
ノーベル賞2017 医学生理学賞が発表されたようです この医学生理学賞は 生き物の一日のリズムを刻む 「体内時計」の仕組みを解明した 米国人研究者の3人に 授与されるとのこと 人を含む動物や植物は 地球の自転によって起きる 昼夜のリズムに合わせて 代謝や睡眠などの活動が起きています 海外旅行でリズムが狂うと 時差ぼけになったり することもありますよね こういった体内時計の仕組みは まだ解明されていなかったらしいのですが この3人は ショウジョウバエを使った実験で 昼と夜のリズムに合わせて 働き具合が変わる遺伝子を発見します この遺伝子が働かないようにすると 体内時計の機能が 失われることを 実験で確かめたとのこと 人間は 朝、目が覚め 夜、眠くなる これは体の中に生まれつき 備わっている 体内時計のおかげなのは よく聞く話ですが 眠りの深さや 血圧の上昇、体温調節などの 人体の機能と関連して 夜更かしなどでこの時計が狂うと 高血圧や肥満などの 生活習慣病、うつ病などの 精神疾患になりやすくなるようです 現代社会で増加している 不眠症や睡眠障害は 夜型の生活による時計の乱れが 関連しているとの指摘もありますので べたですが 時計を正常に動かすためには 規則正しい生活が必要なのでしょう 体内時計の仕組みは どんどん解明されていきそうです では、仕事の仕組みは どうでしょう 仕事に「仕組み」を 取り入れることで 仕事量と労働時間を減らし 安定した成果を上げることを 多くの管理者は求められています 最近では「仕組み」という言葉は 「生産性」という言葉に置き換わり 世の中の関心を集めています しかも「生産性」という言葉の重みは 10年前の比ではありません 生産性の向上は 労働人口が確実に減る 日本の至上命題となっています さらに人工知能やIoTの普及が始まり 大手企業は生き残りをかけて 生産性を追求せざるを 得ない状況になりつつあります また世間的にも ブラック企業に関する 報道の影響もあってか 「長時間労働=悪」 という認識が広まっています それが何を意味するかというと 生産性が多少低くても 残業でカバーできているならよし という日本企業独特の評価方法が 徐々に終わりを迎えつつあるということ 「仕組み」を使って 生産性を上げることは 仕事で成果を出すという 前向きな理由だけではなく 自衛手段としても その重要性が増しています しかし、現実問題として「仕組み」の 重要性についてしっかりと理解して なおかつ徹底的に実践している人は どれくらいいるでしょうか? 私の肌感覚では まだまだ少数派だと感じています 「仕組みなんてとっくに取り入れている」 と思っていても よくよく話を聞いてみると 気合いや根性がその仕組みの中に 混ざり込んでいるケースもよくあります 本音では 「定時に帰るだなんてやる気あるのか!」 と思っている中小企業の 経営者も多いと思いますが 25%の割増を支払っても どんどん儲かる粗利率で 仕事をされているのかもしれません ヒトが行うサービスで考える場合 粗利40%のビジネスでも 25%割増すれば 15%しか残りません 粗利30%のビジネスであれば 5%しか残りません 残業推奨型の社長さんは いったいどれくらいの粗利率で 積算されているのでしょう 残業をさせて稼ぐというのは 割の悪い仕組みだと思うのですが 中小企業の経営者は あまり残業代を 支払っていないのも事実 まずはちゃんと残業代を 支払うことから はじめないといけませんね ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~ 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム
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ひとり2億円は安いか
ロシア・ワールドカップですが クロアチア代表とスイス代表が 本大会進出を決めたことにより W杯出場決定国は32ヶ国中 28ヶ国となりました W杯に出場する全32チームの決定まで 残された枠はあとわずか4つ 欧州予選プレーオフの2枠と 大陸間プレーオフの2枠 日本は出場決定していますが 残りの4つ どこが出てくるか楽しみです 4つといえば 昨日のブログで 経営資源の4大要素は すべてヒトでも良いと書きましたが 「それは言い過ぎだよ」 というコメントが有りました それよりも投資して必要のかかる モノやお金そのものはかなり重要だ という話だったのですが ヒトを一人採用するとどれくらいの 費用がかかるでしょうか ヒトが辞めずに働けば一般的には 定年までに2億円程度かかります 10人で20億円 お金だけで見ても これほどのお金がかかる ものなのにも関わらず そのコメントが出てくるということは おそらくそのヒトの中では途中で 辞めいったり 辞めてもらったりすることが 大前提で話をしているのだろうと 確かに費用として 必要なときに雇って 不要なときに辞めてもらうのは 経営を安定させようと考えると 自然な流れかもしれません しかし良い組織を作ろうと 考えた場合人を辞めていくことは あるとしても 辞めていく前提で 採用をすすめていくのは よい人材を集めようと考えた場合 企業のその姿勢が滲み出てしまい 優秀な人材はそれを感じ取るため 採用にはかなり不利に働きます 一昨日も書きましたが 高いお給料を設定すれば 優秀な人材が採用できると考える ジャイアンツ思考の経営者は 自分よりももっとお金を持っている 球団がある前提で考えないと お金や条件で採用した人材は お金や条件で退職していきます 中小企業こそ 手間暇をかけて人材育成を しないかぎり 将来を会社を背負って 志をなしていく人材は現れません 優秀な人材を 採用しようと考えると 条件面はもとより 条件面以外の様々な要素が 揃わなければ採用はできません そして優秀な人材がいれば その優秀な人材があらたな 収益をもたらす 強みを作り出してくれます 盲目的に見えるかもしれませんが 普通の人材は暇になれば 成果をあげなくなりますが 優秀な人材が暇になれば さらに強みに磨きをかけたり 新しい収益源になるような 活動をしてくれます まさに、企業は人なり 武田信玄の言葉ですが 人は城、人は石垣 人は堀、情けは味方 仇は敵なり 経営活動は すべて人だといっても 過言じゃないわけです そしてその人をどうするか というために他の要素がある のだと考えることもできます いい採用をしようと考えたら 本気で「人」が一番大切 だと宣言することから はじめましょう ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~ 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム
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プロ野球選手の存在意義
日本ハムは大谷選手が 来シーズンから 大リーグでプレーしたいと 申し入れてきたことを受けて ポスティングシステムを利用て 大リーグ移籍を認めるとのこと 大谷選手は去年 投手として10勝 防御率1.86 プロ野球最速の165キロを記録 打者としては 自己最多のホームラン22本を打ち 史上初めて投手と指名打者の 2つの部門でベストナインに選ばれました 過去の歴史をいくつも塗り替え 本当に華のある選手ですよね ぜひ大リーグで 活躍してほしいものです 新入社員研修で 「プロ野球選手の 使命とは何だと思いますか?」 そう言って何人かの社員に 「君はどう思う?」 と聞いていきました するとそれぞれに 「怪我をせず試合に出続けること」 「塁に出ること」 「ホームランを打つこと」 と、思っていることを 言ってくれます 試合に出続けることも いかに塁に出るかも ホームランを打つことも 突き詰めていけば プロ野球選手としての それなりの真理だといえます 別に間違っている わけではないでしょう 100人の選手がいれば 100人の考えがあり 100人のファンがいれば 100通りの答えがあるもの 自分自身が好きで 見て応援するのであれば 別にそれでよいのでしょう しかし企業のミッションは ある程度方向性が 定まっていないといけません 100人の社員がいれば 100人の考えがあり なんていっていると 社会から何を 任されているか 任されようとしているか わからなくなるからです ちなみに プロ野球選手は正式には 一般社団法人日本野球機構に属します この法人の事業目的は 我が国の野球水準を高め 野球が社会の文化的公共財 であることを認識し これを普及して 国民生活の明朗化と 文化的教養の向上を はかるとともに 野球事業の推進を通して スポーツの発展に寄与し 日本の繁栄と 国際親善に貢献することを 目的とする となっています 要約すると 野球を日本に浸透させ 国民を明るく賢くし 国際交流を活性化させる そう考えると 大谷選手はその使命を 果たしているように感じますよね 大リーグに行くのは 日本プロ野球界の損失だ! という人は 決して少なくありませんが NPBの目的から考えると そんなに間違っている わけではなさそうです ちなみに勝手ながら 新入社員教育のときに プロ野球選手の使命は 「ファンを感動させること」 と、伝えてきました 試合に出るのも 塁に出るのも ホームランを打つのも 試合に勝つのも 優勝することさえも ファンが感動し 心が動かされるための ひとつの要素でしかないと考えています だからこそ 負けても意味のある ぐっとくる試合もあれば 勝ったとしても つまらない試合もある 勝っても負けても ウダウダ話しができるのは 心が動かされているから ミッションをしっかりと 考え伝えなければ ファンを感動させることが 目的ではなく 塁に出ることや ホームランを打つことが ミッションになる社員が出てきます 自分のために 頑張るのがアマチュアで その最高峰がオリンピック 人のために頑張るのがプロ 社会人はそれぞれがプロで あるべきなのでしょうから 自然と人のためという ミッションを背負うことに なると考えれば 塁に出ることや ホームランを打つことが ミッションだと思う社員が 増えるのはまずいわけです なんのために この仕事をするのか 目的と手段を取り違えないために 本来あるべき姿を 伝え続けなければなりませんよね ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~ 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム
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「自分事」の反対は「他人事」ではなく【もう少し厄介】
今日は第15回目の ひろしまグッドデザイン賞の 授賞式及び展示会が 広島地下街シャレオでおこなわれました 今回はプロダクト部門の 奨励賞 株式会社シンプロテック 株式会社西条庭園 株式会社シナジー 3社が共同開発した 商品ということで 3社とも賞状に 社名を記載していただけました 今回オフィス緑化を簡単にする というコンセプトで開発した この『PazGreen』の講評ですが パーテンションだが立体的に 観葉植物を配置でき 水槽もアクセントになっている 植物に撒いた水が濾過されて 水槽に戻りメンテナンスフリー になる仕組みは秀逸 この商品の表面的なデザイン だけではなくしっかりと コンセプトや技術面も理解して 評価されているようで 嬉しさは倍増です 評価されるにしても 評価されないにしても 理由が伝わると納得度はあがるものです いつも書いていることですが 自分たちの強みをしっかりと 出してカバーしあうことは大切です しかし自分の強みしか気にしなければ それも上手くいきません コンセプトやプロダクトの デザインはこれでいいのか もう少し改良ができないのか それぞれの担当者が 一歩踏み込むことが大切 こういったところで 距離をとってしまうと 自分の仕事にならなくなります 世間では自分事の反対は「他人事」 という図式で語られる事が多いのですが プロジェクトやビジネスの領域では 反対は「他人事」とはなりません 厄介なのは 仕事における自分事の反対語は 「みんな事」 ある人が教えてくれましたが 「これは私の仕事だ」 と考えるのではなくて 「これは私の仕事ではない」 と逃げるのでもない 厄介なのは 「これは私たちの仕事だ」 と考えているひと 仕事はチームですることが多く 一人で担当したとしても 上司がいてクライアントもいます そのため自分の問題ではなく 「みんなの問題だ」 と考えてしまう傾向があります それは決して間違っていませんが そう思っている限り本気で考える 社員は簡単に育ちません みんなで一緒にやるとか 考えようというのは一見すると よいことのように思えます しかし、こればかりやっていると 自分の頭で考える人材が育ちません 「みんなはどう思いますか?」 「みんなの意見をまとめよう」 打合せでよく耳にする言葉ですが これは自分の頭を徐々に使わなく なってしまう台詞だといえます 多数決で経営ができるなら 多数決でよい商品や 企画が生まれるなら そこに自分が存在する意味はありません 仕事に加わる意義は 自分自身の頭を使い その人でなければ出せない 「何か」を提供することにあります 手前味噌な話で恐縮ですがそれでも 今回の受賞は 試行錯誤を何年も重ねた 西条庭園の持つ特許技術を使い 小さな仕様変更を延々と続けた シンプロテックの力があり それぞれが自分事として考えた そこが強みとして出ました もちろんそれでも 自分が考えて失敗する こともあるでしょうが 成功しても失敗しても こういう風にやったら こうなるのではないか? と、予測や仮説を立て 実際にやってみた行動が 成功したとか失敗したという 成果に結びつきます もちろん失敗するよりも 成功するほうがいいのですが たとえ失敗しても 大切なのは予測や仮説を 立てた上で考えたプロセスを通る そういったプロセスを通っての 失敗ならそれは貴重な経験です 結局お互いの強みを持ち寄ったものの それぞれが自分ごととして向き合って 積み重ねたものが評価された 今回はいい勉強をさせてもらいました ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~ 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム
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ニトリの伝統は【中小企業の普通】
「ニトリを志望していない学生がほしい」 志望してない学生を口説くのがニトリの伝統 http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/091900165/110200006/?P=2 ※非会員でも最初の2Pは読めます(日経ビジネス) まだニトリが北海道の 小さな家具店だったころ 似鳥会長は大学に行って 学生に学食をおごり 「食べている間だけでいいから話を聞いてくれ」 と口説いて そのときに共感して入社したのが 今の白井社長だったり池田専務だそうです 社内で こういうの面白くていいよね という声があがりました 確かに自社を志望していない 学生を採用するという切り口は とても興味深いものがあります まずは、自社を希望していない人材と 出会うためにはどうしたらいいのでしょう ウェブのナビサイトで エントリーを待っていては 出会うことはできません その言葉を真に受ければ エントリーシートを 出してきてくれた学生は その時点ですべて対象外となるわけです 「これは面白いね」 と、言ったところで その言葉を真に受けてしまえば 共感してくれた学生たちすべて 不採用にしてしまうこととなります まずは自社に興味がない学生に 偶然でもいいので知ってもらう きっかけが必要です 合同企業説明会で偶然でもいいので ブースに寄ってもらい話をする そうしなければ 自社を志望していない学生と 話をすることもできなくなるからです とにかく学生に何かしら 引っかかる”フック”をつくり 足を止めてもらい 最低限の会話をする 下準備が必要です だからこそ 自社の強みをしっかりと高め もともとは自社のことを志望して いないけれども 少しずつ学生の心に刺さっていく そういった強みや魅力を高めてください 優秀な学生は中小企業に対して 志望度はあまり高くありません しかし経営者は、 学生が自らエントリーして来てくれる ことに慣れ 待ちの選考をしているうちに 口説くことに労力を割かなくなりました さらに、そういった 待ちの採用が定着するうちに 志望度が低い学生はダメな人 ということになりやすいのです 学生は能力をみてジャッジして 自社の採用力を上回る 優秀な人材に対して 口説きながら志望度を 高めなければなりません 志望度がもともと高くなくても 優秀な学生と出会う方法としては インターンシップもしくは スカウト型求人イベントがオススメです ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~ 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム
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【だまし面接】をどう考えるか
HR総研ライターの 佃 光博さんの記事 「だまし面接」が蔓延する、就活現場の裏表 http://toyokeizai.net/articles/-/195609 選考とは言わずに呼び出して 実質的には学生を選考する 企業の採用活動を非難しています 就活の現場では 下記のような名目で 「だまし面接」が行われて いる実態があるということ 「リクルーター面談」 「社員面談」「社員懇談会(座談会)」 「OB・OG訪問会」「先輩社員との交流会」 「キャリアカフェ」「キャリアマッチング」 「ジョブマッチング」「工場見学」 なぜこのような背景があるかというと 経団連の「採用選考に関する指針」 というものがあり 採用選考活動開始時期については 広報活動 卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降 選考活動 卒業・修了年度の6月1日以降 という指針が示されております 指針ですので、強制力や抑止力には 実際なっていないとも言われています この記事で多くの人が ・「だまし面接」なんて、ひどい! ・指針を守るべきだ など、多くの声があがっています これについては 「だまし面接」となっていますが 学生は騙されていません(笑 学生も企業から声がかかった時点で さすがに気づくのでわかって活動します 学生があとになって騙された! ということは実態としては ないといえます むしろ企業が一方的に選考する 時代では決してありませんので お互いのことを十分に理解できるよう 交流を持つことは双方にとっても メリットが大きいと考えます むしろ 2〜3回の面接でお互い就職・採用 を決めるほうがお互いをだましやすく 「だまし面接」だといえないでしょうか 企業も学生も 短い選考期間で双方自分の短所を隠し お互いの本音で一番遠いところで お互いの本音を探り合う 本来就職活動にはそういった おかしな側面があります 中小企業は 経団連に属する企業とは違い ひとりの採用インパクトや 負担が小さくありません また、まちがった人材を 採用してしまった場合 その”まちがった人材”を 最低限の戦力に変え収益をあげる 強いビジネスモデルを持ち合わせて いないことも多く 間違いのリスクはとても大きいものです インターンシップも その学生のことをよく知る機会 となり得ますし 学生からしても その企業のことをよく知る機会 となります お互いのことを認識が間違って 就職・採用となり早期退職となるよりも お互いをよく知って 就職・採用を進めるのは 決して悪いことではないと思います 企業に一方的に採用権限がある 時代ではありません むしろ学生に就職の 決定権があるような 中小企業にとっては お互いのことを理解する機会は もっと増やすべきです そうはいって力んだところで 経団連に属していませんし(笑) 経団連に属している企業の 採用力にはあまりにも 強力ですので 同じように考えてはいけませんね ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~ 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム
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ちょっとした工夫で成果をあげる
秋も深まってきました 妻に連れられて 広島大学の中で 紅葉がきれいな場所を 見に行ってきました 見に行く日程が ちょっとずれるだけでも 景色の表情が変わってきます これからの季節は 日々ちょっとした紅葉の変化を 楽しむことができますね ちょっとした工夫で採用力をあげる 採用活動においては ちょっとした工夫で 差別化を図ることができます ほとんどの中小企業において 採用マーケティングには 改善の余地が多くあります どの中小企業も現状よりもよい 採用を行うことは十分できます 問題は採用強に対して 的確な手をどのように打つか とてつもなく当たり前に 感じることではありますが 応募者に対して ・公平な態度で接する ・応募者を尊重する態度 ・社会に対する配慮 ・面接者の訪問に応募者向けの ウェルカムカードを置く ・面接者が訪ねてきたら ○○さんですね。 「お待ちしておりました」 と一言付け加える ・すれ違った社員は 必ず「こんにちは」と 明るく挨拶する ・訪問後には電話やメールで お礼の連絡をする これくらいのことでも 応募者の 好感度を上げることは可能です というか、これくらいのことが 意外としっかりと行えていない 企業がまだまだあります お客様と同様に 応募者と向き合うこと 採用が上手くいかない企業は こういったフェーズで つまずいていることは多いものです できる人材は五感のすべてを 使ってこの会社で良いかどうか を判断しています まずは、基本的な 自社の好感度をあげる行動が 採用を強化するポイントに つながります そうはいっても 社員がすれ違いに 高感度の高い挨拶をする これは簡単に 教育できるものでもありません 思いの外、地力がでるものです リクルーターから発信してほしい2つの情報 リクルーターを 通じて伝えてほしい 情報は2つあります 一つは そのリクルーターの思い もうひとつは 現場でのリアルな話しです それを一方的に話すのではなく 相手の聞きたいことを察しながら わかりやすく伝えることが できると効果的です 一方的に話すと 演説的になってしまい 説明を受けた感覚が残ります しかし応募者発信の質問に対する 回答にその2つが上手に混ざると 説得力が増します 「私はこう思うんだよね」 「私の見解だけれど」 とリクルーターが 自分なりの価値観や考えや をしっかりと語る そういったクローズで個人寄りな 情報には、リアルな説得力が宿ります 少しの工夫で効果がでる ものもありますので 採用活動は全員で取り組んでくださいね ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~ 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム
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磁力を持っているか
昨日は地元で話題になっている 「マッチバコ」という場所に 行ってきました この『マッチバコ』は 東広島にある 株式会社ネクストホーム という不動産会社が 契約者に提供する 暮らしの仲介サービス なんだそうです その「暮らしの仲介サービス」 とは一体なんだ? その「暮らしの仲介サービス」 とは一体なんだ? と思うのですが 彼らが説明するのは こういったことでした 毎年、学生をはじめ たくさんの人たちが東広島で 新しい暮らしをはじめます ほとんどの人たちにとって 東広島は知らない街で 私たち(ネクストホーム)は、 この街のことを良く知っています ただ住まいを紹介するだけでなく お客さんとこの街の間に立って お互いをつなげてあげることができたら お客さんの暮らしを もっと快適で もっと楽しく できるんじゃないだろうか そんなコンセプトから生まれたのが お客さんと街をむすぶ おせっかいステーション つまり「マッチバコ」とは つまり 契約をしてくれたお客さんに 無料で何かためになることをする場 例えば 安心して働ける アルバイト先の紹介とか 人気の雑貨とか 評判の飲食店などの 情報を発信する 無料で場所をレンタルして イベントを行ってもらう 東広島の街で日々生まれる いろんな情報を知りたいとき ほっと一息つきたいときや 誰かと話をしたり 触れ合いたいとき この小さなハコが 笑顔とちょっとしたおせっかいで お客さんの暮らしを応援する そんなお金にならないことを やっているようです^^; マッチバコはどうやって儲けているのか そして このマッチバコをみて 多くの経営者が 「このマッチバコは、 どこで儲けてるの?」 と、質問してくるのだそうです 通常経営者の感覚であれば 本当に普通の質問だと思いますが このマッチバコの おもしろいところは マッチバコのコンセプトが ユニークな個性を持っていて 他社との違いが鮮明で オンリーな輝きを放っていること 今の時代 働いてくれる社員を集めるのも お客さんを集めるのも大変です 普通の会社は 社員を採用するとき 人材を集める方法を考えます しかし人は集めようと思っても なかなか集まるものでありません ところがこのネクストホームは 人が魅力を感じるもの 『マッチバコ』を置いて 募集などしなくても 人が勝手に集まってきてくれる そんな魅力を作り出しました 日頃から言っている 「人材は集めるものではなく 集まるものだ」 というものを 地で行っている会社です このように 経営者が考えないといけないのは 良い人材を集める方法ではなく 良い人材が集まる仕組みづくり です よい人材が 「こんな会社で働きたい」 と思うような魅力を どれだけたくさん作れるか 人材を引きつける要素は いろいろありますが ビジョンというものは 大きいものです このネクストホームさんも 新卒採用を本格的に初めて いきなり共感してくれた 優秀な人材が多く採用できた というのだから その効果だけで 随分とコスト対効果がよいものです こういった魅力やメッセージが 届くと3つの効果が期待できます 1.ビジョンに共鳴する人々が引き寄せられてくる 自然にじわじわと御社と付き合いたい!と考える共感者の輪が広がります 2.社員が誇りとか、志、当事者意識を持つ 明快になった方向性のもとで、主体的に行動を起こしはじめます 3.優秀な人材の就職希望者が増加する 協業やビジネスチャンスも集まってきます そんな磁力に満ち溢れるような 会社になっていきます このマッチバコは ・企業のアイデンティティを尊重している ・本質的で根本的な悩みに向き合っている ・ユニークで個性的 という、 ブランド構築の3つのポイントを すべて抑えている とてもおもしろい事例でした 本当に集めるのではなく 集まる魅力のあるものを置く 簡単なようで 本当に誰もができない一手を 見せてもらいました みなさんは何か 集めるのではなく 集まってくる魅力を 作っていますか? ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~ 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム
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マニュアルがうまくいかないわけ
マニュアルを導入したら 不満や問題がものすごく 出てくることがあります 今まで何となく 進めていた仕事を マニュアルに基づいた 仕事の進め方に変えていく 更に私たちは マニュアル作成数と人事評価と 結びつけて導入しました 現場の反発・混乱は 想像以上になります 当社も大変でした もちろん導入前には 勉強会を行うなど “マニュアル”の啓蒙活動に 努めるわけですが 勉強会と実際の活動は違います 「この業務はマニュアル化できない」 「このマニュアルではうまくいかない」 ということを言われます 制度を変えると 概ねこんな反応になります こうした反応には慣れていますし ある意味当たり前の意見なので 想定内の出来事ではあります 何となくこれまで やってきたことに対し マニュアルは 「この考え・方法でやろう」 と決めることになります そうすることで反発が起こります 現場もむやみやたらに 反発するのではなく 反発する理由があります それは現場に眠っている ウヤムヤになっている “問題”をつつくことになるからです これは避けては 通れない儀式となります この儀式をしっかり 済ませないと 実は成果が見えてきません 結局のところウヤムヤになっている “問題”が目を覚ますときには ひとつずつ紐解いて 解決していくように 対応することが必要になります SUBARUのように 完了検査を有資格者が行っていない場合 (SUBARUは否定していますので例として) 1.有資格者の人数が不足している 2.有資格者を育成するには異動が必要 など、問題解決には組織横断的に 複雑な段階を経ていかなければならない ケースが多いからです こういった対応をしっかりとすることで 血の通ったマニュアルになり マニュアル活用のメリットが出てきます マニュアル3つのメリット 1.時間が短縮できる マニュアルを使えば 作業途中で迷いません 「わずかな時間でできそうな 業務でも思いの外時間が かかってしまった」 ということもなくなり 業務時間の短縮が期待できます そして忘れてはいけないのは 教育時間の短縮効果 新スタッフの採用や 人事異動の引き継ぎの場面では 教わる側+教える側 =2倍の時間がかかります マニュアルがあれば ゼロにはなりませんが 教える時間がぐっと減らせます 2.品質が安定する ひとつひとつの ステップを着実にこなせば ヌケモレやバラツキを減らせます 後からの手戻り作業は本当に大変で その予防にもつながります 3.リスクが軽減される 「あの人しか知らない」 「あの人しかできない」 そういう業務は 社内にたくさん潜んでいます その人が休んだり退職したり すると業務がストップしてしまう という人依存のリスクを減らせます また組織体制の見直しなども 柔軟に行うことができるようになります マニュアル活用のリスクヘッジ 前述したようにマニュアルを しっかりと作り込むことは 効果的なことです しかし マニュアルを当てはめられた工程は マニュアルにより硬直化します 実はマニュアルを好むひとは ここを過小評価しがちです 直面する問題は 時々刻々と変容するものです このすべてをマニュアルで カバーしようとすれば 把握し切れないほどの 分厚いマニュアルが 出来上がってしまいます その結果 マニュアルを参照するのに 時間がかかり対応策が 後手後手に回るか マニュアルを逸脱した対応が 却って増加するかの いずれかに陥ります またマニュアルはどうしても やらされている感を生みます これに反発すれば 反マニュアル人間となり これに鈍感になれば マニュアル人間となります マニュアル推奨派からの提案は やらされている感を 軽減・解消する手立てを 欠くことが多いので マニュアル推奨派からの 提案が上手く機能しない 理由のひとつといえるでしょう マニュアルは 特に単純作業において 威力を発揮します 単純作業は 問題が発生しても変容の 程度が少ないからです マニュアルですべてを カバーしようとするわけではなく 経験とマニュアルの両方を うまく合わせていくことを目指しましょう ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~ 気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム
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