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東広島を襲った11月の”3.11”
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東広島を襲った11月の”3.11”

東日本大震災から今年で 7年を迎えます 東日本大震災で多くの 犠牲者を出した仙台市では 津波のおそろしさを 忘れないようにと   なんと元旦から 避難訓練が行われ 住民が津波避難タワーに 避難するという活動がされ ているようです   まだ、3.11の爪痕が 東北には残っているんですかね     同じく東日本大震災による 津波で大きな被害が出た 福島県浪江町の請戸地区では   避難指示が解除されて ”初めて”迎える元日となり 町民らが海岸沿いで 初日の出を眺めたといいます   避難指示の解除からやっと 7年目でようやく 自宅に戻れたんですね   本当に長い時間 大きな影響を受けています   11月の3.11 同じく東広島においても 3.11が襲ってきていました       今日、広島労働局の 雇用関係統計を見ていると       ハローワーク 広島西条の有効求人倍率 が、なんと         3.11     この 有効求人倍率というのは 求職者数に対する 求人数の割合で   雇用動向を示す 重要指標のひとつです   景気とほぼ一致して動くので 景気動向指数の 一致指数となっています   1.0を上回れば 採用競争が生まれ 1.0を下回れば 就職競争が生まれる   そんな簡単でもないのですが シンプルにいうとそんな指標です     全国平均の 有効求人倍率が   1.56     あの愛知県の 有効求人倍率が   1.86     オリンピック特需の 東京都でも   2.12   3.11が どれ程に採用が難しいかが わかってもらえるかと思います   ちなみにコレは約2ヶ月前の 実績になりますので現在とは 違うわけですが   つい先日まで有効求人倍率は   1月 1.90 2月 1.95 3月 2.03 4月 1.94 5月 1.94 6月 1.95 7月 2.07 8月 2.29 9月 2.58 10月 2.76   もともと全国平均、愛知県の 平均よりも高いのですが 夏以降の加速度は目を疑います   あらためて、ここを知った上で どのようなチーム編成をして 行く必要があるのかを考え なければ求人費をムダにします   ひとつの解決策として 現場で活躍する人たちの 事務作業をいかに減らすか   実は 事務業務については 全国平均でみても 広島西条でみても   0.45~0.55付近で パートでも フルタイムでも 採用しやすくなっています   値上げ調整を行い 利益効率を上げ   また採用し易い事務職を強化し バックオフィス業務をしっかり 支えることで   現場負担を軽減していくことが 数字的にみると必要だと 言えるかもしれませんね   他の仕事に比べやりがいの うすい職種はこれからは 組織づくりすらままならない   そんな時代になってきています 本当、3以上は未知数ですね   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

東広島を襲った11月の”3.11”

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2018.01.05
1万社で1500人を取り合う
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1万社で1500人を取り合う

新卒採用を取り巻く環境は   かなり厳しく かなり難しい状況です   18卒の平均求人倍率は 1.78倍   6年連続上昇を続けており 19卒はさらに上昇するでしょう   1.78倍という数字だけみれば そこまで高いとは思えず 健全な数字に見えるかもしれません   しかし、これはあくまでも 全社平均です   企業の従業員規模別で 見てみると5000人以上の企業の 平均は0.39倍 ※低い!   反対に300人未満の企業は 6.45倍となっています   もう少しかみ砕いて説明すると 300人未満の企業の採用目標数の 合計が1万人だとするとそこに 応募してくれる学生は 1500人しかいないということです   逆に5000人以上の企業の 採用目標数の合計1万人だとすると そこに2万5000人の学生の応募が 殺到するということになります     中小企業においても優秀な学生を 採用したいと考えますが マーケットはこんな状態なので 取り合いになるのは避けられません   こうした中で、採用を成功させるには ブレない覚悟と体制が必要です   毎回伝えていますが   中小企業は社長を含め 全社で採用に関与していかないと 採用はまったく上手くいかない 時代になりました   では、何に気を付けて どういった採用活動を していけばいいかというと   ポイントは 1.母集団を増やす 2.選考途中の離脱を減らす 3.内定辞退を減らす   いろいろあるように感じますが この3つがポイントです   その中でも普段あまり伝えませんが 選考途中の離脱を減らすことを考えます   まず取り組めることは 選考期間の短縮化です   説明会参加から一次選考 一次選考から二次選考といった 次の選考への期間を最大でも   5営業日として 早め早めに内定を 出していくのも良いでしょう   その代わり 面接や選考回数を多めにして しっかりと何回も会いつつ お互いを知る工程を設ける     そして、意外と取り組んでいない こととしてあるのが 面接官のスキルアップです   採用は営業活動と同じです   自社の商品の魅力を 正しく理解してもらい 購入してもらうが   「自社の魅力を正しく理解してもらい 入社してもらう」となるだけです   営業に求められるのは 正しいヒアリングをし そのお客さまに合った 営業活動をすることで お客さまから信頼されること   採用に置き換えると採用担当者が 学生から信頼を得られているかが 大きなポイントになります   そのためには短時間で 学生からの信頼を得る必要がある 面接担当者のスキルアップが急務 となります   私の経験からすると 役員クラスの面接担当者こそ スキルアップが必要だと感じます   中には学生の話もよく聞かず 自分の話ばかりしてしまう人もいます   我々が信頼できない会社から ものを買ったりしないのと同じで 学生も信頼できない会社に 入社しようとは思いません   学生から信頼を得ることが 内定承諾に結びついていきますし 入社後のパフォーマンスにも 影響してきます   面接担当者の 面接練習をぜひ しっかりとやってみましょう   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2018.01.04
入社3ヶ月の壁
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入社3ヶ月の壁

さて、2018年という 響きにもなれてきましたね   今年のカープはどうなるんでしょう   去年は3年目右腕が 薮田が大ブレイクでした   交流戦で中継ぎから先発に転向し そこからリーグ2位の15勝を挙げました   初のタイトルとなる最高勝率(.833)に 輝くなど、黒田博樹が引退した投手陣 の救世主となりました   3年目の離職   この3年目って 結構難しいんですよね   企業の場合、よく3年目の離職率が 話題にあがります   実は厚生労働省が発表する 資料によると1年目、2年目、 3年目と離職率に差はありません   つまり、3年目に目が向きがち ですが1年目、2年目のどの 段階においても、離職率には 大きな差はないわけです   1年目の離職を防ぐポイントは 入社3ヶ月にあります   なぜ入社3ヶ月なのか?   という点ですが、会社に入って 一生懸命に頑張って   ふっと気が抜けたり 迷いが生まれるタイミングが 一般的に3ヶ月頃になります   色々学んで、良い点も悪い点も 気づきを得る余裕が 入社して3ヶ月経つと生まれます   そこで3ヶ月の壁に焦点をあてて 考えてみます   3ヶ月目の壁   さて、「壁」とは何でしょう?   新入社員は、3ヶ月目に 何を考え出すかというと   ・上司や先輩って言うことと  やることが違うんじゃないの? ・誰も助けてくれない ・誰も構ってくれない ・もっと他に理想の職場って  あるんじゃないのかな?   というようなものが多いようです   教育・コンサルティングを専門に 行っている企業が新卒者向けの アンケートを行い分析すると   2017卒は プラスの傾向値になったもの ・自己実現の意識がやや高まっている ・真面目で、素直、学習意欲が高い ・周囲を見て、協調して行動する その他の傾向 「合格点主義」で全力を出さない という思考からもう少し悪く   「テストに合格できなくても 許されるならそれでよい」 という傾向に変わっています   自己都合の合格点主義という 意識があるといえます     つまり、がんばりきれないのに   「こんなもんだな」 (自分なりにがんばったからOK)   と、自分で線を引いてしまう傾向 があるようです ※株式会社ジェニック 2017年春入社員意識調査結果分析より     計画的な社員教育を こういった意識を生ませないために 新入社員教育は欠かせないものに なってきます   では、新入社員教育はどのように 行うのがよいかというと 会社全体で考えなければなりません   考え方として 現場は 時間が空いているときに教育 → 時間をとって教育   採用責任者は 現場に配属するまでが責任 → 現場で成果をだせるようになるのが責任   入社3ヶ月までの教育プログラムを 事前に作り、目的、効果、担当を 設定しておくのが有効です   面談のタイミングも 事前に決めておくことで   「何かあったら聞いて」 といって本人からの申し出に 依存しなくても良い状況を 設計しておいてください   今年も採用シーズン本番が 迫っているのに新卒社員が 入社して採用チームは 本当に大変でしょう^^;   活動は計画的にしてくださいね   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2018.01.03
稼げる新人
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稼げる新人

元旦から知人と採用に 関する話をしていました   採用の相談されるだけで とても嬉しいものです^^;   そのときに出た言葉は     「採用だけならできるけど 結局はその後が大事だよね」   そう。 ほんっとに、そうなんですよねぇ   中小企業でも固有の魅力を しっかりと高めていけば 良さそうな人を採用するのは できるようになります   でも…   でも、結局はその人が活躍できる かどうかが大切なわけです     現場の社員に任せてしまうと 「人材」ではなく「人手」を欲しがる 採用を進めてしまいます   確かに、現場の人手不足感は 多くの中小企業の課題になって いるんですけどね^^;   だけど   人手採用も 人材採用も 結局は同じ「人」なんです   実際に人手として採用した 人材に期待せずやってもらうと   その”人手社員”の温度に 巻き込まれてポテンシャルの 高い人材の温度も徐々に 下げてしまいます   人手が欲しいのであれば 新卒ではなくても良いでしょうし   新卒採用にはしっかりと 将来を期待できる「人材」を 採用するように決めてください   そして、その採用した人材の 教育をどのようにするのか やっぱりここは大切です   間違いなく新卒の新人は 即戦力にはなりません   成果が出せるようになるまで じっくりと育てる必要があります   たしかに、新卒は会社に フレッシュな風を吹き込んで くれるんですけれどすぐに成果を 出せというのは酷です   ノウハウや経験もないので当然です   当社もそうでしたが 新卒入社した新人の多くは 1〜3年の間は「お客様扱い」 となってしまいます   しかし、仮に 「新人が2年間、成果を出せない」 という場合、大きな問題があります   なぜなら、入社2年目の社員が 1人前になれず、成果を出せないと   翌年の新卒社員が入ってきたとき 成果を出せない社員が2倍に 増えてしまうからです   新卒を仮に5人採用すると 翌年には10人の成果を出せない 社員を抱えることになります   3年間お客様扱いしていれば 15人前後の成果が出せない 社員が生まれることになります   こうした状況はダイレクトに 生産性低下につながります   こうなると大きなハンディキャップ になってしまいますので 入社時の教育が必要になります   できれば、この教育を 社内でやるのが理想です   基本的には毎月1日12回は 自社の社員&社長でしっかりと 教育を行うのがオススメです   1ヶ月に1回宿題を出してその宿題を しっかりとやりきってもらうなど 運営側の負担を減らしつつ新入社員を 手塩にかけることが大切です   手間暇をかけていないのに 中小企業の将来を支えてくれる 人材が育つわけがありません   最初のうちは外部研修に出すのも 良いかもしれませんが   しっかりと手間暇をかけた 社員教育を行っていくことが 大切です   その後はどうやっても その専門性やノウハウは 局所的には専門社員の方が 高くなるわけですから   話が脱線しましたけど 新入社員は1年で稼げる人材に なってもらうことが必要です   1年で稼げるようになるために 毎月1回は1日研修として 時間をとってしっかりと新人教育を 行うようにしてくださいね   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2018.01.02
不惑
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不惑

    毎年、もう恒例となっている 龍王山初登頂に行ってきました     毎年元旦の日の出を大勢で見る     一年のお祈りするのが 自分にとってのお正月の恒例行事です     「シナジーにたくさんの笑顔が溢れますように」 「スタッフみんなが充実した一年が送れますように」 「シナジーが存続し、発展しますように」     手を合わせ心からお祈りです       今年の初日の出は曇っていて 完全な光がわかりやすく差し込む っていう感じではなかったんですが     自分の気持をセットするには 十分なものでした     やはり、初日の出っていいものですね     押し付けがましく言うわけでは ありませんが気持をリセットする よい習慣だと思います^^;     この一年は、部下の小濱が マネージャーとして 随分支えてくれました     この一年でもっと成長してくれる と思いますし、実際にいいチーム になっています     小濱を支える後藤真紀子が 今年で5年目に入るので どういう成長をしてくれるのかも 本当に楽しみです     社長の次男坊も 随分と頑張っていますが 今年が正念場     クレドミーティングのときでも まさに「忍耐力です」って言われて 踏ん張ってくれているのがよく わかります   彼はいい時期に来てくれました     警備事業部のメンバーも 各々の強みを持ち寄って 盛り上げてくれています     支えらればかりではなく しっかりと支えていかないと     自分の最大の誇りは 今のメンバーたちで そのシナジーの一員でいる ということに他なりません     もっともっと強くて 愛溢れるシナジーになれるように しっかりとリーダーの自覚を 持ち続けようと思っています     今年のキャッチフレーズですが 「re」(アールイー)に決めました   2010年にシナジーの キャッチフレーズで使いましたが   あらためて このフレーズを登場させます     「re」とは「再び」という意味で 接頭語として使われています   「reset」「restart」「retry」 「restructure」(再構築) 「rebirth」(生まれ変わる)   積み上げてきた大切な 価値観はしっかりと守ります     例えば 「おもてなしの心」 例えば 「パートナーさんを大切にする気持ち、行動」 例えば 「クライアントの結果にこだわる姿勢」     でも逆に必要のないものまで 大切に溜め込んできていることもあります     そこはしっかりとresetし     今まで目標として掲げたものの 達成できなかったことにretryし     新たにrestartする 一年にしたいと思っています     今、39歳 今年は40歳に突入します     不惑の40代   この40代というのは 自分の命・自分の力 自分という存在を     もっと、多くの人のために 世の中のために この世界のために     自分という存在と その力を使っていきたいと 考える年齢のようです^^;     この1年で自分の思いが どのように動いていくか 自分自身でも興味がありますが     自分という存在が この世界に果たせる役割を もっと明確にして挑戦して いきたいと思います   みなさん、どうぞ また一年間よろしくお願いします!   2018年元旦   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2018.01.01
大晦日日記
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大晦日日記

なんでこう年末って せわしいんですかね   いつもと変わらない月末の 一つのはずなのですが。   年を跨ぐというだけで 気持ちは全然違いますね   あらためて1年を振り返ると いろんな変化があった1年   好ましい変化もあれば 好ましくない変化もありました^^;   こういった変化を読むのではなく 自分自身で変化をちゃんと創り出す   そういった人になりたいものですね   また来年を どう考えていくのか 向き合う日々です         今年も多くの人とお会いしましたが 事業がうまく行っている社長さんで 苦労を経験していない人は いませんでした     あたりまえですが 失敗や苦労を乗り越えた経験を 糧に前進しているひとばかりです   そんな中小企業の推進をしっかりと 支えることができる1年にしたいものです   ためてる仕事 たくさんあるな・・   年明けガッツリ 取り組みますので   今日は1年お世話になった 方々から連絡があったり   こんな取り組みをしているよ って、教えてもらったり   あらためて1年を振り返る 時間にもなりました   忙しい中連絡をくださった 皆様ありがとうございます   こうやって人との つながりを感じています   人で癒やされて 人で傷ついて   やっぱり軸になるのは いつも人です   さて、新しい年まであと数時間   今年もこうして一年を振り返える 時間を過ごせることに 今はただ感謝しています   いつも誰かに支えて 来てきてもらいました   支えてもらうばかりでは 申し訳ないので来年は もっとしっかり支える側に 回りたいと思っています   今年もたくさん 「ありがとうございます」を 言わせていただきました   今年最後の 「ありがとうございます」 を送ります   みなさん、一年間 ありがとうございました〜!!   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.12.31
ベンチマーク人材の有無
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ベンチマーク人材の有無

社員は転職活動は面倒なので 誰も進んでやりたいとは思いません     避けられるものなら 上司のつまらない発言や 人事の厳しい方針も目をつぶり     できるだけ今の職場で 続けようと努力するものです     最終的に今の会社に 自分の才能をささげる 価値がなければ 優秀な人材は退職します     転職の相談を受けている人の 話を聞くと     経営者が社員の思いに 応えていない     そういった部分に課題を 感じているのか と、実感します       確かに、経営者が みんなの意見を聞いて 方向性を決めていれば 社長の存在なんて いらないわけです     みんなで話をして みんなで答えを出せばよいので     ただ、世間はそれでうまくいく わけでもないので     経営者が考えないといけないものも 多々あるのも事実です     だからこそ 社員の意見を聞き続ければ よいかというとそんなことありません     しかし、この社員の意見は 無視するとおかしなことになる というメンバーの意見は ちゃんと聞くようにする必要があります     なんとかなるだろう と思って、押し切ったところ 実際にはどうにもならなくて ボロボロになる なんていうケースもあります     しかし、一旦押し切って ボロボロにならなければ そういった目に見えない 境界線の判断はできません     後は、本当の本当に ボロボロになって判断するか 予兆で調整できるか     こういったところは 経営者の勘所に左右されます     なぜならば、具体的な被害が まだ出ていない状況で 切り替えるのは難しいものです     すき家の 「牛すき鍋」でオペレーションが 崩壊しましたが     経営者は 崩壊してはじめてダメだったと わかるわけです     ただし、現場も責任がありますので 簡単に崩壊させられていては やってられません     だからこそ、この人の意見は しっかりと聞かなければならない というような、ベンチマーク人材 の存在が重要になってきます     今回相談を受けている人は 条件や待遇は抜群によく 条件で考えれば 辞める必要が無い環境です     それでも 思いや方向性が違う ということもあり、転職を考える     本当にもったいないことですが みなさんの会社も     ”彼の意見だけは、聞こう”     的な存在はいますか?     しっかりと基準になる存在を 作ってくださいね   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.12.30
10年
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10年

10年一昔といいますが     平成19年3月にシナジーに入社して 今年で丸10年を迎えました     前回は7年で転職したので ベテランというほどでは ありませんでした     ベテランというとやはり 20年、30年のような人を いうんでしょうか     10年はまだまだです^^;     一口に10年と言っても それでも、途方もなく長いのが10年     過ぎてしまえば あっという間だった思える10年も 考えてみれば一日一日の積み重ね     その一日一日も 本当に色々なことがありました     年末に一人で振り返っていると ふとそんなことを考えます     そんなに優雅な時間を 過ごしているとはいえ ないんですけれどね^^;     大変なことがあると     その度になんのために これをするのか ということを考えました     事業の中心が常に「人」に 強く依存するビジネスを しているので     この1年は採用が 簡単にできないこともあって 随分ともがいている感じもします     そんな中で 未来に向けてつくる 事業計画と向き合う     なかなか苦しい作業です     事業計画書は 事業のことを 深く理解して 深く考えないと書けません     書くのが苦しいということは 事業を熟知しきれていないか 普段から深く考えていないか     自分の事業のことを よく理解できていないと こういうことになります     よくわからないから 逃げてしまいたくなる     自分の事業を しっかりと理解せず 安定的な運営をするのは とても難しいもの     中小企業の90%程度は 事業計画をつくっていないと いいますが     つくっていないのではなくて つくることができないのが正解 なんでしょうかね     つくることにワクワクする 年もあれば     つくることがとてもしんどい 年もあります     入社して10年     いろんな計画を考えてきましたが 散らかっていた方向性は 徐々に集約されている感じが 心地よくもあり 申し訳なくもあります     そのときは良かれと思い 始めたサービスも     時代の流れや 会社の変化にともなって やるべきではないものも でてきました     自分にとって 年末年始は     そういったものを 少しずつ見返していく 大切な期間なので     しっかり向き合いたいと 思います     今年もあと2日     それにしても 年末年始の休みは短いですね^^;     考えがちゃんとまとまるかな     年明けにはもう少し スッキリとしておきたいものです   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.12.29
理想と覚悟
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理想と覚悟

  家族を理由にして辞める という話をされて     「家族の人生まで背負えない 後はお前が決めることだ」     と、伝えたと ある社長さんから聞きました     本当に悲しそうな 顔をしていました       もし、そんな日が来たら 家族までを背負ってでも 前に進んでいこう     そんな覚悟ができる メンバーで仕事をしていこう     そう心に誓った日を 思い出しました     中小企業は不完全だから 迷うし、泥まみれで かっこ悪いかもしれない     でも、それくらいで あきらめない     そんなしぶとさが 何よりも必要になります         会社が成長するに従って サービスの質が落ちたり     仕事をする楽しさが劣化しては 会社を大きくする価値がない     仕事を楽しめる会社でなければ いけないし     小さかったときにはできない サービスを提供して お客さんにも喜んで欲しい         色々な葛藤を抱えながら 来年度の計画に向き合う瞬間     時間を重ねることで 少しずつ本質に 近づいている実感     理想への覚悟を 問われている時間です   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.12.28
クレドよりも採用
シナジー活動記

クレドよりも採用

よし、これでいこう! という     ミッションを固め 未来のビジョンを明確に描き 評価制度も連動させる 社内の発信も欠かさないようにする     そう頑張っていくことで 組織は少しずつ変化していきます     しかし、組織の中にはいくら頑張っても 変わらない人がいます     それは、そもそも社長やリーダーや 組織の価値観に共感していない 人たちです     正直にいって どんな人でも共感する というビジョンなどこの世の中には 存在しません     人の感情というのは、千差万別     ある人にとってはとても魅力的でも まったくそう感じない人だっているでしょう     あたりまえのことですが そのあたりまえのことに 立ち向かっていくのも 小さな会社の社長の仕事です     なぜなら、みらいへのビジョンと こだわりを整理した結果 それに共感できないという社員が 必ず組織の中から出てくるからです     それは、ミッションを軸にして 人を採用してこなかった 結果だといえます     知り合いの紹介ということで 採用したり     近所だからという理由で 採用したり     条件がちょうどよかったという理由で 採用する     短期的にはいいかもしれませんが 長期的に考えると このような採用は必ず会社として 求心力を弱める結果になります     結婚式の相談に行って そこのスタッフが冷めた目で対応 していたらどう感じるか     いくら提案が良くても 専門性が高いとしても 社員の思いは顧客に伝染する ところからスタートします     クレドを作っている会社は 随分と増えました     言語化され、明確化された 行動指針やルールが 大切なのはいうまでもありません     しかし、クレドに沿って行動すれば 誰しもが会社が求める人材になるか というと決してそんなことはありません     クレドを何よりも重んじる会社は クレドを守るために採用にもっとも 力を注いでいます     それは そもそも資質をもった人材しか 会社の求める人材になり得ない ということを意味しています     価値観を共有する組織が作りたいと 本気で考えるのであれば 最初から価値観が 一致する人材を採用すること     価値観の共有はできても 価値観の強制は不可能だからです     だからこそ採用は大切です     その大切な採用の成功率を ぐっとあげる 会社の価値観に共感した人材を 採用できるイベントを行います       中小企業向け選抜  新卒採用スカウト型イベント Gメン32~中小企業のための新型・新卒採用イベント~ 開催日時 2018年02月25日(日) 10:30~18:00(10:00~受付開始) キャリアカウンセリングを受けて 事前に中小企業に入ってもいいという 意思をもって優秀な人材だけを選抜した 採用イベント です https://www.kk-synergy.co.jp/eventinfo/52308/   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.12.27
好きで得意なこと
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好きで得意なこと

文部科学省は26日、教員の 「働き方改革」を進めるための 急対策を正式に公表しました   教員が有給休暇を 取得できるようにするため   夏休みなどに学校閉庁日を 一定期間設けるよう促すことや   文科省内の複数の課に またがっている 教職員に関する業務を 一元的に管理する部署を 新設することなどが 盛り込まれました     「働き方改革」は 第2次安倍内閣が 発信した政治課題です     雇用・労働政策の中でいえば これほど大きな政治課題となった テーマは過去に見ません     そうなったのには 明確な理由があります     それはこれまでに積み上がった 多様な社会課題が     「働き方改革」 という一つのテーマに統合された からだといえます     この働き方改革の流れは 大きく5つの要素が合わさって 発生していると考えています       1.更なる賃上げ アベノミクスで 企業業績は回復し 賃上げもなされたが 低迷した消費が改善されない       2.長時間労働の是正 欧米諸国と比べ労働時間が長く 20年間改善がみられない         3.第4次産業革命 金融サービス事業のフィンテック 等をはじめとするAIのロボット による省力化         4.人手不足 労働生産人口の長期的な減少と 好景気を背景とした求人難         5.一億総活躍 少子化対策を起点とした 女性が活躍できる経営推進       これら5つの要素をすべて 「働き方改革」 に解決が託されているといえます     しかしその流れを 止めようとするのが     私たちの慣れている 日本型の雇用システムです     例えば、長時間労働の是正は 従来の雇用システムそのものを 変えなければ     「働き方改革」と叫んでも 何も変わりません     現場を預かるマネージャーの戸惑い   働き方改革に関する 生産性向上の好循環を回そうと したときにボトルネックになるのは 現場のマネジメントだといえます     現場を預かるマネージャーは 業績責任を負っているため     突然、理想論ともいえる 残業削減を命じられても 簡単には納得がいきません     「業績を犠牲にして  早く帰ることに戸惑っている」     というのが正しいかもしれません     悲しいことに 様々なデータを見ると 労働時間と業績には相関関係は なさそうです 取り急ぎ、古いですが リクルートワークスさんから拝借     マネージャーは短期的な 生産性を求めますが     経営者は継続的に生産性を 高めることを求めるので 経営者とマネージャーでは 狙っているものにずれが出ます     働き方改革では マネージャーの現場調整が 最大の課題だといえます     生産性を最大まで上げようと思うと 不得意なことをするのではなく     好きで得意なことをしっかりと やってもらう ということになるのですが     どうにも、それが許せない 人が世の中には多いようです     好きで得意なことを 追求できる会社が一番 成果が出やすい     そのような個性化が 今後のあたりまえになっていくと 思います     実は、専門性が高くなること以外にも 個性化が進む要因があります     それは、歳をとるということ     若いときは同僚よりも出世したい という基準で頑張っていた人が     年齢を重ねると 「自分にとって何が大切なことか」 というものが基準になります     それによってその人らしさが 決まってくるため 個性化が加速します     好きでもなく 得意でもないことを 我慢してやっている会社よりも     好きで、得意なことを 追求している会社のほうが やはり生産性が高くなるはず     多様な強みを伸ばして プロの集団になる     好きで得意なことこそが 働き方改革の根幹になると 考えています     みなさん、好きで得意なこと していますか〜?   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

好きで得意なこと

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2017.12.26
結果 < 原因
その他ノウハウ

結果 < 原因

約10日前の深夜番組で 道端にいる人を捕まえて 行きつけの飲食店はありますか?     あるなら「いつもの!」 というだけで、あなたの望むものが 出てくると思いますか?         というインタビューをしていました       多くの男性が自信満々に   「ありますよ。 8割くらい出て来ると思います」   と、言っていました。     4組が挑戦して 「いつもの」といって ちゃんと出てきたお店は     なんと!             0件       お客さんが期待している以上には 提供している側は意識できていない ということがよく分かるエピソードです     また妻が 「ねえ、これやってみてよ〜」 と挑発してくるわけです     なかなか夫に容赦ない 要求をしてくるわけですが     それを実証しに 近所のうどん屋さんへ         ここ3ヶ月くらい忙しくて 来ることができていませんでしたが 久しぶりによってみました     ごめんなさい 今日はもうダシがないかも・・     入っていきなりの 一言に諦めかけましたが     「やっぱり大丈夫です 二人分いけますよ」     「旦那さんはいつもの ”小エビ天玉うどん”ですね」     「もうひとつはどうしましょう?」           キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!       いつものなんて言わなくても 注文通った!!!!     と、つい夫婦ではしゃいでいました     ともかく、男性というのは 面子で生きている生き物ですので 面子を潰されることを何より嫌がるもの     それなのに 「いつもので、注文通るか挑戦して」     という   良くて  何もなし 悪ければ 面子を潰す というような鬼のような 挑戦をさせる妻ですが 乗り切った今は感動モノです     売上を上げよう、と思っても 簡単には上がりません     もっと儲けよう、と思っても 儲かるものではありません     お客さんを覚えて お客さんがいらっしゃったときに 名前を呼ぶとか、いつものですね といえば、お客さんは喜びます     欲しいものがあれば、買うし 魅力的なものがあれば、人はくる     これらをしないで 売上を上げようとか 人を集めようとか思っても、難しい     こんな単純なことを 忘れてしまいがちです     結果は、原因によって生まれる 結果を求めても、結果は生まれない     シンプルなことですが うどん屋さんが教えてくれました     結果  <  原因     気分良く活動ができる そういう原因をづくりをして はじめて、会社は栄える     だからあそこは めっちゃ繁盛している     うどん屋さん 恐るべし ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.12.25
8割は「気合」と「勘」
シナジー活動記

8割は「気合」と「勘」

韓国の百貨店や 大手スーパーを運営する   「新世界(シンセゲ)グループ」が   来年1月からイーマートなどの全系列社の 労働時間を短縮し、週35時間勤務体制に シフトすると発表しました   韓国大手企業では 初となる大幅な労働時間の短縮です     実は日本に限らず韓国も 長時間労働 過労死が常態化しつつある 労働文化を持っています     アジアにおいても少しずつ ワークライフバランスに人々が 着目していることが伺えます     韓国の世論は 大手の「英断」を評価しつつ 懐疑的な意見も多くみえます     「そもそも、今週40時間勤務が  守られていないのに達成できるのか」     「9時出勤17時退勤て  法的に普通なのでは……?」         すでに「机上の空論」と 言われんばかりの声が多数上がっています   人手不足は日本国内に限らず 世界的な潮流のようです   ライフワークバランスを向上させ 企業の魅力を高めようと 努力をしますが   世間は机上の空論と 冷ややかな目で 見られることも多いようです     机上の空論の大切さ 計画をつくると 「机上の空論」と 揶揄されることがあります         確かに、現場で実践している 人からしてみれば勘や嗅覚が 鈍ると成果がでなくなります     そういった現場で実践している 人たちからしてみても     本当の意味での「直感」で 場当たり的に判断して 行動しているかというと そんなことはありません       成果を出している人は 必ずと言っていいほど 何かしらの型を持ち     それを勘の源泉として 大切にしています     理屈は基本的には後付なので 研ぎ澄まされた嗅覚の方が 優れていると言わざるを得ません     理屈では説明がつかない 勘のようや嗅覚が 勝負の8割を決める     実際にはその通りだと思います     8割が理屈では 説明がつかないにしても         ビジネスのうちの残り2割は やはり何かしらの理屈で 動いているわけです     ここまでは理屈だけれど ここから先は理屈じゃない     というように考えてみれば     理屈じゃないから 理屈が大切     という逆説が生まれます     「理屈じゃないんだよね」     という社長さんは意外ですが 結構理屈っぽい人が多く 論理的な話をされます     多くの中小企業の経営者は センスで仕事をされています       いや、ビジネスなんて 理屈ではないんだよ     と、のっけから感性に頼った ビジネスをしているだけでは 本当の意味での勘は鋭くなりません     成功する要素は「勘」が8割を 占めるとしても     2割の理屈を 突き詰めている人は     本当のところ 「何が理屈じゃない」のか   「勘」の意味合いを 深いレベルで理解しています           「ここから先は  理屈ではなく、気合だ」     という感じで 気合に頼らなければならない 境界線がはっきり見えています     だからこそ ますます「気合」が入り     大切な「勘」を 研ぎ澄ませることができる     理屈じゃないから 理屈が大切なのです     理屈が重要な3つの理由 理屈が重要な理由が 3つあります     1つ目は   勘が重要だとしても限界があること    そして勘の強みは 走りながら答えをだすこと   直感だけだと高速道路を走るように 自然と視野が狭くなります   2つ目は   優れた経営者が考える方針は とてもアーティスティックで 現実的にはサイエンスというより アートに近い部類です   こういったものをチームで共有 したり、理解を促すためには 一度言語化しなければ 知見の利用範囲がきわめて狭くなります     3つ目は   理屈は、簡単に変わりません   しかし 目の前の現象は日々変化します   だからこそ 「変わらない何か」 としての理屈が大切になります     プレジデントアカデミー 経営の12分野では   経営に必要な要素を 構築する様々な理論を 伝えていますが   効果的な要素を生み出すためには やはり勘というかセンスも必要です     しかし、勘やセンスと 理屈の役割をしっかりと 理解して考えていくことで     面白い机上の空論を 打ち立てることが できるようになります     この両方を鍛えて 魅力のある計画づくりに 挑戦したいものです   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.12.24
物語のある計画
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物語のある計画

今日は自宅で クリスマパーティーです   今年もそろそろ 終わりに近づいてきましたね     皆さんはどんな1年だったでしょうか この1年、様々な変化がありました     当社は2月が新しい事業期なので 今はちょうど来年度の 経営計画書を作る時期です     自社の経営計画や事業計画を ずっと作り続けて感じることですが     計画には     優れた計画と そうではない計画     の2つがあります     ビジネスの成功・失敗は 実際にやってみなければ わかりません     経営計画で成果のアタリハズレと 経営計画の優劣をかけ合わせると 4通りの組み合わせができます     A.計画は優れていて、成果が出た B.計画は優れていてが、失敗だった C.計画は優れていていないが、成果が出た D.計画は優れていないし、失敗だった     成果で見れば AとCが成功で BとDが失敗です     ビジネスという観点でみれば 成功よりも失敗の方が 間違いなく多いものです     野球でいえば 良い打者でも打率3割     全盛期のイチローのように 4割近い打者は奇跡の部類に属します     ビジネスもそれに近いように感じます   つまり、優れた計画をつくったとしても 結果から見れば7割くらいはBとなり Aに該当するのはせいぜい3割くらい   どれほど計画が優れていたとしても 7割、8割の打率は実現できません     ビジネスが直面している 競争と不確実性を考えれば 再現性の高い確率なんて かなり無理な話です     では、計画が無意味かというと 決してそういうことはありません     計画が優れていたとしても 打率4割も期待できないのであれば     こうした計画があってはじめて 打率4割が期待できるということで 良い計画がなければ成果がでるのは ずっとずっと難しくなります     では、良い計画とはなんでしょうか     一番大きなポイントは そこに計画を大きく動かすための 物語があるかどうかです     具体的には 過去の失敗してきた計画の例を 記載したほうがわかりやすいかも しれません     各事業部に計画を具体化する スキルが十分に備わっていない 社員ばかりの時期がありました       全社の目標数字を各事業部に 割り当て具体化するところまでは できたとしても     実現性を裏付ける説得力のある 物語が不在でした     毎年経営計画をつくりますが 各リーダーは     3年先までの 売上やシェア、利益の数字は きれいに練り上げてくるものの     急にV字回復する物語や 一方的に自社のシェアが増える 物語がどのようにすすめられるのか 具体的に尋ねても答えられません     右肩上がりで売上や利益が増えている ステージでは済まされるもしれませんが 厳しいの環境下ではそうはいきません     現実的に考えようとすると 現状とのギャップを埋めるための 打ち手を現状の苦しい戦い方の 延長線上でしか考えることができず     やはり現実感の乏しい数字だけが 先走った計画になっていました     それでも形だけでも 市場環境やトレンド ターゲット・マーケットの分類 価格をどのようにするとか     協力会社の選定や 運営の組織体制をどうするとか 詳細に検討しているものもあります     しかし、これでは項目ごとの アクションリストに過ぎません     結果的に、全体的にどのように動き 何が起きるのか     その物語の流れが 繋がっていないものが多くあります     良い計画というのはこの物語が おもしろく、キレイに流れています     それはもはや計画というよりは 妄想に近いものかもしれません     ところがおもしろい 妄想は現実化することが多くあります     そういった計画は 物語に引き込まれていきます     自分で作った物語に 自分自身が巻き込まれていく     よい計画をあげてくれるリーダーは そういった人が多いものです     ポジティブかどうか 本当はそんなことは あまり関係がありません     ポジティブな人は ポジティブな物語を考え     ネガティブな人は ネガティブな物語を考える     その物語に 会社は巻き込まれていきます     運が悪いとか 才能がないとか 頭が悪いとか     そんなことは関係なく 問題は成功する 物語をどうつくるか     物語とは妄想なので 勝手に考えていけばいいといえます       壮大な妄想を作り上げ 周りの人にそれを語る     語っているうちに 物語に巻き込まれる人が現れます     一人現れ、二人目が現れ 気がついた時には自分自身が その物語に取り込まれる     まずは、当人が面白がれる 計画をつくれるかどうか     経営計画は そこが大切で   つまらない 壮大なアクションリスト にならないようにしたいものです   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.12.23
言葉にする
シナジー活動記

言葉にする

今日は東広島市内と近隣の マツダ協力企業34社でつくる 地元のマツダファンを増やす ための活動に参加してきました   会員45人で 東広島市の社会福祉法人六方学園 東広島市八本松町原の 児童自立支援施設県立 広島学園を訪問して クリスマスプレゼントを渡します     六方学園には、利用者97人分の クリスマスケーキと手作りの イルミネーション       広島学園には園児22人分の クリスマスケーキと 年越しそばと クリスマス用の弁当を届けてきました       例年使いまわしですが 全力の余興を各施設で届けつつ       クリスマスケーキなど贈呈           そのお礼というか お返しにみんなから 特技を披露してもらうなど 交流活動をしています             その後、CX−8が好調なマツダさんから ”マツダのブランド価値経営”について 講演してもらいました           そして、懇親会 実際に集まられた方々は マツダ関連の部品サプライヤーの 総務・人事系の方々が多く       人材サービス業を営む上では なかなかな人脈になります         こういった地域に対して 貢献できる活動を しようと思っても 簡単ではありませんが     この会は今年で19年目 みんなで思いを共有して 地域に根ざし行動している 感じがします       会社もそうですが 社員や仲間と思いを共有することや 同じビジョンの下に行動するなど   言うのは簡単ですが 実際にやるのは想像以上に難しいものです         社長やリーダーの思いに共感し 自分でもやってみよう という意思はあっても   実際には何をやればいいのか なかなかイメージがつかない     そういった理由で 行動に結びつかないことは 多くあります       社長やリーダーの思いが お客様に伝わらない原因の9割は 社員の行動が変わらないことに あります     なぜ、行動が変わらないかというと   第一の理由に 社長の「思い」に 魅力がないこと   第二の理由は 「言葉」として 整理されていないこと   第三の理由は お客様に対して 「宣言」されていないこと     魅力的なミッション 明確な言葉   ミッションの共有はそれだけで 十分だろうと思われるかも しれませんが     実際にはこれだけで 組織が変わることはありません   というよりも 社員の行動が変わりません   社員が会社のミッションを行動へと 結びつけるためには     外部へ発信してもらうことが 効果的です     例えば採用という場を通じて 自分の思いを発信する     会社説明会ではこの会社で 働くことのやりがいを 語らなくてはなりません         何にこだわっていて どこがお客様に支持されているのか     面接では「この会社で働く意味」 なども聞かれます     聞かれれば 答えなければなりません     「自分はいったいなぜ この会社で働いているのだろう」       自社のミッションを 誰かに教わることと   自社のミッションを 誰かに語ること   これには全く違う意味があります     人に伝えるためには 自社のミッションを 知っているだけではなく 理解している必要があります     なぜそのミッションなのか 答えられなければなりません     そのためには、一度自分の中で 整理して考える必要があります     本当に自分はこのミッションに 共感しているのか     それは、いったいなぜなのか     アウトプットすることで 言葉はようやく自分の考えや 価値観と混ざってきます     さらに採用の場合は その言葉を聞いた後輩たちが 入社してくるわけです     いい加減なことを いうわけにはいきません     自分の言葉で語ることによる理解 その言葉に共感した人材の採用     そして、新しく入ってくる 後輩からの刺激   「やっぱ、先輩はすごいです!」   そう言われると 後には引けないものです   そして お客様にも宣言することで もっと後に引けない会社にする   こうすることで 行動する社員が育ちやすくなります     ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.12.22
自分の物語
シナジー活動記

自分の物語

  昨晩は毎年年末に行っている Xmasパーティーをさせて貰いました       恐ろしいほどに無茶ぶりで 乾杯の挨拶をつとめてくれた 染め替えのプロ 大井一輝             お世話になった お客様や協力会社さんと 1年の締めくくりを過ごせるのは とても幸せなことです       経営者がはじめまして と挨拶をするお客様も増え こういった機会で 懇親を深めさせてもらう よい場になっています   ↑よくがんばってくれた  担当委員長の吉本チームリーダー   こうやって現場で頑張っている メンバーの1年間を振り返ることが できるようなイベントでもあります     1年間きっと色々な 物語があったのでしょう       求人で苦労したとか         酒まつりで苦労したとか^^;         突如の転勤で大変だったとか         神戸で浮気されちゃったりとか   色々な物語りがあります         カープ詳しくないけど カープ女子風味をだしてみたり     膝の硬さには定評があるが ピースは流暢にできる後藤(左)       念願のミッションを作って 「名刺に入れたよ」って言ってくれた 鳴谷さん(真ん中)               すごいジャグリングを見せてくれた ケイさん         Xmasパーティーは シナジー社内の 担当委員会の吉本委員長が 頑張って盛り上げてくれました     社員の成長はありがたいもの     そして、最後に締めの挨拶をしてくれた 樽本さん         ちゃんと締めたのに   無茶振りをして 締まらない感じでしたが   さらに無茶ぶりで       最後は店長の ケイさんが締めてくれました(笑     本当にこの1年間 メンバーと 関係者のみなさんとの 様々な物語が見えました     関係者のみなさんに メンバーも育てられています     本当にありがとうございます       今後もメンバーを 増やすにあたって     自社の魅力を伝えられる リクルーターも育てなければ なりません     具体的にリクルーターを 育てるといのは どういうことを やるのがいいかというと       ロールプレイ(役割演習法) がお勧めです   まず、討議するテーマとしては   1.どのようなリクルーターが 学生に魅力的に映るのか 2.リクルーターとして どのような学生を採用したいか 3.学生からは自社はどのように 見えているのか 4.自社の魅力はどこか   等がとっつきやすいでしょう   特に、魅力の洗い出しにおいては   組織や事業内容などの ”組織の魅力”   仕事自体のやりがいや 専門性などの ”仕事の魅力”   仕事の任され方や 職場の雰囲気などの ”社風の魅力”   待遇や教育体制などの ”条件の魅力”   という4つの観点で 具体的に洗い出すと まとまりやすくなります   そして、リクルーターの ”物語り”を書いてもらうのも 良いトレーニングになります   学生時代までの自分史を書いて 就活時期に大切にしていた   ・就職観  ・会社選びの観点   を、思い出してもらいます   入社して社会人になってからの 自分史で、仕事の経験を通じて 学んだこと、成長の軌跡を 言葉にしてもらいます   そうすることで リクルーターが 「自分を語る」 エピソードをちゃんと準備 しておくのです     そうして ロールプレイングで 学生と話をする上で ありそうな質問を想定し     2人もしくは3人1組で リクルーター同士が交代で リクルーター役と学生役となり 面談の練習をします     特に大切なのは リクルーターが 自社への入社動機を どう語るか   学生に対して響くように 語ることが大切です     合わせて、5分で入社動機を 語る場合と     15分もの壮大なバージョンの 物語を準備していると 場面場面に応じて より説得力のある説明になります     ぜひ、物語りを準備して 説得力のある入社動機を 語って優秀な人材を口説いてください     ちなみによく聞かれる内容は ・何に魅力を感じて、  自社入社しようと思ったのか   ・入社してみての  良くも悪くもギャップはあるか   ・企業としての強み・課題は何か   ・どんな点が  自社の魅力だと思うか   ・具体的な仕事でのやりがいは何か   ・仕事をする上で  大切にしているものは何か   ・どのような社会人で  いようとしているか   ・個人の将来の夢は何か       ぜひ、参考にしてください         もう少し日はありますが 1年を振り返るよい 時間をありがとうございました   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

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2017.12.21
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「ご縁がなかった」で終わっていませんか? 辞退された方こそ、未来の仲間

一度は選考や内定を辞退された方から、 数年後に「やはり御社で働きたい」とご連絡をいただく ――そんなケースは、実は決して珍しくありません。 新卒・中途を問わず、選考や内定を辞退された方を 「ご縁がなかった」の一言でそのままにしていないでしょうか。 人口減少が進み、特に若手の優秀な人材の確保はますます難しくなっています。 だからこそ、一度接点を持った方との“過去の出会い”を 大切にすることが、これからの採用では大きな力になります。 辞退=「もう縁がない」ではない 辞退の理由はさまざまです。 「タイミングが合わなかった」 「他社の条件が良かった」 「家庭の事情」など、必ずしも自社に魅力を感じなかったわけではありません。 実際、入社した会社が合わずに早期離職する方も一定数います。 そのとき、丁寧に見送ってくれた企業のことは、 意外なほど記憶に残っているものです。 辞退者は“今は縁がなかっただけの、未来の候補者”と捉え直すことが第一歩です。 辞退された方を“未来の仲間”に変える3つの方法 1.辞退の瞬間こそ、丁寧に見送る 辞退の連絡は、企業の本性が最も出る場面です。 冷たい対応をすれば、その印象がそのまま口コミやSNSで広がります。 逆に 「ご縁があればまたぜひ」と気持ちよく見送ることで、 良い印象が残り、再応募や紹介につながります。 2.公式LINE等で「つながり」を残しておく 辞退された方とは、 その場でご縁を切ってしまうのではなく、 公式LINEやメールマガジンなどで“ゆるくつながる”状態を作っておきましょう。 許可を得たうえで登録してもらえば、 いわゆる“人材のストック(タレントプール)”になります。 次の募集が出たときに、「以前ご縁のあった〇〇さん」へ直接お声がけできる状態が整います。 3.定期的に情報が届く「仕組み」を作る 何を達成すれば「合格点」なのかを事前に定義し、 期待値を揃えることが不可欠です。 あらかじめゴールを共有することで、 学生は自律的に動きやすくなり、迷いなく業務に集中できるようになります。   注意点:成功の分かれ目は“採用プロセス化” 大切なのは、担当者の記憶や手作業に頼らず、自動的に情報が届く仕組みにしておくことです。 公式LINEやメルマガを活用すれば、 自社の様子や活躍する社員の話などを、定期的に・負担なく届け続けられます。 求人の押し売りではなく 「気にかけています」という接点を保ち続けることで、 転職を考えたそのときに、真っ先に思い出してもらえる存在になれます。 これからの採用は、「新しい出会いを増やす」だけでなく、「過去の出会いをどう活かすか」が問われます。 一度会えた方は、それだけで貴重なご縁です。 目の前の一人ひとりを大切にする積み重ねが、数年後の採用を支えてくれます。 ぜひ自社の辞退者フォローができているか、見直してみてはいかがでしょうか。 [no_toc]

「ご縁がなかった」で終わっていませんか?  辞退された方こそ、未来の仲間

樋野 竜乃介

2026.08.25
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まずは「1名」から始めるスモールスタート

はじめに 前回は、特定技能外国人の受け入れで起こりやすい トラブルと、その多くは日本人側の「伝え方」や 「関わり方」を少し変えることで防ぎやすくなる、というお話をしました。 では、初めて受け入れる企業様は、実際にどのように始めればよいのでしょうか。 その答えの一つが、今回ご紹介する「1人から始めるスモールスタート」です。 特定技能外国人の受け入れに興味はあるものの、 いきなり複数名を受け入れるのは不安 現場が対応できるかわからない 教育や生活支援の負担が心配 まずは自社の現場に合った受け入れ方を確認したい このように感じている企業様も多いのではないでしょうか。 そのような場合におすすめしたいのが、 「1人から始めるスモールスタート」です。 特定技能外国人の受け入れは、 必ずしも最初から複数名を採用する必要はありません。 まずは1人を受け入れ、現場での教育方法や 支援体制を確認しながら、段階的に広げていく方法があります。 なぜ1人から始めるのがよいのか 初めて外国人材を受け入れる企業様にとって、 最初から複数名を受け入れることは大きな負担になる場合があります。 受け入れ直後は、業務の説明、生活面の確認、 現場スタッフとの関係づくりなど、通常の採用とは異なるサポートが必要です。 1人から始めることで、 教育担当者の負担を抑えられる 現場スタッフが受け入れに慣れやすい 自社に合った教え方を見つけられる 課題が出ても早めに改善できる 次に受け入れる時の準備がしやすくなる というメリットがあります。 小さく始めることで、無理なく受け入れ体制を整えることができます。 1人目は「受け入れ体制づくり」の大切な一歩 1人目の受け入れは、単なる人材確保ではありません。 自社にとっての受け入れ体制をつくる大切な一歩です。 たとえば、1人目を受け入れることで、 どの業務から任せるとよいか どの説明が伝わりにくいか どのマニュアルが必要か 現場スタッフがどこで不安を感じるか 生活面でどのような支援が必要か が見えてきます。 この経験をもとに改善していけば、 2人目、3人目を受け入れる時には、よりスムーズに対応できるようになります。 1人でも孤立させない受け入れ方 スモールスタートを考える時、 会社側が一番不安に感じやすいのが、 「1人だけで大丈夫なのか」「かわいそうではないか」という点です。 この不安は、とても大切な視点です。 特定技能外国人は、日本で働くだけでなく、 日本で生活していくことになります。 そのため、会社側が「1人でも問題ない」と一方的に 考えるのではなく、本人が孤立しない環境をつくることが重要です。 ただし、問題は「1人から始めること」そのものではありません。 大切なのは、1人で入社した外国人材を、 職場の中で1人にしないことです。 前回の記事でもお伝えした通り、 トラブルを防ぐためには、 一つひとつを「教育しなければならない」と 重く考えすぎるのではなく、 同じ会社で働く同僚としてのコミュニケーションの一つだと考えることが大切です。 たとえば、 朝に「体調は大丈夫?」と声をかける 作業前に「今日はこの手順で進めてください」と一言伝える 困っていそうな時に「分からないことはありますか?」と確認する 仕事で困った時に誰へ聞けばよいかを伝えておく 生活面で不安がある時の相談先を共有しておく このような小さな声かけだけでも、本人の安心感は大きく変わります。 実際に1人から受け入れを始めた場合でも、 多くの外国人材は、周りの日本人スタッフに対して感謝の言葉を伝えてくれることがあります。 それは、外国人材が置かれている状況を周りの 日本人が汲み取り、声をかけたり、 気にかけたりしていることを、本人が実感しているからだと思います。 中には、「自分ひとりでも大丈夫です」と言い切る外国人材もいます。 もちろん、それが本心かどうかは本人にしか分かりません。 しかし、少なくとも周りのスタッフの思いや気遣いは、 外国人材に伝わっていることが多いと感じます。 同じ国の人がいることも安心材料の一つですが、 それ以上に大切なのは、職場の中に「気にかけてくれる人」がいることです。 たくさん教えてくれる人、 声をかけてくれる人がいるほど、 外国人材も質問しやすくなり、トラブルを未然に防ぎやすくなります。 つまり、1人から始めるスモールスタートは、 本人を1人にすることではありません。 会社全体で受け入れ方を確認しながら、 同じ会社で働く同僚として関わり、無理なく体制を整えていく方法です。 スモールスタートで大切な準備 1人から始める場合でも、準備は必要です。 特に大切なのは、次の4つです。 1. 任せる業務を明確にする 最初からすべての業務を任せようとすると、本人も現場も混乱しやすくなります。 まずは、 入社後1週間で覚える業務 1か月後にできるようになってほしい業務 3か月後に任せたい業務 のように段階を分けて考えることが大切です。 2. 教育担当者を決める 「誰かが教えるだろう」という状態では、 教え方にばらつきが出てしまいます。 教育担当者を決めておくことで、 本人も質問しやすくなり、現場も責任の所在が明確になります。 3. 現場スタッフへ事前に共有する 外国人材が入社することを、現場スタッフへ事前に共有しておくことも重要です。 なぜ受け入れるのか どのような業務を担当するのか 最初はどのようなサポートが必要か 困った時は誰に相談するのか を共有しておくことで、現場全体で受け入れる雰囲気をつくることができます。 4. 定期的に面談する 入社後は、定期的な面談の機会をつくりましょう。 本人が困っていることを早めに把握できれば、 大きなトラブルになる前に対応できます。 面談では、仕事のことだけでなく、 生活面や人間関係の不安も確認することが大切です。 1人から始めることで、将来の採用につながる 1人目の受け入れがうまくいくと、企業にとって大きな自信になります。 現場スタッフも「外国人材と一緒に働くイメージ」を 持ちやすくなり、次の受け入れに対する不安が減っていきます。 また、受け入れた本人が職場に定着し、 活躍することで、社内の理解も広がります。 その結果、将来的に複数名を受け入れる際にも、 よりスムーズに採用・育成を進めることができます。 まとめ 特定技能外国人の受け入れは、最初から大きく始める必要はありません。 初めての受け入れに不安がある場合は、 まず1人から始めることで、現場の負担を抑えながら、 自社に合った受け入れ体制をつくることができます。 大切なのは、人数の多さではなく、 受け入れた人が安心して働き、定着できる環境を整えることです。 1人目の受け入れは、将来の人材確保に向けた大切な第一歩です。 無理なく始め、経験を積み重ねながら、 外国人材が活躍できる職場づくりを進めていきましょう。 [no_toc]

まずは「1名」から始めるスモールスタート

藤原 幹雄

2026.08.20
日本人が変われば、外国人材も動きやすくなる?
外国人採用
採用担当者向け
経営者向け

日本人が変われば、外国人材も動きやすくなる?

特定技能外国人の受け入れに興味はあるものの、 「現場でトラブルが起きないか不安」 「言葉や文化の違いに、どう対応すればよいのかわからない」 「外国人材にどこまで説明すればよいのかわからない」 このように感じている企業様も多いのでは ないでしょうか。 今回から2回に分けて、 初めて特定技能外国人を受け入れる企業様に向けて、 受け入れ前に知っておきたいポイントをお伝えします。 第1回のテーマは、 「日本人が変われば、外国人材も動きやすくなる」 です。 このように聞くと、「出稼ぎに来る外国人のために、 なぜ日本人側が変わらないといけないのか」と感じる方もいるかもしれません。 しかし、ここで言う「変わる」とは、 会社の仕組みを大きく変えることや、現場に大きな改革を求めることではありません。 必要なのは、10秒あればできる心構えの変化です。 たとえば、曖昧に伝えそうになった時に、少しだけ言葉を足して言い切る。 「誰かが説明しているだろう」と思った時に、念のため一言だけ確認する。 長く説明しようとせず、伝えたい内容を短く区切って話す。 このような小さな変化だけでも、外国人材にとっては 「何をすればよいのか」が分かりやすくなり、現場でのトラブルを防ぎやすくなります。 私が特定技能外国人の支援に関わる中で 実際に経験したトラブル事例をもとに、 なぜトラブルが起きるのか、 そして受け入れる日本人側がどのように伝え方を変えればよいのかをお伝えします。 外国人材の受け入れでは、外国人本人に 「日本の職場に慣れてもらう」ことも大切です。 しかし、それだけでは十分ではありません。 日本人側が曖昧な表現を減らし、 期限・手順・確認先・完了条件をしっかり言い切ることで、外国人材は迷わず行動しやすくなります。 そして第2回では、 いきなり複数名を受け入れるのではなく、 まずは「1名」から始めるスモールスタートという考え方をご紹介します。 第1回となる今回は、 実際に起こりうるトラブルを通じて、 「外国人材をどう変えるか」ではなく、 「受け入れる側の伝え方をどう変えるか」という視点でご覧ください。 よくあるトラブル①:職場の指示が正しく伝わらない 特定技能外国人は、一定の日本語能力を持って来日・就労します。 しかし、日常会話ができることと、 職場で使う専門用語や細かな指示を正確に理解できることは別です。 実際の支援記録でも、勤務先でのルール確認や 感染症対策に関する指導として 「職場側の指示に従うことを再確認」 「作業時のルール指導」 「決められた区域や手順を守るよう再指導」 といった対応が必要になっています。 これは、本人に悪気があるというよりも、 職場ごとのルールや日本語での細かな指示が十分に伝わっていないことで起こりやすいトラブルです。 たとえば、職種を問わず次のような場面で起こります。 作業手順や安全ルールの理解 衛生管理・感染症対策の手順 使用してよい場所、入ってはいけない場所の区別 報告・連絡・相談のタイミング 「あとで」「なるべく早く」「大体○日くらいまで」 「このようにすればうまくいくと思う」など、期限や判断基準が曖昧な表現 特に製造業では、クリーンルームでの衛生管理、 異物混入を防ぐための服装・入室手順、 製品に傷を付けないための取り扱い、 機械や工具を使う際の安全確認など、 細かなルールを高い意識で守ることが求められます。 こうした内容がうまく伝わらず、 現場での不安やミスにつながることがあります。 正しい対応策:曖昧な表現を避け、具体的に伝える 大切なのは、「一度説明したから大丈夫」と考えないことです。 特に安全・衛生・品質に関わる業務は、 口頭説明だけで終わらせず、 実際の動きを見せながら確認することが重要です。 たとえば、 「職場のルールを守ってください」ではなく 「このエリアに入る前に、手洗い・消毒・専用服の着用をしてください」 「製品を丁寧に扱ってください」ではなく 「製品を置く時は、角をぶつけないように両手で持ち、このマットの上に置いてください」 「気をつけて」ではなく 「機械を動かす前に、必ず周囲に人がいないか確認し、社員へ声をかけてください」 「わかった?」ではなく 「次に何をするか、もう一度説明してもらえますか?」 このように、曖昧な表現を避け、具体的な行動で伝えることが大切です。 特に、期限や判断を伝える時は「言い切る」ことを意識しましょう。 たとえば「大体○日くらいまでに」ではなく 「○月○日の17時までに完了してください」、 「このようにすればうまくいくと思う」ではなく 「この手順で進めてください」と伝えます。 日本人同士であれば、 相手の表情や雰囲気、言葉の裏側から 「急ぎなのか」「どこまで任されているのか」を察することがあります。 しかし、外国人材には、日本人のように 相手の言葉の裏を読み取る文化がない場合も多くあります。 ここで大切なのは、外国人材だけに 「日本のやり方に慣れてください」と求めるのではなく、 受け入れる日本人側も伝え方を変えることです。 日本人が曖昧な表現をやめて、 しっかりと言い切ることができれば、 外国人材は「何をすればよいのか」 「どこまでやればよいのか」が分かりやすくなります。 つまり、日本人の伝え方が変われば、外国人材も動きやすくなります。 そのため、日本人にとっては少し難しく感じるかもしれませんが、あえてしっかりと言い切ることが大切です。 「たぶん」「できれば」「大体」ではなく、 「いつまでに」「どの手順で」「誰に確認して」 「どの状態まで行うのか」を明確に伝えることで、本人も迷わず行動しやすくなります。 具体的には、 いつまでに行うのか どの手順で行うのか 誰に確認するのか どの状態になれば完了なのか をはっきり伝えることが重要です。 また、写真付きのマニュアルやチェックリストを 用意しておくと、言葉だけに頼らず業務を覚えやすくなります。 よくあるトラブル②:生活ルールの違いによる近隣・同居者トラブル 外国人材を受け入れると、職場だけでなく 住まいや生活面でも、日本のルールとの違いが出ることがあります。 実際に私の外国人への支援記録の中にも、 寮での生活指導として 「ゴミ出しルールの説明」 「共有部(廊下・階段・玄関)の使い方説明」 「近隣・同居者トラブル時の連絡ルート共有」 といった対応がありました。 たとえば、 ゴミを出す曜日や分別方法がわからない 廊下や玄関など共有部分に私物を置いてしまう 同居者との生活リズムが合わない 近隣から注意を受けても、どう対応すればよいかわからない といったことが起こる可能性があります。 これは「マナーが悪い」というより、 母国と日本で生活ルールが違うこと、 そして日本のルールを最初に具体的に教わっていないことが原因になりやすいトラブルです。 正しい対応策 生活ルールは、入居時に具体的に説明しておくことが大切です。ただ、生活ルールや文化の違いは、 説明する側にとっても難しく感じやすい内容です。「どこまで言えばよいのか」 「細かく言いすぎると失礼ではないか」と 考えてしまい、できれば誰かが教えてくれることを期待してしまう方も多いと思います。そのような時は、伝えたい内容を 一度にまとめて説明しようとせず、 短く区切って伝えることがポイントです。 たとえば、ゴミ出しであれば、 「燃えるゴミは火曜日と金曜日に出してください」 「朝8時までに出してください」 「この袋に入れてください」 「出す場所は建物の前ではなく、右側のゴミ置き場です」 このように、1つの文章に多くの情報を入れず、 短い文に分けて伝えることで、本人も理解しやすくなります。 特に、 ゴミ出しの曜日・分別・出す場所 共有部に物を置かないこと 夜間の騒音に注意すること 来客時のルール 困った時の連絡先 は、書面や写真で見せながら説明すると伝わりやすくなります。 また、トラブルが起きた時に本人だけで 判断させるのではなく、 「まず誰に連絡するのか」を決めておくことも重要です。 住まいでの不安が減ると、 本人も安心して仕事に集中しやすくなります。 よくあるトラブル③:現場スタッフとの関係がうまくいかない 受け入れ後に意外と多いのが、外国人本人ではなく、 現場側の受け入れ準備不足によるトラブルです。 たとえば、 誰が教育担当か決まっていない スタッフによって教え方が違う 外国人材に対して過度に期待しすぎる 「なぜ外国人を採用するのか」が現場に共有されていない このような状態では、 本人も何を信じて行動すればよいかわからず、 現場スタッフも負担を感じやすくなります。 正しい対応策 受け入れ前に、現場スタッフへ目的を共有することが重要です。 現場スタッフとの関係づくりについても、 説明が難しいと感じる方は多いと思います。 「なぜ外国人材を受け入れるのか」 「最初はどこまでサポートが必要なのか」 といった内容は、感覚的に伝えようとすると 曖昧になりやすく、結果として誰も本人に説明していなかった、ということが起こりえます。 ここでも大切なのは、伝えたい文章を短く切って説明することです。 たとえば、 「最初の1か月は、○○の作業を覚えてもらいます」 「わからない時は、○○さんに聞いてください」 「急ぎの相談は、その場で声をかけてください」 「判断に迷った時は、自分で決めずに確認してください」 このように短い文章で伝えると、 外国人材も理解しやすく、現場スタッフも説明しやすくなります。 特定技能外国人は「人手不足を埋めるための即戦力」 として期待される一方で、最初から日本人スタッフと まったく同じように動けるわけではありません。 そのため、 教育担当者を決める 最初の1か月で覚える業務を絞る 教え方を統一する 困った時の相談先を明確にする 現場全体で育てる意識を持つ といった準備が必要です。 外国人材だけに努力を求めるのではなく、 受け入れる側も「伝えやすい形に分けて説明する」ことが、定着のポイントです。 よくあるトラブル④:生活手続きのつまずきが仕事に影響する 特定技能外国人は、日本で働くだけでなく、 日本で生活をしていく必要があります。 私の支援記録にも、銀行口座の暗証番号トラブル、 口座引落の設定、携帯電話の契約・初期設定、 料金プランの見直し、市役所での転入届・住所変更、 マイナンバー申請など、生活面のサポートが多く記録されています。 仕事自体には前向きでも、 銀行口座の暗証番号がわからず、お金を引き出せない 携帯電話の契約や支払い設定ができない 市役所での手続きに必要な書類がわからない 住所変更後に銀行や携帯の登録住所を変更していない マイナンバーの申請・受け取り方法がわからない といった生活面の不安が積み重なると、 仕事への集中力や定着に影響することがあります。 正しい対応策 生活手続きは「本人がそのうち慣れるだろう」と 考えず、最初に段取りを組んで支援することが重要です。登録支援機関を活用する場合は、 入国前後の手続きだけでなく、就労後の生活相談まで対応できるかを確認しましょう。また、外国人の受入企業側でも、 銀行口座・携帯電話・市役所手続きの流れを一覧にする 必要書類を事前に確認する 初回は同行や通訳サポートを検討する 手続き後に住所変更などの追加対応がないか確認する 困った時の連絡先を共有する といった支援を行うことで、本人の不安は大きく減ります。 生活面が安定することは、職場で長く活躍してもらうための大切な土台です。 よくあるトラブル⑤:体調不良・感染症発生時の対応が遅れる どの職場でも、本人の体調不良や感染症の疑いが出た時の対応は重要です。 私の支援記録では、発熱時の体温確認、 咳・倦怠感などの症状聴取、受診先の選定、 病院予約、必要に応じた同行、診断結果の共有、 療養期間や出勤停止の判断、同居者への注意事項共有などの対応が記録されています。 このような場面で対応が遅れると、 本人がどの病院に行けばよいかわからない 職場への報告が遅れる 出勤してよいか判断できない 同居者や職場への感染リスクが高まる 本人が不安を抱えたまま過ごしてしまう といった問題につながります。 正しい対応策 体調不良時の対応は、入社時にルール化しておくことが大切です。 具体的には、 発熱や咳などの症状がある時の連絡先 何度以上の熱で報告するか 受診する病院や相談窓口 出勤可否を誰が判断するか 同居者がいる場合の注意事項 職場へ共有する内容 を事前に決めておきましょう。 また、感染症対策では、本人への説明だけでなく、 受入先・登録支援機関・職場が同じ情報を共有することが重要です。 「本人が連絡してくるはず」と待つのではなく、 定期面談や日常の声かけで体調面も確認しておくと、 早期対応につながります。 具体例に共通する落とし穴 ここまで紹介したトラブル事例の多くは、 「言われれば何となく納得できること」だと思います。 だからこそ、そこに落とし穴があります。 知っていそうなこと、誰かが伝えてくれるだろうと 思われることほど、「他の人がもう伝えているだろう」 という感覚になりやすく、結果的に本人は誰からも聞いていなかった、ということが起こりえます。 一つひとつを「教育しなければならない」と考えると、 大きな負担に感じます。 しかし、同じ会社で働く同僚としての コミュニケーションの一つだと考えると、意外とストレスなく伝えることができます。 また、日頃からたくさん教えてくれる人がいるほど、 外国人材にとっても質問しやすくなります。 その関係性ができていることが、 今後のトラブルを未然に防ぐ大きなポイントになります。 トラブルを防ぐために大切なこと 特定技能外国人の受け入れで大切なのは、 「トラブルが起きた時にどうするか」だけではありません。 そもそもトラブルが起きにくい状態をつくることです。 そのためには、次の3つが重要です。 受け入れ前に、仕事内容と職場ルールを具体的に伝えること 受け入れ後に、相談できる人と仕組みを用意すること 現場スタッフにも、受け入れの目的と関わり方を共有すること 特定技能外国人の受け入れは、単に人を採用して終わりではありません。 企業と本人が、お互いに理解しながら働ける環境をつくることが大切です。 まとめ 外国人材の受け入れには、言葉や文化、 生活面での違いから、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。 しかし、その多くは事前の説明、現場の準備、 定期的なフォローによって防ぐことができます。 「外国人だから難しい」と考えるのではなく、 起こりやすい課題を知り、正しい対応策を準備することが成功への第一歩です。 特定技能外国人は、しっかりと受け入れ体制を 整えることで、現場にとって心強い戦力になります。 そして、その受け入れ体制は、必ずしも大きな制度や 特別な改革だけでつくるものではありません。 曖昧な表現を避ける、短く区切って伝える、 理解できているか一言確認する。 このような10秒の心構えの変化が、 外国人材の働きやすさにつながり、トラブルを未然に防ぐ第一歩になります。 次回は、初めて特定技能外国人を受け入れる 企業様に向けて、 「1人から始めるスモールスタート」という考え方をご紹介します。 [no_toc]

日本人が変われば、外国人材も動きやすくなる?

藤原 幹雄

2026.08.10
経営マガジン”ぐっとシナレッジforEXECUTIVE vol.164″を発行しました!
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広報シナジー

2026.08.01
長期インターンシップが“採用”に効く理由 ―― いま取り組むべき3つの価値
キャリア採用
シナジー活動記
新卒採用(大卒・高卒)
経営者向け

長期インターンシップが“採用”に効く理由 ―― いま取り組むべき3つの価値

広島では長期インターンを実施する企業が まだ多くない一方で、質の高い学生との出会いをつくる有効な手段として注目されています。 なぜ長期インターンが良いのか(3つのメリット) ① “見極め”と“育成”を同時にできる 面接だけでは分かりにくい、 仕事への向き合い方・素直さ・やり切り力は、実際の業務参加でこそ見えます。 長期インターンは、実践業務に参加してもらうことで、 評価と成長支援を同時に進められるのが強みです。 ②学生が重視する「成長機会」を提供できる 学生が最も重視するのは、給与よりも業務内容・スキル習得・成長実感。 現場社員からフィードバックを得られる環境が、継続意欲にも直結します。 ③採用広報としても機能する 「長期インターンを本気でやっている会社」は、それ自体が魅力的なストーリーになります。 取り組みを発信することで、採用広報の武器としても活用できます。 “良い長期インターン”の条件(設計のポイント) ☑︎ 業務は「単調作業」ではなく、成長が見えるものに 単調で成長実感がない業務は離脱の原因になります。 学生が「何を得られるか」を具体的に示し、 スキルが積み上がる業務設計にすることが重要です。 ☑︎ フィードバック設計は必須 インターンを“チームの一員”として迎えるなら、 現場社員のフィードバックが欠かせません。 1on1などの機会を設計し、情報を蓄積していく前提で運用します。 ☑︎ 評価基準を最初に明確化する 何を達成すれば「合格点」なのかを事前に定義し、 期待値を揃えることが不可欠です。 あらかじめゴールを共有することで、 学生は自律的に動きやすくなり、迷いなく業務に集中できるようになります。 注意点:成功の分かれ目は“採用プロセス化” 長期インターンは、実施すれば勝手に成果が出る施策ではありません。 大切なのは、関心が高まっているタイミングを逃さず、 意図的に魅力づけの機会をつくるなど、採用プロセスとして設計すること。 また、最終ゴール(例:新卒採用につなげる)から 逆算し、応募〜面談〜受入後の運用まで、 横展開できる形で“型化”していくことが重要です。 まとめ 長期インターンは、良い学生に出会い、育て、 採用につなげるための強力な仕組みです。 ポイントは 「成長できる業務」「フィードバック」「明確な評価」と、 何より採用プロセスとしての設計。 地域的に取り組み企業が少ない今こそ、 丁寧に型をつくることが競争優位になります。 [no_toc]

長期インターンシップが“採用”に効く理由 ―― いま取り組むべき3つの価値

樋野 竜乃介

2026.07.25
製造業の物流はどっちで活用?特定技能「物流倉庫分野」×「工業製品製造分野」比較ガイド
外国人採用
採用担当者向け
経営者向け

製造業の物流はどっちで活用?特定技能「物流倉庫分野」×「工業製品製造分野」比較ガイド

前回の記事では、特定技能の物流倉庫分野について、 制度の全体像や業務範囲の考え方を整理しました。 今回は、物流分野を多く抱える製造業について、考えてみましょう。 製造業の現場では、工場内外に 「物流(入出庫・保管・搬送・梱包・出荷)」の工程が必ず存在します。 そして特定技能の活用を検討する際、 制度開始前の段階から多くの企業が 「この仕事は“物流分野”で組むべきか? それとも“工業製品製造分野”で組むべきか?」 という論点で、事前整理が必要になります。 なお大前提として、特定技能の物流倉庫分野で 受け入れる場合は、就労場所(事業所)が 倉庫業の登録、または 一般貨物自動車運送業/ 特定貨物自動車運送業の許可 を受けていることが前提になります。 (拠点の許認可・登録状況の確認が最初のチェックポイントです) (特に、工場内に倉庫・出荷機能を持ち、物流工程が大きな比率を占めるケースを想定します。) 結論から言うと、同じ“工場の物流っぽい仕事”でも、 物流工程が主で、倉庫・出荷・保管を中心に回るなら「物流分野」 製造工程が主で、ライン作業・加工・組立の一部として回るなら「工業製品製造分野」 という整理が現実的です。 本記事では、製造業における物流業務を題材に、 特定技能「物流分野」と「工業製品製造分野」の どちらで設計すべきかを比較検討できるように、判断軸・具体例・失敗パターンをまとめます。 1. まず押さえる:製造業の「物流」は2種類ある 製造業の物流は、ざっくり次の2つに分かれます。 A. 物流工程(ロジスティクス)として独立している物流 工場併設の製品倉庫・部品倉庫 出荷センター(配送先別仕分け、積み込み) 物流KPI(出荷件数、誤出荷率、在庫精度)で管理される組織 → このタイプは「物流分野」で設計しやすい傾向です。 B. 製造工程(生産)に組み込まれている物流 ラインへの部品供給(ミルクラン、キッティング) 工程間搬送(半製品の移動、通い箱の回収) 生産計画・工程進捗に連動して動く役割 → このタイプは「工業製品製造分野」での設計を検討する余地が大きいです。 2. 比較の全体像:物流分野 vs 工業製品製造分野(考え方の違い) 比較検討のポイントは「作業内容」だけではなく、 主業務の説明可能性(入管に対して)と、指揮命令・契約・配置の整合性です。 観点 物流分野で組む 工業製品製造分野で組む 主業務の中心 入出庫・保管・ピッキング・梱包・出荷 加工・組立・検査など製造工程(+付随物流) 説明のコツ 「倉庫工程が主」「物流KPIで管理」 「製造工程が主」「工程の一部として必要」 配置の姿 倉庫/出荷チームで固定配置しやすい ライン/工程に紐づいた配置になりやすい 混在しやすいリスク 製造作業に寄りすぎると説明が崩れる 物流専従になりすぎると製造分野として弱い 典型的な適合例 製品倉庫、出荷場、資材倉庫 ライン供給、工程内段取り、工程間搬送 ※分野名・要件は制度改定で更新される可能性があるため、最終判断は最新の制度情報と、現場の業務実態に合わせて設計してください。 3. 判断軸①:主業務は「どこで」「何を」しているか(場所×工程) 最初の整理として、次の質問に答えると方向性が見えます。 Q1. 主な就労場所はどこ? 倉庫・出荷場・資材置場が中心 → 物流分野寄り 製造ライン・加工エリアが中心 → 工業製品製造分野寄り Q2. 1日の作業の“中心”は何? ピッキング、梱包、積み込み、在庫管理が中心 → 物流分野 加工、組立、検査、段取りが中心(物流は補助) → 工業製品製造分野 ポイントは「一部含まれる」ではなく、 中心が何かです。 (例:梱包がある=物流、ではありません。製造工程の“仕上げ”としての梱包は、製造側の付随作業として整理されることがあります。) 4. 判断軸②:指揮命令・評価の軸は「物流」か「生産」か 入管説明で強いのは、「誰の指揮命令で、何を基準に評価されるか」が一貫している状態です。 物流KPI(誤出荷、在庫差異、出荷件数)で評価 → 物流分野が説明しやすい 生産KPI(生産数、タクト、歩留まり、工程遅延)で評価 → 工業製品製造分野が説明しやすい 5. 具体例:製造業で“物流分野”として組みやすい業務 以下は、製造業内でも 物流工程として独立性が高い ため、物流分野で設計しやすい典型例です。 製品倉庫での入庫・格納・ロケ管理 出荷指示に基づくピッキング、梱包、ラベル貼付、検品 配送先別の仕分け、積み込み補助(荷役) 在庫棚卸、端末入力(WMS/ハンディ) フォークリフトでの荷役(※必要な講習・安全教育の整備が前提) 注意:製造ラインの人手不足補填として、 途中からライン作業へ常態的に移す運用だと、 物流分野としての整合性が崩れやすいです。 6. 具体例:製造業で“工業製品製造分野”として検討しやすい業務 次は、物流要素はあるものの 製造工程の一部として不可欠 なため、 工業製品製造分野での設計を検討しやすい例です。 ラインへの部品供給(キッティング、ピッキング → 工程へ供給までが一連) 工程内段取り(治具・部材の準備、通い箱の循環) 工程間搬送(半製品・仕掛品の移動)を生産計画に合わせて実施 組立・加工・検査とセットで行う包装・梱包(工程完了の一部) この場合、制度説明では「物流専従」ではなく、 生産工程に密接に連動していることを示すのが重要です。 7. 失敗しやすいパターン(審査・運用で詰まりやすい) パターン1:業務が“日替わり”で、主業務の説明が揺れる 繁忙に合わせて倉庫↔ラインを行き来する運用は現場としては合理的ですが、申請上は説明が難しくなります。 主業務を固定し、補助業務は範囲・割合を整理しておくのが安全です。 パターン2:契約・指揮命令が二重構造で曖昧(構内請負・委託) 製造業では、元請(メーカー)と協力会社(構内請負)が混在しやすいです。 このとき 「誰が指揮命令するか」 「就労場所はどこか」 「工程の中心は何か」 を書類と運用で一致させないと、リスクが上がります。 パターン3:「物流」名目だが、実態は製造補助が中心 梱包・出荷よりも、実態が製品加工・組立補助に寄っている場合は、物流分野での説明が弱くなります。 逆に、製造分野で申請するのに物流専従が中心だと、製造分野として弱くなります。 8. 現場で使える:分野選定のためのチェックリスト 以下のどちらに“YESが多いか”で一次判定できます。 物流分野が向くチェック 倉庫・出荷場での作業が中心 入出庫・保管・ピッキング・梱包・出荷が主業務 WMS/在庫/出荷指示に基づく運用 物流KPIで評価される ライン作業は例外的・補助的 工業製品製造分野が向くチェック 製造ライン/加工エリアでの作業が中心 生産計画・工程進捗に連動して動く 部品供給や工程間搬送が製造工程の一部 生産KPIで評価される 製造作業(加工/組立/検査)も一定割合で含まれる まとめ:最適解は「分野名」ではなく“実態に合う設計” 製造業の物流は、現場の設計次第で「物流分野」としても「工業製品製造分野」としても成立し得ます。 重要なのは、実態(場所・工程・指揮命令・評価)に合う分野を選び、運用も含めて一貫させることです。 倉庫・出荷が主なら 物流分野 ライン・工程が主なら 工業製品製造分野 制度開始(改定)に向けては、いまのうちに ①拠点の許認可(倉庫業登録/運送業許可)の確認 → ②業務の棚卸し(主業務・割合・指揮命令) → ③配属と運用の固定化 を先に整えておくことが重要です。 「物流分野」でいくのか、 「工業製品製造分野」でいくのかは、 名前の好みではなく実態に合う設計で決まります。 早い段階で整理しておけば、 募集要件・面接評価・現場教育までブレずに進められ 制度開始後の立ち上げスピードも大きく変わります。 今後も皆様の受け入れ体制に直結する新しい情報が入り次第、随時お届けいたします。 ご不明な点やご不安なことがございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。 [no_toc]

製造業の物流はどっちで活用?特定技能「物流倉庫分野」×「工業製品製造分野」比較ガイド

藤原 幹雄

2026.07.20
「物流倉庫×特定技能」解禁で採用は変わる|競争前に整える受入れ設計の全体像
外国人採用
採用担当者向け
経営者向け

「物流倉庫×特定技能」解禁で採用は変わる|競争前に整える受入れ設計の全体像

はじめに 2027年4月から「特定技能(物流倉庫分野)」が本格的にスタートする予定です。 人手不足が深刻な物流現場において、 外国人材を正社員として安定的に受け入れられる新しい選択肢となります。 一方で、受け入れを成功させるには 「何をさせて良いか(業務範囲)」や 「拠点の契約形態(類型A・B・C)」など、 申請・運用でつまずきやすいポイントを先に整理しておくことが重要です。 この記事では、制度開始に向けて押さえるべき全体像と、導入時に現場で実務として必要になる設計ポイントを、わかりやすくまとめます。 なぜ今「物流倉庫分野」が追加(解禁)されるのか(背景) 今回、物流倉庫が特定技能の対象として追加される 背景には、現場の人手不足が“一時的な採用難” ではなく、構造的な課題になっていることがあります。 具体的には、EC市場の拡大などを背景に 保管・出荷処理の需要が増え続けていることに加え、 いわゆる「物流2024年問題」を契機に、 長距離輸送の見直しや中継輸送(積み替え・一時保管)の増加が見込まれています。 一方で、倉庫業界では賃上げや自動化投資を進めても 採用が追いつかず、現場の体制整備が追い付かないケースが増えています。 こうした状況を踏まえ、国としても 「倉庫工程を担う人材確保」を重要課題と捉え、 特定技能の対象分野として追加し、 正社員として安定的に受け入れられる枠組みを整備する流れになっています。 ※ここで重要なのは、単に人手を入れることではなく、 受入れ側が 「就労場所」 「指揮命令」 「業務範囲(倉庫工程が中心)」を整理し、 制度に沿って運用できる状態を先に作ることです。 1. スタート時期:2027年4月予定(今から準備が必要) 特定技能(物流・荷役)は2027年4月開始予定です。 開始直後は「試験合格者の争奪戦」になりやすく、 また入管手続き・教育・住居支援など“受け入れ体制の完成度”が採用スピードに直結します。 制度開始を待ってから動くのではなく、少なくとも開始の半年前〜1年前には、 どの工程で何名必要か 受け入れ拠点の類型(A/B/C)はどれか 指揮命令・勤怠・安全衛生の体制はどうするか といった設計を済ませておくのが理想です。 2. 業務範囲の定義(何をやらせて良いか) 特定技能「物流倉庫分野」では、物流工程が主となる業務設計が前提です。 対象となる主な業務(正社員として従事可能) 入庫・格納:トラックからの荷降ろし、検品、棚への格納(荷役機器の使用可) ピッキング:指示書やハンディ端末による商品の取り出し(誤ピック防止の教育が必要) 流通加工:ラベル貼り、セット組み、検針、梱包、包装(日本語の指示理解が重要) 仕分け・搬出:配送先別の仕分け、トラックへの積込み(重量物の取扱いに注意) 在庫管理:棚卸し、ロケーション管理、端末入力(補助的なPC操作はOK) フォークリフト:カウンター・リーチ等の運転操作(日本の技能講習修了が必須) 注意(NGになりやすい業務設計) 以下のような業務に専従させることはできません。 事務作業(伝票作成のみ等)だけを行う 倉庫と無関係な清掃・調理などを主業務として行う ポイントは「物流工程がメインであること」。 仮に清掃や補助作業が含まれても、主業務が倉庫工程であると説明できる業務割合・配置計画が必要です。 3. 倉庫業側の条件(類型A・B・C)— 受け入れ前提の整理 ここでの「類型A・B・C」は、 “受け入れ先の現場で、だれが実態として指揮命令し、 どんな契約で倉庫作業が回っているか”の違いで、 申請時に説明・資料化すべきポイントが変わるための社内整理用の区分です。 (制度上の正式区分名ではなく、現場を整理するための便宜的なラベルです) 結論としては、次の3点をブレなく説明できるかが重要です。 就労場所:どの拠点(住所・倉庫)で働くのか 指揮命令:日々の作業指示・勤怠・安全衛生をだれが管理するのか(雇用主との整合) 業務の中心:倉庫工程(入出庫・ピッキング・仕分け等)が主業務であること 類型A:受入れ会社=倉庫運営者(自社運営に近い) イメージ:倉庫業登録のある会社が、 自社の倉庫(または自社運営の拠点)で、自社の社員として倉庫作業をさせる。 雇用主と現場運営が同じ(または同一グループで一体運用) 指揮命令・勤怠・安全衛生・教育が受入れ会社側で完結しやすい 申請では「どの倉庫で/どの工程を/どの体制で」を比較的整理しやすい 類型B:他社倉庫(元請の現場)で、受入れ会社が請負・委託として入っている イメージ:荷主や大手物流会社の拠点に、 協力会社として人を入れて作業している(構内請負・委託)。 契約関係(請負/委託)があり、現場に元請(発注者)が存在する 雇用主(受入れ会社)と、現場の管理主体(元請)が分かれることがある 申請では特に、次を丁寧に整理するとつまずきにくい 指揮命令の線引き:だれが日々の作業指示を出すのか(元請の指示が強い場合の整理) 就労場所の明確化:実際に働く拠点を特定できるか 業務範囲の担保:倉庫工程が主であること(事務・付帯作業への偏りがないこと) 類型C:運送会社などが、自社拠点で「倉庫工程」とそれ以外が混在している イメージ:運送会社(トラック事業者)などが、 自社拠点で「保管・荷役(倉庫作業)」も行っている一方で、同じ拠点で「配送」「積卸」「付帯作業」なども一緒に回っている物流倉庫。 この類型で重要なのは、 “その人の主な仕事は倉庫工程です”を、 第三者に一目で伝わる形に落とし込むことです。 (混在していると、倉庫工程が主かどうかが見えにくくなるため) 申請・運用での整理のコツは次の3つです。 ①倉庫工程を言葉で切り出す:入庫/格納/ピッキング/仕分け/梱包/搬出/在庫管理…など、担当工程を列挙して“倉庫作業の範囲”を明確にする ②比率で示す:1日のうち(または1週間のうち)倉庫工程が何割かを示し、倉庫工程が中心である根拠を作る(例:倉庫工程80%+付帯20%) ③体制で示す:配置図・シフト・持ち場を示し、「どの時間帯に」「どのエリアで」「誰の指揮で」倉庫工程に入るかを説明できるようにする 4. 特定技能(物流)に求められる専門性とスキル 物流現場の正社員としては、 単なる「移動・運搬」ではなく、現場品質と安全を担える人材として育成する視点が必要です。 1) 現場オペレーションの専門知識 マテハン機器の操作習熟 ハンディ端末・タブレットを用いたリアルタイム在庫管理 WMS(倉庫管理システム)の理解と正確な入力 自動ソーター・搬送ロボットとの協調作業 物流固有の品質管理 荷傷み(荷崩れ)を防ぐ積載・梱包技術 誤出荷ゼロのための「指差し確認」「ダブルチェック」 FIFO(先入れ先出しのルール)、消費期限・ロット管理の理解 2) 必須・推奨されるハードスキル 日本語能力(物流に特化した用語) オリコン、パレット、パレタイズ、バラ、ケース等の専門用語理解 ピッキングリストや配送伝票の正確な読み取り 異常時(破損・欠品等)の報連相 フォークリフト運転技能(最重要) 日本の技能講習(1トン以上は運転技能講習)の修了 狭い場所での旋回、高所棚入れ等の空間把握と安全意識 3) ソフトスキル(正社員としての資質) マルチタスク能力(工程を柔軟に切り替えられる) チームワークとコミュニケーション(日本人スタッフ・ドライバーとの連携) 規律と安全意識(5Sの徹底、安全基準の遵守) 将来的には後輩外国人スタッフの指導役(リーダー候補)も視野に入れます 5. 導入コストの目安(予算取り用) 正社員採用で想定される一般的なコスト相場は以下です。 採用手数料(紹介料):年収の20%〜35%程度(または一律30〜50万円) 登録支援委託費:毎月 2万〜3万円/1名(外部委託の場合) ビザ申請費用:5万〜15万円(行政書士報酬等) 給与:日本人正社員と同等以上(最低賃金クリアだけでは不足になり得る) 要件チェック(予算化の落とし穴) 「同等以上賃金」の担保(同職種の日本人と同水準か) 支援委託費・申請費用まで含めて予算化できているか 6. 【初期から確実に確保する】最短ロードマップ 物流分野の特定技能は、制度開始と同時に競争率が高まりやすい領域です。 初期から確実に、かつ最短で人材を確保するために 「体制→募集→申請→教育」を並行して進めます。 事前の要件チェック 受入れ体制:相談窓口、住居、行政手続き等の設計/運用/記録(面談記録等)まで整備 申請準備:JD(業務割合)、雇用契約、規程、シフト、試験合格証等を入管提出前提で揃える フェーズ1:準備・パートナー選定(1ヶ月目) 受入れ体制の整備(現場リーダー説明、多言語マニュアル(写真付き)準備) 登録支援機関の選定(物流に強く、試験合格者を多く抱える先) 求人票の作成(正社員雇用/昇給・賞与ありを強調) フェーズ2:募集・マッチング(2ヶ月目) ターゲットは次の順で設計すると、スピードと確度が上がります。 国内在住の「物流試験+日本語」合格者(留学生含む) すでに特定技能1号で就労中(他分野含む)で物流へ転換したい層 技能実習等からの移行見込み層(国内) 海外在住の要件充足層(海外採用) ただし、1〜3はスピードが上がる反面、 獲得競争が激しくなりやすいため、 募集開始前に「条件(賃金・住居支援・配属工程)」 「面接枠」「入社までの手続きフロー」を先に固め、 候補者の意思決定を早められる状態をつくるのが重要です。 フェーズ3:ビザ申請・教育(2〜5ヶ月目) ①国内の合格者の場合 在留資格変更申請(標準審査期間 2〜3ヶ月) フォークリフト講習(入社前〜入社直後に予約) 日本語・安全教育(専門用語、伝票理解、現場ルール) ②海外からの合格者の場合 在留資格認定許可申請(標準審査期間 3〜5ヶ月) 日本語・生活教育(入社・就労の前段で整備) 7. 成功のための重要ポイント(現場運用で差が出る) 「日本語レベル」の現実的な設定 N4が基本目安ですが、倉庫では具体指示 (例:「左から3番目の棚」)の理解が必要です。 面接で実技確認(指示理解・動作確認)を推奨します。 キャリアパスの提示 「5年でリーダー」 「2号になれば家族帯同も可能」など、 長期ビジョンを示すことで定着率が上がり、 流出防止にもつながります。 住居サポートの強化 敷金礼金など初期費用の負担、 社宅・借り上げ住宅の提供は、 優秀層の確保に直結する“最大の武器”です。 おわりに 特定技能(物流・荷役)の導入は、 単なる人手確保ではなく、現場品質・安全・定着を見据えた正社員採用の仕組みづくりです。 成功の鍵は「業務範囲の設計」と 「拠点類型(A/B/C)に応じた指揮命令・契約関係の整理」、そして制度開始前からの準備にあります。 2027年4月のスタートに向け、 今のうちから“受け入れ体制”を固め、 初期から確実に人材を確保できる状態をつくっていきましょう。 今後も皆様の受け入れ体制に直結する新しい情報が入り次第、随時お届けいたします。 ご不明な点やご不安なことがございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。 [no_toc]

「物流倉庫×特定技能」解禁で採用は変わる|競争前に整える受入れ設計の全体像

藤原 幹雄

2026.07.10
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2026.07.01
28卒採用、6月から動く企業の決定的な差ーーまずは「夏のインターンシップ」から始めてみませんか
キャリア採用
シナジー活動記
新卒採用(大卒・高卒)
経営者向け

28卒採用、6月から動く企業の決定的な差ーーまずは「夏のインターンシップ」から始めてみませんか

28卒は、まだ先で大丈夫」と思っていませんか? 新年度が落ち着いてくる6月。 そろそろ「来年の採用、どうしようか」と考え始める時期かと思います。 ただ最近の新卒採用は、私たちが思っているよりずっと早く動いているのが実態です。 ひとつ上の学年である27卒の動きを見ると、その様子がよくわかります。 27卒の最新動向を見てみると… つまり、3月の採用広報解禁を待つ前に、 すでに約4割の学生が進路を絞り始めているということです。 さらにマイナビの調査では、 インターンシップ等への参加率は85.6%、 参加して「最も良い印象を持った企業で働きたい」と回答した学生は89.6%にのぼります。 学生は夏の時点で、行きたい会社をかなり絞り込んでいるのですね。 「6月から動く企業」が得られる3つのいいこと 1. 競合が少ない時期に学生と出会える 動き出しが早いほどライバル企業は少なく、じっくり関係を築 けます。 2. 夏のインターンで「お互いを知る」時間がとれる 人柄や働き方の相性をお互い確かめられる機会になります。 3. 採用コストを抑えやすい 従業員300人未満の求人倍率は6.19倍。 母集団が薄くなる前に動けば、採用費も無理なく済みます。 「いきなり本選考の準備を…」と 気負う必要はありません。 28卒採用のスタートラインは、夏のインターンシップです。 次の3つを意識すると、学生との関係性はぐっと深まります。 自社で働くイメージが湧くこと 社員と気軽に話せる時間があること 学生が「ちょっと成長できた」と感じられること おわりに 採用は「動き出した順に、ちょっとだけ有利になる」世界です。 秋に焦って動くより、 6月までに夏インターンを企画して、夏に 学生と出会い、秋からじっくり関係を深めていく。 この流れを28 卒で組めるかどうかが、これからの採用を大きく左右します。 「うちの会社の場合、何から始めればいい?」 と感じられた方は、お気軽に弊社までお声がけください。 一緒にスタートラインを引きましょう。 [no_toc]

28卒採用、6月から動く企業の決定的な差ーーまずは「夏のインターンシップ」から始めてみませんか

樋野 竜乃介

2026.06.25
【2027年4月始動】育成就労制度の「転籍リスク」に負けない!受入企業が今すぐできるリアルな対策
外国人採用
採用担当者向け
経営者向け

【2027年4月始動】育成就労制度の「転籍リスク」に負けない!受入企業が今すぐできるリアルな対策

前回のブログでは、新制度のキーマンとなる 「監理支援機関」の役割について解説しました。 育成就労制度のスタート(2027年4月)まであと1年を切りました。 「仕組みはわかったけれど、 せっかく育てた人材に転籍(転職)されてしまうのが 一番怖い…」 というのが、受入企業の本音ではないでしょうか。 そこで今回は、企業が特に不安視する「転籍」にス ポットを当て、特定技能のデータから見えてきた 「本当に彼らが辞める理由」と、 必須の仕組みに加えて今日から現場でできる リアルな対処法を分かりやすくご紹介します! 疑問①:最大の懸念「転籍(転職)」にはどう備えればいい? 育成就労制度では、一定の条件下(就労1〜2年、日本語力など)で本人の意思による転籍が認められます。 「給料が高い大手や、都会へ逃げられるのでは?」と思いがちですが、実はそれは誤解です。 外国人にとっても転職はハイリスク。 本当の理由は、今の職場への「明確な不満(プッシュ要因)」にあります。 🚨 企業が思いがちなイメージと「本当の理由」のギャップ 誤解】給与の額面だけで選んでいる ⇒ 【現実】「聞いていた手取り額と違う」という不満。 残業がなくて稼げない、天引き(家賃等)が多くて手元に残らないなど、事前の説明不足が原因です。 【誤解】都会(東京など)に行きたいだけ ⇒ 【現実】「近くに同郷の友人がいない」という孤立感。 地方であっても、コミュニティや生活環境が整っていれば定着します。 💡 対処方法:選ばれ、定着する「職場環境」へ 手取り額の「見える化」: 採用時に、天引き額を含めた「実際の手取り額」を母国語でシミュレーションして見せ、納得感を持ってもらいましょう。 キャリアパスの明示 「特定技能」への移行までにどんなスキルが身につき、どう給与が上がるのかを明確に提示します。 疑問②:日本語力の不安…それが転籍リスクを高める? 育成就労の外国人は、まだ日本語が未熟な状態で入国します。 この「言葉が通じないストレス」は、私たちが想像する以上に深刻で、転籍の引き金になります。 ⚠️ 日本語力の不足がもたらす「負のループ」 職場で孤立し、ネガティブになる 指示が理解できない時、日本人の困った顔を見て「自分はいじめられている」と思い込んでしまいます。 SNSの「非公式な誘惑」に逃げる 育成就労では民間の人材紹介業による転籍仲介は全面禁止(ハローワークや監理支援機関のみ可能)ですが、 ルールを無視したSNS上の悪質なブローカーから「うちなら日本語が下手でも優しくて高収入だよ」と直接メッセージが届き、孤立している人ほど騙されてしまいます。 💡 対処方法:必須の「仕組み」と、今日からできる「心のケア」をセットで 言葉の壁を乗り越えるには、公的なサポートと現場の歩み寄りの「両輪」が必要です。 ハードルを高くしすぎず、役割を分けて考えましょう。 【必須の仕組み】翻訳アプリの活用と日本語教育のサポート 安全な業務指示や試験合格のため、 ポケトークなどの翻訳アプリの導入や、 オンライン教材を使った日本語学習のサポートは企業として必須の取り組みです。 社内だけで抱え込まず、前回のブログで紹介した「監理支援機関」の通訳面談なども上手に活用し、まずは「公的な相談ルート」をしっかり整えましょう。 【現場でプラスα!】まずは「一緒に笑うこと」から始める: とはいえ、四六時中「勉強」「アプリの徹底」ばかりでは現場も外国人も疲れてしまいます。 そこで、一番ハードルの低い対策として「休憩時間に一緒に笑うこと」を取り入れてみてください。スマホの写真を見せ合って楽しい話(雑談)をするだけで十分です。 「笑顔」や「笑い声」がある職場なら、 言葉が完璧でなくても「自分は歓迎されている」という最大の安心感に繋がり、必須の日本語学習へのモチベーションも劇的に上がります。 疑問③:受け入れコスト(費用)は以前より高くなる? 手続きの見直しや待遇改善で「コストが跳ね上がるのでは」という心配の声もあります。 💡 対処方法:「長く働いてくれる人材」への投資と捉える 育成就労は、最初から「特定技能への移行(=中長期的な就労)」を前提とした制度です。 つなぎの3年で帰国してしまうのではなく、 5年、10年と自社の主力となってくれる人材の「採用・育成コスト」と考えれば、決して高くはありません。 まとめ:2027年4月に向け、今から企業が動くべきこと 育成就労制度における転籍対策の本質は、 外国人だからと特殊視することではありません。 実は「日本人の若手社員の離職防止」とまったく同じで、人間関係、評価の透明性、 そして何より「職場が明るく、大切にされている実感があるか」に尽きます。   今すぐできるアクション 具体的な内容 1. 現状の処遇・説明のチェック 実際の「手取り額」を明確にし、事前説明とギャップがないか見直す。 2. 現場の受け入れ態勢 休憩時間に楽しい話を共有し、まずは笑顔の雑談から始める。 3. 監理支援機関との密な連携 信頼できるパートナーと、定期的な母国語面談の体制を協議しておく。 新制度をピンチではなく「優秀な海外人材を確保し、 職場を活性化させて共に成長するチャンス」に変えるために、今から一歩ずつ準備を進めていきましょう! 受け入れに関する具体的な手続きなど、 ご不明な点やご不安なことがございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。 [no_toc]

【2027年4月始動】育成就労制度の「転籍リスク」に負けない!受入企業が今すぐできるリアルな対策

藤原 幹雄

2026.06.20
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