お問い合わせ

シナジーLabo

SYNERGY LABO

cat02

シナジー活動記

見え方を変える
シナジー活動記

見え方を変える

引っ越しのとき なぜか2本もあったメガネが 行方不明になりました。   そのうち出てくるだろうと 楽観的に考えていたのですが 5ヶ月経過しても全く 見つかる見込みがない。   とうとうコンタクトの在庫も 0になるので、急遽メガネを つくりました。   すごいですね。 早ければ15分でできるそうです。   現在はZoffに代表される 1万円以下の激安メガネチェーン の勢いが強くなりました。   基本的に安い眼鏡は 持っていなかったのですが   □Zoff □JINS □OWNDAYS   この3チェーンが 激安メガネ新御三家 と言われているようです。   各社とも5000円前後を最安値にし 1万円以下で商品展開をしています。   ほんの10年くらい前までは 2~3万円のメガネが 当たり前だったことを考えると 非常に急激な価格破壊と言える のかもしれませんね。   メガネがなくなったので 買いに行ったのは近所の 普通のメガネ店   Zoffの様な安価なメガネは ありませんでした…   すぐ作ってくれる ということなので 購入しましたが もったいないことをしました。   もったいないと思いつつ 普段と違って見える景色が見え そういった変化は気づく いいきっかけにはなりました。   かけるものが変われば 見え方も大きく変わる。   普段と少しは違う見方をする というのはとても意味がある のかもしれません。   明日から新1年生が入ってきます。   新1年生の期待、不安   それぞれあると思います。   相手の目線に どれだけなれるでしょう。   気づけば頭が理解して 心は同意して 体は動いている   自然にそういった形で 溶け込んでもらえる 準備を新入社員の目線で どれ程できるか。   しっかりと すすめていかないと いけません。   歳を重ねることで 生まれてくる強みもあれば 若者に受入れられない 考え方や習慣もきっとあるはず。   正しさよりも 相手の目線を 理解することができれば いろんなことが 上手くいくのかもしれません。   少し高い眼鏡を買った後悔を ポジティブな思考で ごまかそうとしています(^_^;)     ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

見え方を変える

シナジー 広報

2018.04.01
土日は、日記。
シナジー活動記

土日は、日記。

昨晩は平成29年度東広島YEG 委員長という役職のメンバーが 集まって打上げをしました。   みんな世代も近いし 入会年数も大きく変わらないので 何も気負うことのない食事会。   「本当に何で受けてしまったのだろう?」   と、今になっては 笑い話にしている メンバーもいましたし   何が大変だった?   と、聞けば 「聞かなくてもわかるでしょ(笑)」   と、苦い思いもある程度 あったメンバーもいたようです。   経験がないとか 想定していない事が起きたとか 環境によっては自分の能力を超えた 役割になるときもあります。   でも、一年を通して 振り返ったときに思うのは   結局、できないことに チャレンジした人は 時間が経つとできるようになるけど   出来ることばかりをやっている人は 年を重ねてもできる範囲は広がらない。   人の成長は 会社の成長と関係はなく   その人ができないことに チャレンジするという 覚悟の大きさに比例している。   そんな風に感じた夜。   もちろん できないことにチャレンジしたら 失敗することだってたくさんあるけど   財務的には失敗かもしれないけど 経験や人脈という財産は残ります。   これもいってみれば、成長。   YEGの活動で できることだけやって 恥もかかずに終わるのは 勿体無いかもしれない。   裏を返せば そういった社員ひとりひとりの 成長に支えられて   今のシナジーも 成長しているわけなので 失敗は失敗でもないと思った夜。   経営の本質が 企業や人の成長にあるとするなら   できないことにチャレンジして そしてやりきるという意味では どんなゴールでも意味はある。   意に反して役を任されるときも あるかもしれないし   とても受けれるとはいえない タイミングかもしれない。   急成長できるチャンスがあるなら そのチャンスは活かすべきだし ※シャアか   断ればマイペースで仕事を することは出来るかもしれないけど そういった成長はなかったでしょう。   会社が成長するとか 人材が育つとかは結果であって   それを成し遂げるのは 自分たちの挑戦なのだろうと思う。   若者にチャレンジ精神を求めつつ すぐ保守的になるオトナ。   そうならないためにも、 どこからしら負荷は必要なので こういった役も 時々はいいのかもしれません。   つまり。 一年大変だったね。 と、傷をなめあってたわけですが そんなのも悪くないと思えた夜でした。   みんな1年、ありがとう。 お疲れさま。 3月31日     ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

土日は、日記。

シナジー 広報

2018.03.31
ポテンシャルとは
シナジー活動記

ポテンシャルとは

学生と話をしていると 色々なことに気づきます。 私服で面接だといわれていくと 学生以外全員がスーツで 格好の時点で随分やりにくかった という意見がありました。 これはついやってしまいます。 企業側私服を指定するのは 様々な意図があります。 まずは「学生の素を見たい」 ということ。 スーツだとみんな同じような服装で 個性らしい個性は 面接で話したり相手を少し 観察しない限りあまり見えません。 ましてや面接だと 「就職活動用の自分」を演出する 学生も多いため私服で個性を 見極めようとする傾向があります。 しかし、採用したら 就職活動のために面接を練習 して乗り越えたという可能性が 面接に強い若者もいます。 だからこそ、飾らない 普段の個性を見せてほしい という観点から私服を指定して いる会社は少なくありません。 しかしながら企業側は 私服ではなく スーツで面接という アンフェアな面接になる ケースも決して少なくなく 私服で面接を 設定しているにも関わらず 担当者はスーツで ということになると 向き合うのではなく あくまで選考している という印象になります。 大手企業であればいいでしょうが 中小企業がしっかりと口説いて 採用に結びつけようと考えると チグハグな設定になってしまいます。 話は変わりますが 面接時の質問で ポテンシャルをみて採用を決める と言われていましたが どこを見ていますか? という質問が多くあります。 もしかしたら アナタに私の潜在能力の 何がわかるのか? という挑戦を受けているのかも しれませんけれどね・・ 潜在能力をしっかりと見る ということは その人の特性や好み傾向を 理解しようとしています。 その企業に入社した後に 十分に活躍ができるかどうかを しっかりと見定めなければなりません。 活躍してもらうために 鍛えれば伸びる能力があるかどうかを 見極めるのがポテンシャルを見る ということになります。 どういった人材が活躍するかは その企業の職種、商品、企業文化等 によって異なります。 なので、活躍できる可能性があるか その素養を見極めるようにしています。     ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

ポテンシャルとは

シナジー 広報

2018.03.30
コワーキングスペースの魅力
シナジー活動記

コワーキングスペースの魅力

みなさんは、 コワーキングスペース を利用されたことがあるでしょうか?       知人がこちらを 運営をされるとのことで 興味半分で顔を見に行きました。     少し雑談した後仕事を させて貰いましたが やはりこういった施設が あると便利ですね。   ちなみにコワーキングスペースとは 以下のようなものになります。   コワーキングが行われる環境(「コワーキングスペース」と呼ばれることもある)はシェアオフィスやレンタルオフィスとは異なり、実務を行う場所が個室ではなく図書館のようなオープンスペースとなっている。また、すべてのスペースを共有したり、イベントを行ったりといった試みを通して参加者同士のコミュニティ育成を重要視する傾向が強いことも大きな違いのひとつである。 出典:Wikipedia   起業家を応援する自分としては コワーキングスペースの魅力を 多くの人たちに知ってもらい   スタートアップがもっと活性化して いけばいいなと考えております。   しかし、世の中では まだまだ「コワーキングスペース」と いう存在の認知は低く   名前だけ知っていても 何ができるのか? どんなところが魅力なのか? というあたり部分は十分には 伝わっていないように思えます。   コワーキングスペースを利用するメリット   ずはコワーキングスペースを利用する メリットについて考えていきます。 1. 安い費用で利用できる コワーキングスペースを 利用すれば安い価格で 自分の仕事スペースを 確保することができます。 例えば仕事部屋として マンションの1室を借りた場合 賃料 共益費 インターネット 光熱費など 毎月10万円ほどかかってしまいます。   さらに 机 椅子 プリンタ   といった事務設備の 購入を考えると初期費用としても 多くのお金が必要となります。   しかし コワーキングスペースを 活用すれば月々わずか 1万円〜3万円ほどの 費用で利用できます。   設備もすでに 取り揃えられているので 初期費用もかかりません。   2. 新たなコミュニティをつくることができる コワーキングの価値は 同じ志向を持つ仲間同士が結び合い 新たな価値を創造することとも言えます。   そのため 多くのコワーキングスペースでは 人と人とのつながりを 大事にされていて   コミュニケーションが取りやすい 環境を提供できるよう努めています。   コワーカーの中には 「ここに来れば、必ず誰かと仕事ができる」 と期待してやってくる人もいるようです。   ただし、コワーキングで本当に ビジネス上のコラボが実現するかは 結局はその人次第です。   コワーキングスペースは そのきっかけを提供してくれる場所 ということです。     3. 利用プランを選べる コワーキングスペースの多くは 会員として月単位での利用か 1日単位での利用かいずれかを 選ぶことができます。   週の大半を コーワーキングスペースで過ごす人 登記をしたいという人は会員になって 月額を支払い   ときどきしか利用しない人は 1日分の料金を毎回支払います。     今回自分が行ってきた コワーキングスペースに利用した 「マッチバコ」は 一般 250円/時 学生 150円/時 の破格で利用できるようです。   仕事に、勉強に、 上司に疲れたときに 使えるようです。         4. 会議場所として利用できる コワーキングスペースは 会議場所としても利用が可能です。   社内で打合せをする スペースがないため   カフェやファミレスを利用している という人は多いのではないでしょうか。   しかし社外秘の話は 当然社外では話しづらく   席が確保できないこともあり 打合せ場所として毎回利用するには 難しい面もあります。   コワーキングスペースなら フリースペースを利用しての 会議はもちろん   会議専用の個室を 用意しているところも多く 急な打合せにも対応が可能です。   5. 電源、Wi-Fiなどのインフラが整っている   最近は、カフェでも電源やWi-Fiが 揃っている場所が増えてきました。   しかし「電源を使いたいのに既に先客がいて その人が利用を終えるまで使えない」 ということも珍しくありません。   コワーキングスペースなら あらかじめ席数分の 電源が用意してあるので安心です。   6. イベントに参加できる 多くのコワーキングスペースで 勉強会やワークショップなどの イベントが多数開催されています。   それにより、会員の方は新たな 教養や仕事に必要なスキル 情報などを得ることができます。   初めての方は イベントを楽しみつつ その場所の雰囲気などを 肌で感じることができます。   ぜひ参加してみてください。   今日利用した コワーキングスペースはこちら 【MAP】   マッチバコHP       ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

コワーキングスペースの魅力

シナジー 広報

2018.03.29
多角化をすすめる3つの理由、最後
シナジー活動記

多角化をすすめる3つの理由、最後

多角化をすすめる3つの理由     多角化をすすめる理由 多角化をすすめる1つ目の理由 【お客さんの一番であり続けるため】 多角化をすすめる2つ目の理由 【リスク分散をするため】     最後の理由は 社員の成長を促せる ためです。   事業が増えれば増えるほど 経営者1人で対応できない ことが増えてきます。   必然的に部下に仕事を 任せなければなりません。   つまり多角化がすすみ 事業が増えるということは ポストが増えることになります。   最高の成果を出すためには 仕事を任せる社員と 目的やゴールを 確認しあったうえで   大胆に仕事を任せて 経営に巻き込んでいく。   こうやって大胆に任せることで 社員は飛躍的に成長し エース社員が育っていきます。   職人などの職種は別ですが 基本的に同じ仕事ばかりすると 業務処理能力はあがりますが 人としては成長しきれない感じがあります。   新しい仕事に挑戦したり 部下を持ったり 日々悩み考えて経験を積むことで 利益を生み出すことを知り 組織を動かす力を身に着ける。   そういうイメージのほうが しっくりきます。   当社も積極的に任せることで 優秀な社員が育っています。   また、多角化により事業が増えれば 一人ひとりの適材適所を 実現しやすくなります。   人にはそれぞれ 向き不向き、得意不得意が あります。   現在の部署でうまくいかない 社員はどうしても出てきます。   そういった場合に 複数の事業があれば 配置転換の選択肢も可能です。   配置転換でくすぶっている社員が 活躍しだすケースは珍しくありません。   企業は人なりといいますが 企業の成長はいかに優秀な人材を 育成したかで決まってきます。   特に中小企業はドンドンと優秀な 人材ばかり採用できるわけではありません。   多角化を進めるにあたり 経営で最も重要な人材育成という 点においても効果がありますし   人材育成の会社としては 多角化は強みを表現できる 有効な手法だとも考えています。   多角化すると 経営者の仕事が増えるように 思われるかもしれませんが   多角化と同時に 経営という作業を分解して 幹部を中心とした社員に分担 してもらう仕組みを築けば 経営者の仕事はどんどん減ります。   幹部に仕事を任せる部分が 大きくなればなるほど 経営者は自由に動けます。   多角化を進めていけば 社員達は成長していくので 社長が実務に忙殺される ことはなくなります。 また、複数の 幹部社員が育つことで ナンバー2や右腕という 番頭に頼った経営から 抜け出すことができます。   ナンバー2や右腕が抜け 会社が弱体化するケースは そこらじゅうにある話です。   しかし、多角化を進めて 多くの幹部社員が育成されれば いざというときも幹部社員に 兼任でまかせながら   しっかりと将来のことを 考えて日々を過ごすことができます。   言うほど簡単ではありませんが   「ぐっとくる会社を、もっと。」   を、スローガンにしているため 自分たちが多角化する事業や 分社化した企業が ぐっとくる会社でなければなりません。   多角化とこのスローガンの 両輪を回していく覚悟が 最大のモチベーションと いえるかもしれません。     ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

多角化をすすめる3つの理由、最後

シナジー 広報

2018.03.28
情緒や風味を一度おいて
シナジー活動記

情緒や風味を一度おいて

KJ法という思考を整理する 方法があります。   有名な手法なので 一度はやったことあるよ という人はとても多いのでは ないでしょうか。   まずは、そのテーマに対して 自分の考えをカードに書き出す。       カード化された多くの 意見・アイディアをグループ化し     論理的に整序して問題解決の道筋を つけていくための手法がKJ法です。     細やかな流れを省くと ザッとこんな感じです。     私はこのKJ法が とても苦手でした。     このKJ法で出てきたアイデアや 意見はグルーピングされてしまい 1つのカテゴリにくくられ タイトルが付けられていきます。       そこに付けられるタイトルが さっぱりしているというか たんぱくというか       本来頭のなかには確かに 漂っていたはずの味わいのある 雰囲気が削ぎ落とされてしまう 感覚がどうにもやるせなく 好きになれなかったわけです。     そういった言葉の味わいを そこなってしまうことで     間違った解釈をされないように 文字にすることを避けていた 時期もありました。     そうやってKJ法を 避けてみたりすることで 思考を言語化することを 避けていたわけです。     しかし会社を運営するということは 誰かとの「関わり」をつくる活動です。     関わる人を増やし 関わる人との関係をより良く築く。     そのためには 自分の思いを人に 伝えなければなりません。     物事を考えていくとき 物事を人に伝えて協力を求めるとき 文字がなければ上手く伝わりません。     関わりを特定の誰かにだけであれば それでも十分に事足りていましたが 関わる人を増やしていく中では それは避けて通ることができません。     考えるときにはそこに 確かに存在していた風味や 味わいみたいなものは一旦置いて 明確に言語化していく。     これは、つまりこういうことだな。 そうなると、こういう仮説が立つ。     と、淡白だけれども 誰が見ても理解できる言葉にして 考えていくことで多くの人を 巻き込んでいくことができます。     コミュニケーションに表現力は 欠かすことのできない要素なので しっかりと磨いていかなければ いけませんが     その答えに行き着く言葉や意味は 簡潔な方が組み立てやすくなります。     芸術家やアーティストでもない限り   「俺の思っていることって  ちょっと表現しにくいんだよね」   といって     思考を整理できなかったり 相手に伝えることができないのは とても勿体無いことです。     自分自身もそうですし 言葉にすることができない イメージのようなものは 誰しもが多く持っていると思います。     それを言語化していくための 努力をしていかなければ イメージを言葉にして伝えていく ということができなくなります。     ふわっとしたイメージは     一度言語化して 自分自身に取り込むことによって 自己認識が進んでいくものです。     ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

情緒や風味を一度おいて

シナジー 広報

2018.03.26
人手不足だから、人を大切に
シナジー活動記

人手不足だから、人を大切に

若い頃から杉原は生意気だ ということをよく言われてきました。   生意気だったのか 空気が読めない発言が多かったのか どちらかはわかりませんけど   言うべきではないことを言っては 多くの人から怒られていました。   最近はそういった奴だという レッテルを貼られたのか 歳を重ねて 忠告してくれる人が減ったのか あまり怒られなくなりました。   怒られることが減るのは 悪いことのようにも言われますが やはり怒られたくはないものです。   よく生意気だと言われたのが   社長が 生き残りを掛けて このような事業戦略を行う!   と、懸命に社員を 鼓舞しているときに   自分たちは、生き残るために 生まれてきたわけじゃないんですよ。   生き残るために 日々生きていくって 切なくないですか?   と、言って周囲を呆れさせたり 社長を怒らせたことがあります。   最近では、   働いてくれる 人がいないから 人を大切にしないとね…。   といった話をされて   人手不足だから 人を大切にしよう   という社長の思考だから 人が集まらないことに まだ気づけ無いんですよ。   と、いって機嫌を 損ねてしまいました。   しかし、社長が怒ったからといって 事実が変わるわけではありません。   今は人手不足だから 人を大切にしていても 人がまた集まるようにさえなれば 扱いは悪くなっていくところに 就職したいと考える人はいません。   社員を利益を上げるための手段 としてみている経営者は どんなに上手に隠している フリをしていても   人を経営資源と捉え 給与は人件費と考え 人は利益を得る手段だと 考えている思考が 言動から漏れています。   人は、道具でもないし 人は、手段でもない。 人は、目的。   企業は 人を幸せにするために 存在すると考えるなら   人手不足だから 人を大切にしなければいけない   なんて発言が出てくる時点で 思考がバレています。   景気が悪いときには 安く商品やサービスを提供し 安さを担保するために 人件費を削減してきました。   それが不景気時の 成功法則だったわけですが   やはり人件費を削減して 利益を出そうとする行為は おかしいわけです。   人件費を下げるのは 最後の手段であって 簡単に手を出すべきものではありません。   しかし、多くの経営者が この手段を簡単に使い 高く売ることを放棄します。   経営者にとって 一番ラクな方法が、安く売ること。   そして、その代償に人件費を 出来る限り安くすることを選びます。   人は賢いので   生き残るために 生きている会社にも   人がいないから 人を大切にしようとする フリをしている企業にも 既に人は集まらなくなっています。   人は 自分が納得できるような 仕事をしたいし   自分が人の役に立てるような 仕事をしたいと考えています。   人を集めたいなら   人が働きたくなるような 魅力を職場に備えるのが 一番早いわけです。   そんなことを言って 多くのムダなことをして たくさん叱られてきたわけでけれど それでも多くの人が集まりました。   集めるのは能力 集まるのは魅力   人を集めたければ 魅力的な職場を作ることです。   自社の魅力を しっかりと考え しっかりと備える。   それができれば 人は意外と集まるものです。     ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

人手不足だから、人を大切に

シナジー 広報

2018.03.23
リクルートスーツを嘆く前に
シナジー活動記

リクルートスーツを嘆く前に

スーツを着ているにもかかわらず 街で見かけたら社会人ではないと 一瞬で判別できてしまう リクルートスーツ 黒無地の遊びゴコロのスキもない 手堅いスーツです。       同じようなリクルートスーツを着て 手堅い面接用の回答をする姿を見て もう少し個性を出せばいいのに。     この手堅さを社会人が見て よく勿体無いと感じているようです。     しかし、キャリアセンターが主導で かっちりとしたリクルートスーツを 選択するように指導している大学も 多いようです。     私も学生にアドバイスするなら リクルートスーツは安物の黒無地 でもいいと思っています。     世間の難しいところで マニュアル人間は確かに嫌われますが マニュアルから大きく逸脱する人間は もっと嫌われます。     大きく逸脱した人間の中でも 重宝されたり好かれる人は 卓越したの実力の持ち主だけです。     そして結果を しっかり残す人だけです。     業界、職種が完全には絞り入れていない 学生の就職活動にはリクルートスーツが 無難だというのは間違いありません。     それが大人からすると同じように 見えてしまうために、外見の違いを 引き出そうとしてしまいますが     就職活動で本当に重要なことは 内面的なことなのでリクルートスーツで マイナス点を取らないことの方が キャリアセンターとしては重要なわけです。       リクルートスーツを着ている学生を みんなどれも同じようだと嘆く人は 新卒採用で面接をしたことがない 人が多いのかもしれません。     同じようなスーツを着ていても 面接を通じてわかることは 一人ひとり随分違うといこと。     見た目で人を判断するのは 大人というか、経営者の一つの 哲学のようなものなのでしょう。     しかし それを学生に押し付けるのは ちょっとした金銭的な余裕と 選ぶ側だと思っている企業側の ちょっとしたエゴなのかもしれません。     おなじに見える他のもの リクルートスーツと同様に 同じようにみえるものがあります。     今度は学生から見ると 企業が求める人材像はスキルを除けば どの企業でも大きく違いがありません。     求める人材像を しっかりとつくり しっかりと伝えているにも関わらず 学生から見ると同じようなことを 言っている企業ばかりに見えます。     どの企業も人材には   ・積極性を求め ・コミュニケーション力を求め ・変化に対する対応力   を求めます   ミッションと同じ考え方になりますが 本質的に行き着くところまで行けば 求めるものや目指すものは同質化します。   ミッションでいえば 突き詰めて言えば、顧客や社員の 「幸せ」であり 「生きがい」という表現になります。   みなさんが学生だとして すべての企業がミッションに   「幸せ」 「生きがい」の追求   といったメッセージを 入れているのを見たとすると   リクルートスーツを着ている学生同様 ぱっと見たときの違いが判別できません。   企業は 真剣に表現をしているつもりでも   学生からしてみれば 個性に乏しく 外見から判別することすらできません。   人は買い物をするとき 違いがわからないものに対しては 最後は値段で判断する様に   就職活動をするとき 違いがわからないものに対しては お給料や福利厚生 企業の知名度で内定を決めます。   ミッションは他社との違いを創り出す アイデンティティに他なりません。   学生はリクルートスーツで 同じように見えてもいいんです。   面接にきてもらえたら その中身の判別は十分できます。   しかし企業は 学生が会社に来てくれて 社員と話をしてもらえたら 魅力が伝わると思ってはいけません。   まず、来てもらうための 他社との違いをメッセージに して届けなければならないのですから。   他社との違いがわからない ミッションを打ち出している企業は   Googleの検索結果から 消されているのと同じことを 自分で選択しているようなものです。   言いたいことの本質も突き詰めつつ 他社との違いを明確にする。   学生のリクルートスーツを 嘆いている場合ではありません。   自社のアイデンティティが 他の会社とさほど変わらないことで 学生に選んでもらえないことを 憂慮しなければいけません。     ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

リクルートスーツを嘆く前に

シナジー 広報

2018.03.22
大学生のみなさんへ
シナジー活動記

大学生のみなさんへ

新卒採用シーズンに 入りましたね。   新卒採用の期間に入っている会社は 選考のために日々学生が 訪問していることでしょう。     年度末の繁忙期にも関わらず エース級の社員が採用活動に取られ 受付業務は普段によりも増える時期     事務業務をする人からすると 煩わしささえ感じる環境かもしれません。     しかし 就職活動や 転職活動は 当事者からすれば     その後の人生に 大きな影響を与える大切な活動です。     入社後の ・新しい生活のペースになじめるか ・新しい職場の人たちに溶け込めるか ・自分自身の強みを活かせるのか ・5年後、10年後のキャリア形成ができるのか   …といったような 漠然とした不安は誰しもがあります。   しかし就職活動の背景には 入社後の不安もさることながら 就職活動そのものに 対する不安もあります。     ・希望の仕事が見つかるか ・自分の強みを評価してもらえるか ・面接で厳しい質問に対応できるか   …といった、活動がスムーズにいくかどうか 不安に感じる人も多いでしょう。   入社後に思い描いたような活躍ができるか といったような保証は誰にもできません。   そこで、入社後の不安の種を少しでも潰し 納得して入社できるようにすることが 就職活動に必要なことです。   就職や転職を支援をする会社なので 日常業務では 就職(転職)活動をされている方々の 不安を少しでも和らげる配慮が必要です。   そういったことを踏まえると 基本的には「あたりまえ」の 基準が高くなってきます。   この「あたりまえ」の基準は 非常に難しく統一させるのが困難です。   このあたりまえを説明するときに   自宅でスリッパ、はきますか? といった質問をします。   実は、 はかない人と はく人の意見は かなりぶつかります。   自宅でスリッパを 履く派の意見は 足の裏の皮脂が床につかず 足も床も汚れにくい。   水虫などの菌を持っている人が 自宅を歩きまわっていても 感染する可能性を低くする!   履かない派の意見は 同じスリッパを長時間履き スリッパ自体が衛生的ではない。   はやり、裸足が気持ちいい!   という意見で割れます。   しかも、その意見は 「まあ、どちらでもいいよ」 的なものでなく   どちらにも それなりに言い分があり 意外なほど相容れません。   あたりまえの基準は 高い低いに関わらず 人によって大きく違うことを 前提に考えなければなりません。   「あたりまえの基準」が低い人は 常識的なことであるのにもかかわらず 「そこまでやらなくてもいいだろう」 と無意識のうちに捉えています。   難しいところですが、私自身は 面接の予約が入っているのに   「どちら様でしょうか?」 「では、確認してまいります」   といったような対応が嫌いです。   就職活動は不安要素が大きく ストレスの少ない就職活動に なるように支援しようとすれば そのときに生まれる微妙な間を なくしたいと思います。   シナジーでは 経営者が指示をした わけではありませんが     電話が鳴ると 新卒活動中 ○○大学○○学部 ○○さん と、パソコンにポップアップが 出てきます。 この時期の大学生は忙しくて 電話に出れないことも多く 過去、折返し連絡をもらっても 社内の誰が電話をしたか不明な ケースもありました。   今では 誰が発信したのかわかるように   記録をつけたり その記録をみたりすることで スムーズな対応を気をつけています。   些細なことですが 些細なことの積み重ねが ゆずれないこだわりになり   会社の約束事になり それが、価値基準となり 企業価値を高めていきます。   あたりまえの基準は 人それぞれ大きく違うことが 大前提なのですが   一見、面倒そうな 企業の譲れないこだわりには その企業の軸が表れています。   1年目の新入社員が みんなが苦労するのは   そういったシナジーの 「あたりまえの基準」を どうインストールするか   そんなことにこだわるのか… と、しんどいと感じることも 少なくないはずです。   「お辞儀を何度でしなさい」 なんてことではなく   どうやるかではなく どうあるかを ひたすら求められます。   シナジーの「あたりまえ」が   合うか 合わないか   学生のみなさんが シナジーを 選ぶ一つの 基準にして欲しいと思います。     ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

大学生のみなさんへ

シナジー 広報

2018.03.21
信頼と信用
シナジー活動記

信頼と信用

  日本年金機構から 年金情報のデータ入力業務を 委託された業者が契約に違反して   中国の業者に 再委託していたようです。   委託したデータ入力の 作業の遅れや入力ミスなどで 8万4,000人が2月の時点で 本来よりも少ない年金しか 受け取れない事態になったようです。   更に、31万8,000人分の データ入力にミスがあることが 発覚しているということで   2月分の年金の支払いに すでに影響が出ていた おそれがあるようです。   単純ミスは抜本的な 対策が難しいことが難点ですね。   再委託禁止については 意図的だったとは思いますが。     「信頼しても信用するな」の意味   「信頼しても信用するな」 という言葉には   相手に期待はしても 出てくる結果までは 信じてしまわない   という意味を持ちます。   ビジネスの現場に例えるなら   部下を信頼して仕事を任せても 結果まで信用してしまわずに 自分でも確認しよう   という感じに使われるのでしょうね。   言葉の中の信用するな という部分に注目してしまうと 悪い意味の言葉と勘違いするかも しれませんが   どんなに期待を 寄せる相手であっても   絶対という事はないので 不測の事態にも備えて おきなさいということでしょう。       「信頼」と「信用」の違い     働きがいのある職場を 考える意味でも 信頼と信用という言葉 には大きな意味があります。   「信頼」と「信用」の違いを 考える機会はそう多くないので 明確な違いがピンとこない方も いると思います。   それぞれの違いを考えてみます。   信用が 「過去の実績をもとにした評価」 だとすると 信頼はそういった 過去の評価ではなく 「信じてこれからを期待する気持ち」 と言えます。   信頼 過去の評価や根拠が無くても相手を信じようという期待の気持ち 信用 過去にその人が積み上げてきた実績や成果などをもとに評価すること     なぜそんなことを 考えるのかというと   働きがいがある職場では 経営層に社員が信用を していなければなりません。   この信用を勝ち取るためには 実績をコツコツと積み重ねる しかないわけです。   信頼は何かしらの期待値を 高めるための技術があれば 成しえますが信用は 事実に基づくものです。   信頼は魅せ方でコントロール することができますが   信用を築くためには 時間と実績が必要なので 信用をいかにされるのか というのが大切だと ふと思うわけです。   働きがいのある職場を 作ろうと思えば 手ではさわれませんが   社員が会社を信用する という過去の事実の 積み重ねがポイントに なると思うと   いい社風というのは 一長一短ではできないもの だとあらためて実感します。     ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

信頼と信用

シナジー 広報

2018.03.20
神
シナジー活動記

ミッションですが 生きがいを提供する でもいいじゃないかという 意見がありました。 なぜ、ミッションに 生きがいを入れないほうが 良いかというと   自分に置き換えてもらうと わかると思うのですが   私があなたに生きがいを 提供します。   と、言われると アンタ、神さまか!?   と、おもいませんか? 何いってんだい あたしゃ、神様だよ。   そういえば ドリフのこのネタ好きでした。   生きがいとは 言い換えてみれば 生きる意味だともいえます。   あなたの人生に私が 生きる意味を授けます と、言おうものなら イケメンすぎる発言と言うか ナルシストというか やはり、あなたは神ですか!?   というコメントになるのでは ないでしょうか。   もしくは、 超イケメンの告白^^;   人が生きていく意味は 誰も教えてくれません。   なぜ生まれてきたのか。 なぜ生きているのか。 これからどうやって生きていくのか。   それを決めるのは、 他人ではなく 常に自分自身です。     人が生きる意味   それは、生物と同じで 子孫を残すことが目的だ と言われたとしても   自分自身が求める 生きる意味とは違います。   自分の生きる意味は 自分自身でしか見いだせません。   なのに、あたなの生きる意味を 提供しますという表現は 誇大すぎるわけです。   ○○を通じて 生きがいを提供します。   というのであれば ○○の部分が結局 ミッションになるので 成立しますが   生きがいを提供します   というのは、 流石に成立しません。   怖くないですか?   まったく前説なく 生きがいを提供している 会社です。   って、説明してしまうと 完全に新興宗教団体のような 説明になってしまいます。   ミッションそのものは 幸せをどうやってなし得て いくかという経営の信念を 言葉にしているので   宗教的な側面は 強いのですが   ○○を通じて   という説明がなければ 単なる怪しい団体になるので そこは気をつけないと いけません。   笑い話のようですが 色々な会社で 生きがいを提供しています という表現を聞きますが   どんな人からも 無条件に御社からは 生きがいを得ていませんよ。   と、ご説明しています。   せめて、何を通じて 生きがいを提供するのかは 説明してくださいね。     ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

神

シナジー 広報

2018.03.19
採用と育成の覚悟は、完全に相反する
シナジー活動記

採用と育成の覚悟は、完全に相反する

昨日もシナジーの企業説明会を させてもらいました。     企業説明会で 伝えていることのひとつに   ポテンシャルの高い 人材を採用すると しっかりと伝えています。     しかし、参加者から ポテンシャルの低い人材も 活躍させることができるように していくが重要ではないのか? という意見がありました。     確かに。   確かに能力が伴わくても 共感してくれた 人材を活かしていくことが 何よりも目指すべきことだ と思っていました。     過去の経験を通じて それは間違いだったと 感じています。     共感してくれたとしても 最初からポテンシャルが 不足しているであろう人材を 採用することはかなり難しい。     今ではポテンシャルを見て 採用するようにしています。     ポテンシャル採用とは 担当する業務内容における スキルや経験を問わず     人材の将来性や潜在能力 評価する採用手法のことです。     人材のポテンシャルを 十分見極めず採用を 進めてしまうことは 採用活動としては 雑だと言わざるを得ません。     私たちも、ミッションへの共感を してくれた人たちこそ大切な人だと思い 能力の優劣に関わらず採用を試みました。     しかし、最初できなくとも 将来可能性がありそうだという ポテンシャルが十分伴っていない人材は 組織にいても苦しいですし 組織もその人材と向き合うのは 苦しいものです。     採用のときは、 採用担当者の責任としては 人は簡単に変わらないので 将来活躍してくれる可能性が高い ポテンシャルの高い人材を採用する と考えてもらい     育成のときは、 人は関わり方次第でどれ程でも 成長することができる という思いで教育するという     相反する思想を同じ組織で 持たなければなりません。     営業でもそうですが 営業力の低い営業マンの言い訳はいつも 商品やサービスの足りない部分や価格で 自身の営業力に反省を省みません。     営業マンが商品力に責任を 精神的になすりつけないことで はじめてアプローチがかわるのと同じように     採用と育成もワンセットでありながら それぞれの活動をする人は それぞれの責任領域で 絶対的になんとかしてやろう と、思わないと 上手くいくものも上手くいきません。     そういった覚悟がなければ 採用の提案をほかの会社さんにするときに     不適切な人材を採用して提供して あとは教育次第ですといって 責任転嫁することにもなりません。     採用支援する企業としては 採用におけるミスは致命的であると しっかりと自覚する。     育成を受け持つ部門は 人は無限の可能性があると考えて 教育に携わる。     矛盾しているように 感じるかもしれませんが ここが理解できなければ チームビルディングは うまくいきません。     現場は採用部門に 「なんでこんなやつを採用したんだ!」 という文句をいい     採用部門は現場に 「活かすのが現場の仕事だろう!」 と文句をいう。     そんな組織をたくさん見てきました。     それぞれのセクションが しっかりと役割を果たす。     採用側が 高いポテンシャルを持った人材を 採用すると覚悟するのは 責任を持つためには 必要な儀式なわけです。     [mwform_formkey key="53436"]       ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

採用と育成の覚悟は、完全に相反する

シナジー 広報

2018.03.18
何に投資するべきか
シナジー活動記

何に投資するべきか

昨晩はプレジデントアカデミー 社長の学校 経営の12分野 3月のテーマ 投資とリスクマネジメント でした。     経営における投資とは どういったものになるか と考えると それは「すべて」になります。   経営者に消費はなく すべては投資を前提で 考えなければなりません。   確かに   確かにそうですが すべて大切だと言われると なかなか思考が具体的に ならないものです。   なので 何に投資をするのが 一番良いかと考えるのに 参考になる考え方に     まずは、投資に対するリターンとは いったい何だろうかと考えます。     当然のことですが 投資すれば金銭的なリターンを 求めることになります。     しかしその考え方だけでは 単純すぎるのでもう少し分解して     金銭的なリターンを もたらしてくれるものは 何かと考えていくと     最終的には 「顧客に提供できる価値」 ということになります。     ファミレスでいうと 美味しいものをお値打価格で 提供できる設備ということに なりますし     カフェでいえば 心地よい時間が 過ごすことができる空間 ということです。     利益がどのように生まれるかを 考えれば自然に見えてきますが       顧客に提供できる価値に 再度投資をして更に ぐっと高めることができれ     それに対する対価が高まり 利益に繋げることが できるようになります。     利益が出たら 利益を生み出している 顧客に提供できる価値を 生み出しているものに     再度投資することで 価値を生み出し続ける 循環を作らないといけません。     投資する対象は本当に多く あるとは思いますが 大きな投資をするには     まず顧客に提供できる価値 を高めることができるもの。     いうなれば 自社商品の 価値のど真ん中 に投資をしているかどうかを しっかりと考えながら投資を していくことが大切になります。     投資と名が付けば アレもこれもと気が いってしまいますが     優先順位をつけるためには 自社商品の価値を生み出す そのど真ん中に投資する。     そこを忘れずに 価値を高め続けていくのが いいですね。     ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

何に投資するべきか

シナジー 広報

2018.03.15
YEGと働きがいの3要素
シナジー活動記

YEGと働きがいの3要素

昨日は地元商工会議所青年部 (以下、「YEG」と表記します) 同期のメンバーとの懇親会でした。 このメンバーは 平成26年に入会したメンバーで やはり一番気楽に 絡めるメンバーです。   それぞれ、業種業態が違うので 様々な視点を持っていますし 強みや特技が違い個性的で面白い メンバーがいます。   YEGは業種業態を超えて やりがいを感じる 3大要素のうちの2つ   地域イベント、祭りの運営 産学連携イベントを通じて   「誰かの役に立っている実感」 を得ることができる   力を合わせなければできない イベントが多く成し遂げることで 「連帯感」が生まれる。   自然とこの2つを 醸成させる風土があります。   3つの要素のうちのもう一つは マネジメント側に対する信頼感 になるわけですが   これは ある人にはありますし ない人にはありませんから YEGの風土には左右されず その人その人に 備わっていくのでしょうね。   その信頼を高めるために どう立ち振る舞うのかを 学ぶ場所なのかもしせません。   昨日は45歳までということで 既に卒業した同期メンバーと 久しぶりに再開しました。   彼とは平成26年に入会して 地元の3大学の東広島市への 就職率を上げる委員会に 一緒に配属となりました。   みんなが色々な意見を出している ときに、ぼそっと一言   地元大学卒業生の 東広島市内企業就職率を 向上させる意味はなんなのかな?   と、言っていて面白いな… と思いました。   東広島市内には四つの大学があり 多くの学生は就職を機に市外へ 転出していきます。   平成26年の大学生の地元 (東広島市内)企業就職率は 2・6%にとどまっていて これを高めるためにどうある べきかをずっと議論している 委員会でしたが   広島市の学生を採用しようと 東広島市の学生を採用しようと 1人は1人   地元大学卒業生の採用に こだわる理由は何か?   YEGが5年かけて議論を続けた ことをたった1回参加して 気づけるのって素直にすごい と実感した記憶があります。   だからこそ、新卒採用に 取り組むべき会社は 地元大学生に関わらず   自社の魅力を十分に高めて それこそ日本全国から 自分たちの会社に入りたい と希望してもらえるような 会社づくりをしないといけない ということにも気づきました。     採用は自社で活躍できるか どうかをしっかりと見極める 必要があるので     地元の大学生だからといって とりあえず採用するというのも 違います。       しかし、こういった活動を通じて 採用について考えることができる 活動はYEGの魅力のひとつなんでしょうね。           ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

YEGと働きがいの3要素

シナジー 広報

2018.03.14
強すぎるこだわり
シナジー活動記

強すぎるこだわり

今日は、日記です(^_^;)   昨日は異業種メンバーで 食事会でした。   いつもといえば いつものことですが とても人見知りなので 知らない人たちと食事会は 結構なハードルとなります。   昨日は久しぶりに会えるので 楽しみな人もいましたし はじめましてな人もいましたが とてもいい食事会でした。   それぞれテーマを持って いつも挑戦しているので とても刺激になりますね。   挑戦し続ける仲間がいることは ほんとう人生の宝です。   そんなメンバーで 会話になっていたのが 社員が辞めていくこと。   ドンドン人が辞めていく わけではありませんが ある一定数がどうしても 辞めていきます。   そのことに対して やっぱり人としての魅力が 足りないという話しがありました。   自己責任の範囲が広いな と感じつつも 辞める人がいることは 一定数は仕方がありません。   お客さんを例に考えても アンケート調査をして 高い満足度を得られたとしても 必ず一定数はリピート客に ならない層はいるものです。   立地も良い 価格も満足 サービスも満足 何よりも、美味しい   こういった評価をしてくれても ハズレる可能性は高いけど やっぱりあのお店が気になる という理由だけで再訪問して もらえないこともあるからです。   人は得をすることを求めるよりも 損をすることを避けようとする 傾向があります。   損をすることに対して 必要以上に保守的になったり リスクを感じてしまいます。   これを損失回避といいます。   ほとんどの人には 損失回避性という性質があります。   人は無意識のうちに 新しい仕事をすれば楽しいことが あるかもしれないのに! と、現状を選び続ける「損」を 避けようと行動する場合もあります。   好きな仕事で 好きなメンバーで 不満がなくても転職を 考えることはあるわけです。   当然、みんな 好き好んで転職ばかり しているわけではあませんが 転職=不満 ということばかりでもないので なんとも言えません。   そうはいっても みんなが口を揃えていうのは 人が辞めていくのが 本当にさみしい ということ。   特に、小さな会社であれば まさに家族のように… なんて付き合いがある 会社もあります。   辞めていく人もいますし 続けていく人もいるので やはり大切なのは 譲れないこだわりをどうもつか。   昨日は そんなこだわりだらけの 人たちと話をして   生きにくいだろうな… とも思いつつ   そんな生き様が絵になるので 魅力に感じる人達も 集まるのだろうと   あらためて ぐっとくる会社の見本だな なんて思ったわけです。     ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

強すぎるこだわり

シナジー 広報

2018.03.13
「働きがい」の3大分野
シナジー活動記

「働きがい」の3大分野

シナジーの ブランドメッセージは 「ぐっとくる会社を、もっと。」 ですが   ミッションは   あらゆる人と組織に 「元気」のきっかけを創り出します。 というものです。   この「元気のきっかけ」を 組織として考えるなら 「働きがい」と ほぼ同意義だと考えています。     シナジーは働きがいを通して 1+1>2を実現させる そんな風に表現できるかも しれません。       人手不足を解消するには まず採用しないといけませんが     採用をするためには ある一定の良い組織風土が 求められるため少しずつ 働き方改革を本気で取り組む 企業が増えています。     その働き方改革の手法論ではなく 働きがいそのものにも注目が 集まってきていますが         その「働きがい」とは 具体的にどういったもの でしょうか。     社会心理学的アプローチによると 仕事へのモチベーションの源泉は 「仕事への誇り」です。     仕事の内容がどんなに単調でも 自分はここになくては ならない存在だ と感じることさえできれば 働きがいを得ることが できるわけです。     ちなみに働きがいを感じる 社員の割合は組織の規模に 全く影響を受けないという 調査結果があります。     少しだけ、大手企業の方が 低い傾向はあるようですが 誤差の範囲かもしれません。     働きがいを高めるには どうしても避けることができない ポイントが3つあります。     1つ目が 会社、上司に対する信頼感   2つ目が 自分の仕事に対して誇りが持てるか   3つ目が 一緒に働いている人との連帯感   「信頼、誇り、連帯感」 というキーワードですが すべて人の心の問題です。     とは言っても 具体的な施策をどう考えるのが 良いでしょうか。     1.信頼を得るには?   □評価や情報を公正に届ける □人を大切にする   □尊敬される   2.誇りを得るには?   □仕事の結果が 役立っていることを知る □顧客から感謝される   3.連帯感を出すには?   □失敗と成功を共有する     このように置き換えると 何をしたら良いのかが 少しずつ見えてきます。   例えば、 仕事の結果が □役立っていることを知る □顧客から感謝される を具体的に考えてみます。   □事務職員が現場に視察に行く □顧客の声をシェアする   など、小さなことが いくつか見つかります。   まずは闇雲にやるのではなく 働きがいの3大分野となる □信頼 □誇り □連帯感   を、分けて考えてそれぞれ 細かくどのように高めるかを 考えていくかが大切です。       ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校; 経営の12分野; 【中小企業のためのスカウト型の新卒採用イベント】 Gメン32; 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ>; 【お問合せ】 総合お問合せフォーム ;

「働きがい」の3大分野

シナジー 広報

2018.03.12
RECOMEND
おすすめの記事
喜びのきっかけづくり
シナジー活動記

喜びのきっかけづくり

2021年より弊社28期目を迎えることができました。 お客様や一緒に仕事させていただいている皆様のお力添えいただき、 無事新しい期を迎えることができました。 従業員一同、これまで以上に精進してまいりますので、 引き続きご支援、ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 弊社は毎年その期のスローガンを掲げ、 各事業部それに向かって様々な活動を行います。 今期のスローガンはこちらです。 「喜びのきっかけづくり」 良い仕事とは お客さまが喜ぶこと。 働く周りの仲間が喜ぶこと。 “工夫”してお客様や仲間に喜んでもらい “工夫”して仕事の質を高め、効率を上げて時間を作り 更にお客様に喜んでもらおう。 売上・利益は目的ではない。 喜びの先にくっついてくる。 お客様や仲間が喜ぶことに正面から向き合おう。 コロナの中でリモートワークなどの オンラインが非常に浸透してきました。 デジタルは本当に便利ですよね。 私達は気をつけなければならないことがあります。 商いの原点は周りの方々に喜んでもらうということだと思います。 LINEなどのSNSで簡単にコミュニケーションができていく中で 大事な心の部分が忘れてしまいがちになります。 コミュニケーションが簡素になり、活字では伝わらないこともあります。 相手に喜んでいただくにはコミュニケーションは必要不可欠です。 最近では問い合わせがあったときにある程度のアンケートを入力して、 簡素化した状態でコミュニケーションが成立せずに購入まで至るケースが多くなってきました。 中小零細企業は本気で目の前の人に喜んでもらって その対価をいただく。 そこが原点だと思っています。 まずはこのコロナにおいて変に知識だけ先行して小手先のビジネスをするのではなく 原点に立ち返り大事な部分を1年かけて意識して強い組織にしていきたいと思います。

喜びのきっかけづくり

小濱亮介

2021.01.22
粗利に集中する
シナジー活動記
経営者向け

粗利に集中する

経営者には様々なタイプがいます。 ・大量の仕事をこなしている ・目の前の仕事で、人よりも高い実績を上げる ・決断が速く、自分が決めた方向へ導ける 管理者にも様々なタイプがいます。 ・上司が期待する結果を出そうとする ・会社から求められる目標を達成しようとする ・不具合が起きても、まるく事を収める 目の前の成果をしっかりと出し 強くて優れたリーダー。 こういった人が何人いるかが 会社の競争力や強さに直結する。 そう思ってしまいますが 実は盲点があるものです。 目先の仕事の対応や処理がうまく 結果的に部分最適になってしまう。 本人にはそのつもりがなくても さばく仕事になっている。 プロ野球では特定の試合に 絶対勝つための戦い方 と 年間143試合もあるペナントレース で勝利数を増やす戦い方 は、違うものになります。 会社役員でも経営者でも 実は目先の仕事や業績を 追いかけていることは 少なくありません。 プロ野球で監督や選手がよく 「一試合一試合全力を尽くすだけです!」 と、言っていますが 年間143試合を戦い抜く中で 使えるものは全て使って全力で戦い抜く といっているわけで 本当に一試合ごとに手札のすべてを 使っているわけではありません。 「ペナントレースも経営も目先ではなく 少し俯瞰して考える必要がある」 というと、 多くの人が 「そりゃ、そうだ!」 と、思うことでしょう。 あたまでは理解していながら 実務では想像している以上に 長期的な視点は 抜け落ちているものです。 典型的なのが 「粗利をよく見ていない」ことです。 「利益が大切。よくわかってるよ。」 「うちだって、利益重視だよ。」 多くの社長はそう言われます。 しかし、それは本当の意味での 利益重視ではありません。 「粗利を徹底的に管理」する。 「粗利を稼ぐ施策を考える」。 これをどれほど真剣に 取り組んでいるのか。 話しをしていると 自然と見えてきます。 実際のところは 売上しか見えていない会社が ほとんどです。 自分の仕事柄だと思いますが リアルタイムに粗利が見える 会社となると、10社に1社 くらいしか出会いません。 みなさん、研ぎ澄まされた 感性で仕事をされているのが よくわかります。 自分も色々な数値を見ながら 仕事をしてきました。 10年前は純利益を意識していましたが 社員が多くなるにつれて話が複雑に なり頓挫しました。 純利益は最終的な利益なので あらゆるコストを引いて残るお金。 社員からすれば 何をどれくらい売れば純利益が増えるか わかりにくくその計算も複雑になります。 結果的には「粗利」の管理さえ しっかりしていれば経営は安定します。 目標となる粗利を稼ぐことができれば その結果として、純利益が黒字になり やすくなります。 では、目標とする粗利額をどう設定するか。 とてもカンタンで 2つのステップだけです。 1.純利益の目標額を設定 2.1に人件費+管理費(各種コスト)を足す カンタンな計算方法なので 経営者も、管理者も、社員も イメージが湧きやすくなります。 いくら稼げばいいか。 あといくら足りないのか。 ただ、驚くほどに これをやれていない企業が多いものです。 では、なぜこのカンタンなことを やらないのでしょうか。 これまでの経験上 それは2つの傾向があります。 1.経営者としての優しさ 2.利益が出たときの反発の備え ひとつめの 経営者としての優しさの部分ですが 社員にノルマを押し付けたくない と思う、経営者としての愛情が あるように感じます。 むしろ、理解や管理ができない だろうからせめて日々まじめに 一生懸命やってくれ。頼む。 という感情でしょうか。 ふたつめは なんとなく、言葉にできないが 会計値や数字を見せることに 抵抗を感じているケース。 どのパターンも それなりに経営者や管理者が 自分で抱えてモヤモヤしています。 粗利目標ではなく 売上目標の場合だと 儲からないけど、 受けないと売上が未達になる というネガティブな気持ちが 生まれやすくなります。 現場も、薄利な仕事や赤字の仕事に 人員をさかないといけなくなります。 そういう状態ではやる気は 薄れるのも当然です。 しかし、粗利をみることを徹底し 現状獲得できている粗利金額を チームや会社全体で把握すれば 自分たちが目指している指標と あとどれくらい稼げばいいかも わかります。 盲目に働いていた状態から 粗利目標を達成すれば 利益が出る という、明確な状態にする。 そんなこと、わかってるよ。 と、みなさん思っているでしょう。 どれくらいできていますか?

粗利に集中する

シナジー 広報

2020.09.05
「顧客は誰か」における勘違い
シナジー活動記
経営者向け

「顧客は誰か」における勘違い

なぜ高いのか。 その理由がしっかり伝われば お客さんは理解してくれるものです。   ただしそれは、顧客を間違えないということが大前提。 しかし、よくある勘違いはここで起こります。   ”お客様は大切だ。” ”一円でも買ってくれたら立派な顧客だ。” そう考えている人は、案外多いことに気づきます。   当然ながら、雑に扱っていいと言っているのではありません。   すべての人が満足する商品やサービスなどこの世の中には存在しません。 ある人の満足が、他の人にとっては憤りにもなる。   相手は人間なのだから、そんな事は考えるまでもなく当たり前のことです。   にもかかわらず、 この最も重要なところを間違えてしまう経営者やリーダーは多いものです。   その結果、部下やスタッフが懸命に頑張った努力がクレームとなって跳ね返ってきたりするのですが、 それは顧客を明確にしていないことが最大の原因です。 ”お客様は大切だ。” ”一円でも買ってくれたら立派な顧客だ。”   謙虚であろうとする姿勢が、顧客を明確にする場面においてはマイナスに作用 しています。   誤解してほしくないのですが、私は 「顧客とは対等な立場だ」 「媚びる必要はない」 と言いたいわけではありません。   嘘はよくない、といっているだけです。   「どんな人でも満足させます」 これが嘘でなくて何なのでしょう。   そして嘘をつかれた顧客が怒り出すのは当たり前の話です。   顧客を明確にするということは 顧客ではない人を明確にするということでもあります。   顧客層を広げたいがために安さもサービスもウリにしようとするから、 顧客は混乱し、現場は疲弊するわけです。   ここで重要になるのが、顧客を選別するときに、切り捨てるということではなく、 間違われないようにするという配慮。   間違えられないようにするために重要なのは冷たくすることではなく、 はっきりと分かるメッセージを届けることです。   自分たちのウリを曖昧にしない。 欲張らない。できることはできる、できないことはできない、 その境界線が見えることが大切になります。   良いメッセージは、届けたい人にだけ響くメッセージです。 顧客でない人には響かない。 だから間違って受け取られることがありません。   「ウチは安い。徹底的に安い。その代わり、接客は雑です。ご自分でどうぞ。」 そういった明確なメッセージを発信しているのがスウェーデンの家具販売会社のIKEAです。   IKEAというお店では接客という概念を感じません。 そういった理由でIKEAが嫌いだという人もよく見ます。 ネットを検索すれば、IKEAの接客の悪さに辟易している書き込みも少なくありません。   でもそれでもいいわけです。 それで嫌なら来てくれなくても良いですよ。 ちょっと高くてもいいから接客してほしいという人はIKEAのお客さんではないということが明確になっているわけです。   「あなたは顧客ではありません」 というメッセージを発信するのには勇気がいります。   ですが、結局全ての人を満足させることなどできないのだから、 はっきりと「あなたは対象ではない」と伝えていくことが お客さんにとっても親切なことなのです。

「顧客は誰か」における勘違い

シナジー 広報

2020.06.06
ぐっとバリューション
シナジー活動記

ぐっとバリューション

ぐっとバリューションとは 経営者であれば、 明確に言葉にはできないが、 何となく感じている課題感。 心のどこかで欲している渇望感。 成し遂げたいのに、 未来像をうまく表現できず、 シックリきていない、等 色々な悩みがあります。   自社の強みは何か。 売るべき商品は何か。 どういう人材を採用すべきか。 どうやって販売するのか。   本来、社長の代わりに そういった事を考えるのが、 役員や幹部の仕事です。   しかし、中小企業の社長は、 全部自分で抱えているもの。   杉原の役割は、 大事なことなのだけれども、 まだ、考えていない。 考えないといけないけれども、 時間がない。 考えているけれども、 いいアイデアが浮かばない。 そういう時に、一緒に考える仕事 だと定義しています。   社長の右腕となり 毎月の社長とのミーティングの中で、 それにピタリと当てはまる言葉をみつけ、 思い描く未来像を共に発掘していく。   思い描く未来像に、 「伸びるための仕掛け」を組み込み、 一緒に進捗を毎月管理していく活動。   経営者の右腕になって 毎月仕事をすすめていく。 それがぐっとバリューションです。     よくある社長の悩み 1.未来像をうまく表現できず、 事業計画が曖昧になっている。 2.いい人材の採用ができない。 社員の採用に伴う給与と役割が見通せず、漠然と不安。 3.会社のお金の流れが漠然としていて、先の見通しが立たない不安がある。 4.社員たちの煮え切らない仕事姿勢、チャレンジ精神の貧しさや消極性をなんとかしたい。   杉原の活用シーン 「社長と1対1の経営相談」「幹部や社員とのミーティング」、あるいは「社員との面談」などでわたしがこれまでに関わってきた相談テーマには、次のようなものがあります。 社長ミーティングを通じて、 事業の根底にある「強み」や「思い」を 掘り起こしコアバリューを発掘する 12ヶ月、あるいは5カ年で 事業をシミュレーションする、 中期のアクションプランの策定 新しい何かを生み出す時に 欠かせない両輪となる、 「思い」と「アイデア」の整理 新サービスの価格設定 目標達成に向けた動きを 検証する営業ミーティング 製造業の生産性アップ マーケティング・ミーティング     具体的な流れ 1.毎月1回 6時間の訪問の中で、社外幹部として面談やミーティング、研修を行います。 ■ぐっとバリューションSimpleプランの場合は、3時間 2.面談時の数日前に、当日扱うテーマをメールにて共有することで、限られた時間を最大限に活用します。 ■ぐっとバリューションSimpleプランの場合は、メールはありません 3.訪問日以外は、メールや電話での相談は随時、対応しています。 ■ぐっとバリューションSimpleプランの場合は、付帯してません   費用

ぐっとバリューション

シナジー 広報

2019.09.25
未来予測が簡単な理由
シナジー活動記

未来予測が簡単な理由

平成が終わって 令和が始まりました。 残念ながらこのまま行くと 日本に明るい未来は やって来ないようです。 こんな予想はハズれたほうが いいに決まっていますが 著名な人たちがいろいろな シミュレーションをしてみても、 日本経済が悪くなる以外の 方向性は見えないといいます。 それでも、やはり未来予測は 簡単ではないようです。   想像を超える技術革新が 何をどう変えていくのか。 それらを見通していくのは 大変難しい作業だといいます。 最近は、色々な方から 相談にのることが増えました。 「漠然と会社の未来をどうしたいか  今ひとつ固まらない」 「複雑な時代だからこそ  何が成功するかなんて  わからないよね。」 そう思っている経営者は 意外と多いようです。 多くの人は「未来予測は難しい」 といいますが、本当にそうなのでしょうか。 実は、短期的な予測よりも 長期的な未来予測の方が随分と簡単です。 短期的に見れば、ある取り組みが 成功するか、失敗するかは 偶然性に影響を受けてしまいます。 長期的に考えた場合、その取り組みが 「本質的に必要なこと」であれば 取り組んだ期間が長ければ長いほど 上手くいく確率は上がります。 今日、歯磨きをしなくても 明日、歯が一本もなくなる なんてことはありませんし 毎月、歯医者で予防治療に通い 定期的に指導を受けたからといって 短期間で大きな変化があるわけでは ありません。 しかし、長い期間で見れば とても予測は簡単になります。 40年後もどうやったら 自分の健康な歯で生活できるか と考えた場合 現時点で本質的にやるべきことは 丁寧な歯磨きと、予防治療に通う ということになるわけです。 まず、1つ目が 「今、自分達が何をやりたいのか。 どうなりたいのか」を、明確にする。 そして、2つ目が やりたいことに向けて 情報を整理し、アイデアを加味し、 自分たちが必要としているものを具現化する。 やるべきことを考え、 やるべきことを、実行する。 その延長線で考えれば 未来予測は意外と簡単なものです。 わかってないな。 忙しくて、本質的にやるべきことを やり続けることができないのだよ。 そういった声が 聞こえてきそうですが、 人は自分が何を望んでいるのか、 何を欲しているのか、 自分が分かっていない場合 とても多いものです。 だから、自分にむけて どんな課題を抱えているのか。 何を解決したいのか。 徹底的に聞いてあげないといけません。 「私が求めていたのはこれだったのか」 と、自分に気づかせてあげる。 ここを真剣に考えていないと 無尽蔵にある、 できるなら、やらないよりは やったらいいことに振り回されて 時間がなくなるわけです。 自分たちの理想の未来は、 しつこいくらい自分に問いかける。 考えないといけないけれども、時間がない。 考えているけれども、未来像がまとまらない。 自分の役割は そういう時に、一緒に考える仕事。 自社の強みは何か。 売るべき商品は何か。 どういう人材を採用すべきか。 どうやって販売するのか。 考えないといけないけれども、時間がない。 考えているけれども、いいアイデアが浮かばない。 自分の役割は そういう時に、一緒に考える仕事。 明確に言葉にはできないが、 何となく感じている課題感。 心のどこかで欲している渇望感。 それにピタリと当てはまる言葉を準備する。 みんな、忙しくて 自分自身のことを 自分のやるべきことを 真剣に考える時間を取れていないわけです。 自分でも気がついていない、自分自身の本質。 そこに辿り着くことが出来れば、 人生はかなり成功に近づいたと言えるのではないでしょうか。 ここが、短期的な未来予測よりも 長期的な未来予測の方が 随分と簡単だと考える理由です。 ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

未来予測が簡単な理由

シナジー 広報

2019.09.25
本当のゴール
シナジー活動記

本当のゴール

日本では人口が減少しているにも関わらず イノベーションも起きることなく このままでは中国やアジア諸国にも 負けてしまうという悲観的な話を耳にします。   一個人として捉えると 奇妙な理屈です。     まず戦争ではないのだから 市場での競争で国家が勝つとか負けるとか 議論をしても自分たちには 何の変化はありません。   経済環境が変化する中で あたらしく生まれる会社もあれば 残念ながら退場していく会社もある。   その結果日本の会社が 競争に負けたとしても 世界にはいくらでも会社があるのだから そこで働くかフリーランスとして 生きていくだけのことなので 悲観的な話ではありません。   日本企業が競争に負け 海外資本の企業になったとき       外国人の上司から 「はろー、はうあーゆー?」と気遣われ 片言の英語で生きていかないといけない。   母国語を奪われるみたいな イメージがあるのかもしれません。     地元に製造拠点のある 日本を代表する企業のシャープも 世界でしのぎを削ったエルピーダメモリも 今となっては外資系企業。   外資系企業になったからと 不幸せという雰囲気はなく むしろ幸せそうです。   地域の会社で地域の製品を 作っていたけども、破綻した後 外資系企業に買収された会社は むしろ市場競争力の高い仕事を しており、そこで働く人たちも どことなく誇らしげに感じます。   一個人として大切なことは 自分の人的資本を労働市場に 効率的に投資をすることなので   どこの国の会社から もらうかということは 何の関係もありません。   では私たちは 何が不安なのでしょうか。     ところで話は変わりますが… 「TVが面白くなくなった」 という話は色々な人から聞きます。   しかし、あらためて 昔のテレビ番組を You Tubeで観ても すごく面白いかといえば そうでもありません。   伝説の番組 「8時だョ!全員集合」 を観ても随分古風なネタに感じます。   冷静に振り返ってみると 昔のテレビ番組が面白かったのではなく 選択肢が少なかったので 視聴者となる国民の 価値観が似通っていただけ なのかもしれません。   今は私たちの価値観が多様化し 何を面白いと感じるかも多様化した 進化の上で起きている変化です。   昭和30年代の子供の様に 巨人・大鵬・卵焼き なんていうわかりやすい 価値観では無いわけです。   多様化が進む社会の中で 残った数少ない共通点が 一億総日本人ということ。   日本の素晴らしさを伝える 日本賛美型の番組が増えている 理由もこの辺しか共通項が 見当たらなくなったことが原因でしょう。   日本文化、素晴らしい。 日本、親切な人が多くて素晴らしい。 日本、食事が美味しい。 日本、過去の偉人が素晴らしい。   日本人であるということは 日本で暮らす多くの人にとって 共通のアイデンティティ。   随分と日本という国を プッシュし始めました。   でも、国とは何なのでしょう。   何のために私たちは日本人として がんばらないといけないのでしょう。   日本という縛りで 賛美の言葉を並べてみたり 悲観的な討論をしてみたり。   企業だって似たようなものです。   少し、話を戻します…   売上でトップを目指し、 利益でもトップを目指し、 株価を上げて時価総額でもトップを目指す。   企業ランキングの上位に 位置することがとても重要です。   会社とは何なのか。 何のために働くのか。 何のために一緒にいるのか。   こんなことを言う人は 随分と煙たがられてきました。   そんな事を考えることは 時間のムダとされてきました。   だって、答えは決まっているのだから。     上位の国家になること。 上位の国民になること。 上位の会社になること。 上位の社員になること。 上位の学生になること。   私たちは、疑いもしないまま このゴールを追いかけていました。   でもこのゴール設定は 本当に正しかったでしょうか。   自分は何が大切なのか。 自分は何が得意なのか。 自分は何が嫌いなのか。 自分は何をもって幸せになれるのか。   日本という縛りで 賛美の言葉を並べてみたり 悲観的な討論をする前に ちゃんと自分の幸せが何なのか 自分問いかけてみないといけません。   その質問を追求していくと 人生とは何か?という どろ臭い問いに辿り着きます。   もちろん、 そこには決まった 答えはありません。   人それぞれ。   だからこそ、 自分で決めないといけません。   自分にとって、人生とは何なのか? 自分は何のために生きていくのか? 命を、何のために使うのか。   その答えこそ、 本当のゴールであり それ以外のゴールは 「本当のゴール」に 辿り着くための手段。   やるべきタスクに向き合う前に 何のゴールを目指しているのか。   経営者であっても 意外なほどこの問いに 答えれる人は少ないものです。   日本とか、世界とか 漠然としたくくりではなく   あくまでも自分という軸を 見失わないこと。   おかしなものです。 ついこの間まで 自分のことばかり考えるな… と言われていたのに   自分のことをしっかりと 考えていないと色々なことを 見失ってしまいます。   無理矢理にでも ゆっくり時間をとって 自分に向き合わないと おかしなことになるものです。   ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

本当のゴール

シナジー 広報

2019.09.10
申し訳ございません。給料は安くしています。
シナジー活動記

申し訳ございません。給料は安くしています。

私が小学生の頃に比べると プロ野球選手の年俸は 随分高くなりました。     当時1億円プレイヤーなんて 3冠王3回も取った 落合 博満 選手くらいです。   現在のプロ野球を見ると 1億円以上のプレイヤーは 毎年70~90人はいます。   昔はトレード以外移籍という 方法がありませんでした。   現在ではFA制度を利用し 移籍時には比較的高額な 年俸が提示されるようになり その頃から市場原理が プロ野球にも働くようになり 徐々に年俸は上がりはじめました。   そのため近年では 1億円プレイヤーは 珍しくなくなりました。   1億円プレイヤーは 活躍している選手としての ひとつの目安という感じでしょうか。   その中で気になるのが 1億円以上のプレイヤーに どのポジションでも守れて 足が早くて代走の切り札になる ユーティリティ系の選手は ひとりも入っていないということ。   試合の後半に守備固めや 代走の切り札として 最後の1点をもぎ取ったり 守り切る役割を担う いぶし銀な存在感を持つ選手。   玄人ファンになると そういった選手の良さをしっかり 見つけ出し、評価し、大切さを説き ウンチクに味わいを醸し出す。   そういった味付けの選手です。   長いペナントレースを戦うには そういった選手は 役には立つし必要だけれども 1億円プレイヤーに 1人もいないことをみると 高額な年俸を支払ってまでは 在籍させる必要はないという ことなのでしょう。   話は変わりますが、、 少々複雑でもPCの 細かい設定は自分でする。   ドメイン取得も メールサーバーの管理も メモリの増設だって グラボの取替だって自分でする。   ジャッキアップして タイヤ交換もするし 多少のシステムであれば セットアップもある程度する。   昔、事務機器の担当者さんから こういったのは○円でできますよ。 と、言われて この程度の仕事を社外に 出している会社があるのか、、 もったいないお金の使い方するな、、 と、真剣に思っていました。   自分でやるほうが安い。 真剣にそう思っていました。   社外に委託するのは できない会社がすることであり 自社で何でもできるのが 一番いい。   なんたって お金が出ていかないのだから。   そう信じて社会に出てずっと 仕事をしてきました。   自社の不得意なことは任せ 自社の得意なことに集中する コア・コンピタンス経営なんて 仕事が欲しい営業マンが 発注してもらうための 方便として使っている 単なるウリ文句だと考えていました。   だって、自分でやった方が 明らかに安いわけですから。   技術的にできないから 発注するのは仕方がない。   でも、がんばればできることを 発注するのは怠慢。   世の中は決して甘くないのだ。   やればできることにお金を使う なんてことはあってはいけない。   社会に出て15年くらい 真剣にそう考えていました。   なぜ、そう思ったのか。 元々、残業代が出ない 働き方をずっとしてきました。   朝8時には仕事を始め 夜10時に定時を迎え 2時間残業して24時に会社を出る。   長時間労働だとは知っていましたが 少なくともそれが自分の普通でした。   しかし。 しかし、冷静に考えれば。   自分でやるほうが安いというのは 自分の時間価値は 必ず発注した金額より低いと 言っていることと同じことです。     5,000円!? 高いな、、 俺なら2,500円でできる! なんて思っていたものです。   自分で雑務をやっているときは 会社や自分自身の専門性も 磨かれません。   雑務に追われれば 専門性はいつまでも 高くはなりません。   振り返ってみれば これまで随分と 自分がやらなくても済んだ 雑務に時間を費やしてきました。   今までの日本では 年功序列的な要素や 正社員という要素で 価値と収入の繋がりは 緩やかでした。   プロ野球という 価値と収入が顕著に 現れる世界では すでに実証されているように ユーティリティプレイヤーは チームにこそ必要ではあるけども 査定は決して高くありません。   ユーティリティプレイヤーが 悪いわけではありません。   経営者自らが ユーティリティプレイヤーになり 必死にお金を節約している会社も 少なくはありません。   ユーティリティプレイヤーの 社長や管理者は真面目で 遅くまで働いていたりします。   そういう会社は 自前主義文化になり 社員やパートを雇い あれもこれもやろうとします。   人あまりの時代は これでも良かったでしょう。   今は人不足の時代。   専門性は高まらない。 専門性が低いから安くなる。 安いから、人も集まらない。   いざ入社しても やることたくさんあるから ストレスで人が定着しない。 管理は複雑になる。   こういった問題を 解決するには 自分たちが何で高い価値を 提供するかをちゃんと 決めるしかありません。   自分自身が 高い価値を提供することに こだわること。   自分がやるほうが安いと 勘違いしないこと。   たったこれだけのことに 気づくのに15年以上 かかったわけです。   「自分(たち)でやるほうが安い。」 と、社員に説明する。   それは、 「自分(たち)の時給は安い」 と社員に啓蒙しているようなもの。     なかなか、後悔です^^;

申し訳ございません。給料は安くしています。

シナジー 広報

2019.07.08
Gメン32と、逆求人
シナジー活動記

Gメン32と、逆求人

採用の支援をするのは 本当にやりがいを感じます。     先日、初めて岡山県で 学生が自分のブースを構え 企業が訪問するという 一般の新卒採用の逆イベント     おかやま逆求人を行いました。       6月という新卒採用には 何とも微妙なタイミングでしたが 企業も、学生も集まってくれました。     初めてということで 「既に知っているよ!」 「実際のところどうなの?」 というご担当者さんも いらっしゃいましたし   「なにそれ。美味しいの?」 的なご担当者さんも 当然いらっしゃいます。   実際参加した企業さんからは いただいたお礼のメール   〜▼メールから抜粋〜   本当に小躍りしたくなる程 嬉しいメールでした。   この「何、それ、美味しいの?」 的なところからアポイントに 結びつけてくれた1年生   実際に参加に結びつけてくれた メンバーには本当に感謝です。   「何、それ?美味しいの?」 的なサービスを認知してもらい それを利用してもらう難しさは 身にしみて知っています。   日々、モチベーション高く 提案している姿に 勇気すらもらいます^^;   この6月参加してくれた 学生ではないのですが 逆求人に参加してくれた学生から 今朝メッセージが届きました。     単純に嬉しいものです。   人生の転機に関わる仕事。 人に大きな影響を与えれる かもしれない、仕事。   本当にありがたい仕事を させてもらっているなって思います。   話は変わりますが、、   社員ブログで 名前、ネーミングの話が出ていました。   実は、逆求人というイベントは 私たちは、「Gメン32」 というサービスで 提供しています。   ぐっとくる、優秀な学生、32人に会えば 中小企業の採用は完結する。   そういった思いを込めた 大切なネーミングでもあります。   でも。   でも。   それでも、最近は あえて「逆求人」という ネーミングで話す機会が増えました。   なぜかというと、「Gメン32」 というネーミングが 企業の採用目線だからです。   採用支援をしていて思うのは 既に時代が 「採用」ではなくなっている ということ。   「採用」というワードは 企業都合の言葉であって   今の時代であれば 企業と求職者ともに フェアな言葉は を選択しないといけません。   むしろ、今の時代であれば 求職者よりであって正解です。   であれば正解は 「採用」ではなく 「求人」の時代です。   なのですが「Gメン32」は 企業側の、採用側の言葉。   企業には「Gメン32」 学生には「逆求人」と伝えることが どことなくダブルスタンダードな 雰囲気がして少し躊躇しているわけです。   「まあ、そんなことは誰も気にせんよ。」 とも言われますし   「なんだか、いつも面倒くさいこと言うね。」 とも言われるのですが   それでも、悩むわけです。   だって、「Gメン32」という コンセプトも名前も好きだから。   でも、時代は企業目線の 採用活動設計ではうまくいかないし   そもそも それを変えたいとすら 思っているので。   でも、名前をつけて 活動して、悩んで、話をして 意見をもらって、悩んで。   自分は結局 そういった 面倒くさいことが 好きなのだと思います。   そうやって悩んで 決めたことであれば 場当たりでも 付け焼き刃でもない ポリシーや哲学的な ものにもなるのかな、、と。   色々な経営者の話を 聞きます。   漠然と未来を 思ってはいるけれども 煮え切らない感じがする という話はとても多いです。   だからこそ、語る必要がある と思うんですよね。   上司のうざい話 と思われるかも しれませんが   逆求人とGメン32のように とても大切なコンセプトも 実際にやっていく中で 試行錯誤の中で固まっていくもの。   未来像や、ミッションだって 言葉にして、表現して、伝えて 試行錯誤の中で「らしさ」が 出てくるのだと思います。   表現しなければ 想いは磨かれない。   経営でも サービスコンセプトでも 伝えていく中で磨かれる。   自分の中だけで留めておいて ピカピカに磨かれるのは とても難しいので     相談できる人が近くにいるなら ぜひ、相談してもらいたいな と、思うわけです。        

Gメン32と、逆求人

シナジー 広報

2019.06.11
0083
シナジー活動記

0083

機動戦士ガンダム THE ORIGINが ようやく完結しました。   最初見かけたときは また何か出てきた… と、思っていましたが 本当によく出来ています。   全部ストーリーが 繋がっているので スーッと入ってくる。   よく出来た作品です。   個人的には ガンダムシリーズで 一番好きなのは 機動戦士ガンダム0083 でしょうか。 0083というのは 宇宙世紀0083年という意味。   最初の機動戦士ガンダムが 宇宙世紀0079 次の作品となる 機動戦士Zガンダムが 宇宙世紀0087の間の 出来事が描かれ 両作品間の空白を 埋めるストーリーとなっています。   ガンダムシリーズでは どうしても宇宙で進化した ニュータイプと呼ばれる人類が 超能力的にモビルスーツを操り シャアやアムロの様に 異常な戦果を残すイメージが 強い作品なのですが この0083には ニュータイプは一人もいなく モビルスーツのセッティングに 苦労するメカニックと 偶然試作ガンダムを任された 若手パイロットの苦悩と成長が 細かく描写されており その泥臭さに何だか 惹かれてしまいました。   努力、挑戦 失敗、挑戦の 泥臭いループ。   プロフェッショナル 仕事の流儀をみるような そんな感覚でしょうか(笑) 機動戦士ガンダム0083 おすすめです。   ところで話は変わりますが、、 経営者にとって 0.0833という数字は とても深い意味を持ちます。   当然ピンと来ないヒトも いるだろうし そんなの関係ねぇ という人もいるでしょう。   先日とある経営者が 0833の意味はわかりますか?   というブログを書かれてて 流石だなぁ… なんて勝手に思っていたら 0833 ポケベルで 「オヤスミ」ですよね!   という内容で 一人でずっこけていました。   0.083が経営で大切な意味 0.083が経営で大切な理由 それは、1÷12という公式 が関係しています。   1÷12の12は 実は12ヶ月を表します。   1÷12ヶ月=0.083 という答え。   つまり、8.3% 年間で1000件の資料請求を 計画するならば 月、83件の問い合わせが 必要になります。   年間4000万円の売上が 必要であるならば 毎月333万必要に なるということ。   何か計画を考えるとき 年間計画を 月間計画に 落とし込むのに 必要な数字 それが0.083 0.083という数字をみて ピンとくる人は 事業計画を何回も いじっている人なのでしょう。   年収1000万円の人は 月額83万円だよね。。と ピンとくるかもしれません。   売上でも、経費でも 人件費でも、利益でも 年間数値を月額数値に するときに必要な値 0.083 事業計画を作成するときに 積み立てる人は 気づきにくいのですが 逆算する人には よく分かるかもしれません。   単純に÷12をしている人も 多いかとは思いますけれど 数字を一瞬で見て その数値を判断するには ÷12ではなく ×0.083の方が すばやく判断ができます。   電卓を使えばいい だけのことですが 色々なものをみて 一瞬で自社事業に 落とし込めるかどうかを 判断するためには 0.083 結構重要な数字だと 思っています。 ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

0083

シナジー 広報

2018.12.18
働き方改革は、儲け方改革
シナジー活動記

働き方改革は、儲け方改革

これからは高齢化社会 若者に選ばれる企業でなければ 生き残れない時代が来る。   そんな話は本当によく聞く話ですが せっかく頑張って採用しても 採用した社員がやめてしまう ケースも少なくはありません。   そして、なぜやめたのかという 理由を聞いてみても 企業の人事担当者と やめた本人の理由は アンケート調査によって 大きく開きがあることが わかります。   先日愛知県が行った退職理由の 調査データを見たのですが これはとてもわかり易い内容です。 よくみると、退職の主な理由は 1年目〜3年目くらいまでは 仕事がよくわからないことから 発生するストレスが原因です。   3年目までの若手社員の 退職を防ぐ対策をするならば 1.仕事の業務手順を しっかりと明確にしてあげる 2.休みを取りやすくして ストレスを緩和しやすくする 3.専属のメンターをつける 等の対策が有効となります。   しかし入社3年が経過すると そろそろ周囲が見えてきだして ノウハウや技量も多少一人前に なってきます。   調査結果で見えてくるのは 会社としてもようやく一人前に なってきた社員がそろそろ活躍 していくだろうと期待するころには 社員は 「この会社で本当にいいのだろうか」 と、不安になってくるということ。   4年目以降には 会社のキャリアパスやビジョンと 納得性のある評価制度や運営が 求められてくるようになるということ。   そして 5年目以降の主な退職理由は 給与条件がダントツになります。   よく退職については 人間関係があげられますが それも間違っているわけではありません。   ただ一括りにするものでもないので こういった年齢別などの調査を比べて みるとリアルな傾向がみえてきます。   新卒者だった若者も 5年目以降となる 27歳以降になると徐々に 結婚したり、結婚を意識したりする時期。   将来を見越して転職という選択をする というのは比較的自然な流れです。   転職していった若者たちが 確実に給与が上がるかどうかは 全くの別問題ではありますが 独り立ちした 若者の心配事項に 給与という条件面は 随分と占める割合は 大きいようですね。   では、一体どれくらいが妥当なのでしょう。   職種、業態、業界によって 給与の妥当性や納得性は 大きく変わってくるもの。   そこには地域性も絡んでくるため さらに複雑になります。   それらをひっくるめて ひとつの指標として意識するなら 男性の平均年収です。   単純に平均給与よりは もらっているしな… 平均給与よりも少ないしな… というのは一つの指標になります。   国税庁の平成24年度の 民間給与実態統計調査によると 1人当たりの平均給与は408万円。   男女別でみると 男性502万円 女性268万円 男性だけをみれば 年収500万円と考えて良いでしょう。   会社負担額は 社会保険料、貸与PC Microsoft Office等ライセンス費用 社用車、退職金積立 未消化有給負担 通信費、担当者のオフィスを 換算していくと 698万円となります。   働き方ラボが2017年に発表した 日本人男性の労働時間の平均は 2018時間というデータがあります。   698万円÷2018時間 =3458円/時間 原価0で粗利25%の ビジネスをしようと思うと 1時間あたり4,610円の売上が 必要になります。   更に原価や備品が必要になる ビジネスと考えると どうしても1時間=6,000円という ビジネスモデルになってきます。   いわゆる10分=1,000円の ビジネスモデルです。   中小企業の 採用問題に向き合うとき 経営者が社員1時間あたりに どれだけの成果を上げていく 必要があるのかが抜けている ケースは少なくありません。   それと同時に社員一人ひとりも 1時間あたり、自分がどれだけの 成果を上げるべきかという 指標もしっかり持っていないものです。   1時間1500円くらいの 売上しか期待できない ビジネスモデルに 優秀な人材を採用することも ましてや定着させることは 簡単ではありません。   こう言えば身も蓋もないのですが 優秀な人材を採用したり 定着させていこうと思うと 社員1人 1時間4,600円~6,000円 の売上が上げることの出来る ビジネスモデルが無いと 成功しにくい   1時間6,000円の売上を上げる ことができる人材って 実際にはそう多くないので 会社のビジネスモデルや 商品力がとても重要です。   よく1時間1500円くらいの ビジネスモデルでやっている 社長さんから 「利益を上げる社員がいれば しっかりと還元するのにな…」 という話を聞きます。   気持ちはわかりますけれども 優位性の低いビジネスモデルや 商品サービス力を人材力で 補うなんていう会社運営は 時代錯誤なのですけれどもね。   良い組織をつくるためには 良いビジネスモデルは ワンセット。   本当にここに 知恵を絞らないと いけませんよね。 ─── ぐっとくる会社を、もっと。 ─── 株式会社シナジー 〜2017ホワイト企業アワード受賞〜 〜注目の西日本ベンチャー100に選出〜 ~日経Associe 特集人気注目の企業71に選出~   気になった方はこちら 【社長の学校】 プレジデントアカデミー広島校 経営の12分野 【中小企業のためのスカウト型新卒採用イベント】 Gメン32 【すごい!素人をプロデュース!】 得意と働くを繋げる!Jally‘s<ジャリーズ> 【お問合せ】 総合お問合せフォーム

働き方改革は、儲け方改革

シナジー 広報

2018.12.11
CONTACT

ご質問、ご相談など お気軽にお問い合わせください

専門の知識と経験で
課題解決を全力サポートします!

アイコン

シナジーメールマガジン

ぐっとレター

採用人材、経営など…
お役立ち情報をお届けいたします

ぐっとレター登録はこちら 登録はこちら